JP2704015B2 - 脱水機 - Google Patents

脱水機

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JP2704015B2
JP2704015B2 JP1335588A JP33558889A JP2704015B2 JP 2704015 B2 JP2704015 B2 JP 2704015B2 JP 1335588 A JP1335588 A JP 1335588A JP 33558889 A JP33558889 A JP 33558889A JP 2704015 B2 JP2704015 B2 JP 2704015B2
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は脱水槽のいわゆるアンバランス振動を検出す
るようにした脱水機に関する。
(従来の技術) 従来より、脱水機を含む機器である二槽式洗濯機や全
自動洗濯機のうち、二槽式洗濯機においては、脱水運転
時に、回転される脱水槽が洗濯物の片寄りを因としてい
わゆるアンバランス振動を起こしたとき、それを検出し
て、警報表示するものが考えられており、又、全自動洗
濯機においては、脱水槽が同様のアンバランス振動を起
こしたとき、それを検出して、給水し、更に撹拌して、
洗濯物の片寄りを是正するものが考えられている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述のように考えられたものの中で、
前者によれば、脱水槽がアンバランス振動を起こしたと
き、それを検出して、警報表示だけをするのであるか
ら、アンバランス振動の原因が取除かれず、ために脱水
槽が幾度もアンバランス振動を起こして、脱水槽の回転
駆動源であるモータやモータ支持部に過負荷を与え、こ
れらの寿命を短くするという問題点があった。又、後者
によれば、脱水槽が同様のアンバランス振動を起こした
とき、それを検出して、給水し、更に撹拌して、洗濯物
の片寄りを是正するのであるから、アンバランス振動の
原因は取除かれるのであるが、しかし、そのための運転
にそれぞれ時間がかかり、運転終了までの時間が大幅に
長引くという問題点を有していた。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従
ってその目的は、脱水槽のアンバランス振動を検出する
ものにあって、脱水槽の回転駆動源であるモータやモー
タ支持部の寿命を長く延ばし得、又、運転終了までの時
間の短縮化を図ることのできる優れた脱水機を提供する
にある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の脱水機は、脱水槽を回転させて行なう脱水運
転時に、その脱水槽の傾きを検出する検出手段を具える
と共に、その検出手段による検出結果から、前記脱水槽
がアンバランス振動を起こしたと判断されたときに、所
定時間の給水運転と脱水運転とを行ない、これを前記脱
水槽のアンバランス振動の発生回数が所定値に達したと
判断されるまで繰返す制御をする制御手段を具えたとこ
ろを特徴を有するものである。
(作用) 脱水槽がアンバランス振動を起こしたとき、脱水槽は
大きく傾くから、その脱水槽の傾きを検出手段により検
出することによって、脱水槽のアンバランス振動が検出
される。そして、その検出結果から、脱水槽がアンバラ
ンス振動を起こしたと判断されたときに、所定時間の給
水運転と脱水運転とを行なうことにより、洗濯物の片寄
りが是正される。
(実施例) 以下、本発明を二槽式洗濯機に適用した一実施例につ
き、図面を参照して説明する。
まず第2図に示すように、二槽式洗濯機全体の外箱1
には、下方に台板2を設け、上方にパネル3と洗濯蓋4
及び脱水蓋5を設けている。
外箱1内には、第3図に示すように、洗濯槽6と脱水
受槽7とを併設しており、その脱水受槽7内に脱水槽8
を配設し、脱水受槽7外の下方部に脱水槽8を回転駆動
するモータ9を、数個の支持体10により弾性支持して設
けている。脱水槽8には、周側部に脱水孔11を多数形成
しており、底部には水抜孔12を数個形成し、内部の中心
部に焼結樹脂等から成る散水筒13を立設している。この
ほか、脱水槽8内の上部には通水孔14を多数有する布押
え15を着脱可能に設けており、又、脱水受槽7の上端開
口部には給水器を兼ねる内蓋16を設けていて、パネル3
内に設けた給水弁17から給水路18を介して内蓋16内に給
水し、更にその内蓋16内から散水筒13内に給水するよう
にしている。なお、パネル3内には洗濯槽6内に給水す
る給水弁19及び給水路20をも設けており、又、給水弁1
7,19には、図示しない水道の蛇口から給水ホースを介し
て給水するようにしている。
しかして、脱水槽8のの周側部上部の外表面には、弾
性マグネット22を第4図に示す環状に設けており、これ
に対して、脱水受槽7内表面部の脱水槽8が傾いたとき
弾性マグネット22が近接する位置の例えば前後方向の4
箇所には、それぞれ脱水槽8の傾きを検出する検出手段
であるリードスイッチ23を設けている。
ここで、第5図にはパネル3に設けた操作・表示部24
を示しており、この操作・表示部24の端部に、上記リー
ドスイッチ23と位置のあった4個のLED25から成る警報
表示器26を設けている。
更に、第6図にはパネル3内に設けた制御装置27を示
しており、この制御装置27は、制御手段であるCPU28
と、電源回路29,イニシャライズ回路30及び発振回路31
等の周辺回路から成っており、CPU28に、前記操作・表
示部24の操作部32から操作信号が入力されると共に、前
記4個のリードスイッチ23を主に構成した検出回路33か
ら検出信号が入力されるようになっており、かかる入力
信号並びにあらかじめ記憶した制御プログラムに基づい
てCPU28からは、前記洗濯槽6側の給水弁19,洗濯用モー
タ34,排水弁35,脱水槽8側の給水弁17,脱水用モータ9
をそれぞれ駆動するための駆動回路36〜40に駆動信号が
出力されるようになっており、又、前記警報表示器26を
含む表示器41にも表示信号が出力されるようになってい
る。
そこで、以下には、上記CPU28の作動に基づく脱水運
転時の制御内容について、第1図を参照しながら説明す
る。
まずスタート時、CPU28は、脱水運転を開始するスイ
ッチ操作があったか否かの判断をする(ステップS1)。
ここで、スイッチ操作がなかったならば、その判断を繰
返すが、あったならば、モータ9に通電して脱水槽8を
回転させる脱水運転を開始し(ステップS2)、次にリー
ドスイッチ23で検出させる脱水槽8の傾きの検出読込み
をする(ステップS3)。すなわち、脱水運転が開始され
て回転された脱水槽8は、洗濯物の収容具合に片寄りが
あれば、それを因としていわゆるアンバランス振動を起
こし、第3図に二点鎖線で示すように大きく傾くから、
この脱水槽8の上部外表面に設けた弾性マグネット22
が、その傾き方向にあるリードスイッチ23に近接して、
該リードスイッチ23をオンさせるものであり、かくして
脱水槽8の傾きを検出した検出信号が出力されるから、
CPU28がそれを受ける。これに対して、脱水槽8の洗濯
物の収容具合に片寄りがなければ、脱水槽8はアンバラ
ンス振動を起こすことがないから、大きく傾くこともな
く、従って弾性マグネット22がリードスイッチ23に近接
することもなくして、該リードスイッチ23はオンせず、
脱水槽8の傾きを検出した検出信号をCPU28が受けるこ
ともない。よって、次に脱水槽8がアンバランス振動を
起こしたか否かの判断をしたとき(ステップS4)にも、
CPU28が脱水槽8の傾きを検出した検出信号を受けてい
ないときには、脱水槽8がアンバランス振動を起こした
とは判断せず、そのまま脱水運転を接続して(ステップ
S5)、その後、終了時間に達するのを待ち(ステップS
6)、脱水運転を終了する。これに対して、CPU28が脱水
槽8の傾きを検出した検出信号を受けたときには、ステ
ップS4で脱水槽8がアンバランス振動を起こしたと判断
し、次にその回数を計算する(ステップS7)。そしてそ
の計算をした後には、その計数値(脱水槽8がアンバラ
ンス振動を起こした回数)が所定値に達したか否かの判
断をし(ステップS8)、所定値に達していない時点で
は、次に給水弁17に通電して脱水槽8の散水筒13内に給
水する給水運転を行ない(ステップS9)、次いで脱水運
転を行なう(ステップS10)。そしてその後、ステップS
3に戻り、ステップS4,ステップS7,ステップS8,ステップ
S9,ステップS10を、ステップS4で脱水槽8がアンバラン
ス振動を起こしたと判断されないまで繰返す。又、その
判断されないまま、ステップS8で計数値が所定値に達し
たと判断されれば、運転を停止し(ステップS11)、こ
の停止状態で4個のリードスイッチ23の中でオンしたも
