JP2507359Y2 - Icソケット - Google Patents

Icソケット

Info

Publication number
JP2507359Y2
JP2507359Y2 JP1990077117U JP7711790U JP2507359Y2 JP 2507359 Y2 JP2507359 Y2 JP 2507359Y2 JP 1990077117 U JP1990077117 U JP 1990077117U JP 7711790 U JP7711790 U JP 7711790U JP 2507359 Y2 JP2507359 Y2 JP 2507359Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floating plate
cover
socket body
socket
contact pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1990077117U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0435386U (ja
Inventor
元一 君塚
俊彦 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Enplas Corp
Original Assignee
Enplas Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Enplas Corp filed Critical Enplas Corp
Priority to JP1990077117U priority Critical patent/JP2507359Y2/ja
Publication of JPH0435386U publication Critical patent/JPH0435386U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2507359Y2 publication Critical patent/JP2507359Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ソケット本体により列記され多数のコンタ
クトピンにIC素子等の多数のリード端子を一対一に載接
させて各リード端子と外部回路との電気的接続を容易な
らしめるようにしたICソケットに関する。
〔従来の技術〕
従来、IC素子等の電子部品を実装する場合に使用され
るICソケットとして第5図に例示するような所謂載接型
のICソケットが公知であるが、これは、ソケット本体A
の所定位置にIC素子が載置されていてソケット本体Aに
枢支されたカバーが閉合せしめられた時カバーBに設け
られたパッドbよりIC素子のリード端子が対応するコン
タクトピンCに圧接されるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、この種ICソケットは閉合時IC素子の位置ず
れを生じる恐れがあるため端子密度の高いIC素子には不
適であるばかりか、これを防止するために構造が複雑化
し、又カバーの閉合時これをロックする操作が入るため
操作性も良くないという問題点があった。又近年端子密
度の高いIC素子用として所謂オープントップ型のICソケ
ットも開発されているが、これもIC素子の位置決めに難
点があるばかりか、比較的大型になり易く、而もIC素子
着脱時の操作力も比較的大きなものが要求されるという
問題点があった。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みなされたものであり、その目的とするところは、IC素
子の位置決めが確実に行なわれ得、小型で比較的軽い力
で操作することのできるオープントップ型のICソケット
を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、実用新案登録請求の範囲
(1)に記載された考案は、ソケット本体に所定範囲だ
け上下動し得るように取り付けられてソケット本体との
間に介置された複数個のスプリングにより上方へ弾圧さ
れたIC素子を載置するためのフローテイングプレートを
備えると共に、ソケット本体に所定範囲だけ上下動し得
るように取り付けられてコンタクトピン操作部を有する
カバーを有し、ソケット本体に列設された多数のコンタ
クトピンに該フローテイングプレート上に載置したIC素
子の多数のリード端子を一対一に載接させて該リード端
子への電気的接続を容易ならしめるようにしたICソケッ
トにおいて、ソケット本体の対向縁部に少なくとも一対
枢支されていてフローテイングプレートとカバーとに係
合する複数個のアームとを備えて成り、カバーを押し下
げた時、前記コンタクトピン操作部によりコンタクトピ
ンをフローテイングプレートと係合しない位置へ退避せ
しめると共に、上記アームを介してフローテイングプレ
ートを所定量だけ押し下げ、カバーの押圧を解除した
時、スプリングによりカバーとフローテイングプレート
を所定位置まで上昇せしめると共に、コンタクトピンを
フローテイングプレートと係合する位置へ復帰せしめて
フローテイングプレートに載置されたIC素子のリード端
