JP2703845B2 - 合成床用プレキャスト製コンクリート版 - Google Patents

合成床用プレキャスト製コンクリート版

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JP2703845B2 JP3339515A JP33951591A JP2703845B2 JP 2703845 B2 JP2703845 B2 JP 2703845B2 JP 3339515 A JP3339515 A JP 3339515A JP 33951591 A JP33951591 A JP 33951591A JP 2703845 B2 JP2703845 B2 JP 2703845B2
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    • E04B5/00Floors; Floor construction with regard to insulation; Connections specially adapted therefor
    • E04B5/16Load-carrying floor structures wholly or partly cast or similarly formed in situ
    • E04B5/32Floor structures wholly cast in situ with or without form units or reinforcements
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    • E04B5/04Load-carrying floor structures formed substantially of prefabricated units with beams or slabs of concrete or other stone-like material, e.g. asbestos cement

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば梁間に掛け渡し
て配置され、後打ちコンクリートがその表面に打設され
て床スラブを形成する合成床用プレキャスト製コンクリ
ート版(以下、合成床用PC版と称する。)に係り、特
に後打ちコンクリートとの間に生ずる面内剪断力を確実
に伝達することができる合成床用PC版に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、合成構造の床スラブを構築するた
めの合成床用PC版としては、様々な形式のものが知ら
れている。例えば、実公昭55−52974号公報で
は、コンクリート版表面に一段高いリブを形成すると共
に、このリブの上にさらに一段高い剪断ずれ止め材を突
設して構成された「合成床版」が提案されている。この
第1の提案では、リブは、コンクリート版の表面にその
幅方向に沿って延長形成されると共に、長手方向には互
いに間隔を隔てて並設されており、また剪断ずれ止め材
は、各リブ上でコンクリート版の幅方向に沿って互いに
間隔を隔てて配設されていた。
【0003】また、特公昭62−6061号公報では、
コンクリート版の、梁に沿う上面周辺部のみに複数の凹
型シャーコッターを形成し、コンクリート版の残りの上
面中央部は平坦面とした、合成床用PC版を利用した
「床板の構築法」が提案されている。この第2の提案で
は、複数の凹型シャーコッターそれぞれは、コンクリー
ト版の表面に凹陥部として個々に分離独立させて形成さ
れており、コンクリート版の表面に不連続に互いに間隔
を隔てて縦横に配列され、かつその配列範囲は梁に沿う
コンクリート版の上面周辺部とされていた。
【0004】さらに、特公昭62−42766号公報で
は、多数の短柱状凹陥部が互いに不連続に縦横に配置形
成される合成床用PC版を製造するための「合成床用P
C版の製造方法」が提案されている。この第3の提案で
は、凹陥部はその成形手法からして、コンクリート版に
一定の深さで、かつ個々に分離独立させて互いに間隔を
隔てて形成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記各提案に係る合成
床用PC版は、それぞれ個別の課題解決の手法として案
出されたものであるが、いずれにあっても、後打ちコン
クリートとの間に作用する面内剪断力を確実に伝達する
ことができるか否かという点が重要である。この剪断力
の伝達性能という面からみると、第1の提案は、基本的
にコンクリート版の表面にリブや剪断ずれ止め材という
突出部分(段差部分)を形成することで剪断力の伝達を
確保するようにしている。しかしながら、このような形
式のものでは第2,第3の提案と比較した場合、コンク
リート版自体の強度(板厚)を確保しつつ突起を形成す
る必要性があることからプレキャストされるコンクリー
ト版自体の重量が重くなり、施工作業性からいって、第
2の提案などよりも劣ると考えられる。すなわち、剪断
力の伝達面を確保するために後打ちコンクリートとの間
に形成すべき段差部分は、コンクリート版としては、凹
陥部を形成する形式の方がコンクリート版自体の重量を
軽減できて好ましいと考えられる。
【0006】ここで、剪断力の伝達面確保をコンクリー
ト版の凹陥部によった第2,第3の提案についてみる
と、これらは凹陥部の形成範囲の相違を除けば、凹陥部
の形成および配列状態において極めて類似した構成を有
しており、いずれもコンクリート版の表面を基準として
適当な深さで凹陥部を形成し、これらを不連続に互いに
間隔を隔てて縦横に配列した構成を採用している。とこ
ろで、これら提案の上記共通の技術的構成からすると、
これら凹陥部は、単にコンクリート表面を基準として一
定の深さで窪まされて形成されたものとなっている。こ
こで得られる剪断力の伝達可能面積を考えると、この面
積は凹陥部の形成数の多少若しくは各凹陥部の大きさに
応じて増減する。他方、コンクリート版の断面欠損を考
慮すると、凹陥部の形成数の多少に応じて増減する。す
なわち、コンクリート版本来の表面積が広く確保され、
断面欠損が小さい状態では、凹陥部が減少し剪断力の伝
達性能不足となり、他方、コンクリート版本来の表面積
を削減し、凹陥部を増やすと、剪断力の伝達を確保でき
る反面、断面欠損が大きくなってしまうという課題があ
った。
【0007】本発明は、上述したような従来の課題に鑑
みて創案されたものであり、その目的は、コンクリート
版自体の必要強度を確保しつつ、剪断力伝達機能の向上
を図ることができる合成床用PC版を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンクリート
版表面に、浅溝と深溝とを交互に連設して形成した溝状
の凹陥部を多数備え、これら凹陥部が、上記コンクリー
ト版の幅方向に沿って延長形成されると共に該コンクリ
ート版の長手方向に互いに間隔を隔てて並設されている
ことを特徴とする。
【0009】また、上記コンクリート版に、上記凹陥部
と直交するその長手方向に沿ってPC鋼線を配設したこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の作用について述べると、溝状の凹陥部
を形成すべく交互に連設される浅溝と深溝のうち、深溝
は従来並みに設定されることに加えて、従来技術では取
り上げられていない浅溝が、コンクリート版表面と深溝
との中間的な存在として、小さな断面欠損でコンクリー
ト版自体の必要構造強度を維持しつつ、面内剪断力の確
実な伝達性能を発揮することになる。本願発明者は、従
来の考え方がコンクリート版の表面部分と凹陥部とを明
瞭に区分けするのみでそれらの中間的な構造部分を考慮
していなかったことに着目して、断面欠損がそれほど大
きくなく、しかも適当な剪断力の伝達面を確保できる上
記構成を見出だし、本願発明を完成するに至ったもので
ある。そしてこのような浅溝の形成により、従来の不連
続に互いに間隔を隔てて縦横に配設される凹陥部のみの
構造に比して、断面欠損をさほど増加させることなく、
より多くの剪断力の伝達面を効率良く確保することがで
きる。すなわち、深溝を単に縦横に不連続に配列したの
では、剪断力の伝達性能が従来並みであり、他方幅方向
に延長形成される凹陥部を深溝のみで構成すると断面欠
損が大きくなり過ぎることとなる。ここに本発明では、
深溝に対して、これらに連設する構成で浅溝を連結して
凹陥部を形成することにより、より多くの剪断力伝達面
を、少ない断面欠損で確保することができ、これによ
り、コンクリート版自体の強度を確保しつつ、コンクリ
ート版と後打ちコンクリートとの間に剪断力を効果的に
伝達させることができる。そして上記凹陥部は、コンク
リート版の幅方向及び長手方向のいずれの方向に対して
も広い範囲で段差面を形成するものなので、確実に面内
剪断力を伝達することができる。殊に、浅溝と深溝とを
積極的に連設させる構造としたので、所定表面積のコン
クリート版にこれらを十分に配列することができ、無駄
を排した合理的な構造とすることができる。
【0011】また、本発明の合成床用PC版にあって
は、凹陥部の延長方向をコンクリート版の幅方向として
おり、長手方向については、互いに間隔を隔てて並設す
る構造としている。このため、コンクリート版自体は構
造的に異方性を有しており、コンクリート版を作業床な
どとして活用したり、最終的に床スラブとして構築する
際に、コンクリート版の長手方向が引張力に対して比較
的脆弱になる可能性がある。そこで本発明にあっては、
凹陥部の延長形成方向と直交するコンクリート版の長手
方向に沿ってPC鋼線を配設することとして、コンクリ
ート版の引張強度の向上を図っている。
【0012】
【実施例】以下に、本発明に係る合成床用PC版の好適
な実施例を、添付図面に従って詳述する。
【0013】図1には、本発明の対象である合成床用P
