JP2696234B2 - ソケット - Google Patents

ソケット

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JP2696234B2
JP2696234B2 JP63280197A JP28019788A JP2696234B2 JP 2696234 B2 JP2696234 B2 JP 2696234B2 JP 63280197 A JP63280197 A JP 63280197A JP 28019788 A JP28019788 A JP 28019788A JP 2696234 B2 JP2696234 B2 JP 2696234B2
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    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/02Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
    • H05K7/10Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
    • H05K7/1015Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads
    • H05K7/1023Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads co-operating by abutting, e.g. flat pack
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/04Housings; Supporting members; Arrangements of terminals
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  • Connecting Device With Holders (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 イ.産業上の利用分野 本発明は、所定の電気部品、特に半導体集積回路チッ
プ(以下、ICチップと称する。)を挿入して取付ける
際、この電気部品に対し弾性的に押圧して電気的に接触
せしめられる接触子を有するソケット、例えばICチップ
テスト用のソケットに関するものである。
ロ.従来技術 従来、ICチップのテスト(例えば、バーンインテスト
と称される耐熱性テスト)のために、ICチップを加熱炉
に入れてその良、不良を判別することが行われている。
図示はしていないが、そうしたテストに使用するICチ
ップ装着用のソケットとしては、以下に示すようなもの
が一般に使用されている。
即ち、ソケットの本体には、ICチップを装着する装着
部に多数のピン状接触子(接点)が固定されていて、こ
の本体にはまた、ソケット本体の対向辺位置にICチップ
固定用のラッチが一対回動可能に取付けられている。ま
た、このソケット本体とは別に、ICチップを保護して支
持しておくために設けられるキャリアに、予めICチップ
を装着、支持した状態で、上記したソケット本体にキャ
リア(ICチップを含む。)を装着し、更に上記した各ラ
ッチを回してその係止爪でキャリアの端部をソケット本
体との間に挾着できるように構成されている。
しかし、このようなソケットは、上記の如くキャリア
をラッチで留める構造であるため、次のような欠点があ
る。
(1).キャリアをラッチで留める際の動作が複雑であ
るため、自動機でキャリア(ICチップ)をソケット本体
に装着することが非常に困難である。
(2).キャリア及びソケット本体がICチップと比較し
てかなり大きくなってしまう。従って、例えば1枚のプ
リント基板等に乗るソケット数が少なくなるため、試験
等に用いる場合、プリント基板自体の交換回数が増すこ
とになる。その結果、自動化しても時間的なロスは大き
くなる。
また、その他にも上述したと同様の機能のラッチや、
キャリアの周囲を囲む上下動可能なカバー部材を有した
構造のソケットが各種あるが、その場合にも上記したと
同様の欠点がある。
ハ.発明の目的 本発明の目的は、小型化が可能で、しかも、自動機等
でICチップ等の電気部品を容易に着脱できるソケットを
提供することにある。
ニ.発明の構成 上記目的を達成するため以下のように構成される。
本発明に係るソケットは、所定の電気部品が装着され
るソケット本体と、前記ソケット本体に対し往復動可能
に設けられた往復動部材と、前記ソケット本体に固定さ
れた固定端部と、前記固定端部に連接された弾性のある
