JP2698449B2 - 障害通知ユニット - Google Patents
障害通知ユニットInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 I.実施例と第1図との対応関係 II.実施例の構成および動作 III.実施例のまとめ IV.発明の変形態様 発明の効果 〔概 要〕 二重化されたパッケージの監視を行なう監視システム
の障害通知ユニットに関し、 障害が発生した時点におけるパッケージの運用状態を
判定することを目的とし、 二重化された2つの処理手段のそれぞれについて運用
状態であるか否かを示す運用状態情報を所定の周期で収
集する運用状態情報収集手段と、運用状態情報収集手段
によって一周期前に収集された運用状態情報を格納する
運用状態情報格納手段と、2つの処理手段のそれぞれに
ついて障害が生じているか否かを示す障害情報を周期的
に収集する障害情報収集手段と、障害情報収集手段から
供給される障害情報に基づいて2つの処理手段の何れに
障害が発生したかを判定し、運用状態情報収集手段およ
び運用状態情報格納手段から供給される運用状態情報に
基づいて、障害が発生した時点において、該当する処理
手段が運用状態であったか否かを判定する判定手段とを
備えるように構成する。
の障害通知ユニットに関し、 障害が発生した時点におけるパッケージの運用状態を
判定することを目的とし、 二重化された2つの処理手段のそれぞれについて運用
状態であるか否かを示す運用状態情報を所定の周期で収
集する運用状態情報収集手段と、運用状態情報収集手段
によって一周期前に収集された運用状態情報を格納する
運用状態情報格納手段と、2つの処理手段のそれぞれに
ついて障害が生じているか否かを示す障害情報を周期的
に収集する障害情報収集手段と、障害情報収集手段から
供給される障害情報に基づいて2つの処理手段の何れに
障害が発生したかを判定し、運用状態情報収集手段およ
び運用状態情報格納手段から供給される運用状態情報に
基づいて、障害が発生した時点において、該当する処理
手段が運用状態であったか否かを判定する判定手段とを
備えるように構成する。
本発明は、二重化されたパッケージを監視する監視シ
ステムの障害通知ユニットに関するものである。
ステムの障害通知ユニットに関するものである。
例えば、多重変換装置において、伝送路から収容した
チャネルの回線設定を行なう回線設定部などは、それぞ
れパッケージ化された回路に分割されている。以下、こ
のようなパッケージ化された回路をパッケージと称す
る。
チャネルの回線設定を行なう回線設定部などは、それぞ
れパッケージ化された回路に分割されている。以下、こ
のようなパッケージ化された回路をパッケージと称す
る。
一般に、伝送システムの信頼性の向上のために、上述
した多重変換装置に含まれるパッケージのそれぞれは二
重化されており、一方のパッケージが運用されていると
きに、他方が予備として待機するように構成されてい
る。
した多重変換装置に含まれるパッケージのそれぞれは二
重化されており、一方のパッケージが運用されていると
きに、他方が予備として待機するように構成されてい
る。
第4図に、上述した多重変換装置の各パッケージの障
害監視を行なう監視システムの構成を示す。
害監視を行なう監視システムの構成を示す。
多重変換装置410は、二重化された複数のパッケージ
(例えば回線設定パッケージ411a,411bなど)から構成
されており、一方に障害が生じた際には他方に切り換え
られるようになっている。
(例えば回線設定パッケージ411a,411bなど)から構成
されており、一方に障害が生じた際には他方に切り換え
られるようになっている。
また、この各パッケージは、それぞれのパッケージが
運用中であるか待機中であるかを示す運用状態信号を、
運用状態収集部421に供給している。
運用中であるか待機中であるかを示す運用状態信号を、
運用状態収集部421に供給している。
運用状態収集部421は、この各パッケージから供給さ
れた運用状態信号を順に調べる動作を周期的に行なって
運用状態情報を収集し、この運用状態情報を切替制御部
(図示せず)に供給し、系の切替のトリガを与えてい
る。
れた運用状態信号を順に調べる動作を周期的に行なって
運用状態情報を収集し、この運用状態情報を切替制御部
(図示せず)に供給し、系の切替のトリガを与えてい
る。
また、各パッケージにおいて障害が発生しているか否
かを示す障害情報が、障害情報収集部431に供給されて
おり、障害情報収集部431は、この各パッケージからの
障害情報を同様にして周期的に収集して、デュアルポー
ト(DP)RAM441内に設けた障害情報テーブルに格納す
る。多重変換装置410に備えられた障害通知ユニットの
障害通知部442は、この障害情報テーブルに基づいて障
害の発生などの通知情報を作成し、転送処理部443によ
り、この通知情報をバスを介して監視装置451に供給す
るようになっている。
