JP2702884B2 - 挿入力ゼロのコネクター及びその接点 - Google Patents

挿入力ゼロのコネクター及びその接点

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JP2702884B2
JP2702884B2 JP6164431A JP16443194A JP2702884B2 JP 2702884 B2 JP2702884 B2 JP 2702884B2 JP 6164431 A JP6164431 A JP 6164431A JP 16443194 A JP16443194 A JP 16443194A JP 2702884 B2 JP2702884 B2 JP 2702884B2
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ジー マクヒュー ロバート
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フォクスコン インターナショナル インコーポレイテッド
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/02Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
    • H05K7/10Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
    • H05K7/1007Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets with means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling parts

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は挿入力ゼロ(ZIF)コ
ネクターに関し、特に上端カバー、中間摺動板及び基底
筐体を含むZIFピン格子配列(PGA)コネクターに
関する。
【0002】
【従来の技術】PGAコネクターは長期間開発されてき
ており、多くのアメリカ特許がそれに関連する。一般に
低挿入力(LIF)コネクターと呼ばれる一のタイプは
アメリカ特許明細書第3、676、832号、第4、4
98、725号、第4、988、310号、第5、00
2、499号、第5、013、256号、第5、05
7、031号、第5、092、789号に記載され、こ
こで接点は基底筐体内のそれぞれの空洞内に埋め込ま
れ、摺動板は基底筐体に関し側方又は水平に動く摺動板
の下方外側に延在する複数の導電性ピンを有する上記P
GA電気部分を担持する。PGAの導電性ピンは、初め
干渉なしに摺動板を貫通して基底筐体内に下方へ挿入さ
れえ、それから側方、即ち水平に係合するためにうごか
され、続いて基底筐体の空洞内の2つの水平の弾力的な
接点の腕に挟まれる。その様なPGA部品の導電性ピン
とソケット筐体との間の係合は低挿入力(LIF)の形
をとる。
【0003】第二のタイプはアメリカ特許明細書第5、
017、152号、第5、037、321号、第5、0
59、135号、第5、0186、642号、第5、1
92、221号に見られ、ここで一対の接点梁の一つの
略垂直梁は、その様な摺動板が基底筐体の上面に沿って
水平に動くように作動させる場合、摺動又は可動板に沿
って動かされえ、又はたわまされうる。その様な対の接
点梁の一つの梁の外側側方運動はその様な対の梁間の空
間の拡張を生じ、それによりPGA部品の導電性ピン
は、干渉なしに、即ちゼロ挿入力(ZIF)で基底筐体
の空洞内のその様な一対の接点梁間の空間内に挿入しう
る。従って、摺動板はそれの元の位置に横断敵に後方へ
動き、たわまされた梁はその固有の弾力性によりそれ自
身を元の位置に保つことができ、PGA部品の挿入され
た導電性ピンをその間に電気的に係合するために他の反
対側の梁と協する。
【0004】第二のタイプと類似で、第三のタイプのP
GAコネクターもまた接点梁の上端部分を可動的にたわ
めるために摺動板を用いる。異なるのは、第三のタイプ
の設計は一般に基底筐体に関して水平に動き、基底筐体
内の接点のその様な2つの梁をそれぞれに駆動するため
に、お互いに反対方向に動く一対の摺動板を用いる。こ
の故に、その様な梁の対はZIF条件の下でPGAの挿
入された導電性ピンを受容するためにその間の開口を拡
張するため同時に外側に偏向される。PGAピンが2つ
の接点梁内で完全に垂直に装填された後で、両方の摺動
板はお互いに相対的にそれらの元の位置へそれぞれ反対
の方向に後方に動く。故にその様な対の接点梁はその間
に挿入されたPGAの導電性ピンを電気的にしっかりと
係合させるためにお互いに近接して元に戻すように動
く。例えば、アメリカ特許明細書第4、468、072
号、第4、674、811号、第4、836、798
号、第4、889、499号、第5、123、855号
に類似の方法が開示されている。
【0005】2部分(即ち基底筐体を伴った一つの摺動
板)のPGAコネクター又は3部(即ち基底筐体を伴っ
た二つの摺動板)のPGAコネクターにかかわらず、そ
れぞれの設計は、機械的機能、製造プロセス及び経済性
の観点からそれらの個別の利点及び欠点を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、容易
かつ経済的に製造及び組立ができるのみならず、PGA
部品と協して良い機能及び性能を有する3部分(即ち
カバーと基底筐体との間に挟まった摺動板)PGAコネ
クターを提供する事にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ZIF
PGAソケットは上面及び複数の拡張された空洞を有
する基底筐体と、それぞれの拡張された空洞内に配置さ
れた一対の拡張された腕を有する対応する複数の接点と
を含む。基底筐体の上面上に設計上摺動するように動く
摺動板はPGAから空洞へ導電性ピンを入れるのみなら
ず、摺動板が動作位置にある場合、PGA部品の導電性
ピンに対するゼロ挿入力のための各接点のその様な対の
間の拡張された空間を形成するために各接点の一の腕を
偏向させるために対応する空洞を介しそれに合う複数の
オリフィスを有する。カバーはその中にあるカバーのそ
れらの間の摺動板に挟まれるように基底筐体と協する
摺動板の上面上に設けられ、摺動板ば基底筐体の上面に
沿って一般に同じ方向に水平に動き、その様な水平の動
きは、そこから摺動板及び上のカバーを押して外側に動
かすために伝達又はカム軸が延在する基底筐体の側の作
動レバーの操作ハンドルを回転させることにより動作さ
せる。
【0008】
【実施例】図1、2に示すように本発明によるZIF
PGAソケット1は略正方形の本体12を含む基底筐体
10と、そこに対応する接点100をそれぞれ受容す
れを貫通して垂直に延在する複数の空洞14を含む。
棚16の第一の組は各左及び右側方表面18の上部部分
に沿って形成される。反対側に、棚20の第二の組は各
側方表面18の下部部分に沿って形成される。一対の隔
離碍子22はソケット1が設けられている板(図示せ
ず)に接して中央棚20の下面表面から下方へ延在す
る。前部棚24は前部側方表面26の下部部分から前方
へ延在し、複数の隔離碍子28はその下面表面から下方
へ延在する。
【0009】延長された囲い板区域30は筐体10の後
端部に位置し、側方からの断面が概略U字型である。一
対の端壁32及び中間壁34は、正方形の本体12の後
部部分に近接して位置する囲い板区域30の前部側方部
分31から上方に延在する。突出部36は各端壁32の
側方部分の上端から上方に延在する。概略U字型断面の
チャンネル38により、垂直に延在する後部側方部分4
0は前部から後部への方向で囲い板区域30の前部側方
部分31から間隔をおいて位置する。浅い水平の溝42
は長さ方向に内側表面に沿って延在し、段44がそこか
ら形成されるように該溝は囲い板区域30の後部側方部
分40のU字型チャンネル38に向かい合う。延長され
た開口46は溝42と並んで位置し、チャンネル38に
向かって開く。溝42は更に下方に後部側方部分40の
内側表面に沿って延在し、それがその右側側方端に到達
したとき、垂直溝43を形成する。垂直溝43はU字型
チャンネル38の断面構造の下面部中点で概略終了す
る。
【0010】図1及び3をまた参照するに、カバー50
は略正方形の主板52を有する。垂直前部壁53、2つ
の左及び右側壁54はそれぞれ前部、板52の左及び右
縁から下方に延在し、垂直壁は板52の後縁に配置され
ない。4つの延長された内側の移動止め56は、カバー
50が上方から基底筐体10から脱着しないように基底
筐体10の対応する棚16と垂直にラッチ可能に係合し
てために各右側側壁及び左側側壁54の下部縁に沿って
一定間隔で配置される。複数の穴58は板52を貫通し
てそれぞれ基底筐体10の空洞14に対応し、に沿って
並ぶように延在する。突出板60は水平に後方へ板52
の後端から突き出す。保持棒62は、組み立てられたと
き、基底筐体10の開口46内に受容するために外側及
び後方に突出板60の後縁で延在する。一対の間隔をお
いて位置する圧迫棒64は板52の後縁上及び突出板6
0の下に近接して配置される。棒64は実質的に端壁3
2と中間壁34との間の間隙と同じ又はより小さく、そ
れにより棒64はカバー50が基底筐体10に可動的に
接する場合に全く不適切な干渉なしにそのような間隙内
にそれぞれ受容されうることがわかる。突出板60の長
さは板52の幅よりも小さく、実質的に2つの突出部3
6間により決定される距離に等しい。この故に、突出板
60は、基底筐体10の囲い板区域30の前部側方部分
31からそれの全体ソケット(whole socke
t)1を組み立てるために後部側方部分40に動くため
に基底筐体10のこれら2つの突出部36間の間隙を通
過する。
【0011】図1及び4を参照するに、滑り又は可動板
70は基底筐体10とカバー50との間に挟まれる。摺
動板70は略正方形の本体72及び基底筐体10の対応
する空洞14に沿ってそれを貫通して延在する複数のオ
リフィス74を含む。係合棒76は摺動板70の後縁で
全体的に外側に向かって形成される。カバー50の係合
棒64に対しても類似で、棒76の長さは実質的に端壁
32と中間壁34との間の間隙と同じ又はより小さいの
で、障害なしにそれらの間を容易に通過する。前部及び
後部側方膨張部分78は、摺動板70を前部から後部へ
の方向にカバー50に関して動かして導く目的で適切に
干渉するようにカバー50の内側表面に係合して摺動板
70の各側縁上に配置される。
【0012】図1及び5を参照するに、作動レバー80
は基底筐体10の右側に取り付けられた操作ハンドル8
2を含む。全体的に垂直に操作ハンドル82の後縁から
延在する伝達又はカム軸84は一定間隔で3つの支持区
域86及びカム区域88を含み、基底筐体12のU字型
チャンネル38内に設計上配置される。この実施例では
各支持区域86は、操作ハンドル82がU字型チャンネ
ルの周りで旋回する様に支持区域86が支持点として機
能するように基底筐体10のU字型チャンネル38内に
完全に受容され、支持されるために概略完全円筒状であ
る。異なるのは、支持区域86に比べてカム区域88は
減少する寸法と、円形でない断面構造を有する。その様
な円形でない断面形状はカム区域88及び全体支持区域
86が支持区域86の中心で軸方向に画成された同じ軸
について回転する場合カム機能を有するカム区域88を
提供する。
【0013】摺動板70の一対の係合棒76は設計上向
かい合っており、それぞれ対応する2つの別々のカム区
域88に係合している。故に、摺動板70は、カム区域
88及びそれらの全体的に支持する区域86が支持区域
86の中心軸について回転する場合、カム区域88によ
り前方へ動くように動作されうる。操作ハンドル82の
後端部は全体的にかつ固定的に最も外側の右手側の支持
区域86に接続され、ここでキー90は操作ハンドル8
2のその様な後端部の側面図の半円構造の最も外側の中
心部分上に水平に配置される。この故に、その様なキー
90の最も内側の端92は囲い板区域30の右手側部分
内の垂直溝43に沿って動く。同時に、カム軸84は摺
動板70を外側(前方)に押すのに対応して概略90度
依存して回転する。
【0014】操作ハンドル82の尾部94は、自由端に
近接しているが、容易な操作のためにその下に充分な空
間を取りうるように上方にオフセットされている。図1
及び6(A)、6(B)を参照するに、接点100は基
底筐体10の各空洞14内に配置され、基底筐体10の
空洞14内に干渉するように固定するために2つの対向
する側上に一対のあご(barb)104を有する略正
方形の主部分102を含む。尾部106はソケットをそ
の上に設ける板(図示せず)の対応する穴内に半田付け
できるように主部分102の下面から下方に延在する。
一対の間隔をおいて位置する作動腕108及び固定腕1
10は主部分102の上端から延在し、ここで係合区域
112は全体的に及び真っ直ぐに腕108の上端から垂
直に延在する。異なるのは、2つの直角の湾曲部分の保
持区域114は腕110の上端から腕108の係合区域
112の同じ方向に全体的に延在する。保持区域114
は腕110の上端から延在し、係合区域112と概略同
じ高さの上部水平区域116を含む。中間区域118
は、第一の直角湾曲部分を形成する上部水平区域116
の最も外側の端から下方に延在する。下部水平区域12
0は第二の直角湾曲部分を形成する上部水平区域116
と同じ方向に中間区域118の下部端から延在する。腕
110の上部及び下部水平区域116及び120の全体
の長さは腕108の係合区域112のそれと設計上概略
等しく、それにより腕110の下部水平区域120及び
腕108の係合区域112の先端は同じ垂直平面内に概
略沿って並ぶ。
【0015】図7を参照するに、接点100に受容的に
それぞれ応答して、基底筐体10内の長さ方向に略正方
形の断面を有する各空洞14は内側前部壁141、後部
壁142、左手側壁143及び右手側壁144により囲
まれ、形成される。空洞14内では、一対のブロック1
40が内側前部壁141及び後部壁142上でそれぞれ
配置され、ここで各ブロック140はそれへの空洞14
の下面開口から延在し、それの中間長さの位置で概略終
了する。それらの2つのブロック140は左手側壁14
3と全体的に接続するが、右手側壁144からは間隔を
おいて位置する。この実施例でその様な距離は実質的に
接点100の主部分102の厚さに等しく、それにより
接点100の主部分102の左手側壁部分及び右手側壁
部分は基底筐体10の空洞14内に係合してためにブロ
ック140の開いた側縁145と右手側壁144間にそ
れぞれ固定的に挟まれうる。
【0016】接点100の主部分102の幅は接点10
0の主部分102の左及び右縁107、109が空洞1
4内でそれらに関連した固定のために対応する前部壁1
41及び後部壁142内に埋め込まれたあご109を有
する前部壁141及び後部壁142に対して近接するよ
うに実質的に前部壁141と後部壁142間で決定され
る距離に等しいことは評価できる。故に、接点100は
動かずに空洞14内で寄り添ってしっかりと保持されう
る。
【0017】接点100の固定腕110の保持区域11
4に対応して、保持棒146が左手側壁143の中央領
域に沿って垂直に延在し、空洞14内に突出する。その
故に、保持区域114の下部水平区域120は前方への
力が接点100に作用したとき、腕110が前方に動か
ないように前部から後部への方向内の保持棒146に沿
って並ぶ。図4に戻って、摺動板70内の各オリフィス
74は基底筐体10内の空洞14の形に応じて略正方形
の構造を有する。空洞14と同様に、接点100の腕1
08の係合区域112に対応して縦の押し棒75はオリ
フィス74の部分を占有し、その中の接点100の作動
腕108の係合区域112の先端を受容するためにその
側面で溝77を形成する。従って、摺動板70が前方に
動く場合、押し棒75は接点100の作動腕108の係
合区域112を前方に動作させる。
【0018】組み立て中に、カバー50は摺動板50が
基底筐体10とカバー50の間に挟まれるように位置す
るという条件下で基底筐体10の棚20の第二の組と保
持的に係合して左及び右側壁54の下面の前方から後部
への方向で基底筐体10の上面上に取り付けられる。同
時に、カバー50の移動止め56の上面は棚16の第一
の組の下面表面と係合し、故にカバー50は上下に動き
えない。作動レバー80のカム軸84の支持区域86が
U字型チャンネル38に向かい合う囲い板区域30の内
側表面に対して取り付けられ、対応する端壁32及び中
央壁34それぞれに概略沿って並び、それのカム区域8
8はその様な端壁32と中央壁34間の対応する空間に
概略沿って並ぶという条件の下で、カバー50はその中
のU字型チャンネル38内に位置する作動レバー80の
カム軸84を有する基底筐体10の囲い板区域30の方
へ連続的に後方に動く。結果として、操作ハンドル82
は基底筐体10に平行な関係で位置し、作動レバー80
のキー90の最も内側端92は横たわる操作ハンドル8
2として概略同じレベルの位置の垂直溝43内に受容さ
れる。
【0019】カバー50のその様な後方への動きは、カ
バー50の主部分52の後縁が基底筐体10の端壁32
の上部及び中央壁34に向かい合い、側壁54の後縁が
基底筐体10の対応する端壁32に向かい合い、前部壁
53が基底筐体10の前部棚24上に位置するまで続
く。この状況では、突出板60の前部部分が基底筐体1
0の中央壁34及び端壁32の上面上に取り付けられ、
突出板60の後部部分が囲い板区域30内の水平溝42
内に受容的に係合し、その段44上に取り付けられると
いう条件で、カバー50の突出板60は基底筐体10の
囲い板区域30内に延在し、基底筐体10内のU字型チ
ャンネル38上に位置する。突出板60はそれぞれ基底
筐体10の端壁32の上面上に位置する2つの突出36
間に保持され、突出板60の後端部における棒62は囲
い板区域30の後部側方部分40内の対応する開口46
内に受容されるように設計されていることは評価でき
る。従って、突出板60はU字型チャンネル38及びそ
この中の作動レバー80のカム軸84を覆い、遮蔽す
る。
【0020】カバー50と基底筐体10との間で挟まれ
た摺動板70の後縁から後方へ延在する2つの係合棒7
6は、基底筐体10の中間壁34と後端壁32との間で
画成される空間をそれぞれ通り越し、作動レバー80の
カム区域88と向かい合う囲い板区域30内のU字型チ
ャンネル38内に突き出すことを同時に生じうる。突出
板60の下に位置し、板52の後縁から後方に延在する
圧迫棒64はまたその様な空間をそれぞれ通り越し、囲
い板区域30内のU字型チャンネル38内に突き出しう
るが、カム軸84のカム区域88と係合しない。当然、
摺動板70の係合棒76はカバー52の圧迫棒64の下
にそれぞれ概略位置し、それによりカバー52の圧迫棒
64は摺動板70の係合棒76の水平の動きを誘導しう
る。カバー50の前部壁53及び側壁54の制限のため
摺動板70は前方又は側方に動きえず、また基底筐体1
0の中間壁34及び端壁32とそれの後縁の向かい合い
のために後方にも動けない。この状況で、カバー50内
の穴58と、摺動板70内の対応するオリフィス74
と、基底筐体10内の対応する空洞14は、対応する接
点100及び下方に延在するPGA部品の導電性ピン
(図示せず)をそれぞれ受容するためそれぞれ垂直方向
内に共に並ぶ。
【0021】最終的に、接点100は下面から基底筐体
10内の空洞14に挿入される。上記のように、各接点
100の主部分12は関連した向かい合っている側のあ
ご109に係合して対応する空洞14内に保持されう
る。作動腕108の係合区域112及び各接点100の
2つの固定腕110の保持区域114の上部水平区域1
16は摺動板70の上方内の対応するオリフィス74内
に更に上方に突き出し、ここで係合区域112はオリフ
ィス74内の溝77内に更に水平に突き出す。接点10
0の尾部106はソケット1が配置されるPC板に半田
付けするために基底筐体12の外に下方へ延在する。
【0022】図8の(A)、(B)を参照するに、PG
A部品がソケット1に電気的に係合し、ソケット1上に
設置される場合、作動レバー80のカム軸84は作動レ
バー80の操作ハンドル82が作動レバー80の保持区
域86をU字型チャンネル38内の保持点として供する
ことにより前方又は水平位置から上方又は垂直位置に上
方に旋回することにより概略90度それ自身回転する。
従って、カム軸84のカム区域88はチャンネル38内
で概略90度関連して回転し、その回転は摺動板70の
係合棒76を同時に動作させてそれのカム表面のために
基底筐体10に関して前方に動かす。
【0023】図9の(A)、(B)に示すように、各オ
リフィス74内の保持棒146がオリフィス74内の溝
77内に位置する接点100の対応する係合区域112
の先端と係合し、前方に押すので、摺動板70の前方へ
の動きは各接点100の作動腕108の係合区域112
をまた前方へ偏向させる。異なるのは、その様なオリフ
ィス74を画成する摺動板70の内側後部壁表面73は
保持区域114から比較的遠くにあるために、摺動板7
0の前方への動きは固定腕110の保持区域114を押
さない。摺動板70がそれの最終的な最も外側の位置に
ある場合、オリフィス74に向かう内壁表面73は固定
腕110の保持区域114にやや向かっているだけであ
り、それにより固定腕110の保持区域114は摺動板
70により圧迫されないことが分かる。
【0024】更にまた、作動腕108が摺動板70によ
り前方に偏向されるように動作されたとしても、空洞1
4内の保持棒146は接点100の固定腕110が接点
100の作動腕108の前方偏向により負荷された前方
駆動力の下で前方に動かないようにする。従って、各接
点100に対して、固定腕110の保持区域114の上
部水平区域116と作動腕108の係合区域112間の
距離又は空間は作動腕108の前方偏向により増加す
る。導電性ピンの挿入がゼロ挿入力(ZIF)を貫通し
て干渉なしに達成されるようにその様な拡大された空間
(又は距離)はPGA部品の導電性ピンの寸法(又は直
径)よりも大きい。故に、それの関連した内側接点10
0を有するソケット1は図9の(B)に示すようにPG
A部品を取り付けるための完全に開いた状態又は動作状
態にあると見なしうる。
【0025】図9の(A)及び(B)を参照するに、前
方に動く摺動板70の前縁がカバー50の前部壁53に
向かい合う場合カバー50はまた前方に動く摺動板70
により前方に動かされる。従って、カバー50及び摺動
板70は両方とも基底筐体10に関して前方に動く。P
GA部品がソケット1上に適切に取り付けられる場合、
それの各導電性ピンは摺動板70内の対応するオリフィ
ス74内のカバー50内の対応する穴58を貫通して挿
入され、固定腕110の上部水平区域116とそれのな
かに挿入された接点100の作動腕108の係合区域1
12との間の空間内に位置する。PGA部品の導電性ピ
ンの先端は基底筐体10内の空洞14内に更に突き出
す。続いて、作動レバー80の操作ハンドル82は上方
の位置から前方へ下方に旋回し、それにより関連した係
合区域84はまたそれの元の位置へ90度回転されても
どされる。故に、カム区域88のカム表面は水平方向内
に後方に引っ込み、故にそこから摺動板70の係合棒7
6が係合からはずされる。それで、摺動板70内の各オ
リフィス74内のその様な偏向された腕108の係合区
域112を有する押し棒75の係合により、摺動板70
は接点100の偏向された作動腕108により発生した
固有の弾性力により後方に動かされる。従って、摺動板
70はその元の位置へ動いて戻る。
【0026】偏向された腕108及びその関連した係合
区域112はそれの通常の位置に跳ね返るとき、PGA
部品の挿入された導電性ピンは向かい合い、続いて後方
に動くために接点100の作動腕108の後方に動く係
合区域112により押される。PGA部品の各導電性ピ
ンはカバー50の内の適切な大きさの穴58内に寄り添
って位置するので、PGA部品の各導電性ピンの後方へ
の動きは前部から後部への方向の穴58の周辺のカバー
50の内側表面をほとんど同時に押し、斯くしてカバー
50がその元の位置に戻るまで全体カバー50は後方に
押される。全体ソケット1が元に戻ったとき、ソケット
1及びその関連した内側接点110は単一の伝達に対し
てその様な最も近接した位置又は開いていない状態と見
なしうる。この状態で、PGA部品の導電性ピンは作動
腕108の係合区域112と接点100の固定腕110
の保持区域114の上部水平区域116との間に電気的
及び機械的にしっかりと挟まれる。何故ならば、その間
の元の設計上の距離はPGA部品の導電性ピンの直径よ
りも幾分小さいからである。故に、信頼でき、良い電気
的係合がソケット1とPGA部品間で得られる。
【0027】PGA部品のソケット1上からの置き換え
又は脱着はZIFに基づく上記ステップの繰り返しによ
り達成されうる。前部から後部への方向の基底筐体10
に関するカバー50の動きを制限するため、そのような
2つの移動止め56間で画成された限定された距離内で
カバー50の各側壁54の同じ側上の最後の2つの近接
した後部移動止め56内で設計上相対的に動くために、
基底筐体10の各側方表面18上に位置するボス17
(1つのみ図示する)がある。この特徴はその上にPG
A部品が装着されていない場合にカバー50が前方へ遠
くに行き過ぎ、又は更に基底筐体10から離れるのを防
ぐ。この特徴に基づき、カバー50が前部から後部への
方向の基底上に装着される場合にカバー50の各側壁5
6上の最後の後部移動止め56と基底筐体10の同じ側
方表面18上に位置するボス17間に発生する干渉性の
はめ合いがある。
【0028】信頼性のある安定した方法で全体ソケット
組立体1を維持するために水平位置内に操作ハンドル8
2を保持するために、浮彫り(embossment)
55が操作ハンドル82内の凹部83を組み込むために
右側側壁54の外側表面上に位置し、斯くして不適切な
上方への回転の危険なしに基底筐体10を有する作動レ
バー80をラッチする。この特徴はまたその様な操作ハ
ンドル82が持ち上げられ、又は押し下げられたときに
カバー50の浮彫り55と操作ハンドル82内の凹部8
3との間に発生する干渉を引き起こす。作動レバー80
の操作ハンドル82は下方への回転の可能性なしに水平
位置内にそれ自身を保つために基底筐体10の第二の組
の中央棚20上に横たわる。作動レバー80のキー90
及び囲い板区域30内の垂直溝43の協により作動レ
バー80の回転が導かれ、操作ハンドル82の上方への
動きが制限されうることは評価できる。更にまた、組み
立てたとき、摺動板70の係合棒76はカム軸84の2
つの近接した支持区域86間に挟まれ、それにより作動
レバー80はチャンネル38に沿った方向に動きえな
い。
【0029】基底筐体12内の中央開口11及び摺動板
70内の中央開口71の特徴的な輪郭は一般に用いられ
るその様な開口の寸法を最大化するように設計され、一
方で基底筐体12及び摺動板70の強度を維持する。カ
バー50内の通し穴H1と、摺動板70内の通し穴H2
と、第二の組の棚20を伴う第一の組の棚16の互い違
いの配列は全てモールドプロセスを考慮した設計上の配
置である。
【0030】接点100の2つの腕108、110の長
さが主部分102の高さより相対的に大きい場合、腕1
08が摺動板70により前方に押された時、腕110は
反対側、即ち後方に動く。この状況で、接点100が組
み立て中に下面からそのような空洞14内に装着される
場合に空洞14内の保持棒146はストッパーとしても
はや機能せず、方向づけのために腕110の保持区域1
14及び腕108の係合区域112に組み込むための導
き棒としてはまだ機能する。その代わりに、組み立てで
接点の方向づけを考慮しないより簡単化された設計で
は、下部水平区域120及び腕110の中央区域118
と、基底筐体10内の空洞14内の保持棒146は上記
状況においてそれから選択的に除去される。
【0031】本発明は上記3つの型の従来技術のソケッ
ト組立体とは異なる。本発明は3ピースのソケット組立
体、即ち基底筐体10と、摺動板70と、カバー50と
を用い、ここで摺動板70は基底筐体10とカバー50
との間で適切に滑動可能に挟まれる。本発明による摺動
板70はいかにして摺動板を基底筐体に結合するかに関
係なく水平押し力に向かい合うだけである。異なるの
は、第一及び第二の型の従来技術のソケット組立体で、
摺動板それ自体が基底筐体上に直接又は間接的に固定し
て装着するための適切なメカニズムを提供する必要があ
ることである。本発明によるカバー50もまたゼロ挿入
力のために接点を偏向させるための力を用いない。これ
は、2つの摺動板がゼロ挿入力のためにその間の空間を
広げるために反対の方向に動く対応する接点腕又は梁を
それぞれ動作させる第三の型の従来技術のソケット組立
体とは異なる。結論として、本発明によれば、摺動板は
固定のための冗長なメカニズムなしで水平運動として機
能し、を達成するのみであり、カバーは接点を直接動作
させずに基底筐体上で摺動板を安定して水平に滑らせる
のを助けるために固定を提供するのみである。
【0032】本発明は特殊な実施例を参照して記述され
ている一方で、記述は本発明の説明であり、本発明の限
界と解釈してはならない。請求項により規定された本発
明の精神及び視野から逸脱することなしに本発明の種々
の変更が当業者により可能である。故に当業者はそのよ
うな全ての等価な構造は請求項の視野に含まれているこ
とを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるZIF PGAソケット組立体の
好ましい実施例の分解組立見取り図である。
【図2】図1のソケット組立体の基底筐体の見取り図で
ある。
【図3】下側上の移動止め構造を示すための部分断面を
有する図1のソケット組立体のカバーの見取り図であ
る。
【図4】図1のソケット組立体の摺動板の見取り図であ
る。
【図5】図1のソケット組立体の作動レバーの見取り図
である。
【図6】(A)、(B)に図1のソケット組立体の接点
のそれぞれ異なる見取り図を示す。
【図7】保持棒及び空洞内のブロックを示すための図2
の基底筐体の部分断面図である。
【図8】(A)に操作ハンドルが水平位置の場合のその
中にある接点なしでの図1の組み立てられたソケット組
立体の部分断面図を示し、(B)に操作ハンドルが垂直
位置の場合の摺動板前面と係合し、を押す作動レバーの
カム軸の到達範囲を示すその中にある接点なしでの図1
の組み立てられたソケット組立体の部分断面図を示す。
【図9】(A)に作動レバーの操作ハンドルが水平位置
の場合の、(B)に作動レバーの操作ハンドルが水平位
置の場合の、カバーと、摺動板と、基底筐体との間の関
係を示す図1の組み立てられたソケット組立体の部分断
面図をそれぞれ示す。
【符号の説明】
1 ソケット 10 基底筐体 12 本体 14 空洞 17 ボス 16、20、24 棚 18 側方表面 26、31、40 側方部分 30 囲い板区域 32 端壁 34 中間壁 36 突出部 38 チャンネル 42、43 溝 46 開口 50 カバー 52 主板 53、54 壁 56 移動止め 60 突出板 62 保持棒 64 圧迫棒 70 可動板 72 本体 74 オリフィス 76 係合棒 77 溝 78 膨張部分 80 作動レバー 82 操作ハンドル 84 カム軸 86 支持区域 88 カム区域 90 キー 92 端 94 尾部 100 接点 102 主部分 104 あご 106 尾部 108 作動腕 107、109 縁 110 固定腕 112 係合区域 114 保持区域 116、120 水平区域 118 中間区域 140 ブロック 141、142、143、144 壁 145 側縁 146 保持棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−343146(JP,A) 特開 平2−262285(JP,A) 特開 平3−11572(JP,A) 実開 平4−135189(JP,U) 実開 昭63−69496(JP,U) 実開 平4−135190(JP,U) 実開 平2−119378(JP,U)

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面及び上面を貫通して垂直に延在する複
    数の空洞を有する基底筐体と; 対応する空洞内にそれぞれ受容される複数の接点と; 基底筐体の上面上で摺動し、基底筐体内で対応する空洞
    と整列しそれを貫通して垂直に延在する複数のオリフィ
    スを有する摺動板と;摺動板の上面に位置し、 その間にある摺動板を挟むよう
    基底筐体と協働するカバーと; 動板と係合するために、操作ハンドルとカム軸とを含
    む作動レバーとよりなり、 該摺動板は基底筐体にラッチ可能な自己固定手段なしの
    概略平面型であり、該カバーは接点を動作させずにソケ
    ット内の摺動板を保持する保持手段としてのみ機能し、
    該接点はPGA部品のピンに対しゼロ挿入力とするため
    摺動板により偏向され、更に該接点は外力が作用しない
    場合に閉じた状態(平常時閉)をそれ自体で保つように
    構成され、該接点のそれぞれは少なくとも一つの弾力的
    に変形可能な部分からなることを特徴とするPGA部品
    用ソケット組立体。
  2. 【請求項2】 該基底筐体は摺動板が位置する主部分
    と、耳端における囲い板区域とを含み、該囲い板区域は
    そこにカム軸を受容する概略U字型断面のチャンネルを
    有する請求項1記載のソケット組立体。
  3. 【請求項3】 該囲い板区域は、一対の端壁と、それの
    前部側方部分から延在する中間壁と、作動レバーの操作
    ハンドルのキーと協する後部側方部分上の水平溝及び
    垂直溝とを更に有する請求項2記載のソケット組立体。
  4. 【請求項4】 該基底筐体の主部分は2つの側面上の第
    一の組の棚及び第二の組の棚とからなる請求項2記載の
    ソケット組立体。
  5. 【請求項5】 該カバーは該摺動板の上面上に位置する
    主板と、それぞれ板の対応する縁から下方に延在する垂
    直前壁及び2つの側壁と、各側壁の下部縁に沿って位置
    し該カバーが基底筐体から垂直に動いて出ることを防止
    するために対応する第一の組の棚と係合する移動止めと
    からなる請求項4記載のソケット組立体。
  6. 【請求項6】 該カバーは、カム軸がU字型チャンネル
    内に保持されうるよう、カバーが基底筐体の囲い板区域
    内のU字型チャンネルを覆うべく主板の後端部から水平
    にかつ後方へ突出する突出板をさらに有する請求項5記
    載のソケット組立体。
  7. 【請求項7】 該基底筐体は基底筐体に関してカバーの
    相対的動きの範囲を設定するためにカバーの移動止めと
    する各側面上のボスを更に有する請求項5記載のソ
    ケット組立体。
  8. 【請求項8】 該カム軸は支持区域と、2つの支持区域
    毎の間のカム区域とからなり、該摺動板は該摺動板の水
    平のうごきに対する該カム区域に係合する2つの係合棒
    を有する請求項1記載のソケット組立体。
  9. 【請求項9】 各接点は、作動腕及び固定腕が上方に延
    在し相互に間隔をおいて位置する主部分と、下方に延在
    する尾部とを有し、該作動腕は係合区域を含み、該固定
    腕は保持区域を含む請求項1記載のソケット組立体。
  10. 【請求項10】 基底筐体は接点の固定腕の保持区域と
    係合する各空洞内の支持棒からなり、摺動板は接点の作
    動腕の係合区域と係合する各オリフィス内の押し棒から
    なる請求項9記載のソケット組立体。
  11. 【請求項11】2つの対向する側上に位置するあごを有
    する平坦で正方形の主部分と; ソケット組立体が取り付けられるPC板の穴に受容され
    る下面においてそれから下方に延在する尾部と; 上端においてそれから上方に延在し、PGA部品から下
    方に延在する導電性ピンを挟持するように相互に間隔を
    おいて位置する作動腕及び固定腕とからなり、 該作動腕は、主部分に垂直な方向に上面から延在する係
    合区域を有し、該固定腕は同じ方向に上面から延在する
    保持区域を有するPGAソケット組立体と共に用いる接
    点。
  12. 【請求項12】 該固定腕の保持区域は、作動腕の係合
    区域と同じ高さに位置する上部水平区域と、固定腕の該
    保持区域の端から下方に延在する中間区域と、上部水平
    区域と同じ方向に該中間区域の下面から水平に延在する
    下部水平区域とからなる請求項11記載の接点。
  13. 【請求項13】 下部水平区域の外部端及び係合区域の
    外端は実質的に同じ垂直平面内に位置する請求項12記
    載の接点。
  14. 【請求項14】 上面及びそれを貫通して垂直に延在す
    る複数の空洞を有する基底筐体と; 対応する空洞にそれぞれ受容される複数の接点と; 基底筐体の上面上で摺動し、基底筐体内の対応する空洞
    と整列しそれを貫通して垂直に延在する複数のオリフィ
    スを有する摺動板と;摺動板の上面に位置し、 その間にある摺動板を挟むよう
    基底筐体と協働するカバーと; 摺動板を押すためのカム軸を有する作動レバーとよりな
    り、 該摺動板及び該カバーの両方が該作動レバーの上方の回
    転中に同じ方向内に動かされ、カバーは回転された作動
    レバーにより直接作動されず、水平の動きに対して作動
    レバーのカム軸と係合する唯一のメカニズムである摺動
    板により押されることを特徴とするZIF PGAソケ
    ット組立体。
  15. 【請求項15】 各接点は作動腕及び固定腕からなり
    合区域は摺動板の対応するオリフィス内の押し棒によ
    り押されるよう作動腕の上面から延在し、保持区域は、
    基底筐体の対応する空洞内の保持棒に向かった固定腕の
    上面から延在し、係合区域保持区域との間の寸法は作
    動レバーの上方回動中拡大されうる請求項14記載のZ
    IF PGAソケット組立体。
  16. 【請求項16】 各接点の作動腕及び固定腕は摺動板の
    対応するオリフィス内に上方へ延在し、作動腕の係合区
    域は摺動板内の該オリフィス内で、各腕の間対応する
    挿入されたPGA導電性ピンを挟持するために固定腕の
    保持区域を組み込む請求項15記載のZIF PGAソ
    ケット組立体。
  17. 【請求項17】 上面及びそれを貫通して垂直に延在す
    る複数の空洞を有する基底筐体と; 対応する空洞内でそれぞれ受容される複数の接点と; 基底筐体の上面上で摺動し、基底筐体内の対応する空洞
    と整列しそれを貫通して垂直に延在する複数のオリフィ
    スを有する摺動板と; 摺動板を押すためのカム軸を有する作動レバーとよりな
    り、 該作動レバーの該カム軸は軸方向に一定間隔で位置する
    複数の支持区域と、2つの近接する支持区域毎の間に各
    々位置する複数のカム区域とを含み、該摺動板はカム軸
    の該カム区域に対応する複数の係合棒を含み、それによ
    り、摺動板の係合棒は、摺動板が作動レバーの回転中に
    水平に動くように動作されうるようカム軸の対応するカ
    ム区域に対してそれぞれ押圧され、また該係合棒は作動
    レバーがカム軸に沿った方向に動かされえないよう各係
    合棒の2つの側方部分が支持区域近傍にそれぞれ向かい
    合う2つの支持区域間にそれぞれ位置し、更に該接点は
    外力が作用しない場合に閉じた状態(平常時閉)をそれ
    自体で保つように構成され、該接点のそれぞれは少なく
    とも一つの弾力的に変形可能な部分からなることを特徴
    とするZIF PGAソケット組立体。
  18. 【請求項18】 カバーはその間にある摺動板を挟むよ
    う基底筐体と協する摺動板の上面上に位置し、該カバ
    ーは該カム軸が垂直に動かないように該カム軸を覆う後
    部の突出板からなる請求項17記載のPGAソケット組
    立体。
  19. 【請求項19】 該基底筐体は該カム軸が前後方向へ動
    かないように該カム軸を適切に受容す後部の囲い板区域
    を更に有する請求項17記載のソケット組立体。
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