JP2697895B2 - 無線操縦装置 - Google Patents

無線操縦装置

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JP2697895B2 JP1105466A JP10546689A JP2697895B2 JP 2697895 B2 JP2697895 B2 JP 2697895B2 JP 1105466 A JP1105466 A JP 1105466A JP 10546689 A JP10546689 A JP 10546689A JP 2697895 B2 JP2697895 B2 JP 2697895B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、土木建築現場等で使用する機器の遠隔制御
に使用する無線操縦装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種の無線操縦装置としては、例えば第14図
のものが知られている。
第14図において、送信側100には、発振器10、変調器1
4、操作スイッチ16、増幅器18、及び送信アンテナ20が
設けられ、第15図に示すように、操作スイッチ16の出力
aが得られていない時は発振器10からの周波数f1の搬送
波をそのまま送信し、スイッチ出力aが得られた時には
変調器14により周波数f12の搬送波で変調して送信す
る。
一方、受信側200には、受信アンテナ22、増幅器24、
及び増幅器26が設けられ、第15図に示すように、受信信
号に含まれる周波数f2の搬送波を復調してスイッチ出力
aに対応する復調出力cを得ており、この復調されたス
イッチ信号により機器の制御を行なう。
即ち、スイッチ出力の有無を0,1で現わすと、スイッ
チ出力a=0で周波数f1,スイッチ出力a=1で周波数f
2となるようにFM変調(FSK変調)して送信し、受信側で
復調してスイッチ操作状態を再現するものである。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来の無線操縦装置にあっ
ては、一般に特別な取扱い資格を必要としない微弱な送
信電力により運用しているため、周囲の影響を受け易
く、そのため受信側の電界強度が不安定となり、一時的
に受信データが途絶えて制御動作が円滑に行なわれず、
また他の機器からの搬送波を受信復調することで誤動作
を起こす恐れがあった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、受信状態を監視して不安定な受信状態における
誤動作を確実に防止する無線操縦装置を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] まず本発明は、送信側でスイッチ操作信号を搬送波に
より変調して送信すると共に、該送信信号を受信側で復
調してスイッチ操作信号を出力する無線操縦装置を対象
とする。
このような無線操縦装置について本発明にあっては、
送信側に、所定周期で搬送波を断続して送信する断続送
信手段を設け、一方、受信側には、受信搬送波の断続周
期を検出し、該検出周期が送信側の断続周期に基づく規
定範囲から外れた場合にエラー信号を出力する受信状態
判別手段を設ける。
送信側の断続送信手段は、スイッチ操作信号が得られ
ていない状態で第1の搬送波を断続して送信し、スイッ
チ操作信号が得られた際には第2の搬送波を断続して受
信する。即ち、スイッチ操作信号の有無を周波数f1の第
1の搬送波と周波数f2の第2の搬送波で周波数変調した
状態で断続的に送信する。
このような断続送信手段からの送信信号に対して前記
受信状態判別手段は、第1及び第2の搬送波のスケルチ
出力から受信搬送波の断続周期を検出し、検出周期が例
えば送信側の断続周期Tに周期変動±ΔTを加味した
(T±ΔT)の範囲を外れた時に受信異常としてエラー
信号を出力する。
[作用] このような構成を備えた本発明の無線操縦装置にあっ
ては、受信電界が低下して正常に受信されない状態にあ
っては、受信搬送波の規定周期の範囲を越えることで受
信状態の異常を示すエラー信号が出され、アラームを出
すと共にこの状態で受信復調されたスイッチ操作信号を
無視する。
また他の機器からの搬送波を受信した場合には、他の
機器からの搬送波は連続していることから、受信搬送波
の検出周期が規定範囲を越えて長くなることで受信異常
を判別できる。
更に、断続送信される搬送波にノイズが混入した際に
は、ノイズにより受信側で検出される受信搬送波の周期
が短くなり、規定範囲を下回ることでノイズによる受信
異常を判別できる。
このため送信電力が微弱なために受信電界強度が低く
なって受信状態が安定しなくとも、正常な受信状態で受
信復調されたスイッチ操作信号のみを有効として信頼性
の高い遠隔制御ができる。
[実施例] 第1図は本発明の無線操縦装置で用いる送信側の実施
例構成図である。
第1図において、10は周波数f1となる第1の搬送波を
発振する発振器、12は周期Tとなるデューティ比50%の
クロック信号を発振するクロック発振器である。クロッ
ク発振器12のクロック出力は発振器10に与えられ、第3
図の送信側信号波形図に示すように、クロック出力aが
Hレベルとなっている間、発振器10より周波数f1の発振
出力を生じ、クロック出力aがLレベルとなっている
間、発振器10からの周波数f1の発振出力bを停止する。
具体的には、発振器10側にANDゲートを設け、このAND
ゲートの一方に周波数f1の発振出力を入力し、他方にク
ロック発振器12からのクロック出力aを入力すること
で、クロック出力aに同期して断続される周波数f1でな
る第1の搬送波の発振出力bを得ることができる。
発振器10の発振出力bは変調器14に与えられる。変調
器14は操作スイッチ16により制御される。
即ち、第3図の送信側信号波形図に示すように、操作
スイッチ16がオフでスイッチ出力cがLレベルとなって
いる間、変調器14は発振器10からの発振出力bをそのま
ま通過する。一方、操作スイッチ16をオンしている時に
はスイッチ出力cがHレベルとなって変調器14が動作
し、発振出力bに断続的に含まれる周波数f1の搬送波を
周波数f2の搬送波に周波数変調した変調出力dを生ず
る。
即ち、変調器14はクロック発振器12のクロック周期に
従った断続周期により操作スイッチ16のオフで周波数f1
の搬送波を出力し、操作スイッチ16のオンで周波数f2の
搬送波を出力する。
変調器14の変調出力dは増幅18で増幅され、送信アン
テナ20より送信される。
第2図は本発明の無線操縦装置における受信側の実施
例構成図である。
第2図において、22は受信アンテナであり、受信アン
テナ22からの受信信号を増幅器24で増幅した後、復調器
26に与えている。復調器26は第3図の受信側信号波形図
に示すように、周波数f1の受信搬送波でLレベル、周波
数f2の受信搬送波でHレベルとなる復調出力eを生ず
る。
一方、増幅器24の受信出力はスケルチ回路30に入力さ
れ、スケルチ回路30より周波数f1及びf2の各受信搬送波
の受信状態でHレベルとなるスケルチ出力fを生ずる。
即ち、スケルチ回路30はFM受信機において、受信入力が
弱くなるかまたは断たれた時に生ずる大きな雑音出力を
除去する低周波回路の閉鎖制御のために使われており、
従って、周波数f1及びf2の搬送波受信時にはHレベル出
力が得られ、搬送波が断たれている時にはLレベル出力
となることから、このスケルチ出力から搬送波の断続を
検知することができる。
復調器26の復調出力e及びスケルチ回路30のスケルチ
出力fはラッチ回路28に与えられ、ラッチ回路28は復調
出力eがHレベルとなっている状態でスケルチ出力fが
Hレベルに立ち上がるとセットされてラッチ出力gを生
じ、復調出力eがLレベルの状態でスケルチ出力fがH
レベルに立ち上がるとリセットされてラッチ出力gが断
たれる。
更にスケルチ回路30の出力は、リトリガブル単安定マ
ルチバイブレータ(以下「単安定マルチ」という)32に
与えられる。単安定マルチ32には搬送波の断続周期Tを
越える設定時間τがその時定数により設定されており、
スケルチ出力fのHレベルの立上がりでトリガされ、設
定時間τ以内に再度スケルチ出力fがHレベルに立ち上
がってリトリガされる限り単安定マルチ出力hはHレベ
ルを保っている。しかし、スケルチ出力fが設定時間τ
を越えて得られない場合には、設定時間τの到達で単安
定マルチ出力hはLレベルに立ち下がり、この単安定マ
ルチ出力hのLレベルにより受信異常状態を示すエラー
信号を出力することになる。
次に第1,2図の実施例を用いた本発明の無線操縦装置
の動作を説明する。
まず、正常な受信状態、即ち受信側で充分な受信電界
強度が得られている場合には、第3図に示したように、
送信側からの変調出力dに対応した周期Tで断続する搬
送波を受信し、操作スイッチ16の操作状態を示す周波数
f2の受信搬送波から復調出力eが得られ、また周波数f1
及びf2の各受信搬送波からクロック周期TでH,Lを繰り
返すスケルチ出力fが得られる。
このため、単安定マルチバイブレータ32はスケルチ出
力fのHレベルへの立上がりで周期T毎にトリガされ、
設定時間τに到達する前に再トリガされるため、単安定
マリガ出力hはHレベルを保っている。またラッチ回路
28は復調出力e及びスケルチ出力fのHレベルに立ち上
がったタイミングでセットされ、その後、復調出力eが
断たれてからスケルチ出力fがHレベルに断ち上がった
タイミングでリセットされ、送信側のスイッチ出力cに
対応したラッチ出力gを得ることができる。
次に周囲の影響により受信側の電界強度が低下して搬
送波を正常に受信できなくなった場合の動作を説明す
る。
第4図は途中で搬送波が受信不能となった状態を示し
ている。即ち、時刻t1に至るまでは正常に搬送波が受信
されることからスケルチ出力fが得られていたものが、
時刻t1以降、搬送波が受信できないためにスケルチ出力
fはLレベルに固定される。
この時、最後のスケルチ出力fのHレベルへの立上が
りでトリガされた単安定マルチ32は時刻t1以降スケルチ
出力fが得られないために設定時間τ経過時点で単安定
マルチ出力hをHレベルからLレベルに反転し、この単
安定マルチ出力hのLレベル出力により受信エラー状態
にあることを知り、受信側でアラーム出力を行なうと共
にアラーム出力状態でラッチ回路28より得られるラッチ
出力gは無視するようになる。
第5図は、受信電界強度は充分に得られているが他の
機器からの搬送波による混信を受けた場合の動作状態を
示す。
即ち、通常の無線装置における搬送波は連続波である
ことから、第5図の時刻t1で他の搬送波の混信を受ける
とスケルチ出力fはHレベルに固定されたままとなる。
そのため時刻t1のスケルチ出力fのHレベルへの立上が
りでトリガされた単安定マルチ32に対しては、それ以降
スケルチ出力fのHレベルへの立上がりによるトリガが
掛からないため、時刻t1から設定時間τを経過すると単
安定マルチ出力hがLレベルに立ち下がり、受信状態が
異常である旨を示すアラーム出力及び時刻t1以降のラッ
チ回路28のラッチ出力gを無効とする処理を行なうよう
になる。
第6図は本発明の無線操縦装置における受信側の他の
実施例を示した実施例構成図であり、この実施例にあっ
てはCPUによるプログラム制御により受信異常状態を判
別できるようにしたことを特徴とする。
第6図において、受信アンテナ22,増幅器24,復調器26
及びスケルチ回路30は第2図の実施例と同じである。
一方、復調器26の復調出力は入力ポート34を介してCP
U36に与えられ、CPU36に対しては本発明による受信状態
判別のためのプログラムを格納したROM40及び本発明の
受信状態判別の監視に用いるタイマ38が接続され、更に
出力ポート42を介して受信したスイッチ操作信号の受信
出力及び異常受信状態におけるエラー信号を出力する出
力ポート42が設けられる。
更にCPU36に対してはスケルチ回路30のスケルチ出力
fが与えられ、スケルチ出力fのHレベルへの立上がり
で第7図に示すプログラムAが起動され、このプログラ
ムAの起動により受信異常状態の有無を判別すると共に
タイマ38をリセット後に再起動するようになる。
タイマ38の起動後の経過時間を示す値τはCPU36側で
読み取ることができる。また、タイマ38は送信側の断続
周期Tにおける変動周期を±ΔTとすると、(T+Δ
T)に経過時間を示す値τ′が一致したときにタイムア
ップ出力iをCPU36に与え、このタイムアップ出力iを
受けてCPU36は第8図に示すプログラムBを実行する。
次に第6図の実施例の動作を説明する。
今、第6図の受信側の受信強度が充分に得られ、正常
に送信信号を受信できたとすると、第9図に示すように
送信側の断続周期T毎にHレベルに立ち上がるスケルチ
出力fが得られる。CPU36はスケルチ出力fの立上がり
で第7図に示すプログラムAを実行する。
この第7図のプログラムAにあっては、まずステップ
S1でタイマ38の値τ′を読み込み、次のステップS2でタ
イマ値τ′と設定値(T−ΔT)とを比較する。
即ち、第9図のタイマ動作に示すように、スケルチ出
力fの立上がり毎にプログラムAが起動され、このプロ
グラムAによりタイマ38がリセットされて再起動される
ことから、次のスケルチ出力の立上がりでプログラムA
が起動されるまでにタイマ値τ′は所定の傾きで直線的
に増加し、リセット直前のτ′の値は送信側の間欠周期
Tに等しくなる。そこで、第7図のステップS2にあって
は、間欠周期Tから周期変動分ΔTを差し引いたレベル
をタイマ値τ′が越えるか否か判別しており、タイマ値
τ′が設定値(T−ΔT)を越えていれば正常な受信状
態、(T−ΔT)に到達しなければ受信異常状態と判別
する。
即ち、ステップS2でタイマ値τ′が設定値(T−Δ
T)より大きければステップS3に進んでアナログ信号を
リセットし、次のステップS4で入力ポート34からの復調
出力eを読み込んで出力ポート42より受信出力として取
り出し、最終的にタイマ38をリセット後に起動してプロ
グラムAを終了する。
一方、ステップS2でタイマ値τ′が設定値(T−Δ
T)より小さかった場合には、受信異常状態にあること
を判別してステップS6に進み、出力ポート42よりエラー
信号を出力させた後、ステップS5でタイマ38をリセット
後に起動してプログラムAを終了する。
このステップS2で受信異常状態と判別されるのは、第
10図に示すように受信搬送波にノイズが含まれた場合で
ある。
第10図にあっては、スケルチ出力fのLレベル期間に
ノイズが混入した状態を示しており、ノイズの混入によ
りスケルチ出力fが立ち上がることから、このときにも
プログラムAが起動され、プログラムAの起動によりタ
イマ38のリセット後の再起動が行なわれることから、こ
のときタイマ値τ′は設定値(T−ΔT)に達すること
ができず、ステップS6でアラーム信号のセットが行なわ
れる。
勿論、ノイズが得られた後に正常なスケルチ出力のH
レベルによりプログラムAが起動し、次に正常なスケル
チ出力が得られると、ステップS3に進んでアラーム信号
リセットにより正常な受信状態に回復するようになる。
次に、第8図のプログラムBによる異常受信状態の判
別処理を説明する。
第11図は充分な受信電界強度が得られている状態で他
の機器からの搬送波の混信を受けた状態を示しており、
時刻t1からの混信によりスケルチ出力fはHレベルに固
定されてしまう。このため、時刻t1における第7図のプ
ログラムAの実行によりタイマ38のリセット後の起動が
行なわれても、時刻t1以降スケルチ出力fはHレベルに
固定されるためタイマリセットによる再起動は行なわれ
ず、タイマ値τがタイマ38に設定した所定値(T+Δ
T)に達するとタイムアップ出力iがCPU36に与えられ
る。このタイムアップ出力iを受けて、第8図に示すプ
ログラムBが起動される。
第8図のプログラムBにあっては、まずステップS1で
アラーム信号をセットし、出力ポート42よりエラー信号
が出力される。続いてステップS2でタイマ38をリセット
後に起動して処理を終了する。
従って、第11図に示すように時刻t1から始まった混信
からタイムアップ出力iを得るための設定時間(T+Δ
T)経過した時点でプログラムBの起動によりアラーム
信号がセットされ、外部に受信異常状態を示すエラー信
号を送出し、且つこのときの受信出力を無効とする処理
を行なうようになる。
第12図は受信電界が低下して搬送波が正常に受信でき
なくなったときの動作説明図であり、この場合にも第8
図に示すプログラムBが起動される。
第12図において、時刻t1以降、受信電界強度の低下で
搬送波が正常に受信できなくなると、スケルチ出力fは
Lレベルに固定され、時刻t1の直前のスケルチ出力fの
立上がりで起動したプログラムAによるタイマリセット
起動により時刻t1より(ΔT)を経過したタイミングで
タイマ38よりタイムアップ出力iが得られ、このタイム
アップ出力を受けてCPU36は第8図のプログラムBを起
動する。プログラムBを起動すれば、第11の場合と同
様、ステップS1のアラーム信号のセットにより出力ポー
ト42よりエラー信号が出され、続いてステップS2でタイ
マをリセット後に起動して次のタイムアップ出力Iを待
つようになる。
このように第6図の実施例にあっては、第9図に示し
た正常な受信状態に対し第10図のノイズ混入による異常
受信状態、第11図に示す他の機器からの混信による異常
受信状態、更に第12図に示す受信電界強度の低下により
正常受信できなくなったときの受信異常状態の3つを確
実に判別し、受信異常状態のアラーム信号セットにより
警報すると共にアラーム信号セット状態での復調された
スイッチ操作信号を無視して誤動作を防ぐようになる。
第13図は本発明の送信側の他の実施例を示した実施例
構成図である。
第13図において、発振器10,変調器14,増幅器18,送信
アンテナ20,操作スイッチ16は第1図と同じであるが、
増幅器18に対し動作電源を供給する電源44からの電源ラ
インに切替スイッチ46を設け、この切替スイッチ46をク
ロック発振器12のクロック出力aでオン,オフ制御する
ようにしたことを特徴とする。
即ち、第13図の実施例にあっては、搬送波の断続送信
を増幅器18に対する電源供給の断続により行なうように
したことを特徴とする。
更に詳細に説明するならば、発振器10は周波数f1の搬
送波で成る発振出力bを連続出力しており、変調器14は
操作スイッチ16のオフで発振出力bをそのまま増幅器18
に出力し、一方、操作スイッチ16のオンで周波数f2の搬
送波で成る変調出力を増幅器18に出力する。変調器14の
変調出力bは周波数f1または周波数f2が連続したもので
あるが、クロック発振器12より断続周期Tをもって電源
44から電源供給を切替スイッチ46により断接すること
で、増幅器18はクロック出力aのオン,オフ周期に応じ
た断続周期で搬送波の送信を行なうようになる。
この第13図の実施例にあっては、最も消費電力が大き
い増幅器18を断続周期に応じて間欠動作させていること
から、消費電力が節減でき、電池電源を使用した携帯送
信器とした場合に消費電力を節減できる点で望ましい。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、微弱な送信
電力により受信動作が不安定になり易い無線操縦装置で
あっても、受信側で受信電界強度の低下、ノイズ混入、
他の機器からの混信等の受信異常状態を判別して異常受
信状態における復調出力による機器の制御を禁止すると
共に、警報出力を行なってオペレータに知らせることが
でき、常に正常な受信状態においてのみ得られた復調出
力、即ち送信側のスイッチ操作信号に対応する信号を使
用した機器の遠隔制御を行なうことができ、土木,建築
現場等における遠隔無線制御、即ちテレコントロールの
信頼性と安全性を大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の送信側の実施例構成図; 第2図は本発明の受信側の実施例構成図; 第3図は第1,2図の動作を示した信号波形図; 第4図は受信電界強度が低下した際の動作信号波形図; 第5図は混信時の動作信号波形図; 第6図は本発明の受信側の他の実施例構成図; 第7図は第6図のCPUで実行されるプログラムAのフロ
ーチャート; 第8図は第6図のCPUで実行されるプログラムBのフロ
チャート; 第9図はプログラムAによる正常受信時の動作を示した
動作説明図; 第10図はノイズ混入時のプログラムAの実行による処理
動作を示した説明図; 第11図はプログラムBの実行による混信時の処理動作説
明図; 第12図はプログラムBによる受信電界強度低下時の処理
動作説明図; 第13図は本発明の送信側の他の実施例構成図; 第14図は従来装置の構成図; 第15図は従来装置の動作を示した信号波形図である。 10:発振器 12:クロック発振器 14:変調器 16:操作スイッチ 18,24:増幅器 20:送信アンテナ 22:受信アンテナ 26:復調器 28:ラッチ回路 30:スケルチ回路 32:リトリガブル単安定マルチバイブレータ 34:入力ポート 36:CPU 38:タイマ 40:ROM 42:出力ポート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側でスイッチ操作信号を搬送波により
    変調して送信すると共に、該送信信号を受信側で復調し
    て出力する無線操縦装置に於いて、 スイッチ操作信号が得られていない状態で第1の搬送波
    を断続して送信し、スイッチ操作信号が得られた際には
    第2の搬送波を断続して送信する断続送信手段を送信側
    に設け、 前記第1及び第2の搬送波によるスケルチ出力から受信
    搬送波の断続周期を検出し、受信搬送波の断続周期が前
    記送信側の断続周期に基づく規定範囲から外れた場合に
    エラー信号を出力する受信状態判別手段を受信側に設け
    たことを特徴とする無線操縦装置。
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