JP2706266B2 - 曲げデータの作成方法 - Google Patents
曲げデータの作成方法Info
- Publication number
- JP2706266B2 JP2706266B2 JP63197168A JP19716888A JP2706266B2 JP 2706266 B2 JP2706266 B2 JP 2706266B2 JP 63197168 A JP63197168 A JP 63197168A JP 19716888 A JP19716888 A JP 19716888A JP 2706266 B2 JP2706266 B2 JP 2706266B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bending
- data
- interference
- mold
- created
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、曲げ加工の分野における曲げデータの作成
方法に関する。
方法に関する。
(従来の技術) 近年、手動の域を脱しきれない曲げ加工の分野におい
て、曲げデータの作成を略自動的に行うべく、設定され
た金型につきワークの実際曲げ状態をシミュレートしつ
つ、設定された金型及び曲げ順に対しバックゲージや金
型移動量を定める曲げデータを自動的に作成することが
行われるようになってきた。
て、曲げデータの作成を略自動的に行うべく、設定され
た金型につきワークの実際曲げ状態をシミュレートしつ
つ、設定された金型及び曲げ順に対しバックゲージや金
型移動量を定める曲げデータを自動的に作成することが
行われるようになってきた。
従来、上記の曲げデータの作成方法において、ワーク
と金型とが干渉する場合、その状態をシミュレーション
画面に表示し、オペレータに知らしめている。
と金型とが干渉する場合、その状態をシミュレーション
画面に表示し、オペレータに知らしめている。
よって、従来、オペレータは干渉する旨の情報に基い
て、曲げ順や金型を変更し、新規の金型を製作するか又
は干渉量を目安で判断して適宜に金型を削り、再度干渉
チェックを行っている。なお、多くの場合、曲げ順変更
や金型変更で干渉を回避することが可能であるが、製品
の形状や曲げ精度の悪化防止のために曲げ順及び金型を
変更不可の場合が生ずるものである。
て、曲げ順や金型を変更し、新規の金型を製作するか又
は干渉量を目安で判断して適宜に金型を削り、再度干渉
チェックを行っている。なお、多くの場合、曲げ順変更
や金型変更で干渉を回避することが可能であるが、製品
の形状や曲げ精度の悪化防止のために曲げ順及び金型を
変更不可の場合が生ずるものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の如き従来よりの曲げデータの作
成方法にあっては、ワークと金型とが干渉する場合、干
渉する旨を報告するだけのものであったため、納期を間
に合わせるため金型の追加工を行うときオペレータはそ
の情報に基いて金型を削るための追加工データを作成し
なければならず、追加工データの作成に多くの手間が必
要となるという問題点があった。
成方法にあっては、ワークと金型とが干渉する場合、干
渉する旨を報告するだけのものであったため、納期を間
に合わせるため金型の追加工を行うときオペレータはそ
の情報に基いて金型を削るための追加工データを作成し
なければならず、追加工データの作成に多くの手間が必
要となるという問題点があった。
又、ワークと金型が干渉する場合、曲げデータの作成
処理をここで中断するので、金型の追加工後に再度曲げ
データの作成をやり直さなければならなかった。
処理をここで中断するので、金型の追加工後に再度曲げ
データの作成をやり直さなければならなかった。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、設定さ
れた曲げ金型および曲げ順によりワークと上記曲げ金型
との干渉チェックを行いつつ曲げデータを作成する曲げ
データの作成方法において、前記曲げ金型とワークとの
干渉があるとき、干渉量に応じて前記曲げ金型の追加工
データを作成すると共に、追加工された曲げ金型を想定
して曲げデータを作成するものである。
れた曲げ金型および曲げ順によりワークと上記曲げ金型
との干渉チェックを行いつつ曲げデータを作成する曲げ
データの作成方法において、前記曲げ金型とワークとの
干渉があるとき、干渉量に応じて前記曲げ金型の追加工
データを作成すると共に、追加工された曲げ金型を想定
して曲げデータを作成するものである。
(実施例) 第1図に示すように、干渉チェックは、金型(パン
チ)1でワークWを曲げ加工する際、パンチ1に対しワ
ークWが干渉するか否かがチェックされる。
チ)1でワークWを曲げ加工する際、パンチ1に対しワ
ークWが干渉するか否かがチェックされる。
図示の例では、ワークWの一端が干渉開始点P1から曲
げ終了点P2にかけ干渉し、斜線で示す干渉領域3が発生
することが示されている。なお、曲げ順は製品展開順の
逆とされるため、干渉領域は曲げ角Aで規定される曲げ
終了点P2から干渉開始点P1に向けて矢印5の方向に発生
する。
げ終了点P2にかけ干渉し、斜線で示す干渉領域3が発生
することが示されている。なお、曲げ順は製品展開順の
逆とされるため、干渉領域は曲げ角Aで規定される曲げ
終了点P2から干渉開始点P1に向けて矢印5の方向に発生
する。
第2図に示すように、ステップ201で機械及び金型が
自動又は手動で設定され、ステップ202で曲げ順が自動
又は手動で設定されると、ステップ203で第1図に示し
た干渉チェックが実施される。
自動又は手動で設定され、ステップ202で曲げ順が自動
又は手動で設定されると、ステップ203で第1図に示し
た干渉チェックが実施される。
そこで、ステップ203で全曲げ工程において干渉せず
と判断された場合にはステップ204へ移行し、ここで各
工程を実行すべく曲げデータが作成される。
