JP2702980B2 - 自動販売機における蓋装着装置 - Google Patents
自動販売機における蓋装着装置Info
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- JP2702980B2 JP2702980B2 JP63222069A JP22206988A JP2702980B2 JP 2702980 B2 JP2702980 B2 JP 2702980B2 JP 63222069 A JP63222069 A JP 63222069A JP 22206988 A JP22206988 A JP 22206988A JP 2702980 B2 JP2702980 B2 JP 2702980B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、購入者による硬貨投入や選択指令等の操作
に基づき、上方に開口する容器にコーヒやジュース等の
内容物を自動的に充填した後、その内容物の溢出や温度
変化等を防止するために内容物が充填された容器の開口
部に蓋を自動的に装着した上でこれを販売する自動販売
機に関し、特にその蓋装着装置に関する。
に基づき、上方に開口する容器にコーヒやジュース等の
内容物を自動的に充填した後、その内容物の溢出や温度
変化等を防止するために内容物が充填された容器の開口
部に蓋を自動的に装着した上でこれを販売する自動販売
機に関し、特にその蓋装着装置に関する。
前記自動販売機としては、第5図及び第6図に示す如
く、複数の容器(A)を貯蔵する容器分配器(51)によ
って一つずつ供給される容器(A)を容器受取ポジショ
ンで容器収納部(52b)にて受け取りつつ、案内レール
(53a)付き底板(53)の上を上下方向に沿う回転軸(5
2a)まわりに回転することにより、該容器(A)を内容
物充填装置(54)が近接配置された内容物充填ポジショ
ンへ旋回案内するロータ(52)を備えると共に、前記内
容物充填装置(54)を用いて内容物が充填された後に前
記ロータ(52)の回転によって更に先送りされて蓋装着
ポジションまで旋回案内される容器(A)の上面開口部
に蓋(B)を装着するための蓋装着装置(55)を備える
ものが考えられている。なお該蓋装着装置(55)は、1
条のスロット(55a)が径方向に形成された固定支持プ
レート(55b)上に、複数の蓋(B)を積層貯蔵する蓋
貯蔵部(55c)を中心軸(55d)まわりに旋回自在に配置
すると共に、前記スロット(55a)の部分に棒状の分離
具(55e)を固設しつつその斜下方にローラ(55f)を配
置することによって構成されている。そして該蓋装着装
置(55)を用いれば、前記蓋貯蔵部(55c)の旋回作用
と前記分離具(55e)の分離作用との組合せ作用によっ
て前記複数の蓋(B)のうちの最下方の蓋(B)を他の
蓋(B)から分離させつつ前記スロット(55a)経由で
支持プレート(55b)の下方へすべり込ませ、更にその
斜下方に配置されたローラ(55f)にて前記蓋(B)を
上から押圧してこれを前記容器(A)の上面開口部に装
着することができるようになっている。(特開昭58-823
90号)。
く、複数の容器(A)を貯蔵する容器分配器(51)によ
って一つずつ供給される容器(A)を容器受取ポジショ
ンで容器収納部(52b)にて受け取りつつ、案内レール
(53a)付き底板(53)の上を上下方向に沿う回転軸(5
2a)まわりに回転することにより、該容器(A)を内容
物充填装置(54)が近接配置された内容物充填ポジショ
ンへ旋回案内するロータ(52)を備えると共に、前記内
容物充填装置(54)を用いて内容物が充填された後に前
記ロータ(52)の回転によって更に先送りされて蓋装着
ポジションまで旋回案内される容器(A)の上面開口部
に蓋(B)を装着するための蓋装着装置(55)を備える
ものが考えられている。なお該蓋装着装置(55)は、1
条のスロット(55a)が径方向に形成された固定支持プ
レート(55b)上に、複数の蓋(B)を積層貯蔵する蓋
貯蔵部(55c)を中心軸(55d)まわりに旋回自在に配置