子をフローテイングプレートとコンタクトピンの一部と
で圧接挟持せしめるようにしたことを特徴とするICソケ
ット。
また、実用新案登録請求の範囲(2)に記載された考
案は、フローテイングプレートは、その中央部でソケッ
ト本体に上下動可能に取り付けられていて、その上面に
は載置されるべきIC素子の位置決め用突条が形成されて
おり、スプリングはフローテイングプレートと同芯的に
等間隔に配置されており、且つアームはソケット本体の
各隅部にそれぞれ配置されていることを特徴としてい
る。
また、実用新案登録請求の範囲(3)に記載の考案
は、アームは、その枢支中心位置からカバーと当接する
先端部までの長さがフローテイングプレートと当接する
平坦面の当接位置までの長さよりも長くなるように構成
されていることを特徴としている。
〔作用〕
カバーを押し下げた時コンタクトピン操作部によりコ
ンタクトピンはフローテイングプレートと係合しない位
置へ退避せしめられると共に梃子の作用で比較的軽い力
でフローテイングプレートが所定量だけ押し下げられ、
カバーの押圧を解除した時スプリングによりカバーとフ
ローテイングプレートは所定位置まで上昇せしめられる
と共にコンタクトピンはフローテイングプレートと係合
する位置へ復帰せしめられてフローテイングプレート上
に載置されたIC素子のリード端子にコンタクトピンの一
部が圧接せしめられる。
〔実施例〕
以下、図示した一実施例に基づき本考案を具体的に説
明する。第1図乃至第3図において、1は方形の凹陥部
1aと所定の長さの係合爪1bを有する方形のソケット本
体、2はソケット本体1に穿設されたスリット列(第2
図に1cとして一個のスリットが示されている)に夫々嵌
着されていてそれ自体に内方への変位習性が付与されて
いるコンタクトピン(第2図に一個のコンタクトピンが
示されている)、3はソケット本体1の方形凹陥部1aに
上下動可能に嵌装されていて頂面にIC素子P(第4図参
照)の載置位置を規制するための突条3aを有するフロー
テイングプレート、4はフローテイングプレート3がソ
ケット本体1に対し所定範囲だけ上下動し得るようにそ
の中央部をソケット本体1の中央部に取り付けるための
連結部材、5はソケット本体1とフローテイングプレー
ト3との間に介在せしめられていてフローテイングプレ
ート3を上方へ均一に弾圧するためフローテイングプレ
ートと同芯的に等間隔に配置されたコイルスプリング、
6は頂部に明けられた透孔6aに対応する係合爪1bを挿通
することにより所定範囲だけ上下動し得るようにフロー
テイングプレート3上に配置されていてコンタクトピン
2の一部2aに摺接可能の傾斜面として形成されたコンタ
クトピン操作部6bを有する方形枠状のカバー、7はソケ
ット本体1の各隅部に枢支されていてカバー6の下端面
に当接し得る先端部7aとフローテイングプレート3の隅
部頂面に当接する平坦面7b(第3図参照)とを有するア
ームで、枢支中心に位置から先端部7aまでの長さ寸法m
が平坦面7bの当接位置7b′までの長さ寸法nよりも長く
なるように形成されている。
本案ICソケットは上記の如く構成されているから、第
2図の状態においてカバー6を押しさげれば、カバーは
四本の係合爪1bに案内されて垂直に下降する。カバー6
のこの運動によりアーム7はその先端部7aが押されて左
旋せしめられ、それよりも枢支位置までの寸法が短いそ
の平坦面7bの先端当接部7b′がフローテイングプレート
3を下方へ押すため梃子の作用で比較的軽い力でフロー
テイングプレート3はスプリング5に抗して下降せしめ
られる。この場合、フローテイングプレート3は四本の
コイルスプリング5により水平に支持されていると共に
連結部材4を挿通せしめている中央スリーブ部3b(第2
図参照)の外周がソケット本体1の中心穴により案内さ
れており、而もフローテイングプレート3はその各隅部
が各アーム7により同時且つ均一に押されるから、フロ
ーテイングプレート3は水平位置を保ったまま円滑に下
降する。かくして、フローテイングプレート3が下降を
始めた直後カバー6の傾斜面6bがコンタクトピン2の一
部2aに当接してコンタクトピン2をその習性に抗し外方
へ押し出し、コンタクトピン2の他の一部2bをフローテ
イングプレート3の軌道外へ退避させる。カバー6の下
降運動はフローテイングプレート3の下面がソケット本
体1の凹陥部1aの頂面に当接することにより限定される
が、この状態でカバー6の上方よりIC素子Pを落とし込
めば、IC素子Pは第4図に示す如く突条3aにより容易に
且つ確実に位置決めされる。このようにしてIC素子Pを
フローテイングプレート3上に載置した状態でカバー6
に対する押圧を解除すれば、スプリング5の弾力により
フローテイングプレート3は持ち上げられ、これと同時
にアームは右旋せしめられ、カバー6もアーム7により
持ち上げられる。この復帰行程では、先づコンタクトピ
ン2がその抑止を解かれるため、習性により内方へ復元
してその一部2bがフローテイングプレート3の軌道内即
ち第2図の位置へ移動し、フローテイングプレート3の
上がって来るのを待つ。フローテイングプレート3の上
昇運動は、カバー6の頂面が各係合爪1bのフック部1b′
に係合することにより停止せしめられるが、この時第4
図に示される如くIC素子Pのリード端子はフローテイン
グプレート3の頂面とコンタクトピン2の一部2bとによ
り挾持された形となり、リード端子はコンタクトピン2
の一部2bに圧接される。この復帰行程においてもフロー
テイングプレート3は水平位置を保ったまま円滑に上昇
するから、各リード端子は対応するコンタクトピンに同
時且つ確実に圧接し、電気的接続が完成する。
一旦装填したIC素子Pを取り出す場合は、再びカバー
1を押し下げればよい。
尚、実施例では、コイルスプリング5及びアーム7は
夫々四個設けられているが、それらの数は特に限定され
ない。
〔考案の効果〕
上述の如く本考案によれば、IC素子等の挿填時に位置
決めが容易且つ確実に行われ得るから、IC素子等のリー
ド端子密度が高い場合でも各コンタクトピンへの電気的
接続は確実に行われ得る。又、各可動部品の復帰運動は
ソケット本体とフローテイングプレートとに亘って内蔵
された共通のスプリングで行われるようになっているか
ら、ソケット本体をコンタクトピンの数の割には従来品
より小型に構成することができる。更にIC素子を載置す
る上方移動習性を有するフローテイングプレートとコン
タクトピンとに係合するアームを配設して、カバーの押
し下げ及び解除は、アームの枢支点からカバーの押圧点
までの距離を、アームの枢支点からフローテイングプレ
ートの押圧点までの距離よりも長くすることによって、
カバーの押圧力を軽くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案ICソケットの一実施例の一部破断平面図、
第2図は第1図のII-II線に沿う断面図、第3図はアー
ムの拡大斜視図、第4図はコンタクトピンとIC素子のリ
ード端子との圧接状態を示す部分断面図、第5図は従来
のICソケットの一例を示す斜面図である。 1……ソケット本体、1b……係合爪、2……コンタクト
ピン、3……フローテイングプレート、3a……突条、4
……連結部材、5……コイルスプリング、6……カバ
ー、6b……コンタクトピン操作部。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソケット本体に所定範囲だけ上下動し得る
    ように取り付けられてソケット本体との間に介置された
    複数個のスプリングにより上方へ弾圧されたIC素子を載
    置するためのフローテイングプレートを備えると共に、
    ソケット本体に所定範囲だけ上下動し得るように取り付
    けられてコンタクトピン操作部を有するカバーを有し、
    ソケット本体に列設された多数のコンタクトピンに該フ
    ローテイングプレート上に載置したIC素子の多数のリー
    ド端子を一対一に載接させて該リード端子への電気的接
    続を容易ならしめるようにしたICソケットにおいて、 ソケット本体の対向縁部に少なくとも一対枢支されてい
    てフローテイングプレートとカバーとに係合する複数個
    のアームとを備えて成り、カバーを押し下げた時前記コ
    ンタクトピン操作部によりコンタクトピンをフローテイ
    ングプレートと係合しない位置へ退避せしめると共に上
    記アームを介してフローテイングプレートを所定量だけ
    押し下げ、カバーの押圧を解除した時上記スプリングに
    よりカバーとフローテイングプレートを所定位置まで上
    昇せしめると共にコンタクトピンをフローテイングプレ
    ートと係合する位置へ復帰せしめてフローテイングプレ
    ートに載置されたIC素子のリード端子をフローテイング
    プレートとコンタクトピンの一部とで圧接挟持せしめる
    ようにしたことを特徴とするICソケット。
  2. 【請求項2】フローテイングプレートは、その中央部で
    ソケット本体に上下動可能に取り付けられていて、その
    上面には載置されるべきIC素子の位置決め用突条が形成
    されており、スプリングはフローテイングプレートと同
    芯的に等間隔に配置されており、且つアームはソケット
    本体の各隅部にそれぞれ配置されている、実用新案登録
    請求の範囲(1)に記載のICソケット。
  3. 【請求項3】アームは、その枢支中心位置からカバーと
    当接する先端部までの長さがフローテイングプレートと
    当接する平坦面の当接位置までの長さよりも長くなるよ
    うに構成されている、実用新案登録請求の範囲(1)に
    記載のICソケット。
JP1990077117U 1990-07-20 1990-07-20 Icソケット Expired - Fee Related JP2507359Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990077117U JP2507359Y2 (ja) 1990-07-20 1990-07-20 Icソケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990077117U JP2507359Y2 (ja) 1990-07-20 1990-07-20 Icソケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0435386U JPH0435386U (ja) 1992-03-24
JP2507359Y2 true JP2507359Y2 (ja) 1996-08-14

Family

ID=31619205

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990077117U Expired - Fee Related JP2507359Y2 (ja) 1990-07-20 1990-07-20 Icソケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2507359Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999018636A1 (fr) * 1997-10-03 1999-04-15 Enplas Corporation Prise femelle pour piece electrique
CN107768861B (zh) * 2017-09-07 2023-08-29 北京时代民芯科技有限公司 一种带有双排定位导槽的cqfp封装形式老化插座

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01119043A (ja) * 1987-10-31 1989-05-11 Yamaichi Electric Mfg Co Ltd Icソケット
JP2696234B2 (ja) * 1988-11-04 1998-01-14 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 ソケット

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0435386U (ja) 1992-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4721582B2 (ja) ソケット
US4498047A (en) Integrated circuit mounting apparatus
JP3742742B2 (ja) 電気部品用ソケット
JPH07240263A (ja) バーンインソケット
US5322446A (en) Top load socket and carrier
JP3572795B2 (ja) Icソケット
EP0573147B1 (en) Contact maintenance device for use in an electric part socket
US4747483A (en) Protective chip carrier handler
JP2507359Y2 (ja) Icソケット
JP3739626B2 (ja) 電気部品用ソケット
JPS6276273A (ja) Icソケツト
JP4172856B2 (ja) Icソケット
JPH07335351A (ja) Icソケット
JP3007179U (ja) 電子デバイス用テストソケット
JPH09199250A (ja) 面実装型ic用ソケット
JP2523281Y2 (ja) Icソケット
JPH0520286U (ja) Icソケツト
JP2519116Y2 (ja) Icソケット
JPS63155574A (ja) Icカード接続用ソケット
JPH0347269Y2 (ja)
JPH06140115A (ja) Icソケット
JPS5925113Y2 (ja) 集積回路板用ソケツト
JPH0747829Y2 (ja) Zif式icソケット
JPH0815372A (ja) オープントップ型icソケット
JP2549991Y2 (ja) Icソケット

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees