JP2714191B2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JP2714191B2
JP2714191B2 JP30294889A JP30294889A JP2714191B2 JP 2714191 B2 JP2714191 B2 JP 2714191B2 JP 30294889 A JP30294889 A JP 30294889A JP 30294889 A JP30294889 A JP 30294889A JP 2714191 B2 JP2714191 B2 JP 2714191B2
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shutter
switch
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disk
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始夫 酒井
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は、赤外線センサによって非調理物の温度を
検出するようにした調理器に関する。
(ロ) 従来の技術 従来この種の調理器においては、赤外線センサを開閉
するシャッターと、そのシャッターを駆動する直流ソレ
ノイドと、シャッターの開閉を検知する検知スイッチを
設け、赤外線センサの非使用時にはその汚れを防ぐため
にシャッターを閉じるようにしたものが知られている
(例えば実公昭61-1286号公報参照)。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来のこのような調理器においては、
ソレノイドの吸着時に発生する衝撃音が大きいという問
題があるばかりでなく、ソレノイドを駆動するための電
源として、ソレノイド吸着用電源及びソレノイド吸着保
持用電源の2種類を用意しなければならないという問題
点があった。さらにまた、赤外線センサを使用しない調
理ばかりを行うと、シャッターの開閉を検知するスイッ
チが使用されないため、その検知スイッチの接点部が湿
気や油蒸気などによって酸化変質し、接点が通電不良を
起こしてシャッター開閉制御が出来なくなるという問題
点があった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもの
で、赤外線センサのシャッターをモータによって開閉
し、更にシャッターの開閉を検出するスイッチを赤外線
センサの非使用時にも作動させることにより、シャッタ
ーの開閉時に衝撃音が発生することがなく、また検出ス
イッチの接点通電不良を生じることのない調理器を提供
するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 この発明は、被調理物の放射する赤外線を受光して、
被調理物の温度に応じた信号を出力する赤外線検出素子
と、その検出素子への赤外線入射を制御するシャッター
と、そのシャッターを駆動するシャッター駆動装置を備
え、赤外線検出素子の非使用時にはシャッターを閉じる
ように構成した調理器において、開口部を有する円板を
回転可能に備えたシャッターと、円板を回転させるモー
タと、円板の回転位置を検出する有接点スイッチと、前
記スイッチの開閉に対応して前記モータを駆動しシャッ
ターを開閉させるモータ駆動装置とを備え、赤外線検出
素子を用いずに調理を行う時に、モータを駆動してシャ
ッターの開閉を少なくとも1回行うことを特徴とする調
理器である。
(ホ) 作用 円板をモータによって回転させ、それによってシャッ
ターを開閉するので、シャッター開閉時に衝撃音を発す
ることがない。さらに、赤外線検出素子を用いずに調理
を行う時にシャッターの開閉を少なくとも1回行うよう
にしたので、赤外線検出素子を使用しない調理のみが行
われても、スイッチの開閉動作が行われるので、スイッ
チの接点不良が防止される。
(ヘ) 実施例 以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳述す
る。これによってこの発明が限定されるものではない。
第1図はこの発明の一実施例の調理器を示す斜視図で
あり、1は調理器本体、2は加熱室、3は加熱室2を開
閉するドア、4は操作パネル、5は表示部、6は各種調
理条件や調理開始指令を入力するキーボードである。第
2図は第1図に示す調理器の内部構成説明図であり、加
熱室2の上部には開口部2aが穿設され、同期モータ8
と、同期モータ8によって駆動されるシャッター用円板
7と赤外線センサ9が設けられている。第3図はシャッ
ター円板7の上面図であり、10はシャッター円板7に設
けられた開口部、11はシャッター円板7の回転位置を検
出するカムスイッチ(たとえば、マイクロスイッチ)、
12はスイッチ11を作動させる突出部である。円板7がモ
ータ8によって回転して開口部2aと赤外線センサ9との
間に開口部10が位置すると、シャッターが開き、スイッ
チ11がONする。さらに1/8回転だけ円板7が回転する
と、シャッターは閉となる。第4図は第1図に示す電子
レンジの制御部を示すブロック図であり、13はCPU、RO
M,RAM及びI/Oポートなどを内蔵したマイクロコンピュー
タ、14はマグネトロン及びヒータの駆動回路、15は商用
電源周波数に同期したパルスを発生するパルス発生回路
である。
このような構成における動作を第5図〜第8図に示す
フローチャートを用いて説明する。第5図はモータ8に
よってシャッターを開閉制御するフローチャートであ
り、OPENREQフラグはマイクロコンピュータ13に内蔵さ
れたフラグで、このフラグが1の場合、シャッターの開
動作が要求されているものとする。また、ONCEONフラグ
のマイクロコンピュータ13内に設けられたフラグであ
り、このフラグが1の場合にはスイッチ11のONが検知さ
れたことを示す。また、CAMCNTカウンタはマイクロコン
ピュータ13内に設けられたカウンタであり、ここでは商
用電源周波数パルスの計数に使用される。まず、第5図
において、A1ステップではパルス発生回路15よりパルス
が発生したかを監視する。パルスがなければルーチンは
A8ステップへ進む。パルス発生があればA2ステップへ移
行する。電源周波数が60Hzならば1/60秒毎にA2ステップ
にくることになる。A2ステップではORENREQフラグがテ
ストされる。シャッタの閉動作が要求されるときはOREN
REQ=0である。今、ORENREQ=0とすると、次はA3ステ
ップへ移行する。A3ステップではONCEONフラグがテスト
される。今、ONCEONフラグ=0とすると、この時、未だ
スイッチ11のONを検知していないのでまずスイッチONを
検知しなければならない。ONCEONフラグ=0なので、次
はA4ステップへ移行する。A4ステップでは、スイッチ11
の状態がテストされる。スイッチ11がOFFだとするとA4
からA6ステップへ移行する。A6ステップではモータ8を
ONさせる。したがってシャッタ円板7が回る。次に、A7
ステップへ移行し、CAMCNTカウンタに75をセットし、A8
ステップへ移行する。ここで、セットした75というのは
600の1/8である。つまり、モータ8が1回転するのに60
0パルス必要であるので、75パルスを数えれば、1/8回転
した事となる。以上のようにモータ8が回りだしたが、
スイッチ11がONとならない限りは、A1,A2,A3,A4,A6,A7,
A8のステップが循環実行される。モータ8がまわり、ス
イッチ11がONすると、A4ステップからA5ステップへ移行
する。すると、A5ステップではONCEONフラグに1を書き
込み、A6,A7,A8,A9ステップを実行する。そしてA1,A2,A
3ステップと進んだとき、A3ステップではCAMCNT=1と
なったので、A9ステップへ移行する。A9ステップではCA
MCNTカウンタを一つ減らす。今は75であったので零には
ならない。したがって、A8ステップへ移行する。このよ
うにCAMCNTが0になるまでA1,A2,A3,A9,A8のステップが
循環実行される。さて、75回目でCAMCNTが0になるので
A9ステップからA10ステップへ移行する。この時は、カ
ムスイッチがONしてから1/8回転した時、すなわち、シ
ャッタ閉となっている時である。A10ステップではモー
タ8をOFFしその回転を止める。
次に、シャッタ閉としたい場合はOPNREQ=1とする。
すると、A2ステップからA11ステップへ移行する。A11ス
テップでは、スイッチ11の状態を検出し、ONしていたら
シャッタ閉であるので、A10ステップへ移行し、モータ
を停止するとともに次の閉動作のためにONCEONフラグに
1を書き込んでおき、A7ステップでCAMCNTに75をセット
する。A11ステップでスイッチ11がOFFであると、Aにス
テップでONCEONフラグをリセットしておき、A6ステップ
にてモータ8をONし、A7ステップでCAMCNTに75をセット
する。ONCEONフラグをリセットしておくのは、シャッタ
が開にならないうちに要求がシャッタ閉に変更された時
のためである。
第6図は電源ONの時の初期化プログラムである。電源
ON時にOPNREQおよびONCEONフラグをリセットし、その後
A1ステップへ続く。こうすることによって、電源ON時は
シャッタが閉となる。
第7図は、赤外線センサ9を用いずに調理を行う場合
に、調理開始時にシャッタ開閉を少なくとも一回行う動
作を示すフローチャートである。第7図において、調理
開始指示があれば、C1ステップにて、赤外線センサ非使
用調理がテストする。使用調理ならばOPNREQに1をセッ
トし非使用ならばOPNREQおよびONCEONフラグをリセット
する。こうすることによって、第5図において一度スイ
ッチ11がONしたのち、75パルス分すなわち1/8回転して
(シャッタ閉となって)モータ8は停止する。この時、
スイッチ11はOFFであるので、スイッチ11はON・OFFを1
回とした事になる。
第8図は、シャッタの最後に閉になった後、一定時間
経過ごとにシャッタ開閉を少なくとも一回行う動作を示
すフローチャートである。第8図はA13,A14のステップ
が追加されたのを除けば、第5図と同等である。追加の
A13ステップでは、シャッタの最後の閉時に、24時間を
主制御手段13内に設けられたタイマカウンタにセットす
る。A9ステップからA13のステップへは1/8回転毎に来る
が、A13ステップにてモータ8をONしているか否かをテ
ストして、ONしていたらタイマカウンタに24時間をセッ
トする。その後、A10ステップにてモータ8をOFFしてい
るので、この後、A13ステップにきてもタイマカウンタ
は変更されない。A14ステップは、A13とA9ステップの間
に追加される。A14ステップではタイマカウンタを減算
し、0となれば、すなわち、24時間経過すれば、ONCEON
フラグをリセットする。すると、再びA6ステップにてモ
ータ8がONし、その後にスイッチ11のON・OFFが一回な
され、再びタイマカウンタには24時間がセットされるこ
とになる。
(ト) 発明の効果 この発明によれば、赤外線検出素子を用いない調理ば
かりを行っても、スイッチは適度にON・OFFする。従っ
て、スイッチ接点はクリーンに保たれ、接点不良による
動作不良、しいては調理失敗を防止することができるの
で、使い勝手のよい調理器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す調理器の斜視図、第
2図は第1図に示す調理器の内部構成説明図、第3図は
第2図の要部を示す上面図、第4図は第1図に示す調理
器の制御部を示すブロック図、第5図〜第7図は第1図
に示す調理器の動作を示すフローチャート、第8図は動
作の変形例を示すフローチャートである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被調理物の放射する赤外線を受光して、被
    調理物の温度に応じた信号を出力する赤外線検出素子
    と、その検出素子への赤外線入射を制御するシャッター
    と、そのシャッターを駆動するシャッター駆動装置を備
    え、赤外線検出素子の非使用時にはシャッターを閉じる
    ように構成した調理器において、 開口部を有する円板を回転可能に備えたシャッターと、
    円板を回転させるモータと、円板の回転位置を検出する
    有接点スイッチと、前記スイッチの開閉に対応して前記
    モータを駆動しシャッターを開閉させるモータ駆動装置
    とを備え、赤外線検出素子を用いずに調理を行う時に、
    モータを駆動してシャッターの開閉を少なくとも1回行
    うことを特徴とする調理器。
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