JP2703777B2 - 新規な五糖類 - Google Patents

新規な五糖類

Info

Publication number
JP2703777B2
JP2703777B2 JP63181457A JP18145788A JP2703777B2 JP 2703777 B2 JP2703777 B2 JP 2703777B2 JP 63181457 A JP63181457 A JP 63181457A JP 18145788 A JP18145788 A JP 18145788A JP 2703777 B2 JP2703777 B2 JP 2703777B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moiety
obzl
pentasaccharide
group
nhso
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63181457A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6440492A (en
Inventor
コンスタント・アドリアーン・アントン・フアン・ブツケル
トム・ベーツ
モーリス・プテイトウー
Original Assignee
アクゾ・エヌ・ヴエー
サノフイ・エス・アー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アクゾ・エヌ・ヴエー, サノフイ・エス・アー filed Critical アクゾ・エヌ・ヴエー
Publication of JPS6440492A publication Critical patent/JPS6440492A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2703777B2 publication Critical patent/JP2703777B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H11/00Compounds containing saccharide radicals esterified by inorganic acids; Metal salts thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
    • A61P7/02Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H3/00Compounds containing only hydrogen atoms and saccharide radicals having only carbon, hydrogen, and oxygen atoms
    • C07H3/06Oligosaccharides, i.e. having three to five saccharide radicals attached to each other by glycosidic linkages
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B37/00Preparation of polysaccharides not provided for in groups C08B1/00 - C08B35/00; Derivatives thereof
    • C08B37/006Heteroglycans, i.e. polysaccharides having more than one sugar residue in the main chain in either alternating or less regular sequence; Gellans; Succinoglycans; Arabinogalactans; Tragacanth or gum tragacanth or traganth from Astragalus; Gum Karaya from Sterculia urens; Gum Ghatti from Anogeissus latifolia; Derivatives thereof
    • C08B37/0063Glycosaminoglycans or mucopolysaccharides, e.g. keratan sulfate; Derivatives thereof, e.g. fucoidan
    • C08B37/0075Heparin; Heparan sulfate; Derivatives thereof, e.g. heparosan; Purification or extraction methods thereof
    • C08B37/0078Degradation products

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な五糖類、そ製造方法及び該五糖類を含
む薬剤組成物に係わる。
本発明はまた、前記新規な五糖類の製造過程で得られ
る有用な中間体である新規な四糖類にも係わる。
本発明はより特定的には、下記の式I: で示される五糖に係わる。
前記式I中、 R1は水素又はアルキル(1〜20個のC)を表し、 R2、R3、R4、R5、R6、R11、R12及びR13は水素又はSO3
-部分を表し、 R7、R8、R9はOH、OSO3 -、NHSO3 -又はNH−アシルを表
し、 R10はCOO-、CH2OH又はCH2OSO3 -部分を表し、 前記種々の帯電部分の電荷は適当な(製薬上許容し得
る)対イオン、例えば水素イオン、好ましくはアルカリ
金属イオンもしくはアルカリ土類金属イオンによって相
殺される。
これらの五糖類は抗血栓症活性(anti−thrombotic a
ctivity)を有し、特に大きな抗Xa活性を示すが、AT−I
IIを介してトロンビンを不活性化することはない。
欧州特許出願第84,999号には構造的に関連した糖類が
開示されている。この先行特許出願は種々の中間糖類の
1つとして、生物学的活性のある多糖類、例えば五糖類
及び六糖類も開示している。強力な抗血栓症活性を有す
る最短五糖類は下記の式で示されている。
本発明の五糖類はこの先行技術の五糖類と異なり、星
印()で示した位置にも硫酸塩基を有する。この余分
の硫酸塩[SO3 -]部分は驚くべきことにAT−IIIの活性
化を少なくとも約2倍増加させるため、その存在は非常
に高いAT−III媒介抗Xa活性を得るためにも、また高い
抗血栓症活性を得るためにも極めて重要である。これら
新規の五糖類は更にHC−IIを介するトロンビンの不活性
化を著しく促進し、且つ生物学的半減期が極めて長いた
め好ましい抗血栓症としての性質を示す。
本発明の五糖類は多糖類の合成で記述され、使用され
ている良く知られた方法によって製造される。これらの
方法については、特に前出の欧州特許出願第84,999号に
種々の多糖類製造方法が開示されているので参照された
い。
一般的には、縮合反応で反応してはならない反応位置
で適当に保護された構築ブロック、即ちD−グルコー
ス、L−イドース、D−グルコサミン、D−グルクロン
酸及びL−イズロン酸を適確な順序で一緒に縮合する。
好ましくは、フラグメントEFに対応する適切に保護され
た二糖をFのアノマー中心で活性化し、次いで単位Gに
遊離4−ヒドロキシル基をもつGHフラグメントに対応す
る適切に保護された二糖と結合させて、完全に保護され
た四糖EFGHを形成する。その後この四糖を単位Eの4−
ヒドロキシル基において選択的に脱保護し、次いで、適
当に保護した活性化単位Dと結合させて保護された五糖
DEFGHを形成する。カルボキシレート部分及びエステル
化ヒドロキシル基を加水分解すれば下記の式II で示される部分的に保護された五糖又はその塩が得られ
る。
式II中、 R1は前述の意味を表し、 R14、R15、R17、R18、R21、R22、R23及びR25は各々が
遊離ヒドロキシル基又はOBzl部分をを表し、 R16、R20及びR24はOH、OBzl、N3、NH−アシル又はNHB
zl部分のうちいずれか1つを表し、 R19は−COOH、−CH2OH又はCH2OBzl部分のうちいずれ
か1つの部分を表し、 Bzlは保護基、好ましくは水素化分解によって除去で
きるベンジル基を表す。
二糖構築ブロックGH及び四糖構築ブロックEFGHは、本
発明の五糖の合成過程で得られる新規の中間生成物でも
ある。
中間生成物GHは下記の式III で示される化合物又はその塩であることを特徴とする。
式III中、 Bzl及びR1は前述の意味を表し、 Xはアシル部分が加水分解によって除去され得るO−
アシル部分を表し、 YはALKが炭化水素基、好ましくは低級アルキル(1
〜4個のC)の基であるOALK部分を表し、 R26、R27及びR29は各々はX及びOBzlのうちのいずれ
かの部分を表し、 R28がX、OBzl、N3、NH−アシル又はNHBzlのうちのいず
れかの部分を表す。
二糖構築ブロックGHは、単位G及びHを文献に既に記
述されている方法と類似の方法で結合させることによっ
て製造し得る。好ましくは、単位Gは2,4,6−トリ−0
−アシル−3−0−ベンジル−α−L−イドピラノース
フルオライドであり、単位Hはメチル3,6−ジ−0−ア
シル−2−ベンジルオキシ−カルボニルアミノ−2−デ
オキシ−α−D−グルコピラノシド又はメチル2,3,6−
トリ−0−アシル−α−D−グルコピラノシドである。
前記2つの単位Hは、市販の廉価なメチルグルコシド
から単一のステップで簡単に製造できるという利点を有
する。
前記新規の四糖構築ブロックEFGHは下記の一般式IV で示される化合物又はその塩であることを特徴とする。
式IV中、 R1、Bzl、X、Y、R26、R27、R28及びR29は前記を意
味を表し、 R30、R31及びR34はX又はOBzl部分を表し、 R33はX、OBzl、N3、NH−アシル又はNHBzl部分のうち
のいずれか1つを表し、 R32は−COY、CH2X又はCH2OBzl部分のうちのいずれか
1つを表す。
前記新規の四糖中間生成物は、欧州特許出願第84,999
号に記載のごとき方法で、一般式IIIの構築ブロックGH
を活性化構築ブロックEFと結合させることによって製造
し得る。
R1の定義におけるアルキル基とは、炭素原子数1〜20
個の線状又は分枝状アルキル基、例えばメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、ter
t−ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチル、デシル、
ドデシル、ペンタデシル及びエイコシルを意味する。
好ましいアルキル基は炭素原子数が1〜4個のアルキ
ル基であり、より好ましくはメチル基である。
R7、R8、R9、R16、R20、R24、X、R28及びR33の定義
におけるアシル基とは、炭素原子を2〜20個有する脂肪
族、環式脂肪族、アル脂肪族(araliphatic)又は複素
環脂肪族のカルボン酸、例えば酢酸、プロピオン酸、ヘ
キサン酸、デカン酸、ステアリン酸、オクタデカン酸、
安息香酸、桂皮酸、シクロヘキシルカルボン酸から誘導
されたアシル基を意味する。好ましいアシル基は低級脂
肪族(2〜6個のC)アシル基(例えばアセチル及びプ
ロピオニル)及びベンゾイル基である。
式IIの出発生成物は、下記の逐次ステップによって式
Iの最終五糖に変換できる。
(1)遊離ヒドロキシル基を硫酸化処理し、 (2)Bzl保護基を水素化分解して遊離ヒドロキシル基
を得、且つ当該分子中に1つもしくはそれ以上のアジド
又はN−ベンジルオキシカルボニル基のような他の基が
存在すればそれも同時に水素化分解して−NH2部分を形
成し、 (3)このようにして得た1つもしくはそれ以上の−NH
2部分を硫酸化する。
この方法と本質的に類似した別の方法として、前記ス
テップを下記のように入れ換えることもできる。
(1)1つもしくはそれ以上のアジド部分を還元し、他
に還元可能な基が存在すればそれも還元して1つもしく
はそれ以上の遊離アミノ基を得、 (2)存在する遊離ヒドロキシル基及び遊離NH2基を同
時に硫酸化し、 (3)Bzl保護基を水素化分解する。
ヒドロキシル基の硫酸化は当業者にはよく知られてお
り、例えば当該生成物をジメチルホルムアミドのような
適当な(不活性)溶媒中に溶解し且つ三酸化硫黄のごと
き適当な硫酸化剤、好ましくはトリメチルアミン−三酸
化硫黄複合体を加えることによって実施し得る。
アミノ基(NH2基)の硫酸化も、反応混合物のpHをア
ルカリ性、好ましくはpH8より大きくするような水溶液
を用いて同様の方法で実施できる。
Bzl保護基の水素化分解は化学の教科書に記載されて
いる当業者によく知られた方法で行う。好ましい水素化
分解方法の1つは、水素との反応混合物を金属触媒、例
えばプラチナ、パラジウム又はパラジウム担持木炭の存
在下で攪拌することからなる。
好ましいBzl基はベンジルである。
アジド基も同様の方法で水素化分解できるが、Bzl保
護基と同時に水素過分介する必要がないか又は望ましく
ない場合には、例えば水素化リチウムアルミニウムもし
くはホウ水素化ナトリウムのごとき金属水素化物のよう
な別の還元手段、又はピリジン中H2Sを用いて選択的にN
H2部分に変換してもよい。
本発明の化合物は製薬上許容し得る塩、特にアルカリ
金属塩又はアルカリ土類金属塩、例えばナトリウム、カ
リウム、リチウム、カルシウム又はマグネシウムの形対
で単離するのが好ましい。
式Iの好ましい五糖は、 (a)R1がアルキル基(1〜4個のC)、好ましくはメ
チル基であり、 (b)R2、R3及びR4が硫酸塩部分であり、 (3)R5及びR11が水素又は硫酸塩部分であり、 (c)R6、R12及びR13が水素であり、 (e)R8がアミノ硫酸塩部分(NHSO3 -部分)であり、 (f)R7及びR9がアミノ硫酸塩部分又はO−硫酸塩部分
であり、 (g)R10が−COO-部分(D−グルクロン酸)である か、又はこれらを任意に組みわせたものである。この糖
はそのアルカリ金属塩、好ましくはナトリウム塩の形態
で単離する。
本発明の新規の化合物は腸内投与(例えば経口投与又
は直腸内投与)及び腸管外投与の両方で使用し得る。そ
のためには、通常、本発明の化合物を適当な製薬補助剤
と混合し、次いで錠剤、丸薬、糖衣錠、トローチ、粉末
剤、カプセル剤、マイクロカプセル剤、坐薬、スプレー
(例えば鼻腔内投与の場合)、乳濁液、懸濁液又は溶液
の形態に調合する。
これらの薬剤調製物は一般的に知られているガレノス
法によって製造する。
腸管外投与は通常注射器を用いて行う。即ち、活性化
合物を含む乳濁液、懸濁液、又は好ましくは溶液を注射
器で皮下、筋内又は静脈内に注射する。
通常の一日当たり投与量は使用する活性化合物に応じ
て変化し得るが、腸内投与の場合で0.01〜20mg/kg体
重、腸管外投与の場合で0.01〜10mg/kgにするのが好ま
しい。
種々の投与形態の詳細については前出の欧州特許出願
第84,999号を参照されたい。
中間生成物 a)保護された五糖類(II) 欧州特許出願第84,999号に記載のような方法で、臭化
aを四糖(i及びii)と結合させて完全に保護さ
れた五糖(i及びii)(化学式シートA参照)を得、
その後この保護された五糖をクロロホルム/メタノール
(1:6)混合物中NaOH(4N)水溶液により周囲温度で処
理した。その結果、分子中に存在するエステル化ヒドロ
キシル基(Ac基)及びメチルエステルが加水分解されて
遊離ヒドロキシル基と遊離カルボキシレート基とが生
じ、その結果R1がメチル、R21、R23及びR25がヒドロキ
シル基、R24がヒドロキシル基もしくはベンジルオキシ
カルボニルアミノ基、R16及びR20がアジド基、R19がカ
ルボキシレート基(D−グルクロン酸)、R14及びR15
ベンジルオキシ基である式IIの五糖が得られる。
ジクロロメタン/メタノール8:2を用いてSiO2上で測
定した前記生成物(R24=NHCOO−ベンジル)のRf値は、
0.37である。
▲[α]20 D▼=+22,0゜[C=1,メタノール]。
同様の方法で、同じ四糖(i及びii)を出発材料と
して2b、2c及び2dと結合すれば別の保護された五糖類を
製造することができる。
(b)保護された四糖類() 四糖類(化学式シートA)は、公知の活性化二糖EF
)を新規の二糖GH()(化学式シートB)と結合
させ、次いで一時的保護基Tを、例えば欧州特許出願第
84,999号に記載のような方法で除去することによって得
られる。
(c)二糖類GF() 1.二糖5(i) 二糖(i)は、類似化合物に関してJ.Carbohydrate
Chem.,293(1985)に記載されているような保護、酸
化補良びエステル処理によって二糖から製造した。
この二糖の製造の概要を化学式シートCに示す。Si
O2上でジクロロメタン/メタノール(95:5)を用いて測
定したこの二糖のRfは0.32である。
2.二糖5(ii) 二糖5(ii)の製造の概要は化学式シートDに示す。
フッ化物10(3.35g)とアルコール14(4.5g)と4Å分
子篩との混合物をジクロロメタン中−20℃で攪拌する。
これにBF3エーテル化物(0.8当量)の冷却溶液を加え
る。
2時間後に前記反応混合物を過する。シリカゲルク
ロマトグラフィーにかけると二糖15が収率89%で得られ
る。この二糖の1H−NMRスペクトルは該二糖の化学構造
と合致している。
次いで、J.Carbohydrate Chem.,293(1985)に記載
の方法で前記二糖15を二糖(i)に変換する。
実施例 1 1.メチルO−2−アジド−3,4−ジ−O−ベンジル−2
−デオキシ−6−O−スルホ−α−D−グルコピラノシ
ル−(1→4)−O−2,3−ジ−O−ベンジル−β−D
−グルコピラヌロノシル−(1→4)−O−2−アジド
−2−デオキシ−3,6−ジ−O−スルホ−α−D−グル
コピラノシル−(1→4)−O−3−O−ベンジル−2
−O−スルホ−α−L−イドピラヌロノシル−(1→
4)−2−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)−2−
デオキシ−3,6−ジ−O−スルホ−β−D−グルコピラ
ノシドオクタキスナトリウム塩。
「中間生成物」で述べた化合物(i)(R24=ベン
ジルオキシカルボニルアミノ)(156mg、0.1mmol)のジ
メチルホルムアミド溶液を、三酸化硫黄−トリメチルア
ミン複合体(440mg、3.2mmol)の存在下50℃で16時間攪
拌した。この混合物を冷却し、Sephadex LH 20カラム
(0.5%のトリエチルアミンを含むジメチルホルムアミ
ド)でクロマトグラフィーにかけた。この未精製生成物
をジメチルホルムアミド(7ml)中に溶解し、再び三酸
化硫黄−トリエチルアミン複合体(250mg、1.8mmol)に
より50℃で16時間処理した。この反応混合物を冷却し、
真空下で体積3mlまで濃縮し、ゲル過クロマトグラフ
ィー(Sephadex LH 20、0.5%のトリエチルアミンを含
むジメチルホルムアミド)により精製した。tert.ブタ
ノール/水(2:3)を用いて前記生成物をDowex 50 WX 4
(Na+形態)カラムから溶出し、純粋な標題化合物を得
た(193mg)。
Rf=0.33(酢酸エチル/ピリジン/酢酸/推移;11/7/1.
6/4)。
2.メチルO−2−デオキシ−6−O−スルホ−2−(ス
ルホアミノ)−α−D−グルコピラノシル−(1→4)
−O−β−D−グルコピラヌロノシル−(1→4)−2
−デオキシ−3,6−ジ−O−スルホ−2−(スルホアミ
ノ)−α−D−グルコピラノシル−(1→4)−O−2
−O−スルホ−α−L−イドピラヌロノシル−(1→
4)−2−デオキシ−3,6−ジ−O−スルホ−2−(ス
ルホアミノ)−α−D−グルコピラノシドウンデカキス
ナトリウム塩。
1.で得た化合物(193mg、0.096mmol)のメタノール
(15ml)及び水(10ml)中溶液を10%Pd/C(140mg)の
存在下で2日間水素化処理し、過後に濃縮した。残留
物の水(25ml)中溶液を、新しい10%Pd/C(100mg)を
用いて2日間水素化処理した。この懸濁液を過し濃縮
すると対応脱ベンジル化合物が得られた(118mg、81
%)。この未精製生成物を水(16ml)中に溶解し、三酸
化硫黄−トリエチルアミン複合体(120mg)及び炭酸ナ
トリウム(120mg)の存在下室温で2日間攪拌した。三
酸化硫黄−トリエチルアミン複合体及び炭酸ナトリウム
を前記と同じ量で3日間及び5日間に加えた。
この反応混合物を体積15mlまで濃縮し、水でSephadex
G 10カラムから溶離した。得られた生成物を水でDowex
50 WX 4(Na+形態)カラムから溶離した。この未精製
生成物を、塩化ナトリウム勾配(0.5→2.0M)使用イオ
ン交換クロマトグラフィー(Sephadex DEAE)で精製し
た。得られた五糖フラクションを全部一緒にしてSephad
ex G 10カラム上で脱塩処理した。これらの精製された
フラクションをまとめて凍結乾燥すると、純粋な最終生
成物(標題の化合物)が非結晶性白色粉末の形態で得ら
れた(99mg、70%)。
▲[α]20 D▼=+38,39゜(C=0.61、H2O)。
実施例 2 実施例1と類似の方法で下記の化合物を製造する: O−2−デオキシ−6−O−スルホ−2−スルホアミ
ノ−α−D−グルコピラノシル−(1→4)−O−β−
D−グルコピラヌロノシル−(1→4)−O−2−デオ
キシ−3,6−ジ−O−スルホ−2−(スルホアミノ)−
α−D−グルコピラノシル−(1→4)−O−2−O−
スルホ−α−L−イドピラヌロノシル−(1→4)−2
−デオキシ−3,6−ジ−O−スルホ−2−(スルホアミ
ノ)−α−D−グルコースウンデカキスナトリウム塩。
メチルO−2−デオキシ−3,6−ジ−O−スルホ−2
−(スルホアミノ)−α−D−グルコピラノシル−(1
→4)−O−β−D−グルコピラヌロノシル−(1→
4)−O−2−デオキシ−3,6−ジ−O−スルホ−2−
(スルホアミノ)−α−D−グルコピラノシル−(1→
4)−O−2−O−スルホ−α−L−イドピラヌロノシ
ル−(1→4)−2−デオキシ−3,6−ジ−O−スルホ
−2−(スルホアミノ)−α−D−グルコピラノシドド
デカキスナトリウム塩。
メチルO−6−O−スルホ−α−D−グルコピラノシ
ル−(1→4)−O−β−D−グルコピラヌロノシル−
(1→4)−O−2−デオキシ−3,6−ジ−O−スルホ
−2−(スルホアミノ)−グルコピラノシル−(1→
4)−O−2−O−スルホ−α−L−イドピラヌロノシ
ル−(1→4)−2−デオキシ−3,6−ジ−O−スルホ
−2−(スルホアミノ)−α−D−グルコピラノシドデ
カキスナトリウム塩。
メチルO−2−デオキシ−6−O−スルホ−2−(ス
ルホアミド)−α−D−グルコピラノシル−(1→4)
−O−β−D−グルコピラヌロノシル−(1→4)−O
−2−デオキシ−3,6−ジ−O−スルホ−2−(スルホ
アミノ)−α−D−グルコピラノシル−(1→4)−O
−2−O−スルホ−α−L−イドピラヌロノシル−(1
→4)−2,3,6−トリ−O−スルホ−α−D−グルコピ
ラノシドウンデカキスナトリウム塩。
メチルO−2−デオキシ−6−O−スルホ−2−(ス
ルホアミノ)−α−D−グルコピラノシル−(1→4)
−O−β−D−グルコピラヌロノシル−(1→4)−O
−2,3,6−トリ−O−スルホ−α−D−グルコピラノシ
ル−(1→4)−O−2−O−スルホ−α−L−イドラ
ピラヌロノシル−(1−→4)−2−デオキシ−3,6−
ジ−O−スルホ−2−(スルホアミノ)−α−D−グル
コピラノシドウンデカキスナトリウム塩。
メチルO−2−デオキシ−4,6−ジ−O−スルホ−2
−(スルホアミノ)−α−D−グルコピラノシル−(1
→4)−O−β−D−グルコピラヌロノシル−(1→
4)−O−2−デオキシ−3,6−ジ−O−スルホ−2−
(スルホアミノ)−α−D−グルコピラノシル−(1→
4)−O−2−O−スルホ−α−L−イドピラヌロノシ
ル−(1→4)−2−デオキシ−3,6−ジ−O−スルホ
−2−(スルホアミノ)−α−D−グルコピラノシドド
デカキスナトリウム塩。
メチルO−2−デオキシ−3,4,6−トリ−O−スルホ
−2−(スルホアミノ)−α−D−グルコピラノシル−
(1→4)−O−β−D−グルコピラヌロノシル−(1
→4)−2−デオキシ−3,6−ジ−O−スルホ−2−
(スルホアミノ)−α−D−グルコピラノシル−(1→
4)−O−2−O−スルホ−α−L−イドピラヌロノシ
ル−(1→4)−2−デオキシ−3,6−ジ−O−スルホ
−2−(スルホアミノ)−α−D−グルコピラノシドト
リデカキスナトリウム塩。
メチルO−2−デオキシ−3,6−ジ−O−スルホ−2
−(スルホアミノ)−α−D−グルコピラノシル−(1
→4)−O−2−O−スルホ−α−L−イドピラヌロノ
シル−(1→4)−2−デオキシ−3,6−ジ−O−スル
ホ−2−(スルホアミノ)−α−D−グルコピラノシル
−(1→4)−O−2−O−スルホ−α−L−イドピラ
ヌロノシル−(1→4)−2−デオキシ−3,6−ジ−O
−スルホ−2−(スルホアミノ)−α−D−グルコピラ
ノシドトリデカキスナトリウム塩。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トム・ベーツ オランダ国、5397・アー・ベー・リー ス、デ・パス・36 (72)発明者 モーリス・プテイトウー フランス国、75013・パリ、リユ・ド ユ・ジヤブロ・65

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の式: [式中、 R1は水素又はアルキル(1〜20個のC)を表し、 R2、R3、R4、R5、R6、R11、R12及びR13は水素又はSO3 -
    部分を表し、 R7、R8、R9はOH、OSO3 -、NHSO3 -又はNH−アシルを表
    し、 R10はCOO-、CH2OH又はCH2OSO3 -部分を表し、 前記種々の帯電部分の電荷は適当な製薬上許容し得る対
    イオンによって相殺される] で示される五糖。
  2. 【請求項2】− R1が炭素原子1〜4個のアルキル部
    分、好ましくはメチルを表し、 − R2、R3及びR4がSO3 -部分を表し、 − R6、R12及びR13が水素を表し、 − R5及びR11が水素又はSO3 -部分を表し、 − R7及びR9が−NHSO3 -又はOSO3 -部分を表し、 − R8がNHSO3 -部分を表し、 − R10がCOO-部分(D−グロクロン酸配置)を表す か又はこれらを任意に組合わせた請求項1に記載の五
    糖。
  3. 【請求項3】下記の式 [式中、Aは適当な陽イオンであり、R9はNHSO3 -又はOS
    O3 -部分を表す] で示される請求項1に記載の五糖。
  4. 【請求項4】下記の式 [式中、Aは適当な陽イオンであり、R9はNHSO3 -又はOS
    O3 -部分を表し、R5及びR11は水素又はSO3 -部分であり、
    但しR5及びR11は互いに異なる] で示される請求項1に記載の五糖。
  5. 【請求項5】下記の式 [式中、Aは適当な陽イオンであり、R9はNHSO3 -又はOS
    O3 -である] で示される請求項1に記載の五糖。
  6. 【請求項6】陽イオンがアルカリ金属陽イオン、好まし
    くはナトリウムイオンである請求項3、4又は5のいず
    れかに記載の五糖。
  7. 【請求項7】式II (式中、 R1は請求項1記載の定義通りであり、 R14、R15、R17、R18、R21、R22、R23及びR25は各々が遊
    離ヒドロキシ基又はOBzl部分を表し、 R16、R20及びR24はOH、OBzl、N3、NH−アシル又はNHBzl
    部分のうちいずれか1つを表し、 R19は−COOH、−CH2OH又は−CH2OBzl部分のうちいずれ
    か1つを表し、 Bzlはベンジル基である)で表される五糖又はその塩を
    請求項1に記載の五糖に変換することを特徴とする請求
    項1に記載の五糖の製造方法であって、 遊離ヒドロキシ基を硫酸化し、 Bzl保護基を水素化分解して遊離ヒドロキシル基を
    得、且つ当該分子中にアジド又はN−ベンジルオキシカ
    ルボニル基が存在すればそれも同時に水素化分解して−
    NH2部分を形成して、 このようにして得た1つもしくはそれ以上の−NH2
    部分を硫酸化すること、 又は 1つもしくはそれ以上のアジド部分を還元し、他に
    還元可能な基が存在すればそれも還元して1つもしくは
    それ以上の遊離アミノ基を得、 存在する遊離ヒドロキシル基及び遊離NH2基を同時
    に硫酸化し、 Bzl保護基を水素化分解すること、 その後、得られた化合物を医薬的に許容可能な塩の形で
    単離してもよい、 ことを含む方法。
  8. 【請求項8】式IV (式中、 R1は請求項1記載の定義通りであり、Bzlは請求項7記
    載の定義通りであり、 XはO−アシル部分を表し、 YはOALK部分(ALKは低級アルキル基(1〜4個の炭素
    原子))を表し、 R26、R27、及びR29の各々はX及びOBzlから選択される
    部分を表し、 R28及びR33はX、OBzl、N3、NH−アシル又はNHBzlから
    選択される部分を表し、 R30、R31及びR34はX又はOBzl部分を表し、 R32は−COY、CH2X又はCH2OBzl部分の1つを表す)で表
    される四糖又はその塩。
JP63181457A 1987-07-20 1988-07-20 新規な五糖類 Expired - Lifetime JP2703777B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP87201383.4 1987-07-20
EP87201383A EP0300099A1 (en) 1987-07-20 1987-07-20 New pentasaccharides

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6440492A JPS6440492A (en) 1989-02-10
JP2703777B2 true JP2703777B2 (ja) 1998-01-26

Family

ID=8197647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63181457A Expired - Lifetime JP2703777B2 (ja) 1987-07-20 1988-07-20 新規な五糖類

Country Status (16)

Country Link
US (1) US4841041A (ja)
EP (2) EP0300099A1 (ja)
JP (1) JP2703777B2 (ja)
KR (1) KR970011304B1 (ja)
AT (1) ATE76875T1 (ja)
AU (1) AU603236B2 (ja)
CA (1) CA1313867C (ja)
DE (1) DE3871637T2 (ja)
DK (1) DK171678B1 (ja)
ES (1) ES2043786T3 (ja)
FI (1) FI90242C (ja)
GR (1) GR3005518T3 (ja)
IE (1) IE60006B1 (ja)
NZ (1) NZ225453A (ja)
PT (1) PT88034B (ja)
ZA (1) ZA884952B (ja)

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0333243A3 (en) * 1988-03-10 1989-09-27 Akzo N.V. Sulphated k5 antigen and sulphated k5 antigen fragments
US5382570A (en) * 1990-04-23 1995-01-17 Akzo, N.V. Sulfated glycosaminoglycanoid derivatives of the dermatan sulfate and chondroitin sulfate type
US5529985A (en) * 1990-04-23 1996-06-25 Akzo Nobel Nv Sulfated glycosaminoglycanoid derivatives of the dermatan sulfate and chondroitin sulfate type
US5378829A (en) * 1990-04-23 1995-01-03 Akzo N.V. Sulfated glycosaminoglycanoid derivatives of the heparin and heparan sulfate type
DK0454220T3 (da) * 1990-04-23 1993-11-22 Sanofi Elf Carbohydratderivater omfattende en trisaccharidenhed
USRE38743E1 (en) 1990-06-26 2005-06-14 Aventis Pharma S.A. Mixtures of particular LMW heparinic polysaccharides for the prophylaxis/treatment of acute thrombotic events
US5298616A (en) * 1990-10-03 1994-03-29 Hoffmann-La Roche Inc. Sulfated O-polysaccharide-trehaloses
US5707973A (en) * 1991-04-23 1998-01-13 Rhone-Poulenc Rorer S.A. Sulfated polysaccharids for treatment or prevention of thromboses
US5668274A (en) * 1991-04-23 1997-09-16 Akzo Nobel N.V. Sulfated glycosaminoglycanoid derivatives of the dermatan sulfate and chondroitin sulfate type
IL102758A (en) * 1991-08-23 1997-03-18 Akzo Nv Glycosaminoglycanoid derivatives, their preparation and pharmaceutical compositions comprising them
FR2729574B1 (fr) * 1995-01-24 1997-07-04 Sanofi Sa Dispositif d'ionophorese pour l'administration transcutanee d'un principe actif de type oligosaccharide anionique
US5646130A (en) * 1995-06-30 1997-07-08 Ocean University Of Oingdao Low molecular weight sulfated polysaccharides and uses thereof
IL120722A (en) * 1996-05-08 1999-07-14 Akzo Nobel Nv Polysulfated tetrasaccharide derivatives and pharmaceutical compositions containing them
FR2751334B1 (fr) 1996-07-19 1998-10-16 Sanofi Sa Polysaccharides synthetiques, procede pour leur preparation et compositions pharmaceutiques les contenant
AU8211398A (en) * 1997-05-27 1998-12-30 Akzo Nobel N.V. Use of oligosaccharide for preventing blood clotting in extracorporeal blood circuits
IL126893A (en) * 1997-11-19 2003-05-29 Akzo Nobel Nv Sulfated pentasaccharide derivatives and pharmaceutical compositions containing them
FR2773801B1 (fr) * 1998-01-19 2000-05-12 Sanofi Sa Nouveaux pentasaccharides, procedes pour leurs preparations et compositions pharmaceutiques les contenant
MXPA02000142A (es) * 1999-06-30 2003-07-21 Hamilton Civic Hospitals Res Composiciones de heparina que inhiben los factores de coagulacion asociados con el coagulo.
JP2004507562A (ja) * 2000-09-08 2004-03-11 ハミルトン シビック ホスピタルズ リサーチ ディベロップメント インコーポレイテッド 抗血栓性組成物
CN1317287C (zh) * 2003-04-18 2007-05-23 山东大学 一种多硫酸寡糖及其制备方法
FR2874924B1 (fr) 2004-09-09 2006-12-01 Sanofi Aventis Sa Hexadecasaccharides biotinyles, leur preparation et leur utilisation therapeutique
EP1908768A1 (en) * 2006-10-05 2008-04-09 Endotis Pharma Anticoagulant compounds
WO2009155108A1 (en) 2008-05-30 2009-12-23 Momenta Pharmaceuticals, Inc. Saccharide structures and methods of making and using such structures
EP2323605A4 (en) * 2008-09-10 2014-02-05 Syneron Medical Ltd TRANSDERMAL RELEASE OF OLIGOSACCHARIDES
ES2336297B1 (es) * 2008-10-08 2011-01-24 Laboratorios Farmaceuticos Rovi, S.A. Procedimiento de sintesis de pentasacaridos desprotegidos a partir deun pentasacarido precursos protegido.
WO2011014793A2 (en) 2009-07-31 2011-02-03 Reliable Biopharmaceutical Corporation Process for preparing fondaparinux sodium and intermediates useful in the synthesis thereof
FR2949114B1 (fr) 2009-08-14 2011-08-26 Sanofi Aventis OCTASACCHARIDES N-ACYLES ACTIVATEURS DES RECEPTEURS DES FGFs, LEUR PREPARATION ET LEUR APPLICATION EN THERAPEUTIQUE
FR2949115B1 (fr) 2009-08-14 2012-11-02 Sanofi Aventis OLIGOSACCHARIDES N-SULFATES ACTIVATEURS DES RECEPTEURS DES FGFs, LEUR PREPARATION ET LEUR APPLICATION EN THERAPEUTIQUE
US8420790B2 (en) 2009-10-30 2013-04-16 Reliable Biopharmaceutical Corporation Efficient and scalable process for the manufacture of Fondaparinux sodium
JP2013537181A (ja) 2010-09-10 2013-09-30 サノフイ 抗血栓活性及び改善された代謝安定性を有するビオチン化多糖類
FR2970969B1 (fr) 2011-01-27 2013-10-18 Sanofi Aventis Oligosaccharides 3-o-alkyles activateurs des recepteurs des fgfs, leur preparation et leur application en therapeutique
CN103360439B (zh) * 2012-04-02 2017-12-15 浙江海正药业股份有限公司 制备肝素五糖的新中间体及其制备方法
CN103145774A (zh) * 2013-03-21 2013-06-12 苏州鸿洋医药科技有限公司 一种抗凝戊糖及其制备方法
CN103601765B (zh) * 2013-09-02 2017-01-04 上海艾康睿医药科技有限公司 磺达肝癸钠及其中间体、以及制备方法
MY186844A (en) 2014-07-09 2021-08-25 Cadena Bio Inc Oligosaccharide compositions and methods for producing thereof
ES2938746T3 (es) 2015-01-26 2023-04-14 Dsm Nutritional Products Llc Composiciones de oligosacáridos para el uso como alimento para animales y sus métodos para producirlas

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2564468B1 (fr) * 1984-05-16 1994-12-23 Choay Sa Nouveaux oligosaccharides, leur preparation par voie de synthese et leurs applications biologiques
AU563351C (en) * 1982-01-15 2003-06-19 Glaxo Group Limited Synthesis of oligosaccharides
FR2568774B2 (fr) * 1984-05-30 1989-05-19 Choay Sa Medicaments favorisant les proprietes d'ecoulement du sang et leur utilisation en therapeutique
FR2584728B1 (fr) * 1985-07-12 1987-11-20 Choay Sa Procede de sulfatation de glycosaminoglycanes et de leurs fragments

Also Published As

Publication number Publication date
FI90242C (fi) 1994-01-10
IE882048L (en) 1989-01-20
FI90242B (fi) 1993-09-30
KR890002211A (ko) 1989-04-10
DK399588A (da) 1989-01-21
FI883426A0 (fi) 1988-07-19
AU1922688A (en) 1989-01-27
KR970011304B1 (ko) 1997-07-09
FI883426A (fi) 1989-01-21
ES2043786T3 (es) 1994-01-01
CA1313867C (en) 1993-02-23
EP0301618B1 (en) 1992-06-03
IE60006B1 (en) 1994-05-18
EP0300099A1 (en) 1989-01-25
GR3005518T3 (ja) 1993-06-07
DK399588D0 (da) 1988-07-15
ATE76875T1 (de) 1992-06-15
AU603236B2 (en) 1990-11-08
EP0301618A2 (en) 1989-02-01
EP0301618A3 (en) 1989-02-15
DE3871637D1 (en) 1992-07-09
DK171678B1 (da) 1997-03-10
DE3871637T2 (de) 1993-06-03
NZ225453A (en) 1990-07-26
PT88034A (pt) 1989-06-30
ZA884952B (en) 1989-01-13
JPS6440492A (en) 1989-02-10
US4841041A (en) 1989-06-20
PT88034B (pt) 1995-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2703777B2 (ja) 新規な五糖類
EP0529715B1 (en) Sulfated glycosaminoglycanoid derivatives
EP0454220B1 (en) Carbohydrate derivatives comprising a trisaccharide unit
AU726679B2 (en) Synthetic polysaccharides, preparation method therefor and pharmaceutical compositions containing same
FR2535324A1 (fr) Station perfectionnee pour l'epuration d'eaux usees
CA2131229C (en) Bisconjugates comprising two saccharides and a spacer
Jacquinet et al. Synthesis of dermatan sulfate fragments: A chemical synthesis of methyl 2-acetamido-2-deoxy-3-O-(α-lidopyranosyluronic acid)-4-O-sulfo-β-d-galactopyranoside disodium salt and its non-sulfated analogue
US5382570A (en) Sulfated glycosaminoglycanoid derivatives of the dermatan sulfate and chondroitin sulfate type
CZ299817B6 (cs) Nové pentasacharidy, zpusob jejich prípravy a farmaceutické kompozice, které je obsahují
US5529985A (en) Sulfated glycosaminoglycanoid derivatives of the dermatan sulfate and chondroitin sulfate type
AU601552B2 (en) N-acetyl-3-fluoro-neuraminic acid derivatives and preparation thereof
US5668274A (en) Sulfated glycosaminoglycanoid derivatives of the dermatan sulfate and chondroitin sulfate type
Takeo et al. Synthesis of 8-Methoxycarbonyloctylβ-Glycosides of Tri-and Tetrasaccharides Related to Schizophyllan and Neoglycoproteins Therefrom
Trouilleux et al. Kilogram‐scale Production of Synthetic Heparin Analogs: Some Chemical Considerations
EP2857411B1 (en) Method for preparing fully protection heparin pentasaccharide and intermediate thereof
JPH04225994A (ja) 三糖単位を含む炭水化物誘導体

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081003

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term