JP2697813B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2697813B2
JP2697813B2 JP60166362A JP16636285A JP2697813B2 JP 2697813 B2 JP2697813 B2 JP 2697813B2 JP 60166362 A JP60166362 A JP 60166362A JP 16636285 A JP16636285 A JP 16636285A JP 2697813 B2 JP2697813 B2 JP 2697813B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明は、プリンタ,複写装置等、記録用シートに画
像を記録する装置に関し、特に、予めいくつかの記録条
件を記憶しており、その1つを簡単なキー操作により呼
出しするようにした記録装置に関する。 【従来の技術】 例えば、複写装置においては、近年益々その機能が充
実し、オペレータの種々の要求に答えるべく様々なコピ
ーモード(記録条件)が設定できるようになっている。 このように多機能化した反面、オペレータの操作を煩
雑化し、コピー作成の都度、多くの操作キースイッチを
操作して必要とする動作モードを設定しなければならな
いという不都合が生ずるようになった。 そこで、予めいくつかのコピーモードを記憶してお
き、これを簡単なキースイッチ操作で指定することによ
り自動的にコピーモードを設定する複写装置が提案され
ている。 【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、登録されたコピーモードが書替えら
れ、破壊されあるいは消失してモード呼出ミスを生じ易
い。例えばサイズの違う記録用紙にコピーをしてしまう
という問題があった。 本発明は、コピーモードの設定ミスを低減することを
第1の目的とし、コピーモードの書替えによる設定ミス
を低減することを第2の目的とし、装置電源が投入され
ていないときの、メモリに記録されたコピーモードの書
き込みを防止することを第3の目的とし、装置電源投入
時のノイズによるメモリの記憶内容の破壊を防止するこ
とを第4の目的とする。 【課題を解決するための手段】 (1)本発明は、記録用シートに画像を記録する記録装
置において、 シートサイズおよび記録倍率を含む記録条件を複数
組、それぞれに識別記号を宛てて記憶したメモリ(5
3); 該メモリに書き込みはできないバックアップ電圧(3
V)を印加するためのバッテリ(BT); 装置電源が投入されているときメモリ(53)に読み書
きができる動作電圧(Vcc)を印加しリセット信号(▲
▼)がある間は前記動作電圧(Vcc=5V)の
印加を遮断するバックアップ回路(54); 前記識別記号を指定するための指示手段(72,91,9
2); 前記指示手段が指定した識別記号に宛てられた組の記
録条件を前記メモリ(53)より読み出す読出制御手段
(50,63); 表示手段(76,97,98,116,118,120,122,125); 前記表示手段に、前記読出制御手段が読み出した記録
条件を表示する表示制御手段(50,63); 前記表示手段に表示された記録条件を変更するための
入力手段(96,109〜113,115,117,119,121,124); 該入力手段の変更入力に応答して記録条件を変更して
設定し前記表示手段に更新表示する記録条件設定手段
(50,62,63); 記憶情報のプロテクトを指定するプロテクト指示手段
(74); 前記記録条件設定手段が設定した記録条件を、前記指
示手段が指定した識別記号が宛てられた前記メモリ(5
3)の記録条件にプロテクト指定がないとき該識別記号
を宛てて前記メモリ(53)に書込み、この書込みのとき
前記プロテクト指示手段によるプロテクト指定がある
と、該書込みの記録条件にプロテクト指定を付し、前記
指示手段が指定した識別記号が宛てられた前記メモリ
(53)の記録条件にプロテクト指定があるときには、該
書込みは不可とする登録手段(50);および、 前記装置電源が投入された時は所定時間リセット信号
▲▼を前記バックアップ回路(54)に与え、
かつ前記動作電圧(Vcc)が所定値以下になるとリセッ
ト信号▲▼を前記バックアップ回路(54)に
与える電源監視回路(55); を備えることを特徴とする。 なお、理解を容易にするためにカッコ内には、図面に
示し後述する実施例の対応要素の記号を、参考までに付
記した。 【作用】 指示手段で識別記号を指定すると、読出制御手段が、
該識別記号に宛てられた組の記録条件をメモリ(53)よ
り読み出し、表示制御手段が、読み出された記録条件
を、表示手段に表示する。したがって記録スタートを指
示する前に、オペレータは記録条件を表示手段上で確認
しうる。すなわち記録条件の誤りを記録スタート前に確
認しうる。 そして、適合しない記録条件は、入力手段で変更す
る。この変更入力があると、記録条件設定手段が、記録
条件を変更して設定し前記表示手段に更新表示する。し
たがって所望の記録条件の設定が容易であり、記録条件
の設定ミス、例えば記録シートサイズ指定の誤り、が少
くなる。 メモリ(53)に記憶している記録条件を、登録手段
(50)にて上述のように変更したものに更新するとき、
変更前の記録条件にプロテクト指定があると、登録手段
(50)は、この更新を不可とするので、安易な登録更新
が抑止される。これにより、変更前の記録条件をメモリ
(53)に登録した者(先行者)がこれを呼出したとき、
他の者(後行者)が記録条件を更新してしまっているの
で、先行者が意図する記録条件とは異なった記録条件が
設定されて、記録条件の設定ミス、例えば記録シートサ
イズ指定の誤り、となる可能性が低減する。変更前の記
録条件にプロテクト指定がないと、登録手段(50)が、
記録条件設定手段が設定した記録条件を、前記指示手段
が指定した識別記号を宛てて前記メモリ(53)に書込む
ので、記録条件の更新を容易に行なうことができる。こ
の書込みのとき前記プロテクト指示手段によるプロテク
ト指定があると、登録手段(50)が、該書込みの記録条
件をプロテクト指定を付してメモリ(53)に書込むの
で、更新不可の登録も容易である。 装置電源が投入されていないときバッテリ(BT)が、
メモリ(53)に、書き込みはできないバックアップ電圧
(3V)を印加するので、装置電源が投入されていないメ
モリバックアップ中に、ノイズ等によるメモリ(53)の
記録条件の書替え(記憶の破壊)を生じないので、コピ
ーモードの設定ミスが低減する。 装置電源が投入されているときには、バックアップ回
路(54)が、メモリ(53)に読み書きができる動作電圧
(Vcc=5V)を与え、読出制御手段(50,63)が、指示手
段(72,91,92)が指定した識別記号に宛てられた組の記
録条件をメモリ(53)から読出すので、所期の記録条件
が表示手段に表示される。また、前記登録手段(50,6
3)によるメモリの書込み又は更新ができる。 電源監視回路(55)が、装置電源が投入された時は所
定時間リセット信号(RESET)を前記バックアップ回路
(54)に与え、かつ動作電圧(Vcc)が所定値(4.5V)
以下になるとリセット信号(RESET)をバックアップ回
路(54)に与え、バックアップ回路(54)が、リセット
信号(RESET)がある間はメモリ(53)への動作電圧(V
cc)の印加を遮断するので、電源投入時のノイズの影響
による、あるいは、動作電圧(Vcc)の低下によるメモ
リ(53)の記憶内容の破壊あるいは書込みエラーが防止
される。 【発明の実施の形態】 (2)前記読出制御手段(50,63)は、バッテリ電圧を
監視し、それが所定電圧(2.8V)以下になると警報(第
3図のBat)を発生する。 これによれば、バッテリ電圧が所定電圧(2.8V)以下
になると自動的に警報が発生し、装置のユーザはバッテ
リ電圧の不足を認識することができる。ここでバッテリ
を交換して、バッテリの消耗によるメモリ(53)の記憶
内容の破壊又は消失を未然に防止することができる。 本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下
の実施例の説明より明らかになろう。 【実施例】 第1図に本発明の一実施例の複写装置の機構部概要を
示す。第1図を参照して説明する。1は原稿をセットす
るコンタクトガラスであり、2は圧板兼用の自動原稿給
排装置(以下、ADF装置)である。原稿セットは、圧板
2を開いてコンタクトガラス1に直接セットしてもADF
装置2の原稿載置台(第1図でADF装置2の右側)にセ
ットしてもよい。後者の場合であれば、ADF装置2は、
原稿載置台に原稿ありを検知すると、コピースタート指
示入力がADFスタート指示となり、その原稿を繰り込ん
でコンタクトガラス1の所定位置にセットした後、ADF
装置2がコピースタート指示を発する。このADF装置2
の動作モードは、2とおりであり、第1は、コピースタ
ート指示入力→原稿載置台の原稿繰り込み→コピー→原
稿の排出および次の原稿の繰り込み→・・・・と原稿載
置台の原稿が全部なくなるまで続けるADFモードであ
り、第2は、コピースタート指示入力→原稿載置台の原
稿繰り込み→コピー→原稿の排出→コピースタート指示
入力待ち、となるSADFモードである。 原稿をコンタクトガラス1に直接セットした場合、お
よびADF装置を使用した場合のいずれの場合において
も、原稿はADF装置2のコンタクトガラス1との当接面
に張架された白色ベルトにより圧下されてコンタクトガ
ラス1に密着される。 コンタクトガラス1の下方には、露光ランプ3、第1
ミラー4、第2ミラー5、第3ミラー6、集光レンズ7
および第4ミラー8等からなる光学走査系が備わってい
る。露光ランプ3の照射による原稿反射光は、この光学
系により感光体ドラム9に導びかれる。本実施例の複写
装置は原稿固定式であり、露光ランプ3および第1ミラ
ー4等を搭載した第1キャリッジ(図示せず)、およ
び、第2ミラー5および第3ミラー6等を搭載した第2
キャリッジ(図示せず)を、それぞれ2:1の速度比とな
るように駆動し、光路長を一定に保ちながら原稿を走査
する。この原稿走査は、定速度で固定する感光体ドラム
9(第1図で時計方向)に同期して行なわれ、等倍コピ
ーの場合は、感光体ドラム9表面の移動速度rω[cm/s
ec](r:感光体ドラム9の半径[cm],ω:感光体ドラ
ム9の回転角速度[rad/sec])と、原稿走査速度v[c
m/sec]とが等しく設定されている。拡大コピーの場合
は、その拡大率をMとすれば、集光レンズ7が第1図で
光軸上を左に移動して感光体ドラム9上の投影像をM倍
に拡大するので、原稿走査速度v[cm/sec]は、感光体
ドラム9表面の移動速度rω[cm/sec]の1/Mに設定さ
れる。縮小コピーの場合は、その縮小率を1/mとすれ
ば、集光レンズ7が第1図で光軸上を右に移動して感光
体ドラム9上の投影像を1/mに縮小するので、原稿走査
速度v[cm/sec]は、感光体ドラム9表面の移動速度r
ω[cm/sec]のm倍に設定される。 感光体ドラム9の周囲には帯電チャージャ10,現像ユ
ニット11,転写チャージャ12,分離チャージャ13,クリー
ニングユニット14等が配置されている。 給紙台は全部で5段であり、上から第1段給紙台、第
2段給紙台、第3段給紙台、第4段給紙台、第5段給紙
