JP2707755B2 - 液体燃料供給装置 - Google Patents

液体燃料供給装置

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JP2707755B2
JP2707755B2 JP1236145A JP23614589A JP2707755B2 JP 2707755 B2 JP2707755 B2 JP 2707755B2 JP 1236145 A JP1236145 A JP 1236145A JP 23614589 A JP23614589 A JP 23614589A JP 2707755 B2 JP2707755 B2 JP 2707755B2
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liquid fuel
suction
valve
tank
plunger
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武彦 重岡
博史 平田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は石油燃焼暖房機などの液体燃料燃焼装置に液
体燃料を供給する液体燃料供給装置に関するものであ
る。
従来の技術 以下図面を参照しながら従来の液体燃料供給装置につ
いて図面を参照しながら説明する。
第2図において、18は液体燃料の流通経路を形成する
管柱で、その管柱18内上部に位置し液体燃料を吐出時に
開き、吸入時に閉じる吐出弁19と吐出バネ20とからなる
吐出弁部と、その下部に位置するプランジャー部22を有
する。上記プランジャー部22は上下動し、下方へ行くと
きに吸入弁21を開き吐出弁20との間に液体燃料を吸入
し、上方へ行くときに吸入弁21を閉じ液体燃料を上方へ
押し上げる吸入弁部をその中に有し、またその上下をバ
ネ23、24で支えられている。25は上記管柱18の周囲にプ
ランジャー部22を上下動させるソレノイドで、上記管柱
18との間にソレノイド25からの磁力線を伝えプランジャ
ー部22を上方へ引き上げる上磁路26と、その下部に離れ
て磁力線を伝える下磁路27とを配設している。28は上記
管柱18の下部に配設した吸入部で、その下端はタンク30
内の液体燃料に浸している。29はタンク30内の液体燃料
の油面高さを検知するフロートスイッチである。
上記した構成において、ソレノイド25に通電すると、
ソレノイド25から上磁路26を介してプランジャー部22、
下磁路27そしてソレノイド25へという磁界を生じ、プラ
ンジャー部22は上方へ引き上げられる。このとき吐出弁
20は開き、吸入弁21は閉じられ、吐出部とプランジャー
部22の間の空間にある液体燃料は吐出する。またソレノ
イド25の通電を停止すると、プランジャー部22はバネ2
3、24によって元の位置下方へ下がる。このとき吐出弁2
0は閉じ、吸入弁21は開かれ、吐出部とプランジャー部2
2の間に液体燃料は吸入される。そしてこの上述のソレ
ノイド25の通電のON・OFFの繰り返しでプランジャー部2
2が上下動することによって吐出・吸入を繰り返され、
タンク30内の液体燃料は、燃焼装置などに供給される。
またそしてタンク30内の液体燃料が少なくなると、フ
ロートスイッチ29が作動し、ソレノイド25の通電は停止
されたままとなり、燃焼装置などへの供給は停止する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の構成では以下に述べるよう
な課題があった。すなわち、燃焼装置を長期に渡って使
用しない場合や、移動する場合、又燃焼装置の転倒等の
異常時を考えると、タンク30内の液体燃料の保有量は出
来るだけ少ない方がよい。ところが液体燃料を燃焼装置
に供給する場合には、燃焼方式によって多少は異なる
が、液体燃料に空気が混入したり、または液体燃料がほ
とんどなく空気のみが供給されると、燃焼装置自身や使
用環境に悪影響を与えることが心配される。そのためフ
ロートスイッチ29によって、タンク30内の液体燃料が油
面が下がりある程度減少すると、事前に液体燃料の供給
を停止し、燃焼装置の使用を中止するようになってい
る。また、そのときのタンク30内の液体燃料は、タンク
30内のフロートスイッチ29や電磁プランジャーポンプ自
身の取り付け位置、またフロートスイッチ29の検知精度
ばらつき等を考慮して、かなり多くの量を残すようにし
ていて、タンク28の液体燃料の保有量を少なくできない
