JP2693996B2 - 管の内張り工法 - Google Patents

管の内張り工法

Info

Publication number
JP2693996B2
JP2693996B2 JP2101489A JP2101489A JP2693996B2 JP 2693996 B2 JP2693996 B2 JP 2693996B2 JP 2101489 A JP2101489 A JP 2101489A JP 2101489 A JP2101489 A JP 2101489A JP 2693996 B2 JP2693996 B2 JP 2693996B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
lining tube
lining
tube
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2101489A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02200417A (ja
Inventor
彰 萩尾
芳美 小野
博 本間
新太郎 池田
一広 高須
Original Assignee
日本鋼管株式会社
日本鋼管工事株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本鋼管株式会社, 日本鋼管工事株式会社 filed Critical 日本鋼管株式会社
Priority to JP2101489A priority Critical patent/JP2693996B2/ja
Publication of JPH02200417A publication Critical patent/JPH02200417A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2693996B2 publication Critical patent/JP2693996B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は樹脂を含浸した内張りチューブを流体圧によ
り管内に反転挿入して上記管の内側に内張り管を形成す
る管の内張り工法に関する。
〔従来の技術〕
上水道管、下水道管、ガス管、送油管等の管を更生す
る方法として、第3図ないし第5図に示されるような管
の内張り工法(一般にインシチュフォーム(INS)工法
と呼ばれている)が知られている。第3図ないし第5図
中1は、地中に埋設された管(既設管)を示し、この管
1は両端を切断されている。また2は縦坑3から管1内
に挿入される内張りチューブで、この内張りチューブ3
は例えば熱硬化性の樹脂を含浸した袋状のフェルトと、
このフェルトの外面に被着されたフィルムとから構成さ
れている。
このような内張りチューブ2を管1内に挿入する場合
には、まず第3図に示すようにリール4に巻回された内
張りチューブ2を縦坑3の上部に設けられたチューブ保
持リング5の内側を通し、内張りチューブ2の先端を内
面と外面を裏返しにして上記チューブ保持リング5に固
定する。次に給水ポンプ6により内張りチューブ2内に
水を供給し、内張りチューブ2の反転部2aに水頭圧を作
用させる。これにより内張りチューブ2の反転部2aは水
頭圧によって押し拡げられ、第4図に示す如く内張りチ
ューブ2の内面を管1の内壁面に圧接させながら管1内
に反転挿入されていく。なお、縦坑3内にはガイド部材
7が設けられ、このガイド部材7により内張りチューブ
2を管1内へ導くようになっている。
このようにして内張りチューブ2を管1内に反転挿入
させ、内張りチューブ2の反転部2aが第5図に示す如く
管1の端部に達したならば、給水ポンプ6を停止して内
張りチューブ2内の水を温水循環ホース8を介してボイ
ラ9に供給すると共に、ボイラ9からの温水を内張りチ
ューブ2の後端に接続された温水給水ホース10を介して
内張りチューブ2内に供給する。そして、内張りチュー
ブ2内の水をボイラ9から循環供給される温水で所定温
度に昇温させる。このようにすると、内張りチューブ2
に含浸された熱硬化性の樹脂がボイラ9からの温水熱に
よって硬化し、管1の内側に内張り管が形成される。な
お、内張りチューブ2に含浸された樹脂が硬化した後
は、内張りチューブ2内の水を排水した後、管1から露
出した内張りチューブ2の端部(管外露出部)を切断し
て端末処理を行なう。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、このような管の内張り工法において、管1
の内側に硬質の内張り管を形成するためには内張りチュ
ーブ2の含浸樹脂を完全に硬化させる必要がある。この
ため、従来では内張りチューブ2内に温水を長時間供給
して樹脂を硬化させているが、このような方法によると
内張りチューブ2の含浸樹脂が完全に硬化しているにも
拘らずボイラ9から温水が供給されることがあり、ボイ
ラ9の燃料が無駄に消費されるという問題があった。ま
た、施工場所によっては道路を閉鎖して作業を行なうた
め、できる限り施工時間の短縮が望まれていた。
本発明はこのような問題点に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、内張りチューブ内に温水
等の加熱媒体が無駄に供給されるのを防止でき、加熱媒
体を供給する加熱源のエネルギーを節約できると共に施
工時間の短縮を図ることのできる管の内張り工法を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、樹脂を含浸した
内張りチューブを流体圧により管内に反転挿入し、前記
樹脂を硬化させて前記管の内側に内張り管を形成する管
の内張り工法において、前記内張りチューブの管外部に
超音波厚み計を配置し、この超音波厚み計で前記樹脂の
硬化度を検出することを特徴とするものである。
〔作 用〕
本発明においては、内張りチューブの管外部に配置さ
れた超音波厚み計で樹脂の硬化度を検出することによ
り、内張りチューブに含浸された樹脂が完全に硬化した
かどうかを検出できる。したがって、内張りチューブ内
に温水等の加熱媒体が無駄に供給されるのを防止でき、
加熱媒体を供給する加熱源のエネルギーを節約できると
共に施工時間の短縮を図ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図および第2図を参照
して説明する。なお、図において第3図ないし第5図に
示したものと同一部分には同一符号を付し、その部分の
説明は省略する。
第1図は管1内に反転挿入された内張りチューブ2を
ボイラ9からの温水によって加熱している状態を示した
もので、この実施例ではチューブ保持リング5の下方に
超音波センサ保持リング11が設けられている。この超音
波センサ保持リング11には第2図に示すように複数個の
超音波厚み計12a,12b,12c,12dが内張りチューブ2の外
周に沿って保持されており、これらの超音波厚み計12a,
12b,12c,12dで内張りチューブ2に含浸された樹脂の硬
化度を検出するようになっている。なお、図中13は超音
波厚み計12a〜12dのリード線である。
このように本実施例では、縦坑3内の内張りチューブ
2の外周に複数個の超音波厚み計12a,12b,12c,12dを配
置し、これらの超音波厚み計12a,12b,12c,12dで内張り
チューブ2に含浸された樹脂の硬化度を検出することに
より、内張りチューブ2の含浸樹脂が完全に硬化したか
否かを検出できる。したがって、ボイラ9から内張りチ
ューブ2内に温水を無駄に供給することを防止でき、ボ
イラ9の燃料を節約できると共に施工時間の短縮を図る
ことができる。
なお、上記実施例では縦坑3内の内張りチューブ2の
外周つまり管外部の外周に複数個の超音波厚み計12a,12
b,12c,12dを配置して樹脂の硬化度を検出するようにし
たが、管外部の内周側に1個若しくは複数個の超音波厚
み計を配置して樹脂の硬化度を検出するようにしてもよ
い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、樹脂を含浸した内張り
チューブを流体圧により管内に反転挿入し、前記樹脂を
硬化させて前記管の内側に内張り管を形成する管の内張
り工法において、前記内張りチューブの管外部に超音波
厚み計を配置し、この超音波厚み計で前記樹脂の硬化度
を検出するようにしたので、内張りチューブに含浸され
た樹脂が完全に硬化したか否かを検出できる。したがっ
て、内張りチューブ内に温水等の加熱媒体が無駄に供給
されるのを防止でき、加熱媒体を供給する加熱源のエネ
ルギーを節約できると共に施工時間の短縮を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例を示す図で、第
1図は管内に反転挿入された内張りチューブを高温の温
水によって加熱している状態を示す図、第2図は第1図
のII−II矢視図、第3図ないし第5図は従来の管の内張
り工法を示す説明図である。 1……管、2……内張りチューブ、3……縦坑、4……
リール、5……チューブ保持リング、6……給水ポン
プ、7……ガイド部材、8……温水循環ホース、9……
ボイラ、10……温水給水ホース、11……超音波センサ保
持リング、12a〜12d……超音波厚み計。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本間 博 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 池田 新太郎 神奈川県相模原市鵜野森347―44 (72)発明者 高須 一広 神奈川県横浜市旭区白根町516

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂を含浸した内張りチューブを流体圧に
    より管内に反転挿入し、前記樹脂を硬化させて前記管の
    内側に内張り管を形成する管の内張り工法において、前
    記内張りチューブの管外部に超音波厚み計を配置し、こ
    の超音波厚み計で前記樹脂の硬化度を検出することを特
    徴とする管の内張り工法。
JP2101489A 1989-01-31 1989-01-31 管の内張り工法 Expired - Lifetime JP2693996B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2101489A JP2693996B2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 管の内張り工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2101489A JP2693996B2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 管の内張り工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02200417A JPH02200417A (ja) 1990-08-08
JP2693996B2 true JP2693996B2 (ja) 1997-12-24

Family

ID=12043197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2101489A Expired - Lifetime JP2693996B2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 管の内張り工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2693996B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2184992A (en) * 1991-05-21 1992-12-30 Sonic-Curing Inc. Ultrasonically cured replacement pipe and method of installation
WO2016044415A1 (en) * 2014-09-19 2016-03-24 Learjet Inc. Apparatus and method for generating thickness characteristic information about an uncured prepreg material

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02200417A (ja) 1990-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2513448B2 (ja) ライニングホ―ス内の雰囲気温度の制御方法
US5680885A (en) Method for rehabilitating pipe
JPH06297573A (ja) 管路補修工法
KR0178145B1 (ko) 지관 라이닝공법
JPH06114937A (ja) 管路補修工法
JP2693996B2 (ja) 管の内張り工法
US20050016607A1 (en) Bladder system for conduit expansion
JP2003033970A (ja) 管路更生用ライニング材およびこの材料を用いた管路更生方法
JP7437007B2 (ja) ライニング材およびライニング材の製造方法
JP2678133B2 (ja) 管ライニング工法
JP2607317B2 (ja) 管路補修工法及び管ライニング構造
JP3156244B2 (ja) 傾斜管ライニング工法
JP2702097B2 (ja) 管ライニング工法
JP2693982B2 (ja) 水底敷設管の内張り工法
JP3238021B2 (ja) 枝管用ライニング材とその施工方法及びライニング装置
JP2781588B2 (ja) 管の内張り工法
JP3221837B2 (ja) 管路用ライニング材
JP2706508B2 (ja) 管の接続方法
JP2856602B2 (ja) 異形管内ライニング方法
JP2635515B2 (ja) 管ライニング工法
JP3855095B2 (ja) 管路の内張り方法
JPH06285983A (ja) 管路補修工法
JPH0673906B2 (ja) 管路補修工法
JP3123932B2 (ja) 鍔付筒状ライニング材
JP2712050B2 (ja) 反転ライニング工法