JP2694038B2 - ビデオ信号再生回路 - Google Patents

ビデオ信号再生回路

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JP2694038B2 JP2091536A JP9153690A JP2694038B2 JP 2694038 B2 JP2694038 B2 JP 2694038B2 JP 2091536 A JP2091536 A JP 2091536A JP 9153690 A JP9153690 A JP 9153690A JP 2694038 B2 JP2694038 B2 JP 2694038B2
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はビデオ信号再生回路、特にビデオテープレコ
ーダ(VTR)のオートトラッキングを行うためのビデオ
エンベロープ検波回路を備えたビデオ信号再生回路に関
する。
[従来の技術] 従来より、VTRにおいてビデオテープに記録されたビ
デオトラック上をビデオヘッドで正確になぞるためのオ
ートトラッキング技術が周知である。
オートトラッキングを行う際には、まず情報記録時に
ビデオテープの所定領域に形成されたコントロールトラ
ック上にビデオヘッドの回転位置を示す信号を記録して
おき、再生時にこのコントロールトラックに記録された
信号をコントロールヘッドによって読出し、この信号に
基づいてビデオヘッドをビデオトラック上に位置させ
る。そして、このようにビデオトラック上にビデオヘッ
ドを概略位置させた後、ビデオヘッドにてビデオトラッ
ク上に記録されたビデオ信号を再生し、この再生信号の
エンベロープを検波して再生出力が最大となるようにビ
デオヘッドをビデオトラックの中央位置にコントロール
する。
このように、コントロールトラックからの信号及びエ
ンベロープ検波信号を用いてビデオヘッドをビデオトラ
ックの最適位置に保持することにより、確実にビデオ信
号を再生することができるのである。
第2図に従来のビデオ信号再生回路の概略構成ブロッ
ク図を示す。前述したように、不図示のコントロールヘ
ッドによってビデオテープのコントールトラックから読
出された信号に基づいてビデオヘッドをビデオトラック
上に位置させ、ビデオトラック上に記録されたビデオ信
号を再生する。
そして、再生されたビデオ信号は、まず不図示のビデ
オヘッド近傍に設置されたIC化されたヘッドアンプ10に
より前増幅される。増幅されたビデオ信号は輝度信号と
色信号とに分離され(Y−C分離)、更にFM復調されて
ビデオ信号が再生される。
一方、ヘッドアンプ10にて前増幅されたビデオ信号は
ビデオエンベロープ検波回路12にも入力してエンベロー
プの検波が行なわれ、信号強度に応じた直流電圧信号が
出力される。そして、この直流電圧信号は制御用マイコ
ン14に入力され、このマイコン14によりビデオヘッドの
サーボ系16を制御してビデオ信号の出力が最大となるよ
うにビデオヘッドの位置が制御されるのである。
第3図にエンベロープの検波に用いられる従来のビデ
オエンベロープ検波回路12の構成を示す。
図に示すように、この従来のビデオエンベロープ検波
回路12は4個のトランジスタ12a,12b,12c,12d及び2個
のコイル12e,12fを有しており、抵抗、コイル並びにコ
ンデンサを適当な値に設定することにより所定の周波数
帯域(3.5MHz〜6MHz)のみを通過させるバンドパスフィ
ルタを構成している。従って、ヘッドアンプ10によって
前増幅された再生ビデオ信号のなかで、この帯域の周波
数のビデオエンベロープ信号のみが透過されて検波さ
れ、その強度に応じた直流電圧信号が出力されるように
なっている。
[発明が解決しようとす課題] しかしながら、上述した従来のビデオ信号再生回路に
おけるオートトラッキングのためのビデオエンベロープ
検波回路トランジスタやコイル等の個別部品で構成され
ており、従って回路構成が大規模となるとともに、コス
ト増加をまねく問題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、
その目的は高精度にトラッキングを行うことができると
ともに、小型かつ安価なビデオ信号再生回路を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、ビデオヘッド
より出力される高周波ビデオ信号を前増幅するIC化され
たヘッドアンプと、このヘッドアンプからの出力を検波
し、ビデオ信号の強度について直流電圧信号を出力する
ビデオエンベロープ検波回路と、を有し、前記ビデオエ
ンベロープ検波回路は、前記ヘッドアンプの出力から輝
度信号を取り出し色信号を除去するための抵抗とコンデ
ンサからなるハイパスフィルタと、前記ハイパスフィル
タからの輝度信号が入力される通常モード用アンプと長
時間モード用アンプと、前記通常モード用アンプと長時
間用アンプの出力を選択的に切り替えるスイッチと、前
記スイッチから供給された信号を検波する検波回路と、
を備えてIC化され、前記ヘッドアンプIC内に一体的に組
み込まれることを特徴とする。
[作用] 本発明のビデオ信号再生回路はこのような構成をして
おり、従来個別部品で構成されていたビデオエンベロー
プ検波回路をIC化し、かつIC化されたこのビデオエンベ
ロープ検波回路を既にIC化されているヘッドアンプに組
み込むことにより、省スペース化を図って回路全体を小
