JP6934640B2 - ロボットの制御方法 - Google Patents

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本発明は、ロボットの制御方法に関するものである。
従来より、複数の関節部を有するロボットアームを備えた多関節ロボットが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、このような多関節ロボットでは、アームの自重やアームの先端にかかる負荷によって、アームがたわみ変形することがある。このアームの変形は、回転軸を有する関節部で特に顕著に生じる。つまり、可動部位のある関節部を形成する部材が弾性変形を起こすことにより、関節部が目標とする位置よりも可動方向に変位することがある。
特許文献1には、アーム毎に関節部の実際の角度を求め、求めた実際の角度と制御装置からの制御用の指令角度との差であるずれ量を求め、これに基づいて制御装置から関節部に付与する指令角度を補償するようにした構成が開示されている。
特開2010−58256号公報
ところで、特許文献1の発明では、重力方向に回動する関節部の角度のみを補償するものであり、重力方向に回動しない関節部については、何ら考慮されていない。
具体的に、重力方向に回動しない関節部であっても、関節部内の減速機やベアリングの弾性変形によって、回転軸が傾く方向にたわんでしまうこととなる。そのため、アーム先端の位置決めを精度良く行うことができず、ロボットを用いて行う加工の精度が低下するという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロボットアームの関節部のたわみに起因するロボットアーム先端の位置ずれを抑えることにある。
本発明は、少なくとも4つの関節部を有するロボットアームの動作を制御するロボットの制御方法を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、第1関節部及び第4関節部は、回転軸の傾きが前記ロボットアーム先端の位置ずれに影響を及ぼすように構成され、
第2関節部及び第3関節部は、回転軸が重力方向に回動するように構成されており、
前記第1関節部のモーメント剛性と、該第1関節部の回転軸が傾く方向にかかる重力トルクとに基づいて、該第1関節部のたわみ角度を算出するステップと、
前記第2関節部のバネ定数と、該第2関節部の回動方向にかかる重力トルクとに基づいて、該第2関節部のたわみ角度を算出するステップと、
前記第3関節部のバネ定数と、該第3関節部の回動方向にかかる重力トルクとに基づいて、該第3関節部のたわみ角度を算出するステップと、
前記第4関節部のモーメント剛性と、該第4関節部の回転軸が傾く方向にかかる重力トルクとに基づいて、該第4関節部のたわみ角度を算出するステップと、
前記第1関節部、前記第2関節部、及び前記第4関節部のたわみ角度に基づいて、該第2関節部のたわみ補償量を算出するステップと、
前記第1関節部、前記第3関節部、及び前記第4関節部のたわみ角度に基づいて、該第3関節部のたわみ補償量を算出するステップと、
前記第2関節部及び前記第3関節部の前記たわみ補償量に基づいて、該第2関節部及び該第3関節部を回動させるステップとを備えたことを特徴とするものである。
第1の発明では、第2関節部のたわみ補償量を、第1関節部、第2関節部、及び第4関節部のたわみ角度に基づいて算出する。また、第3関節部のたわみ補償量を、第1関節部、第3関節部、及び第4関節部のたわみ角度に基づいて算出する。そして、第2関節部及び第3関節部を、それぞれ算出されたたわみ補償量に基づいて回動させる。
このように、重力方向に回動可能な第2関節部及び第3関節部を用いて、第2関節部及び第3関節部のたわみ角度を補償するだけではなく、第1関節部及び第4関節部の回転軸の傾きについても補償することで、ロボットアーム先端の位置ずれを抑えることができる。
ここで、たわみ角度は、目標とする設定角度に対してずれている角度である。
本発明によれば、ロボットアームの関節部のたわみに起因するロボットアーム先端の位置ずれを抑えることができる。