のを読取って(ステップS12)、警報表示器26の4個のL
ED25の中のそれと対応した位置にあるものを例えば点滅
させて、脱水槽8の傾き方向の表示と併せた警報表示を
する(ステップS13)。
このように本実施例によれば、脱水槽8がアンバラン
ス振動を起こしたとき、その脱水槽8の傾きをリードス
イッチ23により検出することによって、該脱水槽8のア
ンバランス振動を検出し、そして、その脱水槽8のアン
バランス振動の発生回数が所定値に達するまでは、所定
時間の給水運転と給水運転とを交互に繰返すもので、そ
のうちの給水運転により、脱水槽8の散水筒13内に供給
された水は、散水筒13から脱水槽8内へ滲出すると共
に、散水筒13の上端から溢れて布押え15の通水孔14から
脱水槽8内に流れ込み、該脱水槽8内に溜まりがちとな
るから、片寄った洗濯物もその水により中心部に移る。
又、その後の脱水運転により、洗濯物は分散し直される
ものであり、かくして洗濯物の片寄りが是正され、アン
バランス振動の原因が取除かれる。従って、従来の警報
表示だけをするものとは違い、脱水槽8が正常回転する
ようになることが充分期待でき、脱水槽8の回転駆動源
であるモータ9やモータ支持部である支持体10に過負荷
を与えることをなくして得て、それらの寿命を長く延ば
すことができる。又、洗濯物の片寄りの是正を、従来の
給水に更に撹拌を加えて行なうものに比しては、その撹
拌に要した時間を省き取るから、運転終了までの時間の
短縮化を達成することができる。
なお、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ
限定されるものではなく、特にリードスイッチ23で例示
した脱水槽8の傾きを検出する検出手段の具体的構成等
の点につき、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実
施し得る。
[発明の効果] 以上の記述で明らかなように、本発明の脱水機によれ
ば、脱水槽を回転させて行なう脱水運転時に、その脱水
槽の傾きを検出し、その検出結果から、前記脱水槽がア
ンバランス振動を起こしたと判断されたときに、所定時
間の給水運転と脱水運転とを行ない、これを前記脱水槽
のアンバランス振動の発生回数が所定値に達したと判断
されるまで繰返すようにしたのであるから、脱水槽の回
転駆動源であるモータやモータ支持部の寿命を長く延ば
し得、又、運転終了までの時間の短縮化を達成できると
いう優れた効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を二槽式洗濯機に適用した一実施例を示し
たもので、第1図は脱水運転時の制御内容を示したフロ
ーチャート、第2図は二槽式洗濯機全体の外観斜視図、
第3図は同洗濯機の脱水槽側部分の縦断正面図、第4図
は同部分の横断面図、第5図は操作・表示部の正面図、
第6図は電気的概略構成図である。 図面中、8は脱水槽、17は給水弁、22は弾性マグネッ
ト、23はリードスイッチ(検出手段)、28はCPU(制御
手段)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−198591(JP,A) 特開 平1−256998(JP,A) 特開 平1−198599(JP,A) 特開 昭64−80395(JP,A) 特開 昭62−167589(JP,A) 特開 平1−164399(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱水槽を回転させて行なう脱水運転時に、
    その脱水槽の傾きを検出する検出手段を具えると共に、
    その検出手段による検出結果から、前記脱水槽がアンバ
    ランス振動を起こしたと判断されたときに、所定時間の
    給水運転と脱水運転とを行ない、これを前記脱水槽のア
    ンバランス振動の発生回数が所定値に達したと判断され
    るまで繰返す制御をする制御手段を具えたことを特徴と
    する脱水機。
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CN110359234B (zh) * 2019-08-13 2023-08-18 创维电器股份有限公司 一种具有偏心检测功能的洗衣机平衡圈组件及其平衡方法

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