JP2003033970A - 管路更生用ライニング材およびこの材料を用いた管路更生方法 - Google Patents

管路更生用ライニング材およびこの材料を用いた管路更生方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下水管等の既設管路を更生する際に、管路内
に挿入され管内周面に密着される管更生用ライニング材
を速やかに硬化させるようにする。 【解決手段】 管路更生用ライニング材が光硬化性樹脂
と熱硬化性樹脂の両者を含んでいるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下水道や他の既
設管路を更生するために用いられる管路更生用ライニン
グ材、並びにこのライニング材を用いた管路更生方法に
係る。
【0002】
【従来の技術】一般に、地中に埋設された下水道管など
の既設管路はヒューム管、陶管等が広く使用されてい
る。これら管路は長期間の使用により内周面が硫化水素
やその他の腐食ガスおよび付着物等によって侵食され、
かつ劣化し管厚が薄くなって強度が低下している。また
地圧や地盤沈下等により管路の継目部がずれて隙間がで
き、或いは上載荷重等によって管路の一部にクラックが
発生して、これら隙間やクラックから地下水等が管路内
に浸入し、或いは管路内を流れる流水等が地中に漏水す
ることがある。これら地下水等の管路内への浸入や漏水
に伴い管路周辺の土砂が流出して管路背面に空洞部が生
じて路面陥没などを誘発するおそれがある。
【0003】このような問題に対処するために、従来、
洗浄車等により管内洗浄した更生すべき既設管路内に、
未硬化状態の光硬化性樹脂または熱硬化性樹脂を含む可
撓性ホースを圧縮空気によって反転させながら、或いは
引き込みによって挿入し、次いで圧縮空気により管路内
壁面に密着させ、その後、光硬化性樹脂使用の場合には
可撓性ホース内側を走行する光照射装置(UVランプ、
可視光線光源等)により可撓性ホースに光を照射し、ま
た熱硬化性樹脂の場合には熱水又は熱気を可撓性ホース
に及ぼすことによって樹脂を硬化させ、管路内壁面に不
透水性ライニングを形成する既設管路の更生方法が提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光硬化性樹脂を用いた
ライニング材の場合、硬化速度が早く、硬化するまでに
要する時間が短いという効果がある一方、硬化できる層
の厚さが薄く、通常10mm程度であり、それ以上にな
ると硬化効果が低下し管路の損傷クラック等に深く侵入
した樹脂が十分に硬化しないという問題がある。即ち、
光硬化性樹脂を用いたライニング材の場合、短時間で硬
化するという利点はあるが、ライニング材の厚さの制限
がある。
【0005】一方、熱硬化性樹脂を用いたライニング材
の場合、厚さの厚いライニング材に対してもこれを硬化
させることは可能である。しかしながら、硬化速度が遅
く、硬化するまでに長時間を要する。
【0006】そこで本発明は、上記のような課題を解決
するためになされたものであり、その目的は、厚くても
比較的に短時間で硬化可能なライニング材を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ライニング
材が光硬化性樹脂と熱硬化性樹脂の両者を含んでいるこ
とを特徴とするものである。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、光照射の
みによって、ライニング材の的確な硬化を行うことがで
きる。当該ライニング材に含まれる光硬化性樹脂が光照
射を受けると当該樹脂は硬化するが、その硬化の際、熱
が発生する。そして、その熱は同じくライニング材に含
まれている熱硬化性樹脂を硬化させるべく機能する。
【0009】従って、ライニング材を厚く形成した場合
や、凹凸により良好に光の照射がなされない部分があっ
ても光照射された部分の硬化に伴う熱の発生により、効
率よく全体が硬化される。また、光照射により短時間で
ある程度の初期的硬化がなされるので硬化の迅速性も確
