JPS63147153A - シ−ト長測定装置 - Google Patents

シ−ト長測定装置

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Publication number
JPS63147153A
JPS63147153A JP29536386A JP29536386A JPS63147153A JP S63147153 A JPS63147153 A JP S63147153A JP 29536386 A JP29536386 A JP 29536386A JP 29536386 A JP29536386 A JP 29536386A JP S63147153 A JPS63147153 A JP S63147153A
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JP
Japan
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sheet
level
scanning
detection means
optical detection
Prior art date
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Application number
JP29536386A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hanzawa
博 半沢
Shuichi Yamazaki
修一 山崎
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63147153A publication Critical patent/JPS63147153A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、シート長測定装置に関し、例えば複写機にお
いて原稿読取面上に配置される原稿シートのサイズを測
定するのに利用される。
[従来の技術1 一般に、複写機においては、各々異なるサイズの記録シ
ートを備える複数の給紙系を備えており、いずれのサイ
ズの記録シートに画像を記録するかは給紙系を選択する
ことb;よって決定する。用紙自動選択機能を有する複
写機においては、原稿シートのサイズを検出し、検出し
たサイズと複写倍率とに応じて、記録するシートの大き
さを自動的に決定し、その大きさのシートを備えた給紙
系を自動的に選択するようになっている。また、自動倍
率設定機能を備える複写機においては、原稿シートのサ
イズを検出し、その検出サイズと、予め指定された給紙
系の記録シートのサイズとに応じて、複写倍率を自動的
に設定する。
この種の装置においては、原稿シートのサイズを検出す
る必要がある。
原稿シートのサイズを検出する従来技術とじては、例え
ば特開昭61−36732号公報が知られている。この
種の装置においては、原稿シートとそれに対向させた光
学検出器とを相対移動(即ち走査)させ、前記検出器の
原稿有無検出状態の切換ねる走査位置を検出することに
よってシートの長さを検出するように構成されている。
ところで、例えば複写機において1画像読取面上に原稿
シートを固定配置し、原稿画像読取用の光学走査系に原
稿検出器を設け、光学走査系を走査しながら、前記原稿
検出器によって画像読取面各位置での光反射率を検出し
、各位置での原稿の有無を識別すれば、原稿有が検出さ
れる領域の大きさ、即ち原稿の長さを識別できる。とこ
ろが、この種の装置においては、原稿の背面に圧抜が配
置される。圧板の画像読取面に対向する面は、原稿領域
以外の部分に不要なトナー像が形成されるのを防止する
ために、複写機の最も感度の高い波長(例えば580n
m)の光を反射するように着色しである。従って、画像
読取面を走査して原稿の有無を検出するためには、原稿
と圧板とを区別するために、原稿検出器として、圧板が
反射する光の波長と異なる波長(例えば420nm)に
感度のピークを有する光学検出器を用いる必要がある。
しかし、原稿として使用されるシートの種類は様々であ
り、各々異なる光反射特性を有している。第7b図は、
7種類のシートの各々の分光反射特性を示すグラフであ
る。第7b図において、例えば符号C2は、黄色に着色
された原稿の特性を示している。これを見ると、黄色の
原稿は420nmの波長の光に対して反射率が非常に小
さいことが分かる。つまり、420nmの波長に感度の
ピークを有する光学検出器を黄色の原稿に対向させても
、光学検出器が受光する光のレベルが小さいので、それ
が出力する信号のレベルも小さい。
また、一般に光学検出器の指向性はあまり鋭くないので
、原稿の存在する部分と存在しない部分との境界付近を
光学検出器で走査する場合、検出器の出力レベルは、走
査位置の変化に対応じてゆっくりと変化する。従って、
検出器の出力レベルがどのレベルに達した時に境界を検
出するかに応じて、境界に識別される走査位置が変わる
つまり、光学検出器が出力する信号のレベルを、予め設
定した固定しきい値と比較して原稿の有無を識別し、そ
れを識別した走査位置に基づいて原稿の長さを決定する
場合、信号のレベル及びしきい値が変わると、測定され
る長さが変化する。従って、使用する原稿の種類、光学
検出器の特性の経時変化、圧板の有無等々に応じて、測
定結果に誤差が生じる。また、しきい値を小さめに設定
すると、反射率の小さい原稿は検出できないことがある
[発明の目的] 本発明は、使用する原稿の種類、光学検出器の特性、圧
板の有無等々の変化による測定誤差を小さくすることを
目的とする。
[発明の構成1 上記目的を達成するため、本発明においては、互いに異
なる分光感度特性を有する複数の光学検出手段を備え、
これらの光学検出手段が出力する信号を監視してシート
端部の位置を検出し、その検出結果に基づいてシートの
長さを測定する。
第7b図から分かるように、例えば黄色のシートは、4
20nmの波長に対しては反射率が小さいが580nm
の波長に対しては反射率が大きい。
池の種類のシートについても、それぞれ、特定の波長で
反射率が小さくなるものはあるが、全ての波長で反射率
が小さいわけではない。従って、例えば580nmに感
度のピークを有する第1の光学検出手段と420nmに
感度のピークを有する第2の光学検出手段とを用いれば
1両者のいずれか一方で、どのシートに対しても、比較
的大きな信号レベルが得られる。つまり1分光感度特性
の異なる複数の光学検出手段の信号を利用することによ
り、シートの種類に応じた検出レベルのばらつきを小さ
くし、測定誤差を小さくしうる。
検出レベルのばらつきを小さくするためには、可視光領
域の全体をカバーする、各々特性の異なる多数の光学検
出手段を設けて、それらのうち、レベルが最大の信号を
出力するものを選択的に使用すればよい。しかしながら
、現在は限られた分光感度特性の光学検出手段しか得ら
れないし、特殊な特性を有する光学検出手段は非常に高
価である。
トコロカ、580nm近傍の波長においては、各種シー
トの大部分が、比較的大きな反射率を有している。そこ
で、後述する2つの実施例においては、感度のピークの
波長が580nm及び420nmの2種類の光学検出手
段を用いて、各々次のようにしてシート端部の位置を識
別している。
(1)2種類の光学検出手段が出力する信号間のレベル
差を所定のしきい値レベルと比較し、その比較結果が所
定の条件を満たす位置をシート端部の位置にする。前記
しきい値レベルは、測定すべきシートの面の光反射率に
応じて調整する。
