JP2693161B2 - 原稿検知機能を備えた複写装置 - Google Patents

原稿検知機能を備えた複写装置

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JP2693161B2
JP2693161B2 JP62327438A JP32743887A JP2693161B2 JP 2693161 B2 JP2693161 B2 JP 2693161B2 JP 62327438 A JP62327438 A JP 62327438A JP 32743887 A JP32743887 A JP 32743887A JP 2693161 B2 JP2693161 B2 JP 2693161B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は原稿サイズ検知機能を備えた複写装置に関す
る。 従来技術 一般に、複写機においては、各々異なるサイズの記録
シートを備える複数の給紙系を備えており、いずれのサ
イズの記録シートに画像を記録するかは給紙系を選択す
ることによって決定する。用紙自動選択機能を有する複
写機においては、原稿シートのサイズを検出し、検出し
たサイズと複写倍率とに応じて、記録するシートの大き
さを自動的に決定し、その大きさのシートを備えた給紙
系を自動的に選択するようになっている。また、自動倍
率設定機能を備える複写機においては、原稿シートのサ
イズを検出し、その検出サイズと、予め指定された給紙
系の記録シートのサイズとに応じて、複写倍率を自動的
に設定する。 この種の装置においては、原稿シートのサイズを検出
する必要がある。 原稿シートのサイズを検出する従来技術としては、例
えば特開昭61−36732号公報が知られている。この種の
装置においては、原稿シートとそれに対向させた光学検
出器とを相対移動(即ち走査)させ、前記検出器の原稿
有無検出状態の切換わる走査位置を検出することによっ
てシートの長さを検出するように構成されている。 一方、特開昭61−04393号公報では、原稿サイズ検知
を複写工程開始時、すなわちプリントキーオンにより開
始している。そのため、ファースト・コピー・タイムを
増大させ、複写効率を低下させるという欠点がある。 目 的 本発明は、コストアップすることなしに、ファースト
・コピー・タイムを高速化して作業効率を向上すること
を目的とする。 構 成 本発明は、原稿載置台上に載置された原稿を押し付け
る圧板と、原稿載置台上に載置された原稿のサイズを検
出する原稿サイズ検出手段とを有する複写装置であっ
て、前記原稿サイズ検出手段は、原稿を走査するキャリ
ッジに付設され、原稿は前記原稿載置台の一端を基準位
置として載置され、前記圧板を閉じる動作に対応して前
記原稿サイズ検出手段により原稿サイズの検出を行な
い、該原稿サイズ検出を行なう際に前記キャリッジは前
記基準位置側から往動を開始し、該キャリッジ往動時に
原稿先端位置近傍で複数回の原稿検出を行い、該複数回
の検出データの平均値により原稿の有無を判別し、原稿
がないものと判別された場合は、前記キャリッジが往動
から復動に移行することを特徴とする複写装置である。 実施例 第1a図に、本発明を実施する一形式の複写装置の構成
概略を示し、第1b図に第1a図に示す装置を背面から見た
状態の駆動系概略構成を示す。 まず第1a図を参照して装置の概略構成を説明する。1
が原稿を乗せる原稿載置台としてのコンタクトガラスで
ある。コンタクトガラス1の下方には後で詳細に説明す
る光学走査系2が備わっており、原稿からの反射光によ
る像がこの光学走査系2を介して感光体ドラム3上に結
像される。感光体ドラム3は第1a図では時計方向に回転
する。 一方、給紙系は2段になっており、給紙カセット4,5
のいずれか選択されたものから給紙コロ6又は7により
記録紙の給紙が行なわれる。給紙された紙は、レジスト
ローラ8と先端折り曲げローラ9の間を通って感光体ド
ラム3に導びかれる。感光体ドラム3の周囲には、帯電
チャージャ10,イレーサ11,現像器12,転写前除電ランプ
&Pセンサ13,転写チャージャ14,分離チャージャ15,分
離爪16,ファーブラシ17,除電ランプ18等が配置されてい
る。 概略のコピープロセスを説明すると、感光体ドラム3
は、帯電チャージャ10により一様の電位に帯電し、原稿
からの反射光の照射を受けると、その光強度に応じて表
面電位が変化し、これにより静電潜像が形成される。こ
の静電潜像は、現像器12を通るトナーにより可視化され
る。給紙された記録紙は、感光体ドラム3の回転に応じ
た所定のタイミングでレジストローラ8によって送ら
れ、このトナー像が形成された感光体ドラム3の表面に
重なる。この後、転写チャージャ14に所定の電圧が印加
され、これによってトナー像は感光体ドラム3から記録
紙側に転写する。更に、分離チャージャ15によって、ト
ナー像が転写された記録紙は感光体ドラム3から分離し
て搬送ベルト19に向かう。そして、記録紙はヒータを内
蔵した定着ローラ20を通ってトナー像を定着し、排紙ロ
ーラ21を介してコピートレイ22に向かう。 第1b図を参照して駆動系を簡単に説明する。M1がメイ
ンモータである。メインモータM1は、メインモータプー
リ30及びタイミングベルト31を介して、感光体ドラム3
と結合されたドラムプーリ32を回動し、またベルト33を
介して、それぞれ各機構駆動部と結合されたクリーニン
グ駆動スプロケット34,先端折り曲げローラスプロケツ
ト35,レジストクラッチ36,現像駆動スプロケット37,ト
ナーホッパ駆動スプロケット38,定着駆動スプロケット3
9,パルスジェネレータPG等を回動する。給紙モータM5
は、上給紙駆動ギア40および下給紙駆動ギア41に結合さ
れている。M7が光学走査系を走査駆動するステッピング
モータである。 第1c図に光学走査系2の概略構成を示し、第1d図に斜
視図を示す。 第1c図を参照して説明すると、光学走査系2は、照明
灯(ハロゲンランプ)2a,反射板2b,第1ミラー2c等でな
る第1キャリッジ51,第2ミラー2d,第3ミラー2e等でな
る第2キャリッジ52,レンズ2f,第4ミラー2g等でなって
いる。2hは防塵用のガラスである。第1キャリッジ51と
第2キャリッジ52は、走査中に原稿からの光路長が変わ
らないように、2:1の速度比でステッピングモータM7に
より往復走査駆動されるようになっている。 第1d図を参照して説明する。ステッピングモータM7の
シャフトに固着したプーリ60に、光学走査系と結合した
駆動ワイヤ61が巻回されている。駆動ワイヤ61は、その
一端61aから始まり、スタッドプーリ62,第2キャリッジ
52と結合された駆動プーリ63,ターンプーリ64,ブラケッ
トプーリ65,プーリ60,ブラケットプーリ65,ターンプー