本実施形態に係るロボットの構成を示す側面図である。 従来のロボットアームのシステム構成をモデル化して示す図である。 本実施形態のロボットアームのシステム構成をモデル化して示す図である。 ツールの作業点と各関節部との水平方向及び垂直方向の距離を示す図である。 第2関節部の関節角を−90°に設定したときのロボットアームの姿勢を示す図である。 第2関節部の関節角を0°に設定したときのロボットアームの姿勢を示す図である。 第2関節部の関節角を90°に設定したときのロボットアームの姿勢を示す図である。 第2関節部の関節角とツールの作業点の水平方向の誤差との関係を示すグラフ図である。 第2関節部の関節角とツールの作業点の垂直方向の誤差との関係を示すグラフ図である。 第3関節部の関節角を−60°に設定したときのロボットアームの姿勢を示す図である。 第3関節部の関節角を0°に設定したときのロボットアームの姿勢を示す図である。 第3関節部の関節角を90°に設定したときのロボットアームの姿勢を示す図である。 第3関節部の関節角とツールの作業点の水平方向の誤差との関係を示すグラフ図である。 第3関節部の関節角とツールの作業点の垂直方向の誤差との関係を示すグラフ図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1に示すように、ロボット1は、6軸の多関節型のロボットアーム10と、ロボットアーム10の動作を制御する制御部20とを備えている。
ロボットアーム10は、台座部11と、台座部11に第1関節部J1を中心に水平方向に旋回可能に支持された肩部12と、肩部12に第2関節部J2を中心に上下方向に旋回可能に支持された下アーム部13と、下アーム部13に第3関節部J3を中心に上下方向に旋回可能に支持された第1の上アーム部14と、第1の上アーム部14の先端部に第4関節部J4を中心に捻り回転可能に支持された第2の上アーム部15と、第2の上アーム部15に第5関節部J5を中心に上下方向に旋回可能に支持された手首部16と、手首部16に第6関節部J6を中心に捻り回転可能に支持された取付部17とを有する。取付部17には、溶接トーチ等のツール18が取り付けられている。
第1関節部J1から第6関節部J6には、図示しないアクチュエータが内蔵されている。制御部20は、ティーチング等によって予め入力された動作プログラムに基づいて、第1関節部J1から第6関節部J6がそれぞれ目標位置(指令角度)に達するように、第1関節部J1から第6関節部J6のアクチュエータの駆動を制御する。
図2は、従来のロボットアーム10のシステム構成をモデル化して示す図である。図2には、ロボットアーム10の各関節部で生じるたわみ方向を白塗り矢印で示し、たわみを解消するための補償方向について、黒塗り矢印で示している。
なお、第5関節部J5及び第6関節部J6で生じるたわみは、ロボットアーム10先端にあるツール18の作業点の位置ずれに及ぼす影響が小さく無視できるため、第5関節部J5及び第6関節部J6については考慮しないものとする。
図2に示すように、従来のロボットアーム10では、重力方向に回動可能な第2関節部J2及び第3関節部J3で生じる静的弾性たわみのみを考慮して、このたわみを解消するようにしていた。
具体的には、第2関節部J2及び第3関節部J3には、図2で時計回り方向に重力トルクが作用して、回転軸が回動する方向にたわみが生じる。そこで、第2関節部J2及び第3関節部J3を、図2で反時計回り方向にそれぞれ回動させ、第2関節部J2及び第3関節部J3で生じるたわみを打ち消すことで、ツール18の作業点に生じる位置ずれを補償するようにしていた。
しかしながら、図2に点線矢印で示すように、第1関節部J1及び第4関節部J4についても、回転軸が傾く方向に重力トルクが作用しており、第1関節部J1及び第4関節部J4の図示しない減速機やベアリングの弾性変形によって、第1関節部J1及び第4関節部J4で回転軸の傾く方向にたわみが生じる。そのため、実際には、ツール18の作業点の位置ずれが点線矢印の分だけ大きくなってしまうこととなる。
そこで、本実施形態では、第1関節部J1及び第4関節部J4で生じる静的弾性たわみについても考慮して、第2関節部J2及び第3関節部J3を回動させることで、ツール18の作業点の位置ずれを解消できるようにしている。
具体的に、図3に示すように、第1関節部J1及び第4関節部J4には、図3で時計回り方向に重力トルクが作用して、回転軸が傾く方向にたわみが生じる。一方、第2関節部J2及び第3関節部J3にもそれぞれ、図3で時計回り方向に重力トルクが作用して、回動する方向にたわみが生じる。
そこで、第2関節部J2及び第3関節部J3を、図3で反時計回り方向にそれぞれ回動させて、第2関節部J2及び第3関節部J3のたわみ量を補償するとともに、第1関節部J1及び第4関節部J4のたわみ量についても補償するようにしている。
これにより、ツール18の作業点のたわみ量(白塗り矢印で図示)を打ち消すだけの補償量(黒塗り矢印で図示)を得ることができ、ツール18の作業点の位置ずれを解消することができる。
以下、第2関節部J2及び第3関節部J3への補償量の算出方法について説明する。図4に示すように、ツール18の作業点と第i関節部との水平方向の距離をri[m]、ツール18の作業点と第i関節部との垂直方向の距離をzi[m]、第i関節部の関節角をθi[°]、第i関節部のバネ定数をki[Nm/rad]、第i関節のモーメント剛性をMi[Nm/rad]とする。
