JP2706761B2 - フォーム用ディスペンサー - Google Patents

フォーム用ディスペンサー

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JP2706761B2
JP2706761B2 JP7124003A JP12400395A JP2706761B2 JP 2706761 B2 JP2706761 B2 JP 2706761B2 JP 7124003 A JP7124003 A JP 7124003A JP 12400395 A JP12400395 A JP 12400395A JP 2706761 B2 JP2706761 B2 JP 2706761B2
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liquid
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悦也 多田
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河野樹脂工業株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/0018Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam
    • B05B7/0025Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam with a compressed gas supply
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1001Piston pumps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1087Combination of liquid and air pumps

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  • Closures For Containers (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容器の口部に取り付けら
れ、そのヘッド部を押し下げることにより容器内に収容
された液体の一定量に空気を混入し、その液体を泡状に
してノズルより吐出する手動式のポンプディスペンサー
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ヘッド部を押し下げることに
より容器内に収納された液体をノズルを介して外部に吐
出するポンプ機構を備えたディスペンサーが広く用いら
れているが、液体をフォーム(泡)状にして取り出すも
のは、その種類として多くはない。例えば液体を収納し
た容器中に液化ガスを封入し、ガスと共に噴出させてフ
ォーム状とするものがあったが、圧縮ガスの放出による
大気汚染が問題となり使用が減少している。その後、手
動ポンプ式のものが洗剤や化粧水などの容器の口部に取
り付けて使用されているが、その一例として図5に示し
たものがある。このフォームディスペンサーにおいては
液体用ポンプの外側にエア用のポンプ機構が設けられて
いる。そのポンプヘッドを押圧降下させると液体用シリ
ンダ中の液体がピストンロッド内径を経てボール弁を押
し上げて上昇する。同時に、エア用シリンダ内のエアは
液体用プランジャーとピストン基部との嵌合部空隙より
前記ボール弁の上に圧送され、ここで液体と混合し、そ
の上に配置されたネットを通過することにより細分化さ
れノズルより吐出されるようになっている。なお、この
シリンダ内にエアを取り入れるためにピストン上部にボ
ール弁を付設している。このような構造にすることによ
り必然的にシリンダ径が大きくなり、したがって使用で
きる容器は広口のものに限定されることに問題があっ
た。また、エアポンプのピストンに付設したポール弁は
構造上小形にならざるを得ず、したがってその作動が不
確実で故障原因の大部分を占めた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、構造が簡単
であって、かつ、エア用シリンダ内へのエアの取り込み
とそのエアを液体シリンダー内へ確実に送り込むことの
できるポンプ機構、特に弁構造の改良に関するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】フォームディスペンサー
において、容器内に垂設されるアキュムレータにはその
内部にインナーシリンダーを同心円上に一体的に形成
し、そのアキュムレータの内径とインナーシリンダーの
外径とで形成するリング状空間に、頭部にエジェクター
ヘッドを、周側に筒状のピストンをそれぞれ有する筒状
ピストンシャフトを上方に付勢した状態で、かつ、摺動
可能に嵌合し、アキュムレータ底部には、吸液管嵌合筒
の上部に吸液用ボール弁及び二重の筒状部を立設した混
合器が該アキュムレータおよびインナーシリンダーに嵌
合固着された構造からなり、その筒状ピストンの外径は
アキュムレータ内径と気密に、内径はピストンシャフト
外径との間で通気可能に、かつ、そのピストンシャフト
に形成したストップ用フランジに該ピストンの上端周縁
