JP2695214B2 - 複合材構造体の成形方法 - Google Patents

複合材構造体の成形方法

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JP2695214B2 JP63320946A JP32094688A JP2695214B2 JP 2695214 B2 JP2695214 B2 JP 2695214B2 JP 63320946 A JP63320946 A JP 63320946A JP 32094688 A JP32094688 A JP 32094688A JP 2695214 B2 JP2695214 B2 JP 2695214B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複合材構造体の成形方法に係り、特に一次部
品どうしを加圧加熱硬化して二次部品としての構成品を
成形するに際し、各一次部品が加圧力により潰れないよ
うにした複合材構造体の成形方法に関する。
〔従来の技術とその課題〕
一般に、特公昭56−51325号公報に開示されているよ
うに、一度硬化した一次部品どうしを接着フィルムを介
して加圧加熱硬化して二次部品としての構成品を成形す
るに際し、一次部品どうしを組合わせた後、これらの隅
部を側板で防護し、凹みのない完全な矩形断面を有する
構成品を成形するようにした技術は知られている。
ところで、この種の従来の技術によれば、一次部品に
対して側板を通して一定の圧力が加わるので、もし一次
部品の一部に剛性に弱い部分があるとすれば、その弱い
部分が加圧力により潰れてしまうという恐れがある。
これを解消するためには側板の板厚を厚くして、その
剛性を高めることが考えられる。しかしながら、一次部
品どうしを接着するに際しては、剛性の高い部位と、剛
性の低い部分とがあり、これら部位どうしが隣接してい
る場合には、単に、側板を厚くしてしまうと、高圧力を
必要とする部位において、必要とする接着力が得られな
くなるという恐れがある。
この場合には、高剛性用、及び低剛性用の2種類の板
厚を有する側板に分割して対応することが考えられる。
しかしながら、側板を分割した場合には構成品に悪影響
を及ぼして高品質のものが得られなくなるという恐れが
有るし、製作コストが増大するという問題がある。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有す
る問題点を解消し、一次部品どうしを接着して構成品を
成形するに際して、一次部品が圧縮して潰れることのな
いようにした複合材構造体の成形方法を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、治具の上にて
一次部品どうしを組合わせて、その上にナイロンバッグ
を被せ、これら全体を加圧加熱硬化して二次部品として
の構成品を成形する複合材構造体の成形方法において、
ナイロンバッグを被せる前の段階で、構成品の剛性の高
い部分に当接する部位は板厚を薄くかつ剛性の低い部分
に当接する部位は板厚を厚くしてなる補助プレートを、
少なくとも一端を垂直方向に折り曲げて治具面に当接さ
せるようにして上記構成品の上に載せ、この補助プレー
トの上から上記ナイロンバッグを被せ、これら全体を加
圧加熱硬化させることを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、ナイロンバッグを被せる前の段階
で、構成品の上に補助プレートを載せ、この補助プレー
トの上からナイロンバッグを被せて、これら全体を加圧
加熱硬化させるから、加圧力は補助プレートを通して構
成品に負荷される。そして、この補助プレートは、構成
品の剛性の高い部分に当接する部位は板厚を薄く、かつ
剛性の低い部分に当接する部位は板厚を厚く形成されて
いるので、いずれの一次部品も適度の接着力で接着され
ることになり、しかも構成品に強度的に弱い部分があれ
ば、補助プレートのその部分の板厚を厚くしておくだけ
で、その弱い部分に負荷される加圧力は抑えられ、その
加圧力により一部部品が潰れて変形してしまうようなこ
とはない。
〔実施例〕
以下、本発明による複合材構造体の成形方法の一実施
例を添附図面を参照して説明する。
第1図において、符号1は二次部品としての構成品を
示しており、この構成品1は、一次部品としての桁材部
品2と芯材部品3と外板部品4とからなっている。これ
ら部品2,3,4は既に加圧、加熱して、効果されている。
第2図において、構成品1を構成する各部品2,3,4ど
うしの接触面の間には接着フィルム(図示せず)が介在
されており、このようにしてなる構成品1は治具6の上
に載せられている。また、桁材部品2の空間部にはダミ
