JP2698161B2 - ターンテーブルを有する電気装置 - Google Patents
ターンテーブルを有する電気装置Info
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- turntable
- time
- heating
- timer
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はターンテーブルを有する電子レンジ等の電気
装置に関する。
装置に関する。
(ロ) 従来の技術 実公昭47−8293号公報には、ターンテーブル上に載置
した食品の加熱庫内での位置が、加熱終了時にも同じと
なるように構成した電子レンジが開示されている。従っ
て、食品を上記ターンテーブル上に載置する際に、載置
し易い加熱庫内の前寄りのターンテーブル上に食品を載
置した場合、加熱終了時にも食品を加熱庫内の前寄りに
位置するようにターンテーブル停止がなされるため、タ
ーンテーブルからの食品の取出しは載置と同様にやり易
い。
した食品の加熱庫内での位置が、加熱終了時にも同じと
なるように構成した電子レンジが開示されている。従っ
て、食品を上記ターンテーブル上に載置する際に、載置
し易い加熱庫内の前寄りのターンテーブル上に食品を載
置した場合、加熱終了時にも食品を加熱庫内の前寄りに
位置するようにターンテーブル停止がなされるため、タ
ーンテーブルからの食品の取出しは載置と同様にやり易
い。
しかるに、この場合、加熱が丁度終了した時点におい
て食品が僅かに載置時の位置を過ぎた状況にあっては、
ターンテーブルは加熱終了後も殆ど一回転に回転するこ
とになり、この間食品を取出すのを待たねばならず、こ
の時の待ち時間が長く感じられる。
て食品が僅かに載置時の位置を過ぎた状況にあっては、
ターンテーブルは加熱終了後も殆ど一回転に回転するこ
とになり、この間食品を取出すのを待たねばならず、こ
の時の待ち時間が長く感じられる。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 本発明は、ターンテーブルの回転停止位置制御の機能
を有し、所望時(加熱終了時等)における物体のターン
テーブル上からの取出しを容易とした上に、斯る取出し
が所望時に迅速に行なえるようにするものである。
を有し、所望時(加熱終了時等)における物体のターン
テーブル上からの取出しを容易とした上に、斯る取出し
が所望時に迅速に行なえるようにするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、被加熱物を収納する収納庫と、該収納庫内
の被加熱物を加熱する加熱源と、上記収納庫内に配置さ
れ、上記被加熱物を載置して回転せしめるターンテーブ
ルと、該ターンテーブルを駆動するモータと、加熱開始
時から時計動作するタイマーを有し、加熱開始から上記
モータへ通電して上記ターンテーブルを回転させる制御
部とを備えたものにおいて、上記制御部は、加熱終了時
に上記タイマーの計時が上記ターンテーブルの一回転す
る時間の略自然数倍の時間或いは該略自然数倍の時間を
中心としたその前後の所定時間の範囲内であれば上記モ
ータへの通電を停止してターンテーブルの回転を停止さ
せ、また加熱終了時に上記タイマーの計時が上記所定時
間の範囲外であれば上記タイマーの計時が上記所定時間
の範囲内に到達するまで上記モータへの通電を継続して
上記ターンテーブルの回転を継続させることを特徴とす
る (ホ)作 用 加熱終了時、ターンテーブルに載置した被加熱物の位
置が、加熱開始時と同じ位置でなく、その付近であって
も、制御部は、モータへの通電を停止してターンテーブ
ルの回転を直ちに停止するので、被加熱物の迅速な取り
出しが行える。
の被加熱物を加熱する加熱源と、上記収納庫内に配置さ
れ、上記被加熱物を載置して回転せしめるターンテーブ
ルと、該ターンテーブルを駆動するモータと、加熱開始
時から時計動作するタイマーを有し、加熱開始から上記
モータへ通電して上記ターンテーブルを回転させる制御
部とを備えたものにおいて、上記制御部は、加熱終了時
に上記タイマーの計時が上記ターンテーブルの一回転す
