JP2690894B2 - 内燃機関の冷却装置 - Google Patents
内燃機関の冷却装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は内燃機関の冷却装置に関する。
〔従来の技術〕
第13〜16図は従来形の内燃機関の冷却装置を示してい
る。一般に内燃機関においては、シリンダライナの温度
を適温に保持するために水,油等の冷却媒体でシリンダ
ライナを冷却するが、この場合冷却媒体の機関入口又は
出口温度を検出し、これらを一定温度に保持するように
制御する場合が多い。 これらの一例として、第13図は2サイクルディーゼル
機関の冷却装置の例を示し、第14図はこの冷却装置にお
ける冷却媒体の簡単な系統図を示している。第13図に於
て、1はシリンダカバー、2はピストン、3はピストン
リング、4はシリンダライナ、5はシリンダジャケッ
ト、6はシリンダ潤滑油の注油器、7は冷却媒体の機関
入口、8は同出口、9は冷却媒体のシリンダ出口温度検
出センサを示す。第14図は第13図の冷却媒体の機関出口
温度を計測して、これを一定の温度に保持する様に制御
する系統の一例である。 〔発明が解決しようとする課題〕 ところがこのような冷却を行うシリンダライナ5に於
ては、運転が定常状態のときにはシリンダライナ5の温
度をほぼ意図する適当な範囲内に保持することが比較的
容易であるが、機関の発停や負荷の増,減を伴う過渡的
な状態にあるときには、冷却媒体の温度制御によってシ
リンダライナの温度を適温に保持しようとする間接的な
制御方式では、シリンダライナの温度を予め意図する範
囲内に安定して保つことは困難である。 他方近年世界的な燃料事情から、特に舶用機関の場合
には、燃料中に含まれる硫黄分は漸次増加する傾向があ
る。又内燃機関自身も出力率や燃焼効率の向上を図るた
め、燃焼室内のガス圧力も次第に高くなる傾向にある。
以上述べたように燃料中の硫黄分の増加及び燃焼ガス圧
の上昇はシリンダ摺動面の硫酸腐食に起因する摩耗量を
著しく増加させる要因となり易い。 即ち一般的に硫黄分を含む燃料を使用している内燃機
関においては、その硫黄分は、シリンダ内で燃料が燃焼
する際亜硫酸ガスから無水硫酸をへてガス中の水蒸気と
反応して硫酸の蒸気(H2SO4)となり、之がシリンダ内
の温度の低いところで凝縮して激しい腐蝕性を有する液
状硫酸となり、シリンダライナのピストンリングとの摺
動面を腐食し、過大な摩耗を発生させる原因となると云
われている。 第15図はこの時の硫酸の露点温度の説明図で、燃料中
の硫黄分の%が多く且燃焼室ガス圧力が高い程、露点温
度が高くなり、液状硫酸が発生し易いことを模型的に示
したグラフである。 前記のことから、シリンダライナの硫酸腐蝕による摩
耗を少なくするためには、摺動面の温度を出来るだけ高
温に保持することが望ましい。しかしながら、他面シリ
ンダライナとピストンリングの摺動面の潤滑油膜の温度
がある限度を越えて高くなると、急激に潤滑油の潤滑能
力が低下し、境界潤滑や金属接触を生じ、機械的摩耗が
増加し、甚しい場合にはピストンの焼付き等の不具合を
生じる場合がある。 第16図はライナ摺動面温度に対するライナ摩耗量を、
機械的要因(W1)と腐蝕的要因(W2)に分けて示したも
ので、ライナの総合摩耗量は(W1+W2)により表わされ
る。 従って、前記両要因によるライナの摩耗量(W1+W2)
を最低に押えるためには、両要因による摩耗傾向の兼ね
合いで決まる最適温度範囲T内にライナ摺動面の温度を
常に保持することが有効となる。この最適温度範囲Tは
前述のとおり、燃料中の硫黄分の増加や機関性能向上に
伴なう燃焼室内ガス圧力の増加等によって次第に狭ばめ
られる傾向にある。 本発明の目的は前記従来装置の問題点を解消し、燃料
中の硫黄分が多く、燃焼ガス圧の高いシリンダライナ摺
動面を最適温度に常に保持し、該部の総合的摩耗を最小
に押えることができる経済的な内燃機関の冷却装置を提
供するにある。 〔課題を解決するための手段〕 本発明に係る内燃機関の冷却装置の第1の特徴とする
手段は、機関と冷却媒体冷却器とを接続し、冷却媒体が
循環する冷却回路と、前記冷却器をバイパスして該冷却
器出入口の前記冷却回路を接続する冷却器バイパス路と
