JP2706177B2 - ゲーム媒体貸出機およびゲーム場管理システム - Google Patents

ゲーム媒体貸出機およびゲーム場管理システム

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JP2706177B2
JP2706177B2 JP51982094A JP51982094A JP2706177B2 JP 2706177 B2 JP2706177 B2 JP 2706177B2 JP 51982094 A JP51982094 A JP 51982094A JP 51982094 A JP51982094 A JP 51982094A JP 2706177 B2 JP2706177 B2 JP 2706177B2
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孝俊 武本
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Ace Denken KK
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、クレジットカードによりゲーム媒体の貸出
が可能なゲーム媒体貸出機に関する。
背景技術 一般に、パチンコ遊技場等のゲーム場においては、ゲ
ームを行なうに当たり現金やプリペイドカード、あるい
はハウスカード等を使用して、ゲーム媒体(パチンコ玉
やメダル、コインの場合もある)の貸出しを受けるのが
通常であり、クレジットカードを使用することはできな
い。
このため、クレジットカードを使用したい遊技客にと
っては不便であり、クレジットカードによってもゲーム
媒体の貸出しが受けられる貸出機が要望されていた。
そこで、出願人は、特願平3-270650号によりクレジッ
トカードも使用できる装置を提案した。この装置は、ク
レジットカードを盗難防止用の容器(パック)にいれた
後にゲーム媒体貸出機に取付けて、クレジットカードに
よってもゲーム媒体の貸出しが受けられる貸出機であ
る。このパックからは、特定の電磁波を出力させ、ゲー
ム場の出入口にパックによる電磁波を検出するゲートの
ような設備を設置し、ゲーム場からのパックの持出しを
防止している。この装置は、客がゲームに負けた場合で
もクレジットカードを返却してもらうためにゲーム機か
ら出てくるパックをもってカウンターに行かなくてはい
けないというめんどうな点があった。さらに、店側とし
てもカウンターに集まったパックを店員がゲーム機に再
セットしなければならないという煩わしさもあった。さ
らに、ゲーム場の出入口に前記ゲートを設置しなければ
ならないので設備投資のための資金も必要となる。
発明の開示 本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着
目してなされたもので、クレジットカードによりゲーム
媒体の貸出しが可能であり、しかもそのために遊技客が
カウンターに行って手続する必要がなく、また店側の付
帯作業もなく、ゲーム場の出入口のゲートをも必要とし
ないゲーム媒体貸出機を提供することを目的としてい
る。
かかる目的を達成するために、クレジットカードによ
り、ゲーム媒体の貸出しが可能なゲーム媒体貸出機にお
いて、 ゲーム媒体を払い出すためのゲーム媒体払出手段と、 クレジットカードの登録情報であって本人確認データ
を含む登録情報を読取るクレジットカード読取り装置
と、 前記本人確認データと照合するための本人確認情報を
入力するための本人確認情報入力手段と、 投入したクレジットカードについてゲームを行なうた
めに用いる貸出金額を設定する金額設定手段と、 前記本人確認情報入力手段から入力された本人確認情
報と前記クレジットカード読取り装置が読取った本人確
認データとが一致するか否かを判定し、一致する場合
に、前記ゲーム媒体払出手段を作動させて、前記金額設
定手段により設定された貸出金額の範囲内でゲーム媒体
を払い出す制御手段と、 前記クレジットカードに関する本人確認情報と、前記
貸出金額とを記憶する記憶手段と、 前記金額設定手段により貸出金額が設定されたとき
に、すくなくとも前記貸出金額が記入された貸出証を発
行する貸出証発行手段と、 を有することができる。
このようにすれば、クレジットカードにより、持出し
防止器を用いずにゲームを行なうためのゲーム媒体を貸
し出すことができる。
また、前記記憶手段に記憶された本人確認情報と、貸
出金額とを予め定められた特定の情報処理装置へ送信す
る手段を有することもできる。
このようにすれば、本人確認情報と貸出金額とを、ク
レジットデータを集計するためのクレジットデータ集計
装置へ送信することができる。
また、前記本人確認データを暗証番号とし、前記本人
確認情報入力手段をキースイッチとすることもできる。
このようにすれば、キースイッチにより暗証番号を入
力し、本人の確認を行なうことができる。
なお、前記本人確認データをクレジットカードの持主
である遊技客本人の特徴を示す特徴量とし、前記本人確
認情報入力手段を前記遊技客の特徴を示す特徴量を採取
する手段とすることもできる。
これにより、遊技客本人の特徴量により本人の確認を
行なうことができる。
さらに、前記本人確認データである特徴量は、指紋に
関する情報を有し、前記本人確認情報入力手段は、前記
遊技客の指紋を採取する手段であり、前記制御手段は、