台と呼ばれている。それぞれの給紙台には、着脱自在の
給紙カセット15,18,21,24,27が装着されている。 この複写装置では、最大で、A3番の記録用紙を長手方
向に給紙(以下、ヨコ給紙;これに対し短手方向の給紙
をタテ給紙)することができる。したがって、A3ヨコ給
紙用、A4タテ給紙用、A4ヨコ給紙用、A5タテ給紙用、A5
ヨコ給紙用、B4ヨコ給紙用、B5タテ給紙用、B5ヨコ給紙
用、B6タテ給紙用、B6ヨコ給紙用およびユニバーサル給
紙用(フリーサイズ)の11種類の給紙カセットが用意さ
れている。これらの給紙カセットには、その種類(収容
する用紙サイズ)を示す検知マークが備わっており、カ
セット装着時に、各給紙台に備わる用紙サイズ検知セン
サ(57)により読み取られる。具体的には、サイズ検知
センサ(57)はフォトインタラプタであり、カセット装
着時に検知マークの遮光フィラーが進入し、透光/遮光
により装着された給紙カセットの種類を読み取る(検知
マークをマグネットとし、磁気感応リードスイッチのオ
ン/オフにより読み取っても良い)。検知マークのコー
ドを次の第1表に示す。 ただし、第1表において、「0」は透光(遮光フィラ
ーなし)、「1」は遮光(遮光フィラーあり)を示して
いる。 第1段給紙台が選択されると、給紙コロ16およびフィ
ードローラ17により給紙カセット15に収容されている記
録用紙がレジストローラ30に向けて繰り出され、第2段
給紙台が選択されると、給紙コロ19およびフィードロー
ラ20により給紙カセット18に収容されている記録用紙が
レジストローラ30に向けて繰り出され、第3段給紙台が
選択されると、給紙コロ22およびフィードローラ23,48
により給紙カセット21に収容されている記録用紙がレジ
ストローラ30に向けて繰り出され、第4段給紙台が選択
されると、給紙コロ25およびフィードローラ26,47,48に
より給紙カセット24に収容されている記録用紙がレジス
トローラ30に向けて繰り出され、第5段給紙台が選択さ
れると、給紙コロ28およびフィードローラ29,45,46,47,
48により給紙カセット27に収容されている記録用紙がレ
ジストローラ30に向けて繰り出される。レジストローラ
30は、所定タイミングで繰り出された記録用紙を感光体
ドラム9に送出する(給紙)。 感光体ドラム9の下流には、搬送ベルト31,定着ユニ
ット32等が備わっている。 定着ユニットを出た後の記録用紙の搬送路は2とおり
に分かれる。1つは、切り換え爪33が下に降りている状
態(第1図の状態)で、排紙ローラ34を介して排紙トレ
イ35に排紙する排紙搬送路であり、もう1つは、切り換
え爪33が上に上っている状態(第1図の矢印方向に回動
する)で、フィードローラ39および40を介して中間トレ
イ36に導く再給紙搬送路である。 両面コピーモードでは、おもて面コピー時に、図示し
ない切換ソレノイドを付勢して、切り換え爪を回動し、
再給紙搬送路を選択して中間トレイ36にコピー面を上に
して記録用紙を蓄える。再給紙搬送路から中間トレイ36
に蓄えられた記録用紙(おもて面にコピーあり)は、矢
印の方向に回動する右寄せローラ37により、第1図にお
いて中間トレイ36の右側に寄せられ、うら面コピー時に
は、給紙コロ38およびフィードローラ41,42,43,44,48に
よりレジストローラ30に向けて繰り出される。この後、
レジストローラ30は、所定タイミングでこの記録用紙を
感光体ドラム9に送出するが、このとき、コピーのある
面が下になり、うら面が転写面となる。なお、中間トレ
イ36は、第1図で左側が開閉蓋になっており、両面コピ
ーを中止する場合には、ここからおもて面にコピー済み
の記録用紙を取り出すことができる。 概略のコピープロセスについて説明する。コピープロ
セスは、スタートサイクル,コピーサイクルおよびエン
ドサイクルに分けることができる。 オペレータは、操作ボードを操作して所定のコピー条
件を入力した後、原稿をセットしてコピースタート指示
を入力する。 ADF装置2を使用する場合には、この指示がADFスター
ト指示となり、ADF装置2は、原稿載置台の原稿を繰り
込み、コンタクトガラス1の所定位置にセットした後、
コピースタート指示を発する。 コピースタート指示で、まず、スタートサイクルが実
行される。スタートサイクルは、機械駆動系の安定化お
よび露光初期条件の統一化等の目的でなされるもので、
メインモータ等の駆動源が付勢され、次いで、感光体ド
ラム9を回転しながら感光面のクリーニングが行なわれ
る。これにおいて、クリーニングユニット14に備わる接
地された導電性ブラシおよびクリーニングブレードによ
り、装置の停止間に付着したトナーおよびキャリア等が
払拭され、さらに除電ランプ(図示せず)により除電さ
れる。 感光面のクリーニング除電完了(スタートサイクル終
了)により、コピーサイクルが実行される。これにおい
ては、感光面の帯電→静電潜像形成→現像→転写→定着
の順に実行される。まず、帯電チャージャ10により感光
体ドラム3の感光面が一様に正の高電位に帯電され、イ
レーサ(図示せず)により用紙サイズに応じて不要領域
がイレースされる。 先端イレース終了位置に原稿先端の露光が一致するよ
うに、所定タイミングで光学系が付勢され、露光ランプ
3による原稿の照射、第1キャリッジおよび第2キャリ
ッジによる走査が行なわれる。原稿反射光は、第1ミラ
ー4,第2ミラー5および第3ミラー6で反射され、レン
ズ7で集光されると、第4ミラー8により反射されて感
光体ドラム9の感光面に結像される。 一様に正の高電位に帯電している感光体ドラム9の感
光面は、原稿反射光が照射されると、光電導現象で原稿
反射光の強弱に応じて表面電荷が除去されて静電潜像は
形成される。 この静電潜像はネガティブに形成されるので、現像器
11を通る間に、負に帯電したトナーが付着して可視化
(現像:ポジ画像)される。 露光開始前に、各給紙カセット15,18,21,24,27または
中間トレイ36からレジストローラ30に繰り出された記録
用紙は、レジストローラ30に当接した状態で一旦停止さ
れ、感光体ドラム9の回転に応じた所定のタイミングで
感光体ドラム9に向けて送出される。 記録用紙は、所定の電圧が印加されている転写チャー
ジャ12の直上を通過するとき、感光体ドラム9の感光面
に形成されたトナー像に接触し、トナー像が転写され
る。 すなわち、レジストローラ30は、トナー像と記録用紙
とが丁度重なるように、感光体ドラム9表面の移動速度
rω[cm/sec]に等しい送出速度Vp[cm/sec]で記録用
紙を送出している。 トナー像を転写した後の感光面は、クリーニングユニ
ット14を通過して前述と同様にして残留トナーおよびキ
ャリアを払拭するクリーニング除電が行なわれる。 トナー像が転写された記録紙は分離チャージャ13およ
び分離爪(図示せず)によって感光体ドラム9の感光面
から分離されて搬送ベルト31により定着ユニット32に送
られる。定着ユニット32は、ヒータを内蔵したローラ対
であり、ここで記録紙上のトナー像が定着される。 ここで、片面コピーモード(両面コピーモード外)の
コピーあるいは、両面コピーモードのうら面コピーであ
れば、切り換え爪33の切換駆動ソレノイド(図示せず)
が付勢されないので、切り換え爪33は下に降りており、
定着ユニット32を出た記録用紙は、排紙ローラ34を介し
て排紙トレイ35に排紙される。両面コピーモードのおも
て面コピーであれば、切り換え爪33の切換駆動ソレノイ
ドが付勢されるので、切り換え爪33は矢印の方向に回動
して上に上っており、定着ユニット32を出た記録用紙
は、フィードローラ39および40を介して中間トレイ36に
導びかれる。以上のコピーサイクルをセット枚数につい
て繰り返した後、エンドサイクルでは、感光体ドラム9
がさらに略1回転し感光面のクリーニング除電を行な
う。このエンドサイクルは感光体ドラム9の感光面の安
定維持および保護等のために行なわれるので、処理内容
はスタートサイクルに等しく、エンドサイクルを実行中
にコピースタート指示があれば、スタートサイクルを省
略してコピーサイクルから実行する。 第2図は、第1図に示す複写装置の制御システムを概
略で示すブロック図である。第2図を参照して説明す
る。なお、第2図において、オーバラインはそれぞれそ
の端子がLアクティブであることを示し、Vccは定電圧
もしくは定電圧Vccが印加される端子を示している。 この制御システムは、メインマイクロコンピュータ
(以下、MCPU)50および、3つのサブマイクロコンピュ
ータ(以下、S1CPU,S2CPU,S3CPU)を中心に構成されて
いる。MCPU50は、この制御システムを統括制御してお
り、そのバスラインには、読み出し専用メモリ(ROM)5
2、読み書きメモリ(RAM)53、I/Oデバイス56およびS1C
PU62等が接続されている。デコーダ51およびラッチ回路
61はバスドライバである。 ROM52には、主としてこの複写装置の制御に必要な制
御プログラムが書き込まれている。 RAM53には、各コピープロセスごとに、その処理に必
要な各処理パラメータ(コピー条件)を逐次書き込み、
必要に応じて読み出すが、その他にこのRAM53は、バッ
テリバックアップによる不揮発性メモリ領域を有し、そ
こには番号に対応付けして数組コピー条件が記憶されて
いる。 54がRAM53をバックアップするバッテリバックアップ
回路であり、55が電源電圧監視回路である。電源監視回
路55は、電源投入時所定時間のリセット信号(Lレベ
ル)を、および、定電圧Vcc(例えば+5v)が所定電圧
以下(例えば4.5v)になるとリセット信号(Lレベル)
を発生する。このリセット信号は、MCPU50,S1CPU62S2CP
U63,S3CPU,I/Oデバイス56およびバッテリバックアップ
回路54のリセット端子に印加される。 バッテリバックアップ回路54にリセット信号が印加さ
れると、トランジスタTr1およびTr2はカットオフ状態と
なる。これにより、RAM53の定電圧入力端子(Vcc)およ
びチップセレクト入力端子▲▼にはバッテリBTの電
圧が印加されることになる。バッテリBTの電圧は定電圧
Vccより低く設定(例えば3v)されているので、RAM53に
対する書き込みおよびRAM53からの読み出しができなく
なる。 電源電圧が不安定なとき、電源電圧監視回路55が誤動
作することがあるので、バッテリバックアップ回路54の
リセット入力端子にはツェナーダイオードZD1が介挿さ
れている。このツェナーダイオードZD1によりツェナー
電位(4v)以下で変動するリセット信号によるバッテリ
バックアップ回路54の誤動作を防止している。 電源投入後あるいは定電圧Vccが回復後、所定時間が
経過して、リセット信号がHレベルとなると、ツェナー
ダイオードZD1を介してトランジスタTr1にベース電流が
流れるので、Tr1がオンとなり、これによりトランジス
タTr2もオンとなる。したがって、RAM53の定電圧入力端
子(Vcc)には、定電圧Vccが印加され、チップセレクト
入力端子▲▼にはLレベルが印加されるので、RAM5
3に対する書き込みおよびRAM53からの読み出しが可能と
なる。 すなわち、このリセット信号によりバッテリバックア
ップメモリ等に起りやすい、電源投入時のノイズの影響
よる記憶内容の破壊を防止している。RAM53のチップセ
レクト入力端子▲▼にLレベルが印加されている状
態では、MCPU50のRDおよびWR信号により、RAM53の不揮
発性メモリ領域に対する書き込みおよび読み出しが実行
される。 なお、MCPU50は、アナログポートAN0でバッテリバッ
クアップ回路54のバッテリBTの電圧を監視し、それが所
定電圧(例えば2.8v)以下になるとウォーニング表示
(第3図Bat)を行なう。 I/Oデバイス56には、サイズ検知センサ57およびその
デコーダドライバ58、モータ&ソレノイドドライバ59、
および、センサユニット60等が接続されている。 デコーダドライバ58は、MCPU50の読み取り指示で、給
紙カセットの検知マーク読み取りを逐次第1段給紙台か
ら第5段給紙台に設定する。サイズ検知センサ57は、並
列接続された各給紙台の同ビット読み取り用の5つのフ
ォトインタラプタ4組と、並列接続された各給紙台の記
録用紙ありなし検出用の5つの反射型フォトセンサ1組
から構成されている。すなわち、デコーダドライバ58が
第1段給紙台の読み取りを設定している場合は、各ビッ
ト読み取り用の4つのフォトインタラプタで第1段給紙
台に装着されている給紙カセットの検知マーク(第1表
参照)を、および、反射型フォトセンサでその給紙カセ
ットの記録用紙のありなしを読み取り;デコーダドライ
バ58が第2段給紙台の読み取りを設定している場合は、
各ビット読み取り用の4つのフォトインタラプタで第2
段給紙台に装着されている給紙カセットの検知マーク
を、および、反射型フォトセンサでその給紙カセットの
記録用紙のありなしを読み取り;以下同様に、第3段給
紙台に装着されている給紙カセットの検知マークおよび
記録用紙のありなし,第4段給紙台に装着されている給
紙カセットの検知マークおよび記録用紙のありなし,第
5段給紙台に装着されている給紙カセットの検知マーク
および記録用紙のありなしを読み取る。この読み取り
で、MCPU50は、各給紙台ごとに、LSB〜第3ビットで記
録用紙のサイズ(第1図参照)を示し、第4〜第6ビッ
トで給紙台の番号を示し、MSBで記録用紙のありなしを
示す8ビットのサイズデータを作成し、RAM53のサイズ
テーブルに書き込む(通常の読み書き領域)。 第4a図は、そのサイズテーブルの第2段給紙台のサイ
ズデータの一例を示す。第4a図は、第2段給紙台には、
A4ヨコ給紙用の給紙カセットが装着されており、記録用
ありであることを示している。 モータ&ソレノイドドライバ59にはメインモータ、給
紙モータ、各給紙コロ16,19,22,25,28,38の給紙クラッ
チソレノイド、レジストローラ30のレジストクラッチソ
レノイドおよび切換え爪33の切換駆動ソレノイド等が接
続されており、MCPU50の指示を受けてこれらの付勢/消
勢制御を行なっている。センサユニット60には、分離ジ
ャムセンサ、トナー(現像ユニット11)センサ、ドラム
(感光体ドラム9)温度センサおよびPセンサ等が接続
されている。 S1CPU62の入力ポートP10,P11および出力ポートP20,P2
1は、コネクタを介してADF装置2およびソータ(図示せ
ず)の制御入出力端子に接続されており、ここからシリ
アルにデータ交信を行ない、ADF2およびソータの制御を
実行している。入力ポートP14,P15,P16およびP17に接続
されているディップスイッチDIPswは、ADF2およびソー
タの種別を指定するためのものである。 また、MCPU50の入力ポートRXDおよび出力ポートTXDに
は、それぞれS2CPU63およびS3CPU(図示せず)の出力ポ
ートTXDおよび入力ポートRXDが接続されており、ここか
らシリアルにデータの送受を行なっている。 S2CPU63は複写装置の操作ボードに備わっており、キ
ー操作の読み取りおよび表示の制御を行なっている。 キー操作の読み取りにおいては、出力ポートPD0〜PD7
からドライバ1(64)にスキャン信号を転送し、バッフ
ァ1(65)から転送されるキー操作に対応する信号を入
力ポートAN0〜AN7で読み取る。具体的には、第2図にお
いて、スイッチ接点およびダイオードからなるキースイ
ッチを○印で示しているが、これがドライバ1(64)の
出力ラインとバッファ1(65)の入力ラインの交点に介
挿されており、ドライバ1(64)はスキャン信号によ
り、順番に出力ラインにHレベルを出力するので、バッ
ファ1(65)の入力ラインのレベル読み取りをスキャン
信号に対応付けすることによりキー操作を読み取ってい
る。 キー操作を読み取ると、内部RAMのキー操作データス
トア領域に書き込み、MCPU50によりS2CPU63がセレクト
(セレクト1)されると、割り込み処理で、シリアルの
読み取りデータをS2CPU63のシリアル出力端子TXDからMC
PU50のシリアル入力端子RXDに転送する。 表示においては、MCPU50によりS2CPU63がセレクト
(セレクト1)されると、割り込み処理でMCPU50のシリ
アル出力端子TXDから出力されるシリアルの表示データ
をS2CPU63のシリアル入力端子RXDから読み取り、内部RA
Mの表示データストア領域に書き込む。 S2CPU63は、ドライバ1(64)に出力するスキャン信
号に対応して、この表示データにより、出力ポートPB0
〜PB7からドライバ2(66)に、出力ポートPA0〜PA7か
らドライバ3(67)にそれぞれ表示信号を出力する。具
体的には、第2図において、発光ダイオードでなる表示
ランプを◎印で示しているが、これがドライバ1(64)
の出力ラインとドライバ2(66)およびドライバ3(6
7)の出力ラインの交点に介挿されており、表示データ
で表示が指示された発光ダイオードの一端が接続されて
いるドライバ1(64)の出力ラインが、スキャン信号に
よりHレベルとなるとき、その他端が接続されているド
ライバ2(66)またはドライバ3(67)の出力ラインを
Lレベルとすることによりその発光ダイオードを付勢し
ている。 図示しないS3CPUは、露光ランプ3および第1ミラー
4わ搭載する第1キャリッジ(図示せず)、および、第
2ミラー5および第3ミラー6を搭載する第2キャリッ
ジ(図示せず)の速度制御、および、変倍時の集光レン
ズ7の位置制御を実行している。すなわち、MCPU50によ
り、S3CPUがセレクト(セレクト2)されると、MCPU50
のシリアル出力端子TXDから出力されるシリアルの変倍
データおよびサイズデータ(記録用紙サイズ)等をS3CP
Uのシリアル入力端子から読み取り、内部RAMの変倍デー
タストア領域およびサイズデータストア領域にそれぞれ
書き込む。 S3CPUでは、変倍データに応じて集光レンズ7の位置
制御を行なう。また、変倍データおよびサイズデータに
より原稿走査速度および原稿走査範囲を設定し、コピー
スタート指示があると、所定タイミングで原稿走査制御
を実行する。 図示しないが、露光ランプ3および第1ミラー4を搭
載する第1キャリッジには、原稿の地肌濃度検出用の受
光器が搭載されており、これから光ファイバで地肌濃度
検出回路に導びかれている(詳細は特願昭60−006097を
参照)。この地肌濃度検出回路出力端子はS3CPUのアナ
ログ入力ポートに接続されており、S3CPUはこれを読み
取って原稿地肌データとして内部RAMにストアしてい
る。自動濃度調整モードにおいて、MCPU50により、所定
タイミングでS3CPUがセレクト(セレクト2)される
と、そのシリアル出力端子からMCPU50のシリアル入力端
子RXDに向けて原稿地肌データを出力する。MCPU50で
は、この原稿地肌データに基づいて現像バイアス電圧を
設定し、原稿に応じた最適濃度調整を行なう。 第3図にオペレータが操作する操作ボードの外観を示
す。第3図を参照して説明する。 70は書込キーである。このキーはオルタネートスイッ
チであり、キー操作ごとに書込モードの設定およびその
解除を繰り返す。書込モードでは、書込表示ランプ71が
点灯する。 72は呼出キーである。このキーはオルタネートスイッ
チであり、キー操作ごとに呼出モードの設定およびその
解除を繰り返す。呼出モードでは、呼出表示ランプ73が
点灯する。 74はプロテクトキーである。このキーはオルタネート
スイッチであり、キー操作ごとにプロテクトモードの設
定およびその解除を繰り返す。プロテクトモードでは、
プロテクト表示ランプ75が点灯する。 76は、呼出モードでRAM53の不揮発性メモリ領域から
読み出したコピー条件で指定される記録用紙サイズ(指
定用紙サイズ)を表示する指定用紙サイズ表示器であ
り、77は、その指定用紙サイズに合致する記録用紙を収
容する給紙カセットが第1〜第5給紙台のいずれにも装
着されていないとき、給紙カセットの確認を知らせる確
認表示ランプである。 78および79は、それぞれ書込モード、呼出モードおよ
び/またはプロテクトモード(以下、プログラムモー
ド)において、番号1が指定されたとき、これに対応付
けしたRAM53の不揮発性メモリ領域に、データ(コピー
条件)の書き込みありなしを示すデータ書込表示ランプ
およびそのデータのプロテクト指定ありなし(記憶デー
タの更新可/不可)を示すデータプロテクト表示ランプ
であり;80および81は、それぞれ番号2に対応付けした
データの書き込みありなしを示すデータ書込表示ランプ
およびそのデータのプロテクト指定ありなしを示すデー
タプロテクト表示ランプであり;82および83は、それぞ
れ番号3に対応付けしたデータの書き込みありなしを示
すデータ書込表示ランプおよびそのデータのプロテクト
指定ありなしを示すデータプロテクト表示ランプであ
り;84および85は、それぞれ番号4に対応付けしたデー
タの書き込みありなしを示すデータ書込表示ランプおよ
びそのデータのプロテクト指定ありなしを示すデータプ
ロテクト表示ランプであり;86および87は、それぞれ番
号5に対応付けしたデータの書き込みありなしを示すデ
ータ書込表示ランプおよびデータのプロテクト指定あり
なしを示すプロテクト表示ランプである。 88は、コピースタート指示(またはADFスタート指
示)を入力するためのプリントキーである。このキー88
は、透過型表示キースイッチであり、背後に緑ランプお
よび赤ランプを備えており、Ready(レディ)セット
(コピー可)で緑ランプが点灯し(赤ランプ消灯)、Re
adyリセット(コピー不可)で赤ランプが点灯する(緑
ランプ消灯)。 89は割込キーである。このキーはオルタネートスイッ
チであり、キー操作ごとに割込モードの設定およびその
解除を繰り返す。割込モード設定中は割込表示ランプ90
が点灯する。 91はテンキーである。プログラムモードでこのキー操
作(1〜5のみ)によりRAM53の不揮発性メモリ領域を
特定する番号が指定される。また、プログラムモード外
でコピーセット枚数が指定される。コピーセット枚数
は、同一原稿のコピーを1〜9枚の間で設定することが
でき、セットした枚数はセット枚数表示器94に表示され
る。95はコピー枚数表示器であり、コピーした枚数が表
示される。 93はCキーである。このキー操作で、コピーセット枚
数が初期状態(1枚)にセットされる。 96は両面キーである。このキーはオルタネートスイッ
チであり、キー操作ごとに両面モードの設定およびその
解除を繰り返す。両面モード設定中は両面表示ランプ97
が点灯する。 両面モードには、2とおりあり、第1はおもて面コピ
ーモードで、第2はうら面コピーモードである。おもて
面コピーモードでは、両面表示ランプ97およびおもて表