保しつつ全体の硬化が達成される。本発明は、光硬化性
樹脂と熱硬化性樹脂とを単に組み合わせ、光、熱の双方
の処理を行うというものではなく、光照射のみにより、
全体の硬化を効率よく行うことができるものである。
【0010】請求項2に記載の発明は、ライニング材が
筒状に構成され、内周面側に光硬化性樹脂が、外周面側
に熱硬化性樹脂がそれぞれ偏在していることを特徴とす
る。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、内周面側
の光硬化性樹脂が光照射を受けて硬化を開始し、この硬
化に伴う熱が外周側の熱硬化性樹脂に伝達し、この伝達
熱によって後者の樹脂が硬化し始め、更にその硬化熱に
よっても硬化が促進される。
【0012】請求項3に記載の発明は、ライニング材が
筒状に構成され、内周面側に光硬化性樹脂層、外周面側
に熱硬化性樹脂層を有していることを特徴とする。この
ように、光硬化性樹脂層(内層)と熱硬化性樹脂層(外
層)の二層からなるライニング材によれば、まず内層が
照射光によって硬化を開始し、外層は内層の硬化熱によ
って硬化する。いずれの場合も、光硬化性樹脂は照射光
の及ぶ範囲内にその大部分が存在するようにする。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3に
記載のライニング材を既設管路内へ挿入し、既設管路内
壁面と密着させ、光源をライニング内周面で囲まれた孔
内を走行させ、ライニング材内の光硬化性樹脂に光を照
射することことを特徴とする。
【0014】請求項4に記載の発明によれば、光硬化性
樹脂硬化用光源を走行させるだけで、ライニング材全体
の硬化が達成され、しかも厚いライニング材の場合でも
比較的短時間で硬化が完了する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0016】図1は、ライニング材1の一部を斜視図で
示しており、このライニング材は実質的に未硬化状態の
光硬化性樹脂と熱硬化性樹脂とを混合した材料にて形成
されている。混合状態の樹脂はガラス繊維、ポリエステ
ル繊維等から成るマット状ベース材に含浸されており、
このベース材によってライニング材は筒状に維持されて
いる。
【0017】図2は、このような筒状ライニング材を製
造するに際し、マット状ベース材に樹脂を含浸させる作
業工程を概略的に示している。所定の幅の扁平なベース
材4は矢印Aの方向へ移送される途次に、槽5において
案内ロール5a〜5hに案内されて槽5内へ導かれ、そ
の内部に充填された熱硬化性樹脂Nに浸漬され、その間
に熱硬化性樹脂Nを含浸せしめられる。熱硬化性樹脂槽
5を出たベース材4は次いで槽6において案内ロール6
a〜6hに案内されて槽6内へ導かれ、その内部に充填
された光硬化性樹脂Hに浸漬され、その間に光硬化性樹
脂を含浸せしめられる。光硬化性樹脂槽6を出たベース
材4は表裏に剥離可能の薄膜を被覆された後、筒状に丸
められ、両縁部を接着又は縫合により結合されることに
より筒状ライニング材1となされる。
【0018】図3のライニング材も同じくベース材に樹
脂を含浸させて製作されているが、この実施形態の場合
には光硬化性樹脂2を内周面側に集中させ、外周面側は
専ら熱硬化性樹脂3を偏在させた状態になっている。
【0019】この実施形態の場合にも、ライニング材の
内外の表面は剥離可能の薄膜(図示せず)によってカバ
ーされており、このカバーは保存時や運搬時にライニン
グ材表面を保護するとともに、接触部間の接着を防止し
ている。
【0020】図4は内周側に光硬化性樹脂で作製した層
2を、外周側に熱硬化性樹脂で作製した層3を有するラ
イニング材1の実施の形態を示すものである。この場
合、光硬化性樹脂を含浸させたベース材と、熱硬化性樹
脂を含浸させた他のベース材を重ね合わせて2層にして
もよいし、或いは一つのベース材に光硬化性樹脂及び熱
硬化性樹脂を2層に含浸させてもよい。
【0021】なお、本発明において内周面側、外周面側
なる表現は、既設管路内へ挿入され光照射を受ける準備
ができた状態にあるライニング材1での内外の関係を表
しており、従って図9に示すように反転工法でライニン
グ材を既設管路内へ挿入する場合には、挿入前のライニ
ング材は外周面側に光硬化性樹脂が、内周面側に熱硬化
性樹脂が偏在ないし存在する状態になっている。
【0022】図5は図4に示すライニング材1の製造方
法を示している。その製造方法は、先ず巻芯筒の周りに
剥離可能の薄膜を巻き(これらについては図示せず)、
その上に光硬化性樹脂を含浸させたベース材7を螺旋状
に巻き付け、更にその上から熱硬化性樹脂を含浸させた
ベース材8を螺旋状に巻き付け、その上に剥離可能の薄
膜を巻き付けた後、巻芯筒を取去る。出来上がったこの
ライニング材1は内周側に光硬化性樹脂層があり、外周
側に熱硬化性樹脂層があるので、既設管路を更生するに
当たって引き込みによって既設管路内へ挿入されるもの
であることを意図して製造されているが、反転工法で既
設管内へ挿入しようとする場合には、最初に熱硬化性樹
脂を含浸させたベース材8が巻芯筒の薄膜上に巻きつけ
られ、次いで光硬化性樹脂を含浸させたベース材7がそ
の上にまきつけられる。いずれにしても、ライニング材
1が既設管路内に挿入された後の状態では、光硬化性樹
脂層が内周側に、熱硬化性樹脂層が外周側に来るように
なされる。
【0023】次に、上記ライニング材を使用して既設管
路、例えば下水管を更生する方法について図6〜図11
を参照しつつ以下に説明する。
【0024】上記のように、ライニング材1は更生すべ
き既設管路内に挿入され、管路内壁面と密着せしめら
れ、次いで硬化せしめられるが、管路内に挿入する方法
として、従来図6に示す引き込み工法、或いは図8およ
び図9に示す反転工法等が提案されている。
【0025】図6において符号21、22はマンホール
であり、符号23はヒューム管、陶管等からなる地中に
埋設され、長期間の使用により硫化水素やその他の腐食
ガス等に晒されて劣化及び侵食されて管厚が薄くなって
強度が低下したり、地圧や振動、上載荷重等によってク
ラック等が発生した更生を要する既設管路である。
【0026】ライニング材の挿入に先立って先ず管23
の内周面23aに高圧水が吹き付けられ内周面23aが
洗浄される。また必要に応じて洗浄が完了した管路内周
面の劣化部分を自動切削機によって切削除去する。
【0027】次いで、地上に設けられたライニング材供
給装置26に扁平に押し潰してドラム26aに巻回する
か、或いは扁平に押し潰したものを折り畳んで堆積され
た状態のライニング材1の先端1aに連結された牽引ロ
ープ27を一方のマンホール21から導入し、管路23
内を通して他方のマンホール22を経由して地上に設け
られた牽引装置28によって牽引する。
【0028】牽引ロープ27の牽引によりライニング材
供給装置26に収容された扁平状のライニング材を繰り
出してマンホール21内を経て管路23内に引き込み、
その先端1aをマンホール22内まで導く。なお、図6
中、25はライニング材を引き込む際に管路壁との摩擦
などによる損傷からライニング材を保護するために管路
下部に敷設された塩化ビニル等の樹脂シートであって、
このシート25とライニング材1との関係は図6中のB
−B断面の拡大尺図を示す図6(a)に明確に示されて
いる。
【0029】次に、管路23内へ挿入されたライニング
材1の両端部において、管路23から各々のマンホール
21,22内に突出した部分を切断し、その後図7に示
すように栓体24によってライニング材1の先端1aお
よび他端1bを閉塞するとともに、他端1b側から圧縮
空気をライニング材1内に供給してライニング材1を押
し広げ、管路23の内周面23aに対して圧接する。ラ
イニング材1内への圧縮空気の供給は、マンホール21
内に配置された給気管19を通して地上から行われる。
次いで、図7を参照して下記するようにライニング材の
硬化が行なわれる。
【0030】図8および図9に示す反転工法によってラ
イニング材1を管路内へ挿入する場合は、まず図8に示
すように一方のマンホール22にライニング材導入側装
置29をサポート30によって取り付け、また他方のマ
ンホール21に出口側装置としての誘導パイプ31を取
り付ける。
【0031】次に、図9に示すように導入側装置29の
出口よりライニング材1を導入側装置29から供給され
る圧縮空気により送り出し、かつ順次反転(内周面と外
周面が逆転した状態になる)させつつ膨張させて管路2
3の一端側23cから他端側23dへ向けて管路内壁面
23aに押圧して誘導パイプ31の上端までもたらす。
次いで、図10を参照して下記するようにライニング材
の硬化が行なわれる。
【0032】何れの工法でライニング材1を管路内へ挿
入するにしても、図3および図4に示すライニング材を
使用する場合は管路内に挿入された状態で内側に光硬化
性樹脂が集中或いは存在するようになされる。
【0033】図6および図7に示す引き込み方式によっ
てライニング材1を管路23内に挿入した場合には次の
ようにしてライニング材の硬化が行なわれる。即ち、図
7に示すようにライニング材1の内部にはUVランプ、
可視光線光源等の光照射装置32がライニング材1内に
配置され、この光照射装置32から延びるコード32a
はライニング材1を閉塞する栓体24を貫通して地上の
制御装置33に接続されている。そして給気管19を通
して供給される圧縮空気によって管路内周面23aに圧
接されたライニング材1内を移動する光照射装置32か
らライニング材1の内周面に光を照射してライニング材
内の光硬化性樹脂を硬化せしめ、その際発生する硬化熱
によって熱硬化性樹脂を硬化させる。硬化を行う際、ラ
イニング材1の端部位置では光照射装置32の移動は比
較的低速で行なわれ、光照射が充分に行なわれるように
なされる。即ち、最適な照射時間を考慮して照射装置3
2の移動速度が決定される。移動速度を調節する代わり
にランプ等の光量を調節してもよい。
【0034】樹脂の硬化は図11および図12に模式図
にて示すように、先ず光硬化性樹脂2が光照射を受けて
硬化を開始し、その硬化熱によって熱硬化性樹脂3が硬
化し、自己の硬化熱によっても熱硬化性樹脂は硬化す
る。その結果、既設管路23の内周面に熱硬化層3´お
よび光硬化層2´が形成される。
【0035】ライニング材1が硬化した後、図7にe−
e,f−fで切断部を示すように両端部を切断してマン
ホール21および22内に突出した部分を切除し、且つ
光照射装置32を撤去する。
【0036】図8および図9に示す反転方式によってラ
イニング材1を管路23内に挿入した場合には次のよう
にしてライニング材の硬化が行なわれる。即ち、図10
に示すように、誘導パイプ31の上方に牽引装置34を
設け、この牽引装置によってロープ35を牽引し、この
ロープに連結された光照射装置36を、導入側装置29
内を通して下水管23の一端側23cまで導入し、光照
射装置36が下水管の一端側23cにある状態で光照射
装置を作動させ、他端側23dへ移動させながら、或い
は予め下水管23の他端側23dまで導入し、照射装置
36が下水管の他端側23cにある状態で照射装置を作
動させ、導入側装置29に設けられた牽引装置(図示せ
ず)によって照射装置36の導入側装置29側に連結さ
れたロープ37を巻き取り、照射装置36を下水管の他
端側23dから一端側23cへ移動させながら光を照射
し、光硬化性樹脂を硬化させ、その際発生する硬化熱に
よって熱硬化性樹脂をも硬化させる。この場合にも、図
7を参照して説明したように、硬化を行う際、ライニン
グ材1の端部位置では光照射装置36の移動は比較的低
速で行なわれ、光照射が充分に行なわれるようになされ
る。即ち、最適な照射時間を考慮して照射装置36の移
動速度が決定される。移動速度を調節する代わりにラン
プ等の光量を調節してもよい。
【0037】ライニング材1が硬化した後、その両端の
マンホール21,22内に突出したライニング材部分が
切り落とされ、導入側装置29、誘導パイプ31、光照
射装置36、その他の各装置が撤去され管路の更生が完
了する。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、既設管路内周面に密着
せしめられたライニング材は光の照射によって先ず光硬
化性樹脂が硬化を開始、進行せしめられ、その硬化熱に
よって熱硬化性樹脂が硬化を開始、進行せしめられると
ともに、更に自己の硬化熱によっても硬化が促進される
ので、ライニング材が厚い場合でも比較的短い時間でラ
イニング材の硬化が達成され、短縮された作業時間で強
固なライニングを既設管路内に設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるライニング材の部分的斜視図であ
る。
【図2】ライニング材の製造方法を説明する図である。
【図3】本発明の他の実施形態によるライニング材の部
分的斜視図である。
【図4】本発明の更に他の実施形態によるライニング材
の部分的斜視図である。
【図5】図4に示すライニング材の製造方法を説明する
図である。
【図6】本発明によるライニング材を引き込みにより管
路内に挿入する方法を示す、管路およびマンホールの軸
線を通る垂直面に沿う概略断面図である。
【図7】管路内周面に密着せしめられたライニング材の
硬化方法を説明する、図6と同様の概略断面図である。
【図8】本発明によるライニング材を反転工法で管路内
に挿入する方法を示す、図6と同様の概略断面図であ
る。
【図9】反転工法で管路内に挿入されつつあるライニン
グ材を示す、図6と同様の概略断面図である。
【図10】挿入され管路内周面に密着されたライニング
材を硬化するための方法を説明する、図6と同様の概略
断面図である。
【図11】ライニング材の硬化経緯を説明する模式図で
ある。
【図12】図11中のA−A線に沿う管路全体の横断面
図である。
【符号の説明】
1・・・ライニング材 2・・・光硬化性樹脂 3・・・熱硬化性樹脂 4・・・ベース材 5・・・熱硬化性樹脂槽 5a〜5h・・・案内ロール 6・・・光硬化性樹脂槽 6a〜6h・・・案内ロール 7・・・光硬化性樹脂含浸ベース材 8・・・熱硬化性樹脂含浸ベース材 19・・・給気管 21・・・マンホール 22・・・マンホール 23・・・管路(下水管等の既設管) 23a・・・管路内周面 24・・・栓体 26・・・ライニング材供給装置 27・・・牽引ロープ 28・・・牽引装置 29・・・ライニング材導入側装置 30・・・サポート 31・・・誘導パイプ 32・・・光照射装置 32a・・・コード 33・・・制御装置 34・・・牽引装置 35・・・ロープ 36・・・光照射装置 37・・・ロープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H024 EA01 EB01 EB07 EC07 ED07 EE05 EE07 3H111 AA02 BA15 CA53 CB03 CB21 EA14 4F211 AA36 AA44 SA13 SC03 SD04 SD11 SP01 SP27

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光硬化性樹脂と熱硬化性樹脂の両者を含
    んでいることを特徴とする管路更生用ライニング材。
  2. 【請求項2】 筒状に構成され、内周面側に光硬化性樹
    脂が、外周面側に熱硬化性樹脂がそれぞれ偏在している
    ことを特徴とする請求項1に記載のライニング材。
  3. 【請求項3】 筒状に構成され、内周面側の光硬化性樹
    脂層と、外周面側の熱硬化性樹脂層との2層を有してい
    ることを特徴とする請求項1に記載の管路更生用ライニ
    ング材。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載のライニング材を既
    設管路内へ挿入し、既設管路内壁面と密着させ、光源を
    ライニング内周面で囲まれた孔内を走行させ、ライニン
    グ材内の光硬化性樹脂に光を照射することを特徴とする
    管路更生方法。
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