JP2690973B2 - X線検査装置 - Google Patents

X線検査装置

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JP2690973B2
JP2690973B2 JP63263987A JP26398788A JP2690973B2 JP 2690973 B2 JP2690973 B2 JP 2690973B2 JP 63263987 A JP63263987 A JP 63263987A JP 26398788 A JP26398788 A JP 26398788A JP 2690973 B2 JP2690973 B2 JP 2690973B2
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弘 水口
重忠 橋詰
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東芝エフエーシステムエンジニアリング株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、繰り返し供給される被検査物にX線を照射
し透過したX線で内部の欠陥などを検査するX線検査装
置に関する。
(従来の技術) 例えば、樹脂成形品や金属の鋳造品のなかには、形状
が複雑で一方向からだけのX線透視だけでは、内部の欠
陥の状態を検査できないものが多い。そのため、これら
の被検査物にX線を照射するときには、X線の出射条件
の他に、X線の透視角度と被検査物の位置も最適条件に
設定しなければならない。
ところが、従来のX線検査装置では、X線の出射条件
は自動化されているが、透視角度の被検査物の位置は、
その都度手動で合わせているものがある。
(発明が解決しようとする課題) もとより、品質一定の製品を得るためには、同一種別
の製品は同一条件で検査しなければならない。しかし、
製品の種別が増えてその種別の変わる頻度も高く、且
つ、繰り返し供給されるときには、X線の出射条件及び
透視角度と被検査物の位置をその都度同一に設定するの
は面倒である。
そこで、本発明の目的は、複数の種別の被検査物の内
部を、種別毎に同一条件で容易に繰り返し検査すること
のできるX線検査装置を得ることである。
(課題を解決するための手段と作用) 本発明は、被検査物が供給されるX−Yテーブル及び
被検査物にX線を照射するX線管が設けられた揺動軸を
個別に駆動する駆動部と、X線管の出射条件を制御する
X線制御部と、被検査物を透過したX線の検出情報を透
過画像として表示する表示部と、駆動部とX線制御部を
手動で駆動して表示部の透過画像から選んだX−Yテー
ブルに供給された条件設定用検査物の透過画像に対応す
るX−Yテーブルの位置及びX線の出射条件と揺動軸の
角度を含む検査条件を、条件設定用検査物の種別と検査
工程毎に記憶指令で記憶部に入力し、X−Yテーブルに
繰り返し供給される被検査物の種別に対応する検査条件
を検査工程毎に選ぶとともに、駆動部とX線制御部を検
査条件に従って駆動してX−Yテーブルに繰り返し供給
される被検査物の内部の検査を実行する制御部に対して
実行指令を出力する記憶選択部とを備えることで、繰り
返し供給される多種別の被検査物の内部の検査を種別毎
に同一条件で容易に行うようにしたX線検査装置であ
る。
(実施例) 以下、本発明のX線検査装置の一実施例を図面を参照
して説明する。
第1図において、一点鎖線で示すX線遮蔽箱11の内部
の上部に対して、矢印で示すようにZ方向に移動自在に
下向きに、且つ、符号θで示すように旋回するZ軸に設
けられたX線管4の下方には、X−Yテーブル6の上面
に対して、被検査物5としての自動車のタイヤが横向き
に所定の位置に載置されている。図示しない旋回機構に
は、X線管4とともに揺動するイメージインテンシファ
イア7とテレビカメラ8が被検査物5の下側の位置に一
体に取り付けられている。このうち、テレビカメラ8の
信号線は、モニタテレビ10に接続されている。
また、X線遮蔽箱11の内部には、前述した旋回機構を
駆動する駆動用のモータMOと、X線管4を上下に駆動す
る駆動用のモータMZと、X−Yテーブル6をX方向に駆
動する駆動用モータMXと、同じくY方向に駆動する駆動
用のモータMYが設けられ、別置のシーケンスコントロー
ラ9にそれぞれ接続されている。
一方、旋回機構には、角度θで示す旋回過度を検出す
るエンコーダEOが取り付けられ、X線管4を上下に駆動
する駆動機構には、エンコーダEZが取り付けられ、同じ
くX−Yテーブル6をX方向に駆動する駆動機構にはエ
ンコーダEXが、X−Yテーブル6をY方向に駆動する駆
動機構にはエンコーダEYがそれぞれ設けられている。こ
れらのエンコーダの信号線は、シーケンスコントローラ
9に接続されている。
このシーケンスコントローラ9には、第1図とこの第
1図の部分詳細図を示す第2図のように、片側がX線管
4に接続されたX線制御装置3の他側と、記憶部として
の詳細後述する検査条件記憶装置1の片側が接続され、
この検査条件記憶装置1の他側には、後述する記憶選択
装置2が接続されている。
次に、このように構成されたX線検査装置の作用を説
明する。
まず、被検査物の検査条件を手動で設定するために、
ボタンMANを押してモータMZを駆動し、X線管4を上下
動させると、その位置はエンコーダEZで検出され、シー
ケンスコントローラ9を介して検査条件記憶装置1に記
憶される。
同じく、モータMX,MYを駆動してX−Yテーブル6を
駆動すると、その位置はエンコーダEX,EYで検出されて
検査条件記憶装置1に記憶され、同じくモータMOで駆動
されて傾いたX線管4の傾き角θも同様に記憶される。
一方、X線の出射条件を決めるX線管4の管電圧・管
電流は、X線制御装置3で制御され、被検査物5を透過
したX線は、イメージインテンシファイア7で可視光に
変換されて増幅され、さらに、テレビカメラ8で電気信
号に変換されてモニタテレビ10に入力され、画像として
表示される。
被検査物の種別と駆動される工程毎の前述した検査条
件は、記憶選択装置2に記憶され、シーケンスコントロ
ーラ9では、装置全体の制御と手動時の各駆動軸の動き
を制御する。
次に、このX線検査装置では、第2図の詳細図で以下
説明するように、被検査物の種別は5種で、各種別につ
いて5工程(注;自動車のタイヤでは、ゴムの厚さ,ワ
イヤの間隔,ボイドの位置と大きさなどの検査項目の
数)の検査ができる。
すなわち、例えば、種別Aの被検査物の第1工程で、
X線管4の上下位置がZ1,回転角がθ1,X−Yテーブル6
の位置がX1,Y1で、そのときのX線管の管電圧E1,管電流
I1が、それぞれ手動で設定したときの最適値とすると、
その各値を検査条件記憶装置1に記憶させる。次に、第
2工程でもこのようにして手動で設定した各条件を記憶
させ、検査工程が5工程の検査対象物の場合には、5工
程まで最適値を出して記憶させる。
この作業は、第1図で示すようにテレビカメラ8に接
続されこのテレビカメラ8から画像信号が入力されたモ
ニタテレビ10の画像を見ながら行い、それぞれの最適の
条件を記憶選択装置2の操作面に取り付けられたプリセ
ット用のボタンSETを押して記憶させる。
このようにして、種別Aから種別Eまでの被検査物の
最適条件を検査条件記憶装置1に記憶された後に、コン
ベアなどで搬送されてX−Yテーブルの所定位置に所定
の姿勢で位置決めされる同一種別の被検査物を検査する
ときには、第2図で示した記憶選択装置2の操作面の種
別ボタンA〜Eのなかから被検査物の種別を選び、自動
押ボタンAUTを押して起動させる。
すると、シーケンスコントローラ9は、まず、第1工
程から記憶条件を読み出して自動的にその検査条件に移
る。良否の判断が済むと、次の工程に移って、最終工程
まで行なうと、種別Aの被検査物の検査完了となる。
以下、同様にして、種別B〜Eの被検査物の検査を記
憶の再生で行わせることで、同様に任意の種別の被検査
物の検査を、習熟者でなくても容易に同一条件で繰り返
し行なうことができる。
なお、上記実施例では、検査条件記憶装置1は別置と
したが、シーケンスコントローラ9に記憶させてもよ
く、記憶選択装置2はキーボードなどを使ってもよい。
また上記実施例では、検査できる被検査物の種別は5
種で、検査工程も5工程の場合で説明したが、検査条件
記憶装置1の容量を変えることで、用途に応じて増減す
ることができる。
さらに、上記実施例では、被検査物としては、自動車
のタイヤの場合で説明したが、従来の技術で挙げた鋳造
品や樹脂成形品の内部に形成する巣などや溶接構成品で
