JP2669865B2 - ターンテーブルを有する電気装置 - Google Patents

ターンテーブルを有する電気装置

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JP2669865B2
JP2669865B2 JP63234132A JP23413288A JP2669865B2 JP 2669865 B2 JP2669865 B2 JP 2669865B2 JP 63234132 A JP63234132 A JP 63234132A JP 23413288 A JP23413288 A JP 23413288A JP 2669865 B2 JP2669865 B2 JP 2669865B2
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rotation
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はターンテーブルを有する電子レンジ等の電気
装置に関する。
(ロ) 従来の技術 実公昭47−8293号公報には、ターンテーブル上に載置
した食品の加熱庫内での位置が、加熱終了時にも同じと
なるように、上記ターンテーブルの停止をターンテーブ
ルの回転位置を検出するスイッチの出力信号に基づいて
制御する電子レンジが開示されている。従って、食品を
上記ターンテーブル上に載置する際に、載置し易い加熱
庫内の前寄りのターンテーブル上に食品を載置した場
合、加熱終了時にも食品を加熱庫内の前寄りに位置する
ようにターンテーブルの停止がなされるため、ターンテ
ーブルからの食品の取出しは載置と同様にやり易い。
しかるに、この場合、上記ターンテーブルの回転位置
を検出する上記スイッチ等が必要であり、電子レンジの
コスト高を招き、且つこれらスイッチ等を設置するスペ
ースが必要であり電子レンジの大型化を招くと云う欠点
がある。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 本発明は、ターンテーブルの回転位置制御を装置のコ
スト高及び大型化を招くことなく簡単に実現しようとす
るものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明の装置は、被加熱物を収納する収納庫と、該収
納庫内の被加熱物を加熱する加熱源と、上記収納庫内に
配置され、上記被加熱物を載置し回転せしめるターンテ
ーブルと、該ターンテーブルを駆動する同期モータと、
上記被加熱物の加熱時に上記収納庫内を点灯して照明す
る庫内灯と、上記被加熱物の加熱条件を設定する加熱条
件設定手段と、該加熱条件設定手段の加熱条件にしたが
って上記加熱源により上記被加熱物を加熱すると共に、
加熱開始から上記ターンテーブルの一回転時間の略自然
数倍の時間、上記ターンテーブルを回転する制御部とを
備え、上記制御部は、上記被加熱物の加熱終了後、最短
の上記略自然数倍の時間となるまで上記ターンテーブル
を回転させ、かつ上記庫内灯を上記ターンテーブルの回
転が停止するまで点灯させることを特徴とする。
(ホ) 作用 ターンテーブルを駆動する同期モータは、一定の印加
電源周波数のもとで回転速度で一定であるという特性が
あり、これにより同期モータで駆動されるターンテーブ
ルは一回転する時間が一定である。従って、この一回転
するための一定時間の略自然数倍の時間となるまで上記
ターンテーブルを回転させると、ターンテーブルの回転
停止時にはターンテーブル上に載置された被加熱物は、
収納庫内での位置が回転開始時と同じとなる。
また、加熱終了後は、最短の上記略自然数倍の時間と
なるまで上記ターンテーブルを回転させ、かつ上記庫内
灯を上記ターンテーブルの回転が停止するまで点灯させ
ることで、使用者にこの期間も動作の一部であることを
認識させることができる。
(ヘ) 実施例 第1図は本発明実施例の電子レンジの構造を示し、マ
グネトロン(1)からマイクロ波が供給される収納庫即
ち加熱庫(2)内には、その底部において載置物体即ち
食品(3)を回転せしめるターンテーブル(4)が配置
されている。該ターンテーブルは上記加熱庫(2)の下
側に固定された減速機内蔵同期モータ(5)の出力軸
(6)に係合連結されており、上記同期モータ(5)の
駆動により上記ターンテーブル(4)の回転がなされ
る。
第2図は上記電子レンジの回路を示し、電子レンジの