また、ロボットアーム10及びツール18の質量をm[kg]、ロボットアーム10及びツール18の重心位置をxg、ロボットアーム10及びツール18の長さをL[m]とする。
そして、第i関節部の動作方向にかかる重力トルクτi[N]は、τi=f1(m,xg,L,θi)の関数で表すことができる。また、第i関節の回転軸の傾く方向にかかる重力トルクWi[N]は、Wi=f2(m,xg,L,θi)の関数で表すことができる。
また、ツール18の作業点と第i関節部との水平方向の距離riは、ri=f3(L,θi)の関数で表すことができる。また、ツール18の作業点と第i関節部との垂直方向の距離ziは、zi=f4(L,θi)の関数で表すことができる。
次に、第2関節部J2及び第3関節部J3の回動方向にかかる重力トルクによるたわみ角度を算出する。具体的に、第2関節部J2のたわみ角度は、τ/kで表すことができる。また、第3関節部J3のたわみ角度は、τ/kで表すことができる。なお、これらの演算は、制御部20によって行われる。
次に、第1関節部J1及び第4関節部J4の回転軸の傾きが、ツール18の作業点に与える変位、つまり、たわみ量を算出する。補償量は、水平方向及び垂直方向のたわみ量に基づいて算出することができる。
具体的に、水平方向の合計たわみ量Σrは、下記(1)式で算出することができる。
Σr=(W/M)・z+(W/M)・z ・・・(1)
また、垂直方向の合計たわみ量Σzは、下記(2)式で算出することができる。
Σz=(W/M)・r+(W/M)・r ・・・(2)
そして、第i関節部への補償量を△θi[rad]とすると、第2関節部J2への補償量△θは、下記(3)式で算出することができる。
△θ=(τ/k)+(z・Σz−r・Σr)/(z・r−r・z) ・・・(3)
つまり、第2関節部J2の補償量△θは、第1関節部J1、第2関節部J2、及び第4関節部J4のたわみ角度に基づいて算出される。
また、第3関節部J3への補償量△θは、下記(4)式で算出することができる。
△θ=(τ/k)+(r・Σr−z・Σz)/(z・r−r・z) ・・・(4)
つまり、第3関節部J3の補償量△θは、第1関節部J1、第3関節部J3、及び第4関節部J4のたわみ角度に基づいて算出される。
そして、制御部20は、第2関節部J2の補償量△θに基づいて、第2関節部J2を駆動させる一方、第3関節部J3の補償量△θに基づいて、第3関節部J3を駆動させる。これにより、第1関節部J1から第4関節部J4で生じたたわみを解消することができる。
以下、第2関節部J2の関節角θと、ツール18の作業点の目標位置に対する誤差との関係について説明する。
まず、ロボットアーム10の下アーム部13、第1の上アーム部14、及び第2の上アーム部15を一直線状に延ばした状態で、図5に示すように、第2関節部J2の関節角θを−90°に設定する。この状態では、ロボットアーム10は、図5で右方向に水平に延びた姿勢となっている。
次に、図6に示すように、第2関節部J2の関節角θを0°に設定する。この状態では、ロボットアーム10は、図6で上方向に垂直に延びた姿勢となっている。
そして、図7に示すように、第2関節部J2の関節角θを90°に設定する。この状態では、ロボットアーム10は、図7で左方向に水平に延びた姿勢となっている。
ここで、ロボットアーム10が、図5〜図7に示す姿勢となるように第2関節部J2の関節角θを順に変更する際に、ツール18の作業点の水平方向の誤差と、垂直方向の誤差とを、制御部20においてリアルタイムで算出する。その結果を、図8及び図9のグラフ図に示す。
図8には、従来のたわみ補償方法、つまり、第2関節部J2及び第3関節部J3で生じるたわみのみを考慮した場合の、第2関節部J2の関節角θと水平方向の誤差との関係を点線で示している。また、本実施形態のたわみ補償方法、つまり、第1関節部J1から第4関節部J4で生じるたわみを全て考慮した場合の、第2関節部J2の関節角θと水平方向の誤差との関係を実線で示している。
図9には、従来のたわみ補償方法による第2関節部J2の関節角θと垂直方向の誤差との関係を点線で示している。また、本実施形態のたわみ補償方法による第2関節部J2の関節角θと垂直方向の誤差との関係を実線で示している。
図8及び図9に示すように、本実施形態のたわみ補償方法では、従来のたわみ補償方法に比べて、目標位置(誤差0の位置)に対する水平方向及び垂直方向の誤差が大きく算出されていることが分かる。
そのため、補償量を算出するのにあたって、従来のたわみ補償方法に比べて、実際のたわみ角度を考慮した補償量を算出することができ、ツール18の作業点の位置ずれを抑えることができる。
