JP2695309B2 - 播種プラントの土供給構造 - Google Patents

播種プラントの土供給構造

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JP2695309B2
JP2695309B2 JP3187139A JP18713991A JP2695309B2 JP 2695309 B2 JP2695309 B2 JP 2695309B2 JP 3187139 A JP3187139 A JP 3187139A JP 18713991 A JP18713991 A JP 18713991A JP 2695309 B2 JP2695309 B2 JP 2695309B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作物の植え付け用の苗
を成育させる育苗箱内に土及び種を連続的に入れていく
播種プラントにおいて、床土又は覆土用の土を一時貯留
するタンクへの土供給構造に関する。
【0002】
【従来の技術】以上のような播種プラントの一例が、特
開平2‐104206号公報に開示されている。この播
種プラントにおいては、搬送コンベア(前記公報の図4
中の5)により育苗箱(前記公報の図4中の1)を連続
的に送りながら、先ず床土用の土供給装置(前記公報の
図4中の6)から育苗箱内に床土が供給される。次に播
種装置(前記公報の図4中の8)により育苗箱内の床土
に種が播かれ、覆土用の土供給装置(前記公報の図4中
の9)により、覆土が育苗箱内の種に被せられていく構
成である。
【0003】土貯留部からの土が搬送装置(前記公報の
図4中の21)によって、床土及び覆土用の土供給装置
の各々のタンク内に、上面の開放口から放出されるよう
に構成されている。床土又は覆土においては、適度の通
気性及び水分を適度に保持する保水性が必要なことから
果粒状の土が使用されており、粒径の異なる複数種類の
土を一定の割合で均一に混合したものが使用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、果粒状
の土を搬送装置から単純にタンク内に放出するように構
成していると、搬送装置からタンク内の一定位置に土が
常時落下するような状態になるので、粉粒体としての土
の性質からタンク内で土が一つの大きな山状になる。こ
のような山がタンク内に形成されてしまうと、特に大径
の土が山の上面を転がり落ちてタンクの外枠部に集まる
おそれがある。これではタンク内にて土が均一な状態で
はなくなり、育苗箱内に供給される床土又は覆土に大径
の土が多い部分や小径の土が多い部分が生じてしまう。
本発明は以上のような播種プラントの土供給構想におい
て、床土又は覆土用のタンク内で土が均一ではなくなる
状態を、極力防止できるような構造を得ることを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うな播種プラントの土供給構造において、次のように構
成することにある。床土又は覆土用の土を一時貯留する
タンクと、搬送コンベア上を送られる育苗箱内にタンク
内の土を入れていく土供給装置とを備え、土貯留部から
の土をタンクに対し横方向から搬送してきて、一つのタ
ンクの上面の開放口から、一つのタンク内に土を放出す
る搬送装置を備えると共に、搬送装置の出口から放出さ
れる土が一つのタンク内に落下する落下位置を、一方か
ら他方及び他方から一方に亘って交互に往復移動させる
案内部材を備えてある。
【0006】
【作用】請求項1の特徴によると、搬送装置により土を
一つのタンクの上面の開放口から一つのタンク内に放出
するように構成した場合において、例えば図2の実線に
示すように案内部材17により、搬送装置14の出口か
ら放出される土の落下位置が、一つのタンク7の一方に
位置している状態から、例えば図2の二点鎖線に示すよ
うに案内部材17により一つのタンク7の他方に移動し
ていくのであり、逆に搬送装置14の出口から放出され
る土の落下位置が、一つのタンク7の他方に位置してい
る状態から、案内部材17により一つのタンク7の一方
に移動していく。このように案内部材17によって、搬
送装置14の出口から放出される土の落下位置が、一方
から他方及び他方から一方に亘って交互に往復移動す
る。
【0007】前述のように一つのタンクにおいて、搬送
装置の出口から放出される土の落下位置を案内部材によ
り移動させることにより、一つのタンク内の一定位置に
土が常時落下するような状態を避けることができるので
あり、これによって一つのタンク内に土が山状に形成さ
れるようなことがない。
【0008】
【発明の効果】請求項1の特徴のように、一つのタンク
において搬送装置の出口から放出される土の落下位置
を、案内部材により移動させることにより、一つのタン
ク内に土が山状に形成されるような状態を防止すること
ができて、一つのタンクから育苗箱内に均一な土を円滑
に供給することが可能となり、育苗不良を未然に防止し
て播種プラント全体の能率の向上を図ることができた。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に稲用の播種プラントの全体が示されてお
り、搬送コンベア1上を空の育苗箱2が紙面左方から紙
面右方に送られてくる。先ず床土用の土供給装置3から
空の育苗箱2内に土が供給され敷き詰められて育苗箱2
内に床土が形成され、余分な床土が回転式のブラシ4に
より掻き落とされていく。次に播種装置5から育苗箱2
内の床土に種籾が播かれていき、覆土用の土供給装置6
から育苗箱2内の種籾に土が供給されて覆土が形成され
ていく。このようにして播種の終了した育苗箱2が、さ
らに紙面右方に送られ複数段に積み重ねられて、発芽室
(図外)に送られる。
【0010】床土用及び覆土用の土供給装置3,6の各
々に、土を一時貯留しておくタンク7,8が設けられ
て、タンク7,8の下部から土供給装置3,6が土を順
次取り出していくのであり、次にタンク7,8に土を供
給する構成について説明する。図1に示すように、土の
貯留用として第1土貯留部9が設けられ、第1土貯留部
9の土がベルトコンベア型式の第1搬送装置10によ
り、第2土貯留部11(土貯留部に相当)に送り込まれ
る。床土用の土供給装置3からの土供給時、ブラシ4に
よる掻き取り時及び覆土用の土供給装置6からの土供給
時において、育苗箱2からこぼれた土が、ベルトコンベ
ア型式の第2搬送装置12により回収され搬送されて、
第2土貯留部11に送り込まれる。
【0011】第2土貯留部11の土は、バケット型式の
送り込み装置13により掻き取られて持ち上げられてい
く。送り込み装置13は無端の布ベルト13aに多数の
バケット13bをボルト連結した構造をしており、送り
込み装置13により持ち上げられた土は、正逆に繰り返
し駆動されるベルトコンベア型式の第3搬送装置14
(タンク7,8への搬送装置に相当)によりタンク7,
8に振り分けられて、第3搬送装置14の左右の出口か
らタンク7,8の上面の開放口7a,8a(図2参照)
に放出されていく。
【0012】図2に示すように、タンク7,8内には土
が満杯になったことを検出する接触式のセンサー15
a,16a、及びタンク7,8内の土が所定量まで減少
したことを検出する接触式のセンサー15b,16bが
設けられており、以上のような通常の作業時においてタ
ンク7又は8が満杯になると、送り込み装置13、第
1,2,3搬送装置10,12,14が自動的に停止す
るように構成されている。タンク7又は8内の土が所定
量まで少なくなると、送り込み装置13、第1,2,3
搬送装置10,12,14が自動的に作動するように構
成されている。
【0013】図1,2,3に示すように、第3搬送装置
14の左右の出口に平板状の案内部材17が、第3搬送
装置14の搬送方向に沿う軸芯P1周りに揺動自在に支
持されており、案内部材17を軸芯P1周りに左右に往
復して揺動駆動する駆動機構18が備えられている。
【0014】以上の構造により、図2の実線に示すよう
に案内部材17の下部が最も紙面左方に位置している状
態において、第3搬送装置14からの土はタンク7,8
の紙面左方に案内供給される。この状態から案内部材1
7が紙面右方に揺動操作されていくと、これに伴って第
3搬送装置14からの土の落下位置も紙面右方に移動し
ていき、案内部材17の下部が最も紙面右方に移動すれ
ば(図2の二点鎖線の状態参照)、第3搬送装置14か
らの土もタンク7,8の紙面右方に案内供給される。従
って、このような状態が案内部材17の揺動に伴って繰
り返される。
【0015】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】播種プラントにおける搬送コンベア、タンク及
び土供給装置付近の側面図
【図2】床土及び覆土のタンクの縦断正面図
【図3】床土及び覆土のタンクの平面図
【符号の説明】
1 搬送コンベア 2 育苗箱 3,6 土供給装置 7,8 タンク 7a,8a タンクの開放口 11 土貯留部 14 搬送装置 17 案内部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床土又は覆土用の土を一時貯留するタン
    ク(7),(8)と、搬送コンベア(1)上を送られる
    育苗箱(2)内に前記タンク(7),(8)内の土を入
    れていく土供給装置(3),(6)とを備え、 土貯留部(11)からの土を前記タンク(7),(8)
    に対し横方向から搬送してきて、前記一つのタンク
    (7),(8)の上面の開放口(7a),(8a)か
    ら、前記一つのタンク(7),(8)内に土を放出する
    搬送装置(14)を備えると共に、 前記搬送装置(14)の出口から放出される土が前記一
    つのタンク(7),(8)内に落下する落下位置を、一
    方から他方及び他方から一方に亘って交互に往復移動さ
    せる案内部材(17)を備えてある 播種プラントの土供
    給構造。
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