採取された指紋と、前記クレジットカードの中に有する
情報により特定される指紋とを、比較する比較手段を有
することもできる。
これにより、遊技客本人の指紋により本人の確認を行
なうことができる。
さらに、ゲーム終了時に、投入された金額のうちゲー
ム媒体の貸出に使用されずに残った返却金額および獲得
ゲーム媒体数を登録するための精算用カード型記録媒体
を複数枚貯留する貯留手段と、 前記貯留手段から精算用カード型記録媒体を1枚ずつ
取り出し、その精算用カード型記録媒体に前記返却金額
および獲得ゲーム媒体数を登録して発行する発行機と、 を有することもできる。
これにより、精算用カード型記録媒体に、前記返却金
額および獲得ゲーム媒体数を登録することもできる。
さらに、前記発行機は精算用カード型記録媒体の投入
を受け付けて、登録されている返却金額および獲得ゲー
ム媒体数を読み取って前記制御手段に出力する精算用カ
ード型記録媒体リーダをさらに備えることもできる。
このようにすれば、精算用カード型記録媒体により、
ゲームを行なうためのゲーム媒体を貸し出すことができ
る。
さらに、ゲーム媒体を用いてゲームを行う複数台のゲ
ーム機と、前記ゲーム媒体を貸し出すためのゲーム媒体
貸出機とを備えたゲーム場を管理するためのゲーム場管
理システムにおいて、 クレジットデータを集計するためのクレジットデータ
集計装置を備え、 前記各ゲーム媒体貸出機は、 ゲーム媒体を払い出すためのゲーム媒体払出手段と、 クレジットカードの投入払出部とを有し、 該投入払出部に投入されたクレジットカードの登録情
報であって本人確認データを含む登録情報を読取るクレ
ジットカード読取り装置と、 前記本人確認データと照合するための本人確認情報を
入力するための本人確認情報入力手段と、 投入したクレジットカードによりゲームを行なう貸出
金額を設定する金額設定手段と、 前記本人確認情報入力手段から入力された本人確認情
報と前記クレジットカード読取り装置が読取った本人確
認データが一致したことを条件として、前記ゲーム媒体
払出手段を作動させて、前記金額設定手段により設定さ
れた貸出金額の範囲内でゲーム媒体を払い出す制御手段
と、 前記クレジットカードに関する本人の確認情報と、前
記貸出金額とを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された本人の確認情報と、貸出金
額とを前記クレジットデータ集計装置へ送信する手段
と、 前記金額設定手段により貸出金額が設定されたとき
に、すくなくとも前記貸出金額が記入された貸出証を発
行する貸出証発行手段とを備え、 前記クレジットデータ集計装置は、前記貸出金額と、
本人確認情報とを本人毎に集計し、ゲーム場データとし
て集計して出力することもできる。
これにより、クレジットカードによりゲームを行うこ
とができるゲーム場管理システムを提供することができ
る。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の一実施例を示す正面図である。
図2は、本発明の一実施例を示す側面図である。
図3は、本発明の一実施例における精算用カード型記
録媒体の一例を示す説明図である。
図4は、本発明の一実施例における精算用カード型記
録媒体の他の例を示す説明図である。
図5は、本発明の変形例におけるクレジットカードを
示す説明図である。
図6は、本発明の変形例を示す正面図である。
図7は、本発明の一実施例における動作を示すフロー
チャートである。
図8は、本発明の一実施例によるゲーム媒体貸出機を
示すブロック図である。
図9は、本発明の一実施例による精算用カード型記録
媒体・リーダライタの構成を示す説明図である。
図10は、本発明の一実施例によるゲーム機,ゲーム媒
体貸出機,クレジットデータ集計コンピュータ,ゲーム
場データ集計機のバス接続関係を示すブロック図であ
る。
発明を実施するための最良の形態 以下、図に基づき本発明の実施例を説明する。
本実施例のゲーム媒体貸出機20は、図1に示すよう
に、ゲーム機1の側部に付設されるもので、正面パネル
面に、金額表示器21,紙幣投入口22、コイン投入口23,貸
出設定スイッチ24,メッセージ表示パネル25,貸出証(レ
シート)出口26,クレジットカードリーダ27、キースイ
ッチ28、ゲーム媒体払出口29、コイン返却口30,精算ス
イッチ31,精算用カード型記録媒体(ハウスカード)払
出投入口32が設けられている。キースイッチ28は、本人
確認データ入力手段、金額設定手段のために用いられ
る。
また内部には、図2に示すように、紙幣識別機41,コ
インセレクタ42,貸出証発行手段として機能するレシー
ト発行機43、コイン取込み口44,ゲーム媒体払出機構の
一部として機能するゲーム媒体払出カウンタ45、コイン
返却通路46,制御手段として機能するCPUコントロール基
板47、ハウスカード・リーダライタ38が設けられてい
る。
なおゲーム機1は、図1に示すようにこの場合スロッ
トマシンで、ゲーム面2の下方に、取入媒体数表示器3,
払出信号表示器4,取込信号表示器5,精算スイッチ6,ゲー
ム選択スイッチ7,ゲーム制御スイッチ8,スタートスイッ
チ9,ゲーム媒体投入口10,ゲーム媒体入れ11が設けられ
たものである。
また、図8にゲーム媒体貸出機20の機能ブロック図を
示す。これは、クレジットカードおよびハウスカードに
