JP2706644B2 - Icソケット - Google Patents

Icソケット

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JP2706644B2
JP2706644B2 JP7315150A JP31515095A JP2706644B2 JP 2706644 B2 JP2706644 B2 JP 2706644B2 JP 7315150 A JP7315150 A JP 7315150A JP 31515095 A JP31515095 A JP 31515095A JP 2706644 B2 JP2706644 B2 JP 2706644B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPLCC又はSOJ
用オープントップタイプのICソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のPLCC用オープントップタイプ
のICソケットの一例は図9に示すように、ソケット本
体11の中央の凹部11aの四辺に向い合って一定間隔
で植設されているコンタクトピン12が上端で内側に湾
曲して接触部12aを形成し、この接触部12aにIC
パッケージ8のリード8aが摺動するようにして挿入す
る方式のICソケットである。
【0003】又、他の例は図10に示すように、ソケッ
ト本体13の中央の凹部13aの中央部にはICパッケ
ージ載置台13bが突設してあり、前記凹部13aの四
辺部には上側は第一接触部14aとなり、下側には第二
接触部14bが内側に分岐しているコンタクトピン14
が向い合って一定間隔で植設してある。
【0004】この第一接触部14aにICパッケージ8
のリード8aを摺動させながら挿入し、リード先端部8
bで前記第二接触部14bを押圧し、リード肩部8cで
前記第一接触部14aと係合せしめるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の各例で
は、ICパッケージ8を着脱する場合、最初からリード
8aはコンタクトピン12又は14と摺動するので、リ
ード8aのメッキが剥がれてコンタクトピン12又は1
4に転移してしまうことがある。この転移したメッキ層
が電気分解してコンタクトピン12又は14とリード8
aとの間での接触不良の原因となってしまう。
【0006】又、図10の例ではリード肩部8cはIC
パッケージ8を成形する時に樹脂がこの部分にはみ出
し、第一接触部14aはリード8aと接触しないことが
ある。
【0007】本発明は上述の問題を解決して、着脱が容
易で、接触不良を起こさないICソケットを提供するこ
とを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、Jベントリード型ICパッケージ8を収容し得る
ソケット本体1と、該ソケット本体1に対し上方への弾
圧習性を有して垂直方向に摺動自在に保持された枠形の
カバー3とよりなるICソケットにおいて、前記ソケッ
ト本体1には中央部にIC載置台4が設けられ、このI
C載置台4の外側には一定間隔でコンタクトピン5が配
設されており、前記コンタクトピン5は上端がソケット
外側方向に延出した押圧部5aと、この押圧部5aの
延出部近辺でソケットの内側方向に分岐延出している第
一接触部5bと、この第一接触部5bの分岐点の下側に
形成されたばね部5dと、このばね部5dの下側で前記
第一接触部5bと同じ方向に分岐延出している第二接触
部5cと、前記ソケット本体1に配設される基部5f
と、該基部5fから下方に延び外部回路に接続する接続
部5eとよりなると共に、前記カバー3には前記コンタ
クトピン5の上端の押圧部5aに接触する斜面部7が具
備され、前記カバー3を押圧することにより、その斜面
部7がコンタクトピン5の押圧部5aを押圧して第一接
触部5bを外側方向に退避させ、押圧を解くことにより
前記第一接触部5b及び第二接触部5cは何れか一方
収容したICパッケージ8のリード8aと接触し、他方
が該ICパッケージ8の本体押圧接触るようにした
ものである。
【0009】前記カバー3は垂直方向はコンタクトピン
5の有する弾性力と、前記カバー3又はソケット本体1
と一体に作られ、又はこれらと別体で作られて前記カバ
ー3又はソケット本体1に取付けられているガイド部材
2によって規制されるように構成されたものである。
【0010】前記コンタクトピン5は1枚の弾性板を打
抜き加工して形成されたもの、又は帯状の弾性板を曲げ
加工して形成したもので、そのばね部5dは湾曲して外
側に突出しているもの、又は直線状であるものの何れか
である。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態を示す
ICソケットの断面図で、右半分はカバー3を押し下げ
てICパッケージ8を挿入直後(取り出す直前)の状態
図、左半分はICパッケージを挿入完了の状態図、図2
は平面図である。
【0012】このICソケットは四角形のソケット本体
1と、このソケット本体1の四隅にそれぞれ垂直に植設
されたガイド部材2で水平方向は規制され、垂直方向は
摺動自在に保持された枠形のカバー3と、前記ガイド部
材2に沿って前記カバー3を前記ガイド部材2の上端に
弾圧しているコイルばね9よりなっている。
【0013】前記ソケット本体1は周囲に壁1aを設け
た上向きの箱状のもので、底面の中央部の上面に設けら
れた四角形のIC載置台4と、このIC載置台4の各辺
の外側に各辺と平行して、かつ一定間隔で植設された複
数のコンタクトピン5が設けられている。
【0014】又、前記ガイド部材2にはそれぞれのガイ
ド部材2に沿ってコイルばね9が挿入してあり、前記カ
バー3をガイド部材2の上端に弾圧している。
【0015】前記カバー3は四隅に前記ガイド部材2が
貫通する孔6が穿設されている。この孔6は図3に示す
ように下側は前記ガイド部材2が遊嵌する直径であり、
上側はガイド部材2の頭部2aが遊嵌する直径で、コイ
ルばね9でカバー3が上端に弾圧されても上限を規制す
るように構成されている。
【0016】又、枠形の各辺の下面には内側から外向き
の斜面部7が設けられており、前記コンタクトピン5の
上端の押圧部5aに接触するように構成されている。
【0017】前記コンタクトピン5の一例は図4(イ)
に示すように、上端が外側に傾斜した押圧部5aで、こ
の押圧部5aの下側で内側に分岐している第一接触部5
bと、この第一接触部5bの分岐点の下側は外側に湾曲
したばね部5dを形成し、このばね部5dの下側で前記
第一接触部5bと同じ方向に分岐している第二接触部5
cと、前記ソケット本体1に配設される基部5fと、こ
の基部5fから下方に延び外部回路に接続する接続部5
eよりなるものである。
【0018】又、図4(ロ)に示すものは、同図(イ)
示の湾曲したばね部5dの代わりに直線状のばね部5d
となっているものである。
【0019】図4の(イ)(ロ)に示すコンタクトピン
5は1枚の弾性板を所定の形状に打抜いて成形したもの
であるが、同図(ハ)に示すものは帯状の弾性板を折り
曲げて第一接触部5b、ばね部5d、第二接触部5c及
び接続部5eを形成し、これに同じ帯状の弾性板で押圧
部5aをスポット熔接等で接合して形成したものであ
る。
【0020】次に上述のICソケットの動作に付いて説
明する。図1の右半分に示すように、カバー3をコイル
ばね9の弾圧に抗して押し下げると、コンタクトピン5
の押圧部5aはカバー3の斜面部7によりばね部5dが
湾曲して外側に移行する。この状態では第一接触部5b
は斜め外側に移行し、ICパッケージ8の挿入範囲から
退避した状態となる。
【0021】この状態のまま、ICパッケージ8を図示
しない位置決め部材に沿ってリード8aをコンタクトピ
ン5の第二接触部5cの上に載置し、カバー3の押し下
げ状態を解除すると、カバー3はコイルばね9の弾力に
よりガイド部材2の上端まで上昇し、コンタクトピン5
の押圧部5aは斜面部7に沿って内側に移行し、これに
伴って第一接触部5bは斜め内側に移行してICパッケ
ージ8の上面を押圧する。この状態を図1の左半分に示
す。
【0022】又、ICパッケージを抜取る場合は挿入時
と同様にカバー3を押し下げ、図1の右半分の状態にし
た後に抜取れば良い。
【0023】なお、このICソケットはICパッケージ
8を挿入する場合、ICパッケージ8は表向き、裏向き
の何れでも正規に接触するように構成されているので、
ICパッケージ8の内部接続、及びICソケットの外部
接続により決められた方向に挿入するものである。
【0024】この状態の説明図が図5で、(イ)はコン
タクトピン5のばね部5dが湾曲形のもので、ICパッ
ケージ8は裏向きに挿入した例で、(ロ)はばね部5d
が直線形のもので、ICパッケージ8は表向きに挿入し
た例である。しかし、ICパッケージ8の内部接続、及
びICソケットの外部接続により、ICパッケージ8は
上述と逆方向に挿入することも可能である。
【0025】なお、前記ガイド部材2は図6、7、8に
示すように、カバー3と一体に作ってソケット本体1に
係合させても良く、又逆にソケット本体1と一体に作っ
てカバー3と係合させても良い。
【0026】更に、前記コイルばね9は特に設けなくて
も良く、コンタクトピン5の有する弾性力によって、図
8に示すように押圧部5aを介して斜面部7を矢印Fの
方向へ押すことによって、カバー3を上方向へ弾圧し、
上述のソケットの動作を行わせることも可能である。
【0027】
【発明の効果】上述のように、ICパッケージ8はその
リード8aのみで固定しないので、リード8aへの負担
を減らし、リード8aの変形等の問題が発生しない。
【0028】又、ICパッケージ8を上下方向から挟持
して固定するので、ICパッケージ8が振動や衝撃等で
ICソケットから外れることがない。
【0029】更に、ICパッケージ表面、裏面実装が同
一のICソケットで出来るので、ICパッケージ8の内
部接続が逆になっているものでも対応することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すICソケットの断面
図で、右半分はカバー3を押し下げてICパッケージ8
を挿入直後(取り出す直前)の状態図、左半分はICパ
ッケージを挿入完了の状態図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】ガイド部材の上端部とカバーとの係合状態の説
明図である。
【図4】コンタクトピンの形状図で、(イ)打抜き加工
し、湾曲したばね部を持った形状図、(ロ)は同じく直
線状のばね部を持った形状図、(ハ)は折り曲げ加工
し、直線状のばね部を持った形状図である。
【図5】ICパッケージの挿入状態の説明図で、(イ)
は裏向き挿入の説明図、(ロ)は表向き挿入の説明図で
ある。
【図6】本発明のガイド部材の他の実施形態の部分拡大
斜視図である。
【図7】図6に示すガイド部材とソケット本体との係合
を示す部分拡大断面図である。
【図8】図6に示すガイド部材を有するICソケットの
部分断面図である。
【図9】従来のICソケットの一例の断面図である。
【図10】従来のICソケットの他の例の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ソケット本体 2 ガイド部材 3 カバー 4 IC載置台 5 コンタクトピン 5a 押圧部 5b 第一接触部 5c 第二接触部 5d ばね部 5e 接続部 5f 基部 6 孔 7 斜面部 8 ICパッケージ 8a リード 9 コイルばね

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Jベントリード型ICパッケージを収容
    し得るソケット本体と、該ソケット本体に対し上方への
    弾圧習性を有して垂直方向に摺動自在に保持された枠形
    のカバーとよりなるICソケットにおいて、前記ソケッ
    ト本体には中央部にIC載置台が設けられ、このIC載
    置台の外側には一定間隔でコンタクトピンが配設されて
    おり、前記コンタクトピンは上端がソケットの外側方向
    に延出した押圧部と、この押圧部の延出部近辺でソケッ
    トの内側方向に分岐延出している第一接触部と、この第
    一接触部の分岐点の下側に形成されたばね部と、このば
    ね部の下側で前記第一接触部と同じ方向に分岐延出して
    いる第二接触部と、前記ソケット本体に配設される基部
    と、該基部から下方に延び外部回路に接続する接続部と
    よりなると共に、前記カバーには前記コンタクトピンの
    上端の押圧部に接触する斜面部が具備され、前記カバー
    を押圧することにより、その斜面部がコンタクトピンの
    押圧部を押圧して第一接触部を外側方向に退避させ、押
    圧を解くことにより前記第一接触部及び第二接触部は何
    れか一方が収容したICパッケージのリードと接触し、
    他方が該ICパッケージ本体押圧接触るように
    したことを特徴とするICソケット。
  2. 【請求項2】 前記カバーは垂直方向は前記コンタクト
    ピンの有する弾性力と、前記カバー又は前記ソケット本
    体と一体に作られたガイド部材によって規制されること
    を特徴とする請求項1のICソケット。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部材は前記カバー及び前記ソ
    ケット本体とは別体で作られ、前記カバー又は前記ソケ
    ット本体に取付けられていることを特徴とする請求項2
    のICソケット。
  4. 【請求項4】 前記コンタクトピンのばね部は湾曲して
    外側に突出していることを特徴とする請求項1、2、又
    は3の何れかに記載のICソケット。
  5. 【請求項5】 前記コンタクトピンのばね部は直線状で
    あることを特徴とする請求項1、2、又は3の何れかに
    記載のICソケット。
  6. 【請求項6】 前記コンタクトピンは1枚の弾性板を打
    抜き加工して形成されたことを特徴とする請求項1、
    2、3、4又は5の何れかに記載のICソケット。
  7. 【請求項7】 前記コンタクトピンは帯状の弾性板を曲
    げ加工して形成したことを特徴とする請求項1、2、3
    又は5の何れかに記載のICソケット。
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JP2009244139A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Micronics Japan Co Ltd 検査ソケット
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JPH02148581U (ja) * 1989-02-02 1990-12-18
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