を備えた冷却系統において、前記機関の冷却媒体入口と
冷却媒体出口とを機関をバイパスして接続する機関バイ
パス路と、シリンダライナ表面温度等の機関温度を検出
する機関温度センサと、機関出口の冷却媒体温度を検出
する冷却媒体温度センサと、前記冷却器バイパス路と前
記冷却回路の冷却器出口通路との合流部に設けられ、前
記冷却媒体温度センサからの機関出口冷却媒体温度の検
出信号に基づき、機関出口冷却媒体温度が所定の設定温
度になるように前記冷却器バイパス路と前記冷却器出口
通路との冷却媒体流量割合を調整する第1の調整弁と、
前記機関バイパス路と前記冷却回路の機関冷却媒体出口
通路との合流部に設けられ、前記機関温度センサからの
機関温度の検出信号に基づき、機関温度が所定の設定温
度になるように前記機関バイパス路と前記機関冷却媒体
出口通路との流量割合を調整する第2の調整弁とを有し
てなることにある。 また第2の特徴とする手段は、前記冷却系統におい
て、前記機関の冷却媒体入口と冷却媒体出口とを機関を
バイパスして接続する機関バイパス路と、機関出口の冷
却媒体温度を検出する機関出口の冷却媒体温度センサ
と、前記冷却器バイパス路と前記冷却回路の冷却器出口
通路との合流部に設けられ、前記機関出口の冷却媒体温
度センサからの機関出口冷却媒体温度の検出信号あるい
は機関入口の冷却媒体の温度を検出する機関入口の冷却
媒体センサからの機関入口冷却媒体温度の検出信号の何
れか一方の検出信号に基づき、機関出口冷却媒体温度あ
るいは機関入口冷却媒体温度が所定の設定温度になるよ
うに前記冷却器バイパス路と前記冷却器出口通路との冷
却媒体流量割合を調整する第1の調整弁と、前記機関バ
イパス路と前記冷却回路の機関冷却媒体出口通路との合
流部に設けられ、前記機関出口冷却媒体温度センサから
の冷却媒体温度の検出信号に基づき、機関出口冷却媒体
温度が所定の設定温度になるように前記機関バイパス路
と前記機関冷却媒体出口通路との流量割合を調整する第
2の調整弁とを有してなることにある。 〔作 用〕 上記手段によれば、機関冷却媒体出口通路及び機関バ
イパス路の流量割合を機関温度の検出信号により第2の
調整弁で調整するとともに、冷却器冷却媒体出口及び冷
却器バイパス路の流量割合を機関出口の冷却媒体温度あ
るいは機関入口冷却媒体温度の何れか一方の検出信号に
より第1の調整弁で調整することにより、部分負荷にお
いてもシリンダライナの摺動面温度を最適温度範囲T内
に保持できるので、ライナの総合的摩耗量を最小に押え
ることができる。 〔実施例〕 第1〜12図を参照し本発明の一実施例について説明す
る。 ここにおいて前記従来例と同一もしくは均等構成部分
について同一符号を用いて説明する。 第1図は本発明に係る第1実施例を示す。 第1図において14は内燃機関、10は冷却水タンク、11
は機関14からの冷却水を冷却するための冷却器、40は機
関14と冷却器11との間を接続して冷却水を循環させるた
めの冷却回路、13はポンプ、12は冷却器バイパス温度調
整弁(以下第1の温度調整弁という)、15は機関バイパ
ス温度調整弁(以下第2の温度調整弁という)、20は絞
りである。 冷却水はタンク10から冷却器11、第1の温度調整弁12
を介してポンプ13により加圧され機関14へ導かれる。こ
こで機関14を適宜冷却して昇温され第2の温度調整弁15
を経た冷却水は冷却器11で冷却され冷却回路40を循環す
る。 16は前記冷却器11をバイパスして該冷却器11出入口の
冷却回路40を接続する冷却器バイパス路、17は前記冷却
回路40における機関14の冷却水入口と冷却水出口とを機
関14をバイパスして接続する機関バイパス路である。 そして、前記冷却器のバイパス路16と前記冷却回路40
の冷却器11出口通路との合流部に前記第1の温度調整弁
12が設けられ、また、前記機関バイパス路17と冷却回路
40の機関冷却水出口通路との合流部に前記第2の温度調
整弁15が設けられている。 前記第1の温度調整弁12は機関出口温度センサ22に電
気的に接続され、第4図のように機関出口温度tが機関
負荷Lに対して設定温度t0に一定となるように冷却器バ
イパス路16と冷却器11への冷却水流量配分を調整する。 また、前記第2の温度調整弁15はシリンダライナの外
表面温度センサ21に電気的に接続され、シリンダライナ
の外表面温度が設定温度T0になるよう機関14と機関バイ
パス路17の冷却水の流量配分Qを第3図実線のように機
関負荷Lに対して調整し、軽負荷において流量Qを減少
させる。シリンダライナ外表面温度T0は第2図のシリン
ダライナ外表面4aにおいて検出される。なお前記外表面
温度T0はピストンリング摺動面4bの内面温度T1との間は
機関負荷Lを横軸にとると、第5図の実線に示すような
関係となる。このとき機関冷却水入口温度t1は第4図実
線のようになる。一般的にはライナ摺動面温度T1は200
℃程度に設定され、この場合ライナ外表面温度T0は90℃
程度であり、従って温度調整弁15はバイパス通路16用の
温度調整弁12と同じく低温の温度調整弁を使用できる。
なお第3〜5図で破線は従来例の場合を図示したもので
ある。冷却水としては他の媒体も使用できる。 第6〜12図は本発明の第2実施例を示し、その主要部
は前記実施例と殆んど同様であるが、機関バイパス通路
17の冷却水出口通路に設けられた前記第2の温度調整弁
15が冷却水温度センサ22に電気的に接続されている点が
異っている。 第6図において、冷却器11をバイパスする前記冷却器
バイパス路16が設けられ、該バイパス路16と冷却器の出
口通路との合流部には前記温度調整弁12が接続されてい
る。該温度調整弁12は第2の温度調整弁の下流側の冷却
水温度を検出する温度センサ21に電気的に接続され、該
温度センサ21からの温度検出信号に基づき冷却器入口温
度tが設定値となるようにバイパス路16と冷却器11への
冷却水の流量配分を調整する。機関冷却水入口通路と冷
却水出口通路との間には機関をバイパスしてこれらを連
絡する前記バイパス路17が設けられ、両通路の合流部に
前記第2の温度調整弁15が接続されている。該温度調整
弁15は機関冷却水出口温度センサ22と電気的に接続さ
れ、該温度センサ22からの検出信号に基づき機関冷却水
出口温度t0が設定値となるようにバイパス路17と機関と
の冷却水の流量配分を調整する。第2の温度調整弁15に
は機関14の冷却水流量が完全に締め切られないようにす
るため、絞り20を有するバイパス路17が設けられてい
る。 以上の構成においては、まず第7図に示すように、機
関の冷却水出口温度t0は第2の温度調整弁15により第8
図のように機関14を通る冷却水量Qを減少させ、機関負
荷Lが減少しても前記温度t0は一定に保持されるように
なっている。このとき機関冷却水入口温度t1も相対的に
高くなるので、第9図に示すように、シリンダライナ摺
動面温度Tは部分負荷時においても相対的に高くなる。 第10図、第11図は他の実施例の系統図であり、第12図
は第11図の場合の第7図と同じ説明図である。第10図は
第1、第2の温度調整弁12,15を機関冷却水出口温度セ
ンサ22に電気的に接続し該温度センサ22からの温度検出
信号に基づき両温度調整弁12,15を調整するようにした
例で、第7〜9図と同じ機能となる。第11図は前記第1
の温度調整弁12が機関冷却水入口温度センサ23に電気的
に接続された例で、冷却水入口温度t1は第12図に示すよ
うに設定値になるよう調整される。前記第1、第2の温
度調整弁12,15と両冷却温度センサ22,23の接続関係は前
記第11図及び第12図と逆にもできる。又冷却水は他の冷
却媒体とすることも可能である。尚第7〜9、12図の破
線は従来例の場合を示している。 〔発明の効果〕 本発明によれば、機関の部分負荷時においても、シリ
ンダライナ摺動面を定格出力時と同レベルの一定値にな
るように機関を通る冷却媒体流量をシリンダライナ外表
面温度等の機関温度を検出するセンサあるいは機関の冷
却媒体出口温度センサを介して機関バイパス路の第2の
調整弁を調整し、さらに機関冷却水出口温度あるいは入
口温度を一定値になるように、冷却器バイパス路の第1
の調整弁により調整するので、ピストンリングが摺動す
るシリンダライナ内面温度が、部分負荷時においても殆
んど定格時の温度に保持することができ、これによって
過冷による硫酸腐食の発生を防止することができる。
る。一般に内燃機関においては、シリンダライナの温度
を適温に保持するために水,油等の冷却媒体でシリンダ
ライナを冷却するが、この場合冷却媒体の機関入口又は
出口温度を検出し、これらを一定温度に保持するように
制御する場合が多い。 これらの一例として、第13図は2サイクルディーゼル
機関の冷却装置の例を示し、第14図はこの冷却装置にお
ける冷却媒体の簡単な系統図を示している。第13図に於
て、1はシリンダカバー、2はピストン、3はピストン
リング、4はシリンダライナ、5はシリンダジャケッ
ト、6はシリンダ潤滑油の注油器、7は冷却媒体の機関
入口、8は同出口、9は冷却媒体のシリンダ出口温度検
出センサを示す。第14図は第13図の冷却媒体の機関出口
温度を計測して、これを一定の温度に保持する様に制御
する系統の一例である。 〔発明が解決しようとする課題〕 ところがこのような冷却を行うシリンダライナ5に於
ては、運転が定常状態のときにはシリンダライナ5の温
度をほぼ意図する適当な範囲内に保持することが比較的
容易であるが、機関の発停や負荷の増,減を伴う過渡的
な状態にあるときには、冷却媒体の温度制御によってシ
リンダライナの温度を適温に保持しようとする間接的な
制御方式では、シリンダライナの温度を予め意図する範
囲内に安定して保つことは困難である。 他方近年世界的な燃料事情から、特に舶用機関の場合
には、燃料中に含まれる硫黄分は漸次増加する傾向があ
る。又内燃機関自身も出力率や燃焼効率の向上を図るた
め、燃焼室内のガス圧力も次第に高くなる傾向にある。
以上述べたように燃料中の硫黄分の増加及び燃焼ガス圧
の上昇はシリンダ摺動面の硫酸腐食に起因する摩耗量を
著しく増加させる要因となり易い。 即ち一般的に硫黄分を含む燃料を使用している内燃機
関においては、その硫黄分は、シリンダ内で燃料が燃焼
する際亜硫酸ガスから無水硫酸をへてガス中の水蒸気と
反応して硫酸の蒸気(H2SO4)となり、之がシリンダ内
の温度の低いところで凝縮して激しい腐蝕性を有する液
状硫酸となり、シリンダライナのピストンリングとの摺
動面を腐食し、過大な摩耗を発生させる原因となると云
われている。 第15図はこの時の硫酸の露点温度の説明図で、燃料中
の硫黄分の%が多く且燃焼室ガス圧力が高い程、露点温
度が高くなり、液状硫酸が発生し易いことを模型的に示
したグラフである。 前記のことから、シリンダライナの硫酸腐蝕による摩
耗を少なくするためには、摺動面の温度を出来るだけ高
温に保持することが望ましい。しかしながら、他面シリ
ンダライナとピストンリングの摺動面の潤滑油膜の温度
がある限度を越えて高くなると、急激に潤滑油の潤滑能
力が低下し、境界潤滑や金属接触を生じ、機械的摩耗が
増加し、甚しい場合にはピストンの焼付き等の不具合を
生じる場合がある。 第16図はライナ摺動面温度に対するライナ摩耗量を、
機械的要因(W1)と腐蝕的要因(W2)に分けて示したも
ので、ライナの総合摩耗量は(W1+W2)により表わされ
る。 従って、前記両要因によるライナの摩耗量(W1+W2)
を最低に押えるためには、両要因による摩耗傾向の兼ね
合いで決まる最適温度範囲T内にライナ摺動面の温度を
常に保持することが有効となる。この最適温度範囲Tは
前述のとおり、燃料中の硫黄分の増加や機関性能向上に
伴なう燃焼室内ガス圧力の増加等によって次第に狭ばめ
られる傾向にある。 本発明の目的は前記従来装置の問題点を解消し、燃料
中の硫黄分が多く、燃焼ガス圧の高いシリンダライナ摺
動面を最適温度に常に保持し、該部の総合的摩耗を最小
に押えることができる経済的な内燃機関の冷却装置を提
供するにある。 〔課題を解決するための手段〕 本発明に係る内燃機関の冷却装置の第1の特徴とする
手段は、機関と冷却媒体冷却器とを接続し、冷却媒体が
循環する冷却回路と、前記冷却器をバイパスして該冷却
器出入口の前記冷却回路を接続する冷却器バイパス路と
を備えた冷却系統において、前記機関の冷却媒体入口と
冷却媒体出口とを機関をバイパスして接続する機関バイ
パス路と、シリンダライナ表面温度等の機関温度を検出
する機関温度センサと、機関出口の冷却媒体温度を検出
する冷却媒体温度センサと、前記冷却器バイパス路と前
記冷却回路の冷却器出口通路との合流部に設けられ、前
記冷却媒体温度センサからの機関出口冷却媒体温度の検
出信号に基づき、機関出口冷却媒体温度が所定の設定温
度になるように前記冷却器バイパス路と前記冷却器出口
通路との冷却媒体流量割合を調整する第1の調整弁と、
前記機関バイパス路と前記冷却回路の機関冷却媒体出口
通路との合流部に設けられ、前記機関温度センサからの
機関温度の検出信号に基づき、機関温度が所定の設定温
度になるように前記機関バイパス路と前記機関冷却媒体
出口通路との流量割合を調整する第2の調整弁とを有し
てなることにある。 また第2の特徴とする手段は、前記冷却系統におい
て、前記機関の冷却媒体入口と冷却媒体出口とを機関を
バイパスして接続する機関バイパス路と、機関出口の冷
却媒体温度を検出する機関出口の冷却媒体温度センサ
と、前記冷却器バイパス路と前記冷却回路の冷却器出口
通路との合流部に設けられ、前記機関出口の冷却媒体温
度センサからの機関出口冷却媒体温度の検出信号あるい
は機関入口の冷却媒体の温度を検出する機関入口の冷却
媒体センサからの機関入口冷却媒体温度の検出信号の何
れか一方の検出信号に基づき、機関出口冷却媒体温度あ
るいは機関入口冷却媒体温度が所定の設定温度になるよ
うに前記冷却器バイパス路と前記冷却器出口通路との冷
却媒体流量割合を調整する第1の調整弁と、前記機関バ
イパス路と前記冷却回路の機関冷却媒体出口通路との合
流部に設けられ、前記機関出口冷却媒体温度センサから
の冷却媒体温度の検出信号に基づき、機関出口冷却媒体
温度が所定の設定温度になるように前記機関バイパス路
と前記機関冷却媒体出口通路との流量割合を調整する第
2の調整弁とを有してなることにある。 〔作 用〕 上記手段によれば、機関冷却媒体出口通路及び機関バ
イパス路の流量割合を機関温度の検出信号により第2の
調整弁で調整するとともに、冷却器冷却媒体出口及び冷
却器バイパス路の流量割合を機関出口の冷却媒体温度あ
るいは機関入口冷却媒体温度の何れか一方の検出信号に
より第1の調整弁で調整することにより、部分負荷にお
いてもシリンダライナの摺動面温度を最適温度範囲T内
に保持できるので、ライナの総合的摩耗量を最小に押え
ることができる。 〔実施例〕 第1〜12図を参照し本発明の一実施例について説明す
る。 ここにおいて前記従来例と同一もしくは均等構成部分
について同一符号を用いて説明する。 第1図は本発明に係る第1実施例を示す。 第1図において14は内燃機関、10は冷却水タンク、11
は機関14からの冷却水を冷却するための冷却器、40は機
関14と冷却器11との間を接続して冷却水を循環させるた
めの冷却回路、13はポンプ、12は冷却器バイパス温度調
整弁(以下第1の温度調整弁という)、15は機関バイパ
ス温度調整弁(以下第2の温度調整弁という)、20は絞
りである。 冷却水はタンク10から冷却器11、第1の温度調整弁12
を介してポンプ13により加圧され機関14へ導かれる。こ
こで機関14を適宜冷却して昇温され第2の温度調整弁15
を経た冷却水は冷却器11で冷却され冷却回路40を循環す
る。 16は前記冷却器11をバイパスして該冷却器11出入口の
冷却回路40を接続する冷却器バイパス路、17は前記冷却
回路40における機関14の冷却水入口と冷却水出口とを機
関14をバイパスして接続する機関バイパス路である。 そして、前記冷却器のバイパス路16と前記冷却回路40
の冷却器11出口通路との合流部に前記第1の温度調整弁
12が設けられ、また、前記機関バイパス路17と冷却回路
40の機関冷却水出口通路との合流部に前記第2の温度調
整弁15が設けられている。 前記第1の温度調整弁12は機関出口温度センサ22に電
気的に接続され、第4図のように機関出口温度tが機関
負荷Lに対して設定温度t0に一定となるように冷却器バ
イパス路16と冷却器11への冷却水流量配分を調整する。 また、前記第2の温度調整弁15はシリンダライナの外
表面温度センサ21に電気的に接続され、シリンダライナ
の外表面温度が設定温度T0になるよう機関14と機関バイ
パス路17の冷却水の流量配分Qを第3図実線のように機
関負荷Lに対して調整し、軽負荷において流量Qを減少
させる。シリンダライナ外表面温度T0は第2図のシリン
ダライナ外表面4aにおいて検出される。なお前記外表面
温度T0はピストンリング摺動面4bの内面温度T1との間は
機関負荷Lを横軸にとると、第5図の実線に示すような
関係となる。このとき機関冷却水入口温度t1は第4図実
線のようになる。一般的にはライナ摺動面温度T1は200
℃程度に設定され、この場合ライナ外表面温度T0は90℃
程度であり、従って温度調整弁15はバイパス通路16用の
温度調整弁12と同じく低温の温度調整弁を使用できる。
なお第3〜5図で破線は従来例の場合を図示したもので
ある。冷却水としては他の媒体も使用できる。 第6〜12図は本発明の第2実施例を示し、その主要部
は前記実施例と殆んど同様であるが、機関バイパス通路
17の冷却水出口通路に設けられた前記第2の温度調整弁
15が冷却水温度センサ22に電気的に接続されている点が
異っている。 第6図において、冷却器11をバイパスする前記冷却器
バイパス路16が設けられ、該バイパス路16と冷却器の出
口通路との合流部には前記温度調整弁12が接続されてい
る。該温度調整弁12は第2の温度調整弁の下流側の冷却
水温度を検出する温度センサ21に電気的に接続され、該
温度センサ21からの温度検出信号に基づき冷却器入口温
度tが設定値となるようにバイパス路16と冷却器11への
冷却水の流量配分を調整する。機関冷却水入口通路と冷
却水出口通路との間には機関をバイパスしてこれらを連
絡する前記バイパス路17が設けられ、両通路の合流部に
前記第2の温度調整弁15が接続されている。該温度調整
弁15は機関冷却水出口温度センサ22と電気的に接続さ
れ、該温度センサ22からの検出信号に基づき機関冷却水
出口温度t0が設定値となるようにバイパス路17と機関と
の冷却水の流量配分を調整する。第2の温度調整弁15に
は機関14の冷却水流量が完全に締め切られないようにす
るため、絞り20を有するバイパス路17が設けられてい
る。 以上の構成においては、まず第7図に示すように、機
関の冷却水出口温度t0は第2の温度調整弁15により第8
図のように機関14を通る冷却水量Qを減少させ、機関負
荷Lが減少しても前記温度t0は一定に保持されるように
なっている。このとき機関冷却水入口温度t1も相対的に
高くなるので、第9図に示すように、シリンダライナ摺
動面温度Tは部分負荷時においても相対的に高くなる。 第10図、第11図は他の実施例の系統図であり、第12図
は第11図の場合の第7図と同じ説明図である。第10図は
第1、第2の温度調整弁12,15を機関冷却水出口温度セ
ンサ22に電気的に接続し該温度センサ22からの温度検出
信号に基づき両温度調整弁12,15を調整するようにした
例で、第7〜9図と同じ機能となる。第11図は前記第1
の温度調整弁12が機関冷却水入口温度センサ23に電気的
に接続された例で、冷却水入口温度t1は第12図に示すよ
うに設定値になるよう調整される。前記第1、第2の温
度調整弁12,15と両冷却温度センサ22,23の接続関係は前
記第11図及び第12図と逆にもできる。又冷却水は他の冷
却媒体とすることも可能である。尚第7〜9、12図の破
線は従来例の場合を示している。 〔発明の効果〕 本発明によれば、機関の部分負荷時においても、シリ
ンダライナ摺動面を定格出力時と同レベルの一定値にな
るように機関を通る冷却媒体流量をシリンダライナ外表
面温度等の機関温度を検出するセンサあるいは機関の冷
却媒体出口温度センサを介して機関バイパス路の第2の
調整弁を調整し、さらに機関冷却水出口温度あるいは入
口温度を一定値になるように、冷却器バイパス路の第1
の調整弁により調整するので、ピストンリングが摺動す
るシリンダライナ内面温度が、部分負荷時においても殆
んど定格時の温度に保持することができ、これによって
過冷による硫酸腐食の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は本発明の第1実施例に係るもので、第2図
は実施例を示す断面図、第1図は冷却媒体系統図、第3
〜5図はそれぞれ機関負荷Lに対する冷却水流量,冷却
水温度,シリンダライナ温度を示す線図で実線は本発
明、破線は従来例である。第6図は本発明に係る第2実
施例の第1図応当図、第7〜9図はそれぞれ機関負荷に
対する冷却水温度,冷却水流量,シリンダライナ温度を
示す線図であり、実線は本発明、破線は従来例を示す。
