JP2705483B2 - コンクリート型枠 - Google Patents
コンクリート型枠Info
- Publication number
- JP2705483B2 JP2705483B2 JP4266726A JP26672692A JP2705483B2 JP 2705483 B2 JP2705483 B2 JP 2705483B2 JP 4266726 A JP4266726 A JP 4266726A JP 26672692 A JP26672692 A JP 26672692A JP 2705483 B2 JP2705483 B2 JP 2705483B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete formwork
- substrate
- concave portion
- concrete
- plastisol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Description
として表面に節等による比較的大きい凹部を有する木質
材を用いたコンクリート型枠に関する。
は、表面平滑性が要求されることからラワン材が一般的
に使用されている。
材は、熱帯雨林保護の問題があり、できるがぎり使用し
ないことが望ましく、このため従来使用されていなかっ
た節等の凹部を有する木質材も、資源の有効利用の観点
からコンクリート型枠の基板に使用することが望まれ
る。
もので、表面に節等の凹部を有する木質材をコンクリー
ト型枠基板に用い、かつ表面を平滑にし、しかも硬化コ
ンクリートの剥離性を良好にするというコンクリート型
枠の要求性能を満たしたコンクリート型枠を提供するこ
とを目的とする。
成するため、表面に節等の凹部を有する木質コンクリー
ト型枠基板の上記凹部内に、塩化ビニルペーストレジン
を主成分とし、且つ充填剤を配合したプラスチゾルを充
填した充填部を形成すると共に、上記基板表面全面に接
着剤を介してプラスチックフィルム、プラスチックシー
ト、金属箔又は金属フィルムからなる表面層を形成して
なることを特徴とするコンクリート型枠を提供する。
凹部が充填剤入り塩化ビニルペーストレジン主体のプラ
スチゾルによる充填部で埋められており、これによって
節等の凹部を有する木質基板はその凹部がなくなり、表
面が平滑化した状態で使用できると共に、更にこの木質
基板にはその表面全面に上記プラスチゾル充填部をも覆
ってプラスチックフィルム等による表面層が形成されて
いるので、表面に凹部を有する木質基板を使用しても良
好な表面平滑なコンクリート型枠を得ることができる。
より被覆保護されており、使用時に脱落等の問題も生じ
ないと共に、この表面層の形成により、表面の平滑性と
あいまって良好なコンクリート脱型効果を有し、コンク
リート型枠としての機能に優れたものである。
て説明する。図中1はコンクリート型枠で、このコンク
リート型枠1は、表面に節等による凹部2が形成された
木質コンクリート型枠基板3の上記凹部2内に充填剤を
配合したプラスチゾルが充填されて充填部4が形成さ
れ、該凹部2が埋められていると共に、該充填プラスチ
ゾル充填部4の表面を含む上記基板3の表面全面に表面
層5が形成されてなるものである。
ビニルペーストレジン100重量部、可塑剤50〜80
重量部、その他安定剤、顔料等を混合したペースト状の
ものを用いることができ、本発明では、更に充填剤、好
ましくは無機質充填剤を配合したものを使用する。かか
る無機質充填剤としては、例えば無水又は含水シリカ、
ベントナイト等が挙げられ、その使用量は、流動性の点
からペーストレジン100重量部に対し50〜300重
量部程度がよい。
工することができ、凹部2に充填塗工した後、加熱によ
ってゲル化させることができる。なお、プラスチゾルは
凹部2内のみならず、木質基板3の凹部2上端周縁部に
至るように塗布することもできる。
ルムやシートの積層によって形成できる。この場合、フ
ィルム又はシートの材質は、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリエステル等が使用でき、その厚みは10〜1
000μm程度のものがよい。なお、積層方法は、一般
的にホットメルト接着剤や液状接着剤等の通常の接着剤
による接着を採用することができる。更に、表面層5と
して、金属箔や金属フィルム等を用いることもできる。
は、基板3の凹部2がプラスチゾルで埋められ、表面を
平滑化した状態で使用されるので、基板3として用いる
木質材に節等があっても全く支障がない。また、基板3
には表面層5が形成され、プラスチゾル充填部4もこの
表面層5によって覆われ、保護されているので、使用時
における充填部4の脱落等もなく、また基板3の凹部2
上端周縁部とプラスチゾル充填部4の上端周縁部との間
にリング境界線が生じたとしても、この境界線に表面層
5の被覆により表面に顕われることもなく、打設コンク
リートに該境界線の影響が生じることはない。更に、上
記コンクリート型枠1は、表面層5の形成によりコンク
リート剥離効果を付与することができ、上述した表面の
平滑性とあいまってコンクリート脱型効果に優れたもの
である。
等の大きな凹部を有する木質材も使用可能であると共
に、コンクリート型枠としての機能にも優れるものであ
る。
面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 表面に節等の凹部を有する木質コンクリ
ート型枠基板の上記凹部内に、塩化ビニルペーストレジ
ンを主成分とし、且つ充填剤を配合したプラスチゾルを
充填した充填部を形成すると共に、上記基板表面全面に
接着剤を介してプラスチックフィルム、プラスチックシ
ート、金属箔又は金属フィルムからなる表面層を形成し
てなることを特徴とするコンクリート型枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4266726A JP2705483B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | コンクリート型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4266726A JP2705483B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | コンクリート型枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0688423A JPH0688423A (ja) | 1994-03-29 |
JP2705483B2 true JP2705483B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=17434834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4266726A Expired - Fee Related JP2705483B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | コンクリート型枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2705483B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62133252A (ja) * | 1985-12-02 | 1987-06-16 | 株式会社ホーネンコーポレーション | ウレタン樹脂塗装コンクリ−ト型枠木質板の製造方法 |
JP3108744U (ja) * | 2004-11-15 | 2005-04-28 | 火一 石沢 | ゴルフ用カート |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP4266726A patent/JP2705483B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0688423A (ja) | 1994-03-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2705483B2 (ja) | コンクリート型枠 | |
JP2002326321A (ja) | ガスバリア性包装材料 | |
JP2705484B2 (ja) | コンクリート型枠 | |
JPH0115829Y2 (ja) | ||
JP4043561B2 (ja) | 蓋材および蓋材の製造方法 | |
JPS6060228U (ja) | 下見板被覆材 | |
JP2774993B2 (ja) | 型 枠 | |
JPS6336150Y2 (ja) | ||
JP2611941B2 (ja) | 押出しチューブ容器 | |
JPS6033968A (ja) | 屋上、屋根などに於ける床面、壁面等のシ−ト防水工法 | |
JPH0426581Y2 (ja) | ||
JPS5812433U (ja) | 拘束型制振材 | |
JPH022585Y2 (ja) | ||
JPS5826533U (ja) | 物品被覆材 | |
JPS63894Y2 (ja) | ||
JPH0230285Y2 (ja) | ||
JPS63206544A (ja) | 化粧無機質板 | |
JPS5978409U (ja) | 防音躯体壁の構造 | |
JPS58148115U (ja) | 防水材の補強および脹れ防止用複合シ−ト | |
JP3124180B2 (ja) | 制電性複合板 | |
JPS6262999A (ja) | 樹脂含浸化粧シ−トの製造方法 | |
JPS581542U (ja) | 包装材料 | |
JPS58131265A (ja) | 内装材の施工方法 | |
JPH0539942U (ja) | 木質化粧シート | |
JPS6059151B2 (ja) | ポリエステル化粧板の製造法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071009 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081009 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081009 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091009 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091009 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101009 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |