JPH1089977A - 走行案内装置 - Google Patents

走行案内装置

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JPH1089977A
JPH1089977A JP24370296A JP24370296A JPH1089977A JP H1089977 A JPH1089977 A JP H1089977A JP 24370296 A JP24370296 A JP 24370296A JP 24370296 A JP24370296 A JP 24370296A JP H1089977 A JPH1089977 A JP H1089977A
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JP
Japan
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required time
remaining
course data
vehicle speed
time
Prior art date
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Withdrawn
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JP24370296A
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English (en)
Inventor
Katsumi Miyake
克実 三宅
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目的地に到着するまでの残り所要時間を正確
に表示することができる走行案内装置を提供する。 【解決手段】 車両に搭載され、現在位置から目的地ま
でに要する残所要時間を表示する走行案内装置2におい
て、所定の走行コースにおける出発地からの距離の変化
に対する車速の変化をコースデータとして記憶するコー
スデータ記憶手段50と、現在位置から目的地までの第
1残所要時間を上記コースデータにおける残走行パター
ンに基づいて求める第1残所要時間演算手段51と、現
在位置から上記目的地までの第2残所要時間を現在位置
までの実際の実走行パターン及び上記コースデータに基
づいて求める第2残所要時間演算手段52と、上記演算
された第1, 第2残所要時間の短い方を最短残所要時
間, 長い方を最長残所要時間として表示する表示手段5
3とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に搭載され、現在
位置から目的地までに要する残所要時間を表示する走行
案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走行前に目的地までの走行コース
を設定して、このコースデータにおける目的地までの距
離と走行中の車速とから、目的地までの所要時間を表示
するようにした走行案内装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
走行案内装置では、コースデータは過去の走行状況に基
づく距離と車速との変化を記録したものであり、コース
データに記録されていない交通渋滞等が発生して走行状
況が変化した場合には、目的地までの所要時間を正確に
算出できなくなるという問題がある。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、目的地に到着するまでの残り所要時間を正確に表
示することができる走行案内装置を提供することを課題
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、図1
7に示すように、車両に搭載され、現在位置から目的地
までに要する残所要時間を表示する走行案内装置2にお
いて、所定の走行コースにおける出発地からの距離の変
化に対する車速の変化をコースデータとして記憶するコ
ースデータ記憶手段50と、現在位置から目的地までの
第1残所要時間を上記コースデータにおける残走行パタ
ーンに基づいて求める第1残所要時間演算手段51と、
現在位置から上記目的地までの第2残所要時間を現在位
置までの実際の実走行パターン及び上記コースデータに
基づいて求める第2残所要時間演算手段52と、上記演
算された第1, 第2残所要時間の短い方を最短残所要時
間, 長い方を最長残所要時間として表示する表示手段5
3とを備えたことを特徴としている。
【0006】請求項2の発明は、請求項1において、上
記第2演算手段52は、現在位置までのコースデータ上
の平均車速a, 実際の平均車速b, コースデータ上の残
所要時間tを求め、第2残所要時間t′をt′=(a/
b)×tより求めることを特徴としている。
【0007】請求項3の発明は、図18に示すように、
車両に搭載され、現在位置から目的地までに要する残所
要時間を表示する走行案内装置2において、所定の走行
コースにおける出発地からの距離の変化に対する車速の
変化をコースデータとして複数組記憶するコースデータ
記憶手段54と、同一走行コースにおける複数のコース
データに基づいて最長と最短の残所要時間を求める残所
要時間演算手段55と、上記演算された最長, 最短残所
要時間を表示する表示手段56とを備えたことを特徴と
している。
【0008】請求項4の発明は、図18に示すように、
車両に搭載され、現在位置から目的地までに要する残所
要時間を表示する走行案内装置2において、所定の走行
コースにおける出発地からの距離の変化に対する車速の
変化であるコースデータを、走行時間帯,曜日等の渋滞
傾向と高い相関を有するパラメータ毎に記憶するコース
データ記憶手段57と、現在位置から目的地までの残所
要時間を上記パラメータの合致するコースデータに基づ
いて求める残所要時間演算手段58と、上記演算された
残所要時間を表示する表示手段59とを備えたことを特
徴としている。
【0009】請求項5の発明は、請求項4において、上
記残所要時間演算手段58が、コースデータを現在の走
行データに対してより高い相関を示すコースデータに切
り替え、該切替コースデータに基づいて残所要時間の演
算を行うことを特徴としている。
【0010】請求項6の発明は、請求項4において、上
記コースデータ記憶手段57が、記憶されたコースデー
タと現在の走行データとに基づいて該コースデータに対
するパラメータを変更することを特徴としている。
【0011】請求項7の発明は、請求項4,5におい
て、上記コースデータ記憶手段57に記憶されたコース
データと現在の走行データとの相関の検出を距離と車速
とを要素とするグラフデータに基づいて行うことを特徴
としている。
【0012】請求項8の発明は、図19に示すように、
車両に搭載され、現在位置から目的地までに要する残所
要時間を表示する走行案内装置2において、走行状況に
応じた平均車速の基準値を記憶する平均車速基準値記憶
手段60と、走行開始後、実平均車速が得られるまでは
上記記憶された平均車速基準値の何れかに基づいて目的
地までの残所要時間を演算するとともに、上記実平均車
速が得られた後は、該実平均車速に基づいて目的地まで
の残所要時間を演算する残所要時間演算手段61と、上
記演算された何れかの残所要時間を表示する表示手段6
2とを備えたことを特徴としている。
【0013】請求項9の発明は、請求項8において、渋
滞区間又は渋滞距離を入力する渋滞情報入力手段63を
備え、上記残所要時間演算手段61は、入力された渋滞
距離及び渋滞時平均車速基準値に基づいて渋滞区間にお
ける残所要時間を求めるとともに、上記渋滞区間通過時
における残所要時間を上記渋滞区間より前の実平均車速
に基づいて求めることを特徴としている。
【0014】請求項10の発明は、図20に示すよう
に、車両に搭載され、現在位置から目的地までに要する
残所要時間を表示する走行案内装置2において、所定の
走行コースにおける出発地からの距離の変化に対する車
速の変化をコースデータとして記憶するコースデータ記
憶手段64と、走行状況に応じた平均車速基準値を記憶
する平均車速基準値記憶手段65と、渋滞区間又は渋滞
距離を入力する渋滞情報入力手段66と、入力された渋
滞距離及び渋滞時平均車速基準値に基づいて渋滞区間に
おける残所要時間を求めるとともに、上記渋滞区間通過
時における残所要時間をコースデータに基づいて求める
残所要時間演算手段67とを備えたことを特徴としてい
る。
【0015】請求項11の発明は、請求項10におい
て、上記残所要時間演算手段67が、渋滞区間におい
て、実平均車速が得られるまでは上記記憶された渋滞時
平均車速基準値に基づいて残所要時間を演算するととも
に、上記実平均車速が得られた後は、該実平均車速に基
づいて残所要時間を演算することを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。図1ないし図7は請求項1〜3の発明
の第1の実施形態の走行案内装置を説明するための図で
あり、図1は上記走行案内装置が組み込まれた文字放送
受信装置を含む放送装置の構成図、図2は上記受信装置
の具体例を示す図、図3は上記受信装置の構成を示すブ
ロック図、図4は上記受信装置で受信される情報の例を
示す図、図5〜図7は上記受信装置の動作を説明するた
めの図である。
【0017】図において、1は、FM放送による文字多
重放送を行う放送装置を示しており、該放送装置1は、
文字情報を受信し表示するとともに、車両に搭載され、
減算トリップメータ(走行案内装置)の機能を備える受
信装置2と、該受信装置2に無線により文字情報を送信
する送信装置3と、該送信装置3に電話回線4等により
交通情報等を入力する入力装置5とを備えている。
【0018】上記受信装置2は、受信された文字情報や
所定の目的地までの所要時間等を表示する表示手段とし
ての表示器6を備えている。この表示器6は、上記受信
された情報を3行表示する表示部7a 〜7bを備えてお
り、上記表示器6における表示ページ,表示位置,表示
時間等は任意に変更可能に構成されている。また上記受
信装置2は、操作用ファンクションキー11と、カーソ
ルの移動等を行う方向キー(カーソルキー)12と、操
作の確定キー13と、音声信号を出力するスピーカ28
とをそれぞれ備えている。
【0019】上記受信装置2は、図3に示すように、上
記送信装置3より送信された文字放送信号を受信するア
ンテナ16, 及びチューナ18と、該受信された信号よ
りFM多重データを復調する復調部19と、上記チュー
ナ18による受信制御等を行うCPU20とを備えてい
る。この場合、上記チューナ18が、渋滞区間又は距離
を入力する入力手段として機能する。
【0020】上記CPU20には、所定の走行コースに
おける出発地からの距離の変化に対する車速の変化であ
るコースデータや制御プログラム等を記憶する記憶装置
(コースデータ記憶手段)であるICカード22,RO
M23,RAM24が接続されており、所定のデータの
入力,及び出力が行われる。なお、上記コースデータと
しては、走行コース毎に、最短の所要時間となるものと
最長の所要時間となるものとを含む複数組のコースデー
タが記憶されている。
【0021】また、図示しない車速センサ, 走行距離メ
ータからの車速信号, 走行距離信号がI/F30を介し
て、上記CPU20に入力されている。
【0022】そして、上記CPU20は、上記コースデ
ータにおける残走行パターンに基づいて現在位置から目
的地までの第1残所要時間を求める第1残所要時間演算
手段として機能し、また、現在位置までの実際の実走行
パターン及び上記コースデータに基づいて現在位置から
目的地までの第2残所要時間を求める第2残所要時間演
算手段として、また、同一走行コースにおける複数のコ
ースデータに基づいて最長と最短の残所要時間を求める
残所要時間演算手段としても機能する。
【0023】また、上記CPU20には、受信された文
字情報を音声信号に変換する音声変換部26が接続され
ており、該音声信号は増幅器(アンプ)27を介してス
ピーカ28により出力されるようになっている。
【0024】上記送信装置3から送信される文字情報
は、図4に示す形式を備えており、情報の発信元等を表
示するヘッダ8と情報の内容を表示する本文9とで構成
される1画面を1ページとし、複数ページで1つの番組
が構成されている。
【0025】また、上記受信装置2をトリップメータと
して作動させた場合には、上記演算された第1,第2残
所要時間、あるいは上記最長,最短残所要時間が表示器
6に文字表示されるとともにスピーカ28より音声出力
される。
【0026】次に、図5〜図7に基づいて本第1実施形
態の文字情報受信装置2の動作を説明する。
【0027】上記受信装置2のトリップメータとしての
機能が所定の操作により起動されると、上記記憶装置に
記憶, 登録された多数のコースデータから、今回と同じ
走行コースに対応したコースデータが選択される。
【0028】そして、上記走行コースに対応するコース
データが複数組記憶されている場合は、図5に示すよう
に、上記目的地までの所要時間が最小(MIN分)とな
るコースデータAと最大(MAX分)となるコースデー
タBとが上記表示器6に表示され、また、現在地点Eか
ら目的地までの残所要時間が例えば「予想時間はMAX
○分からMIN×分です」と文字表示されるとともに上
記スピーカ28より音声出力される。
【0029】このように、記憶されたコースデータの中
から最長のものと最短のものを選択し、該両コースデー
タに基づいて現在地点から目的地に到達するまでの残所
要時間として最長の所要時間と最短の所要時間とを報知
するようにしたので、ユーザは残所要時間の幅を容易に
判断することができ、結果的に残所要時間の精度を高め
ることができる。
【0030】ここで、上記記憶装置に今回と同じ走行コ
ースに関するコースデータが1つしか記憶されていない
場合及び以下の方法によって演算された残所要時間が上
記最長,最短の残所要時間の範囲内にない場合は、図6
に示すように、上記1つのコースデータが上記表示器6
に実線の曲線Cとして表示され、現在位置を示すマーク
Eが、走行距離の変化と共に移動表示される。
【0031】図6において、破線の曲線Dは、現在の走
行状況におけるスタート地点から現在位置Eまでの間の
走行距離の変化に対する車速の変化を示す実際の走行デ
ータである。そして、上記コースデータC, 及びDに基
づいて、現在地点Eから上記終了地点に到達するまでの
所要時間が以下の要領で演算され、表示される。
【0032】具体的には、まず、図6,図7において、
実際の走行パターンが現在地点E以降においては上記コ
ースデータCに復帰するものと仮定した場合の残所要時
間tがコースデータCに基づいて演算される。なお、上
記tは、現在地点Eから目的地までのコースデータC上
の平均車速をV,現在地点Eから目的地までの距離をL
とすると、t=L/Vである。
【0033】次に上記実際の走行パターンDの傾向が目
的地まで継続したと仮定した場合の残所要時間t´を求
める。これはスタート地点から現在位置Eまで走行した
時の、上記曲線Cで示されるコースデータにおける平均
車速cと、上記曲線Dで示されるコースデータにおける
平均車速dとの比(c/d)を求め、上記コースデータ
C上の残所要時間tと上記比c/dの積(t×c/d)
として演算される。
【0034】そして、上記コースデータCによる残所要
時間tと、現在地点までの走行状況における上記残所要
時間t′とが、目的地までの予想所要時間として、例え
ば「予想時間はt分〜t′分です」と上記表示器6に表
示され、また上記スピーカ28より音声出力される。
【0035】このように、現在地点までの実際の走行状
況における平均車速とコースデータとして記憶された過
去の走行状況における平均車速との比を演算し、この車
速平均値の比と上記過去のコースデータにおける残所要
時間とから残所要時間を算出するようにしたので、より
正確な所要時間を報知することができる。
【0036】次に、図1〜図4, 及び図8, 9に基づい
て請求項4〜7の発明の第2の実施形態の走行案内装置
を説明する。なお、図1〜図4は上述と略同様であるの
で異なる部分のみを説明する。図8は本実施形態装置に
記憶されるパラメータの組み合わせの例を、図9は上記
装置に記憶されたコースデータの例をそれぞれ示す図で
ある。
【0037】本第2実施形態の走行案内装置2では、上
記記憶装置に同一走行コースにおける上記コースデータ
が、走行時間帯,曜日等の渋滞傾向と高い相関を有する
パラメータ毎に、複数組記憶されており、上記パラメー
タは現在の走行データに対する相関に応じて変更される
ようになっている。なお、上記記憶データと現在の走行
データとの相関の検出は距離と車速とを要素とするグラ
フデータに基づいて行われる。また、上記記憶装置に
は、走行状況に応じた平均車速の基準値が記憶されてい
る。
【0038】具体的には、図8に示すように、上記パラ
メータとして曜日と走行時間帯との組み合せが設定され
ており、曜日が4つのデータ区分に、走行時間帯が5つ
のデータ区分にそれぞれ分割されている。そして、曜日
と走行時間帯との各データ区分の組み合わせとして4×
5=20通りの場合におけるコースデータが、例えば図
9に示すように、各場合毎に独立して記憶されている。
【0039】ここで、図9には、同一走行コースに対す
る3種類のコースデータが示されており、曲線Gは月〜
金曜日(平日)の昼8:00〜15:00におけるコー
スデータを、曲線Hは月〜金曜日(平日)の朝7:00
〜8:00におけるコースデータを、曲線Iは日曜日の
夕方15:00〜17:00におけるコースデータをそ
れぞれ示している。これは例えば所定の走行区間Jにお
いて、曜日及び時間帯により渋滞が生じることを示して
いる。
【0040】また、上記CPU20は、現在位置から目
的地までの残所要時間を上記パラメータの合致するコー
スデータに基づいて求める残所要時間演算手段として機
能する。なお、上記現在位置から目的地までの残所要時
間の演算は、現在の走行データに対してより高い相関を
示すコースデータが用いられる。
【0041】本第2実施形態の走行案内装置2では、現
在の曜日と走行時間帯との組み合わせをパラメータとし
て備えるコースデータに基づいて、例えば、現在が月曜
日の午前7:30であれば、コースデータHに基づいて
上記第1実施形態と同様に、目的地までの残所要時間の
演算表示が行われる。このように、現在の曜日と走行時
間帯に対応したコースデータに基づいて残所要時間が演
算されるので、上記第1実施形態と比較してより正確に
目的地までの残所要時間を予想することができる。
【0042】ここで、例えば、現在が平日の昼間の時間
帯であって、図9の曲線Gで示すコースデータに基づい
て目的地までの残所要時間の予想が行われている時に、
何らかの理由によって道路が渋滞して、図9の曲線Hの
変化傾向により高い相関を示す走行状況に変化した場合
は、現在が平日の昼間であっても上記平日の朝のコース
データHに切り換え、この切り換えられたコースデータ
Hに基づいて残所要時間の演算表示が行われる。即ち、
本実施形態では、採用すべきコースデータを現在の走行
データに対してより高い相関を示すコースデータに切り
換えるのである。
【0043】また、現在が平日の朝(7:50)であっ
て、図9の曲線Hで示すコースデータに基づいて目的地
までの所要時間の予想が行われている時に、曲線Gの平
日の昼間の変化傾向により高い相関を示す走行状況に変
化した場合は、上記曲線Hで示す平日の朝の走行データ
の時間帯(パラメータ)の終了時刻が8:00から7:
50に更新されて上記記憶装置に記憶される。即ち、本
実施形態では上記各コースデータに対するパラメータは
実際の走行データに基づいて修正される。
【0044】上記現在の走行状況とコースデータとの相
関の高低の判断は、上記第1実施形態と同様に、各曲線
とベースラインとで囲まれるグラフ形状のより近いもの
をより高い相関を示すと判断することにより行われる。
【0045】このように、現在の曜日,時間帯を示すパ
ラメータを備えるコースデータに基づいて目的地までの
残所要時間を演算するようにしたので、より正確な残所
要時間を算出することができる。つまり同一走行コース
であっても、パラメータ即ち平日か日曜日か、あるいは
午前か午後か等によって所要時間は大幅に異なるが、本
実施形態ではこのようなパラメータによる差異を見込ん
だ残所要時間の予測が可能である。
【0046】また、現在の走行状況の変化により、より
高い相関傾向を示すコースデータが存在する場合には、
そのコースデータに切り換え、該切り換えられたコース
データに基づいて目的地までの所要時間の演算を行なう
ようにしたので、所要時間の予想精度を向上することが
できる。
【0047】また、上記記憶装置に記憶されたコースデ
ータに対するパラメータを現在の走行状況に応じて、修
正して記憶するようにしたので、この修正されたパラメ
ータのコースデータに基づいて目的地までの所要時間を
演算することにより所要時間の予想精度をより向上する
ことができる。
【0048】次に、図1〜図4, 及び図10〜図14に
基づいて請求項8, 9の発明の第3の実施形態の走行案
内装置を説明する。なお、図1〜図4は上述と略同様で
あるため異なる部分のみ説明する。図10〜図14は上
