JP2706937B2 - ダビング装置 - Google Patents
ダビング装置Info
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- JP2706937B2 JP2706937B2 JP62233329A JP23332987A JP2706937B2 JP 2706937 B2 JP2706937 B2 JP 2706937B2 JP 62233329 A JP62233329 A JP 62233329A JP 23332987 A JP23332987 A JP 23332987A JP 2706937 B2 JP2706937 B2 JP 2706937B2
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- dubbing
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- recording
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- Prior art date
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/02—Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
- G11B27/022—Electronic editing of analogue information signals, e.g. audio or video signals
- G11B27/026—Electronic editing of analogue information signals, e.g. audio or video signals on discs
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、映像信号と記録情報、例えば撮影年月日等
の情報とが多重された信号を、ダビング元装置により再
生し、その再生信号をダビング先装置に記録するダビン
グ装置に関する。 ［従来の技術］ 例えば電子スチルカメラでは、各種被写体の撮影を行
った後、これを再生して他の磁気ディスクに編集しなが
らダビングする必要が生ずる場合がある。この場合に
は、記録再生機能を有する同種のダビング元装置とダビ
ング先装置とを接続し、ダビング元装置で再生を行っ
て、ダビング先装置で記録を行えばよい。 ［発明が解決しようとする問題点］ しかし、ダビング元装置とダビング先装置の両装置に
ついて、各種設定操作を行わなければならない。 例えば、ダビング元装置においては、再生しようとす
る画像が記録されたトラックの指定等を何回も行わなけ
ればならない。また、ダビング先装置においては、記録
しようとする磁気ディスクの選定、記録トラックの指定
等を何回も行わなければならない。そのうえ、記録と再
生の開始のタイミングをとる必要がある。 このため、ダビングを行うための操作が極めて煩雑で
ある。 そこで、ダビング元装置とダビング先装置とは別個に
ダビング制御用コントローラを備え、このダビング制御
用コントローラとダビング元装置とダビング先装置との
間をコントロールバスで接続し、ダビング元装置とダビ
ング先装置とに対しコントローラでダビング用設定を行
ってダビングを実行することにより、ダビング操作を簡
単化する装置が提案されている（特開昭62−99971号公
報）。 しかし、コントロールバスは複数の制御信号配線を必
要とし、さらに、ダビング元装置に対するコントロール
バスとダビング先装置に対するコントロールバスとを備
える必要があるので、構成が複雑になる。 本発明の目的は、上記問題点に鑑み、簡単な構成で、
しかも簡単な操作でダビングを行うことが可能なダビン
グ装置を提供することにある。 ［問題点を解決するための手段］ 本発明では、映像信号（SV）と記録情報（SD）とが多
重された信号をダビング元装置（10）により再生し、そ
の再生信号をダビング先装置（101）に記録するダビン
グ装置において、該ダビング元装置には、 該映像信号と該記録情報とを分離し該映像信号を第１
信号線に出力する再生回路（22）と、 該ダビング先装置に対するダビング用設定情報を入力
するための入力装置（20）と、 該記録情報と制御情報（SC）との一方を選択し第２信
号線に出力する切換回路（24）と、 該ダビング用設定情報と該記録情報とを区別するため
の区別情報の後に該ダビング用設定情報を付加したもの
を該制御情報として生成し、再生された該記録情報の空
エリアを検出して該切換回路に対し該制御情報を選択さ
