JP2692043B2 - ロボツトの教示データの作成方法 - Google Patents

ロボツトの教示データの作成方法

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JP2692043B2 JP62075198A JP7519887A JP2692043B2 JP 2692043 B2 JP2692043 B2 JP 2692043B2 JP 62075198 A JP62075198 A JP 62075198A JP 7519887 A JP7519887 A JP 7519887A JP 2692043 B2 JP2692043 B2 JP 2692043B2
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【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ロボツトの軸位置を特定するための教示デ
ータの作成方法に関する。 背景技術 産業用ロボツトを生産ラインに投入し、実作業を行な
わせる場合、作業の情報を教示する、いわゆるテイーチ
ング作業が必要である。このテイーチング作業は、多く
の人手を長時間必要とするので、この作業をコンピユー
タを利用して行なわせようという気運が盛り上がつてい
る。この場合、単に幾何学的な位置だけでロボツトの各
軸の値を演算すると、ロボツトのアームのたわみによつ
て、正確な位置を再生することができず、結局、人手に
より教示データを修正しなければならなかつた。すなわ
ち従来では、アームのたわみを考慮せずに、ツールまた
はワークなどの負荷の予め定める部分たとえば端部の指
令値は、演算によつて求めているので、実際に軸を駆動
したときに、負荷の前記予め定める部分を希望する位置
に正確にもたらすことができず、その修正を行なうため
に多くの人手を必要とする結果になった。 発明が解決すべき問題点 本発明の目的は、ロボツトのアームに取付けられるツ
ールまたはワークなどの負荷の予め定める部分を正確に
希望する位置にもたらすことができるとともに、そのテ
イーチング作業を容易にすることができるようにしたロ
ボツトの教示データの作成方法を提供することである。 問題点を解決するための手段 本発明は、教示データに基づいて複数Nの自由度を有
する多関節ロボツトの軸を駆動するロボツトの教示デー
タの作成方法において、 各関節24〜29の点Piを原点する(Xi,Yi,Zi)座標系Σ
i(ただしi=0〜N)としたとき、負荷の重心Gの座
標をΣN座標系にて与え、座標変換によつてロボツトの
基端部のΣ0座標系での座標値で表し、 負荷の重心ベクトルも座標変換によつてΣ0座標系
で表し、 各関節の中心軸giも座標変換によつてΣ0座標系で表
し、 負荷の重心を通り中心軸giに垂直な平面31と、中心軸
giとの交点をQとし、重力ベクトルに関して、QWの方
向と中心軸giに平行な方向とにそれぞれ垂直な方向に展
開した成分を2とするとき、重力ベクトルの中心軸
giまわりのモーメントi、 i=▲▼×2 を求め、 アーム自身の重力によるモーメント1iを求め、 これによつてモーメントの総和(i+1i)を求
め、 各関節の剛性係数をKiとし、各関節における負荷の重
量およびアームの重量による回転変位Δi、 を求め、 剛性係数Kiは、アームのたわみに起因した変位がない
ものとして設定された教示データiに依存する値とし
て表または計算式として与え、 ロボツトの位置決めするときに、アームのたわみに起
因した変位がないものとして設定された教示データi
に、Δを補正量として加減算した値Δiを、 (A)補正前の教示データが計算機で作成したデータで
あつて、アームのたわみを考慮しない理想モデルで作成
したデータであり、補正後の対象量が負荷の重量および
アームの自重がある実機であるとき、 i=i−Δi によつて求めて補正し、 (B)補正前の教示データが、負荷の重量およびアーム
の自重によつて、たわんだ状態により採取した実機の教
示データであり、補正後の対象は、たわみを考慮しない
理想モデルであるとき、 i=i+Δi によつて補正を行い、 (C)補正前の教示データが、アームの自重はあるが、