制御を司るマイクロコンピュータ(7)が設けられてい
る。そして、斬るマイクロコンピュータ(7)は、加熱
条件などを設定するキーボード(8)、上記加熱庫
(2)の前面開口を開閉するドア(図示しない)に応動
してオフ、オンするドアスイッチ(9)、及び商用電源
を入力し該電源と同一の周波数のパルスを発生するパル
ス発生器(10)等より各種所望信号を入力し、マイクロ
波加熱を行なうべくマイクロ波を発振する上記マグネト
ロン(1)、マイクロ波加熱の他にヒータ加熱を行なう
ためのヒータ(11)、上記ターンテーブル(4)を回転
するための上記同期モータ(5)、上記加熱庫(2)内
を照明する庫内灯(12)、加熱終了等を報知するブザー
(13)及び表示部(14)等を出力制御する。更に、上記
マイクロコンピュータ(7)は外付け水晶振動子(15)
等と協働して数百KHzの制御用クロックパルスを発生す
る。
第3図は上記マイクロコンピュータ(7)の制御プロ
グラムのフローチャートを示し、以下同チャートに沿っ
て電子レンジの動作を詳述する。
電子レンジへの商用電源投入に従ってまずS1ステップ
が実行され、斬る電源投入に従って商用電源周波数のパ
ルスを発生する上記パルス発生器(10)の動作が安定す
るのを待つ。そして、斬る安定がなされたと思われる所
定時間後にはS2、S3、S4の各ステップが順次実行され
る。S2ステップではコンピュータ(7)内の周波数カウ
ンタHZCNT及び周波数パルス割込みフラグEXINTが共にリ
セットされる。S3ステップではコンピュータ(7)内の
1秒カウンタCNT1Sに40がセットされ、S4ステップでは
コンピュータ(7)内の割込みタイマTMINTが上記数百K
Hzの制御用クロックパルスに基づいて25m秒の繰返しカ
ウントすることが開始される。その後S5及びS6ステップ
が循環実行される。S5ステップでは上記パルス発生器
(10)より周波数パルスを割込み入力したか否かが判断
される。ここで、上記周波数パルスは電源周波数が60Hz
の時は約16.7m秒(1/60秒)毎に入力され、50Hzの時は2
0m秒(1/50秒)毎に入力されるものであり、而して斯る
周波数パルスが入力された場合にS6ステップが実行さ
れ、上記周波数カウンタHZCNTで1がカウントアップさ
れると共に上記割込みフラグEXINTがセットされる。
而して、上記S5、S6ステップの循環実行中、上記割込
みタイマTMINTが25m秒を繰返しカウントする毎に、上記
1秒カウンタCNT1Sで1がカウントダウンされ(ステッ
プは図示されていない)且つ割込みルーチンが実行され
る。まずH1ステップにて割込みフラグEXINTのセットの
有無が判断される。正常であると、割込みタイマTMINT
が25m秒をカウントする間には25m秒より周期が短い上記
周波数パルスが必ず1回発生されてS6ステップにて割込
みフラグEXINTがセットされるために、上記H1ステップ
ではセット判断がなされる。一方、周波数パルスの発生
状態がS1ステップ実行後も猶不安定で上記25m秒をカウ
ントする間に周波数パルスが全く発生されないと、割込
みフラグEXINTがセットされず、従って、周波数パルス
の発生が不安定であると判断されて、S2ステップ以降が
やり直される。さて、H1ステップでセット判断がなされ
ると、次いで、H2ステップにて上記割込みフラグEXINT
がリセットされる。続くH3ステップでは上記1秒カウン
タCNT1Sが0であるか否かが判断される。今の場合0で
なく、従って、S5、S6ステップが再び循環実行される。
この様にして、S5、S6ステップの循環実行の間、周波
数パルスが発生する毎に周波数カウンタHCNTで1ずつカ
ウントアップされ且つ、25m秒の繰返しカウントがなさ
れる毎に1秒カウンタCNT1Sで1ずつカウントダウンさ
れ、そしてH3ステップで1秒カウンタCNT1Sが0となっ
たか否かが判断される。
斬るカウントに従って、1秒カウンタCNT1Sが0とな
った場合には、即ちS3ステップでセットされた40が25m
秒毎にカウントダウンされて1秒(=40×25m秒)が経
過した場合には、割込みルーチンにおいて、H3ステップ
に次いでH4、H5、H6ステップが適宜実行される。これら
H4、H5、H6の各ステップでは夫々上記周波数カウンタHZ
CNTが45以上、54以下、65以上であるか否かが判断され
る。今の場合1秒経過後であり、電源周波数が60Hzの時
は上記周波数カウンタHZCNTは約60となっており、又50H
zの時は周波数カウンタHZCNTは約50となっており、従っ
て60Hzに対してはH3ステップの後H4、H5、H6の各ステッ
プが実行され次いでH7ステップが実行され、又50Hzに対
してはH3ステップの後H4、H5ステップが実行され次いで
H8ステップが実行される。H7ステップでは電源周波数が
60Hzであることを表わすように周波数フラグHz50がリセ
ットされ、H8ステップでは電源周波数が50Hzであること
を表わすように周波数フラグHZ50がリセットされる。
尚、何らかの原因で周波数カウンタHZCNTが45未満又は6
5以上となっていると、エラー発生とみなしてH4又はH6
ステップの後S2ステップ以降がやり直される。
さて、上述のようにして電波周波数が60Hz又は50Hzの
いずれであるかを判別した後は、まずH9ステップが実行
され、マイクロコンピュータ(7)内の上記周波数フラ
グHZ50を除く書換え可能な各種記憶部が初期化され且つ
上記コンピュータ(7)の各出力がオフされる。そし
て、H10ステップに留まる状態となる上記キーボード
(8)でのスタートキー操作の有無が判断される。
而して、マイクロ波時間加熱を行なうに際し、上記キ
ーボード(8)にて所望マイクロ波加熱時間を設定して
スタートキーを操作すると、H10ステップからH11ステッ
プが実行されドアスイッチ(9)の状態でドアの閉成が
調べられ、次いでH12ステップにて上記周波数フラグHz5
0が調べられる。この時電源周波数が60Hzで周波数フラ
グHz50がリセットされているとH13ステップが実行さ
れ、又電源周波数が50Hzで周波数フラグHz50がリセット
されているとH14ステップが実行される。H13、H14の各
ステップでは、上記同期モータ(5)の駆動により回転
する上記ターンテーブル(4)が一回転するのに要する
時間がコンピュータ(7)内のターンテーブルサイクル
タイマTCYCにセットされる。
ここに、上記同期モータ(5)は印加される商用電源
の周波数が一定であると、回転速度が一定であると云う
特性があり、上記ターンテーブル(4)が一回転する時
間は一定となる。この場合、電源周波数が60Hzであると
ターンテーブル(4)の一回転時間は10秒であり、又50
Hzに対しては12秒である。
従って、上記H13ステップでは60Hzに応じて10秒がタ
ーンテーブルサイクルタイマTCYCにセットされ、又上記
H14ステップでは50Hzに応じて12秒がセットされる。
続いてH15ステップではコンピュータ(7)内のター
ンテーブルタイマT・TIMEにターンテーブルサイクルタ
イマTCYCの内容即ち一回転時間が記憶される。この場合
サイクルタイマTCYCの内容はクリアされない。次のH16
ステップではコンピュータ(7)内の加熱中断フラグIN
Tがリセットされ、続くH17ステップでは実行する加熱が
マイクロ波によるものか否かが判断される。今の場合マ
イクロ波によるものであり、次いで、H18ステップが実
行され、コンピュータ(7)内のターンテーブル停止フ
ラグTTOFFのセットの有無が判断される。マイクロ波加
熱の場合、斬るフラグTTOFFは通常リセットされてお
り、従ってH18ステップでは否と判断され、次いで、H1
9、H20、H21の各ステップが順次実行される。H19ステッ
プでは上記同期モータ(5)に商用電源が印加されるタ
ーンテーブル(4)が回転し始める。H20ステップでは
上記マグネトロン(1)が駆動されマイクロ波加熱が開
始する。H21ステップでは上記庫内灯(12)が点灯開始
する。
その後H22〜H28の各ステップが循環実行される。H22
ステップでは上記パルス発生器(10)からの周波数パル
スに基づいて1秒が経過したと判断された場合に限りそ
の都度上記ターンテーブルタイマT・TIMEでの1秒のカ
ウントダウンがなされる。H23ステップでは斬るタイマ
T・TIMEが0となったか否かが判断され、H24ステップ
ではコンピュータ(7)内の加熱終了フラグENDFのセッ
トの有無が判断され、H25ステップでは上記加熱中断フ
ラグINTのセットの有無が判断され、H26ステップではド
アスイッチ(9)の状態でドア開の有無が判断される。
H27ステップでは上記H20ステップで開始されたマイクロ
波加熱が必要に応じてオンオフ制御される。今の場合、
マイクロ波加熱はオンされたままである。H28ステップ
ではマイクロ波加熱を終了すべき時であるか否かが判断
される。
上記H22〜H28ステップの循環実行中、上記ターンテー
ブル(4)が一回転しターンテーブルタイマT・TIMEに
セットされている一回転時間が0となる度に、H23ステ
ップからH24ステップへ行くに際しH29〜H33の各ステッ
プを迂回する。H29ステップはH15ステップと同じであり
ターンテーブルタイマT・TIMEに一回転時間が再度セッ
トされる。H30、H31ステップは各々H24、H25ステップと
同じであり、H32ステップでは現在のマイクロ波加熱が
時間によるものであるか否かが判断される。今は上述の
如く時間によるものである。H33ステップでは、マイク
ロ波加熱の残り時間が上記ターンテーブルサイクルタイ
マTCYC内の一回転時間の1/2以下であるか否かが判断さ
れる。
而して、この様にターンテーブル(4)が一回転する
のが何回か繰返された後には例えばマイクロ波残り時間
が一回転時間未満となる。更には、斯る残り時間が一回
転時間の1/2以下となると、続いてH34、H35ステップが
実行される。H34ステップではターンテーブル停止フラ
グTTOFFがセットされ、H35ステップでは同期モータ
(5)への電源印加が停止されターンテーブル(4)が
回転停止する。
その後、再びH22〜H28ステップの循環実行がなされ、
そして、残り時間が0となりマイクロ波加熱を終了すべ
き時となると、H28ステップからH36、H37ステップが実
行される。H36ステップでは加熱終了フラグENDFがセッ
トされ、H37ステップではマグネトロン(1)が駆動停
止されマイクロ波加熱が終了される。次のH38ステップ
では実行された加熱がマイクロ波によるものが否かが判
断される。今の場合、マイクロ波によるものであり、従
って次にH39ステップが実行され、ターンテーブルタイ
マT・TIMEが0であるか否かが判断される。今の場合、
ターンテーブル(4)停止後も、H22〜H28ステップの循
環実行中にて、上記タイマT・TIMEはカウントダウンが
なされている途中であってその内容は0でなく、続いて
H40ステップが実行されターンテーブル(4)が停止し
ているか否かが判断される。今の場合、ターンテーブル
(4)は停止しており、続いてH41、H42ステップが実行
される。H41ステップでは庫内灯(12)が消灯されると
共に、ターンテーブル(4)後述のように回転している
場合にはその停止がなされる。H42ステップではブザー
(13)が第1の音色で鳴動する。その後H9ステップに戻
りそしてH10ステップに留まり、次の加熱のためのキー
操作を待つ。
ここに、マイクロ波時間加熱に関する制御が終了した
ことになる。この制御を第4図のタイミングチャートを
参照して要約するのに、加熱開始と共にターンテーブル
(4)の回転及び庫内灯(12)の点灯が開始され、そし
てターンテーブル(4)が何回か回転した時即ち自然数
n回回転した時であって残り時間がターンテーブル
(4)の一回転時間の1/2以下となった際に、ターンテ
ーブル(4)が回転停止され、その後残り時間が0とな
った時点で加熱終了がなされてブザー(13)が第1の音
色で鳴動され、且つ庫内灯(12)が消灯される。
而して、ターンテーブル(4)の駆動時間T即ち同期
モータ(5)への通電時間はターンテーブル(4)の一
回転時間を自然数n倍したものであり、ターンテーブル
(4)の上述のように自然数n回回転するものである。
従って、例えばターンテーブル(4)は10.5回回転する
ようなことがなく、ターンテーブル(4)がその駆動時
間Tの経過により停止した時には、ターンテーブル
(4)上に載置された食品(3)は加熱庫(2)内での
位置が回転開始時と同じとなる。即ち、食品(3)をタ
ーンテーブル(4)上に載置する際、例えば食品(3)
を載置し易い加熱庫内の前寄りのターンテーブル(4)
上に載置した場合には、ターンテーブル(4)の回転停
止時にも食品(3)は同様に加熱庫(2)内の前寄りに
位置するため、食品(3)のターンテーブル(4)から
の取出しは載置時と同様にやり易い。
上記マイクロ波時間加熱において、ターンテーブル
(4)が一回転するのが何回か繰返された後に、例えば
マイクロ波残り時間が一回転時間未満となるも一回転時
間の1/2より長い場合には、上記H22〜H28ステップの循
環実行の折、上記H29〜H33ステップを迂回した後、H3
4、H35ステップを通ることなく再びH22〜H28ステップを
循環する。従って、ターンテーブル(4)は回転し続け
る。そして、残り時間が0となりマイクロ波加熱を終了
すべき時となると、上述と同様にH28ステップからH36〜
H39の各ステップを順次実行してマイクロ波加熱を終了
した後H40ステップへ至る。該ステップにおいて、今の
場合ターンテーブル(4)は回転を続けており、従っ
て、その後H43ステップが実行されブザー(13)が第2
の音色で鳴動する。そして、H22〜H24ステップが循環実
行され、その後、ターンテーブルタイマT・TIMEが0と
なるとH29、H30ステップを経てH41、H42ステップが実行
され、庫内灯(12)の消灯、ターンテーブル(4)の停
止及びブザー(13)の第1の音色での鳴動がなされる。
即ち、ターンテーブル(4)は、最短のターンテーブル
一回転時間の略自然数倍の時間となるまで回転させ、か
つ上記庫内灯(12)を上記ターンテーブルの回転が停止
するまで点灯させることになる。
この場合の制御を第5図のタイミングチャートを参照
して今一度説明するに、加熱開始と共にターンテーブル
(4)の回転及び庫内灯(12)の点灯が開始され、そし
てターンテーブル(4)が何回か回転した時即ち自然数
n回回転した時であって残り時間がターンテーブル
(4)の一回転時間未満となるも一回転時間の1/2より
長い場合には、ターンテーブル(4)は猶回転する。そ
の後残り時間が0となった時点で加熱が終了され且つブ
ザー(13)が第2の音色で鳴動され、そしてターンテー
ブル(4)が上記自然数n回の回転の後更に一回転した
時、即ちターンテーブル(4)が全体で自然数(n+
1)回回転した時に、庫内灯(12)が消灯し、ターンテ
ーブル(4)が停止し、且つブザー(13)が第1音色で
鳴動する。
而して、ターンテーブル(4)の駆動時間Tはターン
テーブル(4)の一回転時間を自然数(n+1)倍した
ものであり、ターンテーブル(4)は上述のように自然
数(n+1)回回転するものである。従って、食品
(3)のターンテーブル(4)からの取出しは載置時と
同様にやり易い。
又、上記マイクロ波時間加熱の途中において、加熱状
況の確認等をするためにドアを開成すると、上記H22〜H
28ステップの循環実行からH44H45の各ステップが実行さ
れる。H44ステップでは加熱中断フラグINTがセットされ
る。H45ステップではマグネトロン(1)が駆動停止さ
れマイクロ波加熱が中断される。その後H22〜H25、H4
6、H47の各ステップが循環実行される。この時、H46ス
テップではターンテーブル(4)が停止しているか否か
が判断される。H47ステップではキーボード(8)での
スタートキー操作の有無が判断される。そして、ターン
テーブルタイマT・TIMEが0となると、上記循環のH23
ステップからH29〜H31ステップを経てH35ステップが実
行されてターンテーブル(4)が停止される。ターンテ
ーブル(4)はこの停止までの間自然数n′回回転した
ことにより、その駆動時間はターンテーブル(4)の一
回転時間を自然数n′倍したものである。従って、この
場合食品(3)をターンテーブル(4)から取出そうと
するなら、それは載置時と同様により易い。而してH22
〜H25、H46、H48、H47の各ステップが循環実行され、こ
の間ターンテーブルタイマT・TIMEが0となる毎にH29
〜H31、H35ステップが実行される。
この様な状態において、加熱状況の確認等を行なった
後ドアを閉成しキーボード(8)にてスタートキーを操
作すると、上記循環のH47ステップからH16ステップに戻
りそれ以降が繰返され、ターンテーブル(4)が回転再
開されたりマイクロ波加熱が再開されるなどする。再開
後の動作は既述の通りである。
次に、マイクロ波温度加熱を行なう場合、上記キーボ
ード(8)にて所望マイクロ波加熱温度を設定してスタ
ートキーを操作する。すると、H10ステップから上述と
同様に各ステップを経てH22〜H28ステップが循環実行さ
れ、この間ターンテーブル(4)が一回転しターンテー
ブルタイマT・TIMEが0となる毎にH29〜H32ステップが
迂回実行される。そして、例えば図示しない温度センサ
で検知した食品(3)の温度が所望マイクロ波加熱温度
に到達してマイクロ波加熱を終了すべき時であると判断
されると、H28ステップからH36〜H40、H43の各ステップ
が実行され、マイクロ波加熱の終了、ブザー(13)の第
2の音色で鳴動がなされる。その後、H22〜H24ステップ
が循環実行され、ターンテーブルタイマT・TIMEが0と
なるとH29、H30、H41、H42ステップが実行され、庫内灯
(12)の消灯、ターンテーブル(4)の停止、ブザー
(13)の第1の音色での鳴動がなされる。
この場合の制御を第6図のタイミングチャートを参照
して今一度説明するに、加熱開始と共にターンテーブル
(4)の回転及び庫内灯(12)の点灯が開始され、そし
て所望温度到達がなされた時点で加熱が終了されると共
にブザー(13)が第2の音色で鳴動され、その後ターン
テーブル(4)の一回転が完了した時に、庫内灯(12)
の消灯、ターンテーブル(4)の停止、ブザー(13)の
第1の音色での鳴動がなされる。この時のターンテーブ
ル(4)の駆動時間Tはターンテーブル(4)の一回転
時間を自然数n1倍したものであり、ターンテーブル
(4)は自然数n1回回転する。従って食品(3)の取出
しは同様にやり易い。
尚、上記マイクロ波温度加熱の途中においてドアを開
成した場合の動作は、マイクロ波時間加熱の場合に準ず
る。
次に、ヒータ時間加熱を行なう場合、加熱庫(2)内
に食品載置角皿を配設し、上記キーボード(8)にて所
望ヒータ加熱時間を設定してスタートキーを操作する。
すると、H10ステップから各ステップを経てH17ステップ
へ至り、次いでH49ステップが実行されヒータ(11)が
駆動されてヒータ加熱が開始する。その後はマイクロ波
時間加熱に準じたものとなる。
(ト) 発明の効果 本発明によれば、ターンテーブルを同期モータで駆動
する構成のもとに、上記同期モータが定速回転しターン
テーブルが一回転する時間が一定であるということに鑑
み、この一回転時間を略自然数倍した時間の間、上記タ
ーンテーブルを回転させるようにしたものであり、これ
によりターンテーブルの回転数派略自然数に限られ(例
えば回転数が10.5回となることはなく)、従って、ター
ンテーブルの回転停止死にはターンテーブル上に載置さ
れた被加熱物は収納庫内での位置が回転開始時と同じに
なり、上記被加熱物をターンテーブル上の載置しやすい
位置に載置した場合にも、上記被加熱物の取り出しも容
易となる。
しかも、このように被加熱物の取り出しを容易とする
ことは、同期モータへの通電時間をターンテーブルの一
回転時間の略自然数倍とするような構成にて簡単に実現
でき、従来のようにターンテーブルの回転位置を検出す
るスイッチなどが不要となり、部品点数の増大及び設置
スペースの増大を抑制でき、装置のコスト高及び大型化
を顕著に抑制できる。
また、加熱終了後、最短の上記略自然数倍の時間とな
るまで上記ターンテーブルを回転させ、かつ上記庫内灯
を上記ターンテーブルの回転が停止するまで点灯させる
ことで、使用者にこの期間も動作の一部であることを認
識させることができ、使用者が慌ててドアを開放するこ
とにより不所望な位置でターンテーブルを停止させると
いうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明実施例の電子レンジを示し、第1図は断面
図、第2図は回路図、第3図はマイクロコンピュータの
制御プログラムのフローチャート、第4図、第5図及び
第6図は各々動作説明のためのタイミングチャートであ
る。 (2)……加熱庫、(4)……ターンテーブル、(5)
……同期モータ、(7)……マイクロコンピュータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加熱物を収納する収納庫と、該収納庫内
    の被加熱物を加熱する加熱源と、上記収納庫内に配置さ
    れ、上記被加熱物を載置し回転せしめるターンテーブル
    と、該ターンテーブルを駆動する同期モータと、上記被
    加熱物の加熱時に上記収納庫内を点灯して照明する庫内
    灯と、上記被加熱物の加熱条件を設定する加熱条件設定
    手段と、該加熱条件設定手段の加熱条件にしたがって上
    記加熱源により上記被加熱物を加熱すると共に、加熱開
    始から上記ターンテーブルの一回転時間の略自然数倍の
    時間、上記ターンテーブルを回転する制御部とを備え、
    上記制御部は、上記被加熱物の加熱終了後、最短の上記
    略自然数倍の時間となるまで上記ターンテーブルを回転
    させ、かつ上記庫内灯を上記ターンテーブルの回転が停
    止するまで点灯させることを特徴とするターンテーブル
    を有する電気装置。
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