が当接するとその通気が遮断されピストンシャフトとの
間の気密を形成するように嵌合されている。なお、アキ
ュムレータ下部は二重筒の外筒に気密に、インナーシリ
ンダー下部は二重筒の内筒に該シリンダー内外が通気可
能で、かつ、液密(気体は通過するが液体は通過しない
程度の気密性を意味する。以下同様)に嵌合されてい
る。
【0005】
【作用】上記構造のフォームディスペンサーにおいて、
エジェクターヘッドを付勢に抗して押下げると筒状のピ
ストンはアキュムレータ内径との接触圧によってピスト
ンシャフトより下降が遅れ、該シャフトに対して相対的
に上昇し、その上端周縁がストップ用フランジに密着状
に当接し気密を形成する。したがってピストンより下部
のアキュムレータ内のエアは圧縮されてインナーシリン
ダーと内筒との嵌合部よりインナーシリンダー内に圧入
される。他方、ピストンシャフトはインナーシリンダー
と気密ないし液密に嵌合しているため、ピストンシャフ
トの下降に伴ってインナーシリンダーとピストンシャフ
トにより形成される内容積が減少し、インナーシリンダ
ー内にある液体は前記のインナーシリンダ内に圧入され
たエアと共に吐出用ポール弁およびその上部のネットに
達し、ここでエアと液体は混合、細分化されフォーム状
となってノズルから吐出されることになる。
【0006】
【実施例】本発明に係るフォームディスペンサーについ
て図面にしたがって詳細に説明する。図1は本発明ディ
スペンサーの不使用時の状態を示すもので、アキュムレ
ータ2の上端近くに形成した取付フランジ2fをガスケ
ットGを介してコンテナーキャップ3により容器(図示
していない)に挟着することによってディスペンサー1
が取り付けられている。そのアキュムレータ2の内径内
同心円上にインナーシリンダー4がその下端近くに形成
した複数の連結腕4S、4Sによって一体的にまたは嵌
合等によって立設されている。そのアキュムレータ2の
上端には、内径に雌ねじを伴った内側垂下筒5aおよび
中間垂下筒5bを有するアッパーキャップ5がその中間
垂下筒5aとキャップ外筒5cとの間に挿通嵌合する状
態で係合している。その内側垂下内筒5aはピストンシ
ャフト6の外径に密接している。なお、インナーシリン
ダー4は外径および栓体10が嵌合する先端口部4dの
みが円形であって、それ以外の穴断面はほぼ十字型でそ
の直交する直線の先端をアールでつないだ形状として内
径の四方に厚肉部4a、4aを形成して強度の向上を図
っている(図4)。
【0007】パイプ状のピストンシャフト6は、その頭
部に吐出ノズル7nを有するエジェクターヘッド7と、
その下に液体を細分化するネット11と吐出用ボール弁
8を有し、その下方の外径にストッパーフランジ6f
と、そのフランジと所定の間隔を設けて抜け止め用拡径
部6eを形成し、そのフランジ6fと拡径部6eとの間
に筒状のピストン9を上下摺動可能に嵌合している。こ
のピストン9の外径はアキュムレータ2の内径に気密に
接し、ピストン内径はピストンシャフト6の外径よりや
や大径に、または軸方向に溝9aを刻設してピストンシ
ャフトとの摺動面が通気可能に嵌合しており、そのピス
トン9の内径側上端周縁9bがフランジ6fに密接に当
接することによってその通気が遮断される構造になって
いる。
【0008】上記吐出用ボール弁8の弁口8a下部には
側面に開口10bを有する栓体10が垂下されており、
インナーシリンダー4の上端円形口部4dに嵌合または
当接して液漏れを防止する。
【0009】 吸液管13を挿着する嵌合筒12cの上
部に吸液用ボール弁12vを装置し、その上部に外部筒
12a及び内部筒12bを立設形成した混合器12は、
その外部筒12aにアキュムレータ2の下部が気密状
に、内部筒12bにはインナーシリンダ4の下部が通気
可能状態に、かつ、液密状にそれぞれ嵌合されている。
その内部筒12bとインナーシリンダ4との間の通気の
機構は嵌合部に若干の隙間(液密であることが必要であ
る。)を設けてもよく、内部筒12bの内径表面に軸方
向の溝12d(図4)を形成してもよい。
【0010】図2は、本発明にかかるフォームディスペ
ンサーの使用状態を示すものである。図1に示すエジェ
クターヘッド7とアッパーキャップ5との螺合を解くと
付勢手段としてのスプリング14によってヘッド7及び
ピストンシャフト6は上昇する。このとき、ピストン9
はアキュムレータ2の内径との接触抵抗によって上昇が
遅れ、ピストン9の内径側上端周縁9bがストッパーフ
ランジ6fとの密着が解かれる。したがってピストンシ
ャフト6とピストン9との間には通気が可能となり、ピ
ストンシャフトの上昇によってピストン下方のアキュム
レータ内が真空になることはなく、したがって円滑な上
昇が得られる。同時にピストンシャフト6とインナーシ
リンダー4とで形成するシリンダー内の容積が拡大して
減圧状態となり、吸液管13および吸液弁12vを経由
してインナーシリンダー内に容器中の液体を吸引する。
【0011】次いで、エジェクターヘッド7を押圧して
ピストンシャフト6を押し下げるとピストン9はアキュ
ムレータ内径との接触抵抗により動きが遅れてそのシャ
フトと相対に上昇しその上端外周縁9bがストッパーフ
ランジ6fに密着して気密を形成する。さらに下降する
ことによってアキュムレータ内のエアは圧縮されインナ
ーシリンダー4の下部嵌合部間隙からインナーシリンダ
