JP2701463B2 - 半加算回路 - Google Patents

半加算回路

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JP2701463B2 JP17670089A JP17670089A JP2701463B2 JP 2701463 B2 JP2701463 B2 JP 2701463B2 JP 17670089 A JP17670089 A JP 17670089A JP 17670089 A JP17670089 A JP 17670089A JP 2701463 B2 JP2701463 B2 JP 2701463B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は半加算回路に関する。より詳細には、電界効
果形トランジスタ(以下、FETと略称する)で構成する
のに適し、低コストで高速な半加算回路に関する。
従来の技術 従来の半加算回路は、CMOS論理ゲートを組合わせて構
成されている。複数ビットの半加算回路は、ビット数に
等しい数の1ビット半加算回路で構成することができ
る。
第5図は、従来の半加算回路の一例を示すブロック図
である。
第5図に示す半加算回路は、4ビットの半加算回路で
あり、1ビット半加算器1〜4を具備する。1ビット半
加算器1は、外部から入力データ信号D1および桁上げ信
号C1を共通の入力とするNORゲート11およびNANDゲート1
2と、NANDゲート12の出力を入力とし桁上げ信号C2を1
ビット半加算器2に出力するNOTゲート13と、NORゲート
11およびNOTゲート13の出力を入力とし、加算データ信
号S1を外部に出力するNORゲート14とを具備する。これ
ら4つのゲートはすべてCMOS論理ゲートである。
1ビット半加算器2〜4も1ビット半加算器1と同一
の構成であり、外部から入力データ信号D2〜D4を、さら
に1ビット半加算器1〜3から桁上げ信号C2〜C4をそれ
ぞれ入力し、桁上げ信号C3〜C5を、さらに加算データ信
号S2〜S4をそれぞれ出力する。
上記の半加算回路の1ビット半加算器1の動作につい
て説明する。
2つの入力、すなわち入力データ信号D1および桁上げ
信号C1が共に論理値“0"のとき、NORゲート11の出力が
論理値“1"となり、NORゲート14の出力、すなわち加算
データ信号S1は論理値“0"となる。また、このとき、NA
NDゲート12の出力は論理値“1"となり、NOTゲート13の
出力、すなわち桁上げ信号C2は論理値“0"となる。
2つの入力D1およびC1のうち、いずれか一方が論理値
“1"、他方が論理値“0"のとき、NORゲート11およびNOT
ゲート13の出力は、共に論理値“0"となるから、加算デ
ータ信号は論理値“1"、桁上げ信号C2は論理値“0"とな
る。
2つの入力D1およびC1が共に論理値“1"のときは、NO
Tゲート13の出力が論理値“1"となるから、加算データ
信号S1は論理値“0"、桁上げ信号C2は論理値“1"とな
る。
1ビット半加算器2〜4も上記と同様に動作する。
周知のように、CMOSの2入力NORゲート、NANDゲート
はそれぞれ4個のFETを要し、同じくNOTゲートは2個の
FETを要する。従って、第5図の半加算回路は、1ビッ
ト当たり14個のFETを要する。nビットの半加算回路で
は必要FET数は14nとなるから、たとえば16ビットの半加
算回路は224個のFETを要する。また、1つの桁上げ信号
が印加されるFET数は出力側4個、入力側4個の合計8
個である。
発明が解決しようとする課題 上述した従来の半加算回路は、1ビット当たりの必要
なFET数が多いので、高価であり、消費電力が大きい。
また、1つの桁上げ信号が多数のFETに印加されるた
め、桁上げ信号に対する負荷容量が大きく、桁上げ信号
の演算時間が長く、動作が遅いという欠点がある。
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解
決した使用するFETの数が少なく、消費電力が小さく、
且つ動作が速い半加算回路を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明に従うと、複数の1ビット半加算器を備え、入
力されたデータ信号と桁上げ信号との加算演算を行い、
加算データ信号と桁上げ信号とを出力する複数ビットの
半加算回路において、 一定の周期で同時にオン/オフする第1および第2の
スイッチ手段と、前記第1のスイッチ手段がオフである
期間のほぼ中間でオフからオンになり、その後前記第1
のスイッチ手段がオフからオンになるより以前にオンか
らオフになる第3のスイッチ手段と、第1のFETと、前
記第1のFETの導電形と異なる導電形の第2のFETと、第
1および第2の制御信号出力端とを備え、前記第3のス
イッチ手段を介して前記第1のFETのソースおよび前記
第1のスイッチ手段を介して前記第2のFETのドレイン
にそれぞれ第1の電源電圧が印加され、前記第2のスイ
ッチ手段を介して前記第1のFETのドレインおよび前記
第2のFETのソースに前記第1の電源電圧と異なる電圧
の第2の電源電圧が印加され、前記第1および第2のFE
Tのゲートに前記入力桁上げ信号が印加され、前記第1
および第2のFETのドレインがそれぞれ前記第1および
第2の制御信号出力端に接続されている制御回路を具備
し、 前記1ビット半加算器が、前記第1および第2のスイ
ッチ手段とほぼ等しい周期で同時にオン/オフする第4
〜7のスイッチ手段と、第3および第4の制御出力端
と、前記第1のFETと等しい導電形で、ソースに前記第
1の制御信号出力端が接続され、ドレインが前記第3の
制御信号出力端および前記第6のスイッチ手段を介して
前記電源の前記第2の端子に接続され、ゲートに前記入
力データ信号が印加される第3のFETと、前記第1のFET
と等しい導電形で、ソースに前記第1の電源電圧が、ド
レインに前記第7のスイッチ手段を介して前記第2の電
源電圧が印加され、ゲートが前記第4の制御出力信号端
に接続されている第4のFETと、前記第2のFETと等しい
導電形で、ソースが前記第2の制御信号出力端に、ドレ
インが前記第4の制御信号出力端にそれぞれ接続され、
ドレインに前記第4のスイッチ手段を介して前記第1の
電源電圧が、ゲートに入力データ信号がそれぞれ印加さ
れる第5のFETと、前記第2のFETと等しい導電形で、ソ
ースに前記第2の電源電圧が、ドレインに前記第5のス
イッチ手段を介して前記第1の電源電圧がそれぞれ共通
に印加され、ドレインが前記加算データ信号端子に共通
に、ゲートがそれぞれ前記第3の制御出力信号端および
前記第4のFETのドレインに接続された第6および第7
のFETとを具備し、 前記第3の制御出力端が上位ビットの1ビット半加算
器の前記第3のFETのソースに、前記第4の制御出力端
が前記第5のFETのソースに接続され、最上位ビットの
1ビット半加算器の前記第4のFETのドレインが、前記
桁上げ信号を出力することを特徴とする半加算回路が提
供される。
作用 本発明の半加算回路は、プリチャージ信号およびイネ
ーブル信号という2つの制御信号を使い、ダイナミック
動作をさせていることにより、出力レベルの変化時にお
いて電源間に貫通電流が流れない。従って、本発明は1
ビット当たりの必要なFET数が少く安価であり、消費電
力が小さい。さらに、1つの桁上げ信号が加わるFET数
が少く、したがって桁上げ信号に対する負荷容量が小さ
いので、桁上げ信号の演算時間が短く動作が速い。
以下、本発明を実施例により、さらに詳しく説明する
が、以下の開示は本発明の単なる実施例に過ぎず、本発
明の技術的範囲をなんら制限するものではない。
実施例1 第1図に、本発明の半加算回路の一実施例の回路図を
示す。
第1図の半加算回路は、4ビットの半加算回路であ
り、1ビット半加算器21〜24と、制御回路20とを具備す
る。1ビット半加算器21〜24は、それぞれ4個のP形FE
Tと5個のN形のFETとを具備する。
1ビット半加算器21は、ソースがそれぞれ電源電圧V
DDおよび電源電圧VSSに接続されているP型FET P1
P2、P3、N型FET N2、N3およびN4と、ゲートがともに入
力データD1の端子に、ソースがそれぞれ制御回路20の桁
上げ信号の出力端および制御信号CL1の出力端に
接続されているN型FET N1およびP型FET P4と、ゲート
がP型FET P2のドレインに、ソースが電源電圧VSSに、
ドレインがN型FET N3のドレインと加算データ信号S1
出力端に、それぞれ接続されているFET N5とを具備す
る。
P型FET P1およびP3のゲートはそれぞれプリチャージ
信号の端子に、ドレインはそれぞれN型のFET N1およ
びN3のドレインに接続されている。N型FET N2およびN4
のゲートはそれぞれプリチャージ信号Pの端子に、ドレ
インはそれぞれP型FET P2およびP4のドレインに接続さ
れている。また、N型FET N1のドレインはP型FET P2
ゲートおよび桁上げ信号の出力端に、P型FET P4
のドレインはN型FET N3のゲートおよび制御信号CL2
出力端に接続されている。
1ビット半加算器22〜24も上記の1ビット半加算器21
と同一の構成であり、入力データ信号D2〜D4、加算デー
タ信号S2〜S4、桁上げ信号
、制御信号CL2〜CL4、CL3〜CL5は、1ビット半加算
器21の入力データ信号D1、加算データ信号S1、桁上げ信
、制御信号CL1、CL2にそれぞれ対応し
ている。また、1ビット半加算器21のP型FET P2に対応
する1ビット半加算回路24のP型FET P32のドレイン
は、次段の4ビット半加算回路の桁上げ信号Ciの端子に
接続され得る桁上げ信号Coの端子に、接続されている。
制御回路20は、ゲートがプリチャージ信号‖の端子
に、ソースが電源電圧VDDに接続されているP型FET P01
と、ゲートがプリチャージ信号Pの端子に、ソースが電
源電圧VSSに接続されているN型FET N02と、ゲートが下
位からの桁上げ信号Ciの端子に共通に接続されているN
型FET N01およびP型FET P02を具備する。
P型FET P01のドレインはそれぞれN型FET N01のドレ
インおよび桁上げ信号の出力端に、N型FET N02
のドレインはP型FET P02のドレインおよび制御信号
の出力端に、接続されている。N型FET N01のソー
スは電源電圧VSSに、P型FET P02のソースはFET P03
ドレインに、P型FET P03のゲートは、イネーブル信号
の端子に、またソースは、電源電圧VDDに、接続され
ている。
以下、第3図を共に参照して、制御回路20の動作につ
いて説明する。第3図は、制御回路20の動作状態をを表
すタイム・チャートである。
プリチャージPは、区間aで論理値“1"、区間b、
c、d、e…‥で論理値“0"をとる。プリチャージ
は、プリチャージ信号Pと逆相の信号である。また、イ
ネーブル信号は、区間aの開始時に論理値“0"から
“1"に区間b、c、d、e…‥のほぼ中間に論理値“1"
から“0"に変わる信号である。
まず、区間aにおける動作について説明する。
この区間で下位からの桁上げ信号Ciを論理値“0"にす
る。P型FET P01がオン、N型FET N01がオフであるか
ら、制御信号の出力端は電源電圧VDDの電位(論
理値“1"の電位)にチャージされる。また、N型FET N
02がオン、P型FET P03がオフであるから、制御信号CL1
の出力端は、電源電圧VSSの電位(論理値“0"の電位)
にチャージされる。このように、区間aは桁上げ信号
および制御信号CL1の各出力端をプリチャージして
制御サイクルの初期状態にセットする区間である。P型
FET P01およびN型FET N02は、このプリチャージ動作を
制御するスイッチとして動作している。
区間b、dは、下位からの桁上げ信号Ciが論理値“1"
である場合の制御区間である。Ciが“1"である場合、P
型FET P01がオフ、N型FET N01がオンであるから、桁上
げ信号の出力端は論理値“0"の電位にチャージさ
れる。また、N型FET N02およびP型FET P02が共にオフ
であるから、制御信号CL1の出力端は論理値“0"の電位
が保持される。
区間c、eは、下位からの桁上げ信号Ciが論理値“0"
である場合の制御区間である。Ciが“0"である場合、P
型FET P01およびN型FET N01が共にオフであるから、桁
上げ信号の出力端は論理値“1"の電位が保持され
る。また、N型FET N02がオフおよびP型FET P02がオン
であるから、イネーブル信号が論理値“0"になると、
制御信号CL1の出力端は論理値“1"の電位にチャージさ
れる。
第4図を共に参照して1ビット半加算器21の動作につ
いて説明する。第4図は、1ビット半加算器21の動作状
態を表すタイム・チャートである。
プリチャージ信号P、、CL1信号および信号
は、第3図と等しいので、説明を省略する。入力データ
信号D1は、区間aのほぼ中間で論理値が変化する信号で
ある。
まず、区間aにおける動作について説明する。
P型FET P1がオン、N型FET N1がオフであるから、桁
上げ信号の出力端は論理値“1"の電位にチャージ
される。また、N型FET N4がオン、P型FET P4がオフで
あるから、制御信号CL2の出力端は論理値“0"の電位に
チャージされる。
さらに、N型FET N2がオン、P型FET P2がオフである
から、N型FET N5はゲートが論理値“0"の電位にチャー
ジされ、オフになる。また、P型FET P3がオン、N型FE
T N3がオフであるから、加算データ信号S1の出力端は論
理値“1"の電位にチャージされる。このように、区間a
は桁上げ信号、制御信号CL2および加算データ信
号S1の各出力端をプリチャージして演算サイクルの初期
状態にセットする区間である。P型FET P1、P型FET
P3、N型FET N2およびN型FET N4は、このプリチャージ
動作を制御するスイッチとして動作している。
区間bは、入力データ信号D1が論理値“1"、桁上げ信
が“0"である場合の演算区間である。P型FET
P1がオフ、N型FET N1がオンであるから、桁上げ信号
の出力端は論理値“0"の電位にチャージされる。ま
た、N型FET N4およびP型FET P4が共にオフであるか
ら、制御信号CL2の出力端には論理値“0"の電位が保持
される。さらに、N型FET N2がオフ、P型FET P2がオン
であるから、N型FET N5はゲートが論理値“1"の電位に
チャージされ、オンになる。また、P型FET P3およびN
型FET N3が共にオフであるから、加算データ信号S1の出
力端は論理値“0"の電位にチャージされる。
区間cは、入力データ信号D1、桁上げ信号が、
共に論理値“0"である場合の演算区間である。P型FET
P1およびN型FET N1が共にオフであり、N型FET N2のソ
ースが論理値“1"であるから、桁上げ信号の出力
端は論理値“1"の電位が保持される。また、N型FET N4
がオフ、P型FET P4がオンであるから、制御信号CL2
出力端は論理値“0"の電位が保持される。さらに、N型
FET N2およびP型FET P2が共にオフであるから、N型FE
T N5はゲートが論理値“0"の電位に保持され、オフのま
まとなる。また、P型FET P3およびN型FET N3が共にオ
フであるから、加算データ信号S1の出力端は論理値“1"
の電位が保持される。
区間dは、入力データ信号D1、桁上げ信号が、
共に論理値“0"である場合の演算区間である。P型FET
P1およびN型FET N1が共にオフであるから、桁上げ信号
の出力端は論理値“1"の電位が保持される。ま
た、N型FET N4がオフ、P型FET P4がオンであるが、P
型FET P4のソースが論理値“0"であるから、制御信号CL
2の出力端は論理値“0"の電位が保持される。したがっ
て、N型FET N2およびP型FET P2が共にオフであるか
ら、N型FET N5はゲートが論理値“0"の電位に保持さ
れ、オフのままとなる。また、P型FET P3およびN型FE
T N3が共にオフであるから、加算データ信号S1の出力端
は論理値“1"の電位が保持される。
区間eは、入力データ信号D1が論理値“0"、桁上げ信
が“1"である場合の演算区間である。P型FET
P1およびN型FET N1が共にオフであるから、桁上げ信号
の出力端は論理値“1"の電位が保持される。ま
た、N型FET N4がオフ、P型FET P4がオンであるから、
制御信号CL1が論理値“1"になると、制御信号CL2の出力
端は論理値“1"にチャージされる。したがって、N型FE
T N2およびP型FET P2が共にオフであるから、N型FET
N5はゲートが論理値“0"の電位に保持され、オフのまま
となる。また、P型FET P3がオフ、N型FET N3がオンで
あるから、加算データ信号S1の出力端は論理値“0"の電
位にチャージされる。
第3図および第4図に図示するように、プリチャージ
信号P、イネーブル信号が、ともに論理チャージ“0"
をタイミングTeで、加算データ信号S1をサンプルする。
なお、区間b、c、dでもタイミングTeに対応するTb
Tc、Tdで、加算データ信号S1をサンプルする。
以上説明したように、本発明の半加算回路では、1ビ
ット半加算器を9個のFETで実現している。また、制御
回路は、5個のFETで構成されている。従って、本実施
例の4ビット半加算回路は、41個のFETで構成されてい
る。この4ビット半加算回路4個からなる16ビット半加
算回路は164個のFETで構成される。また、1つの桁上げ
信号が接続されるFET数は、出力側2個,入力側1〜3
個の合計3〜5個である。
実施例2 第2図に、本発明の半加算回路の他の実施例の回路図
を示す。
第2図の半加算回路は、第1図の半加算回路の1ビッ
トの半加算器21のP型FET P1、P3、N型FET N2、N4、制
御回路20のP型FET P01、P03、N型FET N02に代えて、
他のスイッチ素子SP1、SP3、SN2、SN4、SP01、SP03、SN
02をそれぞれ使用し、また、1ビットの半加算器22〜24
においても同様にFETに代えて他のスイッチ素子を使用
したものである。
本実施例の半加算回路では、上記の各スイッチ素子の
オン/オフを第1図の回路の対応するFETのオン/オフ
に対応させることにより、第3図および第4図のタイム
・チャートと同様の動作をするので、動作説明について
は省略する。
なお、第1図の半加算回路においてP型FET P02
P03、第2図の半加算回路においてはP型FET P02とスイ
ッチ素子SP03の接続位置を入替えても動作は変わらな
い。
発明の効果 以上説明したように本発明の半加算回路は、プリチャ
ージ信号およびイネーブル信号を使い、ダイナミック動
作をさせていることにより、出力レベルの変化時におい
て電源間に貫通電流が流れない。また、1ビット当たり
の必要FET数が少ないので消費電力が小さく、コストも
低い。さらに1つの桁上げ信号が印加されるFET数を少
なくでき、桁上げ信号に対する負荷容量を小さくできる
ので、桁上げ信号の演算時間が短く高速で動作するとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の半加算回路の一実施例を示す回路図
であり、 第2図は、本発明の半加算回路の他の実施例を示す回路
図であり、 第3図は、第1図の半加算回路の制御回路20の動作を表
すタイム・チャートであり、 第4図は、第1図の半加算回路の1ビット半加算器21の
動作を表すタイム・チャートであり、 第5図は、従来の半加算回路の一例を示すブロック図で
ある。 〔主な参照符号〕 20……制御回路、 21〜24……1ビット半加算器, P01〜P03,P1〜P4,N02,N1〜N1〜N5……FET、 P,……プリチャージ信号、 ……イネーブル信号、 Ci,5,Co……桁上げ信号、 D1〜D4……入力データ信号、 S1〜S4……加算データ信号、 CL1〜CL5……制御信号、 VDD,VSS……電源端子、 1〜4……1ビット半加算器、 C1〜C5……桁上げ信号、 11,14……NORゲート、 12……NANDゲート、 13……NOTゲート、 SP01,SP03,SN02,SP1,SP3,SN2,SN4……スイッチ素子。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の1ビット半加算器を備え、入力され
    たデータ信号と桁上げ信号との加算演算を行い、加算デ
    ータ信号と桁上げ信号とを出力する複数ビットの半加算
    回路において、 一定の周期で同時にオン/オフする第1および第2のス
    イッチ手段と、前記第1のスイッチ手段がオフである期
    間のほぼ中間でオフからオンになり、その後前記第1の
    スイッチ手段がオフからオンになるより以前にオンから
    オフになる第3のスイッチ手段と、第1のFETと、前記
    第1のFETの導電形と異なる導電形の第2のFETと、第1
    および第2の制御信号出力端とを備え、前記第3のスイ
    ッチ手段を介して前記第1のFETのソースおよび前記第
    1のスイッチ手段を介して前記第2のFETのドレインに
    それぞれ第1の電源電圧が印加され、前記第2のスイッ
    チ手段を介して前記第1のFETのドレインおよび前記第
    2のFETのソースに前記第1の電源電圧と異なる電圧の
    第2の電源電圧が印加され、前記第1および第2のFET
    のゲートに前記入力桁上げ信号が印加され、前記第1お
    よび第2のFETのドレインがそれぞれ前記第1および第
    2の制御信号出力端に接続されている制御回路を具備
    し、 前記1ビット半加算器が、前記第1および第2のスイッ
    チ手段とほぼ等しい周期で同時にオン/オフする第4〜
    7のスイッチ手段と、第3および第4の制御出力端と、
    前記第1のFETと等しい導電形で、ソースに前記第1の
    制御信号出力端が接続され、ドレインが前記第3の制御
    信号出力端および前記第6のスイッチ手段を介して前記
    電源の前記第2の端子に接続され、ゲートに前記入力デ
    ータ信号が印加される第3のFETと、前記第1のFETと等
    しい導電形で、ソースに前記第1の電源電圧が、ドレイ
    ンに前記第7のスイッチ手段を介して前記第2の電源電
    圧が印加され、ゲートが前記第4の制御出力信号端に接
    続されている第4のFETと、前記第2のFETと等しい導電
    形で、ソースが前記第2の制御信号出力端に、ドレイン
    が前記第4の制御信号出力端にそれぞれ接続され、ドレ
    インに前記第4のスイッチ手段を介して前記第1の電源
    電圧が、ゲートに入力データ信号がそれぞれ印加される
    第5のFETと、前記第2のFETと等しい導電形で、ソース
    に前記第2の電源電圧が、ドレインに前記第5のスイッ
    チ手段を介して前記第1の電源電圧がそれぞれ共通に印
    加され、ドレインが前記加算データ信号端子に共通に、
    ゲートがそれぞれ前記第3の制御出力信号端および前記
    第4のFETのドレインに接続された第6および第7のFET
    とを具備し、 前記第3の制御出力端が上位ビットの1ビット半加算器
    の前記第3のFETのソースに、前記第4の制御出力端が
    前記第5のFETのソースに接続され、最上位ビットの1
    ビット半加算器の前記第4のFETのドレインが、前記桁
    上げ信号を出力することを特徴とする半加算回路。
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