(2)感度のピーク波長が580nmの光学検出手段に
よって、往走査時に、シート面の光反射率を測定しその
レベルを第1のレベルとし、復走査時に、シートを外れ
る面(例えば圧板)の光反射率を、感度のピーク波長が
420nmの光学検出手段により測定しそのレベルを第
2のレベルとし、前記第1のレベルと第2のレベルとに
応じてしきい値レベルを設定し、復走査時に、感度のピ
ーク波長が420nmの光学検出手段の出力レベルが前
記しきい値レベルを越える位置をシート端部の位置にす
る。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の、図面を参照した
実施例説明により明らかになろう。
[実施例] 第1a図に、本発明を実施する一形式の複写機の構成概
略を示し、第1b図に第1a図に示す装置を背面から見
た状態の駆動系概略構成を示す。
まず第1a図を参照して装置の概略構成を説明する。1
が原稿を乗せるコンタクトガラスである。
コンタクトガラストの下方には後で詳細に説明する光学
走査系2が備わっており、原稿からの反射光による像が
この光学走査系2を介して感光体ドラム3上に結像され
る。感光体ドラム3は第1a図では時計方向に回転する
一方、給紙系は2段になっており、給紙カセット4.5
のいずれか選択されたものから給紙コロ6又は7により
記録紙の給紙が行なわれる。給紙された紙は、レジスト
ローラ8と先端折り曲げローラ9の間を通って感光体ド
ラム3に導びかれる。
感光体トラム3の周囲には、帯電チャージャ10゜イレ
ーザ11.現像器12.転写前除電ランプ&Pセンサ1
3.転写チャージャ14.分離チャージャ159分離爪
16.ファーブラシ17.除電ランプ18等が配置され
ている。
概略のコピープロセスを説明すると、感光体1へラム3
は、帯電チャージャ10により一様の電位に帯電し、原
稿からの反射光の照射を受けると、その光強度に応じて
表面電位が変化し、これにより静電潜像が形成される。
この静電潜像は、現像器12を通るとトナーにより可視
化される。給紙された記8紙は、感光体トラム3の回転
に応じた所定のタイミングでレジストローラ8によって
送られ、このトナー像が形成された感光体トラム3の表
面に重なる。この後、転写チャージャ14に所定の電圧
が印加され、これによってトナー像は感光体ドラム3か
ら記録紙側に転写する。更に、分離チャージャ15によ
って、トナー像が転写された記録紙は感光体ドラム3か
ら分離して搬送ベルト19に向かう。そして、記録紙は
ヒータを内蔵した定着ローラ20を通ってトナー像を定
着し、排紙ローラ21を介してコピートレイ22に向か
う。
第1b図を参照して駆動系を簡単に説明する。Mlがメ
インモータである。メインモータM1は、メインモータ
プーリ30およびタイミングベルト31を介して、感光
体トラム3と結合されたドラムプーリ32を回1j L
 、またベルト33を介して、それぞれ各機構駆動部と
結合されたクリーニング駆njスプロケット34.先端
折り曲げローラスプロケット35.レジストクラッチ3
6.現像駆動スプロケット37.トナーホッパ駆動スプ
ロケット38.定着駆動スプロケット39.パルスジェ
ネレータPG等を回動する。給紙モータM5は、上船紙
駆動ギア40および不給紙駆動ギア41に結合されてい
る。Mlが光学走査系を走査駆動するステッピングモー
タである。
第1c図に光学走査系2の概略構成を示し、第1d図に
斜視図を示す。
第1c図を参照して説明すると、光学走査系2は、照明
灯(ハロゲンランプ)2h9反射板2b、第1ミラー2
0等でなる第1キヤリツジ51、第2ミラー2d、第3
ミラー2e等でなる第2キヤリツジ52、レンズ2f、
第4ミラー2g等でなっている。2hは防塵用のガラス
である。第1キヤリツジ51と第2キヤリツジ52は、
走査中に原稿からの光路長が変わらないように、2:1
の速度比でステッピングモータM7により往復走査駆動
されるようになっている。
第1d図を参照して説明する。ステッピングモータM7
のシャフトに固着したプーリ60に、光学走査系と結合
した駆動ワイヤ61が巻回されている。駆動ワイヤ61
は、その一端61aから、スタンドプーリ62.第2キ
ヤリツジ52と結合された駆動プーリ63.ターンプー
リ64.ブラケットプーリ65.プーリ60.ブラケッ
トプーリ65、ターンプーリ66、第1キヤリツジ51
に結合したブラケット67、駆動プーリ63.タイトナ
プーリ68を通った他端61bに結合して閉ループ状に
なっている。
第1d図に示すHP Lは、スキャナ(光学走査系)の
ホームポジションを検出するスイッチ(フォトセンサ)
である。RPIはスキャナの1つの往走査終了位置を検
出するリミットスイッチ、KP2はもう1つの往走査終
了位置を検出するりミントスイッチである。またこの図
面には示してないが変倍機構(すなわちレンズ)にもホ
ーム位置を検出するフォトセンサHP2が設けである。
第1e図及び第1f図に、第1キヤリツジ51を詳細に
示す。各図を参照すると、第1キヤリツジ51は、2本
のガイドバー71.72によって走査方向に移動自在に
支持されている。第1キヤリツジ51の上方を覆うカバ
ー51aの上面には、2つの穴51b及び51cが形成
されている。一方の穴51bは、カバー51aの略中夫
に配置されており、他方の穴51cは中央から約90I
Ilff+の位置に配置されている。
穴51bには、2本の光ファイバ73及び74の一端が
固定配置され、穴51cには1つの光ファイバ75の一
端が配置されている。各光ファイバ73.74及び75
の他端は、それぞれ、後述するフォトダイオードPDI
、PD2及びPD3の受光面に対向している。各光ファ
イバ73.74及び75の一端は、穴51b、51cを
介して、第if図に示すようにコンタクトガラス1と対
向するように配置されている。なお、第1f図において
、○RGは原稿、80は原稿○RGを押さえる圧板であ
る。
第2図に、第1a図の複写機の本体上面に配置された操
作ボードを示す。第2図を参照すると、この操作ボード
には、多数のキースイッチKl。
K2.に3.に4a、に4b、に5.に6a。
K6b、に7.に8.に9a、に9b、に9c。
KIO,Kll、に12a、K12b、KI3゜KC,
KS、に#、KI及びKPと、多数の表示器DI、D2
.D3.D4.D5等々が備わっている。
操作ボードに備わった代表的な各種キースイッチについ
て簡単に説明する。
K6a、に6b、に9a、に9b及びに9cは、コピー
倍率の指定に使用される。
K7は、原稿サイズと記録紙サイズに応じて自動的にコ
ピー倍率を設定する自動倍率モードの指定/解除に利用
される。
KS及びKllは、それぞれ原稿サイズ及び給紙系選択
の指定に利用される。
KLOは、テンキーであり、コピ一枚数の指定等に利用
される。。
K12a及びKL2bは、コピー濃度の指定に利用され
る。
KCは、クリア/ストップキーであり、テンキーに10
によるコピ一枚数指定のクリア及びコピー動作の停止指
示に利用される。
KSは、プリンI−スタートを指示するキーである。
操作ボードに備わった代表的な表示器について簡単に説
明する。
01は、7セグメント2桁の数値表示器であり、通常の
動作モードでは、待機時はコピ一枚数設定値を表示し、
コピー中はコピ一枚数を表示する。
D2は、コピー濃度の設定状態を表示する。
D3は、各給紙系の紙サイズ、紙の向き及び選択された
給紙系を表示する。
D4は、7セグメント3桁の数字表示器であり。
通常の動作モードでは、コピー倍率を1%単位で表示す
る。
D5は、指定された原稿サイズを表示する。
第3a図に、第1図の複写機の電気回路構成の概略を示
