JP2695670B2 - 時計バンドの中留金具 - Google Patents
時計バンドの中留金具Info
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- JP2695670B2 JP2695670B2 JP1504200A JP50420089A JP2695670B2 JP 2695670 B2 JP2695670 B2 JP 2695670B2 JP 1504200 A JP1504200 A JP 1504200A JP 50420089 A JP50420089 A JP 50420089A JP 2695670 B2 JP2695670 B2 JP 2695670B2
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、時計バンドの中留金具の改良に関するもの
である。
である。
米国特許第4,675,955号は取付けが簡単で取りはずす
のもワンタッチででき、しかも確実なロック機構をもっ
た中留金具を開示している。第1図乃至第3図はその金
具の一例を示す。この金具は掛金具1のフック4がロッ
クレバー2の開口3の縁3aに係合してバンドが連結され
る。外す場合には、ロックレバー2と押上げレバー5を
夫々同時に金具の内方に押し込むことにより、フックよ
りの離脱及び掛金具の押し上げが行われるようになって
いる。この中留金具は以下のような欠点があった。
のもワンタッチででき、しかも確実なロック機構をもっ
た中留金具を開示している。第1図乃至第3図はその金
具の一例を示す。この金具は掛金具1のフック4がロッ
クレバー2の開口3の縁3aに係合してバンドが連結され
る。外す場合には、ロックレバー2と押上げレバー5を
夫々同時に金具の内方に押し込むことにより、フックよ
りの離脱及び掛金具の押し上げが行われるようになって
いる。この中留金具は以下のような欠点があった。
ピン7上をスライドするように両レバーを曲げ加工し
ており、更に両レバーが上下に重なって配置されている
ため厚みが厚くなる。第3図に示すように両レバーが顔
を出す窓8の高さがそろっていないため、デザイン上不
均合である。
ており、更に両レバーが上下に重なって配置されている
ため厚みが厚くなる。第3図に示すように両レバーが顔
を出す窓8の高さがそろっていないため、デザイン上不
均合である。
この厚みの問題を解決する実施例も上記米国特許に記
載されているが、この実施例では逆にバンドの長さ方向
の長さが長くなり、結果としては中留金具全体が大きく
なり、デザイン的な限定を受ける。
載されているが、この実施例では逆にバンドの長さ方向
の長さが長くなり、結果としては中留金具全体が大きく
なり、デザイン的な限定を受ける。
本発明は上記のような問題を解決し、小型でしかもデ
ザインのよい中留金具を提供せんとするものである。
ザインのよい中留金具を提供せんとするものである。
発明の開示 本発明による中留金具は時計バンドの一方に連結され
る第1の係止部材と、時計バンドの他方に連結される第
2の係止部材とを有し、前記第1の係止部材には、底板
及び対向する窓を有する側板よりなる枠体と、該窓から
操作部を突出し横方向に摺動可能に支持されたロックレ
バー及び押上げレバーとを備え、前記第2の係止部材に
は、前記ロックレバーに対応したロック部材と押上げレ
バーに対応した押上げ部材とを備えた時計バンドの中留
金具において、前記両窓は同じ高さを有し、ロックレバ
ーの錠止部と、押上げレバーの押上げ傾斜面部とは互い
に重なり合う位置に配置され、一方のレバーの操作部を
曲げることにより側板の窓より突出させるようにし、両
レバーの間に設けられ、両レバーを外方に押圧するバネ
を有する事を特徴とする。
る第1の係止部材と、時計バンドの他方に連結される第
2の係止部材とを有し、前記第1の係止部材には、底板
及び対向する窓を有する側板よりなる枠体と、該窓から
操作部を突出し横方向に摺動可能に支持されたロックレ
バー及び押上げレバーとを備え、前記第2の係止部材に
は、前記ロックレバーに対応したロック部材と押上げレ
バーに対応した押上げ部材とを備えた時計バンドの中留
金具において、前記両窓は同じ高さを有し、ロックレバ
ーの錠止部と、押上げレバーの押上げ傾斜面部とは互い
に重なり合う位置に配置され、一方のレバーの操作部を
曲げることにより側板の窓より突出させるようにし、両
レバーの間に設けられ、両レバーを外方に押圧するバネ
を有する事を特徴とする。
図面の簡単な説明 第1図は従来の中留金具を示す斜視図、第2図はロッ
クレバー部分の斜視図、第3図は切断正面図、第4図は
本発明の一実施例の中留金具の一部分解斜視図、第5図
はその中留金具の第1係止部材の分解斜視図、第6図は
平面図、第7図は断面図、第8図は右側面図、第9図は
本発明の第2実施例を示す一部分解斜視図、第10図は第
9図のロックレバー及び押上げレバーの拡大斜視図、第
11図は第9図の中留金具の平面図、第12図は要部断面
図、第13図は第3実施例を示す側面図、第14図は第1係
止金具を示す斜視図、第15図は第1係止金具の分解斜視
図、第16図は枠体の斜視図である。
クレバー部分の斜視図、第3図は切断正面図、第4図は
本発明の一実施例の中留金具の一部分解斜視図、第5図
はその中留金具の第1係止部材の分解斜視図、第6図は
平面図、第7図は断面図、第8図は右側面図、第9図は
本発明の第2実施例を示す一部分解斜視図、第10図は第
9図のロックレバー及び押上げレバーの拡大斜視図、第
11図は第9図の中留金具の平面図、第12図は要部断面
図、第13図は第3実施例を示す側面図、第14図は第1係
止金具を示す斜視図、第15図は第1係止金具の分解斜視
図、第16図は枠体の斜視図である。
発明を実施するための最良の形態 第4図乃至第8図を参照して本発明の第1実施例を説
明する。本発明による中留金具は第1係止金具10及び第
2係止金具11よりなる。第1係止金具10は枠体20、枠体
20内に設けられた錠止装置40、及び上板25を有し、第2
係止金具11は掛金具30及び予備掛金32よりなる。枠体20
は底板23と一体の一対の側板21、22、及び該側板間に固
定された係合ピン24を有する。掛金具30は蓋板31及び該
蓋板31にロー付け等により固定されたスナップ片33及び
ロック部材と押上げ部材を一体化した部材34(以下部材
34と称する)を有する。掛金具30と予備掛金32は一方の
バンド35の一端にピン36により回動自在に取付けられ、
底板23は他方のバンド37にネジ等により固定されてい
る。
明する。本発明による中留金具は第1係止金具10及び第
2係止金具11よりなる。第1係止金具10は枠体20、枠体
20内に設けられた錠止装置40、及び上板25を有し、第2
係止金具11は掛金具30及び予備掛金32よりなる。枠体20
は底板23と一体の一対の側板21、22、及び該側板間に固
定された係合ピン24を有する。掛金具30は蓋板31及び該
蓋板31にロー付け等により固定されたスナップ片33及び
ロック部材と押上げ部材を一体化した部材34(以下部材
34と称する)を有する。掛金具30と予備掛金32は一方の
バンド35の一端にピン36により回動自在に取付けられ、
底板23は他方のバンド37にネジ等により固定されてい
る。
錠止装置40はロックレバー41、押上げレバー42及びバ
ネ43を有する。ロックレバー41は本体41a、側板21の窓2
1aより突出する操作部41bとL形の突起41cとを有し、突
起41cの内側に第7図に示すように案内斜視面41dを有す
る錠止部41eが形成されている。押上げレバー42は端部
中央をレバー41の板厚に略等しい高さだけを上方に切り
曲げて操作部42aを形成し、本体42dの内方突出部42bに
は部材34の下側斜面34aに当接する傾斜面42cが形成され
ている。
ネ43を有する。ロックレバー41は本体41a、側板21の窓2
1aより突出する操作部41bとL形の突起41cとを有し、突
起41cの内側に第7図に示すように案内斜視面41dを有す
る錠止部41eが形成されている。押上げレバー42は端部
中央をレバー41の板厚に略等しい高さだけを上方に切り
曲げて操作部42aを形成し、本体42dの内方突出部42bに
は部材34の下側斜面34aに当接する傾斜面42cが形成され
ている。
上板25は突起25dを有し、之が枠体20に係合して固定
され、両側板25b、25cがレバー41、42を案内するように
なっている。
され、両側板25b、25cがレバー41、42を案内するように
なっている。
上記のように、押上げレバー42は、操作部42aを切り
曲げて本体42dに比べ板厚分高くなるようにしており、
第7図の断面図に示すように、押上げレバー42の本体42
dは底板23上に摺動可能に載置され、ロックレバー41は
押上げレバーの本体42d上に重なり、枠体20に固定され
た上板25との間で摺動できるようになっている。
曲げて本体42dに比べ板厚分高くなるようにしており、
第7図の断面図に示すように、押上げレバー42の本体42
dは底板23上に摺動可能に載置され、ロックレバー41は
押上げレバーの本体42d上に重なり、枠体20に固定され
た上板25との間で摺動できるようになっている。
ロックレバー41及び押上げレバー42の操作部41b、42a
は、側板21、22に設けた同じ高さの位置にある窓21a、2
2aから頭を出しており、高さが同じであるためデザイン
的な釣り合いがとれている。レバー41、42の板厚はそれ
ほど厚くはなく1mm前後であるが、横長に形成され、こ
のレバー41、42を操作しても、指先にレバーがくい込ん
だり、押すときに痛みを感じたりすることはないように
構成されている。
は、側板21、22に設けた同じ高さの位置にある窓21a、2
2aから頭を出しており、高さが同じであるためデザイン
的な釣り合いがとれている。レバー41、42の板厚はそれ
ほど厚くはなく1mm前後であるが、横長に形成され、こ
のレバー41、42を操作しても、指先にレバーがくい込ん
だり、押すときに痛みを感じたりすることはないように
構成されている。
バネ43はV形をなし、その基部に円形部43aを有し、
之が押上げレバー42に形成されたボス42eに係合し、両
端は夫々ロックレバーの突起41c及び押上げレバーの立
上がり42f(第7図)に当接し、両レバーを外方に押圧
し、操作部41b、42aを突出させている。第7図に示すよ
うにロックレバー41が押上げレバー42によって持ち上げ
られてその下側に空間を形成する構造となっており、蓋
板31に固定された部材34がその空間内に収まるようにな
っている。
之が押上げレバー42に形成されたボス42eに係合し、両
端は夫々ロックレバーの突起41c及び押上げレバーの立
上がり42f(第7図)に当接し、両レバーを外方に押圧
し、操作部41b、42aを突出させている。第7図に示すよ
うにロックレバー41が押上げレバー42によって持ち上げ
られてその下側に空間を形成する構造となっており、蓋
板31に固定された部材34がその空間内に収まるようにな
っている。
本中留を連結する方法を説明する。先ず掛金具30の予
備掛金32をピン24に係合し、次に蓋板31を回転させスナ
ップ片33を上板25の開口25aの縁に弾性的に係合させ、
同時に部材34を開口内に挿入する。この時、部材の斜面
34aがロックレバー41の傾斜面41dに当接してロックレバ
ーを内方へ押し、部材34が通過するとロックレバーがバ
ネ43により戻り、第7図に示すように錠止部41eが自動
的に部材34に係合し錠止が行われる。
備掛金32をピン24に係合し、次に蓋板31を回転させスナ
ップ片33を上板25の開口25aの縁に弾性的に係合させ、
同時に部材34を開口内に挿入する。この時、部材の斜面
34aがロックレバー41の傾斜面41dに当接してロックレバ
ーを内方へ押し、部材34が通過するとロックレバーがバ
ネ43により戻り、第7図に示すように錠止部41eが自動
的に部材34に係合し錠止が行われる。
中留を外すには、両レバー41、42の操作部41b、42aを
親指と人差指でつまんで之を内方に押すと、ロックレバ
ー41の錠止部41eか部材34より外れ、同時に押上げレバ
ー42の傾斜面42cが斜面34aを押して蓋板31をスナップ片
33の係合力に抗して押し上げ、蓋板31を外す。次に予備
掛金32を外せずよい。
親指と人差指でつまんで之を内方に押すと、ロックレバ
ー41の錠止部41eか部材34より外れ、同時に押上げレバ
ー42の傾斜面42cが斜面34aを押して蓋板31をスナップ片
33の係合力に抗して押し上げ、蓋板31を外す。次に予備
掛金32を外せずよい。
以上のような構造になっているため、本中留金具の厚
さは底板23の板厚と両レバー41、42の板厚分それに上板
25は蓋板31の厚み分の総計となり、比較的薄くできる。
バンドの長さ方向の長さは、ロックレバー41と押上げレ
バー42とを重ね合わせる構成にしたため、短くすること
ができる。
さは底板23の板厚と両レバー41、42の板厚分それに上板
25は蓋板31の厚み分の総計となり、比較的薄くできる。
バンドの長さ方向の長さは、ロックレバー41と押上げレ
バー42とを重ね合わせる構成にしたため、短くすること
ができる。
以上本発明によれば薄型、小型化が可能であり、デザ
イン的にもバランスが取れ、構造も簡単でその上量産性
もある中留を提供することができる。
イン的にもバランスが取れ、構造も簡単でその上量産性
もある中留を提供することができる。
第9図乃至第12図は本発明の第2実施例を示す。基本
構造は第1実施例と同じであるが、この実施例では、ロ
ックレバー54と押上げレバー56とに夫々L字型収容部54
a、56aを設け、そのL字型収容部と上板25と底板23とで
囲まれる空間にコイルバネ38を配置している。両レバー
54、56は規制端54b、56bを設け、更にL字型収容部の先
端部54c、56cも規制端を兼ねており、レバーの操作時に
規制端54b、56b、54c、56cが上板25の両側板25b、25cに
当接してレバーがバンド巾方向に略平行に移動するよう
にし、レバーがスムーズに操作できるようにしている。
構造は第1実施例と同じであるが、この実施例では、ロ
ックレバー54と押上げレバー56とに夫々L字型収容部54
a、56aを設け、そのL字型収容部と上板25と底板23とで
囲まれる空間にコイルバネ38を配置している。両レバー
54、56は規制端54b、56bを設け、更にL字型収容部の先
端部54c、56cも規制端を兼ねており、レバーの操作時に
規制端54b、56b、54c、56cが上板25の両側板25b、25cに
当接してレバーがバンド巾方向に略平行に移動するよう
にし、レバーがスムーズに操作できるようにしている。
第11及び12図に示すように制御バネとして用いている
コイルバネ38は、ロックレバー54のL字型収容部そして
それと一部重なるように構成された押上げレバー56のL
字型収容部と上板25、上板の一側板25b及び底板23とに
囲まれた空間に配置されている。
コイルバネ38は、ロックレバー54のL字型収容部そして
それと一部重なるように構成された押上げレバー56のL
字型収容部と上板25、上板の一側板25b及び底板23とに
囲まれた空間に配置されている。
コイルバネ38が両レバー54、56を押しつけている端部
から夫々の側板21、22までの長さをl1、l2とすると、こ
の巾をプレスワーク等で加工できる最小限の巾にとれば
バネ38のためにとることのできるスペース(バネの長
さ)は、最大限にとることができ制御バネとて働かせる
ことができる。
から夫々の側板21、22までの長さをl1、l2とすると、こ
の巾をプレスワーク等で加工できる最小限の巾にとれば
バネ38のためにとることのできるスペース(バネの長
さ)は、最大限にとることができ制御バネとて働かせる
ことができる。
本構造はこのようにバネの長さを最大限大きくとれる
構造ということができる。
構造ということができる。
押上げレバー56は押上げ斜面56dの位置を越えて先端
部が伸びL字型収容部の一方を構成しているため、この
コイルバネ38はロックレバー54の下側に廻り込み両レバ
ーの操作中にバネ38がはさまれてレバーが戻らなくなる
といったことはない。
部が伸びL字型収容部の一方を構成しているため、この
コイルバネ38はロックレバー54の下側に廻り込み両レバ
ーの操作中にバネ38がはさまれてレバーが戻らなくなる
といったことはない。
更にレバーとL字型収容部の先端側はバネ38の外径に
規制されているため、これら両方の働きでレバー操作時
のガタツキを押さえ込むようになっている。
規制されているため、これら両方の働きでレバー操作時
のガタツキを押さえ込むようになっている。
このように、一部重なり合っている両レバーが上板の
側板25b、25cをガイドにしているため、操作時に余り引
掛かりがなく力の弱いバネにしても十分両レバーを側板
に押しつけることができ、その結果バネに逆らってレバ
ーを押圧操作するときも軽く押すだけで済むようになっ
ている。
側板25b、25cをガイドにしているため、操作時に余り引
掛かりがなく力の弱いバネにしても十分両レバーを側板
に押しつけることができ、その結果バネに逆らってレバ
ーを押圧操作するときも軽く押すだけで済むようになっ
ている。
金具の厚みを薄くするために両レバーの板厚を薄くす
ると斜面56dによる持ち上げ量が少なくなる。持ち上げ
量を大きくするためには部材34の高さを高くし、斜面34
aを長くする必要がある。そこで、全体としての中留の
厚みを変えずに、部材34の高さを高くするには底板23に
部材の先端が収まる穴を設ければよい。
ると斜面56dによる持ち上げ量が少なくなる。持ち上げ
量を大きくするためには部材34の高さを高くし、斜面34
aを長くする必要がある。そこで、全体としての中留の
厚みを変えずに、部材34の高さを高くするには底板23に
部材の先端が収まる穴を設ければよい。
第13図乃至第16図は本発明の第3実施例を示す。第1
及び第2実施例では第1係止金具10がバンド端部に固定
されているが、第3実施例では第1係止金具が抑えバネ
60によりバンドの任意の位置に固定でき、バンドの有効
長を調節できるようになっている。抑えバネ60は断面U
字状の本体61を有し、その本体が枠体の側板66、67に固
定されたピン62に回動可能に取付けられ、ピン62の下方
へ挿入される押圧部63を有する。
及び第2実施例では第1係止金具10がバンド端部に固定
されているが、第3実施例では第1係止金具が抑えバネ
60によりバンドの任意の位置に固定でき、バンドの有効
長を調節できるようになっている。抑えバネ60は断面U
字状の本体61を有し、その本体が枠体の側板66、67に固
定されたピン62に回動可能に取付けられ、ピン62の下方
へ挿入される押圧部63を有する。
枠体は2個の底板64、65及び側板66、67より内方に突
出した支持部68、69を有し、錠止装置を支持している。
錠止装置のロックレバー70と押上げレバー71は第2実施
例のロックレバー54、押上げレバー56を簡単化した構造
で、それと同様な機能を有する。他は前例と同様な構成
で同一部分には同一符号が付してある。
出した支持部68、69を有し、錠止装置を支持している。
錠止装置のロックレバー70と押上げレバー71は第2実施
例のロックレバー54、押上げレバー56を簡単化した構造
で、それと同様な機能を有する。他は前例と同様な構成
で同一部分には同一符号が付してある。
バンド72は枠体の底板64、65と支持部68、69の間に挿
入され、抑えバネ60を第13図に示すようにバンドに圧着
させることにより第1係止金具がバンドに固定される。
この時、第13図に示すように、抑えバネ60の外形が側板
66、67の輪郭に一致するようになっている。一方蓋板73
の先端は抑えバネ60の段部74に係合し、上面が抑えバネ
60と連続した面となり、また側板66、67の外形と一致す
るようになっている。
入され、抑えバネ60を第13図に示すようにバンドに圧着
させることにより第1係止金具がバンドに固定される。
この時、第13図に示すように、抑えバネ60の外形が側板
66、67の輪郭に一致するようになっている。一方蓋板73
の先端は抑えバネ60の段部74に係合し、上面が抑えバネ
60と連続した面となり、また側板66、67の外形と一致す
るようになっている。
第一係止金具の位置を変えるには、工具等により、抑
えバネの先端を持ち上げ回動させ押圧部63を外せばよ
い。
えバネの先端を持ち上げ回動させ押圧部63を外せばよ
い。
産業上の利用可能性 以上の説明で明らかな如く本発明によれば、小型で、
デザイン上も釣り合いがとれ、部品点数が少なく製造簡
単で安価な中留金具を実用化することが可能になった。
デザイン上も釣り合いがとれ、部品点数が少なく製造簡
単で安価な中留金具を実用化することが可能になった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平山 勝三 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチ ズン時計株式会社田無製造所内 (72)発明者 田中 永一郎 埼玉県所沢市大字下富字武野840 シチ ズン時計株式会社技術研究所内 (72)発明者 葛西 秀文 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチ ズン時計株式会社田無製造所内 審査官 大河原 裕 (56)参考文献 特開 昭61−168302(JP,A) 特開 昭63−502407(JP,A) 実開 昭63−157313(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】時計バンドの一方に取り付けられる第1の
係止部材と、時計バンドの他方に取付けられる第2の係
止部材とを有し、前記第1の係止部材には、底板及び対
向する窓を有する側板よりなる枠体と、該窓から操作部
を突出し横方向に摺動可能に支持されたロックレバー及
び押上げレバーとを備え、前記第2の係止部材には、前
記ロックレバーに対応したロック部材と押上げレバーに
対応した押上げ部材とを備えた時計バンドの中留め金具
において、前記両窓は同じ高さを有し、ロックレバーの
錠止部と、押上げレバーの押上げ傾斜面部とは互いに重
なり合う位置に配置され、一方のレバーの操作部を曲げ
ることにより側板の窓より突出させるようにし、両レバ
ーの間に設けられ、両レバーを外方に押圧するバネを有
し、該バネはロックレバーの錠止部端と、押上げレバー
の切り曲げによって形成された操作部との間に設けら
れ、該ロックレバーは平坦な板状の構造を有し、該押上
げレバーは操作部に対し押上げ部が段差のある構造で、
前記第1の係止部材はバンドの長さ方向の両端に案内側
板を有する上板を有し、該上板は枠体に固定され、前記
両案内側板に両レバーの側面が接触し両側板に沿って操
作移動するよう構成されたことを特徴とする中留金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1504200A JP2695670B2 (ja) | 1988-05-27 | 1989-04-10 | 時計バンドの中留金具 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7015588 | 1988-05-27 | ||
JP1989000352U JPH0298708U (ja) | 1988-05-27 | 1989-01-06 | |
JP64-352 | 1989-01-06 | ||
JP63-70155 | 1989-01-06 | ||
JP1504200A JP2695670B2 (ja) | 1988-05-27 | 1989-04-10 | 時計バンドの中留金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2695670B2 true JP2695670B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=27274432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1504200A Expired - Fee Related JP2695670B2 (ja) | 1988-05-27 | 1989-04-10 | 時計バンドの中留金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2695670B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113243632A (zh) * | 2020-02-10 | 2021-08-13 | 精工时计株式会社 | 钟表用搭扣构造、钟表用表带和钟表 |
CN114886323A (zh) * | 2022-06-10 | 2022-08-12 | 广东安百利卫浴科技有限公司 | 一种轻触快拆装结构 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61168302A (ja) * | 1984-12-25 | 1986-07-30 | シチズン時計株式会社 | 時計バンドの中留金具 |
JPS63502407A (ja) * | 1986-10-02 | 1988-09-14 | デグゼル・ソシエテ・アノニム | ブレスレット用留め金 |
-
1989
- 1989-04-10 JP JP1504200A patent/JP2695670B2/ja not_active Expired - Fee Related
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