JP2704433B2 - 交通信号制御装置 - Google Patents

交通信号制御装置

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JP2704433B2
JP2704433B2 JP1172020A JP17202089A JP2704433B2 JP 2704433 B2 JP2704433 B2 JP 2704433B2 JP 1172020 A JP1172020 A JP 1172020A JP 17202089 A JP17202089 A JP 17202089A JP 2704433 B2 JP2704433 B2 JP 2704433B2
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ふつき 末吉
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、設置交差点の交通状況により制御を変化さ
せ、道路交通を安全かつ円滑に制御するため青時間中の
車両通過の比率(通過台数/青時間)が最大になるよう
に制御する交通信号制御装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の交通信号制御装置は、装置内部の定数
設定手段により感応制御用制御定数および車両走行時間
の設定を行い、その制御定数を用いて、青時間中の車両
通過の比率(通過台数/青時間)が最大になるように、
青表示時間の延長短縮を行い感応制御を行っていた。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の交通信号制御装置では感応制御用制御定数
は手動操作によって設定するため、各々の交差点に最適
の制御定数を決定するため交通量の調査を必要とするな
ど大変な労力を要する欠点があった。また、設定された
値は、一度設定されると何回も変更するものではないの
で、交通状況の変化に対応するには限界があった。
本発明は、感応制御におけるこのような従来の欠点を
解消するものであり、交通状況に対応し、より適切な制
御が可能な交通信号制御装置を提供することを目的とす
るものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の交通信号制御装置は、交差点手前の感知位置
で一定距離を移動する車両を感知する感知手段と、この
感知手段からの信号に基づいて車両通過台数と一定台数
以上の通過車両の速度から車両平均速度を計算する演算
手段と、各設定値および感応制御用の制御定数を記憶す
る記憶手段とを備え、前記演算手段が、感応制御用の青
時間の短縮時間および延長時間を、信号灯器の青時間設
定値に基づいて自動的に設定、更新し、かつ感応制御を
行う青時間中に交差点を通過する車両の前記感知位置か
ら交差点入口までの走行時間を、前記車両平均速度に基
づいて自動的に計算、更新し、この走行時間および前記
感知手段により感知された車両台数に基づいて感応制御
を行う青時間中における、単位時間毎の交差点を通過す
る車両の累計通過台数を予測し、この車両の累計通過台
数に基づいて、前記短縮時間および延長時間により規定
される青時間の最小値から最大値の範囲内で、車両通過
の比率(累計通過台数/青時間)が最大となる時点で青
時間を打ち切るように感応制御をするものである。
(作 用) 本発明によれば、第1に、感応制御用制御定数の設定
が不要となり、設定値の更新も不要であるため交通量の
調査及び定数設定の労力を省くことができ、第2には、
車両平均速度に基づく走行時間を刻々更新してゆくこと
で、常に交通状況に対応した信号制御ができ交通の安全
と円滑とが維持できる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示すものである。同図に
おいて、1は演算手段であるマイクロコンピュータ(以
下、CPUと称す)である。2は設定値および制御定数記
憶部でありCPU1のポート1に接続されており主道路側の
青、黄、全赤、従道路側の青、黄、全赤の各表示時間設
定値、感応制御用制御定数の主道路、従道路側の延長時
間、短縮時間、主道路、従道路の感応させる現示の流入
路別の青時間中の車両速度データと通過台数を記憶して
いる。設定値および制御定数記憶部2は電池により電源
が供給され、停電時にも記憶内容が保持される。CPU1は
ポート1を通して設定値および制御定数記憶部2の各表
示時間、感応制御用制御定数、走行時間を読み取り、歩
進信号間隔を計測し、ポート3を通して信号制御部3の
ステップを進め信号灯器4,5を順次点滅制御する。ま
た、CPU1はポート2を通して各路線の感知信号を受け取
り交通状況を計測する。
次に上記実施例による制御について第2図のフローチ
ャートを参照しながら説明する。CPU1は延長時間Te、短
縮時間Tsをそれぞれ、Ts=Te=0、で制御を開始する
(ステップ20)。また1周期ごとの感応制御させる青時
間中(以下、感応現示とする)の流入路別の車両速度と
通過台数を計測する(ステップ21,22)。CPU1は感知器
から得る交通状況によって走行時間Tを自動的に決定す
る。
走行時間Tは、車両が交差点の上流に設置された感知
器から停止線の位置まで走行するのに要する時間であ
り、第3図より感知器1と感知器2の距離をd、それぞ
れの感知パルスの時間差をt1とすると以下により求めら
れる。
T=感知器から停止線までの距離/v v=d/t1 この走行時間Tは交通状況によって更新されるがこの
場合の条件として感知車両台数が一周期に最少台数(5
台程度)以上あることを条件に一定範囲内の速度データ
の移動平均により算出してデータの平均化を図る(ステ
ップ24,25)。この走行時間Tにより現時点tからT秒
後までの車両通過の比率(通過車両台数/表示青時間)
の予測値は次のようになる。
現時点……基準時間t0から(t−T)までの累計感知
台数/t 1秒後……基準時間t0から(t−T+1)までの累計
感知台数/(t+1) 2秒後……基準時間t0から(t−T+2)までの累計
感知台数/(t+2) T秒後……基準時間t0からtまでの累計感知台数/
(t+T) ここで、基準時点t0は青時間が開始されたタイミング
である。
CPU1は、青時間開始後に交差点の上流に設置された感
知器からの感知パルスから、単位時間毎の停止線位置で
の車両通過の比率(通過車両台数/表示青時間)を予測
し、この比率が最大となる時点まで青を表示する。すな
わち、CPU1は、感知器から得られる車両感知台数およ
び、平均速度から得られる感知器の位置から停止線まで
の車両の走行時間をもとに、最小青時間から最大青時間
までの範囲内において、現時点、1秒先、2秒先、N秒
先のどの時点で感応階梯を打ち切るのが最も車両通過の
比率が大きいかを予測し、この比率が最大となる時点で
青時間を打ち切る。このとき走行時間に感知器の停止線
からの距離を感知器から得られる車両速度の平均で除算
して求めることにより状況に即した制御をすることが可
能である。短縮時間(Ts)は最少青表示時間を決めるた
めの基準時間であり、延長時間(Te)は最大青時間を決
めるための基準時間であるので、各感応現示の青時間設
定値に基づいてそれぞれ以下により計算して求める。
Ts=(感応現示の青時間設定値)×m Te=(感応現示の青時間設定値)×l 一般に周期の変動幅は20〜30%が適当とされており、
m,lの値は0.2〜0.3の範囲とする。通常、短縮時間は延
長時間より短くとり、m=0.2,l=0.3としてTsおよびTe
を計算し、設定値および制御定数記憶部2に記憶させ、
短縮時間(Ts)及び延長時間(Te)を設定、更新する
(ステップ26,27)。
CPU1は感応現示以外は各表示時間設定値により、感応
現示においては感応制御用制御定数と車両通過比率の計
算結果により、信号制御部のステップを進め、信号灯器
を順次点滅制御する(ステップ28)。このように感応現
示の青時間設定値に基づいて延長時間、短縮時間を決め
ることにより、各感応現示の青時間設定値の80%から13
0%の間で青時間中の車両通過の比率が最大の時点で青
表示を終了することができ、より交通状況に即した制御
が可能である。第3図に実施例における交差点の機器配
置と、標準、延長時、短縮時の信号現示の例を示す。
第3図では、標準時(感応制御なし時)は各表示時間
設定値により信号灯色が順次切り替わり、延長時および
短縮時は、感応制御により感応現示の青を歩進し、それ
以外は各表示時間設定値により信号灯色が順次切り替わ
る。
このように上記実施例によれば、通過台数を計測し、
一定時的な値を無視し平均的な車両速度を得ることによ
り、走行時間が不適切になるのを避け、適切な予測を可
能にするとともに、各感応現示の青時間設定値から延長
時間、短縮時間を決定することで交通状況に即した制御
を行うことができ、常に交通状況に基づいて交通量の円
滑な制御を交通量にあわせてきめ細かく行え、さらに定
数の設定・変更の労力を省くことができる。
(発明の効果) 本発明は上記実施例により明らかなように、以下に示
す効果を有する。
(1)常に交通状況の変化に対応して走行時間を変化し
てゆくために交通状況に適応した制御が可能である。
(2)感応制御用制御定数設定が不要となり、設定値の
更新が自動的に行われるので、交通量の調査および、定
数設定、更新の労力を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における交通信号制御装置の
ブロック図、第2図は制御手順説明用のフローチャー
ト、第3図は交差点の機器配置と信号現示例である。 1……マイクロコンピュータ、2……設定値および制御
定数記憶部、3……信号制御部、4,5……信号灯器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交差点手前の感知位置で一定距離を移動す
    る車両を感知する感知手段と、 この感知手段からの信号に基づいて車両通過台数と一定
    台数以上の通過車両の速度から車両平均速度を計算する
    演算手段と、 各設定値および感応制御用の制御定数を記憶する記憶手
    段とを備え、 前記演算手段が、 感応制御用の青時間の短縮時間および延長時間を、信号
    灯器の青時間設定値に基づいて自動的に設定、更新し、 かつ感応制御を行う青時間中に交差点を通過する車両の
    前記感知位置から交差点入口までの走行時間を、前記車
    両平均速度に基づいて自動的に計算、更新し、 この走行時間および前記感知手段により感知された車両
    台数に基づいて感応制御を行う青時間中における、単位
    時間毎の交差点を通過する車両の累計通過台数を予測
    し、この車両の累計通過台数に基づいて、前記短縮時間
    および延長時間により規定される青時間の最小値から最
    大値の範囲内で、車両通過の比率(累計通過台数/青時
    間)が最大となる時点で青時間を打ち切るように感応制
    御をすることを特徴とする交通信号制御装置。
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