リ66,第1キャリッジ51に結合したブラケット67,駆動プ
ーリ63,タイトナプーリ68を通った後、他端61bで終わっ
ている。一端61aと他端61bとは互いに結合され、これに
よりワイヤ61は閉ループ状になっている。 第1d図に示すHP1は、スキャナ(光学走査系)のホー
ムポジションを検出するスイッチ(フォトセンサ)であ
る。RP1はスキャナの1つの往走査終了位置を検出する
リミツトスイッチ、RP2はもう1つの往走査終了位置を
検出するリミットスイッチである。またこの図面には示
してないが変倍機構(すなわちレンズ)にもホーム位置
を検出するフォトセンサHP2が設けてある。 第1e図及び第1f図に、第1キャリッジ51を詳細に示
す。各図を参照すると、第1キャリッジ51は、2本のガ
イドバー71,72によって走査方向に移動自在に支持され
ている。第1キャリッジ51の上方を覆うカバー51aの上
面には、2つの穴51b及び51cが形成されている。一方の
穴51bは、カバー51aの略中央に配置されており、他方の
穴51cは中央から約90mmの位置に配置されている。 穴51bには、2本の光ファイバ73及び74の一端が固定
配置され、穴51cには1つの光ファイバ75の一端が配置
されている。各光ファイバ73,74及び75の他端は、それ
ぞれ、後述するフォトダイオードPD1,PD2及びPD3の受光
面に対向している。各光ファイバ73,74及び75の一端
は、穴51b,51cを介して第1f図に示すようにコンタクト
ガラス1と対向するように配置されている。なお、第1f
図において、ORGは原稿、80は原稿ORGを押さえる圧板で
ある。 第2図に、第1a図の複写機の本体上面に配置された操
作ボードを示す。第2図を参照すると、この操作ボード
には、多数のキースイッチK1,K2,K3,K4a,K4b,K5,K6a,K6
b,K7,K8,K9a,K9b,K9c,K10,K11,K12a,K12b,K13,KC,KS,K
#,KI及びKPと、多数の表示器D1,D2,D3,D4,D5等々が備
わっている。 操作ボードに備わった代表的な各種キースイッチにつ
いて簡単に説明する。 K6a,K6b,K9a,K9b及びK9cは、コピー倍率の指定に使用
される。 K7は、原稿サイズと記録紙サイズに応じて自動的にコ
ピー倍率を設定する自動倍率モードの指定/解除に利用
される。 K8及びK11は、それぞれ原稿サイズ及び給紙系選択の
指定に利用される。 K10は、テンキーであり、コピー枚数の指定等に利用
される。 K12a及びK12bは、コピー濃度の指定に利用される。 KCは、クリア/ストップキーであり、テンキーK10に
よるコピー枚数指定のクリア及びコピー動作の停止指示
に利用される。 KSは、プリントスタートを指示するキーである。 操作ボードに備わった代表的な表示器について簡単に
説明する。 D1は、7セグメント2桁の数値表示器であり、通常の
動作モードでは、待機時はコピー枚数設定値を表示し、
コピー中はコピー枚数を表示する。 D2は、コピー濃度の設定状態を表示する。 D3は、各給紙系の紙サイズ、紙の向き及び選択された
給紙系を表示する。 D4は、7セグメント3桁の数字表示器であり、通常の
動作モードでは、コピー倍率を1%単位で表示する。 D5は、指定された原稿サイズを表示する。 第3a図に、第1図の複写機の電気回路構成の概略を示
す。第3a図を参照すると、主制御ボード200には、マイ
クロプロセッサ210,読み出し専用メモリ(ROM)220,読
み書きメモリ(RAM)230,パラレルI/Oポート240,シリア
ルI/Oポート250,A/D(アナログ/デジタル)コンバータ
260,タイマ270及び不揮発性読み書きメモリ(RAM)280
が備わっている。 この主制御ボード200に、操作ボード310(第2図参
照),光学系制御ボード320,ランプ制御ボード330,ヒー
タ制御ボード340,高圧電源ユニット350,原稿検出ボード
360,給紙ユニツト365,ドライバ370,380及び信号処理回
路390が接続されている。 光学系制御ボード320は、光学走査系2の走査駆動用
電気モータM7及びズームレンズの倍率を調整する電気モ
ータM2を制御する。ENCは、電気モータ7の回転量に応
じた電気パルス信号を出力するパルスエンコーダであ
る。なお、図示しないが、光学系制御ボード320には、
主制御ボード200と同様に、マイクロプロセッサ,パラ
レルI/O,シリアルI/O,ROM,RAM及びA/Dコンバータが備わ
っている。 ランプ制御ボード330は、光学走査系2の露光ランプ2
aの光量を制御する。 ヒータ制御ボード340は、定着器20に備わった定着ヒ
ータHT1と感光体ドラム3に内蔵されたドラムヒータHT2
の温度を制御する。 高圧電源ユニット350は、メインチャージャ10,現像器
12のバイアス電極12a,転写チャージャ14及び分離チャー
ジャ15の各々に印加する高圧電力を生成する。 ドライバ370には、各種の交流負荷(400)が接続され
ており、ドライバ380には、各種の直流負荷(410)が接
続されており、信号処理回路390には、各種センサ(42
0)が接続されている。 具体的にいうと、各種交流負荷400の代表的なもの
は、感光体ドラム3等を駆動するメインモータM1,現像
カートリッジ用のモータ,搬送用ファンモータ及び冷却
用ファンモータである。また、各種直流負荷410の代表
的なものは、クリーニング制御用ソレノイド,レジスト
ローラ制御用クラッチ,分離爪制御用ソレノイド,イレ
ーサ11,トータルカウンタ,トナー補給制御用ソレノイ
ド及びオイル補給制御用ソレノイドである。 更に、各種センサ420の代表的なものは、前記メイン
モータの回動に同期したパルスを発生するタイミングパ
ルス発生器,トナー像センサ,トナー色センサ,レジス
トローラ27の近傍で記録紙を検出するレジストセンサ,
各給紙系に設けられた紙サイズセンサ及び紙有無センサ
である。 第3b図に、第3a図の原稿検出ボード360の構成を示
す。第3b図を参照すると、このボードには、3つのフォ
トダイオードPD1,PD2及びPD3が備わっている。これらの
受光面に、それぞれ、前記光ファイバ73,74及び75が対
向して配置されている。 この例では、フォトダイオードPD1の分光感度特性
は、第7a図にVadsとして示すように、約580nmの波長に
ピークを有しており、他のフォトダイオードPD2及びPD3
の分光感度特性は、第7a図にVapsとして示すように、42
0nmの波長にピークを有している。この実施例の複写機
においては、感光体ドラム3のピーク感度の波長が580n
mになっており、また第1f図に示す圧板80の下面(コン
タクトガラス1と対向する面)が、580nm近傍の波長の
光を反射するように着色されている。なお、露光ランプ