す。第3a図を参照すると、主制御ボード200には、
マイクロプロセッサ210 + 読み出し専用メモリ(
ROM)220 、 読み書きメモリ(RAM)  2
30 、パラレルI10ボート240 。
シリアル■/○ボート250.A/D (アナログ/デ
ジタル)コンバータ260.タイマ270及び不揮発性
読み書きメモリ(RAM)280が備わっている。
この主制御ボード200に、操作ボード310(第2図
参照)、光学系制御ボード320.ランプ制御ボード3
30.ヒータ制御ボード340゜高圧電源ユニット35
0.原稿検出ボード360゜給紙ユニット365.ドラ
イバ370,380及び信号処理回路390が接続され
ている。
光学系制御ボード320は、光学走査系2の走査駆動用
電気モータM7及びズームレンズの倍率を調整する電気
モータM2を制御する。ENCは、電気モータM7の回
転量に応じた電気パルス信号を出力するパルスエンコー
ダである。なお、図示しないが、光学系制御ボード32
0には、主制御ボード200と同様に、マイクロプロセ
ッサ、パラレルI10.シリアルI10.ROM、RA
M及びA/Dコンバータが備わっている。
ランプ制御ボード330は、光学走査系2の露光ランプ
2aの光量を制御する。
ヒータ制御ボード340は、定着器20に備わった定着
ヒータHTIと感光体ドラム3に内蔵されたドラムヒー
タHT2の温度を制御する。
高圧電源ユニット350は、メインチャージャIO1現
像器12のバイアス電極12a、転写チャージャ14及
び分離チャージャ15の各々に印加する高圧電力を生成
する。
ドライバ370には、各種の交流負荷(400)が接続
されており、ドライバ380には、各種の直流負荷(4
10)が接続されており、信号処理回路390には、各
種センサ(420)が接続されている。
具体的にいうと、各種交流負荷400の代表的なものは
、感光体ドラム3等を駆動するメインモータMl、現像
カートリッジ用のモータ、搬送用ファンモータ及び冷却
用ファンモータである。また、各種直流負荷410の代
表的なものは、クリーニング制御用ソレノイド、レジス
トローラ制御用クラッチ、分離爪制御用ソレノイド、イ
レーザ11゜トータルカウンタ、トナー補給制御用ソレ
ノイド及びオイル補給制御用ソレノイドである。
更に、各種センサ420の代表的なものは、前記メイン
モータの回動に同期したパルスを発生するタイミングパ
ルス発生器、トナー像センサ、トナー色センサ、レジス
トローラ27の近傍で記録紙を検出するレジストセンサ
、各給紙系に設けられた紙サイズセンサ及び紙有無セン
サである。
第3b図に、第3a図の原稿検出ボード360の構成を
示す。第3b図を参照すると、このボードには、3つの
フォトダイオードPDI、PD2及びPD3が備わって
いる。これらの受光面に、それぞれ、前記光ファイバ7
3.74及び75が対向して配置されている。
この例では、フォトダイオードPDIの分光感度特性は
、第7a図にVadsとして示すように、約580nm
の波長にピークを有しており、他のフォトダイオード・
PD2及びPD3の分光感度特性は、第7a図にVap
sとして示すよう、に、420nmの波長にピークを有
している。この実施例の複写機においては、感光体トラ
ム3のピーク感度の波長が580nmになっており、ま
た第if図に示す圧板80の下面(コンタクトガラス1
と対向する面)が、580 n m近傍の波長の光を反
射するように着色されている。なお、露光ランプ2aは
、420 n m及び580nmの両方の波長を含む光
を発生する。
再び第3b図を参照する。フォトダイオードPD2は、
受光レベルに応じた電流を発生し、その電流に応じた信
号が、演算増幅器○Pi及びOF2で増幅され、信号V
apsとして出力される。同様に、フォトダイオードP
D3が発生する電流に応じた信号が、演算増幅器○P3
及びOF2で増幅され、信号Vap2として出力される
。また、フォトダイオードPDIが発生する電流に応じ
た信号が、演算増幅器OP5及びOF6で増幅され、信
号VA及びVadsとして出力される。
なお、トランジスタTriがオフの場合、演算増幅器O
P5から出力される信号のピークレベルが、コンデンサ
CAに保持される。Triがオンの場合、演算増幅器O
P6の入力レベルは、フォトダイオードPDIの受光レ
ベルと、時定数回路(CA+RA)の時定数に応じて変
化する。トランジスタTriの状態は、ナントゲートG
1によって制御される。
主制御ボード200には、原稿検出ボード360から、
信号Vaps、 Vap2及びVAが印加され、光学系
制御ボード320には、原稿検出ボード360から、信
号Vaps、 Vap2及びVadsが印加される。原
稿検出ボード360の信号ラインCON 1及びCON
2は、それぞれ、主制御ボード200及び光学系制御ボ
ード320の出力ポートと接続されている。
第3a図のマイクロプロセッサ210の概略動作を第4
a図に示す。第4a図を参照して説明する。電源がオン
すると、最初にステップSA1のCPUイニシャライズ
処理を行なう。この処理では、主制御ボード200自身
の状態をイニシャライズする。即ち、読み書きメモリ2
30の内容をクリアし、各種モード設定を初期化し、出
力ポートをリセットする。次に、ステップSA2の初期
設定処理を行なう。この処理では、主制御ボード200
に接続された各種ボード及び各種装置の状態(動作モー
ト)を初期化して、複写機が初期状態になるように設定
する。また、タイマ270のモード設定及び計数値の設
定を行なう。
ステップSA3では、待機モード処理を行なう。
この時点ではコピー動作は停止し、複写機は待機状態に
なっている。この処理では、次のような処理を行なう。
まず、各種入力ポートに印加される信号の状態を読取り
、その結果をメモリ230に記憶する。次に、予めメモ
リ230内に記憶された出力制御用のデータ群を各々の
データに対応付けられた出力ポートに出力して、その出
力ポートに接続された装置を制御する。更に、予め読取
られてメモリ230に記憶された各種入力ポートの状態
を判定し、異常の有無をチェックする。異常がある場合
には、所定の異常処理を実行する。異常がなければ、そ
の他の入力ポートの状態を判定し、例えば操作ボード3
10からの入力の処理を行なう。また、予めメモリ23
0に記憶された表示用データを所定のタイミングで所定
の出力ポートに出力し、そのデータを操作ボード310
上の各種表示器に表示する。表示するデータは、前記モ
ードスイッチの状態に応じて切換えられる。通常の動作
モードが指定されている場合には、表示器D1にはコピ
一枚数が表示され、表示器D4にはコピー倍率が表示さ
れる。
コピー可の状態でない場合、又はプリントスタートキー
KSがオンしない場合には、上記待機モード処理を繰り
返し実行する。コピー可にならないのは、例えば、定着
温度が予め定めた範囲外である場合、又は何らかの異常
が検出された場合である。
コピー可の状態でプリントスタートキーKSが押される
と、ステップSA4の複写前モード処理を実行する。こ
の処理では、複写プロセスを開始する直前の処理として
、メインモータの駆動スタート、感光体ドラムの複写前
クリーニング処理、給紙処理等々を行なう。
ステップSA4が終了すると、ステップSA5の複写モ
ード処理を実行する。この時点で、実際にコピープロセ
スが実行さ九る。この処理には、コピープロセス処理2
紙搬送処理、トナー補給処理。
異常チェック処理等々が含まれる。コピープロセス処理
では、メインモータの回転量に対応するパルスを発生す
るタイミングパルス発生器の出力パルスに同期した所定
のタイミングで各種プロセス要素をオン/オフ制御する
。複数枚のコピーを連続的に作成する場合には、ステッ
プSA5の複写モード処理を繰り返し実行する。
最終コピーに対してステップSA5の複写モード処理が
終了すると、ステップSA6の複写後モード処理を実行
する。この処理では、コピー画像が転写された紙の排紙
処理、感光体ドラムのコピー後クリーニング処理等々を
行なう。排紙が完了すると、ステップSA3の待機モー
ド処理に戻り、上記処理を繰り返す。
第4a図のステップSA3に含まれるキー人力処理の一
部の内容を第4b図及び第4c図に示す。
まず第4b図を参照する。プログラムキーKPがオンす
ると、プログラムモードに入る。そして、テンキーKI
Oからの入力を待ち、その入力によって指定された処理
を行なう。ここで” 3 ”のキーをオンすることによ
り、シート長測定処理における測定誤差を補正するため
の補正値設定処理が実行される。他のキーがオンすると
、図示しない他の処理が実行される。
補正値設定処理を実行する場合、オペレータは、予めサ
イズの分かっている基準シートを、rFX稿シート○R
Gの場合と同様に、コンタクトガラス1上に載置する。
なお、この例では、原稿シート及び基準シートの位置決
めは、シートの一端をコンタクトガラス1の一辺(第1
f図の左端)に当接し、その辺の中心とシートの中心が
一致するように行なわれる。従って、第1f図において
、シートの左端位置は常に一定であり、シートの長さに
応じて、シート右端の位置が変化する。
′3゛′のキーがオンすると、それがオフするのを待っ
た後、再びテンキーKIOからの入力を待つ。この時オ
ペレータが入力する値は、使用する基準シートのサイズ
に対応するコード情報である。この例では、ビ及びLL
 21′がA3及びB4定型サイズの長手方向寸法(4
20mm及び364mm)に対応じている。従って、コ
ード情報が入力されると、それに対応する長さLoを求
めそれを所定のレジスタにストアしておく。
次に、スタートキースイッチKSがオンするのを待つ。
KSがオンすると、光学系制御ボード320に対して″
プレスキャン″命令を送る。後述するように、光学系制
御ボード320は、″′プレスキャン″命令を受けると
、光学走査系2を走査し、第1キヤリツジ51に設けら
れた光ファイバ73゜74及び75を利用して、コンタ
クトガラス1上に載置されたシートのサイズを測定し、
その測定結果を主制御ボード200に送信する。シート
の長さは、レジスタRposにストアされる。
光学系制御ボード320に対してパブレスキャン″命令
を送った後、光学系制御ボード320からデータを受信
すると、受信データをバッファにストアする。測定が正
常に終了すると、″レディ″情報が送られる。゛ルディ
″情報を受信したら、次の演算を行なって、実際の長さ
Loと測定長さくRpos)との誤差LEを求める。
LE=Lo−Rpos このようにして求めた誤差LEは、装置の電源がオフし
た時にも保持されるように、不揮発性読み書きメモリ2
80内にストアしておく。
一方、コピー倍率の調整を自動的に行なう場合には、オ
ペレータは自動キーに7を操作する。キーに7がオフの
場合は、ステップSBIの次にステップSB3を実行す
るので、フラグFk7が” o ”である。キーに7が
オフからオンに変化すると、ステップSB l−3B2
−SB4−3B5を実行するので、フラグFk7にrr
 1 nをセットした後、自動フラグF autoをチ
ェックする。F aut。が′0″の場合にはそれを′
″1″にセットし、Fauj。がrL I IIの場合
にはそれを0″にリセットする。F aut。がパ1′
″の場合に、コピー倍率を自動設定する動作を行なう。
第4c図を参照する。ステップSCIでスタートキース
イッチKSがオンすると、次に自動フラグF aujo
をチェックする。自動倍率モード(F aut。
=”1”)であると、光学系制御ボード320に対して
、゛′プレスキャン″命令を送る。光学系制御ボード3
20がシートサイズの測定を終了すると、即ち主制御ボ
ードが″レディ″情報を受信すると、測定されたシート
長さくRpos)を前記誤差LEによって補正し、補正
結果をレジスタL orgにストアする。
次に、その時選択されている給紙系に備わった記録シー
トのサイズを、図示しないシートサイズセンサによって
検出する。このシートサイズセンサが出力する信号は、
シートのサイズをコード化した複数ビットの2値信号で
あるので、変換テーブルによって、そのコードに対応付
けられたシート長さを求め、その結果をレジスタL c
opyにストアする。
そして、原稿シート上の画像サイズが記録シートサイズ
と一致するように、コピー倍率を設定する。
コピー倍率Rmagは次式により求める。
Rmag= L copy / L org求めたコピ
ー倍率Rmag及び倍率調整命令c171agを。
光学系制御ボード320に送信する。この命令を送ると
、制御ボード320はRmagに一致するように、光学
走査系2のレンズ2fの倍率を調整する。光学系制御ボ
ード320の倍率調整動作が終了すると、主制御ボード
200は、″レディ″情報を受信する。
″レディ″情報を受信すると、フラグFksに1111
1をセットする。Fksが′1″になると、主制御ボー
ドは、第4a図のステップSA3からSA4に進み、コ
ピー動作を開始する。
第5a図、第5b図、第5c図及び第5d図に、光学系
制御ボード320の概略動作を示す。なお、第5a図が
メインルーチン、第5b図及び第5c図が″プレスキャ
ン″サブルーチン、第5d図が外部割込み処理ルーチン
である。外部割込み処理ルーチンは、第3a図に示すエ
ンコーダENCが出力するパルス信号の各立ち上がりタ
イミングで。
即ち、第1キヤリツジ51が所定量移動する毎に(この
例では0.4mm毎に)実行される。
まず第5a図を参照する。電源がオンすると、初期化を
行なう。即ち、制御ボード自体を初期状態に設定した後
、光学走査系2の走査位置をホーム位置に位置決めし、
レンズ2fの倍率を、予め定めた倍率(例えば100%
)に設定する。この処理が完了したら、主制御ボード2
00に″レディ″を送信する。
そして、主制御ボート200からのデータの受信を待つ
。受信したデータは所定のメモリにストアする。命令を
受信した場合には、その命令の種類に応じた処理を行な
う。″プレスキャン″′命令を受信した場合、まず″ビ
ジー″を送信し、″プレスキャン″サブルーチンを実行
する。それが完了すると、処理の結果(Rpos、 F
w)を主制御ボートに送信し、更に″レディ″を送信す
る。
倍率調整命令を受信した場合には、まず″ビジー″を送
信し、コピー倍率が指定された倍率になるまで1倍率調
整処理を実行する。即ち、モータM2を駆動して、レン
ズ2fの倍率を調整する。倍率調整が完了したら、″レ
ディ″を送信する。
通常走査命令を受信した場合には、まず″ビジー″を送
信し、光学走査系の1回の往復走査を終了するまで、通
常走査処理(一般の複写機の走査処理と同様)を実行す
る。走査が終了したら″レディ″を送信する。
次に第5b図及び第5c図を参照して、″プレスキャン
″サブルーチンの内容を説明する。この処理では、まず
露光ランプ2aを点灯し、ランプの光量が安定するのを
待つため、200 m secの時間待ちを行なう。次
に、光学走査系2の走査を開始し、割込みを許可する。
走査を開始する前には、第1キヤリツジ51は、第1f
図に実線で示す位置(ホーム位置)に位置決めされてい
る。この位置は、第1d図に示すホーム位置センサトT
PIが出力する信号に基づいて決定される。
走査を開始すると、割込みが許可されているので、第1