関する部分を中心とする機能ブロックを示している。こ
こでは、CPUコントロール基板47上に、入出力インター
フェース51,メモリ52,CPU55,クレジットデータ集計コン
ピュータインターフェース58,ゲーム場データ集計機イ
ンターフェース56,ゲーム機インターフェース57が、配
置されている。CPU55には、本人確認データ照合部53,ゲ
ーム媒体払い出し制御部54,返却金額・獲得ゲーム媒体
数読出し部59,返却金額・獲得ゲーム媒体数登録部60が
搭載されている。
入出力インターフェース51を介しては、貸出選定スイ
ッチ24,テンキー28a,クレジットカードリーダ27,精算ス
イッチ31,ハウスカード・リーダライター38,指紋読取装
置49,貨幣処理部50が接続されている。また、金額表示
器21,メッセージ表示パネル25,レシート発行機43が接続
されている。さらに、ゲーム媒体払い出し機構90が接続
されている。
また、図10に、ゲーム場における、ゲーム機1,ゲーム
媒体貸出機20,クレッジットデータ集計コンピュータ70,
ゲーム場データ集計機80のバス接続関係を示す。クレッ
ジットデータ集計コンピュータ70には、送受信部71,制
御部72,メモリ73,通信制御装置74が搭載されている。な
お、ゲーム場データ集計機80には、データ制御部81,打
ち止め制御部82,メモリ83,送受信部84が搭載されてい
る。複数のゲーム機1,ゲーム媒体貸出機20の組により島
110が構成され、複数の島110とクレッジットデータ集計
コンピュータ70,ゲーム場データ集計機80とが、バス100
を介して接続される。
クレジットカードリーダ27は、この場合磁気カードに
対応したスライド式のもので、クレジットカードが磁気
記録面を検出面に合わせて一定スピードでスライドされ
ると、クレジットカードに登録された情報を読取ってCP
Uコントロール基板47に送信する機能を有し、本発明の
クレジットカード読取り装置として機能するものであ
る。なお、このクレジットカードリーダ27は、単なる開
口部とされ、この開口部の奥に磁気カード読取り装置が
配設された構成でもよい。
キースイッチ28は、1から9までのテンキー28aと、
照光式確認スイッチ28bと、キャンセルスイッチ28cとよ
りなる。キースイッチ28は、暗証番号等をCPUコントロ
ール基板47に入力するものである。CPUコントロール基
板47には、本人確認データ照合部53(図8参照)があ
り、ここで暗証番号等が確認される。なおこの場合、キ
ースイッチ28は本発明の本人確認データ入力手段及び金
額設定手段として機能する。
紙幣識別機41は紙幣投入口22から投入された紙幣の種
類、真偽等を判別し、このデータをCPUコントロール基
板47に送信するものである。また、コインセレクタ42
は、コイン投入口23から投入されたコインの種類、真偽
等を判別して、このデータをCPUコントロール基板47に
送信するもので、返却すべき偽貨はコイン返却通路46
に、そうでないものはコイン取込み口44に選択的に送り
出す機能をも有するものである。これらをまとめて、貨
幣処理部50(図8参照)と、称する。
レシート発行機43は、CPUコントロール基板47に制御
されてクレジットカードによる貸出の貸出証となるレシ
ートを発行するものである。ゲーム媒体払出機構90は、
ゲーム媒体払出カウンタ45によりゲーム媒体をカウント
し、CPUコントロール基板47のゲーム媒体払出制御部54
に制御されて貸出用のゲーム媒体をゲーム媒体払出口29
に払い出すものである。
CPUコントロール基板47は、後述するように貸出機20
全体の動作を制御するものである。特にクレジットカー
ドが使用されたときには、キースイッチ28から入力され
た暗証番号とクレジットカードリーダ27が読取った暗証
番号が一致したことを本人確認データ照合部53(図8参
照)で判定する。この一致を条件として、ゲーム媒体払
出カウンタ45を作動させて、貸出選定スイッチ24により
設定された貸出金額の範囲で、ゲーム媒体払出制御部54
(図8参照)によりゲーム媒体を払い出す動作プログラ
ムが登録されたものである。
なお、貸出選定スイッチ24は、例えば、500円、1000
円、5000円といったように、数種類の金額が選定できる
ように、各金額に対応して設けられた複数のキースイッ
チからなる。これらのキースイッチは照光式スイッチに
して、貨幣またはクレジットカードにより選定可能とさ
れた金額に対応したキースイッチを提示することができ
る。
ハウスカード・リーダライタ38は、いわゆる精算カー
ド(例えば磁気カードよりなるもの)の登録情報の読取
りあるいは書込みを行なうものであって、やはりCPUコ
ントロール基板47により制御されて動作する。具体的に
は、図8の返却金額・獲得ゲーム媒体数読出し部59,返
却金額・獲得ゲーム媒体数登録部60により行なう。
ゲーム媒体払出機構90は、少なくとも、ゲーム媒体払
出カウンタ45と、ゲーム媒体払出口29とを有する。ゲー
ム媒体払出カウンタ45により、ゲーム媒体数をカウント
しながら、ゲーム媒体払出口29にゲーム媒体を払い出
す。
次に作用を説明する。
まず、ゲーム媒体の払出動作について説明する。な
お、以下説明する各要素の動作は、特に示さない限りCP
Uコントロール基板47の制御により行なわれる。
遊技客により紙幣投入口22に紙幣が投入されると、投
入された紙幣は紙幣識別機41の内部に引き込まれ、紙幣