2aは、420nm及び580nmの両方の波長を含む光を発生す
る。 再び第3b図を参照する。フォトダイオードPD2は、受
光レベルに応じた電流を発生し、その電流に応じた信号
が、演算増幅器OP1及びOP2で増幅され、信号Vapsとして
出力される。同様に、フォトダイオードPD3が発生する
電流に応じた信号が、演算増幅器OP3及びOP4で増幅さ
れ、信号Vap2として出力される。また、フォトダイオー
ドPD1が発生する電流に応じた信号が、演算増幅器OP5及
びOP6で増幅され、信号VA及びVadsとして出力される。 なお、トランジスタTrlがオフの信号、演算増幅器OP5
から出力される信号のピークレベルが、コンデンサCAに
保持される。Trlがオンの場合、演算増幅器OP6の入力レ
ベルは、フォトダイオードPD1の受光レベルと、時定数
回路(CA+RA)の時定数に応じて変化する。トランジス
タTrlの状態は、ナンドゲートG1によって制御される。 主制御ボード200には、原稿検出ボード360から、信号
Vaps,Vap2及びVAが印加され、光学系制御ボード320に
は、原稿検出ボード360から、信号Vaps,Vap2及びVadsが
印加される。原稿検出ボード360の信号ラインCON1及びC
ON2は、それぞれ、主制御ボード200及び光学系制御ボー
ド320の出力ポートと接続されている。 第3a図のマイクロプロセッサ210の概略動作を第4a図
に示す。第4a図を参照して説明する。電源がオンする
と、最初にステップSA1のCPUイニシャライズ処理を行な
う。この処理では、主制御ボード200自身の状態をイニ
シャライズする。即ち、読み書きメモリ230の内容をク
リアし、各種モード設定を初期化し、出力ポートをリセ
ットする。次に、ステップSA2の初期設定処理を行な
う。この処理では、主制御ボード200に接続された各種
ボード及び各種装置の状態(動作モード)を初期化し
て、複写機が初期状態になるように設定する。また、タ
イマ270のモード設定及び計数値の設定を行なう。 ステップSA3では、待機モード処理を行なう。この時
点ではコピー動作は停止し、複写機は待機状態になって
いる。この処理では、次のような処理を行なう。まず、
各種入力ポートに印加される信号の状態を読取り、その
結果をメモリ230に記憶する。次に、予めメモリ230内に
記憶された出力制御用のデータ群を各々のデータに対応
付けられた出力ポートに出力して、その出力ポートに接
続された装置を制御する。更に、予め読取られてメモリ
230に記憶された各種入力ポートの状態を判定し、異常
の有無をチェックする。異常がある場合には、所定の異
常処理を実行する。異常がなければ、その他の入力ポー
トの状態を判定し、例えば操作ボード310からの入力の
処理を行なう。また、予めメモリ230に記憶された表示
用データを所定のタイミングで所定の出力ポートに出力
し、そのデータを操作ボード310上の各種表示器に表示
する。表示するデータは、前記モードスイッチの状態に
応じて切換えられる。通常の動作モードが指定されてい
る場合には、表示器D1にはコピー枚数が表示され、表示
器D4にはコピー倍率が表示される。 コピー可の状態でない場合は、又はプリントスタート
キーKSがオンしない場合には、上記待機モード処理を繰
り返し実行する。コピー可にならないのは、例えば、定
着温度が予め定めた範囲外である場合、又は何らかの異
常が検出された場合である。 コピー可の状態でプリントスタートキーKSが押される
と、ステップSA4の複写前モード処理を実行する。この
処理では、複写プロセスを開始する直前の処理として、
メインモータの駆動スタート,感光体ドラムの複写前ク
リーニング処理,給紙処理等々を行なう。 ステップSA4が終了すると、ステップSA5の複写モード
処理を実行する。この時点で、実際にコピープロセスが
実行される。この処理には、コピープロセス処理,紙搬
送処理,トナー補給処理,異常チェック処理等々が含ま
れる。コピープロセス処理では、メインモータの回転量
に対応するパルスを発生するタイミングパルス発生器の
出力パルスに同期した所定のタイミングで各種プロセス
要素をオン/オフ制御する。複数枚のコピーを連続的に
作成する場合には、ステップSA5の複写モード処理を繰
り返し実行する。 最終コピーに対してステップSA5の複写モード処理が
終了すると、ステップSA6の複写後モード処理を実行す
る。この処理では、コピー画像が転写された紙の排紙処
理,感光体ドラムのコピー後クリーニング処理等々を行
なう。排紙が完了すると、ステップSA3の待機モード処
理に戻り、上記処理を繰り返す。 第4a図のステツプSA3に含まれるキー入力処理の一部
の内容を第4b図及び第4c図に示す。まず第4b図を参照す
る。プログラムキーKPがオンすると、プログラムモード
に入る。そして、テンキーK10からの入力を待ち、その
入力によって指定された処理を行なう。ここで“3"のキ
ーをオンすることにより、シート長測定処理における測
定誤差を補正するための補正値設定処理が実行される。
他のキーがオンすると、図示しない他の処理が実行され
る。 補正値設定処理を実行する場合、オペレータは、予め
サイズの分かっている基準シートを、原稿シートORGの
場合と同様に、コンタクトガラス1上に載置する。な
お、この例では、原稿シート及び基準シートの位置決め
は、シートの一端をコンタクトガラスの一辺(第1f図の
左端)に当接し、その辺の中心とシートの中心が一致す
るように行なわれる。従って、第1f図において、シート
の左端位置は常に一定であり、シートの長さに応じて、
シート右端の位置が変化する。 “3"のキーがオンすると、それがオフするのを待った
後、再びテンキーK10からの入力を待つ。この時オペレ
ータが入力する値は、使用する基準シートのサイズに対
応するコード情報である。この例では、“1"及び“2"が
A3及びB4定型サイズの長手方向寸法(420nm及び364nm)
に対応している。従って、コード情報が入力されると、
これに対応する長さLoを求めそれを所定のレジスタにス
トアしておく。 次に、スタートキースイッチKSがオンするのを待つ。
KSがオンすると、光学系制御ボード330に対して“プレ
スキャン”命令を送る。後述するように、光学系制御ボ
ード320は、“プレスキャン”命令を受けると、光学走
査系2を走査し、第1キャリッジ51に設けられた光ファ
イバ73,74及び75を利用して、コンタクトガラス1上に
載置されたシートのサイズを測定し、その測定結果を主
制御ボード200に送信する。シートの長さは、レジストR
posにストアされる。 光学系制御ボード320に対して“プレスキャン”命令
を送った後、光学系制御ボード320からデータを受信す
ると、受信データをバッファにストアする。測定が正常
