JP2704561B2 - 自動車の可能走行距離の表示方法 - Google Patents

自動車の可能走行距離の表示方法

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JP2704561B2
JP2704561B2 JP15953590A JP15953590A JP2704561B2 JP 2704561 B2 JP2704561 B2 JP 2704561B2 JP 15953590 A JP15953590 A JP 15953590A JP 15953590 A JP15953590 A JP 15953590A JP 2704561 B2 JP2704561 B2 JP 2704561B2
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貴詩 渡辺
徹 田辺
英樹 北村
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Stanley Electric Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Stanley Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は燃料タンク内の残燃料量と現時点での走行状
態とから以後の可能走行距離を算出し運転者に告知する
ときの表示データの算出方法に関するものである。
【従来の技術】
従来のこの種の可能走行距離の算出方法は、例えば第
1図に示すように燃料噴射ソレノイド1の噴射量などか
ら所定時限内の燃料使用量、速度センサ2などから同じ
所定時限内の走行距離を求め、同時に燃料計3の出力な
どからタンク4内の残燃料量を求め、マイクロンピュー
タ5により、 燃費=走行距離/燃料使用量 可能走行距離=残燃料量×燃費 の計算を行うことで得るものであり、上記で得られた
“可能走行距離”を表示器6に表示することで運転者に
告知するものである。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、自動車の瞬間燃費は走行状態により激
変するものであり、登り坂、下り坂程度の条件により10
0%程度の差を生じることは通常である。 よって、上記した従来の算出方法で表示される可能走
行距離も当然に100%の差を生ずるものとなり、運転者
に甚だしい不信感を抱かせると云う問題点を生ずるもの
となっていた。 この問題点は、前記した所定時限を延長することで走
行状態の平均化が行われ解消するものとはなるが、この
場合には表示の更新に時間が係るものとなり、例えば拘
束道路の走行時など時間当たりの燃料使用量の多いとき
には表示では未だ可能走行距離が表示されているにも係
わらず燃料切れを生ずると云う更に重大な問題点を生じ
て到底に採用出来る手段でなく、上記問題点の適切な解
決策が課題とされるものとなっていた。
【課題を解決するための手段】
本発明は前記した従来の課題を解決するための具体的
手段として、その時点での燃料消費量と走行距離とによ
り燃費を測定し、該燃費と残燃料量とで可能走行距離を
算出し表示する自動車の可能走行距離の表示方法におい
て、前記可能走行距離の算出は残燃料量により選択され
る係数mと、 但し;計算値=残燃料量×燃費 燃 費=走行距離/燃料使用量 の式で行われることを特徴とする自動車の可能走行距
離の表示方法を提供することで前記した従来の課題を解
決するものである。
【実 施 例】
つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づいて詳細に
説明する。 本発明においても第1図に示したように燃料噴射ソレ
ノイド1の噴射量などから所定時限内の燃料使用量、速
度センサ2などから同じ所定時限内の走行距離を求め、
同時に燃料計3の出力などからタンク4内の残燃料量を
求め、マイクロンピュータ5により可能走行距離を算出
し表示器6に表示するものであることは全くに同様であ
るが、その可能走行距離の算出時において従来例と異な
り、前記タンク4内の残燃料量に略比例する係数mを定
めると共に、この係数mと前回の表示である前回可能走
行距離とで今回可能走行距離を算出するものとされてい
る。 以下、本発明の算出方法について更に詳細に説明す
る。 先ず、特異例として前回可能走行距離のない燃料補給
直後の状態について説明を行う。 この燃料補給時においては例えばタンク4の給油口に
設けられた給油センサ4aにより前回までの計算値はリセ
ットされ、前回のデータは消失するので、表示は例えば
給油直後の最初の一分間の走行に対する燃料使用量が前
記ソレノイド1の噴射量の積算から求められ、同時に同
じ一分間の走行距離が速度センサ2から求められ、従来
例で説明したのと同様に、 の計算が行われ、この可能走行距離が今回可能走行距離
とされて前記表示器6に表示されるものとなる。 続く一分間にも同様に継続して燃料使用量と走行距離
とが求められ、同様に可能走行距離(以下に計算値と称
する)が式に基づいて求められるが、本発明により続
く一分間の可能走行距離(計算値)を最初の一分間の可
能走行距離(前回可能走行距離)とそのまま置き換える
ことなく、以下に記す式により表示するべき今回可能
走行距離を算出するものとしている。 但し;計算値=残燃料量×燃費 燃 費=走行距離/燃料使用量 ここで、係数mは前記タンク4内の残燃料量に略比例
するものであり、発明者による各種の走行条件を想定し
た幾多の実走行試験の繰り返しにおいて、下記の第1表
に示す値としたときに実情と極めて良く一致する結果が
得られることが確認され決定されたものである。 尚、残燃料量9.5以下において係数mが0とされて
いるのは、この残燃料量以下の範囲では前記式を無効
とするものであり、このときには当然に式による補正
を加えられない値が今回可能走行距離として表示され、
例えば可能走行距離が表示されているにも係わらず燃料
切れを生ずると云う不都合を防止する。 ここで、理解を容易とするために上記算出方法を具体
例をもって説明する。 先ず、燃料補給の直後の一分間において1kmを走行
し、この一分間の燃料消費量が0.1であれば式より
燃費は10km/であり、前記タンク4の容量が50であ
れば可能走行距離は500kmとなり、表示器6にはこの500
kmが表示される。 続く一分間において同じ1kmを走行し、例えば登り坂
であって燃料消費量が0.2であれば燃費は5km/であ
るので、これにより計算値は略250kmとなり、この計算
値を直接に表示する従来の方法で僅か一分間の間に可能
走行距離が半減し不信感を抱かせるものとなるが、本発
明では式によりそれを補正するものであり、前回可能
走行距離の500kmと係数m=5とにより、 (500×5+250)/6≒458km として違和感を与えないものとすると共に、このような
瞬間的な変動により表示が実情に沿わないものとなるの
を避けるものである。 尚、この実施例では表示器6に可能走行距離のみの表
示が行われている例で説明したが、所謂ドライビングコ
ンピュータと称されている複数の走行情報が表示される
機器においても本発明の表示方法の採用が同様にして可
能であることは云うまでもない。
【発明の効果】
以上に説明したように本発明により、 可能走行距離の算出は残燃料量により選択される係数m
と、 但し;計算値=残燃料量×燃費 燃 費=走行距離/燃料使用量 の式で行われる自動車の可能走行距離の表示方法とし
たことで、上記の式で補正して瞬間的な走行条件に左右
され可能走行距離の表示が大きくバラツいて運転者に不
信感を与えることをなくすると共に、その表示も実情に
沿うものとして精度を向上させると云う優れた効果を奏
するものである。 また、前記係数mを残燃料量に略比例し0を含むもの
としたことで、残燃料量の少ない時点での表示を実情重
視したものとし燃料切れなどを生じないものとする効果
も奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動車の可能走行距離の表示方法
の電気回路を示すブロック図である。 1……燃料噴射ソレノイド 2……速度センサ、3……燃料計 4……タンク、5……マイクロコンピュータ 6……表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−138979(JP,A) 特開 昭55−444(JP,A) 特開 昭57−190221(JP,A) 特開 昭60−143720(JP,A) 実開 昭60−11025(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】その時点での燃料消費量と走行距離とによ
    り燃費を測定し、該燃費と残燃料量とで可能走行距離を
    算出し表示する自動車の可能走行距離の表示方法におい
    て、前記可能走行距離の算出は残燃料量により選択され
    る係数mと、 但し;計算値=残燃料量×燃費 燃費=走行距離/燃料使用量 の式で行われることを特徴とする 自動車の可能走行距離の表示方法。
JP15953590A 1990-06-18 1990-06-18 自動車の可能走行距離の表示方法 Expired - Lifetime JP2704561B2 (ja)

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KR19980048505A (ko) * 1996-12-18 1998-09-15 김영귀 자동차의 연비 표시장치
JP5076561B2 (ja) * 2007-03-07 2012-11-21 株式会社デンソー 燃料残量警告装置
JP5768569B2 (ja) * 2011-08-01 2015-08-26 スズキ株式会社 燃料残量表示装置

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