る時間の略自然数倍の時間或いは該略自然数倍の時間を
中心としたその前後の所定時間の範囲内であれば上記モ
ータへの通電を停止してターンテーブルの回転を停止さ
せ、また加熱終了時に上記タイマーの計時が上記所定時
間の範囲外であれば上記タイマーの計時が上記所定時間
の範囲内に到達するまで上記モータへの通電を継続して
上記ターンテーブルの回転を継続させることを特徴とす
る (ホ)作 用 加熱終了時、ターンテーブルに載置した被加熱物の位
置が、加熱開始時と同じ位置でなく、その付近であって
も、制御部は、モータへの通電を停止してターンテーブ
ルの回転を直ちに停止するので、被加熱物の迅速な取り
出しが行える。
(ヘ) 実施例 第1図及び第2図は本発明実施例の電子レンジの構造
を示し、マグネトロン(1)からマイクロ波が供給され
前面開口がドア(2)にて開閉される収納庫即ち加熱庫
(3)には、その底部において載置被加熱物即ち食品
(4)を回転せしめるターンテーブル(5)が配置され
ている。該ターンテーブルは上記加熱庫(3)の下側に
固定された減速機内蔵同期モータ(6)の出力軸(7)
に係合連結されており、上記同期モータ(6)の駆動に
より上記ターンテーブル(5)の回転がなされる。
を示し、マグネトロン(1)からマイクロ波が供給され
前面開口がドア(2)にて開閉される収納庫即ち加熱庫
(3)には、その底部において載置被加熱物即ち食品
(4)を回転せしめるターンテーブル(5)が配置され
ている。該ターンテーブルは上記加熱庫(3)の下側に
固定された減速機内蔵同期モータ(6)の出力軸(7)
に係合連結されており、上記同期モータ(6)の駆動に
より上記ターンテーブル(5)の回転がなされる。
第3図は上記電子レンジの回転を示し、電子レンジの
制御を司る制御部としてのマイクロコンピュータ(8)
が設けられている。そして、斯るマイクロコンピュータ
(8)は、加熱条件などを設定するキーボード(9)、
上記ドア(2)の開閉に応動してオフ、オンするドアス
イッチ(10)、及び商用電源を入力し該電源と同一の周
波数のパルスを発生するパルス発生器(11)等より各種
所望信号を入力し、マイクロ波加熱を行なうべくマイク
ロ波を発振する上記マグネトロン(1)、及び上記ター
ンテーブル(5)を回転するための上記同期モータ
(6)等を出力制御する。
制御を司る制御部としてのマイクロコンピュータ(8)
が設けられている。そして、斯るマイクロコンピュータ
(8)は、加熱条件などを設定するキーボード(9)、
上記ドア(2)の開閉に応動してオフ、オンするドアス
イッチ(10)、及び商用電源を入力し該電源と同一の周
波数のパルスを発生するパルス発生器(11)等より各種
所望信号を入力し、マイクロ波加熱を行なうべくマイク
ロ波を発振する上記マグネトロン(1)、及び上記ター
ンテーブル(5)を回転するための上記同期モータ
(6)等を出力制御する。
第4図は上記マイクロコンピュータ(8)に組込まれ
た制御プログラムの流れを示し、以下同図に沿って電子
レンジ動作を詳述する。
た制御プログラムの流れを示し、以下同図に沿って電子
レンジ動作を詳述する。
電子レンジへの商用電源投入に従ってまずS1ステップ
が実行され、上記パルス発生器(11)からのパルスに基
づいて電源周波数が50Hzか60Hzのいずれであるかが判別
される。上記S1ステップにて60Hzが判明されるとS2ステ
ップが実行され、50Hzが判別されるとS3ステップが実行
される。これらS2、S3の各ステップでは、上記同期モー
タ(6)の駆動により回転する上記ターンテーブル
(5)が一回転するのに要する時間がコンピュータ
(8)内のターンテーブルサイクルレジスタTCYCにセッ
トされる。
が実行され、上記パルス発生器(11)からのパルスに基
づいて電源周波数が50Hzか60Hzのいずれであるかが判別
される。上記S1ステップにて60Hzが判明されるとS2ステ
ップが実行され、50Hzが判別されるとS3ステップが実行
される。これらS2、S3の各ステップでは、上記同期モー
タ(6)の駆動により回転する上記ターンテーブル
(5)が一回転するのに要する時間がコンピュータ
(8)内のターンテーブルサイクルレジスタTCYCにセッ
トされる。
ここに、上記同期モータ(6)は印加される商用電源
の周波数が一定であると、回転速度が一定であると云う
特性があり、上記ターンテーブル(5)が一回転する時
間は一定となる。この場合、電源周波数が60Hzであると
ターンテーブル(5)の一回転時間は10秒であり、又50
Hzに対しては12秒である。
の周波数が一定であると、回転速度が一定であると云う
特性があり、上記ターンテーブル(5)が一回転する時
間は一定となる。この場合、電源周波数が60Hzであると
ターンテーブル(5)の一回転時間は10秒であり、又50
Hzに対しては12秒である。
従って、上記S2ステップでは60Hzに応じて10秒がター
ンテーブルサイクルレジスタTCYCにセットされ、又上記
S3ステップでは50Hzに応じて12秒がセットされる。
ンテーブルサイクルレジスタTCYCにセットされ、又上記
S3ステップでは50Hzに応じて12秒がセットされる。
続いで、S4ステップが実行された後、S5、S6の各ステ
ップが循環実行される。S4ステップでは、上記ターンテ
ーブルサイクルレジスタTCYCを除くコンピュータ(8)
内の書替え可能な全ての領域が初期化される。S5ステッ
プでは上記キーボード(9)での操作設定情報が入力さ
れ、S6ステップでは斯る入力によりキーボード(9)で
スタートキーが操作されたか否かが判断される。
ップが循環実行される。S4ステップでは、上記ターンテ
ーブルサイクルレジスタTCYCを除くコンピュータ(8)
内の書替え可能な全ての領域が初期化される。S5ステッ
プでは上記キーボード(9)での操作設定情報が入力さ
れ、S6ステップでは斯る入力によりキーボード(9)で
スタートキーが操作されたか否かが判断される。
而して、マイクロ波時間加熱を行なうに際し、ターン
テーブル(5)に食品(4)を載せドア(2)を閉じ、
上記キーボード(9)にて所望マイクロ波加熱時間を設
定してスタートキーを操作する。すると、これら情報が
入力され、その後S7、S8の各ステップが実行される。S7
ステップでは、コンピュータ(8)内のターンテーブル
タイマT・TIMEにターンテーブルサイクルレジスタTCYC
の内容即ち一回転時間が記憶される。この場合サイクル
レジスタTCYCの内容はクリアされない。S8ステップで
は、上記同期モータ(6)に商用電源が印加されターン
テーブル(5)が回転し始め、且つ上記マグネトロン
(1)が駆動され食品(4)のマイクロ波加熱が開始さ
れる。この時、食品(4)はターンテーブル(5)で回
転されるため、均一に加熱される。更にS8ステップでは
加熱経過時間の計時が開始される。
テーブル(5)に食品(4)を載せドア(2)を閉じ、
上記キーボード(9)にて所望マイクロ波加熱時間を設
定してスタートキーを操作する。すると、これら情報が
入力され、その後S7、S8の各ステップが実行される。S7
ステップでは、コンピュータ(8)内のターンテーブル
タイマT・TIMEにターンテーブルサイクルレジスタTCYC
の内容即ち一回転時間が記憶される。この場合サイクル
レジスタTCYCの内容はクリアされない。S8ステップで
は、上記同期モータ(6)に商用電源が印加されターン
テーブル(5)が回転し始め、且つ上記マグネトロン
(1)が駆動され食品(4)のマイクロ波加熱が開始さ
れる。この時、食品(4)はターンテーブル(5)で回
転されるため、均一に加熱される。更にS8ステップでは
加熱経過時間の計時が開始される。
そして、S9〜S14の各ステップが循環実行される。S9
ステップでは、S8ステップで計時開始された加熱経過時
間が上記所望マイクロ波加熱時間に到達したか否かが判
断される。到達判断がなされた場合は、斯る判断はS4ス
テップで初期化されるまで残る。S10ステップではター
ンテーブル(5)が回動中であるか否かが判断される。
S11ステップでは上記ターンテーブルタイマT・TIMEに
おける減時が開始され、S12ステップでは斯る減時によ
りターンテーブルタイマT・TIMEの内容が0になったか
否かが判断される。S13ステップではコンピュータ
(8)内の終了フラグENDF及び中断フラグINTの内少な