ー内に高速度で圧入される。同時にピストンシャフト6
とインナーシリンダー4とで形成するシリンダー内容積
が減少して高圧状態となり液体はエアと混合されなが
ら、吐出弁8およびネット11を経てノズルに至りフォ
ーム状の液体となって吐出される。なお、ピストンの上
方には、取付フランジ2fの下方に設けた通気孔2hか
らエアが取り込まれるため、この部分が真空減圧される
ことなくピストンシャフト6の下降は滑らかにおこなわ
れる。
【0012】使用後、再びエジェクターヘッド7下部の
雄ねじ7sとアッパーキャップ5の雌ねじ5sを螺合す
る。これによって、ピストンシャフト6内の栓体10が
インナーシリンダー4上端の円形口部4dに当接または
嵌合してインナーシリンダー内の液体が外部に吐出する
ことがなくなる。
【0013】
【0014】
【発明の効果】本発明は、液体ポンプの外周にエアポン
プを形成した構造のフォームディスペンサーであって、
そのエアポンプ側の弁はピストンシャフトの下降時には
アキュムレータ内の気密を保ってエアをインナーシリン
ダー内に圧送し、上昇時には気密を解除してアキュムレ
ータ内にエアを充満させるという従来にない構造とした
ために、ディスペンサー全体の構造が簡単で作動に信頼
性が得られるものになった。
【0015】インナーシリンダーの外径を円形に、内孔
の断面形状をほぼ十字型としてシリンダーに厚肉部を形
成し強度向上を図ったので、液体用シリンダーを細く構
成することが可能となり、したがって、エアポンプと液
体ポンプが二重構造になるフォームディスペンサーの外
径をより小径にすることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明フォームディスペンサの不使用状態を示
す正面断面図である。
【図2】本発明フォームディスペンサの使用状態を示す
正面断面図である。
【図3】ピストンとピストンシャフトの嵌合部を示すも
の(A)は縦断面図、(B)はA−A断面図である。
【図4】アキュムレータおよびインナーシリンダーと混
合器との嵌合部を示す横断面図である。
【図5】公知のフォームディスペンサーを示す正面断面
図である。
【符号の説明】
1 フォームディスペンサー 2 アキュムレータ 3 コンテナーキャップ 4 インナーシリンダー 5 アッパーキャップ 6 ピストンシャフト 7 エジェクターヘッド 8 吐出用ボール弁 9 筒状ピストン 10 栓体 11 ネット 12 混合器 13 吸液管 14 スプリング

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内に垂設されるべきアキュムレータ
    にはその内部にインナーシリンダーを同心円上に一体的
    に形成し、そのアキュムレータの内径とインナーシリン
    ダーの外形とで形成するリング状空間に、頭部にエジェ
    クターヘッドを、周側に筒状のピストンをそれぞれ有す
    る筒状ピストンシャフトを上方に付勢した状態で、か
    つ、摺動可能に嵌合し、アキュムレータ底部には、吸液
    管嵌合筒の上部に吸液用ボール弁及び二重の筒状部を立
    設した混合器があってアキュムレータおよびインナーシ
    リンダーに嵌合固着された構成のフォームディスペンサ
    ーにおいて、その筒状ピストンの外径はアキュムレータ
    内径と気密に、筒状ピストンの内径はピストンシャフト
    外径との間で通気可能に、かつ、そのピストンシャフト
    に形成したストップ用フランジにその筒状ピストンの上
    端周縁が当接することによって通気が遮断されピストン
    シャフトとの間の気密を形成するように嵌合されている
    ことを特徴とするフォームディスペンサー。
  2. 【請求項2】 アキュムレータ内にインナーシリンダー
    が同心円上に一体的に形成され、そのアキュムレータの
    内径とインナーシリンダーの外径とで形成するリング状
    空間に、頭部にエジェクターヘッドを、周側に筒状のピ
    ストンをそれぞれ有する筒状ピストンシャフトを上方に
    付勢した状態で、かつ、摺動可能に嵌合し、アキュムレ
    ータ底部には、吸液管嵌合筒の上部に吸液用ボール弁及
    び二重の筒状部を立設形成した混合器がアキュムレータ
    およびインナーシリンダーに嵌合固着されたフォームデ
    ィスペンサーにおいて、そのインナーシリンダーと内筒
    との嵌合が該シリンダーの内外を通気可能、かつ、液密
    とされたことを特徴とする請求項1記載のフォームデ
    ィスペンサー。
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NL1019348C2 (nl) 2001-11-12 2003-05-13 Bentfield Europ Bv Schuimdispenser, huis en voorraadhouder daarvoor.
NL1020641C2 (nl) 2001-11-12 2003-05-15 Bentfield Europ Bv Dispenser voor afgifte van een vloeistof en huis voor een dergelijke dispenser.
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