JP2696579B2 - ベルトラッパー - Google Patents

ベルトラッパー

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はラインでの焼鈍又はスリット後等の金属条を
コイラーに巻き付ける際のベルトラッパー(巻き付け
器)に係り、特に多数の金属細条をコイラーに巻き付け
る際に容易に巻き付けることができるベルトラッパーに
関する。
〔従来の技術〕
従来、ラインでの焼鈍又はスリット後等の金属条をコ
イラーに巻き付ける際、金属条の先端部をテープで止め
たり、またテープで止めない場合は、第6図のようなベ
ルトラッパーを用いたり、又は人間が手で金属条をコイ
ラーに2〜3周巻き重ねた後、ゆっくりコイラーを回し
て巻き付けながら、コイラーに巻き取る方法等が行なわ
れてきた。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、金属条をテープで止める方法は巻き取った
後、この条をプレス加工する際にテープが金属型に巻き
込まれると、金型を破損する危険があるためプレス加工
用の金属条を巻き取る際はコイラーと金属条をテープで
止めることは一般に行なわれていない。もしテープで止
めた場合には、一般に巻き取った金属条をコイラーから
外し、テープも除去する必要がある。
しかも、この方法は手間がかかり、金属条の内側のテ
ープに接触した部分も除去しなければならず材料が無駄
になる欠点があった。
また、第6図に示した様にベルトラッパー、ラッパー
ロールを用いる場合にはこれらを設置するためのスペー
スが必要であり、設備コストも高くなるという欠点があ
った。
一方、テープを使わずに手で金属条をコイラーに巻き
付ける方法は、手を切傷する危険があり、特にスリット
した金属条の条数が多い場合にはかなり時間がかかる困
難な作業がある。
したがって、金属条を巻き取る際、特に多数の条を一
度に巻き取る際に従来のベルトラッパーやラッパーロー
ルを使用する場合の様にスペースも取らず設備コストも
かからず、メンテナンスも簡単で、しかも手で金属条を
コイラーに巻き付けたりする危険もない装置が待ち望ま
れていた。
本発明はかかる事情に鑑み、簡便でスペースも取ら
ず、手で金属条をコイラーに巻き付けたりする危険もな
しに、多数の金属条を容易に、かつ確実にコイラーに巻
き付けることのできるベルトラッパーを提供することを
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するために、複数のベルト
ガイドロールの両端軸部に内側が円弧状をしたリンク片
を設け、該リンク片を互いに回動可能に連結してリンク
状本体を形成し、該リンク状本体のほぼ中央にある一対
のリンク片にはベルト緊張用ロールの軸部を嵌入できる
切欠を階段状に複数形成して、該切欠の所定位置に前記
軸部を係架させ、前記リンク状本体の一端部にある一対
のリンク片にはコイラーに近接配置したセパレータ回転
軸に係架する切欠部とフックの係止部とを形成した係止
片をそれぞれ回動可能に連結すると共に、該本体他端部
の一対のリンク片には伸縮可能なフックをそれぞれ設
け、さらに前記緊張ロール及び複数のベルトガイドロー
ルに無端ベルトを巻回装着させたことを特徴としてい
る。
〔作用〕
次に、本発明に係るベルトラッパーの使用法について
説明すると、紙管を装着したコイラーの近傍に設けられ
ているセパレータ回転軸の両端部にベルトラッパーの一
端に設けられた係止片の切欠部を係架して一旦ベルトラ
ッパーを懸架させ、その下部を持ち上げてコイラーに巻
き付けるように装着し、他端部に設けられた伸縮可能な
フックを引き出しながら前記係止片の係止部に引掛けて
固定する。
このようにベルトラッパーをコイラーに巻き付けて固
定した後に、一対のベルト緊張用ロール両端のレバーを
持って階段状に複数設けられているベルト緊張用の切欠
に沿って移動させ、ベルト緊張用ロールを切欠に係止し
て、ベルト緊張用ロールによりベルトに張力を与え、一
層強力にベルトをコイラーに密着させる。
このようにしてコイラーにベルトラッパーを装着させ
た状態で多数の金属条の先端部をベルトラッパーのフッ
ク側からコイラーの紙管とベルトラッパーの間に挿入
し、コイラーを回転させると金属条はコイラーの紙管と
ベルトの摩擦力の差により多数の金属細条が一斉にコイ
ラーの紙管に巻き取られる。
〔実施例〕
次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図乃至第3図は本実施例を示しており、内側1を
円弧状とした複数のリンク片2の両端をベルトガイドロ
ール3の両端部に設けた固定ボルト4によって互いに回
動可能に連結してリンク状本体Aを形成する。なお符号
5はスペーサである。
このリンク状本体Aを形成している複数のリンク片2
のうちの一対のリンク片2aの片側面を傾斜状に突出さ
せ、その外側面には階段状に切欠6を複数箇形成してあ
る。この切欠6を設けた一対のリンク片2aには、ベルト
緊張用のレバー7を両端に設けたベルト緊張用ロール8
を上記切欠6を介して係架させてある。
したがって、一対のレバー7を持ってベルト緊張用ロ
ール8は階段状の切欠6に沿って第1図において上下方
向に移動させることができる。
また、第1図に示した前記リンク状本体Aの上部に位
置する一対のリンク片2bにはコイラー9の支持枠10に回
転可能に係架されているセパレータ回転軸11の両端部に
係架するための切欠部12と下部に設けたフック13を引掛
ける係止部14とを備えた係止片15を前記リンク状本体A
の量上位のベルトガイドロールの両端に回動可能に設け
てある。そしてこの一対の係止片15の中央部にはバー16
が差し渡し状に設けられている。
一方、前記リンク本体Aの下部に位置する一対のリン
ク片2cの側面にはフック13の直杆部13aを収容する外筒1
7が固定されている。この外筒17とフックの直杆部13aと
の間には圧縮コイルバネが介在されていて、フック13を
伸縮可能に保持している。
さらに、前記リンク状本体Aはナイロン繊維の両面を
ゴムびきしたベルト18によって巻回装着されている。
次に、本実施例をコイラー9に取り付け、多数の金属
細条19をコイラー9に巻き付ける方法を説明する。
まず、第5図の(a)に示すようにコイラー9に多数
の紙管20を嵌合し、その後にそれぞれの紙管の間隙には
セパレータ回転軸11に設けられたセパレータ11aが介在
するようにセパレータ回転軸11が取り付けられている支
持枠10を配置する(第5図b)。
次に、上記回転軸11の両端部にベルトラッパーPの一
対の係止片15を切欠部12によって懸架し(第5図c)、
続いてベルトラッパーPの下部の持ち上げてコイラー9
に巻き付け、フック13を引き出しながら係止片15の係止
部14に引掛けて装着し、ベルト緊張用ロール8の両端に
設けたレバー7を操作してベルト18に張力を与えコイラ
ー9の紙管20にベルト18を密着させることができる(第
4図参照)。
次に、多数の金属細条19の先端をそれぞれフック側か
らコイラー9の紙管20とベルトラッパーPのベルト18と
の間に挿入し(第5図d)、コイラー9をゆっくりと2
〜3回回転させると金属細条19が紙管20とベルト18との
摩擦力の差によって一斉にコイラー9の紙管20の巻き付
けられ、第5図(e)に示すように金属細条19が緊張さ
れた後に、ベルトラッパーPを回転軸11からはずし、そ
の後で第5図(f)の状態で金属細条19を巻き取る。
上記本実施例によれば、多数の金属条を一度に巻き取
る場合に本実施例はコイラー9に簡単に装着でき、かつ
手に切傷する危険なしに金属条をコイラーに容易に巻き
付けることができる。
〔発明の効果〕
上述した本発明によれば、係止片に形成された切欠部
によって簡単にセパレータ回転軸にベルトラッパーを懸
架することができ、伸縮自在のフックによって容易にそ
の懸架されたベルトラッパーを伸縮可能なフックによっ
て簡単なコイラーに装着することができる。
また、このようにコイラーに装着されたベルトラッパ
ーによって多数の金属細条を手に切傷する危険なしに、
かつ容易にコイラーに巻き付けることができるので、余
分なスペースを必要とせずに巻き取り作業の効率を一段
と向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の斜視図、第2図は平面図、第3図は
断面図、第4図は本実施例の装着状態を示す要部斜視
図、第5図は金属細条の巻き取り作業手順を示す斜視
図、第6図は従来例の側面図である。 2……リンク片、 3……ベルトガイドロール、 6……切欠、7……レバー、 8……ベルト緊張用ロール、 9……コイラー、 10……支持枠、 11……セパレータ回転軸、 12……切欠部、13……フック、 14……係止部、15……係止片、 18……ベルト、19……金属細条、 20……紙管、 A……リンク本体、 P……ベルトラッパー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のベルトガイドロールの両端軸部に内
    側が円弧状をしたリンク片を設け、該リンク片を互いに
    回動可能に連結してリンク状本体を形成し、該リンク状
    本体のほぼ中央にある一対のリンク片にはベルト緊張用
    ロールの軸部を嵌入できる切欠を階段状に複数形成し
    て、該切欠の所定位置に前記軸部を係架させ、前記リン
    ク状本体の一端部にある一対のリンク片にはコイラーに
    近接配置したセパレータ回転軸に係架する切欠部とフッ
    クの係止部とを形成した係止片をそれぞれ回動可能に連
    結すると共に、該本体他端部の一対のリンク片には伸縮
    可能なフックをそれぞれ設け、さらに前記緊張ロール及
    び複数のベルトガイドロールに無端ベルトを巻回装着さ
    せたことを特徴とするベルトラッパー。
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