JP3027943U - 携帯電話用キャリングケース - Google Patents
携帯電話用キャリングケースInfo
- Publication number
- JP3027943U JP3027943U JP1996000576U JP57696U JP3027943U JP 3027943 U JP3027943 U JP 3027943U JP 1996000576 U JP1996000576 U JP 1996000576U JP 57696 U JP57696 U JP 57696U JP 3027943 U JP3027943 U JP 3027943U
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- JP
- Japan
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- band
- mobile phone
- carrying case
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- side band
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- Expired - Lifetime
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 手になじみ易く落下させることの少ない、使
い易い携帯電話用キャリングケースを提供すること。 【解決手段】 携帯電話用キャリングケース1は、前帯
2、後帯3、側帯4、底帯5を備えて構成されている。
後帯3の外周縁部は、後帯3の中央部33が携帯電話の
幅より小さくなるように内側に湾曲されて形成されてい
る。
い易い携帯電話用キャリングケースを提供すること。 【解決手段】 携帯電話用キャリングケース1は、前帯
2、後帯3、側帯4、底帯5を備えて構成されている。
後帯3の外周縁部は、後帯3の中央部33が携帯電話の
幅より小さくなるように内側に湾曲されて形成されてい
る。
Description
【0001】
この考案は、携帯電話を保護する携帯電話用キャリングケースに関し、詳しく は、手にフィットし使い易い携帯電話用キャリングケースに関する。
【0002】
近年、携帯電話が急激に普及されビジネス用はもちろんのこと、一般家庭用と しても広く利用されるようになり、それに伴って、ネットワークの方も各種のサ ービスがなされ、今後ともますます普及される様子を示している。
【0003】 また、携帯電話とともに、携帯電話を保護するキャリングケースも同時に使用 されている。携帯電話自体が各種さまざまなものが製造されているため、キャリ ングケースは各携帯電話に合わせて形成される。例えば、携帯電話には、全長の 長いものや短いもの、また幅の広いものや狭いもの、さらに折りたたみ可能なタ イプや、カバー付きのものがあり、それぞれの携帯電話の大きさに合わせて、通 常キャリングケースが袋状に形成されている。
【0004】 また、キャリングケースに収納された携帯電話を持ち運ぶときは、上着のポケ ット内にいれておくか、ベルトに取りつけることが多い。また、ビジネスの場合 であれば、ビジネス用バッグ内にいれるかまたはキャリングケースを単にバッグ に取りつけておくこともある。
【0005】
しかし、従来の携帯電話用キャリングケースは、図7に示されるように、前帯 12、後帯13、側帯14、底帯15からなる袋状に形成され、各部はいずれも 角形に形成されている。特に後帯13が角型に形成されているキャリングケース では、手で持つ時に、手のひらの付け根の豊隆部分(母指球)がキャリングケー ス後帯の連結部に当り、違和感を感じるとともに、携帯電話自体を落下し易い。 また、携帯電話をベルトに掛けている状態で、腰を回転しようとすると、キャリ ングケースの後帯連結部が身体に当りやはり違和感を感じてしまう。
【0006】 さらに、全体が角型に形成されていると見た目にもかたく感じられ、使用者が 購入する時でも、一瞬、手に取ろうとする気持ちが薄らいでしまう。
【0007】 この考案は、上述の課題を解決するものであり、見た目がやわらかく誰でも手 にしたくなるとともに、使用時に手にフィットししかも落下しにくい、使い易い 携帯電話用キャリングケースを提供することを目的とする。
【0008】
この考案に係る携帯電話用キャリングケースにおいては、上記課題を解決する ために考案されたものであり、 前帯、後帯、横部、底帯を有する袋状の携帯電話用キャリングケースであって 、前記後帯の中央が携帯電話の幅より小さめになるように湾曲されて形成される ことを特徴とするものである。
【0009】 また、前記側帯の前記後帯との連結部がアール状に形成され、少なくとも縦方 向、横方向に伸縮自在な弾性帯で形成されていれば好ましい。
【0010】 また、前記側帯が、上部にV字状の開口部を有する非伸縮部材で形成され、前 記開口部に少なくとも縦方向、横方向に伸縮自在な弾性体が配設されることを特 徴とするものであってもよい。
【0011】 さらに、前記側帯が、X字状に形成される非伸縮部材で形成され、少なくとも 前記側帯と、前記前帯及び前記後帯及び、前記底帯との連結部に少なくとも縦方 向、横方向に伸縮自在な弾性体が配設されることを特徴とするものであってもよ い。
【0012】
以下、この考案の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】 図1は、携帯電話用キャリングケース1の全体斜視図を後ろ側から見た図を示 すものであり、上部内側に平面ファスナ6を有する前帯2と、前帯2より上部の 部分が短く両中央部33、33が内側に向かって湾曲される後帯3と、前帯2と 後帯3に接続される両側帯4、4と、開閉蓋51を形成する底帯5と、を備えて 、収納部8を有する袋状に形成されている。
【0014】 前帯2は、図3に示されるように、外周縁部に補強部材20が縫着され、裏側 上部に平面ファスナ6が形成される部分より下方に耳当て部21が形成され、耳 当て部21の下部に電話番号の表示が見えるように窓部22が形成され、窓部2 2の下方は携帯電話Dの押し釦を操作できるように開口部23が形成される。ま た、開口部23を塞ぐようにする開閉蓋51が底帯5に一体的に形成されて開閉 可能に配設されている。開閉蓋51は裏側に携帯電話Dのマイク板が収納される ように収納布52が取り付けられる。この収納布52は縦方向、横方向に伸縮自 在な弾性布から形成されている。さらに、耳当て部21の上部には携帯電話Dの アンテナが挿通されるための凹部24が形成されている。
【0015】 後帯3は、本考案の主要部にあたるものであり、図2に示されるように、外周 縁部に補強部材30が縫着され、前帯2の幅とほぼ同じに形成される上部31、 下部32に対して中央部33の幅が小さく形成されるように、その外周縁部が湾 曲されて形成されている。中央部33の幅は、携帯電話用キャリングケース1に 収納されている携帯電話Dの幅より狭く形成され、携帯電話Dの丸みを帯びた連 結部に伸縮自在な布状の側帯4を介して、手のひらの母子球に触れるようにして いる。
【0016】 後帯3の上部31には平面ファスナ7が形成され、前帯2の上部裏側に形成さ れる平面ファスナ6に係止可能に構成される。また、中央部31には湾曲された 両縁部間に携帯電話D用キャリングケース1が、使用者の腰のベルト等に取り付 けられる係止フック34が配設される。
【0017】 両側帯4、4は、前帯2と後帯3の外周縁部の補強部材20、30の一部に縫 着されて配設され、縦方向、横方向、斜め方向に伸縮自在な布帯で形成される。 側帯4は図4の平面断面図に示されるように、後帯3の湾曲状に形成される外周 縁部に沿って縫着されるため、側帯4の中央部41付近が凸状に形成される。
【0018】 底帯5は、図5に示されるように、前帯2の開口部23を開閉するように屈折 される開閉蓋51を一体的に形成し、携帯電話D用キャリングケース1の底面に 、携帯電話Dが携帯電話D用キャリングケース1を外さずに直接充電できるよう に、開口窓53が形成されている。
【0019】 次に、上記のように形成された携帯電話用キャリングケース1に携帯電話Dが 収納された状態を図6により説明する。
【0020】 携帯電話Dは携帯電話用キャリングケース1の収納部8内に収納され、携帯電 話Dに形成される開閉可能なマイク板Mが、底帯5の開閉蓋51と収納布52と の間に収納される。携帯電話Dがキャリングケース1内に収納されると、前帯2 の平面ファスナ6を後帯2の平面ファスナ7に係止して、携帯電話Dが落下しな いように覆う。
【0021】 使用者が、携帯電話用キャリングケース1と一体になった携帯電話Dを使用す る場合は、携帯電話用キャリングケース1の後帯3を手のひらの母指球に当てな がら使用者の耳に当てる。そして、この時、手のひらの母指球は後帯3の中央位 置に掛かる。この位置はちょうど、携帯電話Dの丸みを帯びた連結部に当り、そ して、その連結部には伸縮自在な布状の側帯4が配設されるため、後帯3の外周 縁部の補強部材30には触れない位置になる。この補強部材30に触れないこと と、携帯電話の丸みの感触が、使用者が携帯電話Dを手にした瞬間の「手のなじ み易さ」を感じる。
【0022】 そして、マイク板Mが収納された開閉蓋51を開いて、携帯電話Dを操作して 使用する。
【0023】 また、この携帯電話用キャリングケース1に収納された携帯電話Dを使用しな い時は、携帯電話用キャリングケース1に配設された係止フック34を使用者の 腰のベルトに掛けておくことができる。この状態においても、後帯3の湾曲状に 形成された外周縁形状は役に立つ。使用者はいろいろな作業を行なうにあたって は、使用者の腰を回転する動作が数多くあり、その都度、腰のベルトに係止され た携帯電話が邪魔になるような感じを受ける。しかし、この携帯電話用キャリン グケースでは、使用者が腰を回転した時でも、使用者の腹部が携帯電話用キャリ ングケース1の外周縁部の補強部材30に当らず、携帯電話Dの丸みを帯びた部 分に当るため、違和感を感じることが少なく安心して使用できる。
【0024】 なお、携帯電話用キャリングケース1の後部3の湾曲形状は、その大きさや形 状にこだわる必要はなく、携帯電話Dの幅より小さく形成されていればよい。
【0025】 また、側帯4は、本実施の形態では、伸縮自在な布帯を全面的に形成するよう にしているが、これにこだわるものではなく、例えば、図8に示されるように、 側帯4の上部にV字状の伸縮自在な布帯あるいはゴム帯43を形成し、その他の 部分を伸縮しない布帯あるいは皮帯42等の部材で形成することもできる。また 、図9に示されるように、伸縮しない布帯、あるいは皮帯44等をX字状に形成 し、その間の部分に伸縮自在な布帯あるいはゴム帯45a、45b、45c、4 5d等を配設して形成することもできる。いずれにしても側帯4全体が中央部に 凸状に形成され、後帯3に補強部材30を介して縫着されるように形成されるの がよい。
【0026】
【考案の効果】 上述のように、本考案の携帯電話用キャリングケースは、 前帯、後帯、側帯、底帯を有する袋状の携帯電話用キャリングケースであっ て、前記後帯の中央が携帯電話の幅より小さめになるように内側に湾曲されて形 成されているため、使用者の手のひらの母指球が前記後帯の外周縁部に接触せず 、前記携帯電話の丸みを帯びた連結部に接触し、手にフィットする。そのため、 使用者の使い易さを感じ携帯電話を落下させることが少ない。
【0027】 さらに、前記後部の湾曲状が、見た目にもやわらかく感じ、販売時においては 購入し易くなる。
【0028】 また、この携帯電話用キャリングケースは側帯の後帯との連結する部分がアー ル状に形成され、少なくとも縦方向と横方向に伸縮する弾性体で形成されている ので、手になじみ易さを感じさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態を示す携帯電話用キャリ
ングケースの全体斜視図
ングケースの全体斜視図
【図2】同裏側正面図
【図3】同表側正面図
【図4】図2におけるA−A断面図
【図5】同底面図
【図6】図1の携帯電話用キャリングケースの使用状態
を示す図
を示す図
【図7】従来の携帯電話用キャリングケースを示す図
【図8】本考案の側帯の別の実施の形態を示す図
【図9】本考案の側帯の別の実施の形態を示す図
1…携帯電話用キャリングケース 2…前帯 3…後帯 4…側帯 5…底帯 33…後帯の中央部 D…携帯電話
Claims (4)
- 【請求項1】 前帯、後帯、側帯、底帯を有する袋状の
携帯電話用キャリングケースであって、前記後帯の中央
が携帯電話の幅より小さめになるように内側に湾曲され
て形成されることを特徴とする携帯電話用キャリングケ
ース。 - 【請求項2】 前記側帯の前記後帯との連結部がアール
状に形成され、少なくとも縦方向、横方向に伸縮自在な
弾性体で形成されることを特徴とする請求項1記載の携
帯電話用キャリングケース。 - 【請求項3】 前記側帯が、上部にV字状の開口部を有
する非伸縮部材で形成され、前記開口部に少なくとも縦
方向、横方向に伸縮自在な弾性体が配設されることを特
徴とする請求項1記載の携帯電話用キャリングケース。 - 【請求項4】 前記側帯が、X字状に形成される非伸縮
部材で形成され、少なくとも前記側帯と、前記前帯及び
前記後帯及び、前記底帯との連結部に少なくとも縦方
向、横方向に伸縮自在な弾性体が配設されることを特徴
とする請求項1記載の携帯電話用キャリングケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996000576U JP3027943U (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 携帯電話用キャリングケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996000576U JP3027943U (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 携帯電話用キャリングケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3027943U true JP3027943U (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=43163034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996000576U Expired - Lifetime JP3027943U (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 携帯電話用キャリングケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3027943U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0530807A (ja) * | 1991-07-26 | 1993-02-09 | Kubota Corp | 播種プラントの土供給構造 |
-
1996
- 1996-02-14 JP JP1996000576U patent/JP3027943U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0530807A (ja) * | 1991-07-26 | 1993-02-09 | Kubota Corp | 播種プラントの土供給構造 |
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