せるダビング元制御回路（18）とを備え、 該ダビング元装置には、 該第２信号線からの該制御情報に含まれている該区別
情報を検知して、該区別情報で該記録情報と区別された
該ダビング用設定情報を該制御情報から分離し、該ダビ
ング用設定情報に基づいて該ダビング先装置の設定を行
うダビング先制御回路（181）と、 該第２信号線からの該記録情報と該第１信号線からの
該映像信号とを多重して、記録媒体に記録させるための
信号を生成する記録回路（221）とを備えていることを
特徴としている。 ［実施例］ 図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。 第１図には、電子スチルカメラにより撮影され磁気デ
ィスクに記録された各種被写体画像を他の磁気ディスク
に編集しながらダビングを行うダビング装置が示されて
いる。 このダビング装置は、ダビング元装置10と、同一構成
のｎ台のダビング先装置101〜10nとが接続されて構成さ
れている。 ダビング元装置10の磁気ディスク12には、同心円状の
各トラックに、FM変調された１画像の映像信号とDPSK
（Differential Phase Shift Keying）変調された撮影
年月日等の記録情報（IDコード）とが多重された信号が
記録されている。この磁気ディスク12はスピンドルモー
タ14により定速回転され、その記録信号が磁気ヘッド16
により読み出される。スピンドルモータ14の回転制御及
び磁気ヘッド16のトラッキング方向への移動制御は、マ
イクロコンピュータを用いて構成されたシステムコント
ローラ18からの制御指令に基づいて、図示しないサーボ
回路により行われる。 操作者は、キースイッチ群等で構成された入力装置20
を操作して、磁気ディスク12上のどのトラックの記録信
号をダビング先装置101〜10nに装着されたどの磁気ディ
スクのどのトラックにダビングを行うかを、ダビングし
ようとする総ての画像について一括設定する。この設定
値は、システムコントローラ18のRAMに一時記憶され
る。システムコントローラ18からは、後述する区別情報
とダビング用設定情報とからなる制御情報SCが出力され
る。 一方、磁気ヘッド16により読み出された記録信号は、
記録再生処理回路22へ供給されて各種処理が施され、記
録再生処理回路22からFM復調された映像信号SVと、DPSK
復調された記録情報SDとが分離されて取り出され、ダビ
ング先装置101〜10nへ送出される。 この記録情報SD及びシステムコントローラ18からの制
御情報SCは、その一方がアナログスイッチ24を介し選択
的にダビング先装置101〜10nへ伝送される。すなわち、
記録情報SDと制御情報SCを伝送する外部信号線は共通に
なっており、制御情報SCを伝送する新たな信号線を設け
る必要がなく、構成が簡単化されている。 映像信号SVはダビング先装置101〜10nの記録再生処理
回路221〜22nへ供給され、記録情報SD及び制御情報SCは
アナログスイッチ24を介しダビング先装置101〜10nの記
録再生処理回路221〜22n及びシステムコントローラ181
〜18nへ供給される。 各システムコントローラ181〜18nには、自己の装置を
識別するための図示しないIDコード設定スイッチが備え
られている。システムコントローラ181〜18nはシステム
コントローラ18からの制御情報SCに基づいて、自己が指
定されたかどうか、すなわち、自己のIDコードが送られ
てきたかどうかを判定し、スピンドルモータ14i（ｉは
１〜ｎのうち、指定されたもの。以下同様。）及び磁気
ヘッド16iを制御し、記録再生処理回路22iに対し記録指
令を供給する。記録再生処理装置22iは、映像信号SVをF
M変調し、記録情報SDをDPSK変調し、両者を重畳した信
号を磁気ヘッド16iへ供給する。これにより、磁気ディ
スク12iの指定されたトラックにこの重畳された信号が
記録される。 指定されたダビング先装置10iにおいて、指定された
トラックへのダビングが完了すると、システムコントロ
ーラ18iからダビング完了信号SEがシステムコントロー
ラ18へ送出される。 ここで、電子スチルカメラにおける記録情報の規格フ
ォーマットは第３図に示す如くなっている。図中、VSYN
Cは垂直同期信号であり、SPは磁気ディスク12上に設け
られた図示しない小磁石を図示しないコイルにより検知
したときのスイッチングポイントである。また、Ｈは１
水平走査時間である。この記録情報には、記録されてい
る画像がフィールド画であるかフレーム画であるかの区
別、記録トラックのナンバー、撮影年月日及びユーザに
よりユーザズエリアに独自に記録される情報がある。 この記録情報はデジタル情報であり、本発明は必要に
応じ、これを、入力装置20から入力されたデータに基づ
きシステムコントローラ18から出力されるデジタル設定
情報に置き換えようとするものである。したがって、両
者を区別するための区別情報が必要になる。そこで、こ
の区別情報を記録情報の空きエリアにおいて送出する。
例えば、第３図に示すVSYNCから28Hまでの区間におい
て、第４図に示す如く、4H毎に反転する信号を区別情報
として送出する。システムコントローラ181〜18nは、記
録再生処理回路221〜22nにより映像信号SVから分離され
た水平同期信号のタイミングでＨレベルであるかＬレベ
ルであるかを読み取り、この区別情報を判別する。この
同期信号は、その後システムコントローラ18から送出さ
れる設定情報を読み取る際にも、タイミング信号として
用いられる。 次に、上記の如く構成された本実施例の動作を第２図
に基づいて説明する。 第２図は概略フローチャートであり、システムコント
ローラ18のROMに書き込まれたダビングプログラムに対
応している。 最初にステップ200において、設定値の入力処理を行
う。この入力は、操作者が入力装置20を操作することに
より行われ、操作者は、磁気ディスク12上のどのトラッ
クの画像及びこれに付帯した記録情報を121〜12nのうち
のどの磁気ディスクのどのトラックに記録するかを、所
定のフォーマットに基づいて入力する。 次にステップ202において、スピンドルモータ14及び
磁気ヘッド16を駆動し、ダビングしようとする最初の記
録信号を再生する。 次にステップ204において、記録再生処理回路22によ
り分離された垂直同期信号VSYNCが供給されるのを待
つ。この垂直同期信号VSYNCが検知されると、ステップ2
06へ進み、アナログスイッチ24をシステムコントローラ
18側にする。 次にステップ208において、区別情報を送出する。次
にステップ210において、入力装置20からの設定値の
内、現在再生されている記録信号をダビングするダビン
グ先装置10iのIDコード及びその磁気ディスク12iのどの
トラックに記録するかを指定するダビング用設定情報を
送出する。 各システムコントローラ181〜18nはこの区別情報によ
り、次に送られてくる信号が該設定信号であることを知
り、次に該設定情報を読み取り、自己のIDコードと比較
し、一致している場合には、自己が指定されたと判断し
て、指定されたこのトラックに記録を行うよう準備す
る。 次にステップ212において、アナログスイッチ24を記
録再生処理回路22側にし、記録情報SDをアナログスイッ
チ24を介してダビング先装置101〜10nへ供給させる。再
生信号はステップ202の時点から繰り返し出力されてお
り、指定されたダビング先装置10iにおいて現在再生中
の信号のダビングが行われ、これが完了すると、このシ
ステムコントローラ18iからシステムコントローラ18へ
ダビング完了信号SEが供給される。 ここで、システムコントローラ18iは、例えば、記録
再生処理回路22iから供給される垂直同期信号VSYNCを検
知し、この検知後、自己のIDコードに対応した個数の水
平同期信号HSYNCをカウントして、１個のパルスをダビ
ング完了信号SEとしてシステムコントローラ18へ供給す
る。システムコントローラ18側においても同様に、記録
再生処理回路22からの水平同期信号HSYNCをカウントし
て、どのシステムコントローラ18iからダビング完了信
号SEが供給されたかを知る。したがって、複数のダビン
グ先装置10iが指定された場合には、そのすべてからダ
ビング完了信号SEを受け取ったかどうかを正確に確認す
ることができる。 このようにすれば、ダビング完了信号SEを伝送する信
号線は１本でよい。 システムコントローラ18がこのダビング完了信号SEを
受け取ると、ステップ214において肯定判定され、ステ
ップ216へ進む。ステップ216では、入力装置20により設
定された総ての画像についてダビングが終了しているか
どうかを判定する。終了していなければステップ202へ
戻り、以上の処理を繰り返して次の画像のダビングを行
う。ステップ216において終了したと判定された場合に
は、スピンドルモータ14、スピンドルモータ141〜14nの
回転を停止させ、ダビング前の初期状態に戻す。 本実施例によれば、操作者は単に入力装置20を最初の
段階で一括して操作すればよく、これにより目的とする
編集及びダビングが自動的、連続的に行われる。 また、記録情報SDを供給する信号線を共用して制御情
報SCを伝送するようになっているので、ダビング用設定
情報を供給するための特別な外部信号線を用いる必要が
ない。 なお、上記実施例では本発明を電子スチルカメラに適