折曲部と、前記折曲部に連接され、かつ対応する前記電
気部品のリード端子に対し弾性的に押圧して電気的に接
続される押圧部と、前記折曲部に連接され、かつ前記往
復動部材と作用し合うための第1の作用部とを有する接
触子と、前記電気部品を前記ソケット本体に対して着脱
可能に固定するために前記ソケット本体に所定の方向で
移動可能に取付され、かつ前記往復導部材と作用し合う
ための第2の作用部を有する固定部材と、前記往復動部
材からの加圧力に抗して前記固定部材を支持するように
前記ソケット本体に取付されたバネ部材とを有し、所定
の外力による前記往復動部材の応動に連動して前記接触
子が弾性変形しながらその原位置から所定の退避位置へ
変位するとともに前記バネ部材が弾性変形しながら前記
固定部材がその原位置から所定の退避位置へ変位して、
前記電気部品の前記ソケット本体への装入を可能とし、
前記外力の解除に応じた前記バネ部材および前記接触子
のそれぞれの弾性復元力により、前記固定部材が前記退
避位置から前記原位置側へ移動して前記ソケット本体上
の前記電気部品を固定するとともに、前記接触子が前記
退避位置から前記原位置側へ移動して前記電気部品のリ
ード端子に接触し、更には前記往復動部材の復動が行わ
れるように構成されたものである。
なお、上記において、「更には前記往復動部材の復
動」の「更には」とは、同復動が電気部品の固定と同時
に行われる他、同固定後に引続いて同復動が行われる場
合も意味する。
ホ.実施例 以下、本発明の実施例を説明する。
第1図〜第7図は本実施例によるICチップテスト(バ
ーインテスト)用のソケットを示すものである。
即ち、接触子20は、全体がピン状の導電性材料で形成
されていて、ソケット本体である基体(ベース・ボデ
ィ)2への固定端部24と、この固定端部24に連設されて
円弧状に十分に折曲された弾性のある折曲部23と、この
折曲部23の折曲端に連設された摺接部22(第1の作用
部)及び押圧部21とからなっている。
ICチップを装着支持した状態のキャリア30を基体2上
に着脱可能に固定する固定部材40は、ソケット本体2に
固定した支点ピン43(回動中心)から直立してほぼコ字
状をなす固定用レバー部41(後述の第5図参照)と、こ
の固定用レバー部41に対して直角方向に連設された連設
部44と、この連設部44から固定用レバー部41側に突設さ
れた突出部42(第2の作用部)とからなっている。な
お、ソケット本体2に形成した凹部(図示省略)にはコ
イルスプリング(バネ)45が配され、固定部材40の連設
部44の下端にバネ45の上端が接当されている(第2図参
照)。
なお、図中の3はプリント基板等にマウントするとき
に用いる位置決め用の脚部、4は貫通孔、5は後述のカ
バー部(往復動部材)10を所定の位置に合わせて配する
ためのガイド部(第5図参照)、6及び7は夫々接触子
及び固定部材40を取り付けるための溝部(但し、溝部7
の一部は貫通孔7aになっている。)、8は切欠き部(第
4図及び第5図参照)、9は後述のキャリアを所定位置
に装入するための仕切り板部、25はリード脚部である。
カバー部10には、上記した接触子20の摺接部22を挿入
するための溝部14が設けられ、この溝部14には互いに傾
斜角の異なる傾斜面12及び13(摺接部22の摺接面)が設
けられている。また、カバー部10には、溝部14を部分的
に覆うように庇部15が対向したカバー部両辺に1箇所ず
つ設けられている。それらのうちの一方の庇部には、後
述のキャリア30の凹部60に嵌め込まれることによりキャ
リアを位置決めするための突出部16が設けられている
(第4図及び第5図参照)。なお、図示は省略してある
が、このカバー部10には係止部が4箇所に設けられ、こ
れらが夫々上記した溝部7内の所定の部分に係止して外
れないようにしてある。また、図中の11は貫通孔であ
る。
ICチップ50を支持するキャリア30には、第3図に示す
ように、ICチップ50のリード51を装入するための溝部35
が設けられ、更にICチップ50の四隅に設けた突出部52を
弾性的に押圧して保持する押圧部34が設けられている
(この例の場合第4図及び第5図のように4箇所に設け
られている。)。なお、図中の31は貫通孔、32は傾斜
面、33はキャリア30上部の貫通孔31の周囲に設けられた
凸部、53はICチップ50の突出部52を装入するための貫通
孔である。
上述した各構成部分、即ち、接触子20、固定部材40、
ソケット本体2、カバー部10及びキャリア30(これにIC
チップ50が装着される。)によりソケット1が構成され
ていて、第1図に示すように、固定部材40(固定用レバ
ー41)と接触子20(押圧部21)とでICチップ50がキャリ
ア30と共にソケット本体2に挾着固定される。
なお、第4図に、ICチップ50をキャリア30に装着して
から、後述する動作によってこのICチップ50をソケット
本体2に装入する状態を示す斜視図、第5図は、ソケッ
ト1の分解図である。
次に、ICチップ50をソケット本体2に装着する動作に
ついて説明する。
即ち、第6図に示すように、まず、ソケット本体2の
所定位置に取付けられたカバー10を仮想線位置から外力
(例えば手や機械による力)により矢印18で示す方向に
下降移動(往動)させる。このとき、接触子20の摺接部
22(第1の作用部)が傾斜面12を摺動しながら反時計方
向に移動する。同時に、押圧部21も同方向に移動し、こ
のときの移動に際しては、接触子20を弾性変形させるた
めにある程度の大きい力を必要とする。さらにカバー部
10を下降移動させ、傾斜面12よりも急な傾斜面13に差し
掛かったときに、カバー部10の下端が固定部材40の突出
部42(第2の作用部)に接触する。そして、更にカバー
部10を矢印18の方向に下降移動させることによって、突
出部42がカバー部10により下方へ押圧され、ピン43を支
点として固定用レバー41(固定部材40)がバネ45のスプ
リング力に抗しつつ時計方向に回動する(即ち、キャリ
ア30が装入できるようにレバー41が開く)。そして、更
にカバー部10をソケット本体2に接触するまで押し下げ
ることによって、十分に固定部材40(レバー41)を開い
た状態にしておく。即ち、第6図のように、一点鎖線の
状態から実線で示す状態にする。また、上記したことに
より、固定部材40の連設部44とソケット本体2との間に
固定されたバネ45は圧縮状態となる。
なお、上述したように、傾斜面13を設けることによ
り、最初に摺接部22を反時計方向に移動させた力(外
力)に比べ接触子20の反力は弱くなるから、主としてバ
ネ45のスプリング力に抗して固定部材40の突出部42を押
し下げればよく、従って少ない押圧力ですむことにな
る。従って、動作に際して無駄な力を用いることなく、
操作をスムーズに行なえる。ここで、傾斜面13は垂直面
であってもよい。また、上記したことは、最初の段階
(傾斜面12に摺接部22が摺接している状態)で接触子20
の摺接部22を反時計方向に移動させる動作と、次の段階
(傾斜面13に摺接部22が摺接している状態)で固定部材
40の突出部42を時計方向に移動させる(押し下げる)動
作(勿論、このとき摺接部22も更に多少移動することに
なる。)とをタイミング的にずらすことにより容易に行
える。
次に、上述のようにして固定部材40(レバー41)が十
分に開いた状態で、第6図のように、予めキャリア30に
装着されたICチップ50を矢印55で示す方向にカバー部10
の貫通孔11から装入し、ソケット本体2の所定位置にIC
チップ50を装入する。
その後、カバー部10を押し下げる力(外力)を解除す
ることにより、上述した方向とは反対の方向(原位置に
戻ろうとする方向)に固定部材40及び接触子20、更には
カバー部10が移動する。即ち、圧縮状態にあるバネ45の
復元力により固定レバー41が反時計方向へ回動して原位
置へ戻され、かつ接触子20の摺接部22に作用する弾性復
元力によりカバー10が原位置側に押し戻される(復動す
る)。これによって、固定部材40及び接触子20が原位置
側へ押し戻されて第1図に示す状態となる。このとき、
キャリア30の底部とソケット本体2との間は、設計上約
0.15〜0.20mmの隙間dがあって、ソケット本体2から浮
いた状態になっている。従って、リード51に対する接触
子20の接触圧を十分にしてICチップ(更にはキャリア3
0)をソケット本体に固定できる。
以上に説明したように、本実施例によるソケットによ
れば、カバー部10の外力(押下げ力)による下方への移
動(往動)に連動して接触子20と固定部材40とを原位置
から変位させてキャリア30に装着されたICチップ50をソ
ケット本体2に装入し、そして、固定部材40と接触子20
とを夫々原位置側へ戻してソケット本体2へのICチップ
50の固定と、更にはカバー部10の原位置側への移動(復
動)とを行うように構成しているので、基本的にカバー
部10の往復動(この例では上下動)のみのごく単純な動
作でICチップ50をソケット本体2に固定できる。従っ
て、従来のように複雑な操作を行う必要がないため、自
動機等でも容易にICチップ50をソケット本体2に着脱自
在に装着して固定でき、自動化の促進にとって非常に有
利となる。また、従来のようにラッチで留める構造では
ないので、ソケットの小型化が容易となる。
また、例えばキャリア30に装着されたICチップ50を取
外す場合について考えると、第7図に示すように、カバ
ー10に対する外力がその一辺側10aにおいて矢印19の方