に終了すると、“レディ”情報が送られる。“レディ”
情報を受信したら、次の演算を行なって、実際の長さLo
と測定長さ(Rpos)との誤差LEを求める。 LE=Lo−Rpos このようにして求めた誤差LEは、装置の電源がオフし
た時にも保持されるように、不揮発性読み書きメモリ28
0内にストアしておく。 一方、コピー倍率の調整を自動的に行なう場合には、
オペレータは自動キーK7を操作する。キーK7がオフの場
合には、ステップSB1の次にステツプSB3を実行するの
で、フラグFk7が“0"である。キーK7がオフからオンに
変化すると、ステップSB1−SB2−SB4−SB5を実行するの
で、フラグFk7に“1"をセットした後、自動フラグFauto
をチェックする。Fautoが“0"の場合にはそれを“1"に
セツトし、Fautoが“1"の場合にはそれを“0"にリセッ
トする。Fautoが“1"の場合に、コピー倍率を自動設定
する動作を行なう。 第4c図を参照する。ステップSC1でスタートキースイ
ッチKSがオンすると、次に自動フラグFautoをチェック
する。自動倍率モード(Fauto=“1")であると、光学
系制御ボード320に対して、“プレスキャン”命令を送
る。光学系制御ボード320がシートサイズの測定を終了
すると、即ち主制御ボードが“レディ”情報を受信する
と、測定されたシート長さ(Rpos)を前記誤差LEによっ
て補正し、補正結果をレジスタLorgにストアする。 次に、その時選択されている給紙系に備わった記録シ
ートのサイズを、図示しないシートサイズセンサによっ
て検出する。このシートサイズセンサが出力する信号
は、シートのサイズをコード化した複数ビットの2値信
号であるので、変換テーブルによって、そのコードに対
応付けられたシート長さを求め、その結果をレジストLc
opyにストアする。 そして、原稿シート上の画像サイズが記録シートサイ
ズと一致するように、コピー倍率を設定する。コピー倍
率Rmagは次式により求める。 Rmag=Lcopy/Lorg 求めたコピー倍率Rmag及び倍率調整命令Cmagを、光学
系制御ボード320に送信する。この命令を送ると、制御
ボード320はRmagに一致するように、光学走査系2のレ
ンズ2fの倍率を調整する。光学系制御ボード320の倍率
調整動作が終了すると、主制御ボード200は、“レデ
ィ”情報を受信する。 “レディ”情報を受信すると、フラグFksに“1"をセ
ットする。Fksが“1"になると、主制御ボードは、第4a
図のステップSA3からSA4に進み、コピー動作を開始す
る。 第5a図,第5b図,第5c図及び第5d図に、光学系制御ボ
ード320の概略動作を示す。なお、第5a図がメインルー
チン、第5b図及び第5c図が“プレスキャン”サブルーチ
ン、第5d図が外部割込み処理ルーチンである。外部割込
み処理ルーチンは、第3a図に示すエンコーダENCが出力
するパルス信号の各立ち上がりタイミングで、即ち、第
1キャリッジ51が所定量移動する毎に(この例では0.4m
m毎に)実行される。 まず第5a図を参照する。電源がオンすると、初期化を
行なう。即ち、制御ボード自体を初期状態に設定した
後、光学走査系2の走査位置をホーム位置に位置決め
し、レンズ2fの倍率を、予め定めた倍率(例えば100
%)に設定する。この処理が完了したら、主制御ボード
200に“レディ”を送信する。 そして、主制御ボード200からのデータの受信を待
つ。受信したデータは所定のメモリにストアする。命令
を受信した場合には、その命令の種類に応じた処理を行
なう。“プレスキャン”命令を受信した場合、まず“ビ
ジー”を送信し、“プレスキャン”サブルーチンを実行
する。それが完了すると、処理の結果(Rpos,Fw)を主
制御ボードに送信し、更に“レディ”を送信する。 倍率調整命令を受信した場合には、まず“ビジー”を
送信し、コピー倍率が指定された倍率になるまで、倍率
調整処理を実行する。即ち、モータM2を駆動して、レン
ズ2fの倍率を調整する。倍率調整が完了したら、“レデ
ィ”を送信する。 通常走査命令を受信した場合には、まず“ビジー”を
送信し、光学走査系の1回の往復走査を終了するまで、
通常走査処理(一般の複写機の走査処理と同様)を実行
する。走査が終了したら“レディ”を送信する。 次に第5b図及び第5c図を参照して、“プレスキャン”
サブルーチンの内容を説明する。この処理では、まず露
光ランプ2aを点灯し、ランプの光量が安定するのを待つ
ため、200msecの時間待ちを行なう。次に、光学走査系
2の走査を開始し、割込みを許可する。 走査を開始する前には、第1キャリッジ51は、第1f図
に実線で示す位置(ホーム位置)に位置決めされてい
る。この位置は、第1d図に示すホーム位置センサHP1が
出力する信号に基づいて決定される。 走査を開始すると、割込みが許可されているので、第
1キャリッジ51が0.4mm進む毎に、第5d図の処理が実行
され、カウンタCNTがインクリメントされる。従って、
カウンタCNTの内容は、走査位置に対応している。カウ
ンタCNTの内容を監視し、第1キャリッジの走査位置が
原稿始端位置(読取開始位置:ホーム位置から32mm進ん
だ位置)に達したことを検知すると、カウンタCNTを0
にクリアし、CNTがN1になるのを待つ。 この例では、N1は295である。CNT=N1になると、即
ち、第1キャリッジ51が原稿の始端位置から往走査方向
(第1f図の右方向)に118mm進むと、サンプリングカウ
ンタCNSを0にクリアし、ADSサンプリングフラグFadsを
“1"にセットする。 フラグFadsが“1"になると、第5d図の外部割込み処理
を実行する毎に、信号Vansのレベルのサンプリングが行
なわれる。サンプリングされた信号は、A/D変換され、
メモリにストアされる。Vadsのサンプリングが行なわれ
ると、カウンタCNSはインクリメントされる。つまり、
第1キャリッジ51が0.4mm進む毎に、コンタクトガラス
1上のシートからの反射光が、光ファイバ73を介してフ
ォトダイオードで受光され、その受光レベルに応じた電
気信号がサンプリングされて、そのレベルが記憶され
る。なおこの場合、原稿検出ボード360において、トラ
ンジスタTrlがオンに設定されるので、信号Vadsのレベ
ルはピーク値に保持されない。 第5b図に戻って説明を続ける。フラグFadsが“1"にな
った後、ステップS51で、サンプリングカウンタCNSが40
になるのを待つ。CNSが40になると、即ち、40回のサン
プリングが終了すると、フラグFansを“0"にリセット
し、次の処理を行なう。サンプリングされた40個のVads
のレベルの平均値を求め、その1/8の値をレジスタRvoに
ストアする。 Fadsが“0"になると、サンプリングは禁止される。次
に、光学走査系2の走査位置がリターン位置、即ち往走
査終了位置に達したかどうかをチェックする。これは、
リターン位置センサRP1(第1d図参照)が出力する信号
によって判定する。RP1の出力レベルがLからHに変化
したら、その走査位置をリターン位置と見なし、往走査
を停止し、電気モータM7の駆動方向を逆転して、復走査
を開始する。そして、RP1の出力レベルがHからLに変
化したら、その走査位置を復走査基準位置に見なし、カ
ウンタCNTを0にクリアする。 次に、カウンタCNTがN2になるのを待つ。この例ではN
2は85に設定してある。CNTの内容がN2になると、即ち復
走査基準位置から復走査方向に第1キャリッジ51が34mm
進むと、サンプリングカウンタCNSを0にクリアし、ADS
サンプリングフラグFads及びAPSサンプリングフラグFap
sを“1"にセツトする。 Fapsが“1"になると、第5d図の外部割込み処理を実行
する毎に、信号Vapsのレベルのサンプリングが行なわれ
る。サンプリングされた信号は、A/D変換され、メモリ
にストアされる。また、この時にはフラグFadsが“1"で
あるので、Vadsのサンプリングも行なわれる。Vads及び
Vapsのサンプリングを行なった後、サンプリングカウン
タCNSをインクリメントする。 第5b図に戻って説明を続ける。フラグFads及びFapsが
“1"になった後、ステップS52で、サンプリングカウン
タCNSが10になるのを待つ。CNSが10になると、即ちVad
s,Vaps各々10回のサンプリングが終了すると、次のステ
ップS53に進む。 ステップS53では、まず、サンプリングされたVadsの1
0個の平均値を求め、その結果をレジスタRdxにストアす
る。次に、サンプリングされたVapsの10個の平均値を求
め、その結果をレジスタRpxにストアする。そして、フ
ラグFads及びFapsを“0"にリセットする。 なお、ステップS52でVads,Vapsのサンプリングを開始
する位置は、原稿始端位置から往走査方向に454mm進ん
だ位置である。従って、コンタクトガラス1上に載置さ
れたシートがA3定型サイズ(297×420mm)以下の大きさ
のシートであれば、ステップS52でサンプリングされたV
ads及びVapsは、原稿シートの存在しない部分での580nm
及び420nmの波長の反射光レベルに対応している。この
例では、原稿シートの存在しない部分では、Vads,Vaps
のレベルが共に1.0Vを越えることはない。 ステップS53を実行した後、レジスタRdx及びRpxの内
容をチェックし、それらが共に1.0Vを越える値である時
には、原稿シートがA3サイズより大きいものと見なし、
長さの測定ができないので、フラグFmaxを“1"にセット
して直ちにメインルーチンに戻る。 Rdx,Rpxの少なくとも一方が1.0V以下であると次の処
理を実行する。まず、再びフラグFads,Fapsに“1"をセ
ットし、ステップS5で、サンプリングカウンタCNSが40
になるのを待つ。CNSが40になると、ステツプS55に進
み、サンプリングされた最新の40個のVadsの値の平均値
をレジスタRdxにストアし、サンプリングされた最新の4
0個のVapsの値の平均値をレジスタRpxにストアし、フラ
グFads,Fapsを“0"にリセットする。 そして、Rdx,Rpxのいずれか一方が1.0V以下である
と、ステップS56に進み、CNSに39をセットし、フラグFa
ds,Fapsに“1"をセットし、ステップS54に戻る。この場
合、Vads及びVapsのサンプリングが1回ずつ行なわれ
と、CNSが40になるので、サンプリングを行なう毎に、V
ads及びVapsの最新の40個の平均値が演算され、その結
果が1.0Vと比較される。 Rdx,Rpxの内容が共に1.0Vを越えると、次の比較処理
を行なう。 Rpx+1.2+Rvo>Rdx …(1) 即ち、Rdxの内容とRpxの内容との差をしきい値レベル
(1.2+Rvo:単位は[v])と比較する。比較結果が第
(1)式の条件を満たさない時には、再びステップS56
に進み、新しいサンプリング処理を繰り返す。 第8図に、原稿シートの終端(第1f図の右側)近傍を
復走査する場合の、Vads,Vapsの変化の一例を示す。第
8図を参照すると、Vads,Vaps共に、圧板領域(原稿シ
ートのない部分)では、圧板80の有無に応じて、信号レ
ベルが変化するのが分かる。Vadsの信号レベルが圧板の
有無によって大きく変化しているのは、Vads検出するセ
ンサ(PD1)の感度ピーク波長(580nm)が圧板の反射率
ピーク波長と一致しているためである。 前記第(1)式の条件が満たされるのは、第8図にお
いてはVapsのレベルが、Vads−(1.2+Rvo)のカーブの
レベルを越える時である。Vapsの飽和レベルは、420nm
近傍の波長の受光レベルに対応しているので、例えば第
7b図にC2で示す黄色のシートが測定対象の場合、該レベ
ルはかなり小さくなる。しかし、第8図に示すように、
Vads−(1.2+Rvo)のレベルが小さいので、Vapsの飽和
レベルが小さい場合でも、原稿領域の一端を検出した時
に、確実に前記第(1)式の条件が満たされる。なお、
レジスタRvoの値は、圧板の有無による信号レベル変化
を補償するために利用されている。 再び第5c図を参照する。前記第(1)式の条件が満た
されると、その時のカウンタCNTの内容をレジスタRpos
にストアする。この時のRposの内容は、復走査基準位置
からの復走査距離に対応しているので、それを原稿シー
トの長さに変換する。すなわち、原稿シートの始端位置
は一定(この例ではホーム位置から32mm)であり、ホー
ム位置と復走査基準位置との距離も一定(この例では48
6mm)であるので、次の第(2)式の変換処理を行な
い、結果(L)をレジスタRposにストアする。 L=486−32−(Rpos×0.4) …(2) またここで、Lの値を定型サイズの各種シートの長さ
と比較し、値の近いものが存在する場合には、その定型
サイズコードを所定のレジスタにストアしておく。 次にシートの幅方向(光学走査系の走査方向と直交す
る軸の方向)の大きさを識別する。 即ち、ステツプS57に進み、カウンタCNSを0にクリア
し、ADSサンプリングフラグFads及びAP2サンプリングフ
ラグFap2に“1"をセットする。フラグFap2が“1"になる
と、第5d図の外部割込み処理を実行する毎に、信号Vap2
のレベルのサンプリングが行なわれる。サンプリングさ
れた信号は、A/D変換され、メモリにストアされる。ま
た、この時にはフラグFadsが“1"であるので、Vadsのサ
ンプリングも行なわれる。Vads及びVap2のサンプリング
を行なった後、サンプリングカウンタCNSをインクリメ
ントする。従って、第1キャリッジ51が0.4mm進む毎
に、光ファイバ73を通してフォトダイオードPD1で受光
された光、及び光ファイバ75を通してフォトダイオード
PD3で受光された光のレベルに対応する各信号(Vads及
びVps2)のレベルが、サンプリングされて記憶される。 ステップS58で、カウンタCNSの内容が40になると、サ
ンプリングされたVadsの40個の平均値がレジスタRdxに
ストアされ、サンプリングされたVap2の40個の平均値が
レジスタRpxにストアされる。Fads及びFap2は“0"にリ
セツトされる。そして、長さ測定の場合と同様に、ま
ず、Rdx及びRpxの内容が共に1.0Vを越えるかどうかをチ
ェックする。 いずれか一方が1.0V以下であると、ステップS59に進
み、サンプリングカウンタCNSに39をセットし、Fads及
びFap2に“1"をセットして、ステップS58に戻る。Rdx及
びRpxの内容が共に1.0Vを越えると、前記第(1)式の
比較処理を行なう。比較結果が第(1)式の条件を満た
さない時には、再びステップS59に進み、新しいデータ
をサンプリングする。 第(1)式の条件を満たした場合には、フラグFwに
“1"をセットしてメインルーチンに戻る。第(1)式の
条件を満たすことなく、カウンタCNTの内容がN3に達し
た場合には、フラグFwを“0"にリセットする。なおこの
例では、N3の値は、第1キャリッジ51の走査位置でいう
と、原稿シートの始端位置から往走査方向に112mm進ん
だ位置に対応している。 前述のように、光ファイバ75の先端は、カバー51aの
中央、即ち、画像読取面の幅方向の中央から90mmずらし
た位置に配置されている。また、原稿シートは、その幅
方向中央が、画像読取面(コンタクトガラス)の幅方向
の中央と一致するように位置決めされる。従って、フラ
グFwが“1"になるのは、光ファイバ75が原稿シートから
の光を受光する時であり、原稿シートの幅の寸法が180m
mを越える時である。フラグFwが“0"の時は、原稿シー
トの幅の寸法は180以下である。 一般に良く利用される定型シートの標準寸法は次の通
りである。 A3:297×420[mm] A4:210×297[mm] A5:148×210[mm] A6:105×148[mm] B4:257×364[mm] B5:182×257[mm] B6:128×182[mm] この中で、A3及びB4のシートは、大きいので、この実
施例では、シートの長手方向を光学走査系の走査方向に
向ける向き(縦向き)ではコンタクトガラス上に載置で
きるが、シートの長手方向を走査方向と直交する軸の方
向に向ける向き(横向き)ではコンタクトガラス上に載
置できない。しかし、その他のシートは、それぞれ、縦
方向,横方向のいずれの向きでも、コンタクトガラス上
に載置できる。従って、A4サイズのシートを横向きに配
置した時と、A5サイズのシートを縦向きに配置した時
の、走査方向のシート長さは同一である。同様に、A5サ
イズのシートを横向きに配置した時と、A6サイズのシー
トを縦向きに配置した時、及びB5サイズのシートを横向
きに配置した時と、B6サイズのシートを縦向きに配置し
た時の走査方向のシート長さは同一である。そこで、幅
方向の大きさが180mmより大きいか小さいかを識別した
結果(Fw)を走査方向のシート長さの情報(Rpos)と組
み合わせることにより、上記全ての定型サイズのいずれ
と一致するかを識別している。 本実施例では、第1a図において複写機上部に圧板開閉
を検知するセンサPを有する。また、このセンサは原稿
が変更されたことを知らせるために従来から搭載されて
いるものである。 複写機は第4a図に示すごとく、イニシャライズ(初期
設定)処理を行なった後、ヒータ制御等の待機モード処
理を行なう。原稿圧板開放状態から閉じ状態にセンサ入
力が変化した場合、原稿がセットされたものとして、第
5b図に示す原稿検知動作を開始する。に示すごとく、
原稿サイズ検出に先立って、スキャナ往動時に、原稿の
有無を判断する。これは、原稿先端位置のAPSデータに
より実行し、NOは原稿位置の先端であるリードエッジか
ら約10mm位置に第1キャリッジが到達するカウンタ数10
0である。その地点からAPS検知を開始し、10点のデータ
をサンプリングする。第8図に示すごとく、原稿領域で
はAPSデータは2.5V以上となり、1V以上の判断を満足す
る。すると原稿が存在することになり、にもどり前述
の通り原稿サイズの検知を行なう。一方、“原稿なし”
と判断された場合、スキャナは直ちにホームポジション
へもどり、ランプは消灯し、ふたたび待機モード処理に
もどる。この場合の処理(ランプオン〜スキャナ復動終
了)までの時間は約600msecであり、原稿交換時のオー
バーヘッドタイムは複写工程に影響を与えない程少な
い。また、従来の原稿が無いあるいはサイズ検出不可能
な原稿にもかかわらず、プリントキーの押下によって、
サイズ検出を行なってしまう無駄時間の方がはるかに大
きい。 圧板開閉によるスキャナの動きを第10図a,bに示す。
aは“原稿あり”の場合で、bは“原稿なし”の場合で
ある。これにより、原稿が無い場合や検出不能の場合、
無駄な原稿検知動作を行なわないで済む。 検出された原稿サイズは第2図に示すように操作部に
表示するとともに、その原稿サイズに合ったモード設定
が行なわれる。例えば用紙が指定されている場合、それ
に合った変倍率に設定を行なう。 次に1つの変形実施例を説明する。装置の構成及び光
学系制御ボード320以外の動作の内容は、前記実施例と
同一である。この実施例では、光学系制御ボード320
は、“プレスキャン”処理で、第6図に示す処理を行な
う。メインルーチン及び外部割込み処理は、前記実施例
と同一である。 第6図に示した処理では、まず露光ランプ2aを点灯
し、ランプの光量が安定するのを待つため、200msecの
時間待ちを行なう。次に、光学走査系2の走査を開始
し、割込みを許可する。 カウンタCNTの内容を監視し、第1キャリッジの走査
位置が原稿始端位置(読取開始位置:ホーム位置から32
mm進んだ位置)に達したことを検知すると、カウンタCN
Tを0にクリアし、CNTがN1になるのを待つ。 この例では、N1は295である。CNT=N1になると、即
ち、第1キャリッジ51が原稿の始端位置から往走査方向
(第1fの右方向)に118mm進むと、サンプリングカウン
タCNSを0にクリアし、ADSサンプリングフラグFadsを
“1"にセットする。 フラグFadsが“1"になると、第5d図の外部割込み処理
を実行する毎に、信号Vadsのレベルのサンプリングが行
なわれる。サンプリングされた信号は、A/D変換され、
メモリにストアされる。Vadsのサンプリングが行なわれ
ると、カウンタCNSはインクリメントされる。つまり、
第1キャリッジ51が0.4mm進む毎に、コンタクトガラス
1上のシートからの反射光が、光ファイバ73を介してフ
ォトダイオードで受光され、その受光レベルに応じた電
気信号がサンプリングされて、そのレベルが記憶され
る。なおこの場合、原稿検出ボード360において、トラ
ンジスタTrlがオンに設定されるので、信号Vadsのレベ
ルはピーク値に保持されない。 フラグFadsが“1"になった後、サンプリングカウンタ
CNSが40になるのを待つ。CNSが40になると、フラグFads
を“0"にリセットし、次の処理を行なう。サンプリング
された40個のVadsのレベルの平均値を求め、その値をレ
ジスタRvoにストアする。 次に、光学走査系2の走査位置がリターン位置、即ち
往走査終了位置に達したかどうかをチェックする。往走
査終了位置に達したら、往走査を停止し、電気モータM7
の駆動方向を逆転して、復走査を開始する。そして、位
置センサRP1の出力レベルがHからLに変化したら、そ
の走査位置を復走査基準位置に見なし、カウンタCNTを
0にクリアする。 次に、カウンタCNTがN2になるのを待つ。この例ではN
2は85に設定してある。CNTの内容がN2になると、即ち復
走査基準位置から復走査方向に第1キャリッジ51が34mm
進むと、サンプリングカウンタCNSを0にクリアして、A
PSサンプリングフラグFapsを“1"にセットする。 Fapsが“1"になると、外部割込み処理を実行する毎
に、信号Vapsのレベルのサンプリングが行なわれる。サ
ンプリングされた信号は、A/D変換され、メモリにスト
アされる。Vapsのサンプリングの後、サンプリングカウ
ンタCNSがインクリメントされる。 フラグFapsが“1"になった後、ステップS61で、サン
プリングカウンタCNSが10になるのを待つ。CNSが10にな
ると、即ち、Vapsの10回のサンプリングが終了すると、
次のステップS62に進む。 ステップS62では、まず、サンプリングされたVapsの1
0個の平均値を求め、その結果をレジスタRvbにストアす
る。そして、フラグFapsを“0"にリセットする。 なお、ステツプS61でVapsのサンプリングを開始する
位置は、原稿始端位置から往走査方向に454mm進んだ位
置である。従って、コンタクトガラス1上に載置された
シートがA3定型サイズ(297×420mm)以下の大きさのシ
ートであれば、ステップS61でサンプリングされたレベ
ルVapsは、原稿シートの存在しない部分での420nmの波
長の反射光レベルに対応している。この実施例では、原
稿シートの存在しない部分では、Vapsのレベルが1.2Vを
越えることはない。 ステツプS62を実行した後、レジスタRvbの内容をチェ
ツクし、それが1.2Vを越える値である時には、原稿シー
トサイズがA3サイズより大きいものと見なし、長さの測
定ができないので、フラグFmaxを“1"にセットして直ち
にメインルーチンに戻る。 Rvbが1.2V以下であると次の処理を実行する。S63で
は、レジスタRvoおよびRvbの内容に基づいて、しきい値
レベルVthを求める。この処理については、後で詳細に
説明する。 次に、再びフラグFapsに“1"をセットし、ステツプS6
4で、サンプリングカウンタCNSが40になるのを待つ。CN
Sが40になると、ステップS65に進み、サンプリングされ
た最新の40個のVapsの値を平均値をレジスタRpxにスト
アし、フラグFapsをリセットする。 そして、Rpxのレベルを、ステップS63で求めたしきい
値レベルVthと比較する。Rpx>Vthでなければ、ステッ
プS66に進み、CNSに39をセットし、フラグFapsに“1"を
セツトし、ステップS64に戻る。この場合、Vapsのサン
プリングが1回行なわれると、CNSが40になるので、サ
ンプリングを行なう毎に、Vapsの最新の40個の平均値が
演算され、その結果がしきい値レベルVthと比較され
る。 Rpx>Vthになると、その時のカウンタCNTの内容をレ
ジスタRposにストアする。Rposにストアされる値は、復
走査基準位置からの復走査距離に対応しているので、そ
れを原稿シートの長さに変換する。即ち、原稿シートの
始端位置は一定(この例ではホーム位置から32mm)であ
り、ホーム位置と復走査基準位置との距離も一定(この
例では486mm)であるので、前記第(2)式の変換処理
を行ない、結果(L)をレジスタRposにストアする。 またここで、Lの値を定型サイズの各種シートの長さ
と比較し、値の近いものが存在する場合には、その定型
サイズコートを所定のレジスタにストアしておく。 次にシートの幅方向(光学走査系の走査方向と直交す
る軸の方向)の大きさを識別する。 即ち、ステップS67に進み、カウンタCNSを0にクリア
し、AP2サンプリングフラグFap2に“1"をセットする。
フラグFap2が“1"になると、外部割込み処理を実行する
毎に、信号Vap2のレベルのサンプリングが行なわれる。
サンプリングされた信号は、A/D変換され、メモリにス
トアされる。Vap2のサンプリング終了後、サンプリング
カウンタCNSの内容はインクリメントされる。 ステップS68で、カウンタCNSの内容が40になると、サ
ンプリングされたVap2の40個の平均値がレジスタRpxに
ストアされ、Fap2は“0"にリセツトされる。そして、長
さ測定の場合と同様に、Rpxの内容をしきい値レベルVth
と比較する。 Rpx>Vthでなければ、ステップS69に進み、サンプリ
ングカウンタCNSに39をセツトし、Fap2に“1"をセット
して、ステップS68に戻って、新しいVap2のレベルをサ
ンプリングする。Rpx>Vthになると、フラグFwに“1"を
セットしてメインルーチンに戻る。Rpx>Vthになること
なく、カウンタCNTの内容が達した場合には、フラグFw
を“0"にリセツトする。 以下、ステップS63でのしきい値レベルVthの求め方を
説明する。第9a図及び第9b図は、第1キャリッジ51を復
走査する場合に、原稿シート端部近傍を走査する時の、
信号Vapsのレベル変化を示している。第9a図において、
VBref及びVOrefは、それぞれ、原稿外領域及び原稿領域
でのVapsの基準レベルを示している。第9a図から分かる
ように、VapsのレベルがVBrefからVOrefに変化するまで
の間に、かなりの走査位置変化がある。従って、Vapsの
レベル変化を識別するためのしきい値をどのレベルに設
定するかに応じて、レベル変化検出時の走査位置が変わ
る。この変化は、シート長測定においては、測定結果に
誤差をもたらす。 そこで、この実施例では、原稿外領域のレベルと原稿
領域のレベルとに応じて、しきい値レベルを補正するこ
とにより、誤差の発生を防止している。 まず、第9a図に示すように、原稿外領域レベルが基準
