JP2707013B2 - 破砕設備 - Google Patents

破砕設備

Info

Publication number
JP2707013B2
JP2707013B2 JP3360891A JP36089191A JP2707013B2 JP 2707013 B2 JP2707013 B2 JP 2707013B2 JP 3360891 A JP3360891 A JP 3360891A JP 36089191 A JP36089191 A JP 36089191A JP 2707013 B2 JP2707013 B2 JP 2707013B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crusher
mobile
grizzly
crushing
transporting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3360891A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05161856A (ja
Inventor
和樹 蔵成
国男 武谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP3360891A priority Critical patent/JP2707013B2/ja
Publication of JPH05161856A publication Critical patent/JPH05161856A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2707013B2 publication Critical patent/JP2707013B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

Landscapes

  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は岩石等を採取し破砕する
ために使用する自走式の移動式クラッシャを備えた破砕
設備に関し,特にダンプトラック等の輸送車に自動的に
積込可能な破砕設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,砕石やコンクリート用骨材ならび
にアスファルト用骨材の製造用として,岩石の採掘現場
や切羽の直近に移動し,採掘された岩石をその場で破砕
し,得られた砕石をそのまま移送する移動式クラッシャ
が使用されていた。図7は移動式クラッシャ1のひとつ
の実施例を示し,キャタピラ2aによる無限軌道によっ
て走行するクローラ2のフレーム3上にホッパ10より
受入れた岩石を破砕するクラッシャ30を積載し,ディ
ーゼルエンジン4の出力を回転軸4aおよびチエンホイ
ル5を介して油圧ポンプ6ならびに油圧モータ7を駆動
する。クラッシャ30は,図8に示すように,固定破砕
板35と前後にスイングする可動破砕板36との間に岩
石を投入挾圧して破砕するジョークラッシャを使用し,
油圧モータ7よりVベルト,Vプーリおよび偏心回転軸
33を介して可動破砕板36をスイングする。破砕され
た破砕産物は排出路30Aよりベルトコンベヤ40によ
って機外へ排出され,後続のベルトコンベヤほかの輸送
機によって移送される。8はオペレータ室である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上に述べた従来の移動
式クラッシャ等の破砕設備は,採掘切羽の移動に伴って
移動式クラッシャを移動し,採掘現場直近で岩石をショ
ベルローダ等の積込機械によって岩石を供給し,その場
で直ぐにクラッシングし,所望の細粒とすることができ
るというメリットがある反面,破砕産物の輸送にダンプ
ットラック等の輸送車を利用する場合には,輸送機から
供給される破砕産物がダンプトラックの荷台に満量とな
った時点で破砕産物の供給を止めなければならず,この
ため,クラッシャや輸送機の運転を停止するオペレータ
が必要であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに,本発明の破砕設備においては,走行自在なクロー
ラの上に,少なくとも供給された岩石を破砕するクラッ
シャと該クラッシャの破砕産物を輸送する輸送機と各機
器の移動用動力装置としてディーゼルエンジンならびに
油圧ユニットとを搭載した移動式クラッシャと,該輸送
機の排出端の直下に配設した固定式または移動式の計重
装置とからなる破砕設備であって,前記計重装置上に空
荷の輸送車が載置したとき前記クラッシャおよび輸送機
を始動し,該輸送車への破砕産物が満量になると該クラ
ッシャの運転を停止する指令を該クラッシャおよび輸送
機等の動力装置へ発信する制御装置を備えた。
【0005】
【作用】本発明の破砕設備には,固定式または移動式の
計重装置があり,その上に輸送車を運行停止してから,
破砕産物の供給を受け,満量になると自動的に破砕作用
が停止し輸送車への破砕産物の供給がストップするとと
もに,各機器の駆動が停止する。したがって,自動積込
が実施できるとともに輸送車が計重装置にセットされて
いない間は,ディーゼルエンジンほかの各機器が停止す
るから無駄運転が無く省エネルギに資する。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例について図面に基づいて
詳細に説明する。図1〜図6は本発明に係る実施例を示
し,図1は破砕設備の全体側面図,図2は破砕設備の全
体平面図,図3は移動式クラッシャの供給部の側面図,
図4はクラッシャの縦断面図,図5は移動式クラッシャ
の正面図,図6は破砕設備の工程手順図である。図にお
いて,破砕設備は移動式クラッシャ1と計重装置100
とから構成され,2はクローラ,2aはキャタピラ,3
はフレーム,10はホッパ,20はグリズリ付振動フィ
ーダ(別名グリズリフィーダ),30はクラッシャ(本
実施例ではジョークラッシャ),40は輸送機(メイン
コンベヤ),50は振動篩(別名サンドセパレータ),
60は補助輸送機(別名サイドコンベヤ),70はディ
ーゼルエンジン,80は燃料タンク,82は油タンク,
100は計重装置でロードセルまたはマグネセルの上に
載置された平板状の計重板102によって計測される。
104は計重装置100の移動用車輪である。このほ
か,油圧モータを含む油圧ユニット(図示せず)がディ
ーゼルエンジン70と連動してフレーム3上に設置さ
れ,制御装置(図示せず)がフレーム3上に設置され,
計重装置100と接続される。
【0007】移動式クラッシャ1はエンドレスのキャタ
ピラ2aによって走行するクローラ2のフレーム3の上
に,柱脚10a,10bを介してホッパ10およびその
下側に配設されるグリズリ付振動フィーダ20が積載さ
れ,グリズリ付振動フィーダ20は,図2および図3に
示すように,長手方向に適当間隔離間した並列のグリズ
リバー20aが多段に配列され,全体が下流に向けて水
平または下流側に向かってやや上側に傾斜しており,駆
動モータ20bにより下流側に積載物を移送する高速微
小振動を与えられるよう構成される。グリズリ付振動フ
ィーダ20の下側にはシュート21がありグリズリバー
20a間を通過した細粒および土砂分を受入れて細粒と
土砂分を選別する,たとえば,10mmの網目をもつ振
動篩50が配設され,振動篩50の下方には篩下を集め
て移動式クラッシャ1の側面に突出する補助輸送機60
へ落下するためのシュートが設けられる。一方,振動篩
50の篩上の細粒は,後述する輸送機40へ落下するよ
うシュートが設けられる。グリズリ付振動フィーダ20
の下流の直近にはクラッシャ30が配設され,クラッシ
ャ30の破砕産物は下側から移動式クラッシャ1の長手
方向下流側に向かって傾斜して立上る輸送機(メインコ
ンベヤ)40へ落下するようシュートが設けられる。そ
のほか,ディーゼルエンジン70とディーゼルエンジン
70の燃料油である軽油を貯蔵する燃料タンク80およ
び油圧機器の作動油を貯蔵する油タンク82が下流側フ
レーム3上に固設される。クラッシャ30の上部両側に
は点検用の踊場が設置され,階段を介して作業員が昇降
できるようになっている。
【0008】図4はクラッシャ(ジョークラッシャ)3
0を示し,ケーシング31に固定した固定ジョー32と
偏心回転軸33に上部が取付けられたスイングジョー3
4とを備えており,固定ジョー32に取付けられた固定
破砕板35とスイングジョー34に取付けられた可動破
砕板36とで岩石を破砕する。33aはフライホイール
(はずみ車)である。スイングジョー34の下部にはト
グルプレート37がフレーム31へ取付けた支持杆38
に連結される。39は,トグルプレート37を支持杆3
8と離脱させないためスイングジョー34の下端を図4
の右側方向へ引張る圧縮コイルばねである。なお,ホッ
パ10とグリズリ付振動フィーダ20とを一体化して,
グリズリ付振動フィーダ20の最頂部に傾斜した側壁を
設けても良い。
【0009】一方,輸送機40の直下には固定式または
移動式の計重装置(本実施例では移動式)100が配設
される。計重装置100は前後2対の車輪104により
移動自在な台板103上にロードセルまたはマグネセル
を介して載置した平板状の計重板102に停止したダン
プトラック等の輸送車の全重量を計測するもので,空荷
のときの車重(イニシャルウエイト)と満量時の車重
(グロスウエイト)を計測したときに制御装置に指令を
発して,移動式クラッシャ1の各機器の運転および停止
を行なわせる。
【0010】以上のように構成した本発明の破砕設備の
作動について説明する。採掘現場に移動式クラッシャ1
と計重装置100を図1に示すように配置し,空荷のダ
ンプトラック110が計重板102上で停止すると,図
6に示す手順により,移動式クラッシャ1は順序起動す
る。グリズリ付振動フィーダ20の起動を確認したあ
と,ショベルローダ等の積込機械により採掘された岩石
をホッパ10へ供給すると,供給された岩石はグリズリ
付振動フィーダ20でクラッシャ30方向へ移送されな
がら,岩石中に含有する細粒および土砂分は,グリズリ
バー20a間を通過し,振動篩50によって細粒と土砂
分とに選別され,細粒はメインコンベヤ40へ,土砂分
はサイドコンベヤ60へ各々移送される。グリズリ付振
動フィーダ20によりクラッシャ30へ送られた岩石
は,破砕されて規定のサイズにセットされた細粒となっ
てメインコンベヤ40により排出端より落下し,ダンプ
トラック110の荷台へ積込まれる。ダンプトラックが
満量となると予め制御装置に入力したグロスウエイトと
計重値が一致し,移動式クラッシャ1は運転を停止しダ
ンプトラックへの供給がストップされる。そしてダンプ
トラックは発進し,次のダンプトラックが来るまで移動
式クラッシャ1は待機する。
【0011】以上のようにして,本発明の破砕設備で
は,採掘現場や切羽で採取された岩石をクラッシャで破
砕するに際して,ダンプトラック等の輸送車への積込み
を自動的に実施できるとともに,次のダンプトラックが
到着する間ディーゼルエンジン70や各機器は運転停止
する。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように,本発明の破砕設備
は上記のように構成されているので,下記に記述した優
れた効果を発揮する。 クラッシャや輸送機,およびこれらの動力源となる
ディーゼルエンジンや油圧ユニットをクローラ上に搭載
し,各機器を計量コンパクトに配設して自走できるか
ら,如何なる採掘現場にも移動可能で,かつ,操業でき
る。 各機器はディーゼルエンジンによる油圧モータ駆動
であるため,電源が一切不要で定期的に燃料油や作動油
を補給するだけで毎日操業できる。 破砕産物のダンプトラック等輸送車への積込みには
オペレータが不要で省人化できるとともに,輸送車不在
の場合の空運転を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る破砕設備の全体側面図で
ある。
【図2】本発明の実施例に係る破砕設備の全体平面図で
ある。
【図3】本発明の実施例に係る移動式クラッシャの供給
部の側面図である。
【図4】本発明の実施例に係るクラッシャの縦断面図で
ある。
【図5】本発明の実施例に係る移動式クラッシャの正面
図である。
【図6】本発明の実施例に係る破砕設備の工程手順図で
ある。
【図7】従来の移動式クラッシャの全体側面図である。
【図8】従来の移動式クラッシャに搭載されるクラッシ
ャ(ジョークラッシャ)の側面図である。
【符号の説明】
1 移動式クラッシャ 2 クローラ 3 フレーム 10 ホッパ 20 グリズリ付振動フィーダ(グリズリフィーダ) 20a グリズリバー 30 クラッシャ 40 輸送機(メインコンベヤ) 50 振動篩 60 補助輸送機(サイドコンベヤ) 70 ディーゼルエンジン 80 燃料タンク 82 油タンク 100 計重装置 102 計重板 103 台板 104 車輪 110 ダンプトラック

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行自在なクローラの上に,少なくとも
    供給された岩石を破砕するクラッシャと該クラッシャの
    破砕産物を輸送する輸送機と各機器の移動用動力装置と
    してディーゼルエンジンならびに油圧ユニットとを搭載
    した移動式クラッシャと,該輸送機の排出端の直下に配
    設した固定式または移動式の計重装置とからなる破砕設
    備であって,前記計重装置上に空荷の輸送車が載置した
    とき前記クラッシャおよび輸送機を始動し,該輸送車へ
    の破砕産物が満量になると該クラッシャの運転を停止す
    る指令を該クラッシャおよび輸送機等の動力装置へ発信
    する制御装置を備えた破砕設備。
JP3360891A 1991-12-13 1991-12-13 破砕設備 Expired - Lifetime JP2707013B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3360891A JP2707013B2 (ja) 1991-12-13 1991-12-13 破砕設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3360891A JP2707013B2 (ja) 1991-12-13 1991-12-13 破砕設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05161856A JPH05161856A (ja) 1993-06-29
JP2707013B2 true JP2707013B2 (ja) 1998-01-28

Family

ID=18471351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3360891A Expired - Lifetime JP2707013B2 (ja) 1991-12-13 1991-12-13 破砕設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2707013B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR0167853B1 (ko) * 1995-01-23 1999-01-15 안자키 사토루 이동식 크러셔 및 크러셔의 제어방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05161856A (ja) 1993-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6354524B1 (en) Mobile crushing machine
JPH05115809A (ja) 移動式クラツシヤ
JP2725226B2 (ja) 移動式クラッシャ
JP2707013B2 (ja) 破砕設備
JP3448070B2 (ja) 破砕設備
JP3213716B2 (ja) 自走式破砕機
JP2725225B2 (ja) 移動式クラッシャ
JP3138970B2 (ja) 移動式クラッシャ
JP2707014B2 (ja) 破砕設備
JP3448069B2 (ja) 破砕設備
JP3137134B2 (ja) 移動式クラッシャ
JP2725224B2 (ja) 移動式クラッシャ
JP3359650B2 (ja) 移動式クラッシャ
JP3137133B2 (ja) 破砕設備
JP3151440B2 (ja) 自走式破砕機
JP3137135B2 (ja) 移動式クラッシャ
JPH05184967A (ja) 移動式クラッシャ
JP3137132B2 (ja) 移動式クラッシャ
JP2725223B2 (ja) 移動式クラッシャ
JP3151029B2 (ja) 移動式クラッシャ
JPH05154401A (ja) 移動式クラッシャ
JP2002370043A (ja) 移動式クラツシヤ
JP3544212B2 (ja) 移動式クラッシャ
JPH05138058A (ja) 破砕設備
JPH07289935A (ja) 破砕運搬設備

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees