JP2002277259A - 車両位置表示装置 - Google Patents

車両位置表示装置

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JP2002277259A
JP2002277259A JP2001075515A JP2001075515A JP2002277259A JP 2002277259 A JP2002277259 A JP 2002277259A JP 2001075515 A JP2001075515 A JP 2001075515A JP 2001075515 A JP2001075515 A JP 2001075515A JP 2002277259 A JP2002277259 A JP 2002277259A
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Japan
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time
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JP2001075515A
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Akihiko Ito
昭彦 伊藤
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Denon Ltd
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Denon Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両位置表示装置において、過去に移動した
道路の区間が渋滞していたか否かを自動的に判別し、道
路地図上に表示する車両位置表示装置を提供する。 【解決手段】 車両位置表示装置において、地図データ
を記憶する地図情報部と、車両の位置を検出する位置検
出手段と、車両の位置と地図を表示する表示手段と、時
間出力手段と、車両の位置と時間出力手段から出力され
る時間情報に基づき一定距離の移動時間を算出し該移動
時間を予め定めた時間と比較することにより渋滞か否か
を判断し判別データを出力する移動状態判別手段と、現
在の曜日を出力する曜日出力手段と、現在の曜日に基づ
き曜日帯データを出力する曜日帯判別手段と、判別デー
タと前記判別データに対応する位置データを曜日帯デー
タと共に記憶する記憶手段と、曜日帯データに対応する
判別データと位置データに基づく表示を表示手段に表示
するよう制御する制御手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載し車両
の位置を地図上に表示する車両位置表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の車両位置表示装置を示す
ブロック図である。車両位置表示装置100は、移動で
きる自動車等の車両に搭載され、位置検出部700、地
図情報部800、記憶部900、制御部600および表
示部101を備える。
【0003】位置検出部700は、受信アンテナとマイ
コンを備え、GPS(Global Position System)用の衛星
からの電波を受信アンテナで受信することにより、車両
位置表示装置100を搭載した車両の現在の位置をマイ
コンの演算により検出し、位置データを生成する。地図
情報部800は、光情報記録媒体又はICメモリ等の情
報記憶媒体を備え、予め車両位置表示装置100を搭載
した車両が移動する道路の地図データを記憶している。
【0004】制御部600は、地図情報部800からの
地図データと位置検出部700からの位置データに基づ
いて、地図データの地図上に、車両の現在の位置を重ね
て表示部101に表示するよう制御する。
【0005】また、制御部600は、後述する記憶部9
00に記憶された移動区間を地図上に表示するように制
御する。記憶部900は、光情報記録媒体又はICメモ
リ等の情報記憶媒体から成り、車両が移動した移動区間
を記憶する。表示部101は、制御部600の制御によ
り、車両が移動した移動区間を地図上に重ねた地図デー
タおよび位置データと共に画面に表示する。
【0006】図8は、従来の車両位置表示装置の表示部
101の表示状態を示す模式図である。図8に示すよう
に、表示部101は、道路地図20、現在位置表示30
および既通過表示202を表示する。道路地図20は、
地図情報部800に記憶されている地図データに基づい
た表示である。現在位置表示30は、位置検出部700
より検出された車両の現在の位置を示す。既通過表示2
02は、記憶部900に記憶されている車両が移動した
移動区間を示す。
【0007】以上により、車両位置表示装置100は、
車両の現在の位置を現在位置表示30として道路地図2
0の地図上に表示する。また、車両位置表示装置100
は、既通過表示202として車両が移動した区間を表示
する。
【0008】したがって、車両の使用者は、車両位置表
示装置100の表示を見ることにより、車両の現在の位
置と車両が以前移動したことのある道路の区間を知るこ
とができる。
【0009】従来の車両位置表示装置100は、車両の
使用者が表示部101を見ることにより車両が以前移動
したことのある道路の区間を知ることができるが、以前
移動したときの渋滞状況を表示部101の表示で知るこ
とができない。
【0010】車両の使用者は、頻繁に移動する道路の区
間の渋滞状況は覚えることができるが、時々しか移動し
ない道路の区間の渋滞状況を覚えることは困難である。
また、車両位置表示装置の図示しない操作部を車両の運
転手が自ら操作し、渋滞状況を車両位置表示装置に記憶
させる作業をしようとすると、作業に気をとられ車両の
運転に集中できず大変危険である。
【0011】道路は、同じ区間においても異なる曜日、
例えば、月曜日から金曜日までの平日の曜日帯と土曜及
び日曜日の休日の曜日帯では、渋滞状況が異なる。車両
の使用者は、以前に移動したことのある区間において、
その移動区間が曜日帯によって渋滞しているのか否かを
車両位置表示装置の表示により知ることができれば、そ
の曜日帯に渋滞する区間を回避して移動することができ
る。
【0012】また、道路は、同じ区間においても異なる
時刻、例えば、昼間の時間帯と夜間の時間帯では、渋滞
状況が異なる。車両の使用者は、以前に移動したことの
ある区間において、その移動区間が時間帯によって渋滞
しているのか否かを車両位置表示装置の表示により知る
ことができれば、その時間帯に渋滞する区間を回避して
移動することができる。
【発明が解決しようとする課題】
【0013】本発明は、車両に搭載し車両の位置を表示
する車両位置表示装置において、過去に移動した道路の
区間が渋滞していたか否かを自動的に判別し、道路地図
上に表示する車両位置表示装置を提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1記載の発
明は、車両に搭載し車両の位置を表示する車両位置表示
装置において、地図データを記憶する地図情報部と、車
両の位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段
により検出した前記車両の位置と前記地図情報部に記憶
された前記地図を表示する表示手段と、時間情報を出力
する時間出力手段と、前記位置検出手段により検出した
車両の位置と前記時間出力手段から出力される時間情報
に基づき予め定めた一定距離の移動に費やした移動時間
を算出し該移動時間を予め定めた時間と比較することに
より渋滞か否かを判断し判別データを出力する移動状態
判別手段と、現在の曜日を出力する曜日出力手段と、前
記曜日出力手段から出力される現在の曜日に基づき曜日
帯データを出力する曜日帯判別手段と、前記判別データ
と前記判別データに対応する位置データを前記曜日帯デ
ータと共に記憶媒体に記憶する記憶手段と、前記曜日帯
データに対応する前記判別データと前記位置データに基
づく表示を前記表示手段に表示するよう制御する制御手
段とを備えることを特徴とする。
【0015】本願の請求項2記載の発明は、請求項1記
載の車両位置表示装置において、現在の時刻を出力する
時刻出力手段と、前記時刻出力手段から出力される現在
の時刻に基づき時間帯データを出力する時間帯判別手段
とを備え、前記記憶手段は、前記判別データと前記判別
データに対応する位置データを前記時間帯データ及び前
記曜日帯データと共に記憶媒体に記憶し、前記制御手段
は、前記時間帯データ及び前記曜日帯データに対応する
前記判別データと前記位置データに基づく表示を前記表
示手段に表示するよう制御することを特徴とする。
【0016】本願の請求項3記載の発明は、請求項2記
載の車両位置表示装置において、前記制御手段は、前記
記憶手段に記憶した前記判別データと前記位置データの
うち、現在の時刻に対応する時間帯及び曜日帯における
判別データと位置データに基づく表示を前記表示手段に
表示するよう制御することを特徴とする。
【0017】本願の請求項4記載の発明は、請求項2記
載の車両位置表示装置において、時間帯と曜日帯を指示
する指示信号を出力する操作手段を備え、前記制御手段
は、前記記憶手段に記憶した前記判別データと前記位置
データのうち、前記操作手段から入力される指示信号に
対応する時間帯及び曜日帯における判別データと位置デ
ータに基づく表示を前記表示手段に表示するよう制御す
ることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面を参照し
て説明する。
【0019】図1は、本発明の車両位置表示装置の一実
施例を示すブロック図である。車両位置表示装置1は、
自動車等の車両に搭載され、時計部4、移動状態判別部
5、制御部6、位置検出部7、地図情報部8、記憶部
9、表示部10、時刻部11、時間帯判別部12、カレ
ンダー部15及び曜日帯判別部16を備える。
【0020】位置検出部7は、受信アンテナとマイコン
を備え、GPS(Global Position System)用の衛星から
の電波を受信アンテナで受信し、車両位置表示装置1を
搭載した車両の現在の位置を示す位置データをマイコン
の演算により生成する。地図情報部8は、光情報記録媒
体又はICメモリ等の情報記憶媒体を備え、予め車両位
置表示装置1を搭載した車両が移動する道路の地図デー
タを記憶している。時計部4は、予め定めた一定間隔の
パルス信号を出力する。
【0021】移動状態判別部5は、マイコンを備え、位
置検出部7が出力する車両の位置を示す位置データに基
づいて車両の走行による移動によって、予め定めた一定
距離の区間、例えば500mの距離の区間の移動にかか
った時間を、時計部4から入力したパルス信号のパルス
数により算出する。算出した時間が、予め定めた一定時
間、例えば、10分以上か若しくは10分未満かを判断
し、判別データを出力する。500mの距離区間の移動
にかかった時間が10分以上のとき(渋滞のとき)に出
力する判別データを判別データaとし、10分未満のと
き(渋滞ではないとき)に出力する判別データを判別デ
ータbとする。
【0022】時刻部11は、現在の時刻を計測し、計測
した現在の時刻を時刻データとして出力する。時間帯判
別部12は、時刻部11から入力される時刻データに基
づいて、現在の時刻が予め定めた時間帯に含まれるの
か、例えば、現在の時刻が午前6時から午後6時までの
時間帯に含まれるのか若しくは午後6時から午前6時ま
での時間帯に含まれるのかを判断し、時間帯データを出
力する。現在の時刻が午前6時から午後6時までの時間
帯に含まれるとき(昼間の時間帯)に出力する時間帯デ
ータを時間帯データcとし、午後6時から午前6時まで
の時間帯に含まれるとき(夜間の時間帯)に出力する時
間帯データを時間帯データdとする。
【0023】カレンダー部15は、現在が何曜日である
かを判断し、判断した現在の曜日を曜日データとして出
力する。曜日帯判別部16は、カレンダー部15から入
力される曜日データに基づいて、現在の曜日が予め定め
た曜日帯に含まれるのか、例えば、現在の曜日が月曜日
から金曜日までの曜日帯に含まれるのか若しくは土曜日
及び日曜日の曜日帯に含まれるのかを判断し、曜日帯デ
ータを出力する。現在の曜日が月曜日から金曜日までの
曜日帯であるとき(平日の曜日帯)に出力する曜日帯デ
ータを曜日帯データeとし、土曜日及び日曜日の曜日帯
であるとき(休日の曜日帯)に出力する曜日帯データを
曜日帯データfとする。
【0024】記憶部9は、光情報記録媒体又はICメモ
リ等の情報記憶媒体を備え、移動状態判別部5により生
成した判別データと、位置検出部7により検出した移動
区間を、時間帯判別部12により生成した時間帯データ
及び曜日帯判別部16により生成した曜日帯データと共
に記憶する。また、記憶部9は、既に記憶してある時間
帯データ、曜日帯データ及び移動区間について新たな判
別データが入力されると、既に記憶してある時間帯デー
タ、曜日帯データ及び移動区間の判別データを新たに入
力された時間帯データ、曜日帯データ及び判別データに
書き換える。
【0025】制御部6は、地図情報部8が出力する地図
データと位置検出部7が出力する位置データを、現在の
車両の位置と重ねて後述する表示部10に表示するよう
制御する。制御部6は、移動状態判別部5により判別し
た判別データa又はbと、そのときの移動区間を位置検
出部7により検出し、移動区間とその区間で判別した判
別データaに基づく渋滞表示又は判別データbに基づく
非渋滞表示を地図上に重ねて表示部10に表示するよう
制御する。非渋滞表示及び渋滞表示については後述す
る。
【0026】また、制御部6は、記憶部9に記憶してあ
る時間帯データcに基づく昼間の時間帯又は時間帯デー
タdに基づく夜間の時間帯と、曜日帯データdに基づく
平日の曜日帯又は曜日帯データeに基づく休日の曜日帯
のうち、現在の時刻及び曜日が含まれる時間帯及び曜日
帯に基づく時間帯データ及び曜日帯データと共に記憶さ
れている移動区間とその区間で判別した判別データaに
基づく渋滞表示又は判別データbに基づく非渋滞表示を
地図データの地図上に重ねて表示部10に表示するよう
に制御する。
【0027】表示部10は、制御部6の制御により地図
データに基づく道路地図、位置データに基づく現在位置
表示を画面に表示する。また、表示部10は、制御部6
の制御により、現在の時刻を含む時間帯及び曜日帯の判
別データaに基づく渋滞表示又は判別データbに基づく
非渋滞表示を画面に表示する。
【0028】初めに、車両が平日の昼間及び夜間並びに
休日の昼間に、A地点からC地点、D地点およびB地点
へ移動した後の表示部10による表示方法を説明する。
【0029】図2は、本実施例における表示部10の表
示状態を示す模式図で、車両が月曜日の午後1時、すな
わち平日の昼間の時間帯にA地点からB地点へ移動した
後を示す図である。尚、A地点からC地点までの距離、
C地点からD地点までの距離およびD地点からB地点ま
での距離はそれぞれ500mとする。
【0030】図2に示すように、表示部10は、道路地
図20、現在位置表示30、非渋滞表示22および渋滞
表示23を表示する。道路地図20は、地図情報部8に
記憶されている地図データに基づく表示である。現在位
置表示30は、位置検出部7より検出した車両の現在の
位置を示す。非渋滞表示22は、記憶部9に記憶されて
いる移動区間のうち判別データb、すなわち渋滞でない
ことを示すデータを伴なう移動区間を表示する。渋滞表
示23は、移動区間のうち判別データa、すなわち渋滞
であることを示すデータを伴なう移動区間を表示する。
【0031】車両が月曜日の午後1時にA地点に進入
し、C地点へ移動したとき10分未満(例えば5分)で
移動すると、移動状態判別部5は、位置検出部7により
生成する位置データに基づいてA地点からC地点までの
区間を移動したときにかかった時間が10分未満と算出
する。移動状態判別部5は、A地点からC地点までの5
00mの区間の移動にかかった時間が10分未満である
(渋滞ではない)ことを示す判別データbを記憶部9へ
出力する。
【0032】時刻部11は、車両が移動したときの時刻
(A地点に進入した時刻)が午後1時であることを示す
時刻データを時間帯判別部12へ出力する。時間帯判別
部12は、時刻部11から入力される午後1時を示す時
刻データに基づいて、車両が移動した時刻が午前6時か
ら午後6時までの時間帯(昼間の時間帯)に含まれるこ
とを示す時間帯データcを記憶部9へ出力する。
【0033】カレンダー部15は、車両が移動したとき
の曜日(A地点に進入した曜日)が月曜日であることを
示す曜日データを曜日帯判別部16へ出力する。曜日帯
判別部16は、カレンダー部15から入力される月曜日
を示す曜日データに基づいて、車両が移動した曜日が月
曜日から金曜日の曜日帯(平日の曜日帯)に含まれるこ
とを示す曜日帯データeを記憶部9へ出力する。
【0034】記憶部9は、移動状態判別部5により生成
された判別データbと、位置検出部7により検出された
移動区間を、時間帯判別部12により生成した時間帯デ
ータc及び曜日帯判別部16により生成した曜日帯デー
タeと共に記憶する。
【0035】制御部6は、移動状態判別部5が出力する
判別データbに基づき、車両が移動したA地点からC地
点までの移動区間に非渋滞表示22を表示するよう制御
する。表示部10は、図2に示すように、A地点からC
地点までの移動区間に非渋滞表示22を道路地図20と
異なる色で表示する。
【0036】車両が月曜日の午後1時5分にC地点に進
入し、D地点へ移動したとき10分以上(例えば15
分)で移動すると、移動状態判別部5は、位置検出部7
により生成する位置データに基づいてC地点からD地点
までの区間を移動したときにかかった時間が10分以上
と算出する。移動状態判別部5は、C地点からD地点ま
での500mの区間の移動にかかった時間が10分以上
である(渋滞である)ことを示す判別データaを記憶部
9へ出力する。
【0037】時刻部11は、車両が移動したときの時刻
(C地点に進入した時刻)が午後1時5分であることを
示す時刻データを時間帯判別部12へ出力する。時間帯
判別部12は、時刻部11から入力される午後1時5分
を示す時刻データに基づいて、車両が移動した時刻が午
前6時から午後6時までの時間帯に含まれること(昼間
の時間帯)を示す時間帯データcを記憶部9へ出力す
る。
【0038】カレンダー部15は、車両が移動したとき
の曜日(C地点に進入した曜日)が月曜日であることを
示す曜日データを曜日帯判別部16へ出力する。曜日帯
判別部16は、カレンダー部15から入力される月曜日
を示す曜日データに基づいて、車両が移動した曜日が月
曜日から金曜日の曜日帯(平日の曜日帯)に含まれるこ
とを示す曜日帯データeを記憶部9へ出力する。
【0039】記憶部9は、移動状態判別部5により生成
された判別データaと、位置検出部7により検出された
移動区間を時間帯判別部12により生成した時間帯デー
タc及び曜日帯判別部16により生成した曜日帯データ
eと共に記憶する。
【0040】制御部6は、移動状態判別部5が出力する
判別データaに基づき、車両が移動したC地点からD地
点までの移動区間に渋滞表示23を表示するよう制御す
る。表示部10は、図2に示すように、C地点からD地
点までの移動区間に渋滞表示23を道路地図20の色お
よび非渋滞表示22と異なる色で表示する。
【0041】車両が月曜日の午後1時20分にD地点に
進入し、B地点へ移動したとき10分未満(例えば5
分)で移動すると、移動状態判別部5は、位置検出部7
により生成する位置データに基づいてD地点からB地点
までの区間を移動したときにかかった時間が10分未満
と算出する。移動状態判別部5は、D地点からB地点ま
での500mの区間の移動にかかった時間が10分未満
である(渋滞ではない)ことを示す判別データbを記憶
部9へ出力する。
【0042】時刻部11は、車両が移動したときの時刻
(D地点に進入した時刻)が午後1時20分であること
を示す時刻データを時間帯判別部12へ出力する。時間
帯判別部12は、時刻部11から入力される午後1時2
0分を示す時刻データに基づいて、車両が移動した時刻
が午前6時から午後6時までの時間帯(昼間の時間帯)
に含まれることを示す時間帯データcを記憶部9へ出力
する。
【0043】カレンダー部15は、車両が移動したとき
の曜日(C地点に進入した曜日)が月曜日であることを
示す曜日データを曜日帯判別部16へ出力する。曜日帯
判別部16は、カレンダー部15から入力される月曜日
を示す曜日データに基づいて、車両が移動した曜日が月
曜日から金曜日の曜日帯(平日の曜日帯)に含まれるこ
とを示す曜日帯データeを記憶部9へ出力する。
【0044】記憶部9は、移動状態判別部5により生成
された判別データbと、位置検出部7により検出された
移動区間を時間帯判別部12により生成した時間帯デー
タc及び曜日帯判別部16により生成した曜日帯データ
eと共に記憶する。
【0045】制御部6は、移動状態判別部5が出力する
判別データbに基づき、車両が移動したD地点からB地
点までの移動区間に非渋滞表示22を表示するよう制御
する。表示部10は、図2に示すように、D地点からB
地点までの移動区間に非渋滞表示22を道路地図20及
び渋滞表示23と異なる色で表示する。
【0046】図3は、本実施例における表示部10の表
示状態を示す模式図で、図2に示す車両の移動後の月曜
日の午後10時、すなわち平日の夜間にA地点からB地
点へ移動した後を示す図である。
【0047】車両が月曜日の午後10時にA地点に進入
し、C地点へ移動したとき10分以上(例えば15分)
で移動すると、移動状態判別部5は、位置検出部7によ
り生成する位置データに基づいてA地点からC地点まで
の区間を移動したときにかかった時間が10分以上と算
出する。移動状態判別部5は、A地点からC地点までの
500mの区間の移動にかかった時間が10分以上であ
る(渋滞である)ことを示す判別データaを記憶部9へ
出力する。
【0048】時刻部11は、車両が移動したときの時刻
(A地点に進入した時刻)が午後10時であることを示
す時刻データを時間帯判別部12へ出力する。時間帯判
別部12は、時刻部11から入力される午後10時を示
す時刻データに基づいて、車両が移動した時刻が午後6
時から午前6時までの時間帯(夜間の時間帯)に含まれ
ることを示す時間帯データdを記憶部9へ出力する。
【0049】カレンダー部15は、車両が移動したとき
の曜日(A地点に進入した曜日)が月曜日であることを
示す曜日データを曜日帯判別部16へ出力する。曜日帯
判別部16は、カレンダー部15から入力される月曜日
を示す曜日データに基づいて、車両が移動した曜日が月
曜日から金曜日の曜日帯(平日の曜日帯)に含まれるこ
とを示す曜日帯データeを記憶部9へ出力する。
【0050】記憶部9は、移動状態判別部5により生成
された判別データaと、位置検出部7により検出した移
動区間を、時間帯判別部12により生成した時間帯デー
タdと及び曜日帯判別部16により生成した曜日帯デー
タeと共に記憶する。
【0051】制御部6は、移動状態判別部5が出力する
判別データaに基づき、車両が移動したA地点からC地
点までの移動区間に渋滞表示23を表示するよう制御す
る。表示部10は、図3に示すように、A地点からC地
点までの移動区間に渋滞表示23を道路地図20と異な
る色で表示する。
【0052】車両が月曜日の午後10時15分にC地点
に進入し、D地点へ移動したとき10分未満(例えば5
分)で移動すると、移動状態判別部5は、位置検出部7
により生成する位置データに基づいてC地点からD地点
までの区間を移動したときにかかった時間が10分未満
と算出する。移動状態判別部5は、C地点からD地点ま
での500mの区間の移動にかかった時間が10分未満
である(渋滞ではない)ことを示す判別データbを記憶
部9へ出力する。
【0053】時刻部11は、車両が移動したときの時刻
(C地点に進入した時刻)が午後10時15分であるこ
とを示す時刻データを時間帯判別部12へ出力する。時
間帯判別部12は、時刻部11から入力される午後10
時15分を示す時刻データに基づいて、車両が移動した
時刻が午後6時から午前6時までの時間帯(夜間の時間
帯)に含まれることを示す時間帯データdを記憶部9へ
出力する。
【0054】カレンダー部15は、車両が移動したとき
の曜日(C地点に進入した曜日)が月曜日であることを
示す曜日データを曜日帯判別部16へ出力する。曜日帯
判別部16は、カレンダー部15から入力される月曜日
を示す曜日データに基づいて、車両が移動した曜日が月
曜日から金曜日の曜日帯(平日の曜日帯)に含まれるこ
とを示す曜日帯データeを記憶部9へ出力する。
【0055】記憶部9は、移動状態判別部5により生成
された判別データbと、位置検出部7により検出された
移動区間を時間帯判別部12により生成した時間帯デー
タd及び曜日帯判別部16により生成した曜日帯データ
eと共に記憶する。
【0056】制御部6は、移動状態判別部5が出力する
判別データbに基づき、車両が移動したC地点からD地
点までの移動区間に非渋滞表示22を表示するよう制御
する。表示部10は、図3に示すように、C地点からD
地点までの移動区間に非渋滞表示22を道路地図20の
色および渋滞表示23と異なる色で表示する。
【0057】車両が月曜日の午後10時20分にD地点
に進入し、B地点へ移動したとき10分以上(例えば1
5分)で移動すると、移動状態判別部5は、位置検出部
7により生成する位置データに基づいてD地点からB地
点までの区間を移動したときにかかった時間が10分以
上と算出する。移動状態判別部5は、D地点からB地点
までの500mの区間の移動にかかった時間が10分以
上である(渋滞である)ことを示す判別データaを記憶
部9へ出力する。
【0058】時刻部11は、車両が移動したときの時刻
(D地点に進入した時刻)が午後10時20分であるこ
とを示す時刻データを時間帯判別部12へ出力する。時
間帯判別部12は、時刻部11から入力される午後10
時20分を示す時刻データに基づいて、車両が移動した
時刻が午後6時から午前6時までの時間帯(夜間の時間
帯)に含まれることを示す時間帯データdを記憶部9へ
出力する。
【0059】カレンダー部15は、車両が移動したとき
の曜日(D地点に進入した曜日)が月曜日であることを
示す曜日データを曜日帯判別部16へ出力する。曜日帯
判別部16は、カレンダー部15から入力される月曜日
を示す曜日データに基づいて、車両が移動した曜日が月
曜日から金曜日の曜日帯(平日の曜日帯)に含まれるこ
とを示す曜日帯データeを記憶部9へ出力する。
【0060】記憶部9は、移動状態判別部5により生成
された判別データaと、位置検出部7により検出された
移動区間を時間帯判別部12により生成した時間帯デー
タd及び曜日帯判別部16により生成した曜日帯データ
eと共に記憶する。
【0061】制御部6は、移動状態判別部5が出力する
判別データaに基づき、車両が移動したD地点からB地
点までの移動区間に渋滞表示23を表示するよう制御す
る。表示部10は、図3に示すように、D地点からB地
点までの移動区間に渋滞表示23を道路地図20及び非
渋滞表示22と異なる色で表示する。
【0062】図4は、本実施例における表示部10の表
示状態を示す模式図で、図3に示す車両の移動後の土曜
日の午後10時、すなわち休日の夜間にA地点からB地
点へ移動した後を示す図である。
【0063】車両が土曜日の午後10時にA地点に進入
し、C地点へ移動したとき10分未満(例えば5分)で
移動すると、移動状態判別部5は、位置検出部7により
生成する位置データに基づいてA地点からC地点までの
区間を移動したときにかかった時間が10分未満と算出
する。移動状態判別部5は、A地点からC地点までの5
00mの区間の移動にかかった時間が10分未満である
(渋滞ではない)ことを示す判別データbを記憶部9へ
出力する。
【0064】時刻部11は、車両が移動したときの時刻
(A地点に進入した時刻)が午後10時であることを示
す時刻データを時間帯判別部12へ出力する。時間帯判
別部12は、時刻部11から入力される午後10時を示
す時刻データに基づいて、車両が移動した時刻が午後6
時から午前6時までの時間帯(夜間の時間帯)に含まれ
ることを示す時間帯データdを記憶部9へ出力する。
【0065】カレンダー部15は、車両が移動したとき
の曜日(A地点に進入した曜日)が土曜日であることを
示す曜日データを曜日帯判別部16へ出力する。曜日帯
判別部16は、カレンダー部15から入力される土曜日
を示す曜日データに基づいて、車両が移動した曜日が土
曜日及び日曜日の曜日帯(休日の曜日帯)に含まれるこ
とを示す曜日帯データfを記憶部9へ出力する。
【0066】記憶部9は、移動状態判別部5により生成
された判別データbと、位置検出部7により検出した移
動区間を、時間帯判別部12により生成した時間帯デー
タdと及び曜日帯判別部16により生成した曜日帯デー
タfと共に記憶する。
【0067】制御部6は、移動状態判別部5が出力する
判別データbに基づき、車両が移動したA地点からC地
点までの移動区間に非渋滞表示22を表示するよう制御
する。表示部10は、図4に示すように、A地点からC
地点までの移動区間に非渋滞表示22を道路地図20の
色および渋滞表示23と異なる色で表示する。
【0068】車両が土曜日の午後10時15分にC地点
に進入し、D地点へ移動したとき10分未満(例えば5
分)で移動すると、移動状態判別部5は、位置検出部7
により生成する位置データに基づいてC地点からD地点
までの区間を移動したときにかかった時間が10分未満
と算出する。移動状態判別部5は、C地点からD地点ま
での500mの区間の移動にかかった時間が10分未満
である(渋滞ではない)ことを示す判別データbを記憶
部9へ出力する。
【0069】時刻部11は、車両が移動したときの時刻
(C地点に進入した時刻)が午後10時15分であるこ
とを示す時刻データを時間帯判別部12へ出力する。時
間帯判別部12は、時刻部11から入力される午後10
時15分を示す時刻データに基づいて、車両が移動した
時刻が午後6時から午前6時までの時間帯(夜間の時間
帯)に含まれることを示す時間帯データdを記憶部9へ
出力する。
【0070】カレンダー部15は、車両が移動したとき
の曜日(C地点に進入した曜日)が土曜日であることを
示す曜日データを曜日帯判別部16へ出力する。曜日帯
判別部16は、カレンダー部15から入力される土曜日
を示す曜日データに基づいて、車両が移動した曜日が土
曜日及び日曜日の曜日帯(休日の曜日帯)に含まれるこ
とを示す曜日帯データfを記憶部9へ出力する。
【0071】記憶部9は、移動状態判別部5により生成
された判別データbと、位置検出部7により検出された
移動区間を時間帯判別部12により生成した時間帯デー
タd及び曜日帯判別部16により生成した曜日帯データ
fと共に記憶する。
【0072】制御部6は、移動状態判別部5が出力する
判別データbに基づき、車両が移動したC地点からD地
点までの移動区間に非渋滞表示22を表示するよう制御
する。表示部10は、図4に示すように、C地点からD
地点までの移動区間に非渋滞表示22を道路地図20の
色および渋滞表示23と異なる色で表示する。
【0073】車両が土曜日の午後10時20分にD地点
に進入し、B地点へ移動したとき10分以上(例えば1
5分)で移動すると、移動状態判別部5は、位置検出部
7により生成する位置データに基づいてD地点からB地
点までの区間を移動したときにかかった時間が10分以
上と算出する。移動状態判別部5は、D地点からB地点
までの500mの区間の移動にかかった時間が10分以
上である(渋滞である)ことを示す判別データaを記憶
部9へ出力する。
【0074】時刻部11は、車両が移動したときの時刻
(D地点に進入した時刻)が午後10時20分であるこ
とを示す時刻データを時間帯判別部12へ出力する。時
間帯判別部12は、時刻部11から入力される午後10
時20分を示す時刻データに基づいて、車両が移動した
時刻が午後6時から午前6時までの時間帯(夜間の時間
帯)に含まれることを示す時間帯データdを記憶部9へ
出力する。
【0075】カレンダー部15は、車両が移動したとき
の曜日(D地点に進入した曜日)が土曜日であることを
示す曜日データを曜日帯判別部16へ出力する。曜日帯
判別部16は、カレンダー部15から入力される土曜日
を示す曜日データに基づいて、車両が移動した曜日が土
曜日及び日曜日の曜日帯(休日の曜日帯)に含まれるこ
とを示す曜日帯データfを記憶部9へ出力する。
【0076】記憶部9は、移動状態判別部5により生成
された判別データaと、位置検出部7により検出された
移動区間を時間帯判別部12により生成した時間帯デー
タd及び曜日帯判別部16により生成した曜日帯データ
fと共に記憶する。
【0077】制御部6は、移動状態判別部5が出力する
判別データaに基づき、車両が移動したD地点からB地
点までの移動区間に渋滞表示23を表示するよう制御す
る。表示部10は、図4に示すように、D地点からB地
点までの移動区間に渋滞表示23を道路地図20及び非
渋滞表示22と異なる色で表示する。
【0078】次に、以上に説明したように車両がA地点
からB地点を月曜日の午後1時及び午後10時並びに土
曜日の午後10時、すなわち平日の昼間及び夜間並びに
休日の夜間に移動後、再度車両がA地点に停止している
ときの表示を説明する。図5は、本実施例における表示
部10の表示状態を示す図で、(a)は図4に示す車両
の移動後、再度車両が火曜日の午後2時、すなわち平日
の昼間にA地点にあるときを示す図、(b)は図4に示
す車両の移動後、再度車両が火曜日の午後8時、すなわ
ち平日の夜間にA地点にあるときに表示部に表示される
画面を示す図である。
【0079】火曜日の午後2時、すなわち平日の昼間に
車両がA地点に停止しているとき、制御部6は、記憶部
9に記憶されている現在の時刻の午後2時が含まれる時
間帯に基づく時間帯データc及び現在の曜日の火曜日が
含まれる曜日帯に基づく曜日帯データeと共に記憶され
ている移動区間とその区間で判別した判別データaに基
づく渋滞表示又は判別データbに基づく非渋滞表示を地
図上に重ねて表示部10に表示するように制御する。表
示部10は、図5(a)に示すように、制御部6の制御
により、道路地図20の表示と共に、A地点からC地点
およびD地点からB地点の移動区間において非渋滞表示
22を表示し、C地点からD地点の移動区間において渋
滞表示23を表示する。
【0080】図5(a)に示す表示部10の表示によ
り、火曜日の午後2時、すなわち平日の昼間にA地点か
らB地点に移動しようとする者は、以前、平日の昼間に
A地点からB地点を移動したとき、A地点からC地点の
移動およびD地点からB地点の移動にかかった時間は1
0分未満だった(渋滞ではなかった)ことを認識するこ
とができ、C地点からD地点の移動にかかった時間は1
0分以上だった(渋滞であった)ことを認識することが
できる。
【0081】火曜日の午後8時、すなわち平日の夜間に
車両がA地点に停止しているとき、制御部6は、記憶部
9に記憶されている現在の時刻の午後8時が含まれる時
間帯に基づく時間帯データd及び現在の曜日の火曜日が
含まれる曜日帯に基づく曜日帯データeと共に記憶され
ている移動区間とその区間で判別した判別データaに基
づく渋滞表示又は判別データbに基づく非渋滞表示を地
図上に重ねて表示部10に表示するように制御する。表
示部10は、図5(b)に示すように、制御部6の制御
により、道路地図20の表示と共に、A地点からC地点
およびD地点からB地点の移動区間において渋滞表示2
3を表示し、C地点からD地点の移動区間において非渋
滞表示22を表示する。
【0082】図5(b)に示す表示部10の表示によ
り、火曜日の午後8時、すなわち平日の夜間にA地点か
らB地点に移動しようとする者は、以前、平日の夜間に
A地点からB地点を移動したとき、A地点からC地点の
移動およびD地点からB地点の移動にかかった時間は1
0分以上だった(渋滞であった)ことを認識し、C地点
からD地点の移動にかかった時間は10分未満だった
(渋滞ではなかった)ことを認識することができる。
【0083】図6は、本実施例における表示部10の表
示状態を示す図で、図4に示す車両の移動後、再度車両
が日曜日の午後11時、すなわち休日の夜間にA地点に
あるときを示す図である。
【0084】日曜日の午後11時、すなわち休日の夜間
に車両がA地点に停止しているとき、制御部6は、記憶
部9に記憶されている現在の時刻の午後11時が含まれ
る時間帯に基づく時間帯データd及び現在の曜日の日曜
日が含まれる曜日帯に基づく曜日帯データfと共に記憶
されている移動区間とその区間で判別した判別データa
に基づく渋滞表示又は判別データbに基づく非渋滞表示
を地図上に重ねて表示部10に表示するように制御す
る。表示部10は、図6に示すように、制御部6の制御
により、道路地図20の表示と共に、A地点からC地点
およびD地点からB地点の移動区間において非渋滞表示
22を表示し、C地点からD地点の移動区間において渋
滞表示23を表示する。
【0085】図6に示す表示部10の表示により、日曜
日の午後11時、すなわち休日の夜間にA地点からB地
点に移動しようとする者は、以前、休日の夜間にA地点
からB地点を移動したとき、A地点からC地点の移動お
よびC地点からD地点の移動にかかった時間は10分未
満だった(渋滞ではなかった)ことを認識し、D地点か
らB地点の移動にかかった時間は10分未満だった(渋
滞であった)ことを認識することができる。
【0086】車両が移動する道路は、ある曜日帯及び時
間帯の特定区間において一時的又は慢性的に車両の渋滞
が発生する。以前、ある曜日帯及び時間帯に移動したと
きに渋滞していた区間においては、以前と同じ曜日帯及
び時間帯において、一時的又は慢性的に車両の渋滞が発
生すると推測できる。
【0087】本実施例の車両位置表示装置1は、現在の
曜日帯及び時間帯と同じ曜日帯及び時間帯に以前渋滞し
ていた区間を道路地図20上に渋滞表示23として表示
するので、使用者は、現在の曜日帯及び時間帯に一時的
又は慢性的に渋滞が発生すると推測できる道路区間を認
識することができる。
【0088】本実施例の車両位置表示装置1は、渋滞し
ている道路の移動区間を自動的に判断し、判断した道路
の移動区間を曜日帯及び時間帯と共に記憶部9に自動的
に記憶するので、車両位置表示装置1使用者が車両の運
転等をするとき、車両位置表示装置1の操作が不要とな
り、運転に集中することができる。
【0089】本実施例によれば、表示部10に表示する
非渋滞表示22と渋滞表示23の表示色を、例えば、非
渋滞表示22の表示色を青色とし、渋滞表示23の表示
色を赤色に表示することにより、車両の運転手等の車両
位置表示装置1使用者は、表示部10を見ることにより
以前渋滞していた道路の区間を容易に見分けることがで
きる。したがって、目的地までの道路の移動順路を決め
るとき、以前渋滞していた移動区間を回避して移動する
ための経路を決めることができる。
【0090】本実施例の車両位置表示装置は、表示部1
0が表示する、以前移動した道路の区間での渋滞か否か
の判別結果を2段階に表示する構成としたが、移動状態
判別部5による判別段階を多くすることにより、表示部
10で表示する以前移動した道路の区間の渋滞か否かの
判別結果を、さらに多くの段階で表示させるようにして
もよい。
【0091】本実施例の車両位置表示装置は、移動状態
判別部5による判別を色分けにより表示部10に表示す
る構成としたが、移動状態判別部5による判別をを模様
の違い、または色の点滅速さの違い等により表示しても
よい。
【0092】本実施例の車両位置表示装置は、曜日帯の
区別を月曜日から金曜日の曜日帯と土曜日及び日曜日の
曜日帯との2種類の曜日帯により区別する構成とした
が、曜日帯帯の区別を、例えば、月曜日から木曜日、金
曜日、土曜日、日曜日等の3種類以上に区別して、渋滞
表示又は非渋滞表示をする構成としてもよい。これによ
り、より精度が高い渋滞状況の表示をすることができ
る。
【0093】本実施例の車両位置表示装置は、時間帯の
区別を午前6時から午後6時までの時間帯と午後6時か
ら午前6時までの時間帯との2種類の時間帯により区別
する構成としたが、時間帯の区別を、例えば、早朝、朝
方、昼間、夕方、夜間等の3種類以上に区別して、渋滞
表示又は非渋滞表示をする構成としてもよい。これによ
り、より精度が高い渋滞状況の表示をすることができ
る。
【0094】本実施例の車両位置表示装置は、現在の曜
日帯及び時間帯と同じ曜日帯及び時間帯の過去の渋滞状
況を表示部10に表示する構成としたが、外部からの切
替え操作により、所望の曜日帯及び曜日帯の渋滞状況を
表示部10に表示させるようにしても良い。この場合、
車両位置表示装置1は、外部からの切替え操作により表
示させる曜日帯と時間帯を指示する指示信号を出力する
操作部を備え、制御部6は、操作部からの指示信号によ
り、記憶部9に記憶されている移動区間の判別データの
うち指示信号により表示を指示された曜日帯及び時間帯
のデータと共に記憶してある移動区間の判別データを表
示部10へ表示させるように制御し、表示部10に表示
させるようにする。このことにより、所望の曜日帯及び
時間帯の渋滞状況を表示部10に表示させることができ
る。
【0095】
【発明の効果】本発明によれば、車両に搭載し車両の位
置を表示する車両位置表示装置において、過去に移動し
た道路の区間が渋滞していたか否かを自動的に判別し、
道路地図上に表示する車両位置表示装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両位置表示装置の一実施例を示すブ
ロック図。
【図2】本実施例における表示部10の表示状態を示す
模式図で、車両が月曜日の午後1時、すなわち平日の昼
間の時間帯にA地点からB地点へ移動した後を示す図。
【図3】本実施例における表示部10の表示状態を示す
模式図で、図2に示す車両の移動後の月曜日の午後10
時、すなわち平日の夜間にA地点からB地点へ移動した
後を示す図。
【図4】本実施例における表示部10の表示状態を示す
模式図で、図3に示す車両の移動後の土曜日の午後10
時、すなわち休日の夜間にA地点からB地点へ移動した
後を示す図。
【図5】本実施例における表示部10の表示状態を示す
図で、(a)は図4に示す車両の移動後、再度車両が火
曜日の午後2時にA地点にあるときを示す図、(b)は
図4に示す車両の移動後、再度車両が火曜日の午後8時
にA地点にあるときに表示部に表示される画面を示す
図。
【図6】本実施例における表示部10の表示状態を示す
図で、図4に示す車両の移動後、再度車両が日曜日の午
後11時、すなわち休日の夜間にA地点にあるときを示
す図。
【図7】従来の車両位置表示装置を示すブロック図。
【図8】従来の車両位置表示装置の表示部101の表示
状態を示す模式図。
【符号の説明】
1 車両位置表示装置、4 時計部、5 移動状態判別
部、6 制御部、7 位置検出部、8 地図情報部、9
記憶部、10 表示部、11 時刻部、12 時間帯
判別部、15 カレンダー部、16 曜日帯判別部、2
0 道路地図、22 非渋滞表示、23 渋滞表示、3
0 現在位置表示、100 車両位置表示装置、101
表示部、202 既通過表示、600 制御部、70
0 位置検出部、800 地図情報部、900 記憶部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載し車両の位置を表示する車両位
    置表示装置において、 地図データを記憶する地図情報部と、車両の位置を検出
    する位置検出手段と、前記位置検出手段により検出した
    前記車両の位置と前記地図情報部に記憶された前記地図
    を表示する表示手段と、時間情報を出力する時間出力手
    段と、前記位置検出手段により検出した車両の位置と前
    記時間出力手段から出力される時間情報に基づき予め定
    めた一定距離の移動に費やした移動時間を算出し該移動
    時間を予め定めた時間と比較することにより渋滞か否か
    を判断し判別データを出力する移動状態判別手段と、現
    在の曜日を出力する曜日出力手段と、前記曜日出力手段
    から出力される現在の曜日に基づき曜日帯データを出力
    する曜日帯判別手段と、前記判別データと前記判別デー
    タに対応する位置データを前記曜日帯データと共に記憶
    媒体に記憶する記憶手段と、前記曜日帯データに対応す
    る前記判別データと前記位置データに基づく表示を前記
    表示手段に表示するよう制御する制御手段とを備えるこ
    とを特徴とする車両位置表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の車両位置表示装置におい
    て、現在の時刻を出力する時刻出力手段と、前記時刻出
    力手段から出力される現在の時刻に基づき時間帯データ
    を出力する時間帯判別手段とを備え、 前記記憶手段は、前記判別データと前記判別データに対
    応する位置データを前記時間帯データ及び前記曜日帯デ
    ータと共に記憶媒体に記憶し、前記制御手段は、前記時
    間帯データ及び前記曜日帯データに対応する前記判別デ
    ータと前記位置データに基づく表示を前記表示手段に表
    示するよう制御することを特徴とする車両位置表示装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の車両位置表示装置におい
    て、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶した前記判別
    データと前記位置データのうち、現在の時刻に対応する
    時間帯及び曜日帯における判別データと位置データに基
    づく表示を前記表示手段に表示するよう制御することを
    特徴とする車両位置表示装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の車両位置表示装置におい
    て、時間帯と曜日帯を指示する指示信号を出力する操作
    手段を備え、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶した
    前記判別データと前記位置データのうち、前記操作手段
    から入力される指示信号に対応する時間帯及び曜日帯に
    おける判別データと位置データに基づく表示を前記表示
    手段に表示するよう制御することを特徴とする車両位置
    表示装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104103212A (zh) * 2014-06-26 2014-10-15 安徽省安瑞机电科技有限公司 一种利用gps自动绘制道路图的方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104103212A (zh) * 2014-06-26 2014-10-15 安徽省安瑞机电科技有限公司 一种利用gps自动绘制道路图的方法

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