欠点があった。
また、タンク30内に供給される液体燃料にごみなどの
不純物が混ざっていると、フロートスイッチ29のフロー
ト29aの動きが悪くなり、フロートスイッチ29の液体燃
料油面検知の精度がばらつき、誤作動し易くなるという
課題もあった。
本発明はこのような従来の課題を解消するもので、電
磁プランジャーポンプの吸入部内で液体燃料の油量検知
をして、タンク内の液体燃料の保有量を出来るだけ少な
くし、また長期に渡って精度よく油量検知を行なうと共
に光検知センサーを吸入路に臨んで設けることで構成の
簡素化を図り、さらに液体燃料の減少により空気を吸引
した時、瞬時に液体燃料の供給動作を停止して安全性を
確保することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため本発明の液体燃料供給装置
は、液体燃料の流通経路を形成する管柱と、その管柱内
上部に位置し液体燃料を吐出時に弁を開き、吸入時に弁
を閉じる吐出弁部と、この吐出弁部の下部に位置して上
下動し下方へ行く時に弁を開き吐出弁との間に液体燃料
を吸入し、上方へ行く時に弁を閉じ液体燃料を上方へ押
し上げる吸入弁をその中に有するプランジャー部と、上
記管柱の周囲にプランジャー部を上下動させるソレノイ
ドと、上記管柱の下方に配設しタンク内の液体燃料を吸
い上げる経路となる吸入部を備え、上記吸入部は最下端
の吸入口に液体燃料をろ過するフィルターを設け、この
フィルターとタンク内の通常の油面との間の位置で吸入
部の吸入路に臨んで光検知センサーを設けたものであ
る。
作用 本発明は上記した構成により、タンク内の液体燃料が
減少し、その油面が低下して吸入部の吸入口より空気を
吸入した時にこれを光検知センサーで瞬時に検知して液
体燃料の供給動作を停止する。
これによって、プランジャー部に空気が混入すること
によって生じる液体燃料の供給量の著しい変動や異常音
を防止して安全性を確保することができる。
また、フィルターとタンク内の通常の油面との間の位
置で吸入路に臨んで光検知センサーを設けることによっ
て、吸入口より空気を吸入しても、この空気がプランジ
ャー部に達する前に供給動作を停止し、上記安全性を確
実なものにできる。
さらに空気の吸入を検知するため、液体燃料の減少や
振動、傾斜などによる油面の変化を精度よく検出するこ
とによってタンク内の液体燃料の保有量を少なくするこ
とができる。
また吸入口にフィルターを設けることによって液体燃
料に含まれるごみなどの不純物が吸入されのを防止して
光検知センサーの検知を安定化させることができる。
実施例 以下本発明の一実施例について図を用いて説明する。
第1図において、1は液体燃料の流通経路を形成しそ
の先端に吐出結合部2と接続されている管柱である。3
はその管柱1内上部に位置し、液体燃料を吐出時に吐出
弁4を開き、吸入時に吐出バネ5で閉じ液体燃料を吐出
する吐出弁部である。6は、吐出弁部3の下部に位置し
上下動し下方へ行くときに吸入弁7を開き吐出弁部3と
の間に液体燃料を吸入し、上方へ行くときに吸入バネ8
で吸入弁7を閉じ液体燃料を上方へ押し上げる吸入弁部
9をその中に有し、その上下をバネ10、11で支えられた
プランジャー部である。12は上記管柱1の周囲にプラン
ジャー部6を上下動させるソレノイドで、上記管柱1と
の間にソレノイド12からの磁力線を伝えプランジャー6
を上方へ引き上げる上磁路13と、その下部に離れて磁力
線を伝えその外周にネジ部を有する下磁路41を配設して
いる。15は上記管柱の下部に配設した吸入部で、その下
端の吸入口15bに網目状のフィルター15aが配設してあ
り、またフィルター15a、吸入口15bはタンク17内に保有
する液体燃料の通常の油面Aより下に位置している。16
は吸入部15に形成した吸入路15cに臨んで設けた光検知
センサーで、フィルター15aと通常の油面Aとの間の高
さに位置し、吸入部15に固定してある。なおタンク内の
油面は別設のカートリッジタンク、またはレベラー装置
(図示なし)により通常一定に保たれている。
上記した構成において、ソレノイド12に通電すると、
ソレノイド12から上磁路13を介してプランジャー部6、
下磁路14そしてソレノイド12へという磁界を生じ、プラ
ンジャー部6は上方へ引き上げられる。このとき吐出弁
4は開き、吸入弁7は閉じられ、吐出弁部3とプランジ
ャー部6の間の空間にある液体燃料は吐出する。またソ
レノイド12の通電を停止すると、プランジャー部6はバ
ネ10、11によって元の位置へ下がる。このとき吐出弁4
は閉じ、吸入弁7は開かれ、吐出弁部3とプランジャー
部6の間に液体燃料は吸入される。そしてこの上述のソ
レノイド12の通電のON・OFFの繰り返しでプランジャー
部6の上下動することによって、タンク17内の液体燃料
は、吸入部15の吸入口15bから吸い込み、吐出・吸入を
切り返され、そして液体燃料燃焼装置などに供給され
る。また、光検知センサー16は、液体燃料がなくなり吸
入部15の下端より空気を吸い込み始めると、光の透過率
が変化することより検知し、ソレノイド12への通電のON
・OFFの繰り返しを停止するように、信号を送る。
ここで光検知センサー16は、吸入路15c内に吸入され
た空気を検知して燃料の供給動作を停止させる。光検知
センサー16は吸入路15cに臨んで通常の油面Aより上方
に位置させてもよいが、第1図に示すように吸入部15の
下端の吸入口15bに設けたフィルター15aと通常の油面A
との間に位置させることによって、液体燃料切れによる
タンク17内の油面Aが低下し吸入口15bより吸気を吸入
しても、この空気がプランジャー部2に達する前にソレ
ノイド12への通電のON・OFFの繰り返しを停止し、液体
燃料の供給量の著しい変動や異常音を防止することがで
きる。
さらに空気の吸入を光検知センサー16で瞬時に検知
し、液体燃料の減少や振動、傾斜などによる油面Aの変
化を精度よく検出することによって、タンク17内の通常
の油面Aは吸入口15bに設けたフィルター15aおよび光検
知センサー16よりも若干上にあればよく、タンク17内の
液体燃料の保有量を大幅に少なくできる。
また光検知センサー16は、通常の油面Aよりも下方で
液体燃料中に位置していることによって、液体燃料の供
給開始の動作時点から空気吸入の有無を検知できる。
さらに光検知センサーを吸入部15と一体的に配設する
ことになるので構成の簡素化が図れる。
また吸入口15bにフィルター15aを設けることによって
液体燃料中に含まれるごみなどの不純物が吸入されるの
を防止して、長期にわたって精度よく液体燃料切れを検
知できる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、タンク内の液体燃料の
保有量を少なくでき、かつ長期に渡って精度よく液体燃
料切れ検知ができ、さらに空気を吸引した時に瞬時に液
体燃料の供給動作を停止して安全性を確保することがで
き、その効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における液体燃料供給装置の
要部断面図、第2図は従来の一実施例における電磁プラ
ンジャーポンプの要部断面図である。 1……管柱、3……吐出弁部、4……吐出弁、6……プ
ランジャー部、9……吸入弁部、12……ソレノイド、15
……吸入部、15a……フィルター、15b……吸入口、15c
……吸入路、16……光検知センサー、17……タンク、A
……油面。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体燃料の流通経路を形成する管柱と、そ
    の管柱内上部に位置し液体燃料を吐出時に弁を開き、吸
    入時に弁を閉じる吐出弁部と、この吐出弁部の下部に位
    置して上下動し下方へ行く時に弁を開き吐出弁との間に
    液体燃料を吸入し、上方へ行く時に弁を閉じ液体燃料を
    上方へ押し上げる吸入弁をその中に有するプランジャー
    部と、上記管柱の周囲にプランジャー部を上下動させる
    ソレノイドと、上記管柱の下方に配設しタンク内の液体
    燃料を吸い上げる経路となる吸入部を備え、上記吸入部
    は最下端の吸入口に液体燃料をろ過するフィルターを設
    け、このフィルターとタンク内の通常の油面との間の位
    置で吸入部の吸入路に臨んで光検知センサーを設けた液
    体燃料供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6027238U (ja) * 1983-07-28 1985-02-23 三洋電機株式会社 オイルストレ−ナ
JPS6124914A (ja) * 1984-07-12 1986-02-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液体燃料燃焼装置

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