負荷の重量はない、そのような教示データであり、オフ
ラインロボツトに重量が無視できる模擬ツールを取付け
て採取したような場合、補正後の対象は負荷重量のある
実機であるときには、変位量Δbiを、 によつて求め、これによつて i=i+Δbi の補正を行い、 こうして新しい教示データを補正によつて与えること
によつて、重量による不所望な変位による誤差をなくす
ことを特徴とするロボツトの教示データの作成方法であ
る。 作 用 本発明に従えば、ロボツトの軸は、教示データに基づ
いて駆動され、この教示データは、軸のアームを剛体と
仮定したときにおける負荷の予め定める部分の指令値θ
を、アームのたわみ変形による前記予め定める部分のた
わみ量Δθによつて補正演算し、こうして教示データを
得る。たわみ量Δθは、アームおよび負荷の重量、重心
および形状などの情報に基づいて各軸の回転中心まわり
の重力によるトルクを計算し、このトルクと、そのトル
クが作用するアームの弾性に基づいて計算して求めるこ
とができる。したがつて負荷の予め定める部分の位置の
指令を行なうための教示データを正確に得ることができ
る。しかもこのようなたわみ量Δθの計算は、コンピユ
ータなどによつて行なうことができるので、テイーチン
グ作業が軽減される。 また本発明に従えば、補正前の教示データが上述のよ
うに各場合A,B,Cにおいて、補正によつて新しい教示デ
ータを得ることができ、これによつて重量による不所望
な変位による誤差をなくすことができる。 本件発明者によれば、複数Nの自由度を有する多関節
ロボツトでは、各軸の姿勢によつて剛性係数Kiが常に一
定とはならないことが判明し、したがつて本発明では、
剛性係数Kiは、教示データiに依存する値として表ま
たは計算式として取扱い、これによつて補正精度を高く
することができるようになる。 実施例 第1図は、本発明の前提となる構成の系統図である。
この産業用ロボツトは、説明を簡略化するために、1つ
の軸のアーム1が関節である回転中心2まわりに角変位
することができる。アーム1の先端部には、ツールまた
はワークなどの負荷3が固定されており、この負荷3の
予め定める部分である端部4を教示データに基づいて希
望する位置に正確にもたらす必要がある。アーム1に負
荷3を取付けることによつて、アーム1は、参照符1aで
示すようにたわみ、負荷3は参照符3aで示す位置にな
り、その端部4は参照符4aで示す位置となる。先行技術
では、前述のように、アーム1のたわみを考慮せずに端
部4の位置を計算してテイーチングしている。そのため
実際の端部4aの位置とは、距離ΔZだけ、ずれる結果と
なる。そのため先行技術では、端部4を希望する位置に
正確にもたらすことができない。本発明では、端部4の
指令値θを、次に述べるたわみ量Δθで補正演算し、こ
れによつて端部4を希望する位置に正確にもたらすこと
が可能になる。 アーム1の剛性係数をKとし、アーム1の回転中心2
から負荷3の重心までの水平距離をlとし、アーム1の
重心5と、アーム1の回転中心2までの水平距離をlGと
し、負荷3の重量をW1とし、アーム1の重量をWGとし、
端部4とアーム1の回転中心2との間の水平距離をl1と
するとき、第1式が成立する。Δθは、アーム1がたわ
みを生じる角度、すなわちたわみ量であり、Tは回転中
心2に作用するモーメントである。 T=l・W1+lG・WG ……(1) したがつてたわみ量Δθは、第3式で示されるように
して求めることができる。この角度Δθを求めることに
よつて、前述の第2式によつて、端部4のずれる距離Δ
Zを演算することができる。したがつて、本発明では、
(a)軸のアーム1を剛体と仮定したときにおけるアー
ム1に取付けられている負荷3の端部4の指令値と、
(b)アーム1と負荷3との重量、重心、および形状な
どの情報(すなわちWG,W1,lG,lなど)に基づいて、回転
中心2まわりの数力WG,W1によるトルクTを計算し、こ
のトルクTおよび対応するアーム1の剛性係数Kに基づ
いて、たわみ量Δθを計算し、これによつて負荷3の端
部4のたわみによる距離ΔZを計算することができる。
これによつて指令値θおよびΔZを演算して、端部4が
希望する位置となるように教示データを演算して設定す
ることが可能になる。 第2図は第1図に示された構成の電気的構成を示すブ
ロツク図であり、第3図はその構成をブロツク化して示
す系統図である。アーム1は、モータ6によつて駆動さ
れる。このモータ6は、交流または直流の電源7から駆
動回路8を介する電力によって付勢される。負荷3の端
部4の補正後の位置指令値を発生する回路9からの信号
は、減算回路10に与えられる。減算回路10の出力は、増
幅回路12に与えられる。アーム1の位置を検出する位置
検出器11の出力は、減算回路10に与えられる。減算回路
10の出力は、増幅回路12を介して減算回路13に与えられ
る。減算回路13には、モータ6の出力軸の速度を検出す
る速度検出器14からの出力が与えられる。減算回路13の
出力は、増幅回路15を介して、減算回路16に与えられ
る。減算回路16には、モータ6の駆動電流を検出する電
流検出器17aからの出力が与えられる。減算回路16の出
力は、増幅回路8に与えられる。こうしてアーム1、し
たがつて負荷3の端部4は、希望する位置にもたらされ
る。 第3図は、アーム1、したがつて負荷3の端部4の補
正前の位置指令値17は、補正演算されてアーム1のたわ
みに起因した誤差が生じないようにするための構成を、
理解を容易になるように、ブロツク化して示す系統図で
ある。アーム1に設けられている負荷3の重心座標、重
量などの前述のデータlG,l,WG,W1などは、総括的な参照
符18に示される設定回路によつて発生され、これらの情
報が関節モーメントの計算手段19に与えられて、モーメ
ントTが計算される。こうして計算されたモーメントT
と、アーム1の剛性係数Kを導出する回路20からの出力
とは、関節変位角計算手段21に与えられてたわみ量Δθ
が計算される。位置指令値補正手段22は、位置指令値発
生手段17からの位置指令値をたわみ量Δθによつて補正
し、その補正した後の値をメモリ23において教示データ
としてストアする。 上述の構成は、1軸のロボツトに関連して説明が行わ
れたけれども、本発明の一実施例として、多関節のロボ
ツトに関連する実施例を説明する。第4図はその位置指
令値の補正演算を行なうフローチヤートであり、第5図
は6自由度の多関節ロボツトを簡略化して示す図であ
る。関節24,25,26は旋回動作を行ない、関節27,28,29は
回転動作を行なう。 ここで第5図中、点Piを原点とする(Xi,Yi,Zi)座標
系をΣiと表わす。ここでi=0〜6である。たとえば
第5図においてΣ3は、関節28の回転動作を行なう前の
座標系であり、Σ4はその関節28の回転動作を行なつた
後の座標系である。座標系Σ5,Σ6もまた、関節29に関
して同様に考えることができる。 さて第6図に示すようにロボツトの手首先端のツール
取付面30に、ツールを取付けたとき、そのツールの重量
によるモーメントを受けて前記ロボツトの各関節24〜29
は角度の変位を生じる。このとき各関節24〜29に作用す
るモーメントは、ロボツトのアームの姿勢によつて異な
る。数示データによつて各自由度に回転角度=(θ1,
θ2,θ3,θ4,θ5,θ6)を与えると、ロボツトの位置お
よび姿勢は、一意に定まる。 ツールの重心Gの座標をΣ6座標系にて、(XG6,YG6,
ZG6)で与えると、順次、座標変換することにより、第
7図で示すΣ0座標系での座標値で表わすことができ
る。またこの重心Gの重力ベクトルも同様にしてΣ0
座標系で表わすことができる。第6図では、ツールの重
量をWとし、その重力ベクトルをで示してある。 ここで成る回転部または、旋回部の関節に作用する重
力ベクトルのモーメントは、力学の定義によって、次
のようにして計算することができる。第8図において、
回転の中心軸をgiとする。ツールの重心Wを通り、中心
軸giに垂直な平面31と、中心軸giとの交点をQとする。
重力ベクトルをQWの方向、中心軸giに平行な方向およ
びそれら各方向に垂直な方向に展開したものを1,3,
2とする。 =1+2+3 ……(4) 重力ベクトルの中心軸giまわりのモーメントiは
第5式で示される。 i=▲▼×2 ……(5) ここで各回転部または旋回部の中心軸は前述の座標変
換によつてΣ0座標系で表わすことができる。したがつ
てモーメントiを計算することができる。 上述の実施例ではツールの重量によるモーメントを計
算したけれども、ロボツトのアーム自身の重量によるモ
ーメント1iも同様にして計算することができる。した
がつてモーメントの総和は、(i+1i)となる。 各回転部または旋回部の回転剛性係数Kiは、表示デー
タiに依存する値として表または計算式として与え
る。 各回転部または、旋回部におけるツール重量およびロ
ボツトのアームの重量による回転変位Δiは、第7式
で計算することができる。 したがつてロボツトを位置決めするときに、アームの
たわみに起因した変位が無いものとして設定された教示
データiに、Δiを補正量として加減算した値
i=i−Δi ……(7) i=i+Δi ……(8) またとするとき、 i=i+Δbi ……(10) を新しい教示データとして与えることによつて、重力に
よる不所望な変位による誤差を無くすことができる。 上述の動作を第4図に基づいて説明すると、ステツプ
n1においてロボツトの姿勢(θ1,θ2,…,θN)、ロボ
ツトのツール取付面30に設定したΣ6座標系での負荷の
重心の座標成分(XG,YG,ZG)、および負荷の重量を与え
る。そこでステツプn2において各軸の回転中心まわりの
重力によるトルクTiを計算する。 ステツプn3では、各軸の剛性係数Kiにより、たわみ量
Δθiを計算する。 ステツプn4では、計算された教示データ(θ1,θ2,
…,θN)に、第5図〜第8図のΣ0座標変換した補正
量Δθaiを加えて、補正後の教示データ(θ1+Δθa
1,θ2+Δθa2,θ3+Δθa3,…,θN+ΔθaN)を求
める。 こうして、(A)補正前の教示データが計算機で作成
したデータであつて、アームのたわみを考慮しない理想
モデルで作成したデータであり、補正後の対象量がツー
ルまたはワークなどの負荷の重量およびロボツトアーム
の自重がある実機であるとき、補正式は、前述の第7式
で示されるとおりとなる。 (B)また補正前の教示データが、負荷の重量およびロ
ボツトのアームの自重によつて、たわんだ状態により採
取した教示データ、すなわち実機のデータであり、補正
後の対象は、たわみを考慮しない理想モデルであるとき
には、第8式によつて補正を行なう。 (C)補正前の教示データ、ロボツト、アームの自重は
あるが、負荷の重量は無い、そのような教示データであ
り、オフラインロボツトに重量が無視できる模擬ツール
を取付けて採取したような場合、補正後の対象は負荷重
量のある実機であるときには、第9式で示される変位量
Δbiを第9式によつて求め、これによつて第10式の補
正を行なう。 このようにして上述の場合(A),(B),(C)の
ように、補正前の教示データの作成方法および補正後の
対象が変わつても、たわみ補正のループをオン・オフす
るか、符号を反転するか、または、アームの自重を零と
することなどによつて、各場合(A),(B),(C)
に対応して補正を行なうことができる。したがつてオフ
ラインテイーチングに本発明を実施することによつて、
アームのたわみ補正を行なわない場合に比べて、本発明
ではテイーチング精度が向上し、テイーチングの修正が
少なくてすむことになる。その結果、テイーチング作業
に要する人手が減少され、しかもテイーチング時のライ
ン停止時間を少なくすることができ、ロボツトの作業時
間を長くすることが可能になる。 効 果 以上のように本発明によれば、ロボツトのアームに取
付けられた負荷の端部を希望する位置に正確にもたらす
ことができるようになり、しかもテイーチングの作業を
簡略化することができるようになる。 また本発明によれば、補正前の教示データが上述の各
場合A,B,Cにおいても、補正において新しい教示データ
を与えて、重量による不所望な変位による誤差をなくす
ことが確実に可能となる。 本発明によれば、剛性係数Kiは、アームのたわみに起
因した変位がないものとして設定された教示データi
に依存する値として表または計算式として与えるように
し、これによつて補正精度を向上することができるとい
う優れた効果もまた、達成される。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の前提となる構成の簡略化した図、第2
図は第1図に示された1軸分の電気的構成を示すブロツ
ク図、第3図は第1図および第2図に示された構成の補
正演算動作を行なう構成を示すブロツク図、第4図は本
発明の一実施例の動作を説明するためのフローチヤー
ト、第5図は第4図に示された動作が行なわれるロボツ
トの簡略化した図、第6図はツール取付面30付近の簡略
化した図、第7図はΣ0座標系を示す図、第8図はモー
メントの計算の手順を示すための図である。 1……アーム、2……回転中心、3……負荷、4……端
部、6……モータ、9……位置指令値発生回路、10,13,
16……減算回路、11……位置検出器、12,15……増幅回
路、14……速度検出器、17……電流検出器、17……位置
指令値発生回路、18……設定回路、19……関節モーメン
ト計算手段、20……剛性係数K設定回路、21……関節変
位角計算手段、22……補正手段、23……メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中土 宜明 明石市川崎町1番1号 川崎重工業株式 会社明石工場内 (56)参考文献 特開 昭61−281304(JP,A) 特開 昭62−242201(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.教示データに基づいて複数Nの自由度を有する多関
    節ロボツトの軸を駆動するロボツトの教示データの作成
    方法において、 各関節24〜29の点Piを原点する(Xi,Yi,Zi)座標系Σi
    (ただしi=0〜N)としたとき、負荷の重心Gの座標
    をΣN座標系にて与え、座標変換によつてロボツトの基
    端部のΣ0座標系での座標値で表し、 負荷の重心ベクトルも座標変換によつてΣ0座標系で
    表し、 各関節の中心軸giも座標変換によつてΣ0座標系で表
    し、 負荷の重心を通り中心軸giに垂直な平面31と、中心軸gi
    との交点をQとし、重力ベクトルに関して、QWの方向
    と中心軸giに平行な方向とにそれぞれ垂直な方向に展開
    した成分を2とするとき、重力ベクトルの中心軸gi
    まわりのモーメントi、 i=▲▼×2 を求め、 アーム自身の重力によるモーメント1iを求め、 これによつてモーメントの総和(i+1i)を求め、 各関節の剛性係数をKiとし、各関節における負荷の重量
    およびアームの重量による回転変位Δi、 を求め、 剛性係数Kiは、アームのたわみに起因した変位がないも
    のとして設定された教示データiに依存する値として
    表または計算式として与え、 ロボツトの位置決めするときに、アームのたわみに起因
    した変位がないものとして設定された教示データi
    に、Δを補正量として加減算した値Δiを、 (A)補正前の教示データが計算機で作成したデータで
    あつて、アームのたわみを考慮しない理想モデルで作成
    したデータであり、補正後の対象量が負荷の重量および
    アームの自重がある実機であるとき、 i=i−Δi によつて求めて補正し、 (B)補正前の教示データが、負荷の重量およびアーム
    の自重によつて、たわんだ状態により採取した実機の教
    示データであり、補正後の対象は、たわみを考慮しない
    理想モデルであるとき、 i=i+Δi によつて補正を行い、 (C)補正前の教示データが、アームの自重はあるが、
    負荷の重量はない、そのような教示データであり、オフ
    ラインロボツトに重量が無視できる模擬ツールを取付け
    て採取したような場合、補正後の対象は負荷重量のある
    実機であるときには、変位量Δbiを、 によつて求め、これによつて i=i+Δbi の補正を行い、 こうして新しい教示データを補正によつて与えることに
    よつて、重量による不所望な変位による誤差をなくすこ
    とを特徴とするロボツトの教示データの作成方法。
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