用した場合を説明したが、ビデオカメラやオーディオ装
置等に適用してもよい。 ［発明の効果］ 本発明に係るダビング装置では、ダビング元装置にお
いて、多重された映像信号と記録情報とを分離再生し、
これら映像信号及び記録情報をそれぞれ第１信号線及び
第２信号線を介してダビング先装置に伝送し、ダビング
先装置において、受信した該記録情報と該映像信号とを
多重して記録媒体に記録させる基本構成に対し、ダビン
グ元装置において、再生された記録情報の空エリアを検
出して該記録情報の替わりに、切換回路を介して該第２
信号線に制御情報を伝送する制御回路を備え、ダビング
先装置において、該第２信号線からの該制御情報に含ま
れている区別情報を検知して、該区別情報で該記録情報
と区別されたダビング用設定情報を該制御情報から分離
し、該ダビング用設定情報に基づいて該ダビング先装置
の設定を行う制御回路を備えているので、該基本構成に
新たな信号線を付加することなくダビング先装置に対し
ダビング用設定を行うことができて、構成が簡単になる
という効果を奏し、また、ダビング元装置において一括
してダビング用設定を行えばよいので操作が簡単になる
という効果を奏する。
の情報とが多重された信号を、ダビング元装置により再
生し、その再生信号をダビング先装置に記録するダビン
グ装置に関する。 ［従来の技術］ 例えば電子スチルカメラでは、各種被写体の撮影を行
った後、これを再生して他の磁気ディスクに編集しなが
らダビングする必要が生ずる場合がある。この場合に
は、記録再生機能を有する同種のダビング元装置とダビ
ング先装置とを接続し、ダビング元装置で再生を行っ
て、ダビング先装置で記録を行えばよい。 ［発明が解決しようとする問題点］ しかし、ダビング元装置とダビング先装置の両装置に
ついて、各種設定操作を行わなければならない。 例えば、ダビング元装置においては、再生しようとす
る画像が記録されたトラックの指定等を何回も行わなけ
ればならない。また、ダビング先装置においては、記録
しようとする磁気ディスクの選定、記録トラックの指定
等を何回も行わなければならない。そのうえ、記録と再
生の開始のタイミングをとる必要がある。 このため、ダビングを行うための操作が極めて煩雑で
ある。 そこで、ダビング元装置とダビング先装置とは別個に
ダビング制御用コントローラを備え、このダビング制御
用コントローラとダビング元装置とダビング先装置との
間をコントロールバスで接続し、ダビング元装置とダビ
ング先装置とに対しコントローラでダビング用設定を行
ってダビングを実行することにより、ダビング操作を簡
単化する装置が提案されている（特開昭62−99971号公
報）。 しかし、コントロールバスは複数の制御信号配線を必
要とし、さらに、ダビング元装置に対するコントロール
バスとダビング先装置に対するコントロールバスとを備
える必要があるので、構成が複雑になる。 本発明の目的は、上記問題点に鑑み、簡単な構成で、
しかも簡単な操作でダビングを行うことが可能なダビン
グ装置を提供することにある。 ［問題点を解決するための手段］ 本発明では、映像信号（SV）と記録情報（SD）とが多
重された信号をダビング元装置（10）により再生し、そ
の再生信号をダビング先装置（101）に記録するダビン
グ装置において、該ダビング元装置には、 該映像信号と該記録情報とを分離し該映像信号を第１
信号線に出力する再生回路（22）と、 該ダビング先装置に対するダビング用設定情報を入力
するための入力装置（20）と、 該記録情報と制御情報（SC）との一方を選択し第２信
号線に出力する切換回路（24）と、 該ダビング用設定情報と該記録情報とを区別するため
の区別情報の後に該ダビング用設定情報を付加したもの
を該制御情報として生成し、再生された該記録情報の空
エリアを検出して該切換回路に対し該制御情報を選択さ
せるダビング元制御回路（18）とを備え、 該ダビング元装置には、 該第２信号線からの該制御情報に含まれている該区別
情報を検知して、該区別情報で該記録情報と区別された
該ダビング用設定情報を該制御情報から分離し、該ダビ
ング用設定情報に基づいて該ダビング先装置の設定を行
うダビング先制御回路（181）と、 該第２信号線からの該記録情報と該第１信号線からの
該映像信号とを多重して、記録媒体に記録させるための
信号を生成する記録回路（221）とを備えていることを
特徴としている。 ［実施例］ 図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。 第１図には、電子スチルカメラにより撮影され磁気デ
ィスクに記録された各種被写体画像を他の磁気ディスク
に編集しながらダビングを行うダビング装置が示されて
いる。 このダビング装置は、ダビング元装置10と、同一構成
のｎ台のダビング先装置101〜10nとが接続されて構成さ
れている。 ダビング元装置10の磁気ディスク12には、同心円状の
各トラックに、FM変調された１画像の映像信号とDPSK
（Differential Phase Shift Keying）変調された撮影
年月日等の記録情報（IDコード）とが多重された信号が
記録されている。この磁気ディスク12はスピンドルモー
タ14により定速回転され、その記録信号が磁気ヘッド16
により読み出される。スピンドルモータ14の回転制御及
び磁気ヘッド16のトラッキング方向への移動制御は、マ
イクロコンピュータを用いて構成されたシステムコント
ローラ18からの制御指令に基づいて、図示しないサーボ
回路により行われる。 操作者は、キースイッチ群等で構成された入力装置20
を操作して、磁気ディスク12上のどのトラックの記録信
号をダビング先装置101〜10nに装着されたどの磁気ディ
スクのどのトラックにダビングを行うかを、ダビングし
ようとする総ての画像について一括設定する。この設定
値は、システムコントローラ18のRAMに一時記憶され
る。システムコントローラ18からは、後述する区別情報
とダビング用設定情報とからなる制御情報SCが出力され
る。 一方、磁気ヘッド16により読み出された記録信号は、
記録再生処理回路22へ供給されて各種処理が施され、記
録再生処理回路22からFM復調された映像信号SVと、DPSK
復調された記録情報SDとが分離されて取り出され、ダビ
ング先装置101〜10nへ送出される。 この記録情報SD及びシステムコントローラ18からの制
御情報SCは、その一方がアナログスイッチ24を介し選択
的にダビング先装置101〜10nへ伝送される。すなわち、
記録情報SDと制御情報SCを伝送する外部信号線は共通に
なっており、制御情報SCを伝送する新たな信号線を設け
る必要がなく、構成が簡単化されている。 映像信号SVはダビング先装置101〜10nの記録再生処理
回路221〜22nへ供給され、記録情報SD及び制御情報SCは
アナログスイッチ24を介しダビング先装置101〜10nの記
録再生処理回路221〜22n及びシステムコントローラ181
〜18nへ供給される。 各システムコントローラ181〜18nには、自己の装置を
識別するための図示しないIDコード設定スイッチが備え
られている。システムコントローラ181〜18nはシステム
コントローラ18からの制御情報SCに基づいて、自己が指
定されたかどうか、すなわち、自己のIDコードが送られ
てきたかどうかを判定し、スピンドルモータ14i（ｉは
１〜ｎのうち、指定されたもの。以下同様。）及び磁気
ヘッド16iを制御し、記録再生処理回路22iに対し記録指
令を供給する。記録再生処理装置22iは、映像信号SVをF
M変調し、記録情報SDをDPSK変調し、両者を重畳した信
号を磁気ヘッド16iへ供給する。これにより、磁気ディ
スク12iの指定されたトラックにこの重畳された信号が
記録される。 指定されたダビング先装置10iにおいて、指定された
トラックへのダビングが完了すると、システムコントロ
ーラ18iからダビング完了信号SEがシステムコントロー
ラ18へ送出される。 ここで、電子スチルカメラにおける記録情報の規格フ
ォーマットは第３図に示す如くなっている。図中、VSYN
Cは垂直同期信号であり、SPは磁気ディスク12上に設け
られた図示しない小磁石を図示しないコイルにより検知
したときのスイッチングポイントである。また、Ｈは１
水平走査時間である。この記録情報には、記録されてい
る画像がフィールド画であるかフレーム画であるかの区
別、記録トラックのナンバー、撮影年月日及びユーザに
よりユーザズエリアに独自に記録される情報がある。 この記録情報はデジタル情報であり、本発明は必要に
応じ、これを、入力装置20から入力されたデータに基づ
きシステムコントローラ18から出力されるデジタル設定
情報に置き換えようとするものである。したがって、両
者を区別するための区別情報が必要になる。そこで、こ
の区別情報を記録情報の空きエリアにおいて送出する。
例えば、第３図に示すVSYNCから28Hまでの区間におい
て、第４図に示す如く、4H毎に反転する信号を区別情報
として送出する。システムコントローラ181〜18nは、記
録再生処理回路221〜22nにより映像信号SVから分離され
た水平同期信号のタイミングでＨレベルであるかＬレベ
ルであるかを読み取り、この区別情報を判別する。この
同期信号は、その後システムコントローラ18から送出さ
れる設定情報を読み取る際にも、タイミング信号として
用いられる。 次に、上記の如く構成された本実施例の動作を第２図