キヤリツジ51が0./1mm進む毎に、第5d図の処
理が実行され、カウンタCNTがインクリメントされる
。従って、カウンタCNTの内容は、走査位置に対応じ
ている。カウンタCNTの内容を監視し、第1キヤリツ
ジの走査位置が原稿始端位置(読取開始位置:ホー11
位置から32mrn進んだ位置)に達したことを検知す
ると、カウンタCNTを0にクリアし、CNTがN1に
なるのを待つ。
この例では、N1は295である。CNT=N 1にな
ると、即ち、第1キヤリツジ51が原稿の始端位置から
往走査方向(第1f図の右方向)に118mm進むと、
サンプリングカウンタCN SをOにクリアし、ADS
サンプリングフラグF adsを” 1 ”にセットす
る。
フラグF adsが” 1 ”になると、第5d図の外
部割込み処理を実行する毎に、信号Vadsのレベルの
サンプリングが行なわれる。サンプリングされた信号は
、A/D変換され、メモリにストアされる。
Vadsのサンプリングが行なわれると、カウンタCN
Sはインクリメントされる。つまり、第1キヤリツジ5
1が0.4mm進む毎に、コンタクトガラス1上のシー
トからの反射光が、光ファイバ73を介してフォトダイ
オードで受光され、その受光レベルに応じた電気信号が
サンプリングされて、そのレベルが記憶される。なおこ
の場合、原稿倹出ボード360において、トランジスタ
Triがオンに設定されるので、信号Vadsのレベル
はピーク値に保持されない。
第5b図に戻って説明を続ける。フラグF adsが′
1″になった後、ステップS51で、サンプリングカウ
ンタCNSが40になるのを待つ、CNSが40になる
と、即ち、40回のサンプリングが終了すると、フラグ
F adsをrr Onにリセットし。
次の処理を行なう。サンプリングされた40個のVad
sのレベルの平均値を求め、その1/8の値をレジスタ
Rvoにストアする。
Fad+がII OIIになると、サンプリングは禁止
される。次に、光学走査系2の走査位置がリターン位置
、即ち往走査終了位置に達したかどうかをチェックする
。これは、リターン位置センサRPI(第1d図参照)
が出力する信号によって判定する。
RPIの出力レベルがLからHに変化したら、その走査
位置をリターン位置と見なし、往走査を停止し、電気モ
ータM7の駆動方向を逆転して、復走査を開始する。そ
して、RPIの出力レベルがHからLに変化したら、そ
の走査位置を復走査基準位置に見なし、カウンタCNT
を0にクリアする。
次に、カウンタCNTがN2になるのを待つ。この例で
はN2は85に設定しである。CNTの内容がN2にな
ると、即ち復走査基準位置から復走査方向に第1キヤリ
ツジ51が34mm進むと、サンプリングカウンタCN
SをOにクリアし、ADSサンプリングフラグF ad
s及びAPSサンプリングフラグF apsをLL 1
1LIにセットする。
F apsが01 ″になると、第5d図の外部割込み
処理を実行する毎に、信号Vapsのレベルのサンプリ
ングが行なわれる。サンプリングされた信号は、A/D
変換され、メモリにストアされる。また、この時にはフ
ラグFadsがLL I IIであるので、Vadsの
サンプリングも行なわれる。V ads及びVapsの
サンプリングを行なった後、サンプリングカウンタCN
Sをインクリメントする。
第5b図に戻って説明を続ける。フラグF ads及び
F apsがat 1 uになった後、ステップS52
で、サンプリングカウンタCNSが10になるのを待つ
。CNSが10になると、即ちV ads 、 V a
ps各々10回のサンプリングが終了すると、次のステ
ップS53に進む。
ステップS53では、まず、サンプリングされたV a
dsの10個の平均値を求め、その結果をレジスタRd
xにストアする。次に、サンプリングされたV aps
の10個の平均値を求め、その結果をレジスタRPXに
ストアする。そして、フラグF ads及びF aps
をrr Orrにリセットする。
なお、ステップS52でV ads 、 V apsの
サンプリングを開始する位置は、原稿始端位置から往走
査方向に454mm進んだ位置である。従って、コンタ
クトガラス1上に載置されたシートがA3定型サイズ(
297N420mm)以下の大きさのシートであれば、
ステップS52でサンプリングされたVads及びV 
apsは、fM稿レシート存在しない部分での580n
m及び420nmの波長の反射光レベルに対応じている
。この例では、原稿シートの存在しない部分では、Va
ds、 Vapsのレベルが共に1.Ovを越えること
はない。
ステップ353を実行した後、レジスタRdx及びRp
xの内容をチェックし、それらが共に1.Ovを越える
値である時には、原稿シートがA3サイズより大きいも
のと見なし、長さの測定ができないめでjフラグF m
axを1′″にセットして直ちにメインルーチンに戻る
Rdx、 Rpxの少なくとも一方が1.0v以下であ
ると次の処理を実行する。まず、再びフラグF ads
 。
F apsに# L Hをセットし、ステップS54で
、サンプリングカウンタCNSが40になるのを待つ。
CNSが40(こなると、ステップS55に進み。
サンプリングされた最新の40個のVadsの値の平均
値をレジスタRdxにストアし、サンプリングされた最
新の40個のVapsの値の平均値をレジスタRPXに
ストアし、フラグF ads、 F apsをII O
Hにリセットする。
そして、Rdx、 Rpxのいずれか一方が1.0v以
下であると、ステップS56に進み、CNSに39をセ
ットし、フラグFads、 Fapsに” 1 ”をセ
ットし、ステップS54に戻る。この場合、Vads及
びVapsのサンプリングが1回ずつ行なわれると、C
NSが40になるので、サンプリングを行なう毎に、V
ads及びVapsの最新の40個の平均値が演算され
、その結果が1.Ovと比較される。
Rdx、 Rpxの内容が共に1.Ovを越えると1次
の比較処理を行なう。
Rpx+1.2+、Rvo  >  Rdx     
       −(1)即ち、Rdxの内容とRpxの
内容との差をしきい値レベル(1,2+ Rvo :単
位は[V] )と比較する。
比較結果が第(1)式の条件を満たさない時には、再び
ステップS56に進み、新しいサンプリング処理を繰り
返す。
第8図に、原稿シートの終端(第1f図の右側)近傍を
復走査する場合の、Vads、 Vapsの変化の一例
を示す。第8図を参照すると、Vads、 Vaps共
に、圧板領域(原稿シートのない部分)では、圧板80
の有無に応じて、信号レベルが変化するのが分かる。V
adsの信号レベルが圧板の有無によって大きく変化し
ているのは、Vadsを検出するセンサ(PDI)の感
度ピーク波長(580nm)が圧板の反射率ピーク波長
と一致しているためである。
前記第(1)式の条件が満たされるのは、第8図におい
てはVapsのレベルが、Vads −(1,2+Rv
o)のカーブのレベルを越える時である。Vapsの飽
和レベルは、420nm近傍の波長の受光レベルに対応
じているので、例えば第7b図にC2で示す黄色のシー
トが測定対象の場合、該レベルはかなり小さくなる。し
かし、第8図に示すように、Vads −(1,2+R
vo)のレベルが小さいので、 Vapsの飽和レベル
が小さい場合でも、原稿領域の一端を検出した時に、確
実に前記第(1)式の条件が満たされる。なお、レジス
タRvoの値は、圧板の有無による信号レベル変化を補
償するために利用されている。
再び第5c図を参照する。前記第(1)式の条件が満た
されると、その時のカウンタCNTの内容をレジスタR
