JP2703584B2 - カード状情報記録媒体のクリーニング機構 - Google Patents

カード状情報記録媒体のクリーニング機構

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JP2703584B2
JP2703584B2 JP29972088A JP29972088A JP2703584B2 JP 2703584 B2 JP2703584 B2 JP 2703584B2 JP 29972088 A JP29972088 A JP 29972088A JP 29972088 A JP29972088 A JP 29972088A JP 2703584 B2 JP2703584 B2 JP 2703584B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カード状情報記録媒体のクリーニング機構
に関するものである。
〔従来の技術〕
カード状情報記録媒体への情報記録再生を行なう場
合、ミスを減少させるためにカード搬送中にカードの情
報記録面をクリーニングする技術は、例えば、特開昭62
−107488号公報に開示されているように、駆動ローラ21
とクリーニングローラ22の間にカードを挟持し、駆動ロ
ーラの周速度で送られるカードを、回転するクリーニン
グローラで拭く構成とするのが普通である(第6図
A)。
一方、ローディング機構においてカードイジェクト時
に起こりやすい挿入口からのカード飛び出しあるいは脱
落を防止してなおかつカードを引き抜く力を小さくする
技術が要求される。このために例えば、特公昭56−3522
4号公報に開示されているように、イジェクト動作の途
中でカード送りを停止することでカードイジェクト直前
のカードをいったん保持し、駆動ローラ23の自動回転角
領域を利用して、動力系の抵抗やローラ面の摩擦を受け
ないようにして、ローラに挟持されたカードを引き抜け
る構成としたものがある(第6図B)。24はピンチロー
ラである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが記録再生装置には上記従来技術のそれぞれの
機能を有するクリーニング機構が要望されている。
以上の従来技術を1台の記録再生装置に同時に組み込
むことは不可能ではないが、クリーニング用のローラー
対とイジェクト用のローラー対を別個に設けることとな
って、装置の小形化および材料組立コストの低減の妨げ
となっていた。
本発明は、上記問題点を解決すべく提案されるもの
で、簡素な構成でカードローディング中のカードクリー
ニングと、カードイジェクト時のカード飛び出し、脱落
防止およびカード引き抜きの容易化を実現できるカード
状情報記録媒体のクリーニング機構を提供することを目
的としたものである。
〔課題を解決するための手段および作用〕
本発明は、上記目的を達成するためカード状情報記録
媒体の記録再生装置に使用するカード状情報記録媒体の
クリーニング機構において、動力系に連動して所要方向
へ回転可能なローラ軸と該ローラ軸に対し所定の回転角
をもって相対的に回転可能に遊嵌したクリーニングロー
ラを設け、クリーニングローラよりも大きなカードとの
摩擦係数を有しカードローディング時には動力系と連動
して回転し、カードイジェクト時には動力系との連動を
解除するようにされ、クリーニングローラと対向してカ
ードを挟持する駆動ローラを設けたものである。
以上のような機構において、カードローディング時に
はクリーニングローラ、駆動ローラ共に駆動源と連動し
て所要方向に回転する。両ローラの周速度には差がある
ため、カードは相対的に摩擦力の小さいクリーニングロ
ーラとの接触面ですべりを生じながら駆動ローラの周速
度で送られる。
カードイジェクト時には、駆動ローラは駆動源との連
動が解除されてフリーとなる。従って駆動ローラはピン
チローラとしてのみ作用し、カードはクリーニングロー
ラの周速度によって送られる。
カードイジェクト動作の途中で適当な手段を用いて駆
動源を停止すると、カード後端が両ローラに挟持された
状態でカードが停止する。カードは使用者によって引き
出されるが、この時クリーニングローラはローラ軸に対
してフリーとなる一方、駆動ローラもまたフリーとなっ
ているので、カードは抵抗無く引き出される。
〔実施例〕
第1図は、本発明の第1実施例を示す斜視図である。
クリーニングローラ1は軸受け3を介してローラ軸5
に遊嵌してあり、ローラピン2はクリーニングローラ1
軸方向に固設している。ローラ軸5には軸ピン4が軸方
向に直交する方向でローラピン2と互いに係合可能な位
置に固設している。小ギア6はローラ軸5端部に付設さ
れ一体に回転する。サンギア7はドライブ軸8と一体に
回転し、小ギア6およびサンギア7下方の遊星ギア11と
噛合している。アーム9はドライブ軸8に回動自在に取
り付けられており、サンギア7、遊星ギア11とともに遊
星歯車機構を形成している。アームストッパ10は、アー
ム9と接する位置に装置本体に固設されている。大ギア
12は遊星ギア11と噛合するように位置し、駆動ローラ14
およびローラ軸13は大ギア12と一体回転する。クリーニ
ングローラ1と駆動ローラ14との両ローラとカード挿入
口16の間にはカードセンサ15を設け、カード17の通過を
検知する。なお、駆動ローラ14の表面には抵抗体である
ラバー等を付設している。
このように構成しているクリーニング機構の動作を説
明すると、カード17が挿入口16より情報記録面を上にし
て挿入されると、カードセンサ15がこれを検知してモー
タ(図示していない)が回転を始める。第2図Aに示す
ようにモータはドライブ軸8を右方向(矢印)に回転さ
せ、サンギア7は小ギア6を介してローラ軸5を回転数
n1で回転させる。軸受3が滑り出さない限り軸ピン4、
ローラピン2の位置関係にかかわらず、クリーニングロ
ーラ1はローラ軸5と共に回転し、その周速v1=n1・2
πr1(r1:クリーニングローラ半径)である。
モータの回転は、またアーム9を左へ回動させて遊星
ギア11を大ギア12に噛合させた後、サンギア7、遊星ギ
ア11を介して大ギア12を回転させ、さらにローラ軸13、
駆動ローラ14を回転数n2で回転させる。その周速度v2
n2・2πr2(r2:駆動ローラ半径)であり、大ギア12、
小ギア6の大小ギア比、クリーニングローラ1、駆動ロ
ーラ14のローラ半径を所定値とし、v2<v1となるように
すると、カード17は搬送路に深く送り込まれ第2図Bの
ように両ローラ1,14に挟持される位置まで来ると、カー
ド17は駆動ローラ14によって推進力を受け、速度v2で送
られる。この時クリーニングローラ1はカード17に追従
して周速度v2で回転し、その回転数は となるが、v2<v1より であるので、軸ピン4がローラピン2に追いつく。両ピ
ンが当接すると、軸ピン4がローラピン2を押し、クリ
ーニングローラ1を回転数n1、周速度v1で回転させる。
この結果2つのローラには周速度差が生じるが、カード
は相対的に摩擦の小さいクリーニングローラ側に滑りを
生ずるので、速度v2で送られながら記録面がクリーニン
グされる。
このようにしてカード17が搬送路に送り込まれながら
クリーニングされ、次にカードイジェクトが始まると、
モータが回転を始めて第2図Cに示すようにドライブ軸
8を左方向に回転させ、サンギア7、小ギア6を介して
ローラ軸5を回転させる。軸ピン4はローラピン2との
当接位置から離れ、ローラ軸5がほぼ1回転したところ
で再当接する。一方、ドライブ軸8の回転によりアーム
9は右方向へ回動し、遊星ギア11と大ギア12の噛合を断
ち、アームストッパ10に当接して止まる。この結果、大
ギア12、ローラ軸13、そして駆動ローラ14はフリーな状
態となる。
軸ピン4はローラピン2を押してクリーニングローラ
1を回転させ、カード17を動かし、カード17はフリーと
なった駆動ローラを回転させる。したがって、カード17
はクリーニングローラ1の周速度v1でカード挿入口16の
方向へ送られる。
カード挿入口16方向へカード17が送られてゆくとカー
ドセンサ15がカード17を検知して、所定時間後にモータ
を停止させる。するとカード17は、後端をローラに挟持
され大部分を挿入口16から装置の外へ露出した状態で止
まる。第2図Dに示すようにカード17を手で引き抜く
と、ローラピン2が当接していた軸ピン4から離れ、ク
リーニングローラ1はフリーとなる。駆動ローラ14はす
でにフリーであるので両ローラがカードの引き抜きに追
従してフリーとなり、カード17はわずかな力で引き抜く
ことができる。
なお、第3図はクリーニングローラ1と駆動ローラ14
の回転方向とカード17の動きとの関係を示したものであ
る。Aはローディング時、Bはイジェクト時、Cは引き
抜き時の状態を示したものである。
第4図は、本発明の第2実施例を示したもので、第1
実施例と対応する個所には同一符号を付した。ローラ軸
5は、モータに連動して回転し、ローラ軸5には小ギア
20、切欠円盤19が固設され、さらに軸受3を介してクリ
ーニングローラ1が遊嵌されている。ローラピン2はク
リーニングローラ1の回転、ローラ軸5の回転により、
切欠円盤19の切欠部に当接するようにクリーニングロー
ラ1に軸方向に平衡に固設している。大ギア12は小ギア
20と噛合しており、ローラ軸13と一体に回転する。駆動
ローラ14はワンウェイクラッチ18を介してローラ軸13と
嵌合されている。ワンウェイクラッチ18の取付方向は、
ローラ軸13が停止した状態で、駆動ローラ14がカードイ
ジェクト方向にのみ自由回転できる方向である。
ローラ軸5の回転数をn1、クリーニングローラの半径
をr1、周速度v1(=2πv1n1)とし、ローラ軸13と駆動
ローラ14についても同様に回転数n2、半径r2、周速度
(=2πr2n2)とすると大ギア12、小ギア20の大小ギア
比、クリーニングローラ1、駆動ローラ14のローラ半径
を所定値としv2<v1となるように、すなわち となるようにする。
カードローディング時、クリーニングローラ1とロー
ラ軸5は第一実施例と同様に動作し、切欠円盤19とロー
ラピン2の係合によってクリーニングローラ1が回転す
る。両ローラ1,14の間にカード17が介在することにより
クリーニングローラ1の周速度v1がカード17を通じて駆
動ローラ14に伝わろうとするが、駆動ローラ14が周速度
v1で回転するためには、回転数 すなわちn0>n2でなければならない。ワンウェイクラッ
チ18の作用によって、カードローディング方向にn0>n2
とならないよう規制されるので、駆動ローラ14は回転数
n2、周速度v2で回転する。この結果カード17と両ローラ
1,14の関係が第1実施例と同様になり、カード17はロー
ディングとともにクリーニングされることとなる。
次に、カードイジェクト時にも、クリーニングローラ
1の周速v1が駆動ローラ14に伝わろうとする。このカー
ド移動方向にはv1>v2がワンウェイクラッチ18の連結解
除条件となるので、駆動ローラ14はローラ軸13に対して
自由に回転し、周速度がv1となる。したがってカード17
は速度v1で送られる。
カード引き出し時には、軸ピン2が切欠円盤19との当
接位置を離れてクリーニングローラ1が回転自在とな
り、ローラ軸13の停止によって駆動ローラ14はカードイ
ジェクト方向にフリーとなっているので、カード17はわ
ずかの力で引き出すことができる。
本実施例は上記のごとく第1実施例と同様の効果を有
するが、さらにローディング動作中にカードを引き戻し
た場合でも、駆動ローラは駆動源から解放されるので急
激な負荷変動からモータや動力伝達系を保護することが
できる。また、切欠き円盤19の切欠き形成を任意に設定
することにより所望のカード送り動作を実現できる。
なお、第5図は本実施例におけるクリーニングローラ
1と駆動ローラ14の回転方向とカード17の動きとの関係
を示したものである。
〔発明の効果〕
以上のごとく、本発明によれば、一対のローラを用い
ることによりカードローディング時のカードクリーニン
グ、カードイジェクト時のカード飛出し、脱落の防止を
図るとともにカード取出しを容易に行なうことができ
る。したがって必要な機能を有しながら簡素の構成のカ
ード状情報記録媒体のクリーニング機構とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例を示す斜視図、 第2図A〜Dは、同主要部の動作を示す説明図、 第3図A〜Cは、ローラとカードの動作関係を示す説明
図、 第4図は、本発明の第2実施例を示す斜視図、 第5図は、ローラとカードの動作関係を示す説明図、 第6図A、Bは、従来例を示す斜視図である。 1……クリーニングローラ 2……ローラピン、4……軸ピン 5……ローラ軸、14……駆動ローラ 17……カード

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード状情報記録媒体の記録再生装置に使
    用するカード状情報記録媒体のクリーニング機構におい
    て、 動力系に連動して所要方向へ回転可能なローラ軸と該ロ
    ーラ軸に対し所定の回転角をもって相対的に回転可能に
    遊嵌したクリーニングローラを設け、クリーニングロー
    ラよりも大きなカードとの摩擦係数を有しカードローデ
    ィング時には動力系と連動して回転し、カードイジエク
    ト時には動力系との連動を解除するようにされ、クリー
    ニングローラと対向してカードを挟持する駆動ローラを
    設けたことを特徴とするカード状情報記録媒体のクリー
    ニング機構。
JP29972088A 1988-11-29 1988-11-29 カード状情報記録媒体のクリーニング機構 Expired - Lifetime JP2703584B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29972088A JP2703584B2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 カード状情報記録媒体のクリーニング機構

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JP29972088A JP2703584B2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 カード状情報記録媒体のクリーニング機構

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JPH02148485A JPH02148485A (ja) 1990-06-07
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ID=17876151

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101549798B (zh) * 2008-04-04 2012-05-30 旭丽电子(广州)有限公司 介质偏斜纠正机构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101549798B (zh) * 2008-04-04 2012-05-30 旭丽电子(广州)有限公司 介质偏斜纠正机构

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JPH02148485A (ja) 1990-06-07

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