JP2696136B2 - 差圧成形における同時裏貼加工方法 - Google Patents

差圧成形における同時裏貼加工方法

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C51/00Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
    • B29C51/16Lining or labelling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、たとえば周囲に端部平面または直角に折
れ曲がつた縁部を設けた自動車のドアトリムのような物
体の、上面及び外周面を被う差圧成形用合成樹脂製シー
トを折返し、縁部裏面にも合成樹脂製シートを接着し、
余剰部分を切断除去するための差圧成形同時裏貼加工方
法に関するものである。 [従来の技術] 第8図に示すような物体、例えば自動車のドアトリム
のような基材20の上側に合成樹脂シート30が差圧成形に
よつて貼られた場合、第9図に示す如くシート30の周縁
を折返して基材20の端部裏面23または下向き縁部21の裏
側に貼つている。ところが折返して接着し、余剰部を切
り落とす作業は手加工または個々の工程専用の設備治具
型で行つていた。 [発明が解決しようとする問題点] この発明は、周囲に端部平面または下向き縁部を設け
たドアトリムのような物体の上面及び外周面を被う合成
樹脂製シートを折返し、裏面及び縁部裏面にも合成樹脂
製シートを延ばして貼付けると共に、余剰部分を切断除
去する作業を、人手に頼らず差圧成形と同一工程で行え
るようにしようとするものである。 [問題点を解決するための手段] 第1図乃至第6図を参考にして説明する。 第1の発明に係る差圧成形における同時裏貼加工方法
は、上部に鍔部11を設けた差圧成形型10上に端部平面22
または下向き縁部21を有する基材20及び合成樹脂製シー
ト30を重ねる工程と、 シート30周縁を基材20端部外向き斜め下方で固定する
工程と、 差圧状態の差圧成形型10を加工させてシート30を空気
差圧により基材20端部下側の空間内に膨出させると共に
基材20上のシート30を伸延させる工程と、 鍔部11下方に配置した押上部材40で、シート30を基材
20周囲の下部空間に押込んで基材20の端部裏面23または
下向き縁部21裏面に接着する工程とからなるものであ
る。 第2の発明に係る差圧成形における同時裏貼加工方法
は、上部に鍔部11を設けた差圧成形型10上に端部平面22
または下向き縁部21を有する基材20及び合成樹脂製シー
ト30を重ねる工程と、 シート30周縁を基材20端部外向き斜め下方で固定する
工程と、 差圧状態の差圧成形型10を加工させてシート30を空気
差圧により基材20端部下側の空間内に膨出させると共に
基材20上のシート30を伸延させる工程と、 鍔部11下方に配置した押上部材40でシート30を基材20
周囲の下部空間に押込んで基材20の端部裏面23または下
向き縁部21裏面に接着する工程と、 シート30の押込部の折返端部近傍を差圧成形型10に設
けた加熱刃物50によつて切断する工程を含む工程からな
るものである。 [作用] 端部平面22または、下向き縁部21を有する基材20上に
シート30を差圧成形接着したのち、シート30を縁部21の
裏面側及び端部裏面23に折返して接着し、しかも余剰部
を切落す工程を、自動的に行なう。 [実施例] 差圧成形型の一種である真空成形型を第1図乃至第6
図に図示して説明する。 10は差圧成形型で、油圧シリンダー12によつて上下動
する如く構成されており、上部には鍔部11が設けられて
いる。13は真空成形用の真空ポンプである。 50は差圧成形型に設けた加熱刃物で、シリンダー53に
よつて上下動する刃物本体51と、刃物本体51を加熱する
ヒーター52を有している。 40は鍔部11、または基材20の端部裏面23の接着部位の
真下に配置した押上部材で、シリンダー41によつて上下
動する如く構成されている。 60は成形型気密箱、70はクランプ装着、20は端部平面
22または下向き縁部21を有する基材で、上面及び下向き
縁部21の表裏面及び端部裏面23には接着剤層31が形成さ
れている。 第1図に示す如く差圧成形型10は一番上昇した状態と
し、その差圧成形型10上に端部平面22または下向き縁部
21を有する基材20を載せる。 次に、成形型気密箱60を下降させクランプ装置70と離
隔させ、クランプ装置に合成樹脂シートを挟み、加熱装
置(図示省略)により加熱する。 加熱装置(図示省略)によつて加熱を完了した合成樹
脂シート30を挟んだクランプ装置70と成形型気密箱60と
を密接させて気密状態を形成する。真空ポンプ13にて、
成形型気密箱60とクランプ装置70、合成樹脂シート30か
ら成る空間の空気を排出する事により、合成樹脂シート
30が基材20に接着されると共に基材端部下側の空間内に
膨出される。この状態では合成樹脂シート30の高温時張
力により充分に伸延しないので、形状に添わない。そこ
で真空ポンプ13にて吸引しながら差圧成形型10をシリン
ダー12によつて下降させることにより合成樹脂シート30
に添うべき形状の総長が短縮され、形状に対する添いが
改善される。 次に押上部材40を上昇させ、第4図に示す如くシート
30を基材20、端部裏面23及び下向き縁部21の裏面に接着
させると共に、シート30の押込部の折返し端部を押上部
材40から若干離れた位置に形成させる。 シリンダー53によつて加熱刃物50を上昇させ、第5図
に示す如くシート30の折返端部近傍を切断する。 第6図に示す如く加熱刃物50、及び押上部材40を下降
させると共に差圧成形型10を上昇させ、基材20をシート
30を真空成形接着した完成品を得る。 なお、第7図は加熱刃物50を異なる位置に取付けたこ
の発明の実施例を示すものである。 また第1図に示す如く、差圧成形型10によつて動かさ
れる油圧シリンダー14を設け、油圧シリンダー45とを結
ぶパイプを設け、差圧成形型10の下降に応じて押上部材
40が上昇するようにすることも出来る。真空成形時に
は、1平方メートル当り最大10トンの差圧が発生するの
でその力を利用して油圧シリンダー14を下降させる。油
圧シリンダー14が下降する時に作動油が吐出されるが油
圧回路に使用可能な流量調節弁43を使用して下降速度
を、5ミリメートル毎秒程度に遅くして同時裏貼下降に
良好な結果を得ている。 油圧シリンダー14より吐出された作動油はパイプにて
油圧シリンダー45に導き、差圧成形型10の下降に伴い押
上部材40を上昇させる。 発生した作動油の圧力によるが、油圧シリンダー45
は、一般に低油圧用シリンダーと称する、空圧用シリン
ダーのO−リング、パツキン等を油圧用に交換したもの
を使用しても良い。その場合、油圧シリンダー14が下降
することによる作動油の吐出量と、油圧シリンダー45が
作動するに必要な油量とが一致しない場合があるが、こ
の時は蓄圧器44をパイプの間に挿入すると良い。油圧シ
リンダー14の上昇、及び油圧シリンダー45の下降はバネ
80を外部に取付けるが、バネ復帰型シリンダーを使用す
る他、空圧、油圧何れでも良い。 また、差圧成形は、真空成形に代えて圧空成形にする
こともできる。この場合、第1図における圧空成形用気
密箱90内に圧搾した高圧空気を送り込むもので、高圧空
気を加えながら差圧成形型10を下降させることにより合
成樹脂シート30の添うべき形状の総長が短縮し、形状に
対する添いが改善される。 [発明の効果] この発明によれば、端部平面22または下向き縁部21を
有する基材20上に差圧成形接着したシートの端縁を端部
平面22または下向き縁部21の裏面側へ折返して接着し、
且つ余剰シートを切落す工程を、人手に頼ることなく機
械化し自動的に行なうことが出来るので、生産性向上に
著しく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第6図はこの発明を実施するための装置の一
例を示すもので、第1図は全体の垂直切断面図、第2図
乃至第6図は異なる工程状態における要部の垂直切断面
図である。第7図は加熱刃物の異なる実施例を示す要部
の垂直切断正面図である。第8図及び第9図は従来法を
説明するための要部の垂直切断側面図である。 10……差圧成形型 11……鍔部 12,14……油圧シリンダー 13……真空ポンプ 20……基材 21……下向き縁部 22……端部平面 23……端部裏面 30……合成樹脂シート 31……接着剤 40……押上部材 41,45……シリンダー 42……パイプ 43……流量調節弁 44……蓄圧器 50……加熱刃物 51……刃物本体 52……ヒーター 53……シリンダー 60……真空成形型気密箱 70……クランプ装置 80……バネ 90……圧空成形用気密箱

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.上部に鍔部(11)を設けた差圧成形型(10)上に端
    部平面(22)または下向き縁部(21)を有する基材(2
    0)及び合成樹脂製シート(30)を重ねる工程と、 シート(30)周縁を基材端部外向き斜め下方で固定する
    工程と 差圧状態の差圧成形型(10)を下降させてシート(30)
    を空気差圧により基材(20)端部下側の空間内に膨出さ
    せると共に基材(20)上のシート(30)を伸延させる工
    程と、 鍔部(11)下方に配置した押上部材(40)でシート(3
    0)を基材(20)周囲の下部空間に押込んで 基材(20)の端部裏面(23)または下向き縁部(21)裏
    面に接着する工程 を含む工程からなる差圧成形における同時裏貼加工方
    法。 2.上部に鍔部(11)を設けた差圧成形型(10)上に端
    部平面(22)または下向き縁部(21)を有する基材(2
    0)及び合成樹脂製シート(30)を重ねる工程と、 シート(30)周縁を基材(20)端部外向き斜め下方で固
    定する工程と 差圧状態の差圧成形型(10)を下降させてシート(30)
    を空気差圧により基材(20)端部下側の空間内に膨出さ
    せると共に基材(20)上のシート(30)を伸延させる工
    程と 鍔部(11)下方に配置した押上部材(40)でシート(3
    0)を基材(20)周囲の下部空間に押込んで 基材(20)の端部裏面(23)または下向き縁部(21)裏
    面に接着する工程と、 シート(30)の押込部の折返端部近傍を、差圧成形型
    (10)に設けた加熱刃物(50)によつて切断する工程 を含む工程からなる差圧成形型における同時裏貼加工方
    法。
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