JP2697319B2 - 受光素子アレイ - Google Patents
受光素子アレイInfo
- Publication number
- JP2697319B2 JP2697319B2 JP3013171A JP1317191A JP2697319B2 JP 2697319 B2 JP2697319 B2 JP 2697319B2 JP 3013171 A JP3013171 A JP 3013171A JP 1317191 A JP1317191 A JP 1317191A JP 2697319 B2 JP2697319 B2 JP 2697319B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photodiode
- fet
- power supply
- supply terminal
- receiving element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Optical Communication System (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は受光素子アレイに関し、
特に並列光伝送用のフォトダイオードを用いた受光素子
アレイに関する。
特に並列光伝送用のフォトダイオードを用いた受光素子
アレイに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の受光素子アレイは、直線
状に配列された複数のフォトアヂオードアレイと、外部
に接続された回路部から構成されていた。図2は、従来
の受光素子アレイの1チャネル分の構成例を示す回路図
である。フォトダイオード1には、カソードの出力電流
を電圧に変換するための負荷抵抗2と、その電圧をイン
ピーダンスを下げて次段に伝達するためのエミッタフォ
ロア回路を構成するトランジスタ3と、エミッタ抵抗4
とを有していた。
状に配列された複数のフォトアヂオードアレイと、外部
に接続された回路部から構成されていた。図2は、従来
の受光素子アレイの1チャネル分の構成例を示す回路図
である。フォトダイオード1には、カソードの出力電流
を電圧に変換するための負荷抵抗2と、その電圧をイン
ピーダンスを下げて次段に伝達するためのエミッタフォ
ロア回路を構成するトランジスタ3と、エミッタ抵抗4
とを有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の受光素
子アレイは、フォトダイオードのアノード電極から、外
部に接続された負荷抵抗2までの距離が離れているた
め、インピーダンスが高く振幅の小さいフォトダイオー
ドの出力信号が、外来雑音の影響を受けてSN比が劣化
する欠点を持っていた。
子アレイは、フォトダイオードのアノード電極から、外
部に接続された負荷抵抗2までの距離が離れているた
め、インピーダンスが高く振幅の小さいフォトダイオー
ドの出力信号が、外来雑音の影響を受けてSN比が劣化
する欠点を持っていた。
【0004】特に、アレイ状に受光素子を集積したと
き、隣接するチャネル間で信号の回り込み(クロストー
ク)が生じるという欠点があった。さらに、フォトダイ
オードに受信信号光が入力されているかどうか、即ち送
信側からの光フォイバが接続されているかどうかを検出
する手段がない点も欠点であった。
き、隣接するチャネル間で信号の回り込み(クロストー
ク)が生じるという欠点があった。さらに、フォトダイ
オードに受信信号光が入力されているかどうか、即ち送
信側からの光フォイバが接続されているかどうかを検出
する手段がない点も欠点であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の受光素子アレイ
は、アレイ状に配列したn個(nは2以上の整数)のフ
ォトダイオードとn個の電界効果トランジスタのFET
とn個の抵抗素子とを集積化して構成される受光素子ア
レイにおいて、前記フォトダイオードのカソード電極の
それぞれが抵抗器を介して一方の電源端子に接続され、
前記フォトダイオードのアノード電極が前記FETのゲ
ート電極および前記抵抗素子の一端と接続され、前記抵
抗素子の他端がそれぞれ他方の電源端子に接続され、前
記FETのソース電極がそれぞれの出力端子に接続さ
れ、前記FETのドレイン電極のそれぞれが前記一方の
電源端子と接続される。
は、アレイ状に配列したn個(nは2以上の整数)のフ
ォトダイオードとn個の電界効果トランジスタのFET
とn個の抵抗素子とを集積化して構成される受光素子ア
レイにおいて、前記フォトダイオードのカソード電極の
それぞれが抵抗器を介して一方の電源端子に接続され、
前記フォトダイオードのアノード電極が前記FETのゲ
ート電極および前記抵抗素子の一端と接続され、前記抵
抗素子の他端がそれぞれ他方の電源端子に接続され、前
記FETのソース電極がそれぞれの出力端子に接続さ
れ、前記FETのドレイン電極のそれぞれが前記一方の
電源端子と接続される。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の回路図である。
る。図1は本発明の一実施例の回路図である。
【0007】本実施例の発光ダイオードアレイにおい
て、アレイ状に配列したn個(nは2以上の整数)のフ
ォトダイオード11は、各々のカソード電極が一括接続
された後、抵抗器20を介して電源端子15に接続さ
れ、アノード端子はFET13のゲート端子および負荷
抵抗12の端子Aと接続されている。負荷抵抗12の他
方の端子Bは一括接続された後、接地側の電源端子16
に接続されている。FET13のソース電極はそれぞれ
独立した外部端子17,18に接続される。FET13
の各々のドレイン電極は一括接続された後、電源端子1
5に接続されている。
て、アレイ状に配列したn個(nは2以上の整数)のフ
ォトダイオード11は、各々のカソード電極が一括接続
された後、抵抗器20を介して電源端子15に接続さ
れ、アノード端子はFET13のゲート端子および負荷
抵抗12の端子Aと接続されている。負荷抵抗12の他
方の端子Bは一括接続された後、接地側の電源端子16
に接続されている。FET13のソース電極はそれぞれ
独立した外部端子17,18に接続される。FET13
の各々のドレイン電極は一括接続された後、電源端子1
5に接続されている。
【0008】このようにすると、外部端子17〜18に
は、次段の入力抵抗14が各チャネルごとに接続され、
増幅回路の入力となる。フォトダイオード11の出力電
流は、集積化された負荷抵抗12で電圧に変換され、F
ET13のソースフォロア回路によって低インピーダン
ス信号として外部端子17〜8に出力される。即ち、イ
ンピーダンスの高いフォトダイオード11のアノード端
子は、集積化されたアレイ素子の内部で処理されるた
め、外乱を受けにくい。さらにFET13は、通常のバ
イポーラトランジスタに比べて入力インピーダンスが高
いため、フォトダイオード11の負荷抵抗を高くするこ
とがでる。その結果、フォトダイオードの出力信号を効
率よく次段に伝達できる。さらに、抵抗器20の電圧降
下を検出することで、フォトダイオードに送信側からの
光ファイバが接続されているかどうかが検出できる。
は、次段の入力抵抗14が各チャネルごとに接続され、
増幅回路の入力となる。フォトダイオード11の出力電
流は、集積化された負荷抵抗12で電圧に変換され、F
ET13のソースフォロア回路によって低インピーダン
ス信号として外部端子17〜8に出力される。即ち、イ
ンピーダンスの高いフォトダイオード11のアノード端
子は、集積化されたアレイ素子の内部で処理されるた
め、外乱を受けにくい。さらにFET13は、通常のバ
イポーラトランジスタに比べて入力インピーダンスが高
いため、フォトダイオード11の負荷抵抗を高くするこ
とがでる。その結果、フォトダイオードの出力信号を効
率よく次段に伝達できる。さらに、抵抗器20の電圧降
下を検出することで、フォトダイオードに送信側からの
光ファイバが接続されているかどうかが検出できる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明の受光素子ア
レイは、フォトダイオードの出力電流を電圧に変換する
負荷抵抗と、その電圧を低インピーダンスで次段に伝達
するためのFETとを有することにより、フォトダイオ
ードの出力信号のSN比の劣化を防止する効果がある。
また、フォトダイオードに流れる電流を検出するための
抵抗器を内蔵しているので、送信側からの光ファイバが
接続されているかどうかが検出できる効果もある。
レイは、フォトダイオードの出力電流を電圧に変換する
負荷抵抗と、その電圧を低インピーダンスで次段に伝達
するためのFETとを有することにより、フォトダイオ
ードの出力信号のSN比の劣化を防止する効果がある。
また、フォトダイオードに流れる電流を検出するための
抵抗器を内蔵しているので、送信側からの光ファイバが
接続されているかどうかが検出できる効果もある。
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】従来の受光素子アレイの一例の回路図である。
11 フォトダイオード 12 負荷抵抗 13 電界効果トランジスタ(FET) 14 入力抵抗 15,16 電源端子 17,18 外部端子 20 抵抗器
Claims (1)
- 【請求項1】 アレイ状に配列したn個(nは2以上の
整数)のフォトダイオードとn個の電界効果トランジス
タのFETとn個の抵抗素子とを集積化して構成される
受光素子アレイにおいて、前記フォトダイオードのカソ
ード電極のそれぞれが抵抗器を介して一方の電源端子に
接続され、前記フォトダイオードのアノード電極が前記
FETのゲート電極および前記抵抗素子の一端と接続さ
れ、前記抵抗素子の他端がそれぞれ他方の電源端子に接
続され、前記FETのソース電極がそれぞれの出力端子
に接続され、前記FETのドレイン電極のそれぞれが前
記一方の電源端子と接続されることを特徴とする受光素
子アレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3013171A JP2697319B2 (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 受光素子アレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3013171A JP2697319B2 (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 受光素子アレイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04247730A JPH04247730A (ja) | 1992-09-03 |
JP2697319B2 true JP2697319B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=11825736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3013171A Expired - Lifetime JP2697319B2 (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 受光素子アレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2697319B2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-04 JP JP3013171A patent/JP2697319B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04247730A (ja) | 1992-09-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970819 |