第10図、第11図は本発明の他の実施例の第1図応当図、
第12図は第11図の作用説明図、第13〜15図は従来例に係
るもので、第13図は機関の縦断面図、第14図は冷却媒体
の系統図、第15図は燃料中の硫黄分と燃焼室ガス圧と硫
酸露点温度の関係線図、第16図はライナ摺動面温度と機
械的又は腐蝕的要因による摩耗量及び最適温度範囲を示
す線図である。 11……冷却器、12……第1の温度調整弁、15……第2の
温度調整弁、16……冷却器バイパス路、17……機関バイ
パス路、21……シリンダライナ温度センサ、22,23……
冷却媒体温度センサ、40……冷却回路。
は実施例を示す断面図、第1図は冷却媒体系統図、第3
〜5図はそれぞれ機関負荷Lに対する冷却水流量,冷却
水温度,シリンダライナ温度を示す線図で実線は本発
明、破線は従来例である。第6図は本発明に係る第2実
施例の第1図応当図、第7〜9図はそれぞれ機関負荷に
対する冷却水温度,冷却水流量,シリンダライナ温度を
示す線図であり、実線は本発明、破線は従来例を示す。
第10図、第11図は本発明の他の実施例の第1図応当図、
第12図は第11図の作用説明図、第13〜15図は従来例に係
るもので、第13図は機関の縦断面図、第14図は冷却媒体
の系統図、第15図は燃料中の硫黄分と燃焼室ガス圧と硫
酸露点温度の関係線図、第16図はライナ摺動面温度と機
械的又は腐蝕的要因による摩耗量及び最適温度範囲を示
す線図である。 11……冷却器、12……第1の温度調整弁、15……第2の
温度調整弁、16……冷却器バイパス路、17……機関バイ
パス路、21……シリンダライナ温度センサ、22,23……
冷却媒体温度センサ、40……冷却回路。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.機関と冷却媒体冷却器とを接続し、冷却媒体が循環
する冷却回路と、前記冷却器をバイパスして該冷却器出
入口の前記冷却回路を接続する冷却器バイパス路とを備
えた冷却系統において、 前記機関の冷却媒体入口と冷却媒体出口とを機関をバイ
パスして接続する機関バイパス路と、シリンダライナ表
面温度等の機関温度を検出する機関温度センサと、機関
出口の冷却媒体温度を検出する冷却媒体温度センサと、 前記冷却器バイパス路と前記冷却回路の冷却器出口通路
との合流部に設けられ、前記冷却媒体温度センサからの
機関出口冷却媒体温度の検出信号に基づき、機関出口冷
却媒体温度が所定の設定温度になるように前記冷却器バ
イパス路と前記冷却器出口通路との冷却媒体流量割合を
調整する第1の調整弁と、 前記機関バイパス路と前記冷却回路の機関冷却媒体出口
通路との合流部に設けられ、前記機関温度センサからの
機関温度の検出信号に基づき、機関温度が所定の設定温
度になるように前記機関バイパス路と前記機関冷却媒体
出口通路との流量割合を調整する第2の調整弁とを有し
てなることを特徴とする内燃機関の冷却装置。 2.機関と冷却媒体冷却器とを接続し、冷却媒体が循環
する冷却回路と、前記冷却器をバイパスして該冷却器出
入口の前記冷却回路を接続する冷却器バイパス路とを備
えた冷却系統において、 前記機関の冷却媒体入口と冷却媒体出口とを機関をバイ
パスして接続する機関バイパス路と、 機関出口の冷却媒体温度を検出する機関出口の冷却媒体
温度センサと、 前記冷却器バイパス路と前記冷却回路の冷却器出口通路
との合流部に設けられ、前記機関出口の冷却媒体温度セ
ンサからの機関出口冷却媒体温度の検出信号あるいは機
関入口の冷却媒体の温度を検出する機関入口の冷却媒体
センサからの機関入口冷却媒体温度の検出信号の何れか
一方の検出信号に基づき、機関出口冷却媒体温度あるい
は機関入口冷却媒体温度が所定の設定温度になるように
前記冷却器バイパス路と前記冷却器出口通路との冷却媒
体流量割合を調整する第1の調整弁と、前記機関バイパ
ス路と前記冷却回路の機関冷却媒体出口通路との合流部
に設けられ、前記機関出口冷却媒体温度センサからの冷
却媒体温度の検出信号に基づき、機関出口冷却媒体温度
が所定の設定温度になるように前記機関バイパス路と前
記機関冷却媒体出口通路との流量割合を調整する第2の
調整弁とを有してなることを特徴とする内燃機関の冷却
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62102094A JP2690894B2 (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 内燃機関の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62102094A JP2690894B2 (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 内燃機関の冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63268912A JPS63268912A (ja) | 1988-11-07 |
JP2690894B2 true JP2690894B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=14318190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62102094A Expired - Fee Related JP2690894B2 (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 内燃機関の冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2690894B2 (ja) |
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JP3644262B2 (ja) * | 1998-07-29 | 2005-04-27 | 株式会社デンソー | 液冷式内燃機関の冷却装置 |
DE10261793A1 (de) * | 2002-12-23 | 2004-07-15 | Robert Bosch Gmbh | Regelungseinrichtung und Verfahren zur Regelung und/oder Kalibrierung eines Mischventils |
JP5459503B2 (ja) * | 2010-07-14 | 2014-04-02 | 株式会社Ihi | ディーゼルエンジンのシリンダボア腐食防止システム |
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JPS6042186U (ja) * | 1983-08-29 | 1985-03-25 | 村上敷物株式会社 | 織絨毯 |
JPS60169623A (ja) * | 1984-02-14 | 1985-09-03 | Mazda Motor Corp | 水冷式エンジンの冷却装置 |
JPS60237116A (ja) * | 1984-05-10 | 1985-11-26 | Aisin Seiki Co Ltd | エンジンの冷却制御方法及び装置 |
FR2570439B1 (fr) * | 1984-09-20 | 1989-03-31 | Semt | Procede et dispositif de regulation de la temperature de la surface interne des chemises de cylindres d'un moteur a combustion interne |
JPS61169623A (ja) * | 1985-01-22 | 1986-07-31 | Mazda Motor Corp | エンジンの過給圧制御装置 |
JPS61175220A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | シリンダライナの温度制御装置 |
-
1987
- 1987-04-27 JP JP62102094A patent/JP2690894B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63268912A (ja) | 1988-11-07 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |