JP2691971B2 - 鉄塔地上組立て工法及びその装置 - Google Patents

鉄塔地上組立て工法及びその装置

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JP2691971B2
JP2691971B2 JP6183091A JP18309194A JP2691971B2 JP 2691971 B2 JP2691971 B2 JP 2691971B2 JP 6183091 A JP6183091 A JP 6183091A JP 18309194 A JP18309194 A JP 18309194A JP 2691971 B2 JP2691971 B2 JP 2691971B2
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篤男 石川
清 奥村
春吉 斎藤
一男 平塚
卓 二木
智之 望月
良和 石井
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株式会社ユアテック
那須電機鉄工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、送電用鉄塔やその他
適宜の鉄塔の組立てにおいて、高所作業を不要とし、全
て地上で鉄塔を組立てる、鉄塔地上組立て工法及びその
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来送電用鉄塔の組立ては、クレーン等
を使用して鉄塔の最下部の柱から組立て、順に柱や部材
を組み上げていき、最終的に鉄塔頂部をこれらの上に取
り付けて完了する方式が採られていた。しかしながらこ
れらの方式は高所作業が不可欠であり、大変な肉体的疲
労を伴い、加えて高所による精神的疲労も大きい。
【0003】そこでこれらの組立て作業を高所でなく地
上で行う方式が採られている。これは鉄塔の中心位置に
せり下げ用鉄柱を設け、このせり下げ用鉄柱上部にワイ
ヤー等を引っ掻けてこれらのワイヤーの一端を鉄塔部材
の下端に固定し、当該ワイヤーの他端をウインチ等でワ
イヤーを引っ張ることにより鉄塔部材をせり上げ、この
下方に下部の鉄塔部材を入れてつなぎ、これらを繰り返
して鉄塔部材の下に次の鉄塔部材をつなげて、鉄塔を組
み立てている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの地上
組立て工法では、鉄塔部材の中にせり上げ用鉄柱を設け
ているため、この一個のせり上げ用鉄柱に荷重がかか
り、鉄塔部材をせり上げる際安定性が悪い。また上述の
如くワイヤー等で鉄塔部材をせり上げるため、せり上げ
の際の安定性も悪い。また鉄塔の内側にせり上げ用鉄柱
を設けているため、せり上げる鉄塔部材の内側にわたす
補剛部材をせり上げる前には取り付けることができず、
せり上げ後に取り付けなければならないため煩雑な作業
となる。さらに鉄塔部材へのワイヤーの取り付け、取外
し等の作業にも手間のかかるものであった。
【0005】この発明はこれらの点に鑑みて為されたも
のであり、各種の鉄塔の組立てにおいて吊り上げる鉄塔
部材の外周に間隔を開けて複数の外鉄柱を設け、これら
の各外鉄柱の腕部で吊り上げる鉄塔部材を支えて安定よ
く鉄塔部材をせり上げることができ、かつ作業に手間の
かからない地上組立て工法及びその装置を提供し上記課
題を解決するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1項の発明は、適
宜の基盤上に間隔を開けて複数本の外鉄柱を立設し、こ
れらの各外鉄柱に、当該外鉄柱に沿って昇降自在な腕部
を複数本の外鉄柱間の中心にほぼ向けて設け、またこれ
らの各腕部は複数本の外鉄柱間の中心方向に突出自在と
し、これらの各腕部を昇降及び水平移動させる適宜の駆
動装置を設け、これらの外鉄柱間の基盤上で鉄塔頂部の
鉄塔部材を組立て、上記各腕部を各外鉄柱の下部に下ろ
して鉄塔頂部の鉄塔部材の側面下部を固定し、各外鉄柱
の各腕部を上昇させて鉄塔頂部の鉄塔部材を地上から一
定の高さまで上げ、上記鉄塔頂部の鉄塔部材の下端にこ
れに続く鉄塔部材を接続して組立て、その後上記鉄塔頂
部の鉄塔部材から各腕部を外して各腕部を各外鉄柱に沿
って下ろし、各腕部に上記鉄塔部材の側面下部を固定
し、各外鉄柱の各腕部を上昇させて当該鉄塔部材を地上
から一定の高さまで上げ、この鉄塔部材の下端にこれに
続く鉄塔部材を接続して組立て、これらを繰り返して鉄
塔を組み立てる鉄塔地上組立て工法とした。なお上述及
び後述の適宜の基盤とは地面でもよく、コンクリートの
基礎でもよく、材質、構造は問わない。
【0007】請求項2項の発明は、適宜の基盤上に間隔
を開けて四本の外鉄柱を立設し、これらの各外鉄柱に、
当該外鉄柱に沿って昇降自在な腕部を四本の外鉄柱間の
中心にほぼ向けて設け、またこれらの各腕部は四本の外
鉄柱間の中心方向に突出自在とし、これらの各腕部を昇
降及び水平移動させる適宜の駆動装置を設け、これらの
外鉄柱間の基盤上で鉄塔頂部の鉄塔部材を組立て、上記
各腕部を各外鉄柱の下部に下ろして鉄塔頂部の鉄塔部材
の主柱材下部の上下二箇所を固定し、各外鉄柱の各腕部
を上昇させて鉄塔頂部の鉄塔部材を地上から一定の高さ
まで上げ、上記鉄塔頂部の鉄塔部材の下端にこれに続く
鉄塔部材を接続して組立て、その後上記鉄塔頂部の鉄塔
部材から各腕部を外して各腕部を各外鉄柱に沿って下ろ
し、各腕部に上記鉄塔部材の主柱材下部の上下二箇所を
固定し、各外鉄柱の各腕部を上昇させて当該鉄塔部材を
地上から一定の高さまで上げ、この鉄塔部材の下端にこ
れに続く鉄塔部材を接続して組立て、これらを繰り返し
て鉄塔を組み立てる鉄塔地上組立て工法とした。
【0008】請求項3項の発明は、適宜の基盤上に間隔
を開けて複数本の外鉄柱を立設し、これらの各外鉄柱
に、当該外鉄柱に沿って昇降自在な腕部を複数本の外鉄
柱間の中心にほぼ向けて設け、またこれらの各腕部は複
数本の外鉄柱間の中心方向に突出自在とし、これらの各
腕部を昇降及び水平移動させる適宜の駆動装置を設け、
さらに上記各腕部の先端には鉄塔部材を把持自在な把持
部を設けた鉄塔地上組立て装置とした。
【0009】請求項4項の発明は、適宜の基盤上に水平
枠体を設け、この水平枠体に夫々の下端を接続した四本
の外鉄柱を立設し、これらの各外鉄柱に当該外鉄柱に沿
って昇降自在な腕部を四本の外鉄柱間の中心にほぼ向け
て設け、またこれらの各腕部は四本の外鉄柱間の中心方
向に突出自在とし、これらの各腕部を昇降及び水平移動
させる適宜の駆動装置を設け、さらに上記各腕部の先端
上下部には鉄塔部材を把持自在な把持部を夫々設けた鉄
塔地上組立て装置とした。
【0010】
【作用】請求項1項の発明において複数本の外鉄柱間の
基盤上で組み立てた鉄塔頂部の鉄塔部材やこれに続く鉄
塔部材を複数本の各腕部に係止するが、これらの鉄塔頂
部の鉄塔部材やその他の鉄塔部材は、下方に行くに従っ
て外径が大きく成っている場合が多く、従って小さな塔
体幅のものの場合は各腕部を複数本の外鉄柱間の中心に
突出させて鉄塔頂部の鉄塔部材やその他の鉄塔部材の適
宜箇所を係止し、大きな塔体幅のものの場合は各腕部を
複数本の外鉄柱間の中心から外側にずらせて鉄塔頂部の
鉄塔部材やその他の鉄塔部材の適宜箇所を係止すること
と成る。またこれらの各腕部を上昇させて鉄塔頂部の鉄
塔部材やその他の鉄塔部材を地上から一定の高さまで上
げ、この状態で停止して上記鉄塔頂部の鉄塔部材やその
他の鉄塔部材の下端にこれに続く鉄塔部材を接続して組
立てる。その後鉄塔頂部の鉄塔部材やその他の鉄塔部材
から各腕部を外しても、この状態では鉄塔頂部の鉄塔部
材やその他の鉄塔部材の下に次の鉄塔部材が接続されて
いるため、これらのもので自立しており、転倒するおそ
れはない。
【0011】請求項2項の発明において四本の外鉄柱間
の基盤上で組み立てた鉄塔頂部の鉄塔部材やこれに続く
鉄塔部材を複数本の各腕部に係止するが、これらの鉄塔
頂部の鉄塔部材やその他の鉄塔部材は、下方に行くに従
って塔体幅が大きく成っている場合が多く、従って各鉄
塔部材の塔体幅に合わせて腕部を伸縮させ、小さな塔体
幅のものの場合は各腕部を四本の外鉄柱間の中心に突出
させて鉄塔頂部の鉄塔部材やその他のや鉄塔部材の主柱
材の上下二箇所を係止し、大きな塔体幅のものの場合は
各腕部を四本の外鉄柱間の中心から外側にずらせて鉄塔
頂部の鉄塔部材やその他の鉄塔部材の主柱材の上下二箇
所を係止することと成る。またこれらの各腕部を上昇さ
せて鉄塔頂部の鉄塔部材やその他の鉄塔部材を地上から
一定の高さまで上げ、この状態で停止して上記鉄塔頂部
の鉄塔部材やその他の鉄塔部材の下端にこれらに続く鉄
塔部材を接続して組立てる。その後鉄塔頂部の鉄塔部材
やその他の鉄塔部材から各腕部を外しても、この状態で
は鉄塔頂部の鉄塔部材やその他の鉄塔部材の下に次の鉄
塔部材が接続されているため、これらのもので自立して
おり、転倒するおそれはない。
【0012】請求項3項の発明においては、これらの外
鉄柱間で鉄塔頂部の鉄塔部材を組立て、上記各腕部先端
の把持部で鉄塔頂部の鉄塔部材の主柱材下部を把持し、
各外鉄柱の各腕部を上昇させて鉄塔頂部の鉄塔部材を地
上から一定の高さまで上げる。この状態で上記鉄塔頂部
の鉄塔部材の下端にこれに続く鉄塔部材を接続して組立
て、その後上記鉄塔頂部の鉄塔部材から各腕部先端の把
持部を外して各腕部を各外鉄柱に沿って下ろし、各腕部
先端の把持部に上記鉄塔部材の主柱材下部を把持し、各
外鉄柱の各腕部を上昇させて当該鉄塔部材を地上から一
定の高さまで上げる。この状態でこの鉄塔部材の下端に
これに続く鉄塔部材を接続して組立て、これらを繰り返
して鉄塔を組み立てる。その際これらの鉄塔頂部の鉄塔
部材やその他の鉄塔部材は、下方に行くに従って塔体幅
が大きく成っている場合が多く、従って小さな塔体幅の
ものの場合は各腕部を四本の外鉄柱間の中心に突出させ
て鉄塔頂部の鉄塔部材やその他の鉄塔部材の主柱材を把
持し、大きな塔体幅のものの場合は各腕部を四本の外鉄
柱間の中心から外側にずらせて鉄塔頂部の鉄塔部材やそ
の他の鉄塔部材の主柱材を把持することと成る。
【0013】請求項4項の発明においては、これらの外
鉄柱間で鉄塔頂部の鉄塔部材を組立て、上記各腕部先端
の上下二箇所の把持部で鉄塔頂部の鉄塔部材の主柱材下
部を把持し、各外鉄柱の各腕部を上昇させて鉄塔頂部の
鉄塔部材を地上から一定の高さまで上げる。この状態で
上記鉄塔頂部の鉄塔部材の下端にこれに続く鉄塔部材を
接続して組立て、その後上記鉄塔頂部の鉄塔部材から各
腕部先端の把持部を外して各腕部を各外鉄柱に沿って下
ろし、各腕部先端の上下二箇所の把持部に上記鉄塔部材
の主柱材下部を把持し、各外鉄柱の各腕部を上昇させて
当該鉄塔部材を地上から一定の高さまで上げる。この状
態でこの鉄塔部材の下端にこれに続く鉄塔部材を接続し
て組立て、これらを繰り返して鉄塔を組み立てる。その