示ランプ98が点灯し、セット枚数分の記録用紙のおもて
面コピーを実行する。これを終了すると、うら面コピー
モードが設定され、これにおいては、両面表示ランプ97
およびうら表示ランプ99が点灯し、自動的に中間トレー
36が選択され、すでにコピーのある記録用紙のうら面の
コピーを実行する。 101はダークキー,102はライトキーである。これら
は、マニュアル濃度調整に使用するキースイッチであ
る。この装置のマニュアル濃度調整は7段階であり、ダ
ークキー101の操作で濃い段階(数値が低い)が逐次設
定され、ライトキー102の操作で薄い段階(数値が高
い)が逐次設定される。 105はマニュアル濃度表示器であり、設定中のマニュ
アル濃度の段階を、□印が点灯して表示する。この表示
器105は、左方向が濃い段階を、右方向が薄い段階を示
す。 103はオートキーである。このキーはオルタネートス
イッチであり、キー操作ごとに自動濃度調整モードの設
定およびその解除を繰り返す。 自動濃度調整モード設定中は、マニュアル濃度表示器
105の表示が消灯し、オート表示ランプ104が点灯する。 100は異常表示器であり、左からソータ異常表示器、
ペーパジャム表示器,トナー補給表示器,トナー回収表
示器,コールサービスマン表示器である。これらの表示
器は、それぞれ該当する異常があると点灯する。 106はペーパエンド表示器であり、設定中の給紙台に
給紙カセットが装着されていないとき、または、設定中
の給紙台に装着されている給紙カセットに記録紙が収容
されていないとき、この表示器が点灯する。 Batはバッテリ電圧異常を表示するウォーニング表示
ランプである。この表示ランプはバッテリバックアップ
回路54のバッテリBTが所定電圧(例えば2.8v)以下にな
ると点灯する。 107はコピー可表示ランプ、108はコピー不可表示ラン
プである。Readyセット(コピー可)でコピー可表示ラ
ンプ107が点灯し(コピー不可表示ランプ108消灯)、Re
adyリセット(コピー不可)でコピー不可表示ランプ108
が点灯する(コピー可表示ランプ107消灯)。 109は用紙キーである。このキースイッチの操作ごと
に、給紙台を、第1段給紙台→第2段給紙台→第3段給
紙台→第4段給紙台→第5段給紙台→第1段給紙台→・
・・・・と更新設定する。110は用紙サイズ表示器であ
り、各段の給紙台に装着されている給紙カセットの記録
用紙のサイズの表示〔A3,A4,A5,B4,B5またはB6表示、お
よびタテまたはヨコ表示、または、ユニバーサル(*)
表示〕が点灯する。給紙カセットが装着されていない給
紙台該当欄の表示はすべて消灯する。 設定中の給紙台は、用紙サイズ表示器110の該当欄の
外枠が点灯して表示する。この段の給紙台に給紙カセッ
トが装着されていないとき、または装着されている給紙
カセットに記録用紙が収容されていないとき、ペーパエ
ンド表示器106が点灯する。 111は縮小キーであり、112は拡大キーである。この複
写装置は、直線比0.5〜2.0(百分率で50%〜200%)の
間で任意の変倍率を設定できる。縮小キー111の操作が
あると、この範囲で逐次小さい値に変倍率が更新設定さ
れ、拡大キー112の操作があると、この範囲で逐次大き
い値に変倍率が更新設定される。 113は等倍キーであり、このキースイッチが操作され
ると、変倍率が等倍(百分率で100%)に設定される。 115は×1.15キーであり、このキースイッチが操作さ
れると、変倍率が1.15倍(百分率で115%)に設定さ
れ、×1.15表示ランプ116が点灯する。 117は×0.82キーであり、このキースイッチが操作さ
れると、変倍率が0.82倍(百分率で82%)に設定され、
×0.82表示ランプ118が点灯する。 119は×0.71キーであり、このキースイッチが操作さ
れると、変倍率が0.71倍(百分率で71%)に設定され、
×0.71表示ランプ120が点灯する。 114は設定中の変倍率を百分率で表示する変倍率表示
器である。 121はADF/SADFキーである。このキーはオルタネート
スイッチであり、キー操作ごとにADFモードとSADFモー
ドが交互に設定される。それぞれ設定中のモードに該当
するADF表示ランプ122、またはSADF表示ランプ123が点
灯する。 124はソート/スタックキーである。このキーはオル
タネートスイッチであり、キー操作ごとにソートモード
とスタックモードが交互に設定される。ソートモードで
は、ソート表示ランプ125が点灯し、図示しないソータ
で自動的にコピーの丁合いが行なわれる。 また、スタックモードでは、スタック表示ランプ126
が点灯し、図示しないソータで自動的にコピーの仕分け
が行なわれる。 以上の操作ボードに備わる各キースイッチの操作によ
り、第2図に示す制御システムが行なう制御動作の概略
を、コピー条件の設定を主体として第5a図,第5b図,第
5c図,第5d図,第5e図,第5f図,第5g図,第5h図,第5i
図および第5j図に示すフローチャートを参照して説明す
る。 まず、これらのフローチャートで使用している主な用
語を次に定義する。 プログラムレジスタ:プログラムモードで指定された番
号をストアする。 セットレジスタ:セット枚数をストアする。 濃度レジスタ:濃度調整の段階をストアする。 サイズレジスタ:指定のあった記録用紙サイズ(第1表
のコード)をストアする。 変倍レジスタ:変倍率をストアする。 割込レジスタ:設定中のコピー条件を退避する退避レジ
スタ。 数値レジスタ:操作のあったテンキー対応の値をストア
する。 給紙台カウンタ:給紙台の番号を示す。 「KEY」フラグ:キースイッチ操作の立上りを検出す
る。 「書込」フラグ:書込モード設定を示す。 「呼出」フラグ:呼出モード設定を示す。 「プロテクト」フラグ:プロテクトモード設定を示す。 「割込」フラグ:割込モード設定を示す。 「シフト」フラグ:セットレジスタの桁上りありを示
す。 「×1.15」フラグ:変倍率1.15倍(115%)指定ありを
示す。 「×0.82」フラグ:変倍率0.82倍(82%)指定ありを示
す。 「×0.71」フラグ:変倍率0.71倍(71%)指定ありを示
す。 「両面」フラグ:両面モード設定を示す。 「うら」フラグ:うら面コピーモード設定を示す。 「ADF」フラグ:ありでADFモード設定を示し、なしでSA
DFモード設定を示す。 「ソート」フラグ:ありでソートモード設定を示し、な
しでスタックモード設定を示す。 「ダーク」フラグ:ダークキー101が継続的に押下げさ
れていることを示す。 「ライト」フラグ:ライトキー102が継続的に押下げさ
れていることを示す。 「オート」フラグ:自動濃度調整モード設定を示す。 「縮小」フラグ:縮小キー111が継続的に押下げされて
いることを示す。 「拡大」フラグ:拡大キー112が継続的に押下げされて
いることを示す。 「確認」フラグ:指定用紙が給紙台にセットされていな
いことを示す。 第5a図を参照する。 電源が投入されると、S1(第1ステップ:以下同じ)
でそれぞれのマイクロコンピュータの出力ポート、RAM5
3の不揮発性メモリ領域外、それぞれの内部RAM等を初期
化する。 S2で装置構成各部の保護回路をスキャンして異常があ
ると(S3)、異常表示器100の対応の表示をセットする
等の異常処理を行ない(S4)異常が除去されるまでS2−
S3−S4−S2−・・・・・・なるループを抜けない。 各部状態読み取り処理においては、保護回路のスキャ
ンに併せて、前述のサイズ検知センサ57およびそのデコ
ーダドライバ58による各段給紙台に装着されている給紙
カセットの検知マーク読み取りおよび記録用紙ありなし
の読み取りを行ない、前述のサイズテーブルの作成、お
よび用紙サイズ表示器110の表示セットを行なう。 S5では複写装置の標準モードをセットする。これにお
いて、セット枚数を1枚(セットカウンタ←1);自動
濃度調整モード設定(「オート」フラグセット);濃度
中央(濃度レジスタ←4);第1段給紙台設定(給紙台
カウンタ←1);変倍率等倍(変倍レジスタ←100);AD
Fモード設定(「ADF」フラグセット);ソートモード設
定(「ソート」フラグセット);その他のフラグをリセ
ット;とする。 S6でパワーリレー(図示せず)をオンにして各部に電
源を供給し、再度S2と同様にして異常ありなしを調べ、
異常がなければ(S7,S8)、待機モードを設定する。 待機モードでは、操作ボードのキー操作入力待ループ
を構成し、ループ1巡ごとにS7に戻り、各部状態読み取
り処理(保護回路のスキャンおよび、各段給紙台に装着
されている給紙カセットの検知マーク読み取りおよび記
録用紙ありなしの読み取り)を行なう。 S16では、前述のドライバ1(64)およびバッファ1
(65)により操作ボードのキー操作入力を読み取る。 第5c図を参照する。 S16の入力読み取りで、書込キー70の操作を読み取る
と、S101で検出する。 S102で「KEY」フラグありであれば、すでに他のキーも
しくは書込キー70の操作があり、それが継続しているこ
とを示すので、S7に戻る。このフラグがなければ、書込
キー70のキー操作の立上りを読み取ったことになり、S1
03で「KEY」フラグをセットする。したがって、以後、
書込キー70が継続的に押下されていても、この次にS102
を通るときには「KEY」フラグがあるので、以下の処理
は行なわないでS7に戻る(キー操作読み取りをキャンセ
ルする)。 S104で「書込」フラグのありなしを調べ、このフラグ
がなければ、書込モードの設定指示であるので、S105で
「呼出」フラグのありなしを調べ、呼出モードの設定中
であればそれを解除し(S106)、S107で「書込」フラグ
をセットし、書込表示ランプ71を点灯する。 つまり、書込モードと呼出モードは同時に設定されな
い。 S104で「書込」フラグのありなしを調べ、このフラグ
があれば、書込モードの解除指示であるので、S108で
「書込」フラグをリセットして書込表示ランプ71を消灯
する。 S109でプログラムレジスタ(プログラムモードの指定
番号をストアする)をクリアしてS7に戻る。 S16の入力読み取りで、呼出キー72の操作を読み取る
と、S110で検出する。 S111で「KEY」フラグありなしを調べ、呼出キー72の
キー操作の立上りの読み取りであれば、S112で「KEY」
フラグをセットする。S113で「呼出」フラグのありなし
を調べ、このフラグがなければ、呼出モードの設定指示
であるので、S114で「書込」フラグのありなしを調べ、
書込モードの設定中であればそれを解除し(S115)、S1
16で「呼出」フラグをセットし、呼出表示ランプ73を点
灯する。 つまり、呼出モードと書込モードは同時に設定されな
い。 S113で「呼出」フラグのありなしを調べ、このフラグ
があれば、呼出モードの解除指示であるので、S117で
「呼出」フラグをリセットして呼出表示ランプ73を消灯
する。 S109でプログラムレジスタをクリアしてS7に戻る。 S16の入力読み取りで、プロテクトキー74の操作を読
み取ると、S118で検出する。 S119で「KEY」フラグありなしを調べ、プロテクトキ
ー74のキー操作の立上りの読み取りであれば、S120で
「KEY」フラグをセットする。 S121で「プロテクト」フラグのありなしを調べ、この
フラグがなければ、プロテクトモードの設定指示である
ので、S122で「プロテクト」フラグをセットし、プロテ
クト表示ランプ75を点灯する。 S121で「プロテクト」フラグのありなしを調べ、この
フラグがあれば、プロテクトモードの解除指示であるの
で、S123で「プロテクト」フラグをリセットしてプロテ
クト表示ランプ75を消灯する。 S109でプログラムレジスタをクリアしてS7に戻る。 第5d図を参照する。 S16の入力読み取りで、割込キー89の操作を読み取る
と、S124で検出する。 125で「KEY」フラグありなしを調べ、割込キー89のキ
ー操作の立上りの読み取りであれば、S126で「KEY」フ
ラグをセットする。S127で「割込」フラグのありなしを
調べ、このフラグがなければ、割込モードの設定指示で
あるので、S128で「割込」フラグをセットして割込表示
ランプ90を点灯し、設定中のコピー条件を割込レジスタ
に退避する。 127で「割込」フラグのありなしを調べ、このフラグ
があれば、割込モードの解除指示であるので、S129で
「割込」フラグをリセットして割込表示ランプ90を消灯
し、割込レジスタの退避しているコピー条件を呼出す。 この後、S7に戻り、入力待ちループとなる。 S16の入力読み取りで、テンキー91の操作を読み取る
と、S130で検出する。 S131で「KEY」フラグありなしを調べ、テンキー91の
キー操作の立上りの読み取りであれば、S132で「KEY」
フラグをセットする。S133では、操作されたキー対応の
数値を数値レジスタにストアする。 S134,135およびS136において「書込」フラグ,「呼
出」フラグおよび「プロテクト」フラグのありなしを調
べ、これらのフラグがすべてなければ、プログラムモー
ドではなく、セット枚数の設定指示であるので、S137で
「シフト」フラグのありなしを調べる。「シフト」フラ
グがなければ、セット枚数の設定の最初の入力であり、
S138で数値レジスタの値を調べる。セット枚数は1〜99
枚の間で設定するので、最初に値0が入力されても無意
味であり、キャンセルする。数値レジスタの値が1〜9
であれば、S139で「シフト」フラグをセットして、S141
でセットレジスタの1の位に数値レジスタの数値をセッ
トし、セット枚数表示器94に表示する。 次にセット枚数の設定でテンキー91が操作されるとき
には、「シフト」フラグがあり、S137からS140に進み、
セットレジスタを上位1桁シフトして、S141でセットレ
ジスタの1の位に数値レジスタの数値をセットし、セッ
ト枚数表示器94に表示する。 S134,135およびS136において「書込」フラグ,「呼
出」フラグおよび「プロテクト」フラグのありなしを調
べ、これらいずれか1つのフラグでもあれば、プログラ
ムモードでの番号指定であり、S142において数値レジス
タの値を調べる。プログラムモードでの番号指定は1〜
5の数値でなされるので、数値レジスタの値がこの範囲
の値でなければ、キャンセルする。 数値レジスタの値が1〜5であれば、S143で数値レジ
スタの値をプログラムレジスタにセットする。 S144では、RAM53の不揮発性メモリ領域に格納してい
るアドレステーブルからプログラムレジスタの値(すな
わち、指定番号)対応のアドレスデータを読み出す。こ
こで、アドレステーブルについて説明する。 第4b図は、アドレステーブル内の番号1に対応するア
ドレスデータの一例を示す。アドレステーブルは、これ
と同様に構成された番号1〜5にそれぞれ対応する5つ
のアドレスデータよりなる。アドレスデータは、LSB〜
第2ビットで番号1に対応付けしてコピー条件を格納す
る領域(RAM53の不揮発性メモリ領域内)の先頭アドレ
スを指定し;第3〜第5ビットで番号を示し;第6ビッ
トでその番号に対応付けしたコピー条件の書込ありなし
を示し(1:書込あり,0:書込なし);MSBはその番号に対
応付けして書き込まれているコピー条件のプロテクト指
定ありなし〔1:プロテクトあり(更新不可),0:プロテ
クトなし(更新可)〕を示している。第4b図の例では、
番号1に対応付けしてコピー条件が、先頭アドレスE100
(16進)で始まる領域に書き込まれており、そのコピー
条件はプロテクト指定されていないことを示している。 再び第5d図を参照する。 S144で、アドレステーブルからプログラムレジスタの
値対応のアドレスデータを読み出すと、S145では読み出
したアドレスデータのMSBを調べる。これが1であれ
ば、指定のあった番号、すなわち、プログラムレジスタ
の値に対応付けして書き込まれているデータ(コピー条
件)はプロテクト指定(更新不可)であるので、S146で
はその番号のデータプロテクト表示ランプ79,81,83,85
または87を点灯し、その他のデータプロテクト表示ラン
プを消灯する。 S145で読み出したアドレスデータのMSBが0であれ
ば、プロテクトの指定なし(更新可)であるので、S147
ではデータプロテクト表示ランプ79,81,83,85および87
をすべて消灯する。 S148では読み出したアドレスデータの第6ビットを調
べる。これが1であれば、指定のあった番号、すなわ
ち、プログラムレジスタの値に対応付けしてデータ(コ
ピー条件)が書き込まれているので、S149ではその番号
のデータ書込表示ランプ78,80,82,84または86を点灯
し、その他のデータ書込表示ランプを消灯する。 S148で読み出したアドレスデータの第6ビットが0で
あれば、データの書き込みなしであるので、S150ではデ
ータ書込表示ランプ78,80,82,84および86をすべて消灯
する。この後、S7に戻る。 第5e図を参照する。 S16の入力読み取りで、#キー92の操作があると、S15
1で検出する。 S152で「KEY」フラグありなしを調べ、#キー92のキ
ー操作の立上りの読み取りであれば、S153で「KEY」フ
ラグをセットする。 S154でプログラムレジスタの値を調べ、これに値がス
トアされていない(=0)のときは、未だ番号の指定が
なされていないので、このキー操作をキャンセルする。 番号の指定がなされ、プログラムレジスタにその番号
がストアされといるときには、S155で、RAM53内のアド
レスデータからその番号に対応するアドレスデータを読
み出す。 S156では「書込」フラグのありなしを調べ、このフラ
グがあると、書込モードの処理を行なう。以下は、書込
モードの処理である。 S157で「書込」フラグをリセットし、S158aで、読み
出したアドレスデータのMSBを調べる。MSBが1であれ
ば、その番号に対応付けされて書き込まれているデータ
(コピー条件)はプロテクト指定であるので、書込モー
ドでのデータの更新はできない。この場合、S158bでプ
ログラムモードを解除する。ここでは、「プロテクト」
フラグがあれば、それをリセットし、点灯している表示
ランプ(書込表示ランプ71,プロテクト表示ランプ75,デ
ータ書込表示ランプ78,80,82,84または86,または、デー
タプロテクト表示ランプ79,81,83,85または87:以下、プ
ログラムモードの各表示ランプ)を消灯する。 MSBが1でなければ、以下の処理で指定の番号に対応
付けしてデータ(コピー条件)の書き込みを行なうの
で、S159では、読み出したアドレスデータの第6ビット
を1にセットする。 S160では「プロテクト」フラグのありなしを調べ、こ
のフラグがあるとS161でこれをリセットし、S162では読
み出したアドレスデータのMSBを1にセットする。「プ
ロテクト」フラグがなければ、S161およびS162は行なわ
ない。つまり、書込モードとプロテクトモードの複合モ
ードでは、指定の番号に対応付けしてデータ(コピー条
件)を書き込み、かつ、そのデータプロテクトを指定す
る。 S163では、プログラムモードの各表示ランプを消灯す
る。 S164では、RAM53のデータ格納領域(不揮発性メモリ
領域内)に、読み出したアドレスデータで指定されるア
ドレスで、設定中のコピー条件から、サイズレジスタの
値;変倍レジスタの値;「×1.15」フラグ,「×0.82」
フラグ,×0.71」フラグ,「両面」フラグ,「ADF」フ
ラグおよび「ソート」フラグのありなしを書き込む。 S165では、指定の番号に対応するアドレスデータの内
容に変更があったので、変更後のアドレスデータをアド
レステーブルに書き込ム。以上で書込モードの処理が終
了するのでS7に戻る。 S156で「書込」フラグのありなしを調べ、このフラグ
がなければ、S166で「呼出」フラグのありなしを調べ、
このフラグがあると、呼出モードの処理を行なう。以下
は、呼出モードの処理である。 S167で「呼出」フラグをリセットし、S168で、読み出
したアドレスデータの第6ビットを調べる。これが1で
なければ、その番号に対応付けされてデータ(コピー条
件)が書き込まれていないので、呼出モードは無意味で
あり、S158bでプログラムモードを解除する。 アドレスデータの第6ビットが1であれば、指定の番
号に対応付けされてデータ(コピー条件)が書き込まれ
ているので、S169では「プロテクト」フラグのありなし
を調べる。このフラグがあるとS170でこれをリセット
し、S171では読み出したアドレスデータの第7ビットを
0にリセットして変更したアドレスデータをアドレステ
ーブルに書き込む。 「プロテクト」フラグがなければ、S170およびS171は
行なわない。つまり、呼出モードとプロテクトモードの
複合モードでは、指定の番号に対応付けして書き込まれ
ているデータ(コピー条件)のプロテクト指定を解除す
る。 S172では、プログラムモードの各表示ランプを消灯す
る。 S173では、読み出したアドレスデータで指定されるア
ドレスの、RAM53のデータ格納領域(不揮発性メモリ領
域内)から、サイズレジスタの値;変倍レジスタの値;
「×1.15」フラグ,「×0.82」フラグ,「×0.71」フラ
グ,「両面」フラグ,「ADF」フラグおよび「ソート」
フラグのありなしを読み出し、それぞれ、レジスタ、フ
ラグを設定する。 S174では設定中のコピー条件の、「うら」フラグあり
なしを調べる。すなわち、例えば、両面モードのうら面
コピー時に、割り込み処理により呼出モードを設定した
場合などが、これに相当し、「うら」フラグありとな
る。そのときはS175でこのフラグをリセットする。 第5f図のフローは、S173で読み出したデータに基づい
てコピー条件を設定する。 S176では、変倍レジスタの値により、変倍率表示器11
4に変倍率を表示する。 S177では、読み出し前の表示と異なることがあるの
で、両面表示ランプ97,おもて表示ランプ98,うら表示ラ
ンプ99,×1.15表示ランプ116,×0.82表示ランプ118,×
0.71表示ランプ120,ADF表示ランプ122,SADF表示ランプ1
23,ソート表示ランプ125およびスタック表示ランプ126
をすべて消灯する。 S178では、「両面」フラグありなしを調べ、このフラ
グがあれば、S179で両面表示ランプ97およびおもて表示
ランプ98を点灯する。 S180では、「×1.15」フラグありなしを調べ、このフ
ラグがあれば、S181で×1.15表示ランプ116を点灯す
る。 S182では、「×0.82」フラグありなしを調べ、このフ
ラグがあれば、S183で×0.82表示ランプ118を点灯す
る。 S184では、「×0.71」フラグありなしを調べ、このフ
ラグがあれば、S185で×0.71表示ランプ120を点灯す
る。 S186では、「ADF」フラグありなしを調べ、このフラ
グがあれば、S188でADF表示ランプ122を点灯し、このフ
ラグがなければ、S187でSADF表示ランプ123を点灯す
る。S189では、「ソート」フラグありなしを調べ、この
フラグがあれば、S191でソート表示ランプ125を点灯
し、このフラグがなければ、S190でスタック表示ランプ
126を点灯する。S192で給紙台カウンタの値をクリア
し、S193で給紙台カウンタを1カウントアップする。RA
M53のサイズテーブルには、各給紙台に装着されている
給紙カセットの検知マークおよび記録読紙ありなしの読
み取りによる用紙サイズデータが格納されているので、
S194では、給紙台カウンタの値に対応する用紙サイズデ
ータを読み出し、記録用紙サイズを示す値をレジスタSI
Zにロードする。 S195では、サイズレジスタの値、すなわち、呼出モー
ドで指定される記録用紙サイズと、レジスタSIZの値と
を比較し、これらが等しくないときには、給紙台カウン
タを逐次1カウントアップして比較を繰り返す。この比
較を繰り返す間に、サイズレジスタの値とレジスタSIZ
の値とが等しくなると、そのときの給紙台カウンタの値
で示される段の給紙台に、呼出モードで指定される記録
用紙を収容する給紙カセットが装着されているので、S2
02では、用紙サイズ表示器110の、この段の給紙台対応
の欄の枠を点灯して設定している給紙台を表示する
(「確認」フラグなし)。給紙台は全部で5段あるの
で、S196で給紙台カウンタの値が5になると、この装置
には呼出モードで指定される記録用紙を収容する給紙カ
セットは装着されていないので、S197では給紙台カウン
トを1にセットする。 S198で「確認」フラグをセットし、確認表示ランプ77
を点灯する。 S199では、指定用紙サイズ表示器76の、サイズレジス
タの値対応の表示〔A3,A4,A5,B4,B5またはB6表示、およ
びタテまたはヨコ表示、または、ユニバーサル(*)表
示〕を点灯する。 S202では、第1段給紙台対応の欄の枠を点灯して第1
段給紙台を設定していることを表示する。つまり、この
場合、この装置には呼出モードで指定される記録用紙を
収容する給紙カセットは装着されていないので、第1段
給紙台に装着されている給紙カセットから記録用紙が給
紙されることになり、ミスコピーとなることがある。そ
こで、確認表示ランプ77の点灯で、オペレータに、 〈カセット確認!!〉 を報知するとともに、指定された記録用紙サイズを指定
用紙サイズ表示器76に表示する。 これによりオペレータが、任意の給紙台に、指定用紙
サイズ表示器76に表示されたサイズの記録用紙を収容す
る給紙カセットを装着し、再度、#キー92を操作する
と、それがS16で読み取られ、S151で検出され、今度は
「呼出」フラグおよび「プロテクト」フラグがないので
(リセット済)、S152−S153−S154−S155−S156−S166
−S203−S192と進み、上記と同様にサイズテーブルを検
索して、サイズデータが指定用紙サイズに合致する給紙
カセットを装着する給紙台を探す。 S195でこれを検出すると、S200に進み、「確認」フラ
グがあるので、S201でこのフラグをリセットし、確認表
示ランプを消灯し、指定用紙サイズ表示器76の表示を消
灯する。 以上が呼出モードの処理である。 S156−S166−S203−S204−・・と進む場合、すなわ
ち、「書込」フラグおよび「呼出」フラグがなく「プロ
テクト」フラグがある場合に#キー92が操作されると、
S204で「プロテクト」フラグをリセットし、S205で、S1
55において読み出したアドレスデータの第6ビットおよ
びMSBを0にリセットして再びこれをアドレステーブル
の元の領域に格納する。 S206では、このアドレスデータ指定されるRAM53のデ
ータ格納領域(不揮発性メモリ領域内)に記憶している
データをクリアし、S207では、プログラムモードの各表
示ランプを消灯する。 つまり、プロテクトモードのみでは、指定の番号に対
応付けして記憶しているデータ(コピー条件)をクリア
する。 再度5e図を参照する。 S16の入力読み取りで、Cキー93の操作があると、S20
8で検出する。 S209で「KEY」フラグありなしを調べ、Cキー93のキー
操作の立上りの読み取りであれば、S210で「KEY」フラ
グをセットする。 S211では、セットレジスタの値を1にセットして、セ
ットレジスタの桁上りを示す「シフト」フラグをリセッ
トし、セット枚数表示器94にセット枚数(1[枚])を
表示する。 第5g図を参照する。 S16の入力読み取りで、両面キー96の操作があると、S
212で検出する。 S213で「KEY」フラグありなしを調べ、両面キー96のキ
ー操作の立上りの読み取りであれば、S214で「KEY」フ
ラグをセットする。S215で「両面」フラグのありなしを
調べ、このフラグがなければ、両面モードの設定指示で
あるので、S216で「両面」フラグをセットし、両面表示
ランプ97および、おもて表示ランプ98を点灯する。 S215で「両面」フラグのありなしを調べ、このフラグ
があれば、両面モードの解除指示であるので、S217で
「両面」フラグをリセットして両面表示ランプ97およ
び、おもて表示ランプ98を消灯する。 すでに、両面モードでおもて面のコピーを終了してい
る状態では、うら面コピーモードを設定しているので、
S218aで「うら」フラグがある場合には、S218bでこれを
リセットし、うら表示ランプ99を消灯した後、S7に戻
る。 S16の入力読み取りで、ダークキー101の操作がある
と、S219で検出する。 S220で「KEY」フラグありなしを調べ、ダークキー101
のキー操作の立上りの読み取りであれば、S221で「KE
Y」フラグおよびダークキー101の継続的な操作(押下)
を検出するための「ダーク」フラグをセットする。この
ダークキー101の操作は、オペレータのマニュアル濃度
調整を行なう意図を示しているので、S222では「オー
ト」フラグをリセットし、オート表示ランプ104を消灯
する。 この複写装置のマニュアル濃度調整は、前述したが7
段階であり、この段階は濃度レジスタの値と対応してい
る。つまり、濃度レジスタの値が小さいほど濃い段階を
示し、値が1のときが最も濃い第1段階の濃度を示す。
したがって、S224で濃度レジスタの値が1であれば、そ
れより濃い段階を設定することはできないので、ダーク
キー101の操作をキャンセルする。 濃度レジスタの値が1でなければ、S225で濃度レジス
タを1デクリメントし、S226でこの濃度レジスタの値に
対応するマニュアル濃度表示器105の表示、すなわち、
マニュアル濃度表示器105の表示、すなわち、マニュア
ル濃度表示器105の□印を1つ左にシフトして点灯す
る。この後、S227でdt1(例えば0.3秒)の時間遅延を行
なってS7に戻る。 したがって、ダークキー101が継続的に操作されてい
る場合には、再びS219で検出し、今度は、S220の「KE
Y」フラグありとなるが、「ダーク」フラグをセットし
ているので、S223からS224に進み、濃度レジスタの値が
1でなければ、dt1時間間隔で逐次1段階濃い濃度を設
定し、マニュアル濃度表示器105の□印を左に1つずつ
シフトして点灯する(S225,S226,S227)。 なお、後述するが、「ダーク」フラグはダークキー10
1の操作(押下)を停止するとリセットされる。 S16の入力読み取りで、ライトキー102の操作がある
と、S228で検出する。 229で「KEY」フラグありなしを調べ、ライトキー102
のキー操作の立上りの読み取りであれば、S230で「KE
Y」フラグおよびライトキー102の継続的な操作(押下)
を検出するための「ライト」フラグをセットする。この
ライトキー102の操作は、オペレータのマニュアル濃度
調整を行なう意図を示しているので、S231では「オー
ト」フラグをリセットし、オート表示ランプ104を消灯
する。 濃度レジスタの値は濃度段階に対応し、値7は最も薄
い第7段階の濃度を示す。S233で濃度レジスタの値が7
であれば、それより薄い段階を設定することはできない
ので、ライトキー102の操作をキャンセルする。 濃度レジスタの値が7でなければ、S234で濃度レジス
タを1インクリメントし、S226でこの濃度レジスタの値
に対応するマニュアル濃度表示器105の表示、すなわ
ち、マニュアル濃度表示器105の□印を1つ右にシフト
して点灯する。この後、S227でdt1(例えば0.3秒)の時
間遅延を行なってS7に戻る。 したがって、ライトキー102が継続的に操作されてい
る場合は、再びS228で検出し、今度は、S229の「KEY」
フラグありとなるが、「ライト」フラグをセットしてい
るので、S232からS233に進み、濃度レジスタの値が7で
なければ、dt1時間間隔で逐次1段階薄い濃度を設定
し、マニュアル濃度表示器105の□印を右に1つずつシ
フトして点灯する(S225,S226,S227)。 なお、後述するが、「ライト」フラグはライトキー10
2の操作(押下)を停止するとリセットされる。 S16の入力読み取りで、オートキー103の操作がある
と、S235で検出する。 S236で「KEY」フラグありなしを調べ、オートキー103
のキー操作の立上りの読み取りであれば、S237で「KE
Y」フラグをセットする。 オートキー103はオルタネートスイッチであるので、S
238で「オート」フラグのありなしを調べ、このフラグ
がなければ、自動濃度調整モードの設定指示であるの
で、S239で「オート」フラグをセットし、オート表示ラ
ンプ104を点灯し、マニュアル濃度表示器105の表示を消
灯する。 S238で「オート」フラグのありなしを調べ、このフラ
グがあれば、自動濃度調整モードの解除指示であるの
で、S240で「オート」フラグをリセットし、オート表示
ランプ104を消灯し、マニュアル濃度表示器105の表示を
点灯する。 第5h図を参照する。 S16の入力読み取りで、用紙キー109の操作があると、
S241で検出する。 S242で「KEY」フラグありなしを調べ、用紙キー109の
キー操作の立上りの読み取りであれば、S243で「KEY」
フラグをセットする。給紙台は全部で5段であり、これ
に給紙台カウンタの値が対応しているので、S244では、
給紙台カウンタの値を調べ、この値が5であれば、S245
でその値をクリアする。 S246で、給紙台カウンタの値を1カウントアップし、
用紙サイズ表示器110の、給紙台カウンタの値に対応す
る欄の外枠を点灯し、設定している給紙台を表示する。 つまり、用紙キー109の操作ごとに逐次給紙台カウン
タの値を1カウントアップして、1段下の段の給紙台を
更新設定し、用紙サイズ表示器110の給紙台を示す欄の
外枠を1つ下にシフトして点灯するが、給紙台カウンタ
の値が5、すなわち、、最も下の第5段給紙台を設定
し、表示器110のこの欄の外枠を点灯すると、次の用紙
キー109の操作では、最も上の第1段給紙台に戻って設
定し、表示器110のこの欄の外枠を点灯する。 用紙キー109の操作により、コピー条件が変るので、S
247では、給紙カウンタの値で特定されるサイズテーブ
ルを参照し、給紙を設定する記録用紙サイズを示す値を
サイズレジスタにストアする。 S248では、「確認」フラグのありなしを調べる。この
フラグは、前述の呼出モードで、番号を指定して呼出し
たコピー条件により指定されるサイズの記録紙を収容す
る給紙カセットが給紙台のいずれにも装着されていない
ときにS198においてセットされるが、用紙キー109の操
作は、オペレータが給紙カセットの確認を終了したこと
を意味するので、S249では、この「確認」フラグをリセ
ットし、確認表示ランプ77(カセット確認!!)を消灯
し、指定用紙サイズ表示器76の表示を消灯する。 S16の入力読み取りで、縮小キー111の操作があると、
S250で検出する。 S251で「KEY」フラグありなしを調べ、縮小キー111の
キー操作の立上りの読み取りであれば、S252で「KEY」
フラグをセットする。この複写装置は、前述したが直線
比で0.5倍(50%)〜2.0倍(200%)の範囲で変倍設定
ができ、この変倍率は変倍レジスタの値と対応してい
る。つまり、変倍レジスタの値は、変倍率を百分率で示
した値に等しい。したがって、変倍レジスタの値が50で
あれば、それより小さい変倍率を設定することはできな
いので、その場合はS254で縮小キー111の操作をキャン
セルする。 変倍レジスタの値が50でなければ、S255で変倍レジス
タを1デクリメントして、この変倍レジスタの値に対応
する変倍率を、変倍率表示器114に表示する。 S256で縮小キー111の継続的な操作(押下)を検出す
るための「縮小」フラグがない場合は、縮小キー111操
作に対する最初の処理であるので、S257でdt1(例えば
0.3秒)の時間遅延を行ない、「縮小」フラグをセット
する。S258の定型変倍リセットは、縮小キー111操作以
前に定型変倍(次に述べる)を設定している場合に、定
型変倍フラグ(「×1.15」,「×0.82」,「×0.71」フ
ラグ)を調べ、セットしているフラグと、対応の表示ラ
ンプ(×1.15表示ランプ116,×0.82表示ランプ118また
は×0.71表示ランプ120)を消灯する。 縮小キー111が継続的に操作されている場合には、再
びS250で検出し、今度は、S251の「KEY」フラグありと
なるが、「縮小」フラグをセットしているので、S253か
らS254に進み、変倍レジスタの値が50でなければ、S255
で変倍レジスタを1デクリメントして、この変倍レジス
タの値に対応する変倍率を、変倍率表示器114に表示す
る。 次のS256では、「縮小」フラグをセットしているので
S259に進み、dt2(例えば0.1秒)の時間遅延を行なう。 すなわち、変倍レジスタの値が50を超える場合で、縮
小キー111が継続的に操作(押下)されると、最初はdt1
時間間隔で変倍率を1%小さい値に更新し、次からは、
dt2時間間隔で逐次変倍率を1%小さい値に更新する。 S16の入力読み取りで、拡大キー112の操作があると、
S260で検出する。 S261で「KEY」フラグありなしを調べ、拡大キー112の
キー操作の立上りの読み取りであれば、S262で「KEY」
フラグをセットする。変倍レジスタの値は、変倍率を百
分率で示した値に等しいので、変倍レジスタの値が200
であれば、それより大さい変倍率を設定することはでき
ないので、その場合はS264で拡大キー112の操作をキャ
ンセルする。 変倍レジスタの値が200でなければ、S265で変倍レジ
スタを1インクリメントして、この変倍レジスタの値に
対応する変倍率を、変倍率表示器114に表示する。 S266で拡大キー112の継続的な操作(押下)を検出す
るための「拡大」フラグがない場合は、拡大キー112操
作に対する最初の処理であるので、S267でdt1(例えば
0.3秒)の時間遅延を行ない、「拡大」フラグをセット
する。 S268で前述の定型変倍リセットを行ない、S7に戻る。 拡大キー112が継続的に操作されている場合には、再
びS260で検出し、今度は、S261の「KEY」フラグありと
なるが、「拡大」フラグをセットしているので、S263か
らS264に進み、変倍レジスタの値が200でなければ、S26
5で変倍レジスタを1インクリメントして、この変倍レ
ジスタの値に対応する変倍率を、変倍率表示器114に表
示する。 次のS266では、「拡大」フラグをセットしているので
S269に進み、dt2(例えば0.1秒)の時間遅延を行なう。 すなわち、変倍レジスタの値が200未満の場合で、拡
大キー112が継続的に操作(押下)されると、最初はdt1
時間間隔で変倍率を1%大きい値に更新し、次からは、
dt2時間間隔で逐次変倍率を1%大きい値に更新する。 したがって、例えば、dt1を0.3秒にdt2を0.1秒にする
と、変倍率を速やかに目的値に近づけるときには、縮小
キー111または拡大キー112を継続的に操作(押下)する
ことにより高速で縮小変倍率を設定することができる。
また、目標値に近づいて微調整を行なう場合には、後述
するが、「縮小」フラグまたは「拡大」フラグは縮小キ
ー111または拡大キー112のキー操作を停止するとリセッ
トされるので、これらのキー操作を0.3秒以内で繰り返
せば、1%ずつ設定値を変更することができる。 第5i図を参照する。 S16の入力読み取りで、等倍キー113の操作があると、
S270で検出する。 S271で「KEY」フラグありなしを調べ、等倍キー113の
キー操作の立上りの読み取りであれば、S272で「KEY」
フラグをセットする。S273で変倍レジスタの値を調べ、
これが100であればすでに変倍率を等倍にセットしてい
るのでこのキー操作をキャンセルする。 S273で変倍レジスタの値が100でなければ、S274で定
型変倍リセットを行ない、変倍レジスタに値100をスト
アする。 この後、S294で変倍率表示器114に変倍レジスタの
値、すなわち100を表示する。 S16の入力読み取りで、×1.15キー115の操作がある
と、S276で検出する。 S277で「KEY」フラグありなしを調べ、×1.15キー115
のキー操作の立上りの読み取りであれば、S278で「KE
Y」フラグをセットする。 S279で「×1.15」フラグのありなしを調べ、このフラ
グがあれば、1.15倍の定型変倍をすでに設定しているの
で、新たな×1.15キー115の操作をキャンセルする。 このフラグがなければ、S280で定型変倍をリセット
し、S281で変倍レジスタに値115をストアし、「×1.1
5」フラグをセットし、×1.15表示ランプ116を点灯す
る。 この後、S294で変倍率表示器114に変倍レジスタの
値、すなわち115を表示する。 S16の入力読み取りで、×0.82キー117の操作がある
と、S282で検出する。 S283で「KEY」フラグありなしを調べ、×0.82キー117
のキー操作の立上りの読み取りであれば、S284で「KE
Y」フラグをセットする。 S285で「×0.82」フラグのありなしを調べ、このフラ
グがあれば、0.82倍の定型変倍をすでに設定しているの
で、新たな×0.82キー117の操作をキャンセルする。 このフラグがなければ、S286で定型変倍をリセット
し、S287で変倍レジスタに値82をストアし、「×0.82」
フラグをセットし、×0.82表示ランプ118を点灯する。 この後、S294で変倍率表示器114に変倍レジスタの
値、すなわち82を表示する。 S16の入力読み取りで、×0.71キー119の操作がある
と、S288で検出する。 S289で「KEY」フラグありなしを調べ、×0.71キー119
のキー操作の立上りの読み取りであれば、S290で「KE
Y」フラグをセットする。 S291で「×0.71」フラグのありなしを調べ、このフラ
グがあれば、0.71倍の定型変倍をすでに設定しているの
で、新たな×0.71キー119の操作をキャンセルする。 このフラグがなければ、S292で定型変倍をリセット
し、S293で変倍レジスタに値71をストアし、「×0.71」
フラグをセットし、×0.71表示ランプ120を点灯する。 この後、S294で変倍率表示器114に変倍レジスタの
値、すなわち71を表示する。 このように変倍率は、変倍レジスタの値に対応して設
定するので、定型変倍で設定した変倍率を縮小キー111
または拡大キー112により微調整することもできる。 第5j図を参照する。 S16の入力読み取りで、ADF/SADFキー121の操作がある
と、S295で検出する。S296で「KEY」フラグありなしを
調べ、ADF/SADFキー121のキー操作の立上りの読み取り
であれば、S297で「KEY」フラグをセットする。 S298で「ADF」フラグのありなしを調べ、このフラグ
がなければ、ADFモードの設定指示であるので、S299で
「ADF」フラグをセットし、ADF表示ランプ122を点灯し
て、SADF表示ランプ123を消灯する。 S298で「ADF」フラグのありなしを調べ、このフラグ
があれば、SADFモードの設定指示であるので、S300で
「ADF」フラグをリセットし、ADF表示ランプ122を消灯
して、SADF表示ランプ123を点灯する。 S16の入力読み取りで、ソート/スタックキー124の操
作があると、S301で検出する。S302で「KEY」フラグあ
りなしを調べ、ソート/スタックキー124のキー操作の
立上りの読み取りであれば、S303で「KEY」フラグをセ
ットする。 S304で「ソート」フラグのありなしを調べ、このフラ
グがなければ、ソートモードの設定指示であるので、S3
05で「ソート」フラグをセットし、ソート表示ランプ12
5を点灯して、スタック表示ランプ126を消灯する。 S304で「ソート」フラグのありなしを調べ、このフラ
グがあれば、スタックモードの設定指示であるので、S3
06で「ソート」フラグをリセットし、ソート表示ランプ
125を消灯して、スタック表示ランプ126を点灯する。 操作ボード上のすべてのキーの操作がないとき、S307
で「KEY」フラグ,「ダーク」フラグ,「ライト」フラ
グ,「拡大」フラグおよび「縮小」フラグをリセットす
る。 S307およびS308は、集光レンズ7の位置制御を行なう
ループを構成している。つまり、変倍レジスタの値に対
応する集光レンズ7の目標位置と集光レンズ7の現在位
置とが一致していないとき、制御要であり、集光レンズ
7を光軸に沿って駆動する変倍モータ(図示せず)を正
逆転付勢する。これらが一致すると、このループを抜け
て、S310で変倍モータを消勢する。 再度第5a図を参照する。 以上のコピー条件を設定するループでは、各ループご
とにS13で複写装置のReady(レディ)を監視している。
ここでは、定着ユニット32の温度上昇や、設定中の給紙
系の記録用紙ありなし状態から、複写装置の動作準備良
否を判定する。動作準備を完了していないときには、S1
5で、プリントキー88の背後に備わる「赤」ランプを点
灯するとともに、コピー不可表示ランプ108を点灯し
て、 〈おまちください〉 を表示する。このとき、プリントキー88の背後に備わる
「緑」ランプおよびコピー可表示ランプ107は消灯され
る。 動作準備を完了すると、S14で、プリントキー88の背
後に備わる「緑」ランプを点灯するとともに、コピー可
表示ランプ107を点灯して、 〈コピーできます〉 を表示する。このとき、プリントキー88の背後に備わる
「赤」ランプおよびコピー不可表示ランプ108は消灯さ
れる。 第5b図を参照する。 S16の入力読み取りでプリントキー88が操作されるとS
17でそれを検出する。このとき、複写装置がReady(レ
ディ)でなければ、S18でこのキー操作をキャンセルす
る。 複写装置がReady(レディ)であれば、S19で上記と同
様にしてReady(レディ)をリセットし、併せてセット
レジスタの桁上り用の「シフト」フラグをリセットす
る。 図示していないが、ADF装置2の原稿センサが原稿あ
りを検出している場合には、プリントキー88の操作がAD
Fスタート指示となり、割り込み処理により、ADF装置2
の原稿を繰り込み制御を実行する。ADF装置2が、所定
位置に原稿をセット完了すると、このステップに戻り、
前述のコピープロセスを開始する。 S20でエンドサイクル中であれば、S21のスタートサイ
クルを省略するが、そうでなければこれを実行する。 S22の1コピーサイクルでは、各フラグの状態、レジ
スタの値等に基づいて、設定されたコピー条件のコピー
処理を行なう。1コピーを終了し、S22の1コピーサイ
クルを抜けるごとに、コピー枚数を1カウントアップし
てコピー枚数表示器95に表示する(S23)。 S24では、前述に同じ各部状態読み取り処理(複写装
置の保護回路のスキャン、各段給紙台に装着されている
給紙カセットの検知マークおよび記録用紙ありなしの読
み取り、および表示)を行ない、異常がなければ、S26
でドライバ1(64)およびバッファ1(65)によるキー
操作入力の読み取りを実行する。ここで、Cキー93が操
作されると、S28でセットレジスタの値を1にセットす
る。 S29−S24−S25−S26−S27−(S28)−S29−S24−・・
・・・・とリピートタイミングまでループを繰り返す。 リピートタイミングになると、S30でコピー枚数とセ
ット枚数(セットレジスタ)とを比較し、セット枚数が
コピー枚数を超えるときには、S22に戻り、再度1コピ
ーサイクルを実行する(リピート処理)。 S30でセット枚数がコピー枚数以下となると、S31でエ
ンドサイクルをセットする。ここでは、図示していない
が、「両面」フラグありなしを調べ、ありの場合はさら
に「うら」フラグありなしを調べる。 「うら」フラグなしの場合は、「うら」フラグをセッ
トし、セットレジスタにコピー枚数をストアしてうら面
コピーモードを設定する。うら面コピーモードでは、S2
2の1コピーサイクルにおいて自動的に中間トレー36を
選択する。 「うら」フラグありの場合は、うら面コピーモードの
終了、すなわち、両面コピーモードの終了を意味するの
で、「うら」フラグおよび「両面」フラグをともにリセ
ットする。 エンドサイクルをセットすると、再びS7に戻り、排紙
を終了し(S10)、終了タイミングとなると(S11)、エ
ンドサイクルを終了し、メインモータおよびソレノイド
等を消勢する。 なお、この間は、前述の入力読み取りおよびそれに対
応する処理ループを構成しているので、この間にプリン
トキー88が操作されると、S20からS22に進み、スタート
サイクルを省略する。 本実施例は、いわゆる電子写真方式の複写装置につい
て示したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、画情報でレーザビームをAO変調し、これにより
感光体を露光し、現像してカットシートに可視像を転写
する、いわゆるレーザプリンタにおいて、あるいは、カ
ットシートに直接記録する方式のプリンタにおいても同
様に実施できる。 【発明の効果】 記録スタートを指示する前に、オペレータは記録条件
を表示手段上で確認しうる。すなわち記録条件の誤りを
記録スタート前に確認しうる。所望の記録条件の設定が
容易であり、記録条件の設定ミス、例えば記録シートサ
イズ指定の誤り、が少くなる。 メモリ(53)に記憶している記録条件を、登録手段
(50)にて上述のように変更したものに更新するとき、
変更前の記録条件にプロテクト指定があると、登録手段
(50)は、この更新を不可とするので、安易な登録更新
が抑止される。これにより、変更前の記録条件をメモリ
(53)に登録した者(先行者)がこれを呼出したとき、
他の者(後行者)が記録条件を更新してしまっているの
で、先行者が意図する記録条件とは異なった記録条件が
設定されて、記録条件の設定ミス、例えば記録シートサ
イズ指定の誤り、となる可能性が低減する。変更前の記
録条件にプロテクト指定がないと、登録手段(50)が、
記録条件設定手段が設定した記録条件を、前記指示手段
が指定した識別記号を宛てて前記メモリ(53)に書込む
ので、記録条件の更新を容易に行なうことができる。こ
の書込みのとき前記プロテクト指示手段によるプロテク
ト指定があると、登録手段(50)が、該書込みの記録条
件をプロテクト指定を付してメモリ(53)に書込むの
で、更新不可の登録も容易である。 装置電源が投入されていないときバッテリ(BT)が、
メモリ(53)に、書き込みはできないバックアップ電圧
(3V)を印加するので、装置電源が投入されていないメ
モリバックアップ中に、ノイズ等によるメモリ(53)の
記録条件の書替え(記憶の破壊)を生じないで,コピー
モードの設定ミスが低減する。 装置電源が投入された時は所定時間リセット信号(RE
SET)を前記バックアップ回路(54)に与え、かつ動作
電圧(Vcc)が所定値(4.5V)以下になるとリセット信
号(RESET)をバックアップ回路(54)に与え、バック
アップ回路(54)が、リセット信号(RESET)がある間
はメモリ(53)への動作電圧(Vcc)の印加を遮断する
ので、電源投入時のノイズの影響による、あるいは、動
作電圧(Vcc)の低下によるメモリ(53)の記憶内容の
破壊あるいは書込みエラーが防止される。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の複写装置の概略構成を示す
断面図である。 第2図は第1図に示す複写装置の制御システムの概略構
成を示すブロック図である。 第3図は第1図に示す複写装置の操作ボードの外観を示
す平面図である。 第4a図はサイズデータを示す平面図、第4b図はアドレス
データを示す平面図である。 第5a図,第5b図,第5c図,第5d図,第5e図,第5f図,第
5g図,第5h図,第5i図および第5j図は、第2図に示す制
御システムの制御動作の概略を示すフローチャートであ
る。 【符号の説明】 1:コンタクトガラス、2:圧板兼用の自動原稿給排装置 3:露光ランプ、7:集光レンズ 4,5,6,8:ミラー、9:感光体ドラム 10:帯電チャージャ、11:現像ユニット 12:転写チャージャ、13:分離チャージャ 14:クリーニングユニット 15,18,21,24,27:給紙カセット 16,19,22,25,28,38:給紙コロ 17,20,23,26,29,39〜48:フィードローラ 30:レジストローラ、31:搬送ローラ 32:定着ユニット、33:切り換え爪 34:排紙ローラ、35:排紙トレイ 36:中間トレイ、37:右寄せローラ 50,62,63:マイクロコンピュータ 51:デコーダ、52:読み出し専用メモリ 53:読み書きメモリ、54:バッテリバックアップ回路 55:電源監視回路、56:I/Oデバイス 57:サイズ検知センサ、58:デコーダドライバ 59:モータ&ソレノイドドライバ 60:センサユニット、61:ラッチ回路 64,66,67:ドライバ、65:バッファ 70:書込キー、71:書込表示ランプ 72:呼出キー、73:呼出表示ランプ 74:プロテクトキー、75:プロテクト表示ランプ 76:指定用紙サイズ表示器、77:確認表示ランプ 78,80,82,84,86:データ書込表示ランプ 79,81,83,85,87:データプロテクト表示ランプ 88:プリントキー 89:割込キー、90:割込表示ランプ 91:テンキー、92:#キー 72,91,92:(指示手段) 93:Cキー、94:セット枚数表示器 95:コピー枚数表示器 96:両面キー、97:両面表示ランプ 98:おもて表示ランプ 99:うら表示ランプ 100:異常表示器、101:ダークキー 102:ライトキー、103:オートキー 104:オート表示ランプ 105:マニュアル表示ランプ 106:ペーパエンド表示器 107:コピー可表示ランプ 108:コピー不可表示ランプ 109:用紙キー、110:用紙サイズ表示器 111:縮小キー、112:拡大キー 113:等倍キー、114:変倍率表示器 115:×1.15キー、116:×1.15表示ランプ 117:×0.82キー、118:×0.82表示ランプ 119:×0.71キー、120:×0.71表示ランプ 121:ADF/SADFキー 122:ADF表示ランプ 123:SADF表示ランプ 124:ソート/スタックキー 125:ソート表示ランプ 126:スタック表示ランプ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−136760(JP,A) 特開 昭58−116548(JP,A) 特開 昭57−5166(JP,A) 特開 昭53−83436(JP,A) 特開 昭58−160959(JP,A) 特開 昭58−116548(JP,A) 特開 昭62−2277(JP,A) 特開 昭54−42147(JP,A) 実開 昭61−126261(JP,U) 実開 昭59−127035(JP,U) 特公 平1−33843(JP,B2)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.記録用シートに画像を記録する記録装置において、 シートサイズおよび記録倍率を含む記録条件を複数組、
    それぞれに識別記号を宛てて記憶したメモリ; 該メモリに書き込みはできないバックアップ電圧を印加
    するためのバッテリ; 装置電源が投入されているときメモリに読み書きができ
    る動作電圧を印加しリセット信号がある間は前記動作電
    圧の印加を遮断するバックアップ回路; 前記識別記号を指定するための指示手段; 前記指示手段が指定した識別記号に宛てられた組の記録
    条件を前記メモリより読み出す読出制御手段; 表示手段; 前記表示手段に、前記読出制御手段が読み出した記録条
    件を表示する表示制御手段; 前記表示手段に表示された記録条件を変更するための入
    力手段; 該入力手段の変更入力に応答して記録条件を変更して設
    定し前記表示手段に更新表示する記録条件設定手段; 記憶情報のプロテクトを指定するプロテクト指示手段; 前記記録条件設定手段が設定した記録条件を、前記指示
    手段が指定した識別記号が宛てられた前記メモリの記録
    条件にプロテクト指定がないとき該識別記号を宛てて前
    記メモリに書込み、この書込みのとき前記プロテクト指
    示手段によるプロテクト指定があると、該書込みの記録
    条件にプロテクト指定を付し、前記指示手段が指定した
    識別記号が宛られた前記メモリの記録条件にプロテクト
    指定があるときには、該書込みは不可とする登録手段;
    および、 前記装置電源が投入された時は所定時間リセット信号を
    前記バックアップ回路に与え、かつ前記動作電圧が所定
    値以下になるとリセット信号を前記バックアップ回路に
    与える電源監視回路; を備えることを特徴とする記録装置。 2.前記読出制御手段は、バッテリ電圧を監視し、それ
    が所定電圧以下になると警報を発生する、前記特許請求
    の範囲第(1)記載の記録装置。
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