posにストアする。この時のRposの内容は、復走
査基準位置からの復走査距離に対応じているので、それ
を原稿シートの長さに変換する。
即ち、原稿シートの始端位置は一定(この例ではホーム
位置から32mm)であり、ホーム位置と復走査基準位
置との距離も一定(この例では486mm)であるので
、次の第(2)式の変換処理を行ない、結果(L)をレ
ジスタRposにストアする。
L= 486−32−(RposXo、4)    ・
・・(2)またここで、Lの値を定型サイズの各種シー
トの長さと比較し、値の近いものが存在する場合には。
その定型サイズコードを所定のレジスタにストアしてお
く。
次にシートの幅方向(光学走査系の走査方向と直交する
軸の方向)の大きさを識別する。
即ち、ステップS57に進み、カウンタCNSを0にク
リアし、ADSサンプリングフラグF ads及びAP
2サンプリングフラグFap2に1114′をセットす
る。フラグFap2がII 1 ″になると、第5d図
の外部割込み処理を実行する毎に、信号Vap2のレベ
ルのサンプリングが行なわれる。サンプリングされた信
号は、A/D変換され、メモリにストアされる。また、
この時にはフラグF adsがrrVrであるので、 
Vadsのサンプリングも行なわれる。
Vads及びVap2のサンプリングを行なった後、サ
ンプリングカウンタCNSをインクリメントする。
従って、第1キヤリツジ51が0.4mm進む毎に、光
ファイバ73を通してフォトダイオードPDIで受光さ
れた光、及び光ファイバ75を通してフォトダイオード
PD3で受光された光のレベルに対応する各信号(Va
ds及びVaρ2)のレベルが、サンプリングされて記
憶される。
ステップS58で、カウンタCNSの内容が40になる
と、サンプリングされたV adsの40個の平均値が
レジスタRdxにストアされ、サンプリングされたVa
p2の40個の平均値がレジスタRpxにストアされる
。F ads及びFaρ2は” o ”にリセットされ
る。そして、長さ測定の場合と同様に、まず、Rdx及
びRpxの内容が共に1.0■を越えるかどうかをチェ
ックする。
いずれか一方が1.0v以下であると、ステップS59
に進み、サンプリングカウンタCNSに39をセットし
、F ads及びFap2に” 1 ”をセットして、
ステップ858に戻る。Rdx及びRpxの内容が共に
1.Ovを越えると、前記第(1)式の比較処理を行な
う。比較結果が第(1)式の条件を満たさない時には、
再びステップS59に進み、新しいデータをサンプリン
グする。
第(1)式の条件を満たした場合には、フラグFwに′
1″をセットしてメインルーチンに戻る。第(1)式の
条件を満たすことなく、カウンタCNTの内容がN3に
達した場合には、フラグFwをLL OIIにリセット
する。なおこの例では、N3の値は、第1キヤリツジ5
1の走査位置でいうと、原稿シートの始端位置から往走
査方向に112mm進んだ位置に対応じている。
前述のように、光ファイバ75の先端は、カバー51a
の中央、即ち、画像読取面の幅方向の中央から90 m
 mずらした位置に配置されている。また、原稿シート
は、その幅方向中央が、画像読取面(コンタクトガラス
)の幅方向の中央と一致するように位置決めされる。従
って、フラグFwがrr I Hになるのは、光ファイ
バ75が原稿シートからの光を受光する時であり、原稿
シートの幅の寸法が180mmを越える時である。フラ
グFwが′0′″の時は、原稿シートの幅の寸法は18
0以下である。
一般に良く利用される定型シートの標準寸法は次の通り
である。
A3:  297X420[mm] A4:   210X297[mmコ A5:   148x210  [mmコA6:   
105x148  [mmコB4 :  257X36
4 [mm]B5:  182x257 [mm] B6:   128x182  [mmコこの中で、A
3及びB4のシートは、大きいので、この実施例では、
シートの長手方向を光学走査系の走査方向に向ける向き
(縦向き)ではコンタクトガラス上に載置できるが、シ
ートの長手方向を走査方向と直交する軸の方向に向ける
向き(横向き)ではコンタクトガラス上に載置できない
。しかし、その他のシートは、それぞ九、縦方向、横方
向のいずれの向きでも、コンタクトガラス上に載置でき
る。従って、A4サイズのシートを横向きに配置した時
と、A5サイズのシートを縦向きに配置した時の、走査
方向のシート長さは同一である。同様に、A5サイズの
シートを横向きに配置した時と、へ6サイズのシートを
縦向きに配置した時、及びB5サイズのシートを横向き
に配置した時と、B6サイズのシートを縦向きに配置し
た時の走査方向のシート長さは同一である。そこで、幅
方向の大きさが180mmより大きいか小さいかを識別
した結果(F w)を走査方向のシート長さの情報(R
pos)と組み合わせることにより、上記全ての定型サ
イズのいずれと一致するかを識別している。
次に1つの変形実施例を説明する。装置の摺成及び光学
系制御ボード320以外の動作の内容は、前記実施例と
同一である。この実施例では、光学系制御ボード320
は、″ブレスキャン″処理で、第6a図及び第6b図に
示す処理を行なう。メインルーチン及び外部割込み処理
は、前記実施例と同一である。
まず、第6a図を参照して説明する。この処理では、ま
ず露光ランプ2aを点灯し、ランプの光量が安定するの
を待つため、200 m secの時間待ちを行なう。
次に、光学走査系2の走査を開始し、割込みを許可する
カウンタCNTの内容を監視し、第1キヤリツジの走査
位置が原稿始端位置(読取開始位置:ホー11位置から
32mm進んだ位置)に達したことを検知すると、カウ
ンタCNTをOにクリアし、CNTがN1になるのを待
つ。
この例では、N1は295である。CNT=N 1にな
ると、即ち、第1キヤリツジ51が原稿の始端位置から
往走査方向(第1f図の右方向)に118mm進むと、
サンプリングカウンタCNSをOにクリアし、ADSサ
ンプリングフラグF adsをII I IIにセット
する。
フラグF adsが” i ”になると、第5d図の外
部割込み処理を実行する毎に、信号Vadsのレベルの
サンプリングが行なわれる。サンプリングされた信号は
、A/D変換され、メモリにストアされる。
Vadsのサンプリングが行なわれると、カウンタCN
Sはインクリメントされる。つまり、第1キヤリツジ5
1が0.4mm進む毎に、コンタクトガラス1上のシー
トからの反射光が、光ファイバ73を介してフォトダイ
オードで受光され、その受光レベルに応じた電気信号が
サンプリングされて、そのレベルが記憶される。なおこ
の場合、原稿検出ボード360において、トランジスタ
Triがオンに設定されるので、信号Vadsのレベル
はピーク値に保持されない。
フラグF adsが“1″になった後、サンプリングカ
ウンタCNSが40になるのを待つ。CNSが40にな
ると、フラグF adsを“0″′にリセットし、次の
処理を行なう。サンプリングされた40個のVadsの
レベルの平均値を求め、その値をレジスタRvoにスト
アする。
次に、光学走査系2の走査位置がリターン位置、即ち往
走査終了位置に達したかどうかをチェックする。復走査
終了位置に達したら、往走査を停止し、電気モータM7
の駆動方向を逆転して、復走査を開始する。そして1位
置センサRPIの出力レベルがHからLに変化したら、
その走査位置を復走査基準位置に見なし、カウンタCN
TをOにクリアする。
次に、カウンタCNTがN2になるのを待つ。この例で
はN2は85に設定しである。CNTの内容がN2にな
ると、即ち復走査基準位置から復走査方向に第1キヤリ
ツジ51が34mm進むと、サンプリングカウンタCN
 Sを0にクリアして、APSサンプリングフラグFa
ρSをrr l rrにセットする。
F apsがrt 1 rrになると、外部割込み処理
を実行する毎に、信号VaρSのレベルのサンプリング
が行なわれる。サンプリングされた信号は、A/D変換
され、メモリにストアされる。Vapsのサンプリング
の後、サンプリングカウンタCNSがインクリメントさ
れる。
フラグF apsがII I J、になった後、ステッ
プs61で、サンプリングカウンタCNSが10になる
のを待つ。CNSが10になると、即ち、Vapsの1
0回のサンプリングが終了すると、次のステップS62
に進む。
ステップS62では、まず、サンプリングされたVap
sの10個の平均値を求め、その結果をレジスタRvb
にストアする。そして、フラグF apsをrr On
にリセットする。
なお、ステップS61でV apsのサンプリングを開
始する位置は、原稿始端位置から往走査方向に454m
m進んだ位置である。従って、コンタクトガラス1上に
載置されたシートがA3定型サイズ(297X420m
m)以下の大きさのシートであれば、ステップS61で
サンプリングされたレベルV apsは、原稿シートの
存在しない部分での420nmの波長の反射光レベルに
対応じている。この実施例では、原稿シートの存在しな
い部分では、Vapsのレベルが1.2vを越えること
はなし)。
ステップS62を実行した後、レジスタRvbの内容を
チェックし、それが1.2vを越える値である時には、
原稿シートサイズがA3サイズより大きいものと見なし
、長さの測定ができないので、フラグF maxを′1
″にセットして直ちにメインルーチンに戻る。
Rvbが1.2v以下であると次の処理を実行する。
S63では、レジスタRvo及びRvbの内容に基づい
て、しきい値レベルvLhを求める。この処理について
は、後で詳細に説明する。
次に、再びフラグF apsに” 1 ”をセットし、
ステップ864で、サンプリングカウンタCNSが40
になるのを待つ。CNSが40になると、ステップS6
5に進み、サンプリングされた最新の40個のVaps
の値の平均値をレジスタRpxにストアし、フラグF 
apsを+10 uにリセットする。
そして、Rpxのレベルを、ステップS63で求めたし
きい値レベル■しhと比較する。Rpx :> V t
hでなければ、ステップS66に進み、CN Sに39
をセットし、フラグF apsに” 1 ”をセントし
、ステップ364に戻る。この場合、Vapsのサンプ
リングが1回行なわれると、CNSが40になるので、
サンプリングを行なう毎に、Vapsの最新の40個の
平均値が演算され、その結果がしきい値レベルvthと
比較される。
Rpx ) V t、hになると、その時のカウンタC
NTの内容をレジスタRposにストアする。Rpos
にストアされる値は、復走査基準位置からの復走査距離
に対応じているので、それを原稿シートの長さに変換す
る。即ち、原稿シートの始端位置は一定(この例ではホ
ーム位置から32mm)であり、ホーム位置と復走査基
準位置との距離も一定(この例では486mm)である
ので、前記第(2)式の変換処理を行ない、結果(L)
をレジスタRposにストアする。
またここで、Lの値を定型サイズの各種シートの長さと
比較し、値の近いものが存在する場合には。
その定型サイズコードに所定のレジスタにストアしてお
く。
次にシートの幅方向(光学走査系の走査方向と直交する
軸の方向)の大きさを識別する。
即ち、ステップS67に進み、カウンタCNSを0にク
リアし、AP2サンプリングフラグF ap2にLL 
I I+をセットする。フラグFap2が11 I n
になると、外部割込み処理を実行する毎に、信号Vap
2のレベルのサンプリングが行なわれる。サンプリング
された信号は、A/D変換され、メモリにストアされる
。 Vap2のサンプリング終了後、サンプリングカウ
ンタCNSの内容はインクリメントされる。
ステップS68で、カウンタCNSの内容が40になる
と、サンプリングされたVap2の40個の平均値がレ
ジスタRPXにストアされ、Fap2は10″″にリセ
ットされる。そして、長さ測定の場合と同様に、Rpx
の内容をしきい値レベル■しhと比較する。
Rpx ) V シhでなければ、ステップS69に進
み、サンプリングカウンタCNSに39をセットし。
F ap2にパ1′″をセットして、ステップ368に
戻って、新しいVap2のレベルをサンプリングする。
RPX ) V jhになると、フラグFwに1″′を
セントしてメインルーチンに戻る。Rpx ) V t
、hになることなく、カウンタCNTの内容がN3に達
した場合には、フラグFwを” o ”にリセットする
以下、ステップS63でのしきい値レベルvthの求め
方を説明する。第9a図及び第9b図は、第1キヤリツ
ジ51を復走査する場合に、原稿シート端部近傍を走査
する時の、信号Vapsのレベル変化を示している。第
9a図において、VBref及びVOrefは、それぞ
れ、原稿外領域及び原稿領域でのV apsの基準レベ
ルを示している。第9a図から分かるように、Vaps
のレベルがVBrefからVOrefに変化するまでの
間に、かなりの走査位置変化がある。従って、Vaps
のレベル変化を識別するためのしきい値をどのレベルに
設定するかに応じて、レベル変化検出時の走査位置が変
わる。
この変化は、シート長測定においては、測定結果に誤差
をもたらす。
そこで、この実施例では、原稿外領域のレベルと原稿領
域のレベルとに応じて、しきい値レベルを補正すること
により、誤差の発生を防止している。
まず、第9a図に示すように、原稿外領域レベルが基準
レベルVBrefで、原稿領域レベルが基準レベルVO
refである場合の、基準しきい値レベルをVTHre
fに定める。
しかし、実際の原稿領域レベルV○はその時の条件に応
じて変化する。そこで、VOrefが任意レベル■○に
変化する場合の仮しきい値レベルVt、hlを求める。
Vapsのレベルがしきい値レベルと一致する時の位置
が、■○のレベルによって変化しないようにするために
は、第9a図の実線のカーブがレベルV THrefと
一致する点を通る縦線と点線のカーブとが交わる点のレ
ベルを、仮しきい値レベルVthlにすればよい。この
場合、次の第(3)式が成立する。
この実施例では、各基準レベルは次のように定めである
VOref : 3.0 [νコ VBref : 0.9 [V 3 VTHref : 1.2 [V] 従って、第(3)式は次の第(4)式に変形される。
Vjhl=V ○ −((3−1,2)/(3−0,9
))(V ○ −0,9)= V O−(6/7)(V
 O−0,9)=(V ○/ 7 )+ (54/70
)           ・・・・(4)また、実際の
原稿外領域レベルVBもその時の条件、即ち圧板の有無
等に応じて変化する。そこで、Vt1refが任意レベ
ルVBに変化する場合のしきい値Vしhを求める。Va
psのレベルがしきい値レベルと一敗する時の位置が、
VBのレベル変化に応じて変化しないようにするために
は、第9b図の実線のカーブがレベルVl:hlと一致
する点を通る横線と、点線のカーブとが交わる点のレベ
ルを、しきい値レベルvthにすればよい。この場合、
次の第(5)式が成立する。
第(5)式を変形すると次の第(6)式が得られる。
vth−vo−((vo−Vthl)/(VO−0,9
))(VO−VB)=vo−(((V○=6/7)+(
54/70))/(VO−0,9))(VO−VB)・
・・・(6) つまり、上記第(6)式によりしきい値レベルvthを
設定すれば、原稿領域のレベル■○及び原稿外領域のレ
ベルVBが変化する場合でも、Vapsのレベルがしき
い値■しhと一致する時の走査位置は変わらない。
第6a図のステップS63においては、レジスタRvo
に原稿領域のVadsの平均レベルが保持されており、
レジスタRvbには原稿外領域のVapsの平均レベル
が保持されている。そこで、S63では、Rvoのデー
タをVapsのレベルに変換した後、Rvoの内容を前
記第(6)式のVOに代入し、Rvbの内容を第(6)
式のVBに代入して、しきい値レベルvt、hを求めて
いる。
なおこの実施例では、原稿領域のレベルvOの検出は、
フォトダイオードPD2で行なってもよい。
[効果1 以上のとおり本発明によれば、分光感度特性の異なる複
数の光学検出手段を利用してシート長さを測定するので
、シートの種類が変化しても、大きな測定誤差は生じな
い。実際に誤差を測定した結果では、従来の装置では5
〜10mm程度の誤差が生じたが、本発明の装置では1
〜2mm程度に誤差が小さくなった。
【図面の簡単な説明】
第1a図は、本発明を実施する一形式の複写機の内部の
像再生系の構造を示す正面図である。 第1b図は、第1a図の複写機内部の駆動系の構成を示
す背面図である。 第1C図及び第1d図は、それぞれ、光学走査系2の構
成を示す正面図及び斜視図である。 第1e図及び第1f図は、それぞれ、第1キヤリツジ5
1を示す斜視図及び正面図である。 第2図は、第1a図の複写機の操作ボードを示す平面図
である。 第3a図は、第1a図の複写機の電気回路構成を示すブ
ロック図である。 第3b図は、第3a図の原稿検出ボード360の構成を
示す電気回路図である。 第4a図、第・lb図及び第4 c図は、第3a図のマ
イクロプロセッサ210の概略動作を示すフローチャー
トである。 第5a図、第5b図、第5C図及び第5d図は、第3a
図の光学系制御ボード320の概略動作を示すフローチ
ャートである。 第6a図及び第6b図は、変形例における光学系制御ボ
ード320の概略動作を示すフローチャートである。 第7a図は、実施例の装置に使用されたフォトダイオー
ドの分光感度特性を示すグラフである。 第7b図は、各種シートの分光反射特性を示すグラフで
ある。 第8図は、信号Vads及びVapsの変化を示すタイ
ミングチャートである。 第9a図及び第9b図は、信号Vapsの変化を示すグ
ラフである。 1:コンタクトガラス 2:光学走査系(走査手段) 2a:照明灯     3:感光体ドラム12:現像器
     51:第1キャリノジ51b、51c:穴 
 71,72ニガイドパー73.74,75:光ファイ
バ 8o:圧板      200:主制御ボード210:
マイクロプロセッサ 280:不揮発性読み書きメモリ(読み書きメモリ手段
) 31O:操作ボード 320:光学系制御ボード(電子制御手段)360:原
稿検出ボード ENCニエンコーダ(位置信号発生手段)KP:キース
イッチ PDI、PO2,PO2:フォトダイオード(光学検出
手段)○RG:原稿シート Ml、M2.M7 :電気モータ HPI、RPI:スイッチ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シートに対向する位置に設けられ、互いに異なる
    分光感度特性を有する複数の光学検出手段を備えるシー
    ト検知手段; 前記シート及び前記シート検知手段の少なくとも一方を
    走査し、両者を相対的に走査する走査手段; 前記走査手段の位置に応じた信号を発する位置信号発生
    手段;及び 前記走査手段を付勢して前記シートと前記シート検知手
    段とを相対的に走査し、前記位置信号発生手段が出力す
    る信号によって走査位置を把握し、前記シート検知手段
    の複数の光学検出手段が出力する信号に基づいて走査位
    置を読取り、読取った走査位置によって前記シートの長
    さを検出し、その検出結果に応じて所定の処理を行なう
    、電子制御手段; を備えるシート長測定装置。
  2. (2)前記走査手段は、前記シートを間に挟んで前記光
    学検出手段と対向する位置に配置され所定の波長の光を
    反射する光反射手段を備え、前記光学検出手段の少なく
    とも1つは、前記光反射手段が反射する光の波長と実質
    上一致する分光感度特性を有する、前記特許請求の範囲
    第(1)項記載のシート長測定装置。
  3. (3)前記電子制御手段は、2つの前記光学検出手段が
    同時に出力する信号間のレベル差と所定のしきい値レベ
    ルとの大小比較の結果が所定の条件を満たす場合に走査
    位置を読取る、前記特許請求の範囲第(1)項記載のシ
    ート長測定装置。
  4. (4)前記電子制御手段は、少なくとも1つの光学検出
    手段が前記シートと対向する時に該光学検出手段が出力
    する信号のレベルを読取り、そのレベルに応じて前記し
    きい値レベルを調整する、前記特許請求の範囲第(3)
    項記載のシート長測定装置。
  5. (5)前記電子制御手段は、前記光学検出手段が前記シ
    ートと対向する時に前記光学検出手段の少なくとも1つ
    が出力する信号のレベルを第1のレベルとして読取り、
    前記光学検出手段が前記シートと対向しない時に前記光
    学検出手段の少なくとも1つが出力する信号のレベルを
    第2のレベルとして読取り、前記第1のレベル及び第2
    のレベルに応じてしきい値レベルを設定し、前記光学検
    出手段が出力する信号のレベルを前記しきい値レベルと
    比較した結果が所定の条件を満たす時に、走査位置を読
    取る、前記特許請求の範囲第(1)項記載のシート長測
    定装置。
  6. (6)前記走査手段は、前記シートを間に挟んで前記光
    学検出手段と対向する位置に配置され所定の波長の光を
    反射する光反射手段を備え、前記電子制御手段は、前記
    光学検出手段が前記シートと対向する時に、前記光学検
    出手段のうち、前記光反射手段が反射する光の波長と一
    致する分光感度特性を有するものが出力する信号のレベ
    ルを第1のレベルとして読取り、前記光学検出手段が前
    記シートと対向しない時に前記光学検出手段のうち、前
    記光反射手段が反射する光の波長と一致しない分光感度
    特性を有するものが出力する信号のレベルを第2のレベ
    ルとして読取る、前記特許請求の範囲第(5)項記載の
    シート長測定装置。
  7. (7)前記走査手段は、前記シート及び前記シート検知
    手段の一方を機械的に往復走査駆動し、前記電子制御手
    段は、前記走査手段が往走査する時に、前記シートの光
    反射特性を検出して前記第1のレベルを読取り、前記走
    査手段が復走査する時に、前記シートを外れる部分の光
    反射特性を測定して前記第2のレベルを読取る、前記特
    許請求の範囲第(5)項記載のシート長測定装置。
  8. (8)前記電子制御手段は、前記光学検出手段が出力す
    る信号を複数回サンプリングし、サンプリングされた複
    数の信号レベルの平均レベルを監視する、前記特許請求
    の範囲第(1)項、第(2)項、第(3)項、第(4)
    項、第(5)項、第(6)項又は第(7)項記載のシー
    ト長測定装置。
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