レベルVBrefで、原稿領域レベルが基準レベルVOrefであ
る場合の、基準しきい値レベルをVTHrefに定める。 しかし、実際の原稿領域レベルVOはその時の条件に応
じて変化する。そこで、VOrefが任意レベルVOに変化す
る場合の仮しきい値レベルVthlを求める。Vapsのレベル
がしきい値レベルと一致する時の位置が、VOのレベルに
よって変化しないようにするためには、第9a図の実線の
カーブがレベルVTHrefと一致する点を通る縦線と点線の
カーブとが交わる点のレベルを、仮しきい値レベルVth1
にすればよい。この場合、次の第(3)式が成立する。 この実施例では、各基準レベルは次のように定めてあ
る。 VOref :3.0[V] VBref :0.9[V] VTHref:1.2[V] 従って、第(3)式は次の第(4)式に変形される。 Vth1=VO−((3−1.2)/(3−0.9))(VO−0.9) =VO−(6/7)(VO−0.9) =(VO/7)+(54/70) …(4) また、実際の原稿外領域レベルVBもその時の条件、即
ち圧板の有無等に応じて変化する。そこで、VBrefが任
意レベルVBに変化する場合のしきい値Vthを求める。Vap
sのレベルがしきい値レベルと一致する時の位置が、VB
のレベル変化に応じて変化しないようにするためには、
第9b図の実線のカーブがレベルVth1と一致する点を通る
縦線と、点線のカーブとが交わる点のレベルを、しきい
値レベルVthにすればよい。この場合、次の第(5)式
が成立する。 第(5)式を変形すると次の第(6)式が得られる。 Vth=VO−((VO−Vth1)/(VO−0.9))(VO−VB) =VO−(((VO・6/7)+(54/70))/(VO−0.9))(VO−
VB) ……(6) つまり、上記第(6)式によりしきい値レベルVthを
設定すれば、原稿領域のレベルVO及び原稿外領域のレベ
ルVBが変化する場合でも、Vapsのレベルがしきい値Vth
と一致する時の走査位置は変わらない。 第6a図のステップS63において、レジスタRvoに原稿領
域のVadsの平均レベルが保持されており、レジスタRvb
には原稿外領域のVapsの平均レベルが保持されている。
そこで、S63では、RvoのデータをVapsのレベルに変換し
た後、Rvoの内容を前記第(6)式のVOに代入し、Rvbの
内容を第(6)式のVBに代入し、しきい値レベルVthを
求めている。 なおこの実施例では、原稿領域のレベルVOの検出は、
フォトダイオードPD2で行なってもよい。 効 果 本発明によれば、複写原稿のサイズの検出が複写工程
より先に行なわれるので、ファースト・コピー・タイム
が短縮され、複写作業の効率を向上することができる。 また、原稿サイズ検出の際のキャリッジ往動時に原稿
の有無を判別して原稿が無ければキャリッジを復動させ
るので、原稿が無いにも関わらずサイズ検出を行なって
しまう時間の無駄を省くことができる。
【図面の簡単な説明】 第1a図は、本発明を実施する一形式の複写機の内部の像
再生系の構造を示す正面図である。 第1b図は、第1a図の複写機内部の駆動系の構成を示す背
面図である。 第1c図及び第1d図は、それぞれ、光学走査系2の構成を
示す正面図及び斜視図である。 第1e図及び第1f図は、それぞれ、第1キャリッジ51を示
す斜視図及び正面図である。 第2図は、第1a図の複写機の操作ボードを示す平面図で
ある。 第3a図は、第1a図の複写機の電気回路構成を示すブロッ
ク図である。 第3b図は、第3a図の原稿検出ボード360の構成を示す電
気回路図である。 第4a図,第4b図及び第4c図は、第3a図のマイクロプロセ
ッサ210の概略動作を示すフローチャートである。 第5a図,第5b図,第5c図及び第5d図は、第3a図の光学系
制御ボード320の概略動作を示すフローチャートであ
る。 第6図は、実形例における光学系制御ボード320の概略
動作を示すフローチャートである。 第7a図は、実施例の装置に使用されたフォトダイオード
の分光感度特性を示すグラフである。 第7b図は、各種シートの分光反射特性を示すグラフであ
る。 第8図は、信号Vads及びVapsの変化を示すタイミングチ
ャートである。 第9a図及び第9b図は、信号Vapsの変化を示すグラフであ
る。 第10図はスキャナの動作態様を模式的に示す図である。 1……コンタクトガラス、 2……光学走査系(走査手段)、 2a……照明灯、3……感光体ドラム、 12……現像器、51……第1キャリッジ、 51b.51c……穴、 71,72……ガイドバー、 73,74,75……光ファイバ、 80……圧板、200……主制御ボード、 210……マイクロプロセッサ、 280……不揮発性読み書きメモリ(読み書きメモリ手
段)、 310……操作ボード、 320……光学系制御ボード(電子制御手段)、 360……原稿検出ボード、 ENC……エンコーダ(位置信号発生手段)、 KP……キースイッチ、 PD1,PD2,PD3……フォトダイオード(光学検出手段)、 ORG……原稿シート、 M1,M2,M7……電気モータ、 HP1,RP1……スイッチ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.原稿載置台上に載置された原稿を押し付ける圧板
    と、原稿載置台上に載置された原稿のサイズを検出する
    原稿サイズ検出手段とを有する複写装置において、 前記原稿サイズ検出手段は、原稿を走査するキャリッジ
    に付設され、 原稿は前記原稿載置台の一端を基準位置として載置さ
    れ、 前記圧板を閉じる動作に対応して前記原稿サイズ検出手
    段により原稿サイズの検出を行ない、 該原稿サイズ検出を行なう際に前記キャリッジは前記基
    準位置側から往動を開始し、 該キャリッジ往動時に原稿先端位置近傍で複数回の原稿
    検出を行い、該複数回の検出データの平均値により原稿
    の有無を判別し、原稿がないものと判別された場合は、
    前記キャリッジが往動から復動に移行することを特徴と
    する複写装置。 2.上記原稿サイズ検出手段によって検出された原稿サ
    イズを所定表示手段によって表示し、この場合に記録紙
    が指定されている時には、上記の原稿サイズに応じて最
    適複写倍率を設定することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の複写装置。 3.複写倍率が指定されている場合に、その倍率に応じ
    て最適記録紙を選択することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の複写装置。
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