に基づいて説明する。 第２図は概略フローチャートであり、システムコント
ローラ18のROMに書き込まれたダビングプログラムに対
応している。 最初にステップ200において、設定値の入力処理を行
う。この入力は、操作者が入力装置20を操作することに
より行われ、操作者は、磁気ディスク12上のどのトラッ
クの画像及びこれに付帯した記録情報を121〜12nのうち
のどの磁気ディスクのどのトラックに記録するかを、所
定のフォーマットに基づいて入力する。 次にステップ202において、スピンドルモータ14及び
磁気ヘッド16を駆動し、ダビングしようとする最初の記
録信号を再生する。 次にステップ204において、記録再生処理回路22によ
り分離された垂直同期信号VSYNCが供給されるのを待
つ。この垂直同期信号VSYNCが検知されると、ステップ2
06へ進み、アナログスイッチ24をシステムコントローラ
18側にする。 次にステップ208において、区別情報を送出する。次
にステップ210において、入力装置20からの設定値の
内、現在再生されている記録信号をダビングするダビン
グ先装置10iのIDコード及びその磁気ディスク12iのどの
トラックに記録するかを指定するダビング用設定情報を
送出する。 各システムコントローラ181〜18nはこの区別情報によ
り、次に送られてくる信号が該設定信号であることを知
り、次に該設定情報を読み取り、自己のIDコードと比較
し、一致している場合には、自己が指定されたと判断し
て、指定されたこのトラックに記録を行うよう準備す
る。 次にステップ212において、アナログスイッチ24を記
録再生処理回路22側にし、記録情報SDをアナログスイッ
チ24を介してダビング先装置101〜10nへ供給させる。再
生信号はステップ202の時点から繰り返し出力されてお
り、指定されたダビング先装置10iにおいて現在再生中
の信号のダビングが行われ、これが完了すると、このシ
ステムコントローラ18iからシステムコントローラ18へ
ダビング完了信号SEが供給される。 ここで、システムコントローラ18iは、例えば、記録
再生処理回路22iから供給される垂直同期信号VSYNCを検
知し、この検知後、自己のIDコードに対応した個数の水
平同期信号HSYNCをカウントして、１個のパルスをダビ
ング完了信号SEとしてシステムコントローラ18へ供給す
る。システムコントローラ18側においても同様に、記録
再生処理回路22からの水平同期信号HSYNCをカウントし
て、どのシステムコントローラ18iからダビング完了信
号SEが供給されたかを知る。したがって、複数のダビン
グ先装置10iが指定された場合には、そのすべてからダ
ビング完了信号SEを受け取ったかどうかを正確に確認す
ることができる。 このようにすれば、ダビング完了信号SEを伝送する信
号線は１本でよい。 システムコントローラ18がこのダビング完了信号SEを
受け取ると、ステップ214において肯定判定され、ステ
ップ216へ進む。ステップ216では、入力装置20により設
定された総ての画像についてダビングが終了しているか
どうかを判定する。終了していなければステップ202へ
戻り、以上の処理を繰り返して次の画像のダビングを行
う。ステップ216において終了したと判定された場合に
は、スピンドルモータ14、スピンドルモータ141〜14nの
回転を停止させ、ダビング前の初期状態に戻す。 本実施例によれば、操作者は単に入力装置20を最初の
段階で一括して操作すればよく、これにより目的とする
編集及びダビングが自動的、連続的に行われる。 また、記録情報SDを供給する信号線を共用して制御情
報SCを伝送するようになっているので、ダビング用設定
情報を供給するための特別な外部信号線を用いる必要が
ない。 なお、上記実施例では本発明を電子スチルカメラに適
用した場合を説明したが、ビデオカメラやオーディオ装
置等に適用してもよい。 ［発明の効果］ 本発明に係るダビング装置では、ダビング元装置にお
いて、多重された映像信号と記録情報とを分離再生し、
これら映像信号及び記録情報をそれぞれ第１信号線及び
第２信号線を介してダビング先装置に伝送し、ダビング
先装置において、受信した該記録情報と該映像信号とを
多重して記録媒体に記録させる基本構成に対し、ダビン
グ元装置において、再生された記録情報の空エリアを検
出して該記録情報の替わりに、切換回路を介して該第２
信号線に制御情報を伝送する制御回路を備え、ダビング
先装置において、該第２信号線からの該制御情報に含ま
れている区別情報を検知して、該区別情報で該記録情報
と区別されたダビング用設定情報を該制御情報から分離
し、該ダビング用設定情報に基づいて該ダビング先装置
の設定を行う制御回路を備えているので、該基本構成に
新たな信号線を付加することなくダビング先装置に対し
ダビング用設定を行うことができて、構成が簡単になる
という効果を奏し、また、ダビング元装置において一括
してダビング用設定を行えばよいので操作が簡単になる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第１図乃至第４図は本発明の一実施例に係り、第１図は
ダビング装置のブロック図、第２図はダビング元装置に
おけるダビングプログラムに対応した概略フローチャー
ト、第３図は電子スチルカメラの記録情報（IDコード）
のフォーマット図、第４図は区別情報の一例を示す波形
図である。 12、121、12n:磁気ディスク 16、161、16n:磁気ヘッド
ダビング装置のブロック図、第２図はダビング元装置に
おけるダビングプログラムに対応した概略フローチャー
ト、第３図は電子スチルカメラの記録情報（IDコード）
のフォーマット図、第４図は区別情報の一例を示す波形
図である。 12、121、12n:磁気ディスク 16、161、16n:磁気ヘッド
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．映像信号と記録情報とが多重された信号をダビング
元装置により再生し、その再生信号をダビング先装置に
記録するダビング装置において、 該ダビング元装置には、 該映像信号と該記録情報とを分離し該映像信号を第１信
号線に出力する再生回路と、 該ダビング先装置に対するダビング用設定情報を入力す
るための入力装置と、 該記録情報と制御情報との一方を選択し第２信号線に出
力する切換回路と、 該ダビング用設定情報と該記録情報とを区別するための
区別情報の後に該ダビング用設定情報を付加したものを
該制御情報として生成し、再生された該記録情報の空エ
リアを検出して該切換回路に対し該制御情報を選択させ
るダビング元制御回路とを備え、 該ダビング先装置には、 該第２信号線からの該制御情報に含まれている該区別情
報を検知して、該区別情報で該記録情報と区別された該
ダビング用設定情報を該制御情報から分離し、該ダビン
グ用設定情報に基づいて該ダビング先装置の設定を行う
ダビング先制御回路と、 該第２信号線からの該記録情報と該第１信号線からの該
映像信号とを多重して、記録媒体に記録させるための信
号を生成する記録回路と、 を備えていることを特徴とするダビング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62233329A JP2706937B2 (ja) | 1987-09-17 | 1987-09-17 | ダビング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62233329A JP2706937B2 (ja) | 1987-09-17 | 1987-09-17 | ダビング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6476402A JPS6476402A (en) | 1989-03-22 |
| JP2706937B2 true JP2706937B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=16953438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62233329A Expired - Fee Related JP2706937B2 (ja) | 1987-09-17 | 1987-09-17 | ダビング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2706937B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5758274A (en) * | 1980-09-26 | 1982-04-07 | Hitachi Ltd | Data flag circuit for editing |
| JPH0760588B2 (ja) * | 1985-10-28 | 1995-06-28 | ソニー株式会社 | 磁気記録再生装置 |
-
1987
- 1987-09-17 JP JP62233329A patent/JP2706937B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6476402A (en) | 1989-03-22 |
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