記受信装置の表示画面の例を示す図である。
【0049】本第3実施形態の走行案内装置2の記憶装
置(記憶手段)には、複数の走行状況における平均車速
の基準値が記憶されており、該平均車速基準値として例
えば、高速道路の走行には80km/hが、一般道路の
走行には40km/hが、渋滞路の走行には10km/
hがそれぞれ設定されている。また、走行状況の継続時
間や距離、例えば渋滞区間の渋滞距離や渋滞時間が、F
M多重放送や上記各操作スイッチ11, 12の操作によ
り、本受信装置2に入力される。この場合、上記チュー
ナ部18や操作スイッチ11, 12が走行状況の継続時
間や距離を入力する渋滞情報入力手段として機能する。
【0050】本実施形態の受信装置2では、現在走行中
のコースがコースデータとして登録されておらず、ま
た、文字情報により現在走行中のコースの渋滞情報が受
信され、該渋滞区間の距離が上記受信装置2に入力され
た時は、まず、この渋滞距離を、上記記憶装置に記憶さ
れた渋滞路平均車速基準値(10km/h)で走行した
として、上記渋滞区間を通過するための所要時間が演算
され、表示される。この場合、上記表示器6には、図1
0に示すように、渋滞路の平均車速基準値である10k
m/hの一定速度で渋滞開始地点から渋滞終了地点まで
走行した場合の車速変化が破線の直線Kとして表示され
るとともに、残渋滞距離○km,及び上記直線Kに基づい
て求められた残所要時間△分が文字表示され、かつ音声
出力される。
【0051】そして、上記渋滞路を所定時間走行して該
所定時間内の平均車速が検出されると、現在地から渋滞
終了地点までの所要時間が上記平均車速に基づいて演算
され、表示される。この場合、上記表示器6には、図1
1に示すように、渋滞開始地点から所定時間経過後の現
在地までの車速変化が実線の曲線Lで、また、現在地か
ら渋滞終了地点まで上記検出された平均車速の一定速度
で走行した場合の車速変化が破線の直線Nでそれぞれ表
示されるとともに、残渋滞距離△km,及び上記直線Nに
基づいて求められた残所要時間×分が文字表示及び音声
出力される。
【0052】このように、渋滞路を走行中に平均車速が
検出されるまでは、記憶装置に記憶された渋滞路平均車
速基準値に基づいて渋滞を抜けるまでの所要時間を演算
するようにしたので、上記渋滞路通過時間を表示するこ
とができる。
【0053】また、渋滞走行時の平均車速が検出された
時は、該平均車速で渋滞終了地点まで走行したとして渋
滞を抜けるまでの所要時間を演算するようにしたので、
該所要時間をより正確に求めることができる。
【0054】また、渋滞距離, 時間を外部より入力する
ようにしたので、渋滞による目的地までの所要時間の変
化に対応することができる。
【0055】次に、現在走行中のコースのコースデータ
が受信装置2内に登録されておらず、また、文字情報等
によりこの走行路の渋滞情報が受信され、該渋滞区間の
距離と、目的地までの距離とが上記受信装置2に入力さ
れた時は、上記目的地までの所要時間は、以下のように
演算され、図12に示すように上記表示器6に表示され
る。また、スピーカ28より例えば「目的地まで○km
△分、渋滞を抜けるまで×km△△分です」と出力され
る。
【0056】図12において、実線の曲線Oは走行開始
地点から現在位置(渋滞開始位置)までの車速変化を示
している。
【0057】また、破線の直線Pは、現在位置(渋滞開
始位置)から渋滞終了地点までを上記渋滞路平均車速の
基準値である10km/hの一定速度で走行した時の特
性を示しており、この間の所要時間は渋滞距離を走行速
度(10km/h)で除した値が用いられる。
【0058】また、破線の直線Qは、渋滞終了地点から
目的地までを渋滞前の平均車速, 即ち走行開始地点から
渋滞開始地点までの平均車速で一定走行した時の特性を
示しており、この間の所要時間は、現在までの走行距離
と渋滞距離とを目的地までの距離から差し引いた値を上
記走行速度(走行開始地点から渋滞開始地点までの平均
車速)で除した値が用いられる。
【0059】なお、走行前にこの走行コースをコースデ
ータとして登録する指示を行った時は、上記実線で表示
された既走部分が上記記憶装置に順次記憶, 登録される
こととなる。
【0060】そして、上記直線Pで示される渋滞区間の
所要時間と、直線Qで示される通常区間の所要時間との
和が、目的地までの所要時間として表示, 出力されるこ
ととなる。
【0061】このように、コースデータとして未登録
で、渋滞区間とこれに続く通常区間とが存在するコース
を走行する時は、渋滞区間は渋滞路平均車速基準値で走
行したとして残所要時間を演算し、渋滞を抜けた後の通
常区間は、走行開始から渋滞開始までの平均車速で走行
したとして所要時間を演算したので、予想所要時間の演
算精度を向上することができる。
【0062】次に、図1〜図4,図13〜図16に基づ
いて、請求項10,11の発明の第4実施形態を説明す
る。なお、図1〜図4については上述と異なる部分のみ
説明する。
【0063】本実施形態の記憶装置には走行状態に応じ
た平均車速基準値が記憶されており、登録されているコ
ースを走行する時は、図13に示すように、上記コース
データが所定操作により呼び出されて、走行開始地点
(START)から目標地点(END)までの走行距離
と車速との関係を示す特性線Rとして上記表示器6に表
示される。
【0064】そして、上記登録コースを走行中に、区間
S−Tにて渋滞した時は、図14に示すように、渋滞開
始地点Sから現在位置Uまでの走行距離と車速との関係
が逐次グラフ化され、表示される。そして、上記渋滞区
間S−Tの距離が文字放送からの受信等により、受信装
置2に入力された時は、現在位置Uから渋滞終了地点S
までを上記記憶装置に記憶された渋滞路平均車速基準値
で走行したとして、渋滞を抜けるまでの残所要時間が演
算され、この渋滞通過時間と渋滞終了地点Tから目的地
までのコースデータRに基づいて求められた残所要時間
との和が、上記現在位置Uにおける目的地までの所要時
間として、表示される。
【0065】このように、コースデータとして登録済み
の走行路を走行中に、データにはない渋滞区間に進入し
た時に、渋滞距離が入力された場合は、渋滞区間内の未
走行部分を、予め登録された渋滞路平均車速基準値で走
行したとして、上記渋滞を抜けるまでの所要時間を演算
したので、上記コースデータに登録されていない走行状
況が発生した場合に、目的地までの所要時間を正確に算
出することができる。
【0066】ここで、上記文字放送等により、渋滞区間
を通過するための所要時間が渋滞情報として受信され、
上記所要時間が受信装置2に入力された場合は、上記渋
滞区間の距離が、ナビゲーション装置の地図データベー
スより検出され読み込まれる等により既知である時は、
上記渋滞距離に基づいて上述と同様の予想所要時間の演
算処理が行われる。
【0067】また、上記渋滞区間の距離が、ナビゲーシ
ョン装置の地図データベースに未登録である等により、
未知である時は、上記入力された所要時間と渋滞路平均
車速基準値との積が渋滞距離として用いられて、上述と
同様の予想所要時間の演算処理が行われる。
【0068】また、上記渋滞区間を所定時間走行した時
は、該走行により検出された渋滞区間内の平均車速と、
上記受信された渋滞通過時間との積が渋滞距離として用
いられて、上述と同様の予想所要時間の演算処理が行わ
れ、上記表示器6に例えば「目的地まで○km推定△
分、区間通過まで×分推定××分kmです」と表示さ
れ、また音声出力される。
【0069】このように、コースデータとして登録済み
の走行路を走行中に、データにはない渋滞区間に進入し
た時に、渋滞区間の通過時間が入力された場合は、この
通過時間と渋滞路基準車速とから渋滞距離を演算したの
で、渋滞距離が不明の時も目的地までの予想所要時間の
演算予想を行うことができる。
【0070】ここで、図15, 図16に基づいて、上記
渋滞距離, 渋滞時間の入力による予想所要時間の演算動
作を具体的に説明する。図15, 図16は本実施形態受
信装置の動作を説明するためのフローチャート図であ
る。
【0071】まず、図15に示すように、上記渋滞距
離, 渋滞時間が文字放送により受信されると、該受信情
報が文字により表示され、また音声により出力される
(ステップS1, S2)。そして、所定のキー操作によ
り、上記受信された渋滞距離, 渋滞時間が演算データと
して自動登録される(ステップS3, S4)。
【0072】そして、所定のキー操作やナビゲーション
装置の位置情報等により、渋滞開始地点の通過が検出さ
れると、目的地までの予想残距離, 所要時間と渋滞区間
の予想残距離, 所要時間とが表示され、また、渋滞区間
内を所定時間走行後は渋滞区間内の平均車速に基づい
て、上記それぞれの予想残距離, 所要時間が表示更新さ
れる(ステップS5〜S7)。また、所定キー(VOI
CEキー)の操作により上記表示情報が音声出力される
(ステップS8, S9)。
【0073】また、図16に示すように、上記受信され
た渋滞距離, 渋滞時間を手動により演算データとして登
録する場合、上記受信装置2がFM文字放送受信モード
から走行コース入力モードに切り替えられて(ステップ
S10)、コース登録を行うキー(, , )が指示
され、また、新規コースの登録か既存コースの更新かが
所定キー(NEW)により選択される(ステップS1
1)。
【0074】そして、コースデータの登録終了か修正か
の選択指示が行われ、終了なら所定の終了処理が、修正
なら、上記受信情報に基づいて、渋滞距離(渋滞時間)
が上記操作キー11〜13の操作により入力されて、上
記ステップS5に処理が移行する。
【0075】このように、渋滞区間の渋滞距離や通過時
間が入力された場合は、この入力データにより所要時間
を演算するとともに、該所要時間を走行実績に応じて更
新,表示したので、目的地までの所要時間の予想演算を
容易に行うことができる。
【0076】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明に係る走行
案内装置では、現在地から目的地までの第1残所要時間
をコースデータに基づいて求めるとともに、第2残所要
時間をコースデータと実走行パターンに基づいて求め、
第1,第2残所要時間を表示するようにしたので、所要
時間の範囲を知らせることができる効果がある。
【0077】請求項2の発明に係る走行案内によれば、
第2残所要時間を、コースデータ上の残所要時間を現在
位置までのコースデータ平均車速と実走行平均車速との
比で補正することにより求めるようにしたので、残所要
時間の精度を向上することができる効果がある。
【0078】請求項3の発明によれば、同一走行コース
に対する複数のコースデータに基づいて最長,最短残所
要時間を表示するようにしたので、残所要時間の範囲を
表示できる効果がある。
【0079】請求項4の発明によれば、渋滞傾向と高い
相関を有するパラメータをコースデータと共に記憶する
ようにしたので、現在の渋滞傾向に対応したコースデー
タに基づいて目的地までの残所要時間を演算することが
でき、残所要時間の精度を向上できる効果がある。
【0080】請求項5の発明によれば、コースデータを
現在の走行データに対してより高い相関を示すコースデ
ータ切り換え、該コースデータに基づいて所要時間の予
測を行うようにしたので、所要時間の予測精度を向上す
ることができる効果がある。
【0081】請求項6の発明によれば、現在の走行デー
タに応じてコースデータに対するパラメータを更新する
ようにしたので、コースデータとパラメータとの対応精
度を向上することができる効果がある。
【0082】請求項7の発明によれば、記憶されたコー
スデータと現在の走行データとの相関の検出を経過時間
と車速とを要素とするグラフデータに基づいて行うよう
にしたので、上記両データのグラフデータを表示するこ
とで相関の程度をユーザが簡単に認識することができる
効果がある。
【0083】請求項8の発明によれば、目的地までの所
要時間を、実平均車速が得られるまでは、走行状況に応
じて予め設定された平均車速基準値で演算し、それ以降
は、実平均車速に基づいて演算するようにしたので、上
記所要時間の予想精度をより向上することができる効果
がある。
【0084】請求項9の発明によれば、入力された渋滞
距離及び記憶する渋滞路平均車速基準値に基づいて渋滞
区間における残所要時間を求め、渋滞区間通過時におけ
る残所要時間を、渋滞区間の前の平均車速に基づいて演
算するようにしたので、上記所要時間の予想精度をより
向上することができる効果がある。
【0085】請求項10の発明によれば、渋滞区間に進
入した場合には、渋滞区間における残所要時間を渋滞路
平均車速基準値に基づいて、渋滞区間通過時の残所要時
間をコースデータに基づいて求めるようにしたので、走
行状況の変化に柔軟に対応して残所要時間を求めること
ができる効果がある。
【0086】請求項11の発明によれば、渋滞路走行中
において実平均車速が得られた以降は残りの渋滞区間の
残所要時間を実平均車速で求めるようにしたので、残所
要時間の予測精度をより向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の走行案内装置(情報
受信装置)の構成図である。
【図2】上記受信装置の具体例を示す図である。
【図3】上記受信装置の構成を示すブロック図である。
【図4】上記受信装置で受信される情報の例を示す図で
ある。
【図5】上記受信装置の動作を説明するための図であ
る。
【図6】上記受信装置の動作を説明するための図であ
る。
【図7】上記受信装置の動作を説明するための図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施形態の走行案内装置(情報
受信装置)の記憶装置に記憶されるデータの組み合わせ
の例を示す図である。
【図9】上記記憶装置に記憶されたコースデータの例を
示す図である。
【図10】本発明の第3の実施形態の情報受信装置の表
示画面の例を示す図である。
【図11】上記情報受信装置の表示画面の例を示す図で
ある。
【図12】上記情報受信装置の表示画面の例を示す図で
ある。
【図13】本発明の第3の実施形態の走行案内装置(情
報受信装置)の表示画面の例を示す図である。
【図14】上記情報受信装置の表示画面の例を示す図で
ある。
【図15】上記情報受信装置の動作を説明するためのフ
ローチャート図である。
【図16】上記情報受信装置の動作を説明するためのフ
ローチャート図である。
【図17】請求項1,2の発明のクレーム構成図であ
る。
【図18】請求項3〜7の発明のクレーム構成図であ
る。
【図19】請求項8,9の発明のクレーム構成図であ
る。
【図20】請求項10,11の発明のクレーム構成図で
ある。
【符号の説明】
2 走行案内装置 50 コースデータ記憶手段 51 第1残所要時間演算手段 52 第2残所要時間演算手段 53 表示手段 54,57 コースデータ記憶手段 55,58 残所要時間演算手段 56,59 表示手段 60 平均車速基準値記憶手段 61 残所要時間演算手段 62 表示手段 63 渋滞情報入力手段 64 コースデータ記憶手段 65 平均車速基準値記憶手段 66 入力手段 67 残所要時間演算手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され、現在位置から目的地ま
    でに要する残所要時間を表示する走行案内装置におい
    て、所定の走行コースにおける出発地からの距離の変化
    に対する車速の変化をコースデータとして記憶するコー
    スデータ記憶手段と、現在位置から目的地までの第1残
    所要時間を上記コースデータにおける残走行パターンに
    基づいて求める第1残所要時間演算手段と、現在位置か
    ら上記目的地までの第2残所要時間を現在位置までの実
    際の実走行パターン及び上記コースデータに基づいて求
    める第2残所要時間演算手段と、上記演算された第1,
    第2残所要時間の短い方を最短残所要時間, 長い方を最
    長残所要時間として表示する表示手段とを備えたことを
    特徴とする走行案内装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記第2演算手段
    は、現在位置までのコースデータ上の平均車速a, 実際
    の平均車速b, コースデータ上の残所要時間tを求め、
    第2残所要時間t′をt′=(a/b)×tより求める
    ことを特徴とする走行案内装置。
  3. 【請求項3】 車両に搭載され、現在位置から目的地ま
    でに要する残所要時間を表示する走行案内装置におい
    て、所定の走行コースにおける出発地からの距離の変化
    に対する車速の変化をコースデータとして複数組記憶す
    るコースデータ記憶手段と、同一走行コースにおける複
    数のコースデータに基づいて最長と最短の残所要時間を
    求める残所要時間演算手段と、上記演算された最長, 最
    短残所要時間を表示する表示手段とを備えたことを特徴
    とする走行案内装置。
  4. 【請求項4】 車両に搭載され、現在位置から目的地ま
    でに要する残所要時間を表示する走行案内装置におい
    て、所定の走行コースにおける出発地からの距離の変化
    に対する車速の変化であるコースデータを、走行時間
    帯,曜日等の渋滞傾向と高い相関を有するパラメータ毎
    に記憶するコースデータ記憶手段と、現在位置から目的
    地までの残所要時間を上記パラメータの合致するコース
    データに基づいて求める残所要時間演算手段と、上記演
    算された残所要時間を表示する表示手段とを備えたこと
    を特徴とする走行案内装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、上記残所要時間演算
    手段が、コースデータを現在の走行データに対してより
    高い相関を示すコースデータに切り替え、該切替コース
    データに基づいて残所要時間の演算を行うことを特徴と
    する走行案内装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、上記コースデータ記
    憶手段が、記憶されたコースデータと現在の走行データ
    とに基づいて該コースデータに対するパラメータを変更
    することを特徴とする走行案内装置。
  7. 【請求項7】 請求項4,5において、上記コースデー
    タ記憶手段に記憶されたコースデータと現在の走行デー
    タとの相関の検出を距離と車速とを要素とするグラフデ
    ータに基づいて行うことを特徴とする走行案内装置。
  8. 【請求項8】 車両に搭載され、現在位置から目的地ま
    でに要する残所要時間を表示する走行案内装置におい
    て、走行状況に応じた平均車速の基準値を記憶する平均
    車速基準値記憶手段と、走行開始後、実平均車速が得ら
    れるまでは上記記憶された平均車速基準値の何れかに基
    づいて目的地までの残所要時間を演算するとともに、上
    記実平均車速が得られた後は、該実平均車速に基づいて
    目的地までの残所要時間を演算する残所要時間演算手段
    と、上記演算された何れかの残所要時間を表示する表示
    手段とを備えたことを特徴とする走行案内装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、渋滞区間又は渋滞距
    離を入力する渋滞情報入力手段を備え、上記残所要時間
    演算手段は、入力された渋滞距離及び渋滞時平均車速基
    準値に基づいて渋滞区間における残所要時間を求めると
    ともに、上記渋滞区間通過時における残所要時間を上記
    渋滞区間より前の実平均車速に基づいて求めることを特
    徴とする走行案内装置。
  10. 【請求項10】 車両に搭載され、現在位置から目的地
    までに要する残所要時間を表示する走行案内装置におい
    て、所定の走行コースにおける出発地からの距離の変化
    に対する車速の変化をコースデータとして記憶するコー
    スデータ記憶手段と、走行状況に応じた平均車速基準値
    を記憶する平均車速基準値記憶手段と、渋滞区間又は渋
    滞距離を入力する渋滞情報入力手段と、入力された渋滞
    距離及び渋滞時平均車速基準値に基づいて渋滞区間にお
    ける残所要時間を求めるとともに、上記渋滞区間通過時
    における残所要時間をコースデータに基づいて求める残
    所要時間演算手段とを備えたことを特徴とする走行案内
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、上記残所要時間
    演算手段が、渋滞区間において、実平均車速が得られる
    までは上記記憶された渋滞時平均車速基準値に基づいて
    残所要時間を演算するとともに、上記実平均車速が得ら
    れた後は、該実平均車速に基づいて残所要時間を演算す
    ることを特徴とする走行案内装置。
JP24370296A 1996-09-13 1996-09-13 走行案内装置 Withdrawn JPH1089977A (ja)

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