すると共に、前記スロット(55a)の部分に棒状の分離
具(55e)を固設しつつその斜下方にローラ(55f)を配
置することによって構成されている。そして該蓋装着装
置(55)を用いれば、前記蓋貯蔵部(55c)の旋回作用
と前記分離具(55e)の分離作用との組合せ作用によっ
て前記複数の蓋(B)のうちの最下方の蓋(B)を他の
蓋(B)から分離させつつ前記スロット(55a)経由で
支持プレート(55b)の下方へすべり込ませ、更にその
斜下方に配置されたローラ(55f)にて前記蓋(B)を
上から押圧してこれを前記容器(A)の上面開口部に装
着することができるようになっている。(特開昭58-823
90号)。
然るに、上述した如き従来の自動販売機を用いて、内
容物充填後の容器(A)の開口部に蓋(B)を装着する
場合、容器(A)と蓋(B)とを共に旋回移動させる必
要があるため、その両者の相対的な位置合わせが難しい
という問題があり、また上述の事情に加えて蓋(B)が
容器(A)の斜上方からすべり込むように送られて装着
されるという事情も絡むため、蓋(B)を容器(A)に
確実に装着することが難しいという問題がある。
容物充填後の容器(A)の開口部に蓋(B)を装着する
場合、容器(A)と蓋(B)とを共に旋回移動させる必
要があるため、その両者の相対的な位置合わせが難しい
という問題があり、また上述の事情に加えて蓋(B)が
容器(A)の斜上方からすべり込むように送られて装着
されるという事情も絡むため、蓋(B)を容器(A)に
確実に装着することが難しいという問題がある。
更に、前記容器分配器(51)によって分配供給された
容器(A)は、容器受取ポジションでロータ(52)に受
け取られた後、該ロータ(52)にて内容物充填ポジショ
ンまで旋回案内されて内容物が充填され、更に、蓋装着
ポジションまで旋回案内されて内容物充填後の容器
(A)の開口部に蓋(B)が装着されるため、自動販売
機内に容器(A)を水平方向に旋回案内するための旋回
空間を確保する必要があり、その分だけ、自動販売機全
体が大型化し易い問題がある。
容器(A)は、容器受取ポジションでロータ(52)に受
け取られた後、該ロータ(52)にて内容物充填ポジショ
ンまで旋回案内されて内容物が充填され、更に、蓋装着
ポジションまで旋回案内されて内容物充填後の容器
(A)の開口部に蓋(B)が装着されるため、自動販売
機内に容器(A)を水平方向に旋回案内するための旋回
空間を確保する必要があり、その分だけ、自動販売機全
体が大型化し易い問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、容
器の開口部に対する蓋の装着を容易且つ確実に行うこと
ができ、しかも、自動販売機の小型化を図ることができ
る蓋装着装置を提供することを目的としている。
器の開口部に対する蓋の装着を容易且つ確実に行うこと
ができ、しかも、自動販売機の小型化を図ることができ
る蓋装着装置を提供することを目的としている。
本発明に係る自動販売機における蓋装着装置は、上方
に開口する容器内に内容物を自動的に充填した後、該容
器の開口部に蓋を自動的に装着した上でこれを販売する
自動販売機において、複数の容器を積層貯蔵する容器貯
蔵部から繰り出された容器を容器受台上に供給するシュ
ートと、前記容器受台に供給された容器内に内容物を充
填する内容物充填装置と、前記容器受台の直上方位置に
おいて複数の蓋を積層貯蔵する蓋貯蔵部とを備え、前記
容器受台上の容器の開口部が前記蓋貯蔵部の最下方の蓋
と合致する蓋装着装置にまで該容器受台を上昇させる昇
降手段を設けるとともに、前記蓋貯蔵部の最下方の蓋を
他の蓋から下方に分離する分離機構と、分離された前記
最下方の蓋をそれの直下の蓋装着位置にある容器側へ押
圧してこれを前記容器の開口部に装着する押圧機構とを 設けてある点に特徴を有している。
に開口する容器内に内容物を自動的に充填した後、該容
器の開口部に蓋を自動的に装着した上でこれを販売する
自動販売機において、複数の容器を積層貯蔵する容器貯
蔵部から繰り出された容器を容器受台上に供給するシュ
ートと、前記容器受台に供給された容器内に内容物を充
填する内容物充填装置と、前記容器受台の直上方位置に
おいて複数の蓋を積層貯蔵する蓋貯蔵部とを備え、前記
容器受台上の容器の開口部が前記蓋貯蔵部の最下方の蓋
と合致する蓋装着装置にまで該容器受台を上昇させる昇
降手段を設けるとともに、前記蓋貯蔵部の最下方の蓋を
他の蓋から下方に分離する分離機構と、分離された前記
最下方の蓋をそれの直下の蓋装着位置にある容器側へ押
圧してこれを前記容器の開口部に装着する押圧機構とを 設けてある点に特徴を有している。
かかる本発明装置を用いて内容物充填後の容器の開口
部に蓋を装着する場合、前記容器貯蔵部の下方からシュ
ートを介して供給される容器を容器受台上に受け止め、
容器受台上の容器内に内容物充填装置にて内容物を充填
する。然る後、容器受台を、容器受台上の容器の開口部
が、容器受台の上方に位置する蓋貯蔵部の最下方の蓋と
合致する蓋装着位置にまで昇降手段にて上昇させ、その
状態で前記分離機構及び押圧機構を用いて前記最下方の
蓋を分離して前記容器の開口部に装着する。それ故に、
容器と蓋とを共に旋回移動させて蓋の装着を行う従来の
自動販売機による場合と比較して、前記昇降手段にて容
器受台を上昇させるだけであるから、容器受台上に供給
された容器と蓋貯蔵部の最下方に位置する蓋との位置合
わせを精度良く容易に行うことができる。しかも、蓋を
容器の斜上方からすべり込ませて蓋の装着を行う従来の
自動販売機による場合と比較して、より確実に蓋の装着
が行える。
部に蓋を装着する場合、前記容器貯蔵部の下方からシュ
ートを介して供給される容器を容器受台上に受け止め、
容器受台上の容器内に内容物充填装置にて内容物を充填
する。然る後、容器受台を、容器受台上の容器の開口部
が、容器受台の上方に位置する蓋貯蔵部の最下方の蓋と
合致する蓋装着位置にまで昇降手段にて上昇させ、その
状態で前記分離機構及び押圧機構を用いて前記最下方の
蓋を分離して前記容器の開口部に装着する。それ故に、
容器と蓋とを共に旋回移動させて蓋の装着を行う従来の
自動販売機による場合と比較して、前記昇降手段にて容
器受台を上昇させるだけであるから、容器受台上に供給
された容器と蓋貯蔵部の最下方に位置する蓋との位置合
わせを精度良く容易に行うことができる。しかも、蓋を
容器の斜上方からすべり込ませて蓋の装着を行う従来の
自動販売機による場合と比較して、より確実に蓋の装着
が行える。
更に、前記容器貯蔵部から繰り出された容器に対する
内容物の充填と、容器の開口部に対する蓋の装着工程と
を上下方向の同じポジションにて行うことができるか
ら、従来の自動販売機のように、容器を旋回するための
旋回空間を確保する必要がなく、また、容器受台の直上
方位置に配設されるのは、容器に比して嵩の低い蓋を貯
蔵する蓋貯蔵部であるから、昇降手段を設けながらも上
下方向での取付けスペースも小さくすることができる。
内容物の充填と、容器の開口部に対する蓋の装着工程と
を上下方向の同じポジションにて行うことができるか
ら、従来の自動販売機のように、容器を旋回するための
旋回空間を確保する必要がなく、また、容器受台の直上
方位置に配設されるのは、容器に比して嵩の低い蓋を貯
蔵する蓋貯蔵部であるから、昇降手段を設けながらも上
下方向での取付けスペースも小さくすることができる。
従って、従来の自動販売機に比して、内容物が充填さ
れた容器の開口部に蓋を確実、容易に装着することがで
き、しかも、蓋装着装置の水平方向及び上下方向での取
付けスペースが小さくできるから、その分だけ自動販売
機の小型化を図り易い。
れた容器の開口部に蓋を確実、容易に装着することがで
き、しかも、蓋装着装置の水平方向及び上下方向での取
付けスペースが小さくできるから、その分だけ自動販売
機の小型化を図り易い。
〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る自動販売機の要部を示し、図中
(1)は、回転駆動装置(2)によって駆動されて回転
軸(1a)まわりを回転する容器供給テーブルである。そ
して該容器供給テーブル(1)の周縁部には複数の容器
貯蔵部(3)が等配設置されており、そのうちのいずれ
かが順次、内容物充填装置(4)にて容器(A)内に内
容物を充填する内容物充填ポジション(P1)の斜上方
に配置されたシュート(5)の入口部(5a)の上方とな
る位置にて回転停止するように、前記回転駆動装置
(2)を回転制御して前記容器供給テーブル(1)を断
続回転させるようになっている。なお、前記容器貯蔵部
(3)は具体的には第2図に示す如く、前記容器供給テ
ーブル(1)の適宜部位に容器(A)を通過させ得るよ
うに形成された貫通孔(1b)と、該貫通孔(1b)のまわ
りに容器(A)の開口外縁部に接するように等配設置さ
れた同期回転自在な容器繰出し用回転螺子体(6)との
組合せからなり、該容器繰出し用回転螺子体(6)が停
止した状態ではそれによって容器貯蔵部(3)に積層貯
蔵される複数の容器(A)のうちの最下方の容器(A)
の開口外縁部が係止され、また前記回転螺子体(6)が
所定量だけ回転すると前記最下方の容器(A)の開口外
縁部が前記回転螺子体(6)によって下方へ進むように
案内されて容器(A)が繰り出されるようになってい
る。
(1)は、回転駆動装置(2)によって駆動されて回転
軸(1a)まわりを回転する容器供給テーブルである。そ
して該容器供給テーブル(1)の周縁部には複数の容器
貯蔵部(3)が等配設置されており、そのうちのいずれ
かが順次、内容物充填装置(4)にて容器(A)内に内
容物を充填する内容物充填ポジション(P1)の斜上方
に配置されたシュート(5)の入口部(5a)の上方とな
る位置にて回転停止するように、前記回転駆動装置
(2)を回転制御して前記容器供給テーブル(1)を断
続回転させるようになっている。なお、前記容器貯蔵部
(3)は具体的には第2図に示す如く、前記容器供給テ
ーブル(1)の適宜部位に容器(A)を通過させ得るよ
うに形成された貫通孔(1b)と、該貫通孔(1b)のまわ
りに容器(A)の開口外縁部に接するように等配設置さ
れた同期回転自在な容器繰出し用回転螺子体(6)との
組合せからなり、該容器繰出し用回転螺子体(6)が停
止した状態ではそれによって容器貯蔵部(3)に積層貯
蔵される複数の容器(A)のうちの最下方の容器(A)
の開口外縁部が係止され、また前記回転螺子体(6)が
所定量だけ回転すると前記最下方の容器(A)の開口外
縁部が前記回転螺子体(6)によって下方へ進むように
案内されて容器(A)が繰り出されるようになってい
る。
また、前記シュート(5)の出口部(5b)の斜下方は
前述の内容物充填ポジション(P1)となっているが、
該内容物充填ポジション(P1)には容器受台(7d)を
備えた容器移送機構(C)が配設してあり、この容器移
送機構(C)の容器受台(7d)、即ち容器移送機構
(C)に設けられているモータ(7a)の出力軸に一端側
が固定連結されたクランク(7b)の他端側を下面に枢支
連結させると共に上下ガイド(7c)に沿って昇降できる
ようになっている容器受台(7d)が、前記容器貯蔵部
(3)から繰り出され、前記シュート(5)経由で供給
される容器(A)を受け止めるようになっている。な
お、容器受台(7d)にはスプリング(7e)が内蔵されて
おり、該スプリング(7e)は、クランク(7b)を作用さ
せて容器受台(7d)を上昇させたときの過剰上昇力を吸
収するようになっている。また、前記容器受台(7d)の
斜上方には前記内容物充填装置(4)が配置されてい
る。
前述の内容物充填ポジション(P1)となっているが、
該内容物充填ポジション(P1)には容器受台(7d)を
備えた容器移送機構(C)が配設してあり、この容器移
送機構(C)の容器受台(7d)、即ち容器移送機構
(C)に設けられているモータ(7a)の出力軸に一端側
が固定連結されたクランク(7b)の他端側を下面に枢支
連結させると共に上下ガイド(7c)に沿って昇降できる
ようになっている容器受台(7d)が、前記容器貯蔵部
(3)から繰り出され、前記シュート(5)経由で供給
される容器(A)を受け止めるようになっている。な
お、容器受台(7d)にはスプリング(7e)が内蔵されて
おり、該スプリング(7e)は、クランク(7b)を作用さ
せて容器受台(7d)を上昇させたときの過剰上昇力を吸
収するようになっている。また、前記容器受台(7d)の
斜上方には前記内容物充填装置(4)が配置されてい
る。
また、図中(11)は、回転駆動装置(10)によって駆
動されて回転軸(11a)まわりを回転する蓋供給テーブ
ルである。そして該蓋供給テーブル(11)の周縁部には
複数の蓋貯蔵部(12)が等配設置されており、そのうち
のいずれかが順次前記容器受台(7d)の直上方位置の蓋
装着ポジション(蓋装着位置)(P2)にて回転停止す
るように、前記回転駆動装置(10)を回転制御して前記
蓋供給テーブル(11)を断続回転させるようになってい
る。つまり、前記内容物充填ポジション(P1)と蓋装
着ポジション(P2)とは上下方向において一致する。
なお、前記蓋貯蔵部(12)は具体的には第3図に示す如
く、前記蓋供給テーブル(11)の適宜部位に蓋(B)を
通過させ得るように形成された貫通孔(11b)と、該貫
通孔(11b)のまわりに蓋(B)の外縁部に接するよう
に等配設置された同期回転自在な蓋繰出し用回転螺子体
(13)との組合せからなり、該回転螺子体(13)が停止
した状態ではそれによって蓋貯蔵部(12)に積層貯蔵さ
れる複数の蓋(B)のうちの最下方の蓋(B)の外縁部
が係止され、また前記回転螺子体(13)が所定量だけ回
転すると前記最下方の蓋(B)の外縁部が前記回転螺子
体(13)によって下方へ進むように案内されて蓋(B)
が繰り出されるようになっている。
動されて回転軸(11a)まわりを回転する蓋供給テーブ
ルである。そして該蓋供給テーブル(11)の周縁部には
複数の蓋貯蔵部(12)が等配設置されており、そのうち
のいずれかが順次前記容器受台(7d)の直上方位置の蓋
装着ポジション(蓋装着位置)(P2)にて回転停止す
るように、前記回転駆動装置(10)を回転制御して前記
蓋供給テーブル(11)を断続回転させるようになってい
る。つまり、前記内容物充填ポジション(P1)と蓋装
着ポジション(P2)とは上下方向において一致する。
なお、前記蓋貯蔵部(12)は具体的には第3図に示す如
く、前記蓋供給テーブル(11)の適宜部位に蓋(B)を
通過させ得るように形成された貫通孔(11b)と、該貫
通孔(11b)のまわりに蓋(B)の外縁部に接するよう
に等配設置された同期回転自在な蓋繰出し用回転螺子体
(13)との組合せからなり、該回転螺子体(13)が停止
した状態ではそれによって蓋貯蔵部(12)に積層貯蔵さ
れる複数の蓋(B)のうちの最下方の蓋(B)の外縁部
が係止され、また前記回転螺子体(13)が所定量だけ回
転すると前記最下方の蓋(B)の外縁部が前記回転螺子
体(13)によって下方へ進むように案内されて蓋(B)
が繰り出されるようになっている。
また、前記複数の蓋(B)は円筒ガイド(15)にて外
縁がガイドされ、その積層状態が崩れないようになって
いる。
縁がガイドされ、その積層状態が崩れないようになって
いる。
なお、前記蓋繰出し用回転螺子体(13)による蓋
(B)の繰出しは、容器移送機構(C)を用いて内容物
充填後の上方に開口する容器(A)を蓋(B)の位置ま
で上昇させた状態(この状態では前記スプリング(17
e)の作用にて容器(A)の過剰上昇力が吸収されるよ
うになる)、即ち容器移送機構(C)のモータ(7a)の
駆動回転によるクランク(7b)の作動で、容器受台(7
d)上の内容物充填後の容器(A)の開口部が前記前記
蓋貯蔵部(12)の複数の蓋(B)のうちの最下方の蓋
(B)と合致する蓋装着ポジション(P2)にまで容器
受台(7d)を上昇させて、該容器(A)の開口部と前記
複数の蓋(B)のうちの最下方の蓋(B)とを合致させ
た状態にて行われるので、前記回転螺子体(13)によっ
て前記最下方の蓋(B)を繰り出すと、前記最下方の蓋
(B)は他の蓋(B)から分離されると共に、その分離
された蓋(B)は前記容器(A)側へ押圧されてその開
口部に装着されるようになる。換言すれば、前記蓋繰出
し用回転螺子体(13)は、前記容器(A)の開口部に合
致させられた前記最下方の蓋(B)を他の蓋(B)から
下方に分離する分離機構(D)としての機能と、分離さ
れた前記最下方の蓋(B)をそれの直下の蓋装着ポジシ
ョン(P2)にある容器(A)側へ押圧してこれを容器
(A)の開口部に装着する押圧機構(E)としての機能
とを兼備している。
(B)の繰出しは、容器移送機構(C)を用いて内容物
充填後の上方に開口する容器(A)を蓋(B)の位置ま
で上昇させた状態(この状態では前記スプリング(17
e)の作用にて容器(A)の過剰上昇力が吸収されるよ
うになる)、即ち容器移送機構(C)のモータ(7a)の
駆動回転によるクランク(7b)の作動で、容器受台(7
d)上の内容物充填後の容器(A)の開口部が前記前記
蓋貯蔵部(12)の複数の蓋(B)のうちの最下方の蓋
(B)と合致する蓋装着ポジション(P2)にまで容器
受台(7d)を上昇させて、該容器(A)の開口部と前記
複数の蓋(B)のうちの最下方の蓋(B)とを合致させ
た状態にて行われるので、前記回転螺子体(13)によっ
て前記最下方の蓋(B)を繰り出すと、前記最下方の蓋
(B)は他の蓋(B)から分離されると共に、その分離
された蓋(B)は前記容器(A)側へ押圧されてその開
口部に装着されるようになる。換言すれば、前記蓋繰出
し用回転螺子体(13)は、前記容器(A)の開口部に合
致させられた前記最下方の蓋(B)を他の蓋(B)から
下方に分離する分離機構(D)としての機能と、分離さ
れた前記最下方の蓋(B)をそれの直下の蓋装着ポジシ
ョン(P2)にある容器(A)側へ押圧してこれを容器
(A)の開口部に装着する押圧機構(E)としての機能
とを兼備している。
前記モータ(7a)及びクランク(7b)をもって、前記
容器受台(7d)上の内容物充填後の容器(A)の開口部
が前記蓋貯蔵部(12)の最下方の蓋(B)と合致する蓋
装着ポジション(P2)にまで前記容器受台(7d)を上
昇させる昇降手段が構成されている。
容器受台(7d)上の内容物充填後の容器(A)の開口部
が前記蓋貯蔵部(12)の最下方の蓋(B)と合致する蓋
装着ポジション(P2)にまで前記容器受台(7d)を上
昇させる昇降手段が構成されている。
上述したように要部が構成された自動販売機において
販売指令が与えられた場合、先ず、該指令に基づいて容
器貯蔵部(3)から繰り出される容器(A)が、内容物
充填ポジション(P1)に位置する容器移送機構(C)
の容器受台(7d)上に受け止められた後、該容器(A)
内には内容物充填装置(4)によって内容物が充填され
る。然る後、前記容器移送機構(C)の容器受台(7d)
が、蓋装着ポジション(P2)に位置する蓋貯蔵部(1
2)の蓋積層方向へ上昇せしめられることにより、該容
器受台(7d)上の容器(A)の開口部が前記蓋貯蔵部
(12)に貯蔵された複数の蓋(B)のうちの最下方の蓋
(B)と合致することとなる。そして、前記容器(A)
の開口部と前記最下方の蓋(B)とが合致した状態で、
前記蓋繰出し用回転螺子体(13)を作用させると、前記
最下方の蓋(B)は他の蓋(B)から分離されると共に
下方へ押圧されて該蓋(B)の容器(A)開口部への装
着が完了する。
販売指令が与えられた場合、先ず、該指令に基づいて容
器貯蔵部(3)から繰り出される容器(A)が、内容物
充填ポジション(P1)に位置する容器移送機構(C)
の容器受台(7d)上に受け止められた後、該容器(A)
内には内容物充填装置(4)によって内容物が充填され
る。然る後、前記容器移送機構(C)の容器受台(7d)
が、蓋装着ポジション(P2)に位置する蓋貯蔵部(1
2)の蓋積層方向へ上昇せしめられることにより、該容
器受台(7d)上の容器(A)の開口部が前記蓋貯蔵部
(12)に貯蔵された複数の蓋(B)のうちの最下方の蓋
(B)と合致することとなる。そして、前記容器(A)
の開口部と前記最下方の蓋(B)とが合致した状態で、
前記蓋繰出し用回転螺子体(13)を作用させると、前記
最下方の蓋(B)は他の蓋(B)から分離されると共に
下方へ押圧されて該蓋(B)の容器(A)開口部への装
着が完了する。
かくして、内容物充填後の容器(A)の開口部に蓋
(B)を装着する場合、蓋貯蔵部(12)に積層貯蔵さ
れ、少なくとも蓋装着時には容器受台(7d)の直上方に
配される蓋(B)に対し、前記容器移送機構(C)を用
いて内容物充填後の容器(A)を接近方向へ移送するこ
とにより、前記容器(A)の開口部と前記蓋(B)とを
合致させ、然る後に前記分離機構(D)及び押圧機構
(E)を用いて前記蓋(B)を分離して前記容器(A)
の開口部に装着することとしているため、容器(A)と
蓋(B)とを共に旋回移動させて蓋の装着を行う従来の
自動販売機による場合と異なり、容器(A)と蓋(B)
との相対的な位置合わせが容易になる。また本発明装置
を用いる場合、上述したように蓋(B)に対して容器
(A)を接近方向へ移動させて該蓋(B)を容器(A)
の開口部に合致させ、然る後に蓋(B)の装着を行うこ
ととしているため、蓋を容器の斜上方からすべり込ませ
て蓋の装着を行う従来の自動販売機による場合と異な
り、より確実に蓋の装着が行えるようになる。
(B)を装着する場合、蓋貯蔵部(12)に積層貯蔵さ
れ、少なくとも蓋装着時には容器受台(7d)の直上方に
配される蓋(B)に対し、前記容器移送機構(C)を用
いて内容物充填後の容器(A)を接近方向へ移送するこ
とにより、前記容器(A)の開口部と前記蓋(B)とを
合致させ、然る後に前記分離機構(D)及び押圧機構
(E)を用いて前記蓋(B)を分離して前記容器(A)
の開口部に装着することとしているため、容器(A)と
蓋(B)とを共に旋回移動させて蓋の装着を行う従来の
自動販売機による場合と異なり、容器(A)と蓋(B)
との相対的な位置合わせが容易になる。また本発明装置
を用いる場合、上述したように蓋(B)に対して容器
(A)を接近方向へ移動させて該蓋(B)を容器(A)
の開口部に合致させ、然る後に蓋(B)の装着を行うこ
ととしているため、蓋を容器の斜上方からすべり込ませ
て蓋の装着を行う従来の自動販売機による場合と異な
り、より確実に蓋の装着が行えるようになる。
また、上述の実施例は蓋繰出し用回転螺子体(13)が
前記分離機構(D)の機能と前記押圧機構(E)の機能
を兼備するものであったが、両機構(D),(E)を別
個に構成してもよい。例えば前記分離機構(D)をシャ
ッタ方式の機構(両開き、片開き等、各種の機構が考え
られる)にて構成して該機構は単に蓋(B)を分離する
目的にのみ利用し、該機構とは別個の例えばローラ方式
の押圧機構(E)にて、分離された蓋(B)を上方から
押圧して該蓋(B)を容器(A)の開口部に装着するも
のも考えられる。
前記分離機構(D)の機能と前記押圧機構(E)の機能
を兼備するものであったが、両機構(D),(E)を別
個に構成してもよい。例えば前記分離機構(D)をシャ
ッタ方式の機構(両開き、片開き等、各種の機構が考え
られる)にて構成して該機構は単に蓋(B)を分離する
目的にのみ利用し、該機構とは別個の例えばローラ方式
の押圧機構(E)にて、分離された蓋(B)を上方から
押圧して該蓋(B)を容器(A)の開口部に装着するも
のも考えられる。
また、第4図に示す如く蓋(B)の形状を積層時に係
合可能な形状としておくと、上述の実施例において必要
であった蓋(B)をガイドする円筒ガイド(15)が不要
となる。
合可能な形状としておくと、上述の実施例において必要
であった蓋(B)をガイドする円筒ガイド(15)が不要
となる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
第1図は本発明に係る自動販売機の要部を模式的に示す
正面図、第2図はその容器貯蔵部を示す説明図、第3図
はその蓋貯蔵部を示す説明図、第4図は蓋貯蔵部の別実
施例を示す説明図、第5図は従来装置の要部を示す平面
図、第6図はその斜視図である。 (A)……容器、(B)……蓋、(D)……分離機構、
(E)……押圧機構、(3)……容器貯蔵部、(4)…
…容器充填装置、(5)……シュート、(7d)……容器
受台、(12)……蓋貯蔵部。
正面図、第2図はその容器貯蔵部を示す説明図、第3図
はその蓋貯蔵部を示す説明図、第4図は蓋貯蔵部の別実
施例を示す説明図、第5図は従来装置の要部を示す平面
図、第6図はその斜視図である。 (A)……容器、(B)……蓋、(D)……分離機構、
(E)……押圧機構、(3)……容器貯蔵部、(4)…
…容器充填装置、(5)……シュート、(7d)……容器
受台、(12)……蓋貯蔵部。
Claims (2)
- 【請求項1】上方に開口する容器(A)内に内容物を自
動的に充填した後、該容器(A)の開口部に蓋(B)を
自動的に装着した上でこれを販売する自動販売機におい
て、複数の容器(A)を積層貯蔵する容器貯蔵部(3)
から繰り出された容器(A)を容器受台(7d)上に供給
するシュート(5)と、前記容器受台(7d)に供給され
た容器(A)内に内容物を充填する内容物充填装置
(4)と、前記容器受台(7d)の直上方位置において複
数の蓋(B)を積層貯蔵する蓋貯蔵部(12)とを備え、
前記容器受台(7d)上の容器(A)の開口部が前記蓋貯
蔵部(12)の最下方の蓋(B)と合致する蓋装着位置に
まで該容器受台(7d)を上昇させる昇降手段を設けると
ともに、前記蓋貯蔵部(12)の最下方の蓋(B)を他の
蓋(B)から下方に分離する分離機構(D)と、分離さ
れた前記最下方の蓋(B)をそれの直下の蓋装着位置に
ある容器(A)側へ押圧してこれを前記容器(A)の開
口部に装着する押圧機構(E)とを設けてある自動販売
機における蓋装着装置。 - 【請求項2】前記分離機構(D)が前記押圧機構(E)
を兼ねた機構である請求項1記載の自動販売機における
蓋装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63222069A JP2702980B2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 自動販売機における蓋装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63222069A JP2702980B2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 自動販売機における蓋装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0272008A JPH0272008A (ja) | 1990-03-12 |
JP2702980B2 true JP2702980B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=16776627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63222069A Expired - Lifetime JP2702980B2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 自動販売機における蓋装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2702980B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112489304B (zh) * | 2020-12-22 | 2023-01-17 | 北京镁伽机器人科技有限公司 | 全自动饮品售卖机 |
CN112562195B (zh) * | 2020-12-22 | 2022-11-15 | 北京镁伽机器人科技有限公司 | 全自动饮品售卖机 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5744093U (ja) * | 1980-08-27 | 1982-03-10 | ||
JPS6130604U (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-24 | 隆 渡辺 | 2段作動エア−シリンダ−使用による自動冠蓋装置 |
-
1988
- 1988-09-05 JP JP63222069A patent/JP2702980B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0272008A (ja) | 1990-03-12 |
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