識別機41によってその真偽が識別される。真と判断され
るとその紙幣の金額が金額表示器21に表示され、紙幣は
取込まれる。取込まれた紙幣は、ゲーム媒体貸出機20内
部に貯留されるか、あるいは外部に繰出されてゲーム機
の島のコントローラ(図示せず)等の制御で外部の紙幣
搬送機(図示せず)によりゲーム機の島端等の一か所に
集められる。偽と判断された場合には、紙幣識別機41の
動作により紙幣投入口22に戻される。
真と判断され紙幣が取込まれると、金額表示器21に投
入金額の表示がされた後、貸出選定スイッチ24による貸
出金額の選定が待たれる。貸出選定スイッチ24が操作さ
れると、選択した分のゲーム媒体がゲーム媒体払出カウ
ンタ45によりゲーム媒体払出口29の内部に払い出され、
ためられる。そのとき、金額表示器の表示が払い出され
たゲーム媒体分だけ差引かれ、減算表示される。
この状態で、遊技客がゲーム媒体払出口29の下に手や
箱やかみコップなどを置いて、ゲーム媒体払出口29のゲ
ートを開けば、ゲーム媒体払出口29内のゲーム媒体が手
や箱や紙コップ内に落ちる。なお、コイン投入口23にコ
インが投入された場合には、コインセレクタ42等の動作
により、上記紙幣投入によるゲーム媒体払出の処理と同
様の手順でゲーム媒体が払い出される。また、紙幣とコ
インの両者が投入されたときも同様である。
遊技客に現金の持ち合わせがなく、遊技客がクレジッ
トカードによりゲームを行なう場合の処理を、図7を用
いて説明する。
まず、クレジットカードの読み取りを促すメッセージ
を表示する(ステップ701)。遊技客が、クレジットカ
ードをクレジットカードリーダ27においてスライドさせ
ると、クレジットカードの登録情報をクレジットカード
リーダ27が読取り、CPUコントロール基板47がその情報
を内部メモリに記憶する(ステップ702)。
ゲーム媒体貸出機20は、クレジットカードの読み取り
が終了したか否かを判定する。(ステップ703)。読み
取りが終了していないと判定された場合には、ステップ
701へ戻り、クレジットカードの読み取りを促すメッセ
ージをメッセージ表示パネル25へ表示する。
読み取りが終了したと判定された場合には、読み取ら
れたクレジットカードが、有効であるか無効であるかが
判定される。このために、後述する本人確認データの不
一致が、この時点までに、所定回数以上発生したか否か
を判定する。クレジットカードが無効であると判定され
た場合には、処理を終了する。クレジットカードが有効
であると判定された場合には、ステップ705へ進む。
ステップ705においては、本人確認データの入力を促
すメッセージを、メッセージ表示パネル25へ表示する。
次に、ステップ706において、入力が有ったか否かを判
定し、本人確認データの入力がなかった場合には、ステ
ップ705へ戻る。本人確認データの入力があった場合に
は、ステップ707へ進む。本人確認データの入力は、た
とえば、キースイッチ28により、遊技客がクレジットカ
ードの暗証番号を入力する。
ステップ707においては、クレジットカードから読み
取られた本人確認データと、遊技客により入力された本
人確認データとが一致しているか否かを判定する。たと
えば、クレジットカードから読み取られた暗証番号と、
入力された暗証番号とを比較して判定する。
ステップ707において、2つの本人確認データが一致
しないと判定された場合には、ステップ720へ進み、
「このカードは使用できません」といったメッセージが
メッセージ表示パネル25にされる。この後、クレジット
データ集計コンピュータに、本人確認データ不一致情
報,本人識別番号,年月日,時分,クレジット会社名,
を送信して(ステップ721)、処理を終了する。クレジ
ットデータ集計コンピュータにおいて、本人確認データ
不一致情報を、たとえば一日に一回クリアするようにす
れば、一日に所定回数以上の本人確認データの不一致が
発生すると、クレジットカードが無効になる。そのゲー
ム場においては、すくなくともその日一日はそのクレジ
ットカードの使用はできなくなる。これにより、クレジ
ットカードの不正使用が防止される。
ステップ707において、本人確認データが一致してい
ると判定された場合には、貸出金額設定を促すメッセー
ジをメッセージ表示パネル25に表示する(ステップ70
8)。
次に、ステップ709において、貸出金額の設定がされ
たか否かを判定する。貸出金額の設定がされていないと
判定された場合には、ステップ708へ戻り、貸出金額設
定を促すメッセージをメッセージ表示パネル25に表示す
る。貸出金額の設定は、テンキー28aで金額を設定した
後に、照光式確認スイッチ28bを押下することにより、
行なうことができる。ステップ709において、貸出金額
が設定されたと判定された場合には、貸出金額が金額表
示器21に表示された後、ステップ710へ進み、ゲーム場
名、日時、使用金額等の記入されたレシートの発行を行
なう。この場合、このレシートを客に受取ってもらい、
受取ったことにより客が指定した金額を承認したと判断
できるので、貸出金額の設定におけるトラブルが防止さ
れる。なお、レシートの受取りは、例えば前記照光式確
認スイッチ28bが押されたことを条件に、受取れる位置
に繰出される構成でもよい。このようにすれば客の承認
手続が確実になる。
次に、貸出選定スイッチ押下を促すメッセージを表示
する(ステップ711)。貸出選定スイッチを照光式スイ
