JP2702238B2 - ガスメータ - Google Patents
ガスメータInfo
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- JP2702238B2 JP2702238B2 JP22990089A JP22990089A JP2702238B2 JP 2702238 B2 JP2702238 B2 JP 2702238B2 JP 22990089 A JP22990089 A JP 22990089A JP 22990089 A JP22990089 A JP 22990089A JP 2702238 B2 JP2702238 B2 JP 2702238B2
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- gas meter
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、主として家庭用燃料ガスの使用量を計測
表示するためのガスメータに関するものである。
表示するためのガスメータに関するものである。
[従来の技術] 例えば特開昭61−7419号公報に膜式のガスメータが開
示されている。このタイプのガスメータのメータケース
は、その前後・上下に関して複数個のパーツに分割され
ている。そして内部に主要機器を組み込んだ後、それぞ
れのパーツごとに各方向(通常は三方向)からビス締め
することで組み付けられている。
示されている。このタイプのガスメータのメータケース
は、その前後・上下に関して複数個のパーツに分割され
ている。そして内部に主要機器を組み込んだ後、それぞ
れのパーツごとに各方向(通常は三方向)からビス締め
することで組み付けられている。
なお、ガスメータの形式には前記膜式の他に、ガス使
用量の計測方式によってタービン方式やフルイディック
方式など各種のものがある。
用量の計測方式によってタービン方式やフルイディック
方式など各種のものがある。
[発明が解決しようとする課題] 近年、特に都市部においては高層集合住宅で見られる
ようにガスメータの設置スペースを確保しにくく、かつ
外装の美観を重視した住宅が増えている。このためガス
メータにおいても多様な環境に適した外観のものが求め
られている。
ようにガスメータの設置スペースを確保しにくく、かつ
外装の美観を重視した住宅が増えている。このためガス
メータにおいても多様な環境に適した外観のものが求め
られている。
前記公報のガスメータで代表されるように、そのメー
タケースは例えば前面方向からもビス締めが行われてお
り、かつケース外形も複雑で、前述した近年の要請には
対処しにくい。
タケースは例えば前面方向からもビス締めが行われてお
り、かつケース外形も複雑で、前述した近年の要請には
対処しにくい。
またケースの組み付け作業も煩雑であり、かつガスメ
ータ設置後においてケースが不法に分解されることを防
ぐには、特殊な工具でしか回せないビスを使用したり証
印をつけるなどの対策が必要である。
ータ設置後においてケースが不法に分解されることを防
ぐには、特殊な工具でしか回せないビスを使用したり証
印をつけるなどの対策が必要である。
本発明は、このような課題の解決をその目的とするも
のである。
のである。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために、本発明のガスメータは次
のように構成されている。
のように構成されている。
すなわち、メータケースはカウント表示部を有する側
の前ケースと、その反対側の後ケースと、さらにこれら
の間に位置して主要機器が組み込まれる本体ケースとに
分割されている。そして前記後ケースから前ケースにま
で挿通させたビスの締め付けにより、これら前ケース、
本体ケース及び後ケースが一体化されている。
の前ケースと、その反対側の後ケースと、さらにこれら
の間に位置して主要機器が組み込まれる本体ケースとに
分割されている。そして前記後ケースから前ケースにま
で挿通させたビスの締め付けにより、これら前ケース、
本体ケース及び後ケースが一体化されている。
[作 用] 前記構成ではメータケースが単純な分割構成となって
おり、その外観がシンプルとなる。またビスの締め付け
方向が一方向となり、メータケース組み付けのための作
業性がよくなるとともに、各ビスは後ケース側からのみ
締め付けられているため、ガスメータ設置後におけるメ
ータケースは不法に分解されにくくなる。
おり、その外観がシンプルとなる。またビスの締め付け
方向が一方向となり、メータケース組み付けのための作
業性がよくなるとともに、各ビスは後ケース側からのみ
締め付けられているため、ガスメータ設置後におけるメ
ータケースは不法に分解されにくくなる。
[実施例] 次に本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
第1実施例 第1図〜第6図にタービン式ガスメータが示されてい
る。メータケース10は第1図、第3図、第5図及び第6
図から明らかなように前ケース10A、本体ケース10B及び
後ケース10Cに分割されている。
る。メータケース10は第1図、第3図、第5図及び第6
図から明らかなように前ケース10A、本体ケース10B及び
後ケース10Cに分割されている。
前記前ケース10Aには窓形状のカウント表示部20が形
成されており、ここには前ケース10Aの内側からガラス
板22が接着剤などによって固定されている。また前ケー
ス10Aの内側の四隅には後述するビス60用のねじ孔24が
形成されている。
成されており、ここには前ケース10Aの内側からガラス
板22が接着剤などによって固定されている。また前ケー
ス10Aの内側の四隅には後述するビス60用のねじ孔24が
形成されている。
また前記前ケース10Aの内側には、第5図及び第6図
からも明らかなようにプリント基板16が組み込まれる。
このプリント基板16はLCD17を備え、さらに第1図から
も明らかなように電池(図示しない)及び感震器18が内
装されている。前記LCD17は通常は7セグメントのもの
が使用され、ここに表示されるカウント数値は前ケース
10Aの表示部20において前記ガラス板22越しに表示され
る(第2図参照)。
からも明らかなようにプリント基板16が組み込まれる。
このプリント基板16はLCD17を備え、さらに第1図から
も明らかなように電池(図示しない)及び感震器18が内
装されている。前記LCD17は通常は7セグメントのもの
が使用され、ここに表示されるカウント数値は前ケース
10Aの表示部20において前記ガラス板22越しに表示され
る(第2図参照)。
前記本体ケース10Bは、その内部に内機ケース14を組
み込むことができるように形成されている。そして本体
ケース10Bの下面には、ガスの入口30及び出口32がそれ
ぞれ形成されている。これらの入口30及び出口32は第5
図及び第6図で示されているように、本体ケース10Bの
通路31,33にそれぞれ連通している。これらの通路31,33
は共に本体ケース10Bの背面側、つまり後ケース10C側に
それぞれ開放されている。
み込むことができるように形成されている。そして本体
ケース10Bの下面には、ガスの入口30及び出口32がそれ
ぞれ形成されている。これらの入口30及び出口32は第5
図及び第6図で示されているように、本体ケース10Bの
通路31,33にそれぞれ連通している。これらの通路31,33
は共に本体ケース10Bの背面側、つまり後ケース10C側に
それぞれ開放されている。
また本体ケース10Bの背面の壁には、第1図から明ら
かなように三個の窓35〜37が形成されている。さらに本
体ケース10Bの四隅には、前記前ケース10Aのねじ孔24と
対応させてビス60の挿通可能な貫通孔34が形成されてい
る(第1図及び第3図参照)。
かなように三個の窓35〜37が形成されている。さらに本
体ケース10Bの四隅には、前記前ケース10Aのねじ孔24と
対応させてビス60の挿通可能な貫通孔34が形成されてい
る(第1図及び第3図参照)。
前記後ケース10Cの内側には第1図、第5及び第6図
から明らかなように、横隔壁38及び縦隔壁40がそれぞれ
形成されている。これらの隔壁38,40により、後ケース1
0Cの内側には三個の部屋42〜44が形成されている。ま
た、この後ケース10Cについてもその四隅には前記前ケ
ース10Aのねじ孔24及び本体ケース10Bの貫通孔34と対応
させてビス60の挿入孔46が形成されている。
から明らかなように、横隔壁38及び縦隔壁40がそれぞれ
形成されている。これらの隔壁38,40により、後ケース1
0Cの内側には三個の部屋42〜44が形成されている。ま
た、この後ケース10Cについてもその四隅には前記前ケ
ース10Aのねじ孔24及び本体ケース10Bの貫通孔34と対応
させてビス60の挿入孔46が形成されている。
前記内機ケース14には、第1図及び第4図〜第6図か
ら明らかなように遮断弁50、切替弁54、圧力スイッチ56
及びその他の関連機器がユニット化された状態で取り付
けられている。また内機ケース14の内部には、第5図及
び第6図で示されているようにフィルター52及びタービ
ン58がこれらもユニット化された状態で組み込まれてい
る。
ら明らかなように遮断弁50、切替弁54、圧力スイッチ56
及びその他の関連機器がユニット化された状態で取り付
けられている。また内機ケース14の内部には、第5図及
び第6図で示されているようにフィルター52及びタービ
ン58がこれらもユニット化された状態で組み込まれてい
る。
次に前記メータケース10の組み付けについて説明す
る。まずガスメータの主要機器である前記遮断弁50、切
替弁54及びタービン58などがユニット化されて組み付け
られた前記内機ケース14及び前記プリント基板16をそれ
ぞれ本体ケース10Bの内部に組み込む。こののち、本体
ケース10Bの前面側及び背面側から前ケース10A及び後ケ
ース10Cをそれぞれ組み付ける。そこで第3図で示され
ているように、後ケース10C側からそのビス挿入孔46及
び本体ケース10Bの貫通孔34を通じて前ケース10Aのねじ
孔24にビス60をねじ込んで締め付ける。このビス60を締
め付けを、本実施例では四箇所においてそれぞれ行うこ
とでメータケース10の組み付けが完了する。
る。まずガスメータの主要機器である前記遮断弁50、切
替弁54及びタービン58などがユニット化されて組み付け
られた前記内機ケース14及び前記プリント基板16をそれ
ぞれ本体ケース10Bの内部に組み込む。こののち、本体
ケース10Bの前面側及び背面側から前ケース10A及び後ケ
ース10Cをそれぞれ組み付ける。そこで第3図で示され
ているように、後ケース10C側からそのビス挿入孔46及
び本体ケース10Bの貫通孔34を通じて前ケース10Aのねじ
孔24にビス60をねじ込んで締め付ける。このビス60を締
め付けを、本実施例では四箇所においてそれぞれ行うこ
とでメータケース10の組み付けが完了する。
次にメータケース10内におけるガスの流れについて簡
単に説明する。まず第5図において本体ケース10Bの前
記入口30から前記通路31に流入したガスは、この通路31
を通って後ケース10Cの三つの部屋42〜44のうち、第1
図において左下に位置する部屋42に流入する。
単に説明する。まず第5図において本体ケース10Bの前
記入口30から前記通路31に流入したガスは、この通路31
を通って後ケース10Cの三つの部屋42〜44のうち、第1
図において左下に位置する部屋42に流入する。
前記部屋42に流入したガスは本体ケース10Bの背面壁
に形成されている窓35〜37のうちの一つの窓35を通って
再び本体ケース10B側に流入する。この本体ケース10B側
に向かうガスは、前記内機ケース14内のフィルター52を
通過して本体ケース10Bの別の窓36から再び後ケース10B
の三つの部屋42〜44のうち第1図において上側に位置す
る部屋43に流入する。
に形成されている窓35〜37のうちの一つの窓35を通って
再び本体ケース10B側に流入する。この本体ケース10B側
に向かうガスは、前記内機ケース14内のフィルター52を
通過して本体ケース10Bの別の窓36から再び後ケース10B
の三つの部屋42〜44のうち第1図において上側に位置す
る部屋43に流入する。
前記部屋43に流入したガスは、この部屋43内において
第1図の右方向に流れ、第6図で示されているように本
体ケース10Bの前記窓36を通過して再び内機ケース14内
に流入する。内機ケース14内に流入したガスは前記ター
ビン58を回転させたのち、本体ケース10Bの残る一つの
窓37を通って後ケース10Cの部屋44に流入する。この部
屋44内に流入したガスは、本体ケース10Bの前記通路33
を通って出口32から送り出される。
第1図の右方向に流れ、第6図で示されているように本
体ケース10Bの前記窓36を通過して再び内機ケース14内
に流入する。内機ケース14内に流入したガスは前記ター
ビン58を回転させたのち、本体ケース10Bの残る一つの
窓37を通って後ケース10Cの部屋44に流入する。この部
屋44内に流入したガスは、本体ケース10Bの前記通路33
を通って出口32から送り出される。
前記ガスの流れに伴うタービン58の回転が磁気センサ
等(図示しない)によって検出され、これに基づくガス
流量の計測値が前記LCD17にデジタル表示される。
等(図示しない)によって検出され、これに基づくガス
流量の計測値が前記LCD17にデジタル表示される。
第2実施例 第7図にフルイディック流量計測方式のガスメータの
内部構造が示され、第8図にその縦断面図が示されてい
る。この第2実施例においてメータケース10は、先に説
明した第1実施例の場合と同様に前ケース10A、本体ケ
ース10B及び後ケース10Cに分割され、これらは図示しな
いビスによって第1実施例の場合と同様に締め付けられ
て組み付けられる。そして本実施例の場合においても、
ガスメーターの主要機器はすべて本体ケース10Bの内部
に組み込まれている。
内部構造が示され、第8図にその縦断面図が示されてい
る。この第2実施例においてメータケース10は、先に説
明した第1実施例の場合と同様に前ケース10A、本体ケ
ース10B及び後ケース10Cに分割され、これらは図示しな
いビスによって第1実施例の場合と同様に締め付けられ
て組み付けられる。そして本実施例の場合においても、
ガスメーターの主要機器はすべて本体ケース10Bの内部
に組み込まれている。
フルイディック流量計測方式について第7図によって
簡単に説明すると、本体ケース10Bの入口30から流入し
たガスは、ノズル70からターゲット72に向けて噴射状に
流れる。ターゲット72に当ったガスは、後壁76の左右い
ずれかの壁面に沿ってポスト74の回りを循環するように
流れる。このガスの流れが前記ノズル70から噴射される
ガスに流体エネルギーを与えることとなる。
簡単に説明すると、本体ケース10Bの入口30から流入し
たガスは、ノズル70からターゲット72に向けて噴射状に
流れる。ターゲット72に当ったガスは、後壁76の左右い
ずれかの壁面に沿ってポスト74の回りを循環するように
流れる。このガスの流れが前記ノズル70から噴射される
ガスに流体エネルギーを与えることとなる。
この結果、噴射されたガスはターゲット72に当った
後、それまでとは反対側の後壁76に沿って流れる。この
繰り返しにより、噴射ノズル70からのガスはターゲット
72の左右両側に交互に流れることとなり、この両側のガ
ス圧を圧力センサなど(図示しない)で検出してガスの
流量が計測される。そして前記後壁76で囲まれた箇所を
通過したガスは遮断弁50を通過して出口32から送り出さ
れる。
後、それまでとは反対側の後壁76に沿って流れる。この
繰り返しにより、噴射ノズル70からのガスはターゲット
72の左右両側に交互に流れることとなり、この両側のガ
ス圧を圧力センサなど(図示しない)で検出してガスの
流量が計測される。そして前記後壁76で囲まれた箇所を
通過したガスは遮断弁50を通過して出口32から送り出さ
れる。
なお、この第2実施例が示されている第7図及び第8
図において、前記第1実施例が示されている第1図〜第
6図と同一もしくは均等構成と考えられる部材には図面
に同一符号を記入して重複する説明は省略する。また、
このことは次図以降で示されている実施例についても同
様の考えで重複する説明は省略する。
図において、前記第1実施例が示されている第1図〜第
6図と同一もしくは均等構成と考えられる部材には図面
に同一符号を記入して重複する説明は省略する。また、
このことは次図以降で示されている実施例についても同
様の考えで重複する説明は省略する。
第3実施例 第9図にフルイディック流量計測方式のガスメータの
別実施例が示され、第10図にその縦断面図が示されてい
る。この第3実施例においてもメータケース10が、前ケ
ース10A、本体ケース10B及び後ケース10Cに分割され、
これらが図示しないビスによって締め付けられて組み付
けられるのは第1,2実施例と同様である。また本実施例
の場合においても、ガスメーターの主要機器はすべて本
体ケース10Bの内部に組み込まれている。
別実施例が示され、第10図にその縦断面図が示されてい
る。この第3実施例においてもメータケース10が、前ケ
ース10A、本体ケース10B及び後ケース10Cに分割され、
これらが図示しないビスによって締め付けられて組み付
けられるのは第1,2実施例と同様である。また本実施例
の場合においても、ガスメーターの主要機器はすべて本
体ケース10Bの内部に組み込まれている。
なお、第2実施例の第7図に示されているノズル70,
ターゲット72、ポスト74及び後壁76などのフルイディッ
ク流量計測としての構成部材は、第9図に示されている
ボックス78内に収められている。
ターゲット72、ポスト74及び後壁76などのフルイディッ
ク流量計測としての構成部材は、第9図に示されている
ボックス78内に収められている。
第4実施例 第11図に膜式流量計測方式のガスメータの内部構造が
示され、第12図に第11図のXII−XII線断面図が示されて
いる。これら第11図及び第12図で示されている第4実施
例においても、メータケース10は前ケース10A、本体ケ
ース10B及び後ケース10Cに分割されている。
示され、第12図に第11図のXII−XII線断面図が示されて
いる。これら第11図及び第12図で示されている第4実施
例においても、メータケース10は前ケース10A、本体ケ
ース10B及び後ケース10Cに分割されている。
ただし、本実施例では前ケース10Aと後ケース10Cとが
直接接合され、かつ図示しないビスの締め付けによって
結合されている。そして本体ケース10Bは、前ケース10A
と後ケース10Cとによって構成された内部の空間に納め
られている。したがってこの第4実施例のメータケース
10については、外観上は二分割なっている。
直接接合され、かつ図示しないビスの締め付けによって
結合されている。そして本体ケース10Bは、前ケース10A
と後ケース10Cとによって構成された内部の空間に納め
られている。したがってこの第4実施例のメータケース
10については、外観上は二分割なっている。
なお膜式流量計測方式について簡単に説明すると、主
として第12図で示されているように前記本体ケース10B
の内部は左右の計量室80に分けられており、各計量室80
の内部はそれぞれダイヤフラム膜82によって二つのチャ
ンバ80a,80bに区画されている。
として第12図で示されているように前記本体ケース10B
の内部は左右の計量室80に分けられており、各計量室80
の内部はそれぞれダイヤフラム膜82によって二つのチャ
ンバ80a,80bに区画されている。
そこで本体ケース10Bの入口30から内部に流入したガ
スが、前記両計量室80におけるチャンバ80a,80bのいず
れか一方に入ると、各ダイヤフラム膜82はチャンバ80a,
80bのガス圧の差によって第12図の左右いずれかの方向
へ作動する。このダイヤフラム膜82の作動により、通常
よく知られている連動機構を通じて第12図に示されてい
るクランク軸86が回転する。このクランク軸86の回転に
連動して前記両計量室80の上部に設けられているそれぞ
れのバルブ84が切替動作する。
スが、前記両計量室80におけるチャンバ80a,80bのいず
れか一方に入ると、各ダイヤフラム膜82はチャンバ80a,
80bのガス圧の差によって第12図の左右いずれかの方向
へ作動する。このダイヤフラム膜82の作動により、通常
よく知られている連動機構を通じて第12図に示されてい
るクランク軸86が回転する。このクランク軸86の回転に
連動して前記両計量室80の上部に設けられているそれぞ
れのバルブ84が切替動作する。
前記バルブ84の切替動作により、両計量室80のそれぞ
れのチャンバ80a,80bは、流入ガス圧を受ける側と流出
ガス圧を受ける側とに交互に切替えられる。これによっ
てダイヤフラム膜82は、ガスが流れている限り第12図の
左右方向にそれぞれ作動する。そしてダイヤフラム膜82
に連動する前記クランク軸86の回転が例えば磁気センサ
などで検出されてガス流量が検出される。
れのチャンバ80a,80bは、流入ガス圧を受ける側と流出
ガス圧を受ける側とに交互に切替えられる。これによっ
てダイヤフラム膜82は、ガスが流れている限り第12図の
左右方向にそれぞれ作動する。そしてダイヤフラム膜82
に連動する前記クランク軸86の回転が例えば磁気センサ
などで検出されてガス流量が検出される。
[発明の効果] 本発明はガスメータの外観がシンプルとなり、外装の
美観を重視するような住宅などに違和感なく適用させる
ことができるとともに、メータケースを組み付けるため
のビスの締め付けを後ケース側からの一方向のみとした
ので、組み付け作業が簡単となり、かつ製造コストの低
減を図ることができるともに、ガスメータ設置後におい
ては不法にメータケースを分解することが困難となると
いった利点を有する。
美観を重視するような住宅などに違和感なく適用させる
ことができるとともに、メータケースを組み付けるため
のビスの締め付けを後ケース側からの一方向のみとした
ので、組み付け作業が簡単となり、かつ製造コストの低
減を図ることができるともに、ガスメータ設置後におい
ては不法にメータケースを分解することが困難となると
いった利点を有する。
第1図は第1実施例のガスメータを表した分解斜視図、
第2図はガスメータの正面図、第3図はガスメータのメ
ータケースを一部破断して表した側面図、第4図はガス
メータの前ケースを取除いた状態で内部を表した正面
図、第5図は第4図のV−V線断面図、第6図は同じく
第4図のVI−VI線断面図、第7図は第2実施例のガスメ
ータを第4図との対応によって表した正面図、第8図は
第7図の縦断面図、第9図は第3実施例のガスメータを
第4図との対応によって表した正面図、第10図は第9図
の縦断面図、第11図は第4実施例のガスメータを第4図
と対応させて表した正面図、第12図は第11図のXII−XII
線断面図である。 10……メータケース 10A……前ケース 10B……本体ケース 10C……後ケース 60……ビス
第2図はガスメータの正面図、第3図はガスメータのメ
ータケースを一部破断して表した側面図、第4図はガス
メータの前ケースを取除いた状態で内部を表した正面
図、第5図は第4図のV−V線断面図、第6図は同じく
第4図のVI−VI線断面図、第7図は第2実施例のガスメ
ータを第4図との対応によって表した正面図、第8図は
第7図の縦断面図、第9図は第3実施例のガスメータを
第4図との対応によって表した正面図、第10図は第9図
の縦断面図、第11図は第4実施例のガスメータを第4図
と対応させて表した正面図、第12図は第11図のXII−XII
線断面図である。 10……メータケース 10A……前ケース 10B……本体ケース 10C……後ケース 60……ビス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 弘一 愛知県名古屋市熱田区桜田町19番18号 東邦瓦斯株式会社内 (72)発明者 水越 二郎 富山県新湊市本江2795番地 東洋ガスメ ータ株式会社内 (72)発明者 堀 富士雄 富山県新湊市本江2795番地 東洋ガスメ ータ株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−97723(JP,U) 実開 昭64−31379(JP,U) 実開 昭57−188118(JP,U) 特公 昭62−41260(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】メータケースがカウント表示部を有する側
の前ケースと、その反対側の後ケースと、これらの間に
位置して主要機器が組み込まれる本体ケースとに分割さ
れ、 前記後ケースから前ケースにまで挿通させたビスの締め
付けによりこれら前ケース、本体ケース及び後ケースが
一体化されたガスメータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22990089A JP2702238B2 (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | ガスメータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22990089A JP2702238B2 (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | ガスメータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0392723A JPH0392723A (ja) | 1991-04-17 |
JP2702238B2 true JP2702238B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=16899489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22990089A Expired - Fee Related JP2702238B2 (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | ガスメータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2702238B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100438090B1 (ko) * | 2001-05-02 | 2004-07-02 | 청주도시가스주식회사 | 가스 계량기 |
JP4267365B2 (ja) * | 2003-05-09 | 2009-05-27 | 東洋ガスメーター株式会社 | ガスメータ |
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