ーブロック7が挿入されており、このダミーブロック7
の側面はフェアリングバー8にて押えられている。さら
に、構成品1の上にはプリプレグを積層してなる補助プ
レート9が載せられ、その上にはナイロンバッグ10が被
せられている。
この補助プレート9は構成品1の外形に沿うようにL
字状に形成されており、短片部9aと長片部9bとを備えて
いる。短片部9aでは、その寸法hが構成品1の高さ寸法
Hと同じ寸法になるよう形成され、長片部9bでは、板厚
が変化するように形成されている。この長片部9bでは、
構成品1の接着時に剛性の高い部位Aの板厚は薄く(剛
性は低い)、剛性が低くしかも一次部品の変形を防止し
たい部位Bの板厚は厚く(剛性は高い)、さらに両部位
A,Bが接続する部位Cの板厚は連続的に変化する(剛性
は連続的に変化する)よう形成されている。
次に、本実施例の作用を説明する。
治具6の上に構成品1を載せ、ダミーブロック7、及
びフェアリングバー8を宛がい、その上に、補助プレー
ト9を載せる。この際、補助プレート9の短片部9aの下
端面は治具6の上面に当接される。しかるのち、ナイロ
ンバッグ10を被せ、このナイロンバッグ10の内側を真空
口金11を介して真空吸引し、その空間12内を真空状態に
する。これにより構成品1への真空圧力の負荷が開始さ
れる。13はシール材である。
この真空圧力は補助プレート9を通して構成品1に負
荷されるので、部位Aにおける構成品1には高い圧力が
負荷され、部位Bにおける構成品1には低い圧力が負荷
され、部位Cにおける構成品1にはこれらの中間の圧力
が負荷される。
すなわち、補助プレート9の長片部9bの板厚を適宜に
設定しておくことにより、高い圧力の要求される部位に
はそれなりの、また低い圧力の要求される部位にはそれ
なりの接着力が負荷されるので、充分な接着性が得られ
るとともに、もし構成品1に強度的に弱い部分があった
としても、補助プレート9のその部分の板厚を厚くして
おくことにより、構成品1の潰れなどの変形を確実に防
止することができる。
そして、真空圧力を負荷した後、全体をオートクレー
ブ(図示せず)内に入れ、加圧し、加熱して、硬化させ
る。この加圧の過程にあっても、上記したように補助プ
レート9を機能するので、充分な接着性を得ることがで
きるとともに、構成品1の潰れなどの変形を確実に防止
することができる。
また、第3図は他の実施例を示しており、この実施例
によれば、補助プレート15がほぼコ字状に形成され、両
端に短片部15a,15aが、中央に長片部15bが形成されてい
る。そして、この長片部15bでは板厚が変化しており、
部位A乃至部位Cにおける板厚の変化は第2図の場合と
同じように設定されている。なお、他の構成は上述の実
施例と同じである。このようにしても、上記と同様の効
果を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ナ
イロンバッグを被せる前の段階で、構成品の剛性の高い
部分に当接する部位は板厚を薄く、かつ剛性の低い部分
に当接する部位は板厚を厚くしてなる補助プレートを、
上記構成品の上に載せ、この補助プレートの上から上記
ナイロンバッグを被せ、これら全体を加圧加熱硬化させ
るようにしたから、要求される接着力に応じて成形さ
れ、一次部品に強度的に弱い部分があったとしても、そ
の部分が加圧力により潰れて変形してしまうようなこと
はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による成形方法により成形される構成品
を示す断面図、第2図は本発明による成形方法の一実施
例を示す断面図。第3図は他の実施例を示す断面図であ
る。 1…構成品、2…桁材部品、3…芯材部品、4…外板部
品、6…治具、9…補助プレート、A…板厚の薄い部
位、B…板厚の厚い部位。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】治具の上にて一次部品どうしを組合わせ
    て、その上にナイロンバッグを被せ、これら全体を加圧
    加熱硬化して二次部品としての構成品を成形する複合材
    構造体の成形方法において;ナイロンバッグを被せる前
    の段階で、構成品の剛性の高い部分に当接する部位は板
    厚を薄くかつ剛性の低い部分に当接する部位は板厚を厚
    くしてなる補助プレートを、少なくとも一端を垂直方向
    に折り曲げて治具面に当接させるようにして上記構成品
    の上に載せ、この補助プレートの上から上記ナイロンバ
    ッグを被せ、これら全体を加圧加熱硬化させることを特
    徴とする複合材構造体の成形方法。
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