JPH0712499Y2 - 合成床板構成用プレキャストコンクリート床板 - Google Patents
合成床板構成用プレキャストコンクリート床板Info
- Publication number
- JPH0712499Y2 JPH0712499Y2 JP1987147079U JP14707987U JPH0712499Y2 JP H0712499 Y2 JPH0712499 Y2 JP H0712499Y2 JP 1987147079 U JP1987147079 U JP 1987147079U JP 14707987 U JP14707987 U JP 14707987U JP H0712499 Y2 JPH0712499 Y2 JP H0712499Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floorboard
- precast concrete
- composite
- construction
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002131 composite material Substances 0.000 title claims description 7
- 239000011178 precast concrete Substances 0.000 title claims description 7
- 238000010276 construction Methods 0.000 title claims description 4
- 239000004567 concrete Substances 0.000 description 8
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 1
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- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (考案が属する技術分野) 本考案は、合成床板構成用のプレキャストコンクリート
床板に関するものである。
床板に関するものである。
(考案の課題とその特徴点) 隣接の受け梁間にプレキャストコンクリート床板を架設
した後、その上に適宜厚さにコンクリート(トツピング
コンクリート)を打設して、合成床板を構成すること
は、従来周知であるが、本考案はこの合成床板構成用と
して好適なプレキャストコンクリート床板を提供するこ
とを目的としているものであって、その構成上の特徴は
実用新案登録請求の範囲に記載したとおりである。
した後、その上に適宜厚さにコンクリート(トツピング
コンクリート)を打設して、合成床板を構成すること
は、従来周知であるが、本考案はこの合成床板構成用と
して好適なプレキャストコンクリート床板を提供するこ
とを目的としているものであって、その構成上の特徴は
実用新案登録請求の範囲に記載したとおりである。
なお、本考案における溝は必ずしも床板の上面全体に設
ける必要はなく、その一部に設けてもよい。
ける必要はなく、その一部に設けてもよい。
(図面に基づく説明) 図面において、1はプレキャストコンクリート床板(以
下、単に床板という)であり、その裏面には、長さ方向
に延びる複数条のリブ2が突設されている。
下、単に床板という)であり、その裏面には、長さ方向
に延びる複数条のリブ2が突設されている。
図示の実施例では、リブ2が3条で、その何れも床板1
の両端の支承部3までは延びていず、支承部3の下面は
平らである。
の両端の支承部3までは延びていず、支承部3の下面は
平らである。
床板1の上面には、巾方向に延びる断面V形の溝4が間
に平面部4′を挟んで多数刻設されており、図示の溝4
の底角は90度である(第3図参照)。
に平面部4′を挟んで多数刻設されており、図示の溝4
の底角は90度である(第3図参照)。
溝4は、床板1の上面の全面に設ける場合の外、第2図
イに示すように床板1の両端部の適宜長L部分(Lは例
えば床板1の長さの1/4)にのみ設ける場合や同図ロに
示すように床板1の巾方向中央部の適宜巾W部分(Wは
例えば床板1の巾と無関係に一定)にのみ設ける場合も
ある。
イに示すように床板1の両端部の適宜長L部分(Lは例
えば床板1の長さの1/4)にのみ設ける場合や同図ロに
示すように床板1の巾方向中央部の適宜巾W部分(Wは
例えば床板1の巾と無関係に一定)にのみ設ける場合も
ある。
溝4の形成は、床板1の製造時に、型枠に型材を取り付
けて行う外、床板1のコンクリートが未硬化の段階で型
材付きのローラを転動させて行うこともでき、この2つ
の手段の内、第2の手段は第2図ロの場合に特に有効で
ある。
けて行う外、床板1のコンクリートが未硬化の段階で型
材付きのローラを転動させて行うこともでき、この2つ
の手段の内、第2の手段は第2図ロの場合に特に有効で
ある。
なお、リブ2内にPC鋼材を配設して、床板1にプレスト
レスを付与してもよい。
レスを付与してもよい。
以上のような床板1を用いて合成床板を構成するとき
は、先ず、床板1の支承部3を受け梁5の上に載せて、
床板1の架設を行い、それから、この床板1を下型枠に
利用してコンクリートを打設し、鉄筋コンクリート造の
表層6を形成すればよい。
は、先ず、床板1の支承部3を受け梁5の上に載せて、
床板1の架設を行い、それから、この床板1を下型枠に
利用してコンクリートを打設し、鉄筋コンクリート造の
表層6を形成すればよい。
前述のようにして形成された合成床板の接合部では、表
層6のコンクリートが床板1の上面の溝4内に入って形
成された断面V形の突条と床板1の平面部4′の下方に
形成された断面台形の突条との係合により、水平せん断
抵抗が増大するが、水平せん断に対する有効面積が断面
台形部よりも断面V形部の方が小さく、せん断破壊は断
面V形部で生じるので、この接合部におけるせん断強度
の設計は断面V形の突条を形成する表層6のコンクリー
トのせん断強度に基づいて行えばよい。
層6のコンクリートが床板1の上面の溝4内に入って形
成された断面V形の突条と床板1の平面部4′の下方に
形成された断面台形の突条との係合により、水平せん断
抵抗が増大するが、水平せん断に対する有効面積が断面
台形部よりも断面V形部の方が小さく、せん断破壊は断
面V形部で生じるので、この接合部におけるせん断強度
の設計は断面V形の突条を形成する表層6のコンクリー
トのせん断強度に基づいて行えばよい。
(考案の効果) 本考案の床板は、以上のようなものであるから、その上
面に刻設した溝に表層のコンクリートが入って形成され
る突条のいわゆるダボ効果により、表層と床板との接合
部における水平せん断抵抗が増大され、床板と表層とが
一体化した強度上信頼できる合成床板を構成することが
でき、しかも、その接合部における水平せん断強度の設
計は、表層のコンクリートのせん断強度に基づいて行え
ばよく、設計が簡単である。
面に刻設した溝に表層のコンクリートが入って形成され
る突条のいわゆるダボ効果により、表層と床板との接合
部における水平せん断抵抗が増大され、床板と表層とが
一体化した強度上信頼できる合成床板を構成することが
でき、しかも、その接合部における水平せん断強度の設
計は、表層のコンクリートのせん断強度に基づいて行え
ばよく、設計が簡単である。
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図イはリブと
溝の配置態様を例示する平面図、同図ロは溝の配置態様
の別例を示す平面図、第3図は溝刻設部分の拡大断面
図、第4図は本考案品を用いて合成床板を構成するとき
の説明図である。 1:合成床板構成用プレキャストコンクリート床板(床
板)、2:リブ、3:支承部、4:溝、4′:平面部、5:受け
桁、6:表層。
溝の配置態様を例示する平面図、同図ロは溝の配置態様
の別例を示す平面図、第3図は溝刻設部分の拡大断面
図、第4図は本考案品を用いて合成床板を構成するとき
の説明図である。 1:合成床板構成用プレキャストコンクリート床板(床
板)、2:リブ、3:支承部、4:溝、4′:平面部、5:受け
桁、6:表層。
Claims (1)
- 【請求項1】裏面に、長さ方向に延びる複数条のリブを
突設するとともに、上面に、巾方向に延びる断面V形の
溝を間に平面部を挟んで多数刻設したことを特徴とする
合成床板構成用プレキャストコンクリート床板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987147079U JPH0712499Y2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | 合成床板構成用プレキャストコンクリート床板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987147079U JPH0712499Y2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | 合成床板構成用プレキャストコンクリート床板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6450508U JPS6450508U (ja) | 1989-03-29 |
| JPH0712499Y2 true JPH0712499Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=31417157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987147079U Expired - Lifetime JPH0712499Y2 (ja) | 1987-09-25 | 1987-09-25 | 合成床板構成用プレキャストコンクリート床板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0712499Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6095050A (ja) * | 1983-10-27 | 1985-05-28 | 株式会社長谷川工務店 | 合成スラブ用プレキャスト・スラブ |
| JPH04177Y2 (ja) * | 1986-01-27 | 1992-01-07 |
-
1987
- 1987-09-25 JP JP1987147079U patent/JPH0712499Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6450508U (ja) | 1989-03-29 |
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