型化するものである。
また、このIC化されたビデオエンベロープ検波回路を
輝度信号の周波数帯域のみを透過し、低周波の色信号を
除去するハイパスフィルタで構成することにより、再生
レベルの比較的低い輝度信号について検波当を行いオー
トトラッキングをかけることにより高精度にトラッキン
グを行うことが可能となる。
[実施例] 以下、図面を用いながら本発明に係るビデオ信号再生
回路の好適な実施例を説明する。
第1図は本実施例におけるビデオエンベロープ検波回
路の構成ブロック図である。ビデオヘッドによってビデ
オトラックから読出されたビデオ信号はIC化されたヘッ
ドアンプによって前増幅され、このビデオエンベロープ
検波回路18のトランジスタ18aのベースに入力する。
このトランジスタ18aのコレクタには電源が、そして
エミッタには入力ビデオ信号のインピーダンスを低下さ
せるための定電流回路が接続されている。また、トラン
ジスタ18aのエミッタには、ビデオ信号を含む輝度信号
のみを通過させるY帯域ハイパスフィルタ18bが前記定
電流回路と並列に接続されている。このY帯域ハイパス
フィルタ18bは抵抗、コンデンサからなるアクティブフ
ィルタで構成される。そして、このY帯域ハイパスフィ
ルタ18bからの出力信号は2時間通常モード(SP)用ア
ンプ18c及び6時間長時間モード(EP)用アンプ18dに入
力し、再生時のモードに応じていずれかのアンプによっ
て増幅された信号が出力される。そして、いずれかのア
ンプによって増幅された輝度信号は検波回路18eに入力
して両波検波が行われる。
検波方法としては、輝度信号エンベロープのピークを
検出するピーク検波あるいはエンベロープ強度の平均値
を検出する平均値検波のいずれを行ってもよいが、本実
施例においてはピーク検波を行っている。検波回路18e
にてピーク検波され直流信号に変換されたビデオ輝度信
号はDCアンプ18gの非反転入力端子に入力して正電圧の
みが取り出され、トランジスタ18hを介して出力される
構成である。
このように、本実施例におけるビデオエンベロープ検
波回路18は抵抗やコンデンサから構成されるY帯域ハイ
パスフィルタ18b、アンプ、トランジスタや抵抗、コン
デンサから構成される検波回路18eから形成され、これ
らをIC化することが可能となっている。そして、IC化さ
れたこのビデオエンベロープ検波回路18は既にIC化され
てビデオヘッド近傍に設置されているヘッドアンプ10内
に組み込まれ、これらがヘッドアンプICを形成してい
る。従って、従来個別部品で形成されていたビデオエン
ベロープ検波回路が占有していたスペースは不要とな
り、ビデオ信号再生回路全体の小型化が可能となる。
また、このようにビデオエンベロープ検波回路をIC化
してヘッドアンプIC内に組み込むことにより、ヘッド部
からの出力が従来の高周波信号から直流信号に変換され
るため、ノイズが生じにくい効果がある。
さらに、本実施例においては従来のようにコイルを含
むバンドパスフィルタは用いておらず、低周波の色信号
を除去して高周波の輝度信号のみを通過させるハイパス
フィルタを用いてビデオエンベロープ検波を行ってお
り、この輝度信号エンベロープに応じた直流電圧によっ
てオートトラッキングを行うため、高精度にトラッキン
グを行なうことかできる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係るビデオ信号再生回
路によれば、従来個別部品で構成されていたビデオエン
ロープ検波回路をIC化してヘッドアンプICに組み込むこ
とにより、回路の小型化が可能となるとともに、コスト
の低下を図ることができる。
また、再生ビデオ信号に含まれる輝度信号のみを用い
てオートトラッキングを行うため、高精度かつ安定にト
ラッキングを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るビデオ信号再生回路におけるビデ
オエンベロープ検波回路の一実施例の構成ブロック図、 第2図は従来のビデオ信号再生回路の構成ブロック図、 第3図は従来のビデオ信号再生回路におけるビデオエン
ベロープ検波回路の回路構成図である。 10……ヘッドアンプ 12……ビデオエンベロープ検波回路 14……マイコン 16……サーボ系 18……IC化されたビデオエンベロープ検波回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオヘッドより出力される高周波ビデオ
    信号を前増幅するIC化されたヘッドアンプと、 このヘッドアンプからの出力を検波し、ビデオ信号の強
    度について直流電圧信号を出力するビデオエンベロープ
    検波回路と、 を有し、 前記ビデオエンベロープ検波回路は、 前記ヘッドアンプの出力から輝度信号を取り出し色信号
    を除去するための抵抗とコンデンサからなるハイパスフ
    ィルタと、 前記ハイパスフィルタからの輝度信号が入力される通常
    モード用アンプと長時間モード用アンプと、 前記通常モード用アンプと長時間用アンプの出力を選択
    的に切り替えるスイッチと、 前記スイッチから供給された信号を検波する検波回路
    と、 を備えてIC化され、前記ヘッドアンプIC内に一体的に組
    み込まれることを特徴とするビデオ信号再生回路。
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