かを示す障害情報が、障害情報収集部431に供給されて
おり、障害情報収集部431は、この各パッケージからの
障害情報を同様にして周期的に収集して、デュアルポー
ト(DP)RAM441内に設けた障害情報テーブルに格納す
る。多重変換装置410に備えられた障害通知ユニットの
障害通知部442は、この障害情報テーブルに基づいて障
害の発生などの通知情報を作成し、転送処理部443によ
り、この通知情報をバスを介して監視装置451に供給す
るようになっている。
監視装置451は、網内の被監視装置となっている各伝
送装置(例えば、多重変換装置410)からバスを介して
供給される障害情報を収集して保守者に通知していた。
送装置(例えば、多重変換装置410)からバスを介して
供給される障害情報を収集して保守者に通知していた。
ところで、上述した従来方法にあっては、各パッケー
ジの運用状態信号および障害信号は、それぞれ所定の時
間間隔で収集されており、運用状態情報および障害情報
は、障害の発生によるパッケージの切り換えと非同期で
収集されている。このため、あるパッケージに障害が発
生した場合に、障害が発生した時点において、そのパッ
ケージが運用中であったか待機中であったかを判定する
ことができないという問題点があった。
ジの運用状態信号および障害信号は、それぞれ所定の時
間間隔で収集されており、運用状態情報および障害情報
は、障害の発生によるパッケージの切り換えと非同期で
収集されている。このため、あるパッケージに障害が発
生した場合に、障害が発生した時点において、そのパッ
ケージが運用中であったか待機中であったかを判定する
ことができないという問題点があった。
上述したような各パッケージが二重化された多重変換
装置に障害が発生した場合には、『障害が発生したパッ
ケージは障害が発生した時点において運用中であったか
否か』という情報が保守作業を行なう上で重要である。
装置に障害が発生した場合には、『障害が発生したパッ
ケージは障害が発生した時点において運用中であったか
否か』という情報が保守作業を行なう上で重要である。
本発明は、このような点にかんがみて創作されたもの
であり、障害が発生した時点におけるパッケージの運用
状態を判定するようにした障害通知方式を実現したアー
キテクチャを提供することを目的としている。
であり、障害が発生した時点におけるパッケージの運用
状態を判定するようにした障害通知方式を実現したアー
キテクチャを提供することを目的としている。
本発明は、本発明の原理ブロック図である。
図において、運用状態情報収集手段121は、二重化さ
れた2つの処理手段111のそれぞれについて運用状態で
あるか否かを示す運用状態情報を所定の周期で収集す
る。
れた2つの処理手段111のそれぞれについて運用状態で
あるか否かを示す運用状態情報を所定の周期で収集す
る。
運用状態情報格納手段122は、運用状態情報収集手段1
21によって一周期前に収集された運用状態情報を格納す
る。
21によって一周期前に収集された運用状態情報を格納す
る。
障害情報収集手段131は、2つの処理手段111のそれぞ
れについて障害が生じているか否かを示す障害情報を周
期的に収集する。
れについて障害が生じているか否かを示す障害情報を周
期的に収集する。
判定手段141は、障害情報収集手段131から供給される
障害情報に基づいて2つの処理手段111の何れに障害が
発生したかを判定し、運用状態情報収集手段121および
運用状態情報格納手段122から供給される運用状態情報
に基づいて、障害が発生した時点において、該当する処
理手段111が運用状態であったか否かを判定する。
障害情報に基づいて2つの処理手段111の何れに障害が
発生したかを判定し、運用状態情報収集手段121および
運用状態情報格納手段122から供給される運用状態情報
に基づいて、障害が発生した時点において、該当する処
理手段111が運用状態であったか否かを判定する。
障害情報収集手段131により、2つの処理手段111のそ
れぞれについて、所定の周期で障害情報が収集されて判
定手段141に供給される。この障害情報に応じて、判定
手段141により2つの処理手段111のそれぞれについて障
害が発生したか否かが判定され、障害が検出される。
れぞれについて、所定の周期で障害情報が収集されて判
定手段141に供給される。この障害情報に応じて、判定
手段141により2つの処理手段111のそれぞれについて障
害が発生したか否かが判定され、障害が検出される。
また、運用状態情報収集手段121により、2つの処理
手段111のそれぞれについて、所定の周期で運用状態情
報が収集されて判定手段141に供給される。運用状態情
報格納手段122には、運用状態情報収集手段121によって
一周期前に収集された運用状態情報が格納されている。
手段111のそれぞれについて、所定の周期で運用状態情
報が収集されて判定手段141に供給される。運用状態情
報格納手段122には、運用状態情報収集手段121によって
一周期前に収集された運用状態情報が格納されている。
この一周期前の運用状態情報と、運用状態情報収集手
段121から供給された運用状態情報とに基づいて、判定
手段141により、障害が発生した時点において、当該処
理手段111が運用状態であったか否かが判定される。
段121から供給された運用状態情報とに基づいて、判定
手段141により、障害が発生した時点において、当該処
理手段111が運用状態であったか否かが判定される。
本発明にあっては、運用状態情報格納手段122に1周
期前に収集された運用状態情報が格納されており、判定
手段141において、障害が検出された周期における運用
状態情報とこの1周期前の運用状態情報とを関連づける
ことにより、障害が発生した時点において該当する処理
手段111が運用状態であったか否かが判定される。
期前に収集された運用状態情報が格納されており、判定
手段141において、障害が検出された周期における運用
状態情報とこの1周期前の運用状態情報とを関連づける
ことにより、障害が発生した時点において該当する処理
手段111が運用状態であったか否かが判定される。
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に
説明する。
説明する。
第2図は、本発明の一実施例における障害通知ユニッ
トの構成を示す。
トの構成を示す。
I.実施例と第1図との対応関係 ここで、本発明の実施例と第1図との対応関係を示し
ておく。
ておく。
処理手段111は、回線設定パッケージ211a,211bに相当
する。
する。
運用状態情報収集手段121は、運用状態収集部221に相
当する。
当する。
運用状態情報格納手段122は、運用状態テーブル251に
相当する。
相当する。
障害情報収集手段131は、障害情報収集部231に相当す
る。
る。
判定手段141は、判定部252に相当する。
以上のような対応関係があるものとして、以下本発明
の実施例について説明する。
の実施例について説明する。
II.実施例の構成および動作 第2図において、多重変換装置210の回線設定パッケ
ージ211a,211bは、一方が運用されているときに他方が
予備となるように二重化されている。多重変換装置210
のその他のいくつかのパッケージ(図示せず)も同様に
二重化されており、それぞれの運用状態(運用中である
かまたは待機中であるか)を示す運用状態信号を運用状
態収集部221の対応する入力端子に供給している。
ージ211a,211bは、一方が運用されているときに他方が
予備となるように二重化されている。多重変換装置210
のその他のいくつかのパッケージ(図示せず)も同様に
二重化されており、それぞれの運用状態(運用中である
かまたは待機中であるか)を示す運用状態信号を運用状
態収集部221の対応する入力端子に供給している。
また、これらの各パッケージのそれぞれは、障害が生
じたか否かを示す障害信号を障害情報収集部231の対応
する入力端子に供給している。
じたか否かを示す障害信号を障害情報収集部231の対応
する入力端子に供給している。
ここで、各パッケージは、運用中である場合に“1"を
運用状態信号として出力し、待機中である場合に“0"を
出力するように構成されている。また、各パッケージ
は、障害が発生したときに、障害信号として“1"を出力
し、正常な場合は“0"を出力するように構成されてい
る。
運用状態信号として出力し、待機中である場合に“0"を
出力するように構成されている。また、各パッケージ
は、障害が発生したときに、障害信号として“1"を出力
し、正常な場合は“0"を出力するように構成されてい
る。
運用状態収集部221は、各入力端子に供給された各パ
ッケージの運用状態信号を“1"か"0"かのデジタルデー
タとして次々に読み出すことにより、各パッケージに対
応する運用状態情報を収集する。
ッケージの運用状態信号を“1"か"0"かのデジタルデー
タとして次々に読み出すことにより、各パッケージに対
応する運用状態情報を収集する。
以下、このように、複数の入力端子に導入される入力
信号の読み出しを行なうことを、入力端子の走査と称す
る。
信号の読み出しを行なうことを、入力端子の走査と称す
る。
上述した運用状態収集部221による走査と同様に、障
害情報収集部231は各パッケージに対応する入力端子を
走査して、各パッケージに対応する障害情報を収集す
る。
害情報収集部231は各パッケージに対応する入力端子を
走査して、各パッケージに対応する障害情報を収集す
る。
運用状態収集部221および障害情報収集部231によっ
て、このような走査を所定の周期で行なうことにより、
各パッケージの運用状態情報および障害情報を周期的に
収集する。但し、各周期において運用状態情報の収集が
障害情報の収集よりも先に行なわれるようになってい
る。
て、このような走査を所定の周期で行なうことにより、
各パッケージの運用状態情報および障害情報を周期的に