くとも一方がセットされているか否かが判断される。S1
4ステップではドア(2)開によるドアスイッチ(10)
のオフやキーボード(9)でのストップキーの操作等に
より加熱中断指令が発生したか否かが判断される。
ステップでは、S8ステップで計時開始された加熱経過時
間が上記所望マイクロ波加熱時間に到達したか否かが判
断される。到達判断がなされた場合は、斯る判断はS4ス
テップで初期化されるまで残る。S10ステップではター
ンテーブル(5)が回動中であるか否かが判断される。
S11ステップでは上記ターンテーブルタイマT・TIMEに
おける減時が開始され、S12ステップでは斯る減時によ
りターンテーブルタイマT・TIMEの内容が0になったか
否かが判断される。S13ステップではコンピュータ
(8)内の終了フラグENDF及び中断フラグINTの内少な
くとも一方がセットされているか否かが判断される。S1
4ステップではドア(2)開によるドアスイッチ(10)
のオフやキーボード(9)でのストップキーの操作等に
より加熱中断指令が発生したか否かが判断される。
上記S9〜S14ステップの循環実行において、ターンテ
ーブルタイマT・TIMEでの減時が進み、その内容が0と
なると、上記循環実行がS12ステップで終り、次いでS1
5、S16の各ステッピが実行され、そして上記S14ステッ
プが実行される。S15ステップでは上記ターンテーブル
タイマT・TIMEでの減時動作が終了され、その後S7ステ
ップと同様に斯るタイマT・TIMEに再び上記ターンテー
ブルサイクルレジスタTCYCの内容が記憶される。この場
合も斯るレジスタTCYCの内容はクリアされない。S16ス
テップS13ステップと同じである。
ーブルタイマT・TIMEでの減時が進み、その内容が0と
なると、上記循環実行がS12ステップで終り、次いでS1
5、S16の各ステッピが実行され、そして上記S14ステッ
プが実行される。S15ステップでは上記ターンテーブル
タイマT・TIMEでの減時動作が終了され、その後S7ステ
ップと同様に斯るタイマT・TIMEに再び上記ターンテー
ブルサイクルレジスタTCYCの内容が記憶される。この場
合も斯るレジスタTCYCの内容はクリアされない。S16ス
テップS13ステップと同じである。
而して、タイマT・TIMEの内容は0でなくなるから再
びS9〜S14ステップが循環実行される。以後、S9〜S14ス
テップの循環実行中、タイマT・TIMEの内容が0となる
度にS15、S16ステップが実行される。
びS9〜S14ステップが循環実行される。以後、S9〜S14ス
テップの循環実行中、タイマT・TIMEの内容が0となる
度にS15、S16ステップが実行される。
そして、このような状態が続くうちに加熱が進み、や
がて加熱経過時間が所望マイクロ波加熱時間に到達する
と、上記循環実行がS9ステップで終り、次いでS17、S18
の各ステップが実行される。S17ステップでは終了フラ
グENDFがセットされ、S18ステップでは、上記加熱経過
時間の計時が終了されると供にその計時内容がクリアさ
れ、且つマグネトロン(1)が駆動停止されマイクロ波
加熱が終了する。
がて加熱経過時間が所望マイクロ波加熱時間に到達する
と、上記循環実行がS9ステップで終り、次いでS17、S18
の各ステップが実行される。S17ステップでは終了フラ
グENDFがセットされ、S18ステップでは、上記加熱経過
時間の計時が終了されると供にその計時内容がクリアさ
れ、且つマグネトロン(1)が駆動停止されマイクロ波
加熱が終了する。
そして、この時丁度ターンテーブルタイマT・TIMEの
内容が0となる状況であると、その後S10、S11、S12、S
15、S16の各ステップの実行がなされ、次いでS19、S20
の各ステップが実行される。S19ステップでは同期モー
タ(6)への電源印加が停止されターンテーブル(5)
が直ちに回転停止する。S20ステップでは終了フラグEND
Fのセットの有無が判断される。今の場合終了フラグEND
FはS17ステップでセットされているため、その後S4ステ
ップが実行され、S5、S6ステップが循環実行される状態
となり、次の加熱のためのキー操作を持つ。
内容が0となる状況であると、その後S10、S11、S12、S
15、S16の各ステップの実行がなされ、次いでS19、S20
の各ステップが実行される。S19ステップでは同期モー
タ(6)への電源印加が停止されターンテーブル(5)
が直ちに回転停止する。S20ステップでは終了フラグEND
Fのセットの有無が判断される。今の場合終了フラグEND
FはS17ステップでセットされているため、その後S4ステ
ップが実行され、S5、S6ステップが循環実行される状態
となり、次の加熱のためのキー操作を持つ。
ここに、ターンテーブル(5)は加熱終了と同時に回
転停止し、この場合ターンテーブル(5)は丁度自然数
回回転した状態にある。即ちタイマT・TIMEがターンテ
ーブルサイクルレジスタTCYCの内容(一回転時間)を自
然数回減時した状態にある。従って、加熱のために食品
(4)をターンテーブル(5)上に載置する際、食品
(4)を載置し易い加熱庫(3)内の前寄りのターンテ
ーブル(5)上に載置した場合には、ターンテーブル
(5)の回転停止時にも食品(4)は加熱庫(3)内の
前寄りの同位置に至るため、食品(3)のターンテーブ
ル(5)からの取出しは載置時と同様にやり易い。
転停止し、この場合ターンテーブル(5)は丁度自然数
回回転した状態にある。即ちタイマT・TIMEがターンテ
ーブルサイクルレジスタTCYCの内容(一回転時間)を自
然数回減時した状態にある。従って、加熱のために食品
(4)をターンテーブル(5)上に載置する際、食品
(4)を載置し易い加熱庫(3)内の前寄りのターンテ
ーブル(5)上に載置した場合には、ターンテーブル
(5)の回転停止時にも食品(4)は加熱庫(3)内の
前寄りの同位置に至るため、食品(3)のターンテーブ
ル(5)からの取出しは載置時と同様にやり易い。
上記マイクロ波加熱の終了時にはターンテーブルタイ
マT・TIMEの内容が0にない場合には、S17、S18、S10
〜S12の各ステップが実行された後S13ステップが実行さ
れる。この時終了フラグENDFがセットされているため、
その後S21ステップが実行される。斯るS21ステップで
は、タイマT・TIMEの内容がサイクルレジスタTCYCの内
容の1/4以下であるか、又は、サイクルレジスタTCYCの
内容の3/4以上であるか否かが判断される。これは、タ
ーンテーブル(5)が任意の自然数回回転した上で更に
1/4回以下又は3/4回以上の範囲で回転しているか否かの
判断に相当する。
マT・TIMEの内容が0にない場合には、S17、S18、S10
〜S12の各ステップが実行された後S13ステップが実行さ
れる。この時終了フラグENDFがセットされているため、
その後S21ステップが実行される。斯るS21ステップで
は、タイマT・TIMEの内容がサイクルレジスタTCYCの内
容の1/4以下であるか、又は、サイクルレジスタTCYCの
内容の3/4以上であるか否かが判断される。これは、タ
ーンテーブル(5)が任意の自然数回回転した上で更に
1/4回以下又は3/4回以上の範囲で回転しているか否かの
判断に相当する。
而して、今の場合タイマT・TIMEの内容がTCYC/4以下
又はTCYC・3/4以上であるとすると、S21ステップの後S1
9ステップが実行され、ターンテーブル(5)が直ちに
回転停止する。
又はTCYC・3/4以上であるとすると、S21ステップの後S1
9ステップが実行され、ターンテーブル(5)が直ちに
回転停止する。
ここに、タイマT・TIMEの内容がTCYC/4以下又はTCYC
・3/4以上である場合には、ターンテーブル(5)の回
転開始時(加熱開始時)の最前点が任意の自然数回回転
した更に1/4回以下又は3/4回以上回転した状況にあり、
上記最前点はターンテーブル(5)の円周上の前寄り半
分部分(第2図矢印W範囲)におけるいずれかの点に位
置している。従って、食品(4)も、ターンテーブル
(5)上の前寄りの上記最前点に近い部分に載置したも
のであると、ターンテーブル(5)上の前寄り半分部分
(第2図斜線W′範囲)において停止位置することにな
り、食品(4)は載置時と同位置ではないものの斯る位
置に近い前寄りに位置するため、食品(4)の取出しは
依然としてやり易い。
・3/4以上である場合には、ターンテーブル(5)の回
転開始時(加熱開始時)の最前点が任意の自然数回回転
した更に1/4回以下又は3/4回以上回転した状況にあり、
上記最前点はターンテーブル(5)の円周上の前寄り半
分部分(第2図矢印W範囲)におけるいずれかの点に位
置している。従って、食品(4)も、ターンテーブル
(5)上の前寄りの上記最前点に近い部分に載置したも
のであると、ターンテーブル(5)上の前寄り半分部分
(第2図斜線W′範囲)において停止位置することにな
り、食品(4)は載置時と同位置ではないものの斯る位
置に近い前寄りに位置するため、食品(4)の取出しは
依然としてやり易い。
そして、このように、加熱終了時においては、ターン
テーブル(5)は任意の自然数回回転し更に1/4回以下
又は3/4回以上回転していてもその時点で直ちに回転停
止するため、食品(4)を迅速に取出すことができる。
テーブル(5)は任意の自然数回回転し更に1/4回以下
又は3/4回以上回転していてもその時点で直ちに回転停
止するため、食品(4)を迅速に取出すことができる。
このようにS21ステップの後実行されターンテーブル
(5)が回転停止されたS19ステップは、本発明の停止
手段に相当する。
(5)が回転停止されたS19ステップは、本発明の停止
手段に相当する。
上記S21ステップ否定判断がなされた場合には、次い
でS22ステップが実行され、中断フラグINTのセットの有
無が判断される。今の場合セット無であるため、次いで
S14ステップが実行され、その後S9、S17、S18、S10、S1
1、S12、S13、S21、S22、S14ステップが循環実行され
る。この間ターンテーブル(5)は回動し続け、そして
斯る回動継続の結果S21ステップで肯定判断されると、
既述の通りターンテーブル(5)は回動停止する。
でS22ステップが実行され、中断フラグINTのセットの有
無が判断される。今の場合セット無であるため、次いで
S14ステップが実行され、その後S9、S17、S18、S10、S1
1、S12、S13、S21、S22、S14ステップが循環実行され
る。この間ターンテーブル(5)は回動し続け、そして
斯る回動継続の結果S21ステップで肯定判断されると、
既述の通りターンテーブル(5)は回動停止する。
又、上記加熱中、食品(4)の加熱状況を確認するな
どのために加熱を中断する場合には、ドア(2)を開け
るかキーボード(9)にてストップキーを操作する。す
ると、S9〜S14ステップの循環実行がS14ステップにて終
り、次いでS23ステップが実行される。斯るS23ステップ
では、中断フラグINTがセットされ、且つ上記加熱経過
時間の計時が中断されると共にマグネトロン(1)が駆
動停止されマイクロ波加熱が中断する。而して、斯る中
断時に、丁度タイマT・TIMEの内容が0となっているの
であれば、S10、S11、S12、S15、S16、S19、S20、S22、
S24の各ステップが一回循環実行され、ターンテーブル
(5)は直ちに回転停止する。その後S10、S24ステップ
が循環実行される。又、タイマT・TIMEの内容がTCYC/4
以下がTCYC・3/4以上であるなら、S10、S11、S12、S1
3、S21、S19、S20、S22、S24の各ステップが一回循環実
行され、この時もターンテーブル(5)は直ちに回転停
止する。その後同様にS10、S24ステップが循環実行され
る。又、タイマT・TIMEの内容がTCYC/4以下でもTCYC・
3/4以上でもないなら、S10、S11、S12、S13、S21、S2
2、S24の各ステップが循環実行され、やがてS21ステッ
プで肯定判断がなされるとターンテーブル(5)が回転
停止され、その後同様にS10、S24ステップが循環実行さ
れる。上記S24ステップではキーボード(9)でのスタ
ートキーの操作の有無が判断される。
どのために加熱を中断する場合には、ドア(2)を開け
るかキーボード(9)にてストップキーを操作する。す
ると、S9〜S14ステップの循環実行がS14ステップにて終
り、次いでS23ステップが実行される。斯るS23ステップ
