JP2002005674A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2002005674A
JP2002005674A JP2000189567A JP2000189567A JP2002005674A JP 2002005674 A JP2002005674 A JP 2002005674A JP 2000189567 A JP2000189567 A JP 2000189567A JP 2000189567 A JP2000189567 A JP 2000189567A JP 2002005674 A JP2002005674 A JP 2002005674A
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Akihiko Ito
昭彦 伊藤
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Nippon Columbia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の位置を地図上に表示する表示装置にお
いて、過去に移動した道路の区間が渋滞していたか否か
を時間帯ごとに自動的に判別し、道路地図上に表示する
表示装置を提供する。 【解決手段】 地図情報部と、車両の位置を検出する位
置検出手段と、位置検出手段により検出した前記車両の
位置と前記地図情報部に記憶された地図を表示する表示
手段と、時間情報を出力する時間出力手段と、位置検出
手段により検出した車両の位置と時間情報に基づき移動
に費やした移動時間を算出し該移動時間を予め定めた時
間と比較することにより渋滞か否かを判断し判別データ
を出力する移動状態判別手段と、時間帯データを出力す
る時間帯判別手段と、判別データと判別データに対応す
る位置データを時間帯データと共に記憶媒体に記憶する
記憶手段と、時間帯データに対応する判別データと位置
データに基づく表示を表示手段に表示するよう制御する
制御手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載する表
示装置に関し、特に車両の位置を地図上に表示する表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の表示装置を示すブロック
図である。表示装置100は、自動車等の車両に搭載さ
れ、位置検出部700、地図情報部800、記憶部90
0、制御部600および表示部101を備える。
【0003】位置検出部700は、受信アンテナとマイ
コンを備え、GPS(Global Position System)用の衛星
からの電波を受信アンテナで受信することにより、表示
装置100を搭載した車両の現在の位置をマイコンの演
算により検出し、位置データを生成する。地図情報部8
00は、光情報記録媒体又はICメモリ等の情報記憶媒
体を備え、予め表示装置100を搭載した車両が移動す
る道路の地図を地図データとして記憶している。
【0004】制御部600は、地図情報部800からの
地図データと位置検出部700からの位置データに基づ
いて、地図上に、車両の現在の位置を重ねて表示部10
1に表示するよう制御する。
【0005】また、制御部600は、後述する記憶部9
00に記憶された移動区間を地図上に表示するように制
御する。記憶部900は、光情報記録媒体又はICメモ
リ等の情報記憶媒体から成り、車両が移動した移動区間
を記憶する。表示部101は、制御部600の制御によ
り、車両が移動した移動区間を車両の現在の位置と共に
地図上に重ねて表示する。
【0006】図6は、従来の表示装置の表示部101の
表示状態を示す模式図である。図6に示すように、表示
部101は、道路地図20、現在位置表示30および既
通過表示202を表示する。道路地図20は、地図情報
部800に記憶されている地図データに基づいた表示で
ある。現在位置表示30は、位置検出部700より検出
された車両の現在の位置を示す。既通過表示202は、
記憶部900に記憶されている車両が移動した移動区間
を示す。
【0007】以上により、表示装置100は、車両の現
在の位置を現在位置表示30として道路地図20の地図
上に表示する。また、表示装置100は、既通過表示2
02として車両が移動した区間を表示する。
【0008】したがって、車両の使用者は、表示装置1
00の表示を見ることにより、車両の現在の位置と車両
が以前移動したことのある道路の区間を知ることができ
る。
【0009】従来の表示装置100は、車両の使用者が
表示部101を見ることにより車両が以前移動したこと
のある道路の区間を知ることができるが、以前移動した
ときの渋滞状況を表示部101の表示で知ることができ
ない。
【0010】車両の使用者は、頻繁に移動する道路の区
間の渋滞状況は覚えることができるが、時々しか移動し
ない道路の区間の渋滞状況を覚えることは困難である。
また、表示装置の図示しない操作部を車両の運転手が自
ら操作し、渋滞状況を表示装置に記憶させる作業をしよ
うとすると、作業に気をとられ車両の運転に集中できず
大変危険である。
【0011】道路は、同じ区間においても異なる時刻、
例えば昼間の時間帯と夜間の時間帯では、渋滞状況が異
なる。車両の使用者は、以前に移動したことのある区間
において、その移動区間が時間帯によって渋滞している
のか否かを表示装置の表示により知ることができれば、
その時間帯に渋滞する区間を回避して移動することがで
きる。
【発明が解決しようとする課題】
【0012】本発明は、過去に移動した道路の区間が渋
滞していたか否かを時間帯ごとに自動的に判別し、道路
地図上に表示する表示装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1記載の発
明は、車両に搭載する表示装置において、地図データを
記憶する地図情報部と、車両の位置を検出する位置検出
手段と、前記位置検出手段により検出した前記車両の位
置と前記地図情報部に記憶された前記地図を表示する表
示手段と、時間情報を出力する時間出力手段と、前記位
置検出手段により検出した車両の位置と前記時間出力手
段から出力される時間情報に基づき移動に費やした移動
時間を算出し該移動時間を予め定めた時間と比較するこ
とにより渋滞か否かを判断し判別データを出力する移動
状態判別手段と、現在の時刻を出力する時刻出力手段
と、前記時刻出力手段から出力される現在の時刻に基づ
き時間帯データを出力する時間帯判別手段と、前記判別
データと前記判別データに対応する位置データを前記時
間帯データと共に記憶媒体に記憶する記憶手段と、前記
時間帯データに対応する前記判別データと前記位置デー
タに基づく表示を前記表示手段に表示するよう制御する
制御手段とを備えることを特徴とする。
【0014】本願の請求項2記載の発明は、請求項1記
載の表示装置において、前記制御手段は、前記記憶手段
に記憶した前記判別データと前記位置データのうち、現
在の時刻に対応する時間帯における判別データと位置デ
ータに基づく表示を前記表示手段に表示するよう制御す
ることを特徴とする。
【0015】本願の請求項3記載の発明は、請求項1記
載の表示装置において、時間帯を指示する指示信号を出
力する操作手段を備え、前記制御手段は、前記記憶手段
に記憶した前記判別データと前記位置データのうち、前
記操作手段から入力される指示信号に対応する時間帯に
おける判別データと位置データに基づく表示を前記表示
手段に表示するよう制御することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面を参照し
て説明する。
【0017】図1は、本発明の表示装置の一実施例を示
すブロック図である。表示装置1は、自動車等の車両に
搭載され、時計部4、移動状態判別部5、制御部6、位
置検出部7、地図情報部8、記憶部9、表示部10、時
刻部11および時間帯判別部12を備える。
【0018】位置検出部7は、受信アンテナとマイコン
を備え、GPS(Global Position System)用の衛星から
の電波を受信アンテナで受信し、表示装置1を搭載した
車両の現在の位置を示す位置データをマイコンの演算に
より生成する。地図情報部8は、光情報記録媒体又はI
Cメモリ等の情報記憶媒体を備え、予め道路の地図を地
図データとして記憶している。時計部4は、予め定めた
一定間隔のパルス信号を出力する。
【0019】移動状態判別部5は、マイコンを備え、位
置検出部7が出力する車両の位置を示す位置データに基
づいて車両の走行による移動によって、予め定めた一定
距離の区間、例えば500mの距離の区間の移動にかか
った時間を、時計部4から入力したパルス信号のパルス
数により算出する。算出した時間が、予め定めた一定時
間、例えば、10分以上か若しくは10分未満かを判断
し、判別データを出力する。500mの距離区間の移動
にかかった時間が10分以上のとき(渋滞のとき)に出
力する判別データを判別データaとし、10分未満のと
き(渋滞ではないとき)に出力する判別データを判別デ
ータbとする。
【0020】時刻部11は、現在の時刻を計測し、計測
した現在の時刻を時刻データとして出力する。時間帯判
別部12は、時刻部11から入力される時刻データに基
づいて、現在の時刻が予め定めた時間帯に含まれるの
か、例えば、現在の時刻が午前6時から午後6時未満の
時間帯に含まれるのか若しくは午後6時から午前6時未
満の時間帯に含まれるのかを判断し、時間帯データを出
力する。現在の時刻が午前6時から午後6時未満の時間
帯に含まれるとき(昼間のとき)に出力する時間帯デー
タを時間帯データcとし、午後6時から午前6時未満の
時間帯に含まれるとき(夜間のとき)に出力する時間帯
データを時間帯データdとする。
【0021】記憶部9は、光情報記録媒体又はICメモ
リ等の情報記憶媒体を備え、移動状態判別部5により生
成した判別データと、位置検出部7により検出した移動
区間を、時間帯判別部12により生成した時間帯データ
と共に記憶する。また、記憶部9は、既に記憶してある
時間帯データ及び移動区間について新たな判別データが
入力されると、既に記憶してある時間帯データ及び移動
区間の判別データを新たに入力された判別データに書き
換える。
【0022】制御部6は、地図情報部8が出力する地図
データと位置検出部7が出力する位置データを、現在の
車両の位置と重ねて後述する表示部10に表示するよう
制御する。制御部6は、移動状態判別部5により判別し
た判別データa又はbと、そのときの移動区間を位置検
出部7により検出し、移動区間とその区間で判別した判
別データaに基づく渋滞表示又は判別データbに基づく
非渋滞表示を地図上に重ねて表示部10に表示するよう
制御する。非渋滞表示及び渋滞表示については後述す
る。
【0023】また、制御部6は、記憶部9に記憶してあ
る時間帯データcに基づく昼間の時間帯又は時間帯デー
タdに基づく夜間の時間帯のうち、現在の時刻が含まれ
る時間帯に基づく時間帯データと共に記憶されている移
動区間とその区間で判別した判別データaに基づく渋滞
表示又は判別データbに基づく非渋滞表示を地図データ
の地図上に重ねて表示部10に表示するように制御す
る。
【0024】表示部10は、制御部6の制御により地図
データに基づく道路地図、位置データに基づく現在位置
表示を画面に表示する。また、表示部10は、制御部6
の制御により、現在の時刻を含む時間帯の判別データa
に基づく渋滞表示又は判別データbに基づく非渋滞表示
を画面に表示する。
【0025】初めに、車両が昼間及び夜間に、A地点か
らC地点、D地点およびB地点へ移動した後の表示部1
0による表示方法を説明する。尚、A地点からC地点、
C地点からD地点及びD地点からB地点は、それぞれの
距離が予め定められた距離(例えば、500m)の区間
とする。
【0026】図2は、本実施例における表示部10の表
示状態を示す模式図で、車両が午後1時、すなわち昼間
の時間帯にA地点からB地点へ移動した後を示す図であ
る。
【0027】図2に示すように、表示部10は、道路地
図20、現在位置表示30、非渋滞表示22および渋滞
表示23を表示する。道路地図20は、地図情報部8に
記憶されている地図データに基づく表示である。現在位
置表示30は、位置検出部7より検出した車両の現在の
位置を示す。非渋滞表示22は、記憶部9に記憶されて
いる移動区間のうち判別データb、すなわち渋滞でない
ことを示すデータを伴なう移動区間を表示する。渋滞表
示23は、移動区間のうち判別データa、すなわち渋滞
であることを示すデータを伴なう移動区間を表示する。
【0028】車両が午後1時にA地点に進入し、C地点
へ移動したとき10分未満(例えば5分)で移動する
と、移動状態判別部5は、位置検出部7により生成する
位置データに基づいてA地点からC地点までの区間を移
動したときにかかった時間が10分未満と算出する。移
動状態判別部5は、A地点からC地点までの500mの
区間の移動にかかった時間が10分未満である(渋滞で
はない)ことを示す判別データbを記憶部9へ出力す
る。
【0029】時刻部11は、車両が移動したときの時刻
(A地点に進入した時刻)が午後1時であることを示す
時刻データを時間帯判別部12へ出力する。時間帯判別
部12は、時刻部11から入力される午後1時を示す時
刻データに基づいて、車両が移動した時刻が午前6時か
ら午後6時未満の時間帯(昼間の時間帯)に含まれるこ
とを示す時間帯データcを記憶部9へ出力する。
【0030】記憶部9は、移動状態判別部5により生成
された判別データbと、位置検出部7により検出された
移動区間を、時間帯判別部12により生成した時間帯デ
ータcと共に記憶する。
【0031】制御部6は、移動状態判別部5が出力する
判別データbに基づき、車両が移動したA地点からC地
点までの移動区間に非渋滞表示22を表示するよう制御
する。表示部10は、図2に示すように、A地点からC
地点までの移動区間に非渋滞表示22を道路地図20と
異なる色で表示する。
【0032】車両が午後1時5分にC地点に進入し、D
地点へ移動したとき10分以上(例えば15分)で移動
すると、移動状態判別部5は、位置検出部7により生成
する位置データに基づいてC地点からD地点までの区間
を移動したときにかかった時間が10分以上と算出す
る。移動状態判別部5は、C地点からD地点までの50
0mの区間の移動にかかった時間が10分以上である
(渋滞である)ことを示す判別データaを記憶部9へ出
力する。
【0033】時刻部11は、車両が移動したときの時刻
(C地点に進入した時刻)が午後1時5分であることを
示す時刻データを時間帯判別部12へ出力する。時間帯
判別部12は、時刻部11から入力される午後1時5分
を示す時刻データに基づいて、車両が移動した時刻が午
前6時から午後6時未満の時間帯に含まれること(昼間
の時間帯)を示す時間帯データcを記憶部9へ出力す
る。
【0034】記憶部9は、移動状態判別部5により生成
された判別データaと、位置検出部7により検出された
移動区間を時間帯判別部12により生成した時間帯デー
タcと共に記憶する。
【0035】制御部6は、移動状態判別部5が出力する
判別データaに基づき、車両が移動したC地点からD地
点までの移動区間に渋滞表示23を表示するよう制御す
る。表示部10は、図2に示すように、C地点からD地
点までの移動区間に渋滞表示23を道路地図20の色お
よび非渋滞表示22と異なる色で表示する。
【0036】車両が午後1時20分にD地点に進入し、
B地点へ移動したとき10分未満(例えば5分)で移動
すると、移動状態判別部5は、位置検出部7により生成
する位置データに基づいてD地点からB地点までの区間
を移動したときにかかった時間が10分未満と算出す
る。移動状態判別部5は、D地点からB地点までの50
0mの区間の移動にかかった時間が10分未満である
(渋滞ではない)ことを示す判別データbを記憶部9へ
出力する。
【0037】時刻部11は、車両が移動したときの時刻
(D地点に進入した時刻)が午後1時20分であること
を示す時刻データを時間帯判別部12へ出力する。時間
帯判別部12は、時刻部11から入力される午後1時2
0分を示す時刻データに基づいて、車両が移動した時刻
が午前6時から午後6時未満の時間帯(昼間の時間帯)
に含まれることを示す時間帯データcを記憶部9へ出力
する。
【0038】記憶部9は、移動状態判別部5により生成
された判別データbと、位置検出部7により検出された
移動区間を時間帯判別部12により生成した時間帯デー
タcと共に記憶する。
【0039】制御部6は、移動状態判別部5が出力する
判別データbに基づき、車両が移動したD地点からB地
点までの移動区間に非渋滞表示22を表示するよう制御
する。表示部10は、図2に示すように、D地点からB
地点までの移動区間に非渋滞表示22を道路地図20及
び渋滞表示23と異なる色で表示する。
【0040】図3は、本実施例における表示部10の表
示状態を示す模式図で、図2に示す車両の移動後の同じ
日の午後10時、すなわち同じ日の夜間にA地点からB
地点へ移動した後を示す図である。
【0041】車両が午後10時にA地点に進入し、C地
点へ移動したとき10分以上(例えば15分)で移動す
ると、移動状態判別部5は、位置検出部7により生成す
る位置データに基づいてA地点からC地点までの区間を
移動したときにかかった時間が10分以上と算出する。
移動状態判別部5は、A地点からC地点までの500m
の区間の移動にかかった時間が10分以上である(渋滞
である)ことを示す判別データaを記憶部9へ出力す
る。
【0042】時刻部11は、車両が移動したときの時刻
(A地点に進入した時刻)が午後10時であることを示
す時刻データを時間帯判別部12へ出力する。時間帯判
別部12は、時刻部11から入力される午後10時を示
す時刻データに基づいて、車両が移動した時刻が午後6
時から午前6時未満の時間帯(夜間の時間帯)に含まれ
ることを示す時間帯データdを記憶部9へ出力する。
【0043】記憶部9は、移動状態判別部5により生成
された判別データaと、位置検出部7により検出した移
動区間を、時間帯判別部12により生成した時間帯デー
タdと共に記憶する。
【0044】制御部6は、移動状態判別部5が出力する
判別データaに基づき、車両が移動したA地点からC地
点までの移動区間に渋滞表示23を表示するよう制御す
る。表示部10は、図3に示すように、A地点からC地
点までの移動区間に渋滞表示23を道路地図20と異な
る色で表示する。
【0045】車両が午後10時15分にC地点に進入
し、D地点へ移動したとき10分未満(例えば5分)で
移動すると、移動状態判別部5は、位置検出部7により
生成する位置データに基づいてC地点からD地点までの
区間を移動したときにかかった時間が10分未満と算出
する。移動状態判別部5は、C地点からD地点までの5
00mの区間の移動にかかった時間が10分未満である
(渋滞ではない)ことを示す判別データbを記憶部9へ
出力する。
【0046】時刻部11は、車両が移動したときの時刻
が午後10時15分であることを示す時刻データを時間
帯判別部12へ出力する。時間帯判別部12は、時刻部
11から入力される午後10時15分を示す時刻データ
に基づいて、車両が移動した時刻が午後10時から午前
6時未満の時間帯(夜間の時間帯)に含まれることを示
す時間帯データdを記憶部9へ出力する。
【0047】記憶部9は、移動状態判別部5により生成
された判別データbと、位置検出部7により検出された
移動区間を時間帯判別部12により生成した時間帯デー
タdと共に記憶する。
【0048】制御部6は、移動状態判別部5が出力する
判別データbに基づき、車両が移動したC地点からD地
点までの移動区間に非渋滞表示22を表示するよう制御
する。表示部10は、図3に示すように、C地点からD
地点までの移動区間に非渋滞表示22を道路地図20の
色および渋滞表示23と異なる色で表示する。
【0049】車両が午後10時20分にD地点に進入
し、B地点へ移動したとき10分以上(例えば15分)
で移動すると、移動状態判別部5は、位置検出部7によ
り生成する位置データに基づいてD地点からB地点まで
の区間を移動したときにかかった時間が10分以上と算
出する。移動状態判別部5は、D地点からB地点までの
500mの区間の移動にかかった時間が10分以上であ
る(渋滞である)ことを示す判別データaを記憶部9へ
出力する。
【0050】時刻部11は、車両が移動したときの時刻
(D地点に進入した時刻)が午後10時20分であるこ
とを示す時刻データを時間帯判別部12へ出力する。時
間帯判別部12は、時刻部11から入力される午後10
時20分を示す時刻データに基づいて、車両が移動した
時刻が午後6時から午前6時未満の時間帯(夜間の時間
帯)に含まれることを示す時間帯データdを記憶部9へ
出力する。
【0051】記憶部9は、移動状態判別部5により生成
された判別データaと、位置検出部7により検出された
移動区間を時間帯判別部12により生成した時間帯デー
タdと共に記憶する。
【0052】制御部6は、移動状態判別部5が出力する
判別データaに基づき、車両が移動したD地点からB地
点までの移動区間に渋滞表示23を表示するよう制御す
る。表示部10は、図3に示すように、D地点からB地
点までの移動区間に渋滞表示23を道路地図20及び非
渋滞表示22と異なる色で表示する。
【0053】次に、以上に説明したように車両がA地点
からB地点を午後1時及び午後10時、すなわち昼間及
び夜間に移動後、再度車両がA地点に停止しているとき
の表示を説明する。図4は、本実施例における表示部1
0の表示状態を示す図で、(a)は図3に示す車両の移
動後、再度車両が午後2時、すなわち昼間にA地点にあ
るときを示す図で、(b)は図3に示す車両の移動後、
再度車両が午後8時、すなわち夜間にA地点にあるとき
に表示部に表示される画面を示す図である。
【0054】午後2時、すなわち昼間に車両がA地点に
停止しているとき、制御部6は、記憶部9に記憶されて
いる現在の時刻の午後2時が含まれる時間帯に基づく時
間帯データcと共に記憶されている移動区間とその区間
で判別した判別データaに基づく渋滞表示又は判別デー
タbに基づく非渋滞表示を地図上に重ねて表示部10に
表示するように制御する。表示部10は、図4(a)に
示すように、制御部6の制御により、道路地図20の表
示と共に、A地点からC地点およびD地点からB地点の
移動区間において非渋滞表示22を表示し、C地点から
D地点の移動区間において渋滞表示23を表示する。