C版を構成するコンクリート版1を、一対並設されたH
型鋼などの梁部材2のフランジ2a上に掛け渡して設け
た状態が示されている。一般にこのコンクリート版1
は、その両端部若しくは周縁部が梁部材2等の上に係止
されて、所定位置に配設される。そして最終的には、こ
のコンクリート版1の表面上に後打ちコンクリート3が
打設されて、床スラブが構築されることになる。
【0014】このコンクリート版1の構造を、さらに図
2〜図4をも参照して説明すると、このコンクリート版
1は、ほぼ矩形状の外形輪郭を有し、適宜厚さで板状に
形成される。なお、コンクリート版1の外形輪郭につい
ては、コンクリート版1を配設すべき床構築部分の形状
に応じて適宜設定される。
【0015】このように形成されるコンクリート版1の
上面部分、すなわち表面部分にはその全体に亘って、溝
状の凹陥部4が多数形成される。これら凹陥部4は、コ
ンクリート版1の幅方向に沿ってその一端縁側から他端
縁側に向かって延長形成されると共に、コンクリート版
1の長手方向については、その一端縁側と他端縁側との
間で互いに間隔を隔てて並設される。従って、これら凹
陥部4は、コンクリート版1の表面において、コンクリ
ート版1の周縁部および凹陥部4相互に挾まれる帯状部
に、コンクリート版1本来の厚さを有する平坦部5を残
すように配列される。
【0016】このようにコンクリート版1本来の厚さを
有する平坦部5間に形成される凹陥部4は、浅溝6と深
溝7とが交互に連設されることで、コンクリート版1の
表面から窪んだ溝状に形成される。さらに詳細に説明す
ると、凹陥部4は、従来相当の深さで凹設された深溝7
と、この深溝7の深さに対して1/2〜2/3程度の深
さを有する浅溝6とで構成される。そして深溝7とこれ
に隣接する浅溝6とは、ほぼ垂直な壁部8を介して相互
に直接的に連結され、このような構成がコンクリート版
1の幅方向に繰り返されて、多数の段差部分を構成する
コルゲート状に配列されており、これにより一連に連通
する溝状の凹陥部4を構成している。またこれら深溝7
と浅溝6とは、平坦面5との関係においても複数の壁部
9を形成している。そして深溝7は、従来の凹陥部並み
の断面欠損を伴いつつ、剪断力の伝達面を形成するよう
になっている。他方浅溝6は、深溝7並びにコンクリー
ト版1表面(平坦面5)との間で、少ない断面欠損でよ
り多くの剪断力伝達面を形成する段差面を形成するよう
に構築する。本実施例では、これら深溝7と浅溝6との
表面積は同一に設定されている。しかしながら、これら
深溝7と浅溝6との表面積の比の設定は、コンクリート
版1の必要強度などを勘案して、適宜設定される。ま
た、浅溝6同士の配列並びに深溝7同士の配列について
は本実施例では、いずれかの凹陥部4を基準とした場
合、他の凹陥部4においても同一の順序配列で形成され
るようになっており、従っていずれの溝6,7もコンク
リート版1の長手方向に一列に並ぶように配列されてい
る。
【0017】以上のような構成によれば、溝状の凹陥部
4を形成すべく交互に連設された浅溝6と深溝7のう
ち、深溝7は従来並みに設定されることに加えて、従来
技術では取り上げられていない浅溝6が、コンクリート
版1表面と深溝7との中間的な存在として、小さな断面
欠損でコンクリート版1自体の必要構造強度を維持しつ
つ、面内剪断力の効果的な伝達機能を発揮することにな
る。そしてこのような浅溝6の形成により、従来の不連
続に互いに間隔を隔てて縦横に配設される凹陥部のみの
構造に比して、断面欠損をさほど増加させることなく、
より多くの剪断力の伝達面を効率良く確保することがで
きる。すなわち、深溝7を単に縦横に不連続に配列した
のでは、従来並みであり、他方幅方向に延長形成される
凹陥部を深溝7のみで構成すると断面欠損が大きくなり
過ぎることとなる。ここに本実施例では、深溝7に対し
て、これらに連設する構成で浅溝6を連結して凹陥部4
を形成することにより、より多くの剪断力伝達面を、少
ない断面欠損で確保することができ、これにより、コン
クリート版1自体の強度を確保しつつ、コンクリート版
1と後打ちコンクリート3との間に剪断力を効果的に伝
達させることができる。そして上記凹陥部4は、コンク
リート版1の幅方向及び長手方向のいずれの方向に対し
ても広い範囲で段差面(壁部8,9)を形成するものな
ので、確実に面内剪断力を伝達することができる。殊
に、浅溝6と深溝7とを積極的に連設させる構造とした
ので、所定表面積のコンクリート版1にこれらを十分に
配列することができ、無駄を排した合理的な構造とする
ことができる。
【0018】そしてこのように形成されたコンクリート
版1には、凹陥部4の延長方向と直交するコンクリート
版1の長手方向に沿って、且つ幅方向に間隔を隔ててプ
レストレス導入用のPC鋼線10が複数本配設される。
本実施例ではPC鋼線10は、浅溝6の下方に埋設され
ている。しかしながら、このPC鋼線10の配設につい
ては、コンクリート版1の必要強度等に応じてその配設
位置、配設間隔並びに平行配置や縦横配置などの配列が
適宜設定される。また、PC鋼線10は、アンボンド方
式あるいはポストテンション方式など、種々の方式でテ
ンションが導入されるようになっている。
【0019】そしてこれらPC鋼線10を、少なくとも
凹陥部4と直交するコンクリート版1の長手方向に沿っ
て配設することにより、凹陥部4の配列に対応させてコ
ンクリート版1の強度を適切に向上させることができ
る。すなわち、凹陥部4の延長方向をコンクリート版1
の幅方向としており、長手方向については、互いに間隔
を隔てて並設する構造としている。このため、コンクリ
ート版1自体は構造的に異方性を有しており、コンクリ
ート版1を作業床などとして活用したり、最終的に床ス
ラブとして構築する際に、コンクリート版1の長手方向
が引張力に対して比較的脆弱になる可能性がある。そこ
で本実施例にあっては、凹陥部4の延長形成方向と直交
するコンクリート版1の長手方向に沿ってPC鋼線10
を配設することとして、コンクリート版1の引張強度の
向上を図り、ひいてはコンクリート版1を強度的に等方
性の構造ともすることができるようになっている。
【0020】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、溝状の凹
陥部を形成すべく交互に連設される浅溝と深溝のうち、
深溝を従来並みに設定することに加えて、従来技術では
取り上げられていない浅溝に、これをコンクリート版表
面と深溝との中間的な存在として、小さな断面欠損でコ
ンクリート版自体の必要構造強度を維持させつつ、面内
剪断力の確実な伝達機能を発揮させることができる。そ
して、深溝に対して、これらに連設する構成で浅溝を連
結して凹陥部を形成することにより、より多くの剪断力
伝達面を、少ない断面欠損で確保することができ、これ
により、コンクリート版自体の強度を確保しつつ、コン
クリート版と後打ちコンクリートとの間に剪断力を確実
に伝達させることができる。そして上記凹陥部は、コン
クリート版の幅方向及び長手方向のいずれの方向に対し
ても広い範囲で段差面を形成するものなので、確実に面
内剪断力を伝達することができる。殊に、浅溝と深溝と
を積極的に連設させる構造としたので、所定表面積のコ
ンクリート版にこれらを十分に配列することができ、無
駄を排した合理的な構造とすることができる。
【0021】また、凹陥部は、その延長方向がコンクリ
ート版の幅方向となっており、長手方向については、互
いに間隔を隔てて並設される構造となっているため、コ
ンクリート版自体は構造的に異方性を有しており、コン
クリート版を作業床などとして活用したり、最終的に床
スラブとして構築する際に、コンクリート版の長手方向
が引張力に対して比較的脆弱になる可能性がある。これ
を考慮して、凹陥部の延長形成方向と直交するコンクリ
ート版の長手方向に沿ってPC鋼線を配設することとし
たので、コンクリート版の引張強度の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な一実施例を示すコンクリート版
を梁間に掛け渡した状態を示す一部破断斜視図である。
【図2】コンクリート版の平面図である。
【図3】図2のA−A線矢視一部断面図である。
【図4】図2のB−B線矢視一部断面図である。
【符号の説明】
1 コンクリート版 4 凹陥部 6 浅溝 7 深溝 10 PC鋼線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 實 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株式会社大林組東京本社内 (72)発明者 松岡 利隆 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株式会社大林組東京本社内 (72)発明者 芹沢 丈晴 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株式会社大林組東京本社内 (56)参考文献 特開 平5−93443(JP,A) 実開 昭62−175116(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート版表面に、浅溝と深溝とを
    交互に連設して形成した溝状の凹陥部を多数備え、これ
    ら凹陥部が、上記コンクリート版の幅方向に沿って延長
    形成されると共に該コンクリート版の長手方向に互いに
    間隔を隔てて並設されていることを特徴とする合成床用
    プレキャスト製コンクリート版。
  2. 【請求項2】 上記コンクリート版に、上記凹陥部と直
    交するその長手方向に沿ってPC鋼線を配設したことを
    特徴とする請求項1記載の合成床用プレキャスト製コン
    クリート版。
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