向に(即ち局部的に偏って)加えられた場合には、カバ
ー10が水平状態から傾き、これに伴って固定部材40がキ
ャリア30から外れる直前の状態となる。そして、この状
態で、接触子20の折曲部23の図に示すP点を支点とし
て、力Fの回転モーメントが生じてキャリア30を上昇さ
せるように作用するので、キャリア30が不安定となって
位置ずれ等、即ちキャリア30の一方側が持ち上がってし
まうことが考えられる。しかし、この場合、例えば接触
子20の押圧部21の位置Qを図のように、固定部材40の支
点ピン43の中心点Rと、キャリア30の固定状態における
固定部材40の押圧点Sとを結ぶ直線(鉛直線)上、或い
はこの鉛直線からT方向への所定距離内に位置させた場
合、上記した位置ずれ等を防止でき、ソケット1の信頼
性を高めることができることが分かった。なお、固定部
材40の位置を変え、上記位置Qを含む鉛直線上に点Rと
Sとを位置させるようにしても上記と同様の効果が得ら
れる。
ここで、上述した理由を第7図について簡単に説明す
ると、接触子20の支点Pと押圧部21上の点Qとを結ぶ距
離は、上述した2点R−Sを結ぶ直線上に押圧点Qが位
置している場合に比べて長くなっている。即ち、押圧部
21の押圧力Fを一定とすると、接触子20の支点からの上
記した距離が長い場合の方がより大きなモーメントを受
けるため、上述したキャリア30が取外しの際に上向きの
モーメントをより強く受け、位置ずれ等を起こし易くな
ると考えられる。なお、第7図では、主な符号のみを示
し、その他の符号については他の図と同様であるので省
略してあることがある。
また、ソケット本体2及びキャリア30の構造上の他の
特長について以下に述べる。
(1).第4図及び第5図に示すように、ソケット本体
2には、この例では、その底部の4つの角に夫々切欠き
部8が設けられているので、適宜設計された治具等を用
いることにより手でも容易に操作できる。
(2).第4図及び第5図に示すように、キャリア30の
上部に凸部33が設けられているので、上下にキャリア30
を重ねることができる。このことは特に、自動機等を用
いる場合に好都合となり、自動化の促進にもつながる。
(3).また、さらにキャリア30には、第1図及び第3
図に示すように、貫通孔31の部分にこの貫通孔31に沿っ
て傾斜面32が設けられているので、キャリア30の取外し
等の際、例えば所定の治具等によって傾斜面32に引っ掛
けたりなどして取外すことができる。従って、キャリア
30の取外し等の操作も容易に行なえる。
また、通常、キャリアとICチップとは夫々別個にユー
ザ等に供給されるが、第3図に示したように、キャリア
30にICチップ50を挾着した状態、即ち、キャリアとICチ
ップを一体化した状態で供給できるので、例えば搬送等
の際にICチップ等を保護することにもなる。このように
キャリアとICチップとを一体化した状態でユーザ等に供
給するということは、従来行われなかったことである。
更に、また、ユーザ側等において、特に、ICチップの供
給等が遅れた場合、供給されたICチップをプリント基板
等に半田付けする作業はたいへんであり、時間的なロス
が重大な問題となる。そこで、上述した例と同様に構成
されたソケットを用いれば、例えばプリント基板等に予
めソケット本体を半田付等により取付けておいてから、
上記したICチップの装着されたキャリアを上述した操作
によってソケット本体に固定すれば良い。従って、煩わ
しい半田付等の作業が不要となり、しかも、メーカ側か
ら供給されたそのままの状態で、簡単な操作により短時
間でプリント基板等に取付けることができる。
以上、本発明を例示したが、上述の実施例は本発明の
技術的思想により更に変形可能である。
例えば、上述した接触子や固定部材の形状、材質、取
付け位置等は種々変更してよく、また、カバー部(往復
動部材)の形状、材質、構造、傾斜面の角度も変化させ
てよい。その他ソケット本体やキャリアの材質、形状、
構造等も適宜であってよい。また、必ずしもキャリアに
対しICチップを装着しておく必要はなく、更にはキャリ
ア自体も設ける必要はないことがある。
また、上述の例ではカバー部を上下方向に変位させる
ことによってICチップ等をソケット本体に装入して固定
したが、必ずしも上下方向の変位によらなくとも、例え
ば横方向等適宜の方向へ変位させることによって行うこ
ともできる。ICチップの固定とカバー部の原位置への復
帰とはタイミングをずらせてもよいし、或いは同時であ
ってもよい。また、固定部材とソケット本体との間に設
けるスプリングの形状、取り付け方法、種類等も変更し
てよい。
なお、本発明は上述のICチップ以外の電気部品にも勿
論適用できる。
ヘ.発明の作用効果 本発明は、上述のように、往復動部材の往動に連動し
て接触子と固定部材とを原位置から変位させて電気部品
をソケット本体に装入し、上記固定部材と上記接触子と
を夫々原位置側へ戻して上記ソケット本体への上記電気
部品の固定と更には上記往復動部材の復動とを行うよう
にしているので、複雑な動作を必要とせずに、簡単な往
復動の動作だけで電気部品等の固定操作等を容易に行な
える。従って、自動機等による自動化も容易となる。ま
た、往復動部材による往復動構造であるから、ソケット
自体の小型化もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の実施例を示すものであって、 第1図は本発明の実施例によるソケットの要部断面図
(後述の第4図のI−I線矢視断面図)、 第2図は同ソケットの要部断面図(後述の第4図のII−
II線矢視断面図)、 第3図はキャリアにICチップが装着された状態を示す要
部断面図(後述の第4図のIII−III線矢視断面図、但
し、第4図ではキャリアにICチップを装着する前の状態
を示している。)、 第4図はキャリアにICチップを装着してから、ソケット
本体に装入する状態を示す概略斜視図、 第5図は同ソケットの分解斜視図、 第6図はソケット本体にICチップを装入する動作を示し
た要部断面図、 第7図は同ソケットの取外し等の際に生じるモーメント
を説明する要部概略断面図 である。 なお、図面に示す符号において、 1……ソケット 2……ソケット本体 4、11、31……貫通孔 6、7、14……溝部 10……カバー部(往復動部材) 12、13、32……傾斜面 20……接触子 21……押圧部 22……摺接部 23……折曲部 24……固定端部 25……リード脚部 30……キャリア 40……固定部材 41……固定用レバー 42……突出部 43……ピン 44……連設部 45……コイルスプリング 50……ICチップ 51……リード である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−160676(JP,A) 特開 昭62−249375(JP,A) 実開 昭58−95587(JP,U) 実開 昭62−111673(JP,U) 実開 昭63−146990(JP,U) 実開 昭54−147168(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の電気部品が装着されるソケット本体
    と、 前記ソケット本体に対し往復動可能に設けられた往復動
    部材と、 前記ソケット本体に固定された固定端部と、前記固定端
    部に連接された弾性のある折曲部と、前記折曲部に連接
    され、かつ対応する前記電気部品のリード端子に対し弾
    性的に押圧して電気的に接続される押圧部と、前記折曲
    部に連接され、かつ前記往復動部材と作用し合うための
    第1の作用部とを有する接触子と、 前記電気部品を前記ソケット本体に対して着脱可能に固
    定するために前記ソケット本体に所定の方向で移動可能
    に取付され、かつ前記往復導部材と作用し合うための第
    2の作用部を有する固定部材と、 前記往復動部材からの加圧力に抗して前記固定部材を支
    持するように前記ソケット本体に取付されたバネ部材と を有し、 所定の外力による前記往復動部材の応動に連動して前記
    接触子が弾性変形しながらその原位置から所定の退避位
    置へ変位するとともに前記バネ部材が弾性変形しながら
    前記固定部材がその原位置から所定の退避位置へ変位し
    て、前記電気部品の前記ソケット本体への装入を可能と
    し、 前記外力の解除に応じた前記バネ部材および前記接触子
    のそれぞれの弾性復元力により、前記固定部材が前記退
    避位置から前記原位置側へ移動して前記ソケット本体上
    の前記電気部品を固定するとともに、前記接触子が前記
    退避位置から前記原位置側へ移動して前記電気部品のリ
    ード端子に接触し、更には前記往復動部材の復動が行わ
    れるように構成されたことを特徴とするソケット。
  2. 【請求項2】前記往復動部材の応動は最初の第1の段階
    と次の第2の段階からなり、前記第1の段階では前記接
    触子が前記原位置から前記退避位置または所定の中間位
    置まで変位し、前記第2の段階では前記固定部材が前記
    原位置から前記退避位置まで変位するとともに前記接触
    子が前記退避位置付近に止まりまたは前記中間位置から
    前記退避位置へ変位するように構成されたことを特徴と
    する請求項1に記載のソケット。
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