ッチとし、貸出金額範囲内にある金額に対応する貸出選
定スイッチを照光する。
さらに、貸出選定スイッチが押下されたか否かを判定
し(ステップ712)、押下されていないと判定された場
合には、ステップ711へ戻る。押下されたと判定された
場合には、選定された貸出金額範囲で、ゲーム媒体を払
い出す(ステップ713)。このとき、ステップ709におい
て設定された貸出金額から、ステップ712において選定
された貸出金額を減算して、残高として金額表示器21に
表示する。
また、クレジットデータ集計コンピュータ(図10の7
0)に、本人識別番号,年月日,時分,クレジット会社
名,設定された貸出金額を送信する(ステップ714)。
ゲーム場データ集計機のメモリ(図10の83)には、ゲー
ム機番号,貸出選定金額が記憶される(ステップ71
5)。
次に、残高が有るか否かを判定し(ステップ716)、
無いと判定された場合には、残高(0円)と獲得ゲーム
媒体数をハウスカードに記録して(ステップ719)、処
理を終了する。残高が有ると判定された場合には、精算
するか否かを問うメッセージを表示し(ステップ71
7)、精算するか否かをを判定する(ステップ718)。精
算すると判定された場合には、残高と獲得ゲーム媒体数
とをハウスカードに記録して(ステップ719)、処理を
終了する。精算しないと判定された場合には、ステップ
711へ戻り、貸出選定スイッチ押下を促すメッセージを
表示する。
金額表示器21の表示(残高)がゼロになった場合に
は、再度現金投入をするか、クレジットカードにより金
額表示器に金額の表示をさせれば、再度同様にゲーム媒
体の払い出しが可能である。
前記クレジットデータ集計コンピュータ70と、各クレ
ジットカード会社のコンピュータとがオンラインで接続
されてあれば、即照合することができる。現金回収に当
たっては、クレジットデータ集計コンピュータ70により
客別請求書を作成し、クレジット会社(加盟店契約会
社)に請求書を送り現金回収を行なうことになる。
図10に示すように、ゲーム場データ集計機80には、ゲ
ーム媒体貸出機20及びゲーム機1毎の信号が入力され、
その信号をデータ制御部81により演算して、メモリ83に
記憶し、各ゲーム媒体貸出機20及びゲーム機1に特定の
信号を出力することができる。
例えば、紙幣あるいはコイン投入により、ゲームが開
始された場合、この投入金額のデータは、CPUコントロ
ール基板47が内部のメモリ(図8の52)に記憶するとと
もに、現金収入としてゲーム場データ集計機80にデータ
を送る。これは、図8のゲーム場データ集計機インター
フェース56により行なわれる。一方、クレジットカード
でゲームが開始された場合、貸出金額のデータは、CPU
コントロール基板47が内部のメモリ52に記憶するととも
に、カード収入としてクレジットデータ集計コンピュー
タ70にデータを送る。そして、貸出選定スイッチ24によ
り設定された使用金額のデータは、CPUコントロール基
板47が内部のメモリに記憶するとともに、ゲーム場デー
タ集計機80に真の収入金額として送られる。
次に、ゲーム実行中の動作について説明する。
ゲームを行なうためにゲーム媒体をゲーム機1が内部
に所定数取込む動作を行なう。この時の取込み数を表す
信号はゲーム媒体貸出機20のCPUコントロール基板47が
記憶するとともに、ゲーム場データ集計機80に「取込み
信号」として出力する。取込まれた媒体を使ってゲーム
が行なわれ、その結果として客に賞としてのゲーム媒体
の払出が行なわれた場合、その時の信号をCPUコントロ
ール基板47が記憶し、ゲーム場データ集計機80に「払出
信号」として出力する。
そして、ゲーム場データ集計機80の打ち止め制御部82
が、上記「取込み信号」と、「払出信号」を差引き演算
し、予め設定してある「打ち止め設定数」に達したと
き、ゲーム機の動作を停止する打ち止め信号をゲーム媒
体貸出機20のCPUコントロール基板47を経由してゲーム
機1に出力する。これによりゲーム機1は停止し、ゲー
ムの続行ができなくなる。この時ゲーム機1には、「所
定のゲーム媒体が払い出されたため、このゲーム機はし
ばらく休止します」という意味の「打止め」という表示
がされ、CPUコントロール基板47のメモリ52に、打ち止
めが発生したことが記憶される。
ここで、上記「取込み信号」と「払出信号」の差引き
演算は、CPUコントロール基板47が行ない、打ち止め指
令をゲーム機1に直接行ない、更に打ち止めが発生した
ことを知らせる信号をゲーム場データ集計機80に送るよ
うにしてもよい。
打ち止め状態を解除するに当たり、ゲーム場データ集
計機から係員が、その打ち止めゲーム機1の番号を指定
し、打ち止め解除スイッチの操作で打ち止め解除を行な
うことができる。別の方式として、タイマーを内蔵して
おり、打ち止め発生後ある一定時間で自動的に打ち止め
解除を行なうものでもよい。タイマーはゲーム機1内に
あっても、ゲーム媒体貸出機20にあっても、ゲーム場デ
ータ集計機内80のいずれにあってもよく、時間の設定は
ゲーム場データ集計機80で行なう。打ち止め数の設定
は、ゲーム場データ集計機80でいっせいに行なうことが
できる。また、ゲーム媒体貸出機20内部で特別に設定す
ることもできる。
なお、以上の説明では、「払出信号」−「取込み信
号」≧「打ち止め設定数」が成立した時に打ち止めとす
るようになっているが、この計算式の場合前の客のゲー
ム状態によって、打ち止め時の客の入手したゲーム媒体
数が変化するので客に対しての最大払出媒体数を決定す
るという意味では問題が生じる。つまり打ち止め設定数
が3000であった場合、前の客が1000とっていった場合、
上記計算式を満足させて打ち止めになった場合、客の手
もとには3000−1000=2000のゲーム媒体があることにな
る。逆に前の客が負けて、1000継ぎ込んでいった場合、
次の客が来て打ち止めになったとき客の手元には、3000
+1000=4000のゲーム媒体があり、その差は2000にもな
ってしまう。
この問題を無くすためには、例えば以下のような客の
手持ち媒体数計算方式を採用すればよい。すなわち、
「客の手持ち媒体数」=「貸出媒体数」−「取込み信
号」+「払出信号」とし、そして打ち止めは、「客の手
持ち媒体数」≧「打ち止め設定数」の時に行なわれれ
ば、打ち止め時の客の手持ち媒体数は、打ち止め設定数
に限りなく近い値とすることができる。なお、もちろ
ん、打ち止め設定数を設定せずに運用することもでき
る。
次に、ゲーム終了時の処理について説明する。
ゲームに勝ってゲーム媒体を獲得した場合、そのゲー
ム媒体を箱などに移し、所定の場所に持って行き、ゲー
ム媒体を計数し、景品と交換したり両替したりする処理
が行なわれる。
あるいは、ゲーム機1(あるいはゲーム媒体貸出機20
またはその両方)に取り付けられた精算スイッチ6の操
作により、ゲーム機1のゲーム媒体入れ11に賞出された
ゲーム媒体を計数しながらゲーム機1内部に取込み、計
数終了後ゲーム媒体貸出機20内に予めセットされている
(図9のハウスカード蓄積部65に予めセットされてい
る)ハウスカードが、呼び出しローラ64,カード送ロー
ラ62を介して、ハウスカード払出投入口32から払い出さ
れる。
そのハウスカードには、「ゲーム場名」「日付け(年
月日)」の他に、「獲得したゲーム媒体数」と、金額表
示器21に表示されている「金額」及びセキュリティに関
する情報が記入されている。カードに記入させる方法と
しては、図9に示す磁気ヘッド61により、図4に示す磁
気カード50のようにする方法や、有る特定の温度のサー
マルヘッド(図9の63)で、文字や記号、バーコード等
を記録し、客がそのデータを目視できる状態で払い出
し、景品交換所で景品交換終了後、カードに別の特定の
温度を加えると、前回記録した文字や記号バーコード等
が消え、何回でも使用できるリサイクルカード60(図3
に示す)の使用も可能である。このリサイクルカード
は、機械による自動読取りができるように、バーコード
が記録されているが、さらに強力なセキュリティを考え
て磁気記録による方式と兼用してもよい。
カードが払い出されると、獲得したゲーム媒体数も金
額表示機の表示もクリアされる。払出されたカードを持
って、客は所定の精算所へ行き、そこの精算機にカード
を投入すると、その内容はセキュリティも含めて磁気的
に、あるいはバーコードによって自動的に読取られ、釣
銭と媒体数の表示がされる。この表示により担当者が、
手動あるいは計数装置を使って計数し、客に釣銭と景品
を渡す方式と、表示が出ると同時に信号が釣銭払出機
や、景品払出機を作動させ、自動的に処理する方式があ
る。
上記景品は、ゲーム媒体がコインの場合は、コイン枚
数に応じた金額を紙幣を含めて払い出すことになる。一
度カードを払い出したが、別のゲーム機で再度ゲームを
行ないたい場合、そのカードを使って、再プレイするこ
とができる。そのカードをハウスカード払出投入口32に
投入すると、磁気あるいはバーコードを読取り、釣銭が
有る場合にはその金額が金額表示機に表示されるととも
に、ゲーム媒体数の表示もされる。
この表示により前回同様ゲームを行なうことが可能と
なる。ゲーム終了後、再度精算スイッチ6を押すと、客
が投入したカードの内容を書きかえて再度ハウスカード
払出投入口32から払い出される。ハウスカードは、磁気
タイプの場合磁気ヘッド61で前記記入されているデータ
を消去し、新たなデータを再書き込みする。リサイクル
カードの場合は、カード表面に書き込み部を消去用温度
に熱したサーマルヘッド63や、ドラムである温度を加え
消去した後、書き込み用の所定温度のサーマルヘッド63
で再度書き込みを行なう。磁気とリサイクルの両方式を
採用したカードの場合には、両方の処置を行ない、新し
いデータを書き込んで払い出す。
このように、上記ゲーム媒体貸出機20であると、クレ
ジットカード使用に関する手続が全て当該貸出機20によ
り遊技媒体の払出処理とともに行なわれ、あとはクレジ
ットカードを使用したことによる余分な手続はなく、遊
技客にとっても、遊技場の店員にとっても便利となる。
なお、本発明は上記実施例に限られない、例えばクレ
ジットカードを使用する本人であることの確認は、クレ
ジットカード内に本人の指紋を記憶させておき、使用者
の指紋と照合し、本人かどうかを判断する方式でもよ
い。この指紋の照合の方式は、図5に示すクレジットカ
ード70のようにクレジットカードに予め所有者の指紋を
二値化して記憶しておく指紋パターン記憶部71を設け、
図6のように指紋照合装置をゲーム媒体貸出機側に取り
付ける方式である(指紋照合装置49)。遊技客は、朱肉
等をつけた指を指紋照合装置49の指紋読み取り窓に押し
つける。指紋照合装置49は、指紋読み取り窓に押しつけ
られた遊技客の指紋を二値化し、この遊技客の指紋と、
クレジットカードの所有者の指紋とをパターンマッチン
グ法によりマッチングする。即ち、対応する位置に存在
する二値化されたデータ(0または1)が、一致するか
否かを判定し、全体のうち予め定められた割合以上の位
置において一致した場合に、前記2つの指紋が一致する
と判定する。また、指紋の端点または分岐点といった特
徴量の位置に関する情報等を抽出し、これらの情報をも
用いて指紋照合を行なうこともできる。また、指紋読み
取り窓においては、遊技者の指の位置をきめる位置決め
手段として機能するガイドを備えておけば、より精度の
高い指紋照合を行なうことができる。また、指紋読み取
り窓において、押しつけられていた遊技者の指が離れた
ことを検出し、指紋読み取り窓上におされた朱肉を拭き
とるワイパーを備えておけば、指紋読み取り窓を清潔な
状態に保つことができ、より精度の高い指紋照合を行な
うことができる。
また、例えば図6に示すように、ゲーム媒体が直接ゲ
ーム機1の投入口10に払い出されるように、ゲーム媒体
払出口29の代りにゲーム媒体払出シュート29aが設けら
れていてもよい。

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クレジットカードにより、ゲーム媒体の貸
    出しが可能なゲーム媒体貸出機において、 ゲーム媒体の払い出し要求を受付けて、指定された払い
    出し金額に対応する払い出し個数に応じて、ゲーム媒体
    を払い出すためのゲーム媒体払出手段と、 クレジットカードの登録情報であって本人確認データを
    含む登録情報を読取るクレジットカード読取り装置と、 前記本人確認データと照合するための本人確認情報を入
    力するための本人確認情報入力手段と、 投入したクレジットカードについてゲームを行なうため
    に用いる貸出金額を設定する金額設定手段と、 前記本人確認情報入力手段から入力された本人確認情報
    と前記クレジットカード読取り装置が読取った本人確認
    データとが一致するか否かを判定し、一致する場合に、
    前記ゲーム媒体払出手段を作動させて、前記金額設定手
    段により設定された貸出金額の範囲内でゲーム媒体を払
    い出す制御手段と、 前記クレジットカードに関する本人確認情報と、前記貸
    出金額とを記憶する記憶手段と、 前記金額設定手段により貸出金額が設定されたときに、
    すくなくとも前記貸出金額が記入された貸出証を発行す
    る貸出証発行手段とを備え、 前記本人確認データは、クレジットカードの持主である
    遊技客本人の特徴を示す特徴量として、指紋に関する二
    値化情報を有し、 前記本人確認情報入力手段は、前記遊技客の特徴量とし
    て、前記遊技客の指紋を採取して二値化する手段であ
    り、 前記制御手段は、前記採取された指紋の二値化された情
    報と、前記クレジットカードの中に有する二値化情報に
    より特定される指紋とを、パターンマッチング法により
    マッチングして比較する比較手段を有すること を特徴とするゲーム媒体貸出機。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記記憶手段に記憶された本人確認情報と、貸出金額と
    を予め定められた特定の情報処理装置へ送信する手段を
    有することを特徴とするゲーム媒体貸出機。
  3. 【請求項3】クレジットカードにより、ゲーム媒体の貸
    出しが可能なゲーム媒体貸出機において、 ゲーム媒体の払い出し要求を受付けて、指定された払い
    出し金額に対応する払い出し個数に応じて、ゲーム媒体
    を払い出すためのゲーム媒体払出手段と、 クレジットカードの登録情報であって本人確認データを
    含む登録情報を読取るクレジットカード読取り装置と、 前記本人確認データと照合するための本人確認情報を入
    力するための本人確認情報入力手段と、 投入したクレジットカードについてゲームを行なうため
    に用いる貸出金額を設定する金額設定手段と、 前記本人確認情報入力手段から入力された本人確認情報
    と前記クレジットカード読取り装置が読取った本人確認
    データとが一致するか否かを判定し、一致する場合に、
    前記ゲーム媒体払出手段を作動させて、前記金額設定手
    段により設定された貸出金額の範囲内でゲーム媒体を払
    い出す制御手段と、 前記クレジットカードに関する本人確認情報と、前記貸
    出金額とを記憶する記憶手段と、 前記金額設定手段により貸出金額が設定されたときに、
    すくなくとも前記貸出金額が記入された貸出証を発行す
    る貸出証発行手段と、 払い出し要求がある毎に、前記設定された貸出金額から
    前記払い出し金額を差し引いた金額を、返却金額として
    順次設定する手段と、 前記返却金額を記録するための、精算用カード型記録媒
    体を複数枚貯留する貯留手段と、 前記貯留手段から精算用カード型記録媒体を1枚ずつ取
    り出し、その精算用カード型記録媒体に前記返却金額を
    記録して発行する発行機と を有することを特徴とするゲーム媒体貸出機。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記発行機は、精算用カード型記録媒体の投入を受け付