も、検査条件設定後に供給する被検査物の外形や内部が
手動設定品と同一状態を維持して変化せず、あらかじめ
設定した検査条件で検査する(設定後に設定時の温度や
圧力が変っても形や状態が変化しないもの)であれば、
同様に適用することができる。
[発明の効果] 以上、本発明によれば、被検査物が供給されるX−Y
テーブル及び被検査物にX線を照射するX線管が設けら
れた揺動軸を個別に駆動する駆動部と、X線管の出射条
件を制御するX線制御部と、被検査物を透過したX線の
検出情報を透過画像として表示する表示部と、駆動部と
X線制御部を手動で駆動して表示部の透過画像から選ん
だX−Yテーブルに供給された条件設定用検査物の透過
画像に対応するX−Yテーブルの位置及びX線の出射条
件と揺動軸の角度を含む検査条件を、条件設定用検査物
の種別と検査工程毎に記憶指令で記憶部に入力し、X−
Yテーブルに繰り返し供給される被検査物の種別に対応
する検査条件を検査工程毎に選ぶとともに、駆動部とX
線制御部を検査条件に従って駆動してX−Yテーブルに
繰り返し供給される被検査物の内部の検査を実行する制
御部に対して実行指令を出力する記憶選択部とを備える
ことで、被検査物の検査位置とX線管から被検査物に照
射するX線の強度を制御部で最適位置と最適条件に駆動
実行したので、多種類の被検査物の検査を繰り返し同一
条件で容易に行なうことのできるX線検査装置を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のX線検査装置の一実施例を示す図、第
2図は本発明のX線検査装置の部分詳細図である。 1……検査条件記憶装置、2……記憶選択装置、3……
X線制御装置、4……X線管、5……被検査物、6……
X−Yテーブル、7……イメージインテンシファイア、
3……テレビカメラ、9……シーケンスコントローラ、
10……モニタテレビ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−61155(JP,A) 特開 昭62−85803(JP,A) 特開 昭62−5335(JP,A) 特開 昭63−130049(JP,A) 特開 昭60−165884(JP,A) 特開 昭61−100232(JP,A) 特開 昭62−72325(JP,A) 特開 昭62−168489(JP,A) 実開 昭63−79907(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検査物が供給されるX−Yテーブル及び
    前記被検査物にX線を照射するX線管が設けられた揺動
    軸を個別に駆動する駆動部と、前記X線管の出射条件を
    制御するX線制御部と、前記被検査物を透過した前記X
    線の検出情報を透過画像として表示する表示部と、前記
    駆動部と前記X線制御部を手動で駆動して前記表示部の
    前記透過画像から選んだ前記X−Yテーブルに供給され
    た条件設定用検査物の前記透過画像に対応する前記X−
    Yテーブルの位置及び前記X線の出射条件と前記揺動軸
    の角度を含む検査条件を、前記条件設定用検査物の種別
    と検査工程毎に記憶指令で記憶部に入力し、前記X−Y
    テーブルに繰り返し供給される前記被検査物の種別に対
    応する前記検査条件を前記検査工程毎に選ぶとともに、
    前記駆動部と前記X線制御部を前記検査条件に従って駆
    動して前記X−Yテーブルに繰り返し供給される前記被
    検査物の内部の検査を実行する制御部に対して実行指令
    を出力する記憶選択部とを備えたX線検査装置。
JP63263987A 1988-10-21 1988-10-21 X線検査装置 Expired - Lifetime JP2690973B2 (ja)

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JPH0743329B2 (ja) * 1986-05-21 1995-05-15 株式会社日立製作所 内部欠陥検査方法及びその装置
JPS6379907U (ja) * 1986-11-12 1988-05-26

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