と判断された場合にはステップ204へ移行し、ここで各
工程を実行すべく曲げデータが作成される。
一方、ステップ203で干渉有りと判断された場合に
は、ステップ205へ移行し、ここで金型,機械,曲げ順
の変更が可能であるか否かを判断する。曲げ順の変更が
不可能の場合とは、製品精度の関係で各条件が固定され
ている場合や、全条件を実施済みの場合である。
は、ステップ205へ移行し、ここで金型,機械,曲げ順
の変更が可能であるか否かを判断する。曲げ順の変更が
不可能の場合とは、製品精度の関係で各条件が固定され
ている場合や、全条件を実施済みの場合である。
ステップ205で、条件変更可能である場合には、各条
件を変更すべくステップ201又は202へ移行し、変更した
条件下で再度干渉チェックが為される。
件を変更すべくステップ201又は202へ移行し、変更した
条件下で再度干渉チェックが為される。
又、ステップ205で条件変更が不可能と判断された場
合には、ステップ203で干渉有りと判断されているのを
無視してステップ204で曲げデータを作成すると同時に
ステップ206で干渉量を求め、次いでステップ207で金型
の追加工データを作成する。
合には、ステップ203で干渉有りと判断されているのを
無視してステップ204で曲げデータを作成すると同時に
ステップ206で干渉量を求め、次いでステップ207で金型
の追加工データを作成する。
したがって、オペレータはステップ204及び207の処理
により、干渉無しの場合にはステップ204により曲げデ
ータを得ることができ、又干渉有りの場合にはステップ
204及び207で曲げデータ及び金型の追加工データを得る
ことができる。
により、干渉無しの場合にはステップ204により曲げデ
ータを得ることができ、又干渉有りの場合にはステップ
204及び207で曲げデータ及び金型の追加工データを得る
ことができる。
追加工データは、これにより設定された金型を追加工
すれば、ステップ203での確認された干渉を回避するこ
とができるものであるため、追加工された金型には、ス
テップ204で作成された曲げデータをそのまま適用でき
るものである。
すれば、ステップ203での確認された干渉を回避するこ
とができるものであるため、追加工された金型には、ス
テップ204で作成された曲げデータをそのまま適用でき
るものである。
追加工データをCADデータとして捕えれば、追加工用
のNCデータを出力することも可能である。
のNCデータを出力することも可能である。
以上により、本例では、干渉有りの場合に金型の追加
工用のデータと、このデータに基いて追加工を行った金
型についての曲げデータを得ることができるので、金型
の追加工を迅速に行うことができ、又曲げデータを再度
作成する手間も不要である。
工用のデータと、このデータに基いて追加工を行った金
型についての曲げデータを得ることができるので、金型
の追加工を迅速に行うことができ、又曲げデータを再度
作成する手間も不要である。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、適
宜の設計的変更を行うことにより、適宜の態様で実施し
得るものである。
宜の設計的変更を行うことにより、適宜の態様で実施し
得るものである。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、設定された曲げ金型および曲げ順によ
りワークと上記曲げ金型との干渉チェックを行いつつ曲
げデータを作成する曲げデータの作成方法において、前
記曲げ金型とワークとの干渉があるとき、干渉量に応じ
て前記曲げ金型の追加工データをを作成すると共に、追
加工された曲げ金型を想定して曲げデータを作成するも
のである。
するに本発明は、設定された曲げ金型および曲げ順によ
りワークと上記曲げ金型との干渉チェックを行いつつ曲
げデータを作成する曲げデータの作成方法において、前
記曲げ金型とワークとの干渉があるとき、干渉量に応じ
て前記曲げ金型の追加工データをを作成すると共に、追
加工された曲げ金型を想定して曲げデータを作成するも
のである。
上記構成より明らかなように、本発明においては、曲
げ金型とワークとの干渉があるときには干渉量に応じて
曲げ金型の追加工データを作成すると共に、追加工され
た曲げ金型を想定して曲げデータを作成するものであ
る。
げ金型とワークとの干渉があるときには干渉量に応じて
曲げ金型の追加工データを作成すると共に、追加工され
た曲げ金型を想定して曲げデータを作成するものであ
る。
すなわち本発明は、既存の曲げ金型とワークとの干渉
チェック時に干渉があると、必要な追加工のデータが作
成されると共に、曲げ金型が追加工されたものとして曲
げデータが作成されるので、既存の曲げ金型に対して追
加工を行うだけでもってワークの曲げ加工を行うことが
できることとなり、例えば至急のワークの折曲げ加工に
対しても、新たに干渉しない新しい曲げ金型を作製する
ことなしに迅速かつ容易に対応できるものである。
チェック時に干渉があると、必要な追加工のデータが作
成されると共に、曲げ金型が追加工されたものとして曲
げデータが作成されるので、既存の曲げ金型に対して追
加工を行うだけでもってワークの曲げ加工を行うことが
できることとなり、例えば至急のワークの折曲げ加工に
対しても、新たに干渉しない新しい曲げ金型を作製する
ことなしに迅速かつ容易に対応できるものである。
図面はいずれも実施例を示し、第1図は干渉チェックの
説明図、第2図は曲げデータ作成方法の処理フローチャ
ートである。 1……パンチ、3……干渉領域 P1……干渉開始点、P2……曲げ終了点 W……ワーク
説明図、第2図は曲げデータ作成方法の処理フローチャ
ートである。 1……パンチ、3……干渉領域 P1……干渉開始点、P2……曲げ終了点 W……ワーク
Claims (1)
- 【請求項1】設定された曲げ金型および曲げ順によりワ
ークと上記曲げ金型との干渉チェックを行いつつ曲げデ
ータを作成する曲げデータの作成方法において、前記曲
げ金型とワークとの干渉があるとき、干渉量に応じて前