では、中断フラグINTがセットされ、且つ上記加熱経過
時間の計時が中断されると共にマグネトロン(1)が駆
動停止されマイクロ波加熱が中断する。而して、斯る中
断時に、丁度タイマT・TIMEの内容が0となっているの
であれば、S10、S11、S12、S15、S16、S19、S20、S22、
S24の各ステップが一回循環実行され、ターンテーブル
(5)は直ちに回転停止する。その後S10、S24ステップ
が循環実行される。又、タイマT・TIMEの内容がTCYC/4
以下がTCYC・3/4以上であるなら、S10、S11、S12、S1
3、S21、S19、S20、S22、S24の各ステップが一回循環実
行され、この時もターンテーブル(5)は直ちに回転停
止する。その後同様にS10、S24ステップが循環実行され
る。又、タイマT・TIMEの内容がTCYC/4以下でもTCYC・
3/4以上でもないなら、S10、S11、S12、S13、S21、S2
2、S24の各ステップが循環実行され、やがてS21ステッ
プで肯定判断がなされるとターンテーブル(5)が回転
停止され、その後同様にS10、S24ステップが循環実行さ
れる。上記S24ステップではキーボード(9)でのスタ
ートキーの操作の有無が判断される。
ここに、上記ターンテーブル(5)の回転停止のタイ
ミングは、加熱終了時の場合と同じであることが分り、
よって食品(4)の取出し易さ及び食品(4)の取出し
における迅速性は既述の通りである。
ミングは、加熱終了時の場合と同じであることが分り、
よって食品(4)の取出し易さ及び食品(4)の取出し
における迅速性は既述の通りである。
上記S10、S24 ステップの循環実行において、食品
(4)の状況を確認し、ドア(2)を閉じた状態でスタ
ートキーを再度操作すると、以後上記S8ステップ以降が
実行される。従って残りの加熱の実行及びターンテーブ
ル(5)の動作は既述の通りである。
(4)の状況を確認し、ドア(2)を閉じた状態でスタ
ートキーを再度操作すると、以後上記S8ステップ以降が
実行される。従って残りの加熱の実行及びターンテーブ
ル(5)の動作は既述の通りである。
(ト) 発明の効果 本発明によれば、ターンテーブルの回転停止位置制御
の機能を有する構成において、所望時(加熱終了時等)
における物体のターンテーブル上からの取出しを容易に
できる上に、斯る取出しを所望時に迅速に行なうことが
できる。
の機能を有する構成において、所望時(加熱終了時等)
における物体のターンテーブル上からの取出しを容易に
できる上に、斯る取出しを所望時に迅速に行なうことが
できる。
更に、本実施例においては、斯る取出しの容易性及び
迅速性は、マイクロコンピュータの、ターンテーブルの
一回転時間に係る制御に基づいて行なうものであり、従
って構造上何ら複雑になるものでもない。
迅速性は、マイクロコンピュータの、ターンテーブルの
一回転時間に係る制御に基づいて行なうものであり、従
って構造上何ら複雑になるものでもない。
図面は本発明実施例の電子レンジに係り、第1図は正面
断面図、第2図は平面断面図、第3図は回路図、第4図
は制御プログラムの流れ図である。 (3)……加熱庫、(5)……ターンテーブル、(6)
……同期モータ、(8)……マイクロコンピュータ。
断面図、第2図は平面断面図、第3図は回路図、第4図
は制御プログラムの流れ図である。 (3)……加熱庫、(5)……ターンテーブル、(6)
……同期モータ、(8)……マイクロコンピュータ。
Claims (1)
- 【請求項1】被加熱物を収納する収納庫と、該収納庫内
の被加熱物を加熱する加熱源と、上記収納庫内に配置さ
れ、上記被加熱物を載置して回転せしめるターンテーブ
ルと、該ターンテーブルを駆動するモータと、加熱開始
時から計時動作するタイマーを有し、加熱開始から上記
モータへ通電して上記ターンテーブルを回転させる制御
部とを備えたものにおいて、上記制御部は、加熱終了時
に上記タイマーの計時が上記ターンテーブルの一回転す
る時間の略自然数倍の時間或いは該略自然数倍の時間を
中心としたその前後の所定時間の範囲内であれば上記モ
ータへの通電を停止してターンテーブルの回転を停止さ
せ、また加熱終了時に上記タイマーの計時が上記所定時