次に、第3関節部J3の関節角θと、ツール18の作業点の目標位置に対する誤差との関係について説明する。
まず、図10に示すように、ロボットアーム10の下アーム部13を上方向に垂直に延ばした姿勢とする。そして、第1の上アーム部14及び第2の上アーム部15を一直線状に延ばした状態で、第3関節部J3の関節角θを−60°に設定する。この状態では、ロボットアーム10の第1の上アーム部14及び第2の上アーム部15は、図10で左斜め下方に延びた姿勢となっている。
次に、図11に示すように、第3関節部J3の関節角θを0°に設定する。この状態では、ロボットアーム10の第1の上アーム部14及び第2の上アーム部15は、図11で左方向に水平に延びた姿勢となっている。
そして、図12に示すように、第3関節部J3の関節角θを90°に設定する。この状態では、ロボットアーム10の第1の上アーム部14及び第2の上アーム部15は、図12で上方向に垂直に延びた姿勢となっている。
ここで、ロボットアーム10が、図10〜図12に示す姿勢となるように第3関節部J3の関節角θを順に変更する際に、ツール18の作業点の水平方向の誤差と、垂直方向の誤差とを、制御部20においてリアルタイムで算出する。その結果を、図13及び図14のグラフ図に示す。
図13には、従来のたわみ補償方法、つまり、第2関節部J2及び第3関節部J3で生じるたわみのみを考慮した場合の、第3関節部J3の関節角θと水平方向の誤差との関係を点線で示している。また、本実施形態のたわみ補償方法、つまり、第1関節部J1から第4関節部J4で生じるたわみを全て考慮した場合の、第3関節部J3の関節角θと水平方向の誤差との関係を実線で示している。
図14には、従来のたわみ補償方法による第3関節部J3の関節角θと垂直方向の誤差との関係を点線で示している。また、本実施形態のたわみ補償方法による第3関節部J3の関節角θと垂直方向の誤差との関係を実線で示している。
図13及び図14に示すように、本実施形態のたわみ補償方法では、従来のたわみ補償方法に比べて、目標位置(誤差0の位置)に対する水平方向及び垂直方向の誤差が大きく算出されていることが分かる。
そのため、補償量を算出するのにあたって、従来のたわみ補償方法に比べて、実際のたわみ角度を考慮した補償量を算出することができ、ツール18の作業点の位置ずれを抑えることができる。
以上のように、本実施形態に係るロボット1の制御方法によれば、重力方向に回動可能な第2関節部J2及び第3関節部J3を用いて、第2関節部J2及び第3関節部J3のたわみ角度を補償するだけではなく、第1関節部J1及び第4関節部J4の回転軸の傾きについても補償することで、ロボットアーム10先端の位置ずれを抑えることができる。
以上説明したように、本発明は、ロボットアームの関節部のたわみに起因するロボットアーム先端の位置ずれを抑えることができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
1 ロボット
10 ロボットアーム
J1 第1関節部
J2 第2関節部
J3 第3関節部
J4 第4関節部

Claims (1)

  1. 少なくとも4つの関節部を有するロボットアームの動作を制御するロボットの制御方法であって、
    第1関節部及び第4関節部は、回転軸の傾きが前記ロボットアーム先端の位置ずれに影響を及ぼすように構成され、
    第2関節部及び第3関節部は、回転軸が重力方向に回動するように構成されており、
    前記第1関節部のモーメント剛性と、該第1関節部の回転軸が傾く方向にかかる重力トルクとに基づいて、該第1関節部のたわみ角度を算出するステップと、
    前記第2関節部のバネ定数と、該第2関節部の回動方向にかかる重力トルクとに基づいて、該第2関節部のたわみ角度を算出するステップと、
    前記第3関節部のバネ定数と、該第3関節部の回動方向にかかる重力トルクとに基づいて、該第3関節部のたわみ角度を算出するステップと、
    前記第4関節部のモーメント剛性と、該第4関節部の回転軸が傾く方向にかかる重力トルクとに基づいて、該第4関節部のたわみ角度を算出するステップと、
    前記第1関節部、前記第2関節部、及び前記第4関節部のたわみ角度に基づいて、該第2関節部のたわみ補償量を算出するステップと、
    前記第1関節部、前記第3関節部、及び前記第4関節部のたわみ角度に基づいて、該第3関節部のたわみ補償量を算出するステップと、
    前記第2関節部及び前記第3関節部の前記たわみ補償量に基づいて、該第2関節部及び該第3関節部を回動させるステップとを備えたことを特徴とするロボットの制御方法。
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