際これらの鉄塔頂部の鉄塔部材やその他の鉄塔部材は、
下方に行くに従つて塔体幅が大きく成っている楊合が多
く、従って小さな塔体幅のものの場合は各腕部を四本の
外鉄柱間の中心に突出させて鉄塔頂部の鉄塔部材やその
他の鉄塔部材の主柱材を把持し、大きな塔体幅のものの
場合は各腕部を四本の外鉄柱間の中心から外側にずらせ
て鉄塔頂部の鉄塔部材やその他の鉄塔部材の主柱材を把
持することと成る。また各外鉄柱は基盤上の水平枠体に
より連結されているため、各外鉄柱への荷重に対しても
相互に補強しあい、強固である。
【0014】
【実施例】以下この発明の実施例を図について説明す
る。図1乃至図6はこの発明の工法に使用する装置を示
すもので、図1に示すように適宜の鉄塔基礎の上に、十
字型のベース梁下敷き板1を設置し、このベース梁下敷
き板1の上に自体の中央部が載るように十字型のベース
梁2を設置してある。このベース梁2は各突出部の長さ
を調節、固定自在となっている。従って組み立てる鉄塔
の大きさに合わせてベース梁2の大きさを決定する。ま
たこのベース梁2の各先端部には、二本の柱からなる外
鉄柱3が四本建てられ、これらの各外鉄柱3相互は外梁
4で連結されている。
【0015】これらの各外鉄柱3には二本で一対の腕部
5が上下に間隔を保持して二対夫々装着され、これらの
各腕部5は上記十字型のベース梁2の中心部に向かって
ほぼ水平に設けられている。これらの各腕部5は各外鉄
柱3に沿って上下に移動自在な支持筒体6に支持され、
上下二対の腕部5の各支持筒体6相互が一体に固定さ
れ、腕部ユニット7を構成している。それ故二対の腕部
5はこの腕部ユニット7により一体となって各外鉄柱3
に沿って上下に移動自在である。またこれらの各腕部5
は各支持筒体6の中を遊貫して摺動、固定自在に支持さ
れ、上下の各対の各腕部5の内側先端には、これらの各
腕部5をつなぐ連結腕8が夫々固定され、上下各対の腕
部5が一体となって上記ベース梁2の中心に向かって突
出、固定自在となっており、各対の腕部5を移動させる
適宜の駆動装置(図示省略)が設けられている。またこ
れらの各連結腕8の中央部には鉄塔部材の主柱材を把持
する把持具9を設けている。
【0016】この把持具9は図5に示すごとく、「く」
の字形の基体9aの基部を連結腕8から突出した軸受1
0に軸支され、この基体9aの一端にピン9bで軸支さ
れた「く」の字形の開閉枠体9cを設け、これらの基体
9aと開閉枠体9cとの間で鉄塔の支柱材22aを挾持
し、これらの基体9aと開閉枠体9cの両端でボルトナ
ット9dにより固定するものである。
【0017】また上記各外鉄柱3の頂部には図6に示す
ごとく、隣接する各二本の外鉄柱3をつなぐ頭つなぎ材
11が着脱自在にわたされ、また各外鉄柱3の頂部には
スプロケット12が固定され、これらの各外鉄柱3の各
スプロケット12には、図4に示すごとくチェーン13
を掛け、各チェーン13の一端をロードセル14を介し
て上記各腕部ユニット7の上部に固定し、他端をベース
梁2箇所に設けた駆動モータ15のローラ(図示省略)
に掛けて折り返し、さらに締め付け具16を介して上記
各腕部ユニット7の下部に固定してループを形成してい
る。またこれらの四台の各駆動モータ15の回転を制御
する制御器17及び電源となる発電機18が、図6に示
す如く設けられている。なお図6では全ての隣接する外
鉄柱3の上端部間に上記頭つなぎ材11をわたしている
が、鉄塔の組立てに際しては一対の相対する二本の頭つ
なぎ材11は渡しておかない。
【0018】また上記ベース梁2の上の中程には図9に
示すように、一番外側に鉄塔基礎主脚材19を上記鉄塔
基礎から突設し、さらにこの各鉄塔基礎主脚材19の内
側に、後述する鉄塔主柱材を挿入支持する主柱材仮固定
具20を塔体幅の変化に合わせて各ベース梁2に沿った
所定の位置に複数個設け、これらの各主柱材仮固定具2
0の下端は回動自在とし、鉄塔の組立て傾斜と対応可能
な支持方法としている。
【0019】次にこの装置を使ってこの発明の鉄塔地上
組立て工法を説明する。まず図7に示すごとく、上記二
つの頭つなぎ材11を渡していない、外鉄柱3の間に鉄
塔腕金部21が位置するように鉄塔頂部部材22をこれ
らの外鉄柱3に囲まれている中のベース梁2の上で組み
立てる。そして上記制御器17により各駆動モータ15
を駆動させてチェーン13を回転させて各外鉄柱3の各
腕部ユニット7を降下させる。そして各腕部ユニット7
の上下の対の腕部5を上記制御器17により駆動装置を
駆動させて各支持筒体6に対して水平に摺動させて上下
夫々の幅で外鉄柱3に囲まれた中央部に突出させる。そ
して各連結腕8の把持具9で上述のごとく鉄塔頂部部材
22の主柱材22aを把持する。図12はこの状態を示
す説明概略図である。
【0020】この様にして鉄塔頂部部材22の四本の主
柱材22aを上下部で夫々腕部5に固定する。そして上
記制御器17により各駆動モータ15を動かしてチェー
ン13を回して、各腕部ユニット7を引き上げる。これ
により図8及び図13に示すごとく鉄塔頂部部材22は
鉄塔基礎から一定の高さまで浮き上がり、この状態を保
持してこの鉄塔頂部22の下で、これに続く鉄塔部材2
3を組立て、この鉄塔部材23の上部を鉄塔頂部部材2
2の下端に接続する。その際図9に示すごとく、上述の
主柱材仮固定具20の一つに鉄塔部材23の主柱材23
aを仮止めしておく。
【0021】そして各腕部ユニット7の各把持具9を鉄
塔頂部部材22の主柱材22aから外し、図10に示す
ごとく各腕部ユニット7を各外鉄柱3に沿って降ろし、
各腕部ユニット7の上下の対の腕部5を水平移動させ、
外方に突出させる。またこの状態ですでに鉄塔頂部部材
22の鉄塔腕金部21が各外鉄柱3の上端より上方に突
出しているため、図11に示すごとく頭つなぎ材11の
渡されていない外鉄柱3の上端に頭つなぎ材11を渡し
て固定する。そして鉄塔部材23の四本の主柱材23a
の下部に上記各腕部ユニット7の各把持具9を固定す
る。そして次の鉄塔部材の主柱材をその外側の主柱材仮
固定具20に建立し、固定する。図14はこの状態を示
す。そして上記制御器17により各駆動モータ15を駆
動させてチエーン13を回転させて各外鉄柱3の各腕部
ユニット7を上昇させ、ベース梁2から鉄塔部材23を
図15に示すごとく次の鉄塔部材の主柱材の接続位置ま
で浮きあがらせる。
【0022】そしてさらにこの状態を保持してこの鉄塔
部材23の下端にこれに続く上記次の鉄塔部材の主柱材
の上端を接続、固定し、当該次の鉄塔部材(図示省略)
を組立て、これらを繰り返して鉄塔を組み立てる。
【0023】なお上記実施例では外鉄柱3を四本用意し
たが、これら限らず複数本の外鉄柱を設けても、この発
明の工法は実施できる。またこれらの外鉄柱3はベース
梁2で連結しているが、この連結による補強の効果があ
るが、これもこの発明の必須要件ではない。また各腕部
5は水平方向にも移動、固定自在としたが、この様に水
平移動自在としなくともよい。その場合当該腕部で支持
して持ち上げる鉄塔部材の塔体幅が異なってくるが、各
腕部の適宜箇所でこれらの鉄塔部材を係止する構成とす
ればよい。さらに各腕部ユニット7の各外鉄柱3に沿っ
た上下移動をチェーン13を回転させて行っているが、
これも適宜の駆動手段で行えばよい。
【0024】また上記実施例におけるベース梁2の中程
の鉄塔基礎から突出させた鉄塔基礎主脚材19又は鉄塔
基礎に当該ベース梁2を固定させることにより、外鉄柱
3等の荷重を分担させ、これらの部材を軽量化させるこ
ともできる。またこの発明は鉄塔が水平な基盤上に建て
られる場合に加え、組み立てられる鉄塔が片継脚の場合
でも、図16に示すごとく、当該傾斜地に架台24を設
けて当該架台24の水平板24a上を基礎として外鉄柱
3等を設け、上記実施例と同様に鉄塔を組み立てること
ができる。また上記実施例では送電用鉄塔の組立てを示
したが、これに限らず、この発明は単一の柱から成るも
の等その他適宜の構成や形状の鉄塔の組立にも使用でき
る。
【0025】
【発明の効果】請求項1項の発明の工法によれば組み立
てる鉄塔の外周に設けた複数本の外鉄柱に上下摺動自在
に設けた腕部により、鉄塔部材を支持して、これらを一
定の高さまでせり上げ、この状態でこの鉄塔部材の次の
鉄塔部材の主柱材を接続して組み立て、さらに上記腕部
を下方に降下させて、鉄塔部材の下部を上記腕部に係止
してこれらの鉄塔部材をせり上げる。従って従来の組み
立てる鉄塔の中央部にせり上げ用鉄柱を設けて、鉄塔部
材をせり上げるのに比べ、複数本の外鉄柱でせり上げる
ため鉄塔部材の荷重は各外鉄柱にその荷重を分散させて
いるので、外鉄柱が倒れるおそれがなく、極めて安定性
が良い。またせり上げる鉄塔部材の内側に鉄柱等の装置
が介在しておらず、それ故せり上げる前から鉄塔部材の
内側に横梁や斜材を取り付けて置くことができ、作業性
がよい。さらに腕部が水平方向にも移動自在であるた
め、上部の鉄塔部材から順に塔体幅が大きくなる鉄塔部
材を腕部に固定してせり上げて行く場合、鉄塔部材の塔
体幅に合わせて各腕部を外鉄柱の外方に移動させて行く
ことができる。従って、外鉄柱の位置をかえることなく
任意の塔体幅に合わせて腕部の水平突出度合いを自由に
調整可能であり、工事の作業性がよい。
【0026】請求項2項の発明の工法によれば組み立て
る鉄塔の外周に設けた四本の各外鉄柱に上下摺動自在に
設けた腕部により、鉄塔部材を支持して、これらを一定
の高さまでせり上げ、この状態でこの鉄塔部材の次の鉄
塔部材の主柱材を接続して組み立て、さらに上記腕部を
下方に降下させて、鉄塔部材の下部を上記腕部に係止し
てこれらの鉄塔部材をせり上げる。従って従来の組み立
てる鉄塔の中央部にせり上げ用鉄柱を設けて鉄塔部材を
せり上げるのに比べ、四本の外鉄柱でせり上げるため鉄
塔部材の荷重は各外鉄柱にその荷重を分散させているの
で、外鉄柱が倒れるおそれがなく、極めて安定性が良
い。しかも各腕部での鉄塔部材の支持は、鉄塔部材の上
下二箇所で支持するため、極めて安定よく鉄塔部材をせ
り上げることができる。またせり上げる鉄塔部材の内側
に鉄柱等の装置が介在しておらず、それ故せり上げる前
から鉄塔部材の内側に横梁や斜材を取り付けて置くこと
ができ、作業性がよい。さらに腕部が水平方向にも移動
自在であるため、上部の鉄塔部材から順に塔体幅が大き
くなる鉄塔部材を腕部に固定してせり上げて行く場合、
鉄塔部材の塔体幅に合わせて各腕部を外鉄柱の外方に移
動させて行くことができる。従って、外鉄柱の位置をか
えることなく任意の塔体幅に合わせて腕部の水平突出度
合いを自由に調整可能であり、工事の作業性がよい。
【0027】請求項3項の発明の装置を用いれば、これ
らの外鉄柱内で鉄塔頂部の鉄塔部材やその下の鉄塔部材
を組立て、上記各腕部先端の把持部で鉄塔頂部の鉄塔部
材やその他の鉄塔部材の側面下部を把持し、各外鉄柱の
各腕部を上昇させて鉄塔頂部やその他の鉄塔部材を地上
から一定の高さまで上げる。この状態で上記鉄塔頂部の
鉄塔部材やその他の鉄塔部材の下端にこれに続く鉄塔部
材を接続して組立て、その後これらの下部を腕部で把持
して各外鉄柱の各腕部を上昇させて当該鉄塔部材を地上
から一定の高さまで上げる、という工法には適するもの
であり、この工法において、鉄塔部材等を極めて安定良
くせり上げることができる。
【0028】請求項4項の発明の装置を用いれば、これ
らの外鉄柱内で鉄塔頂部の鉄塔部材やその下の鉄塔部材
を組立て、上記各腕部先端の把持部で鉄塔頂部の鉄塔部
材やその他の鉄塔部材の主柱材下部の上下二箇所を把持
し、各外鉄柱の各腕部を上昇させて鉄塔頂部やその他の
鉄塔部材を地上から一定の高さまで上げる。この状態で
上記鉄塔頂部の鉄塔部材やその他の鉄塔部材の下端にこ
れに続く鉄塔部材を接続して組立て、その後これらの下
部を腕部で把持て各外鉄柱の各腕部を上昇させて当該鉄
塔部材を地上から一定の高さまで上げる、という工法に
は適するものである。この工法において外鉄柱を四本設
け、これらの四本の外鉄柱でせり上げる鉄塔部材の荷重
を各外鉄柱に分散させ、鉄塔部材等を極めて安定良くせ
り上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の装置の組立の第1工程を示す説明斜
視図である。
【図2】この発明の装置の組立の第2工程を示す説明斜
視図である。
【図3】この発明の装置の組立の第3工程を示す説明斜
視図である。
【図4】この発明の装置を示す説明正面図である。
【図5】この発明の装置の鉄塔部材を把持する把持具の
一部断面平面図である。
【図6】この発明の装置の完成状態を示す説明斜視図で
ある。
【図7】この発明の方法における鉄塔組立ての第1工程
を示す斜視図である。
【図8】この発明の方法における鉄塔組立ての第2工程
を示す斜視図である。
【図9】この発明の各鉄塔基礎主脚材と主柱材仮固定具
の側面図である。
【図10】この発明の方法における鉄塔組立ての第3工
程を示す斜視図である。
【図11】この発明の方法における鉄塔組立ての第4工
程を示す斜視図である。
【図12】この発明の方法における鉄塔組立ての第1工
程を示す説明概略図である。
【図13】この発明の方法における鉄塔組立ての第2工
程を示す説明概略図である。
【図14】この発明の方法における鉄塔組立ての第5工
程を示す説明概略図である。
【図15】この発明の方法における鉄塔組立ての第6工
程を示す説明概略図である。
【図16】この発明の方法を片継脚の鉄塔に使用した場
合を示す説明概略図である。
【符号の説明】
2 ベース梁枠 3 外鉄柱 5 腕部 6 支持筒体 7 腕部ユニット 8 連結腕 9 把持具 12 スプロケット 13 チェーン 15 駆動モータ 19 制御器 19 鉄塔基礎主脚材 20 主柱材仮固定具 21 鉄塔腕金部 22 鉄塔頂部部材 23 鉄塔部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 春吉 宮城県名取市田高字原554 株式会社ユ アテック 送電工事センター内 (72)発明者 平塚 一男 宮城県名取市田高字原554 株式会社ユ アテック 送電工事センター内 (72)発明者 二木 卓 東京都新宿区新宿1丁目1番14号 那須 電機鉄工株式会社内 (72)発明者 望月 智之 東京都新宿区新宿1丁目1番14号 那須 電機鉄工株式会社内 (72)発明者 石井 良和 東京都新宿区新宿1丁目1番14号 那須 電機鉄工株式会社内 (56)参考文献 特公 昭48−26615(JP,B1) 特公 昭49−19147(JP,B1)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜の基盤上に間隔を開けて複数本の外
    鉄柱を立設し、これらの各外鉄柱に、当該外鉄柱に沿っ
    て昇降自在な腕部を複数本の外鉄柱間の中心にほぼ向け
    て設け、またこれらの各腕部は複数本の外鉄柱間の中心
    方向に突出自在とし、これらの各腕部を昇降及び水平移
    動させる適宜の駆動装置を設け、これらの外鉄柱間の基
    盤上で鉄塔頂部の鉄塔部材を組立て、上記各腕部を各外
    鉄柱の下部に下ろして鉄塔頂部の鉄塔部材の側面下部を
    固定し、各外鉄柱の各腕部を上昇させて鉄塔頂部の鉄塔
    部材を地上から一定の高さまで上げ、上記鉄塔頂部の鉄
    塔部材の下端にこれに続く鉄塔部材を接続して組立て、
    その後上記鉄塔頂部の鉄塔部材から各腕部を外して各腕
    部を各外鉄柱に沿って下ろし、各腕部に上記鉄塔部材の
    側面下部を固定し、各外鉄柱の各腕部を上昇させて当該
    鉄塔部材を地上から一定の高さまで上げ、この鉄塔部材
    の下端にこれに続く鉄塔部材を接続して組立て、これら
    を繰り返して鉄塔を組み立てることを特徴とする、鉄塔
    地上組立て工法。
  2. 【請求項2】 適宜の基盤上に間隔を開けて四本の外鉄
    柱を立設し、これらの各外鉄柱に、当該外鉄柱に沿って
    昇降自在な腕部を四本の外鉄柱間の中心にほぼ向けて設
    け、またこれらの各腕部は四本の外鉄柱間の中心方向に
    突出自在とし、これらの各腕部を昇降及び水平移動させ
    る適宜の駆動装置を設け、これらの外鉄柱間の基盤上で
    鉄塔頂部の鉄塔部材を組立て、上記各腕部を各外鉄柱の
    下部に下ろして鉄塔頂部の鉄塔部材の主柱材下部の上下
    二箇所を固定し、各外鉄柱の各腕部を上昇させて鉄塔頂
    部の鉄塔部材を地上から一定の高さまで上げ、上記鉄塔
    頂部の鉄塔部材の下端にこれに続く鉄塔部材を接続して
    組立て、その後上記鉄塔頂部の鉄塔部材から各腕部を外
    して各腕部を各外鉄柱に沿って下ろし、各腕部に上記鉄
    塔部材の主柱材下部の上下二箇所を固定し、各外鉄柱の
    各腕部を上昇させて当該鉄塔部材を地上から一定の高さ
    まで上げ、この鉄塔部材の下端にこれに続く鉄塔部材を
    接続して組立て、これらを繰り返して鉄塔を組み立てる
    ことを特徴とする、鉄塔地上組立て工法。
  3. 【請求項3】 適宜の基盤上に間隔を開けて複数本の外
    鉄柱を立設し、これらの各外鉄柱に、当該外鉄柱に沿っ
    て昇降自在な腕部を複数本の外鉄柱間の中心にほぼ向け
    て設け、またこれらの各腕部は複数本の外鉄柱間の中心
    方向に突出自在とし、これらの各腕部を昇降及び水平移
    動させる適宜の駆動装置を設け、さらに上記各腕部の先
    端には鉄塔部材を把持自在な把持部を設けたことを特徴
    とする、鉄塔地上組立て装置。
  4. 【請求項4】 適宜の基盤上に水平枠体を設け、この水
    平枠体に夫々の下端を接続した四本の外鉄柱を立設し、
    これらの各外鉄柱に当該外鉄柱に沿って昇降自在な腕部
    を四本の外鉄柱間の中心にほぼ向けて設け、またこれら
    の各腕部は四本の外鉄柱間の中心方向に突出自在とし、
    これらの各腕部を昇降及び水平移動させる適宜の駆動装
    置を設け、さらに上記各腕部の先端上下部には鉄塔部材
    を把持自在な把持部を夫々設けたことを特徴とする、鉄
    塔地上組立て装置。
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