    けて、記録されている返却金額を読み取って、前記制御
    手段に出力するカードリーダをさらに備え、 前記制御手段は、前記返却金額を貸出金額の範囲とし、
    該範囲内でゲーム媒体を払い出すことを特徴とするゲー
    ム媒体貸出機。
  5. 【請求項5】ゲーム媒体を用いてゲームを行う複数台の
    ゲーム機と、前記ゲーム媒体を貸し出すためのゲーム媒
    体貸出機とを備えたゲーム場を管理するためのゲーム場
    管理システムにおいて、 クレジットデータを集計するためのクレジットデータ集
    計装置を備え、 前記各ゲーム媒体貸出機は、 ゲーム媒体を払い出すためのゲーム媒体払出手段と、 クレジットカードの投入払出部とを有し、 該投入払出部に投入されたクレジットカードの登録情報
    であって本人確認データを含む登録情報を読取るクレジ
    ットカード読取り装置と、 前記本人確認データと照合するための本人確認情報を入
    力するための本人確認情報入力手段と、 投入したクレジットカードによりゲームを行なう貸出金
    額を設定する金額設定手段と、 前記本人確認情報入力手段から入力された本人確認情報
    と前記クレジットカード読取り装置が読取った本人確認
    データが一致したことを条件として、前記ゲーム媒体払
    出手段を作動させて、前記金額設定手段により設定され
    た貸出金額の範囲内でゲーム媒体を払い出す制御手段
    と、 前記クレジットカードに関する本人の確認情報と、前記
    貸出金額とを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された本人の確認情報と、貸出金額
    とを前記クレジットデータ集計装置へ送信する手段と、 前記金額設定手段により貸出金額が設定されたときに、
    すくなくとも前記貸出金額が記入された貸出証を発行す
    る貸出証発行手段とを備え、 前記クレジットデータ集計装置は、前記貸出金額と、本
    人確認情報とを本人毎に集計し、ゲーム場データとして
    集計して出力することを特徴とするゲーム場管理システ
    ム。
  6. 【請求項6】請求項3において、 前記ゲーム媒体貸出機は、 該ゲーム媒体貸出機により貸し出したゲーム媒体によっ
    てゲームを行うゲーム機と隣接し、 該ゲーム機は、賞としてゲーム媒体を払い出す機構を備
    え、 前記ゲーム媒体貸出機は、 賞として払い出されたゲーム媒体数を獲得ゲーム媒体数
    として前記ゲーム機から通知され、該獲得ゲーム媒体数
    を前回までに賞として払い出されたゲーム媒体数に加算
    して、獲得ゲーム媒体数を累積的に算出するための手段
    と、 該累積的に算出された獲得ゲーム媒体数を記憶する第1
    の獲得ゲーム媒体数記憶手段と、 ゲーム終了時に、前記第1の獲得ゲーム媒体数記憶手段
    に記憶されている獲得ゲーム媒体数を、前記精算用カー
    ド型記録媒体に記録する手段と、 を有することを特徴とするゲーム媒体貸出機。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記ゲーム媒体貸出機は、 精算用カード型記録媒体の投入を受け付けて、この精算
    用カード型記録媒体に記録されている獲得ゲーム媒体数
    を読み取る手段と、 賞として払い出されたゲーム媒体数を獲得ゲーム媒体数
    として前記ゲーム機から通知され、該獲得ゲーム媒体数
    を前記精算用カード型記録媒体に記録されている獲得ゲ
    ーム媒体数に加算して、獲得ゲーム媒体数を累積的に算
    出するための手段と、 該累積的に算出された獲得ゲーム媒体数を記憶する第2
    の獲得ゲーム媒体数記憶手段と、 ゲーム終了時に、第2の獲得ゲーム媒体数記憶手段に記
    憶されている獲得ゲーム媒体数を、前記精算用カード型
    記録媒体に記録する手段と、 を有することを特徴とするゲーム媒体貸出機。
  8. 【請求項8】請求項3において、 前記本人確認データは、クレジットカードの持主である
    遊技客本人の特徴を示す特徴量であり、 前記本人確認情報入力手段は前記遊技客の特徴量を採取
    する手段であること を有することを特徴とするゲーム媒体貸出機。
  9. 【請求項9】請求項8において、 前記本人確認データである特徴量は、指紋に関する二値
    化情報を有し、 前記本人確認情報入力手段は、前記遊技客の指紋を採取
    して二値化する手段であり、 前記制御手段は、前記採取された指紋の二値化された情
    報と、前記クレジットカードの中に有する二値化情報に
    より特定される指紋とを、パターンマッチング法により
    マッチングして比較する比較手段を有すること を特徴とするゲーム媒体貸出機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008534153A (ja) * 2005-03-28 2008-08-28 ライト−ソリューションズ, インク. ゲーム・エンターテインメントのモニタリングおよび制御

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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