記曲げ金型の追加工データを作成すると共に、追加工さ
れた曲げ金型を想定して曲げデータを作成することを特
徴とする曲げデータの作成方法。
Priority Applications (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63197168A JP2706266B2 (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 曲げデータの作成方法 |
SE8902649A SE506952C2 (sv) | 1988-08-05 | 1989-08-02 | Sätt och anordning för inställning av en bockningsprocess, och ett sätt att iordningställa bockningsdata |
DE3925925A DE3925925C2 (de) | 1988-08-05 | 1989-08-04 | Biegeverfahren und Biegevorrichtung |
DE3943814A DE3943814B4 (de) | 1988-08-05 | 1989-08-04 | Verfahren zum Bereitstellen von Biegedaten für eine Biegemaschine |
FR898910568A FR2635025B1 (fr) | 1988-08-05 | 1989-08-04 | Procede de preparation d'une operation de cintrage |
CH2896/89A CH679557A5 (ja) | 1988-08-05 | 1989-08-04 | |
AT0188389A AT401484B (de) | 1988-08-05 | 1989-08-04 | Verfahren und vorrichtung zum einstellen eines biegeprozesses sowie verfahren zum vorbereiten von biegedaten |
IT8921459A IT1230533B (it) | 1988-08-05 | 1989-08-04 | Procedimento e dispositivo per impostare un processo di piegatura, nonche' procedimento per la preparazione di dati di piegatura. |
US07/389,798 US5029462A (en) | 1988-08-05 | 1989-08-04 | Method of bending a workpiece including setting a bending process, and preparing bending data |
GB8917909A GB2223606B (en) | 1988-08-05 | 1989-08-04 | Method and device for setting a bending process and method for preparing bending data |
KR1019890011192A KR960012342B1 (ko) | 1988-08-05 | 1989-08-05 | 굽힘 기계의 공정 설정 방법, 장치 및 굽힘 데이타의 작성 방법 |
SE9703388A SE512631C2 (sv) | 1988-08-05 | 1997-09-19 | Sätt att iordningställa bockningsdata |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63197168A JP2706266B2 (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 曲げデータの作成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0246920A JPH0246920A (ja) | 1990-02-16 |
JP2706266B2 true JP2706266B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=16369919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63197168A Expired - Lifetime JP2706266B2 (ja) | 1988-08-05 | 1988-08-09 | 曲げデータの作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2706266B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4727835B2 (ja) * | 2001-04-03 | 2011-07-20 | 株式会社アマダ | 加工不可情報教示方法及びそのシステム |
JP5108260B2 (ja) | 2006-07-06 | 2012-12-26 | 株式会社アマダ | 曲げ加工機金型レイアウトの活用方法およびその装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0677775B2 (ja) * | 1986-07-22 | 1994-10-05 | 株式会社アマダ | Nc折曲げ機における金型決定方法 |
-
1988
- 1988-08-09 JP JP63197168A patent/JP2706266B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0246920A (ja) | 1990-02-16 |
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