【0055】図4(a)に示す表示部10の表示によ
り、午後2時、すなわち昼間にA地点からB地点に移動
しようとする者は、以前、昼間にA地点からB地点を移
動したとき、A地点からC地点の移動およびD地点から
B地点の移動にかかった時間は10分未満だった(渋滞
ではなかった)ことを認識することができ、C地点から
D地点の移動にかかった時間は10分以上だった(渋滞
であった)ことを認識することができる。
【0056】午後8時、すなわち夜間に車両がA地点に
停止しているとき、制御部6は、記憶部9に記憶されて
いる現在の時刻の午後8時が含まれる時間帯に基づく時
間帯データdと共に記憶されている移動区間とその区間
で判別した判別データaに基づく渋滞表示又は判別デー
タbに基づく非渋滞表示を地図上に重ねて表示部10に
表示するように制御する。表示部10は、図4(b)に
示すように、制御部6の制御により、道路地図20の表
示と共に、A地点からC地点およびD地点からB地点の
移動区間において渋滞表示23を表示し、C地点からD
地点の移動区間において非渋滞表示22を表示する。
【0057】図4(a)に示す表示部10の表示によ
り、午後8時、すなわち夜間にA地点からB地点に移動
しようとする者は、以前、夜間にA地点からB地点を移
動したとき、A地点からC地点の移動およびD地点から
B地点の移動にかかった時間は10分以上だった(渋滞
であった)ことを認識し、C地点からD地点の移動にか
かった時間は10分未満だった(渋滞ではなかった)こ
とを認識することができる。
【0058】車両が移動する道路は、ある時間帯の特定
区間において一時的又は慢性的に車両の渋滞が発生す
る。以前、ある時間帯に移動したときに渋滞していた区
間においては、以前と同じ時間帯において、一時的又は
慢性的に車両の渋滞が発生すると推測できる。
【0059】本実施例の表示装置1は、現在の時間帯が
以前と同じ時間帯に渋滞していた区間を道路地図20上
に渋滞表示23として表示するので、使用者は、現在の
時間帯に一時的又は慢性的に渋滞が発生すると推測でき
る道路区間を認識することができる。
【0060】本実施例の表示装置1は、渋滞している道
路の移動区間を自動的に判断し、判断した道路の移動区
間を時間帯と共に記憶部9に自動的に記憶するので、表
示装置1使用者が車両の運転等をするとき、表示装置1
の操作が不要となり、運転に集中することができる。
【0061】本実施例によれば、表示部10に表示する
非渋滞表示22と渋滞表示23の表示色を、例えば、非
渋滞表示22の表示色を青色とし、渋滞表示23の表示
色を赤色に表示することにより、車両の運転手等の表示
装置1使用者は、表示部10を見ることにより以前渋滞
していた道路の区間を容易に見分けることができる。し
たがって、目的地までの道路の移動順路を決めるとき、
以前渋滞していた移動区間を回避して移動するための経
路を決めることができる。
【0062】本実施例の表示装置は、表示部10が表示
する、以前移動した道路の区間での渋滞か否かの判別結
果を2段階に表示する構成としたが、移動状態判別部5
による判別段階を多くすることにより、表示部10で表
示する以前移動した道路の区間の渋滞か否かの判別結果
を、さらに多くの段階で表示させるようにしてもよい。
【0063】本実施例の表示装置は、移動状態判別部5
による判別を色分けにより表示部10に表示する構成と
したが、移動状態判別部5による判別をを模様の違い、
または色の点滅速さの違い等により表示してもよい。
【0064】本実施例の表示装置は、時間帯の区別を午
前6時から午後6時未満の時間帯と午後6時から午前6
時未満の時間帯との2種類の時間帯により区別する構成
としたが、時間帯の区別を、例えば、早朝、朝方、昼
間、夕方、夜間等の3種類以上に区別して、渋滞表示又
は非渋滞表示をする構成としてもよい。これにより、よ
り精度が高い渋滞状況の表示をすることができる。
【0065】本実施例の表示装置は、現在の時間帯と同
じ時間帯の過去の渋滞状況を表示部10に表示する構成
としたが、外部からの切替え操作により、所望の時間帯
の渋滞状況を表示部10に表示させるようにしても良
い。この場合、表示装置1は、外部からの切替え操作に
より表示させる時間帯を指示する指示信号を出力する操
作部を備え、制御部6は、操作部からの指示信号によ
り、記憶部9に記憶されている移動区間の判別データの
うち指示信号により表示を指示された時間帯のデータと
共に記憶してある移動区間の判別データを表示部10へ
表示させるように制御し、表示部10に表示させるよう
にする。このことにより、所望の時間帯の渋滞状況を表
示部10に表示させることができる。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、過去に移動した道路の
区間が渋滞していたか否かを時間帯ごとに自動的に判別
し、道路地図上に表示する表示装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示装置の一実施例を示すブロック
図。
【図2】本実施例における表示部10の表示状態を示す
模式図で、車両が午後1時、すなわち昼間の時間帯にA
地点からB地点へ移動した後を示す図。
【図3】本実施例における表示部10の表示状態を示す
模式図で、図2に示す車両の移動後の同じ日の午後10
時、すなわち同じ日の夜間にA地点からB地点へ移動し
た後を示す図。
【図4】本実施例における表示部10の表示状態を示す
図で、(a)は図3に示す車両の移動後、再度車両が午
後2時にA地点にあるときを示す図で、(b)は図3に
示す車両の移動後、再度車両が午後11にA地点にある
ときに表示部に表示されている画面を示す図。
【図5】従来の表示装置を示すブロック図。
【図6】従来の表示装置の表示部101の表示状態を示
す模式図。
【符号の説明】
1 表示装置、4 時計部、5 移動状態判別部、6
制御部、7 位置検出部、8 地図情報部、9 記憶
部、10 表示部、11 時刻部、12 時間帯判別
部、20 道路地図、22 非渋滞表示、23 渋滞表
示、30 現在位置表示、100 表示装置、101
表示部、202 既通過表示、600 制御部、700
位置検出部、800 地図情報部、900 記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB11 HB22 HC08 2F029 AA02 AB07 AC02 AC06 AC09 AC14 3D044 BA14 BA19 BA30 BB01 BC01 BD01 BD07 5H180 AA01 FF05 FF10 FF22 FF27 FF32

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載する表示装置において、地図デ
    ータを記憶する地図情報部と、 車両の位置を検出する位置検出手段と、 前記位置検出手段により検出した前記車両の位置と前記
    地図情報部に記憶された前記地図を表示する表示手段
    と、 時間情報を出力する時間出力手段と、 前記位置検出手段により検出した車両の位置と前記時間
    出力手段から出力される時間情報に基づき移動に費やし
    た移動時間を算出し該移動時間を予め定めた時間と比較
    することにより渋滞か否かを判断し判別データを出力す
    る移動状態判別手段と、 現在の時刻を出力する時刻出力手段と、 前記時刻出力手段から出力される現在の時刻に基づき時
    間帯データを出力する時間帯判別手段と、 前記判別データと前記判別データに対応する位置データ
    を前記時間帯データと共に記憶媒体に記憶する記憶手段
    と、 前記時間帯データに対応する前記判別データと前記位置
    データに基づく表示を前記表示手段に表示するよう制御
    する制御手段とを備えることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の表示装置において、前記制
    御手段は、前記記憶手段に記憶した前記判別データと前
    記位置データのうち、現在の時刻に対応する時間帯にお
    ける判別データと位置データに基づく表示を前記表示手
    段に表示するよう制御することを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の表示装置において、時間帯
    を指示する指示信号を出力する操作手段を備え、前記制
    御手段は、前記記憶手段に記憶した前記判別データと前
    記位置データのうち、前記操作手段から入力される指示
    信号に対応する時間帯における判別データと位置データ
    に基づく表示を前記表示手段に表示するよう制御するこ
    とを特徴とする表示装置。
JP2000189567A 2000-06-23 2000-06-23 表示装置 Withdrawn JP2002005674A (ja)

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