間の範囲外であれば上記タイマーの計時が上記所定時間
の範囲内に到達するまで上記モータへの通電を継続して
上記ターンテーブルの回転を継続させることを特徴とす
るターンテーブルを有する電気装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1098325A JP2698161B2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | ターンテーブルを有する電気装置 |
US07/407,651 US4939333A (en) | 1988-09-19 | 1989-09-15 | Electric apparatus with a controlled turntable |
SE8903044A SE468496B (sv) | 1988-09-19 | 1989-09-15 | Elektrisk apparat med en roterande platta |
GB8921167A GB2225650B (en) | 1988-09-19 | 1989-09-19 | Electric apparatus having a turntable |
DE3931217A DE3931217A1 (de) | 1988-09-19 | 1989-09-19 | Elektrische vorrichtung mit einem drehteller |
KR1019890013525A KR920006271B1 (ko) | 1988-09-19 | 1989-09-19 | 터언테이블을 가진 전기장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1098325A JP2698161B2 (ja) | 1989-04-18 | 1989-04-18 | ターンテーブルを有する電気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02276190A JPH02276190A (ja) | 1990-11-13 |
JP2698161B2 true JP2698161B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=14216753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1098325A Expired - Fee Related JP2698161B2 (ja) | 1988-09-19 | 1989-04-18 | ターンテーブルを有する電気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2698161B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2581801B2 (ja) * | 1989-06-27 | 1997-02-12 | 三菱電機ホーム機器株式会社 | ターンテーブル装置 |
KR950019487A (ko) * | 1993-12-30 | 1995-07-24 | 이헌조 | 전자레인지의 턴테이블 회귀장치 및 그 방법 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01161595U (ja) * | 1988-04-30 | 1989-11-09 |
-
1989
- 1989-04-18 JP JP1098325A patent/JP2698161B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02276190A (ja) | 1990-11-13 |
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---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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