収集する。但し、各周期において運用状態情報の収集が
障害情報の収集よりも先に行なわれるようになってい
る。
第3図に実施例の動作を表すタイミング図を示す。
回線設定パッケージ211aの運用状態信号の変化を第3
図(イ)に示し、障害信号の変化を第3図(ハ)に示
す。また、回線設定パッケージ211bの運用状態信号の変
化を第3図(ロ)に示し、障害信号の変化を第3図
(ニ)に示す。
図(イ)に示し、障害信号の変化を第3図(ハ)に示
す。また、回線設定パッケージ211bの運用状態信号の変
化を第3図(ロ)に示し、障害信号の変化を第3図
(ニ)に示す。
図中の実線の矢印の時点においては、運用状態収集部
221により、回線設定パッケージ211a,211bに対応する入
力端子の走査が行なわれる。また、点線の矢印の時点に
おいては、障害情報収集部231により、回線設定パッケ
ージ211a,211bに対応する入力端子の走査が行なわれ
る。
221により、回線設定パッケージ211a,211bに対応する入
力端子の走査が行なわれる。また、点線の矢印の時点に
おいては、障害情報収集部231により、回線設定パッケ
ージ211a,211bに対応する入力端子の走査が行なわれ
る。
例えば、運用状態収集部221のk回目の走査によっ
て、回線設定パッケージ211aの運用状態情報として
“0",回線設定パッケージ211bの運用状態情報として
“1"が得られる(第3図(イ),(ロ)参照)。一方、
障害情報収集部231のk回目の走査によって、回線設定
パッケージ211aの障害情報として“1",回線設定パッケ
ージ211bの障害情報として“0"が得られる(第3図
(ハ),(ニ)参照)。
て、回線設定パッケージ211aの運用状態情報として
“0",回線設定パッケージ211bの運用状態情報として
“1"が得られる(第3図(イ),(ロ)参照)。一方、
障害情報収集部231のk回目の走査によって、回線設定
パッケージ211aの障害情報として“1",回線設定パッケ
ージ211bの障害情報として“0"が得られる(第3図
(ハ),(ニ)参照)。
このようにして収集された運用状態情報および障害情
報は、デュアルポート(DP)RAM240に供給され、DPRAM2
40の運用状態テーブル242および障害情報テーブル243に
それぞれ格納される。
報は、デュアルポート(DP)RAM240に供給され、DPRAM2
40の運用状態テーブル242および障害情報テーブル243に
それぞれ格納される。
各パッケージに対応する運用状態情報のそれぞれは、
運用状態テーブル242の各パッケージに対応する領域に
格納される。また、同様に、各パッケージに対応する障
害情報のそれぞれは、障害情報テーブル243の各パッケ
ージに対応する領域に格納される。
運用状態テーブル242の各パッケージに対応する領域に
格納される。また、同様に、各パッケージに対応する障
害情報のそれぞれは、障害情報テーブル243の各パッケ
ージに対応する領域に格納される。
この運用状態テーブル242および障害情報テーブル243
の内容は周期的に書き換えられ、それぞれ最新の運用状
態情報と障害情報とが格納される。このとき、運用状態
テーブル242に格納されたいた運用状態情報は、障害通
知部250の運用状態テーブル251に転送されて格納され
る。これにより、運用状態テーブル251には、運用状態
情報収集部221の一周期前に走査によって得られた運用
状態情報が格納されるようになっている。
の内容は周期的に書き換えられ、それぞれ最新の運用状
態情報と障害情報とが格納される。このとき、運用状態
テーブル242に格納されたいた運用状態情報は、障害通
知部250の運用状態テーブル251に転送されて格納され
る。これにより、運用状態テーブル251には、運用状態
情報収集部221の一周期前に走査によって得られた運用
状態情報が格納されるようになっている。
障害通知部250は、判定部252の判定結果に基づいて各
パッケージの運用状態や障害の発生などの通知情報を作
成し、この通知情報を転送処理部253によりバスを介し
て中央監視センタ(図示せず)に転送するように構成さ
れている。
パッケージの運用状態や障害の発生などの通知情報を作
成し、この通知情報を転送処理部253によりバスを介し
て中央監視センタ(図示せず)に転送するように構成さ
れている。
この障害通知部250の判定部252は、DPRAM240の運用状
態テーブル242と運用状態テーブル251とを参照して、各
パッケージの最新の運用状態情報とその1周期前の各パ
ッケージの運用状態情報とに基づいて判定動作を行な
う。
態テーブル242と運用状態テーブル251とを参照して、各
パッケージの最新の運用状態情報とその1周期前の各パ
ッケージの運用状態情報とに基づいて判定動作を行な
う。
以下、判定部252における判定動作について手順ごと
に説明する。
に説明する。
手順 判定部252は、まず、障害情報テーブル243の各パッケ
ージに対応する領域を参照し、各パッケージに対応する
障害情報として“1"が格納されているか否かに基づいて
障害が発生したか否かを判定する。
ージに対応する領域を参照し、各パッケージに対応する
障害情報として“1"が格納されているか否かに基づいて
障害が発生したか否かを判定する。
例えば、障害情報収集部231のk回目の走査、回線設
定パッケージ211aの障害情報“1"が、DPRAM240の障害情
報テーブル243の対応する領域に格納されている(第3
図(ハ)参照)。従って、障害情報テーブル243の回線
設定パッケージ211aに対応する領域を参照することによ
り障害発生を示す“1"が得られるので、判定部252は回
線設定パッケージ211aに障害が発生したと判定する。
定パッケージ211aの障害情報“1"が、DPRAM240の障害情
報テーブル243の対応する領域に格納されている(第3
図(ハ)参照)。従って、障害情報テーブル243の回線
設定パッケージ211aに対応する領域を参照することによ
り障害発生を示す“1"が得られるので、判定部252は回
線設定パッケージ211aに障害が発生したと判定する。
このようにした、判定部252により、回線設定パッケ
ージ211aの障害が、障害情報収集部231のk回目の走査
に対応して検出される。
ージ211aの障害が、障害情報収集部231のk回目の走査
に対応して検出される。
手順 次に、判定部252は、DPRAM240の運用状態テーブル242
および運用状態テーブル251の障害が検出されたパッケ
ージに対応する領域を参照する。
および運用状態テーブル251の障害が検出されたパッケ
ージに対応する領域を参照する。
例えば、上述した手順において、障害情報収集部23
1のk回目の走査に対応して回線設定パッケージ211aの
障害が検出された場合は、判定部252は、運用状態テー
ブル242および運用状態テーブル251の回線設定パッケー
ジ211aに対応する領域を参照する。これにより、運用状
態テーブル242から運用状態収集部221のk回目の走査で
得られた回線設定パッケージ211aの運用状態情報が得ら
れる。また、運用状態テーブル251からk−1回目の走
査で得られた運用状態情報が得られる。
1のk回目の走査に対応して回線設定パッケージ211aの
障害が検出された場合は、判定部252は、運用状態テー
ブル242および運用状態テーブル251の回線設定パッケー
ジ211aに対応する領域を参照する。これにより、運用状
態テーブル242から運用状態収集部221のk回目の走査で
得られた回線設定パッケージ211aの運用状態情報が得ら
れる。また、運用状態テーブル251からk−1回目の走
査で得られた運用状態情報が得られる。
手順 上述した手順において、運用状態テーブル242と運
用状態テーブル251とから得られた運用状態情報の少な
くとも一方が、運用中であることを示す“1"である場合
に、判定部252は障害が検出されたパッケージは障害が
発生した時点において運用中であったと判定する。
用状態テーブル251とから得られた運用状態情報の少な
くとも一方が、運用中であることを示す“1"である場合
に、判定部252は障害が検出されたパッケージは障害が
発生した時点において運用中であったと判定する。
例えば、第3図のA時点において回線設定パッケージ
211aの障害信号は“0"から“1"に変化しており(第3図
(ハ)参照)、このA時点において回線設定パッケージ
211bに切り換えられている。このため、回線設定パッケ
ージ211aの運用状態信号は、A時点において“1"から
“0"に変化し、回線設定パッケージ211bの運用状態信号
は“0"から“1"に変化している(第3図(ロ)参照)。
211aの障害信号は“0"から“1"に変化しており(第3図
(ハ)参照)、このA時点において回線設定パッケージ
211bに切り換えられている。このため、回線設定パッケ
ージ211aの運用状態信号は、A時点において“1"から
“0"に変化し、回線設定パッケージ211bの運用状態信号
は“0"から“1"に変化している(第3図(ロ)参照)。
この場合は、k回目の走査によって得られた運用状態
情報として、“0"が運用状態テーブル242から判定部252
に供給される。一方、k−1回目の走査によって得られ
た運用状態情報として、“1"が運用状態テーブル251か
ら判定部252に供給される。
情報として、“0"が運用状態テーブル242から判定部252
に供給される。一方、k−1回目の走査によって得られ
た運用状態情報として、“1"が運用状態テーブル251か
ら判定部252に供給される。
従って、判定部252は、回線設定パッケージ211aは障
害が発生した時点において運用中であったと判定する。
この場合は、障害通知部250によって、回線設定パッケ
ージ211aが運用中に障害を起こしたことが、例えばコン
ソールのディスプレイ(図示せず)などにより保守者に
通知される。
害が発生した時点において運用中であったと判定する。
この場合は、障害通知部250によって、回線設定パッケ
ージ211aが運用中に障害を起こしたことが、例えばコン
ソールのディスプレイ(図示せず)などにより保守者に
通知される。
逆に、判定部252は、2つの運用状態情報の両方が待
機中であることを示す“0"である場合に、障害が検出さ
れたパッケージは障害が発生した時点において待機中で
あったと判定する。
機中であることを示す“0"である場合に、障害が検出さ
れたパッケージは障害が発生した時点において待機中で
あったと判定する。
例えば、第3図に示した回線設定パッケージ211bの運
用状態信号は、図中のB時点の前後で“0"のまま変化し
ていないが、障害信号は“0"から“1"に変化している
(第3図(ロ),(ニ)参照)。この場合は、回線設定
パッケージ211bの障害は、B時点の後で行なわれる障害
情報収集部231のm回目の走査に対応して検出される。
これに応じて、運用状態テーブル242から運用状態収集
部221のm回目の走査で得られた運用状態情報として
“0"が判定部252に供給される。また、運用状態テーブ
ル251からm−1回目の走査による運用状態情報として
“0"が供給されるので、判定部252は、回線設定パッケ
ージ211bは障害が発生した時点において待機中であった
と判定する。この場合は、障害通知部250の転送処理部2
53によって、回線設定パッケージ211bが待機中に障害を
起こした旨の通知情報がバスを介して中央監視センタに
転送され、例えば中央監視センサのコンソールのディス
プレイなどにより保守者に通知される。
用状態信号は、図中のB時点の前後で“0"のまま変化し
ていないが、障害信号は“0"から“1"に変化している
(第3図(ロ),(ニ)参照)。この場合は、回線設定
パッケージ211bの障害は、B時点の後で行なわれる障害
情報収集部231のm回目の走査に対応して検出される。
これに応じて、運用状態テーブル242から運用状態収集
部221のm回目の走査で得られた運用状態情報として
“0"が判定部252に供給される。また、運用状態テーブ
ル251からm−1回目の走査による運用状態情報として
“0"が供給されるので、判定部252は、回線設定パッケ
ージ211bは障害が発生した時点において待機中であった
と判定する。この場合は、障害通知部250の転送処理部2
53によって、回線設定パッケージ211bが待機中に障害を
起こした旨の通知情報がバスを介して中央監視センタに
転送され、例えば中央監視センサのコンソールのディス
プレイなどにより保守者に通知される。
III.実施例のまとめ 上述したように、運用状態情報収集部221によって収
集された最新の運用状態情報をDPRAM240の運用状態テー
ブル242に格納し、その1周期前の運用状態情報を障害
通知部250の運用状態テーブル251に格納しておく。
集された最新の運用状態情報をDPRAM240の運用状態テー
ブル242に格納し、その1周期前の運用状態情報を障害
通知部250の運用状態テーブル251に格納しておく。
これにより、あるパッケージに障害が発生したとき
に、判定部252において、障害が検出された周期におけ
る運用状態情報とその前の周期の運用状態情報とを関連
づけて、該当するパッケージに障害が発生した時点にお
いてそのパッケージが運用中であったか否かを判定する
ことが可能となる。
に、判定部252において、障害が検出された周期におけ
る運用状態情報とその前の周期の運用状態情報とを関連
づけて、該当するパッケージに障害が発生した時点にお
いてそのパッケージが運用中であったか否かを判定する
ことが可能となる。
これにより、運用中のパッケージに障害が発生した場
合を確実に判定することができ、保守者に通知すること
ができる。
合を確実に判定することができ、保守者に通知すること
ができる。
IV.発明の変形態様 なお、上述した本発明の実施例にあっては、二重化さ
れた回線設定パッケージの監視を行なう場合は考えた
が、監視されるパッケージとしては回線設定パッケージ
に限られない。また、予備となるパッケージが2つ以上
あり、パッケージが多重化されている場合にも適用でき
る。
れた回線設定パッケージの監視を行なう場合は考えた
が、監視されるパッケージとしては回線設定パッケージ
に限られない。また、予備となるパッケージが2つ以上
あり、パッケージが多重化されている場合にも適用でき
る。
上述したように、本発明によれば、障害が検出された
周期の運用状態情報とその一周期前の運用状態情報とを
関連づけることにより、判定手段によって障害が発生し
た時点において該当する処理手段が運用状態であったか
否かを判定することができるので、実用的には極めて有
用である。
周期の運用状態情報とその一周期前の運用状態情報とを
関連づけることにより、判定手段によって障害が発生し
た時点において該当する処理手段が運用状態であったか
否かを判定することができるので、実用的には極めて有
用である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例による障害通知ユニットの構
成図、 第3図は実施例の動作を表すタイミング図、 第4図は従来の監視システムの構成図である。 図において、 111は処理手段、 121は運用状態情報収集手段、 122は運用状態情報格納手段、 131は障害情報収集手段、 141は判定手段、 210は多重変換装置、 211,411は回線設定パッケージ、 221,421は運用状態収集部、 231,431は障害情報収集部、 240,441はDPRAM、 242,251は運用状態テーブル、 243は障害情報テーブル、 250,442は障害通知部、 252は判定部、 253,443は転送処理部、 451は監視装置である。
成図、 第3図は実施例の動作を表すタイミング図、 第4図は従来の監視システムの構成図である。 図において、 111は処理手段、 121は運用状態情報収集手段、 122は運用状態情報格納手段、 131は障害情報収集手段、 141は判定手段、 210は多重変換装置、 211,411は回線設定パッケージ、 221,421は運用状態収集部、 231,431は障害情報収集部、 240,441はDPRAM、 242,251は運用状態テーブル、 243は障害情報テーブル、 250,442は障害通知部、 252は判定部、 253,443は転送処理部、 451は監視装置である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−229502(JP,A) 特開 昭59−49095(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】二重化された2つの処理手段(111)のそ
れぞれについて運用状態であるか否かを示す運用状態情
報を所定の周期で収集する運用状態情報収集手段(12
1)と、 前記運用状態情報収集手段(121)によって一周期前に
収集された運用状態情報を格納する運用状態情報格納手
段(122)と、 前記2つの処理手段(111)のそれぞれについて障害が
生じているか否かを示す障害情報を周期的に収集する障
害情報収集手段(131)と、 前記障害情報収集手段(131)から供給される障害情報
に基づいて、前記2つの処理手段(111)の何れに障害
が発生したかを判定し、前記運用状態情報収集手段(12
1)および前記運用状態情報格納手段(122)から供給さ
れる運用状態情報に基づいて、障害が発生した時点にお
いて、該当する処理手段(111)が運用状態であったか
否かを判定する判定手段(141)と、 を備えるように構成したことを特徴とする障害通知ユニ
ット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23364989A JP2698449B2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 障害通知ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23364989A JP2698449B2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 障害通知ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0396195A JPH0396195A (ja) | 1991-04-22 |
JP2698449B2 true JP2698449B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=16958354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23364989A Expired - Fee Related JP2698449B2 (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | 障害通知ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2698449B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5028998B2 (ja) * | 2006-12-22 | 2012-09-19 | 富士通株式会社 | 情報記憶装置の制御方法、情報記憶装置、制御プログラム及び記録媒体 |
-
1989
- 1989-09-08 JP JP23364989A patent/JP2698449B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0396195A (ja) | 1991-04-22 |
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |