JP2690602B2 - ケーブル用コネクタ抜け検出回路 - Google Patents

ケーブル用コネクタ抜け検出回路

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JP2690602B2
JP2690602B2 JP2134556A JP13455690A JP2690602B2 JP 2690602 B2 JP2690602 B2 JP 2690602B2 JP 2134556 A JP2134556 A JP 2134556A JP 13455690 A JP13455690 A JP 13455690A JP 2690602 B2 JP2690602 B2 JP 2690602B2
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広志 佐藤
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甲府日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はケーブル用コネクタ抜け検出回路に関し、特
に全二重データの多重通信が可能な様に送受信用ケーブ
ルコネクタにより相互接続された一対の回路パッケージ
におけるケーブル用コネクタ抜け検出回路に関するもの
である。
従来技術 光多重伝送制御システムでは、一対の回路パッケージ
間を光ケーブル用コネクタにより相互接続して、互いの
全二重データの多重通信が可能となっている。この光ケ
ーブル用コネクタの抜け検出方法としては、送受信側の
ハンドシェイクによりデータが正しく伝達されているこ
とを確認することで、コネクタの抜けの判断を行うよう
に構成されている。
この様な光多重伝送制御システムにおける光ケーブル
用コネクタの抜け検出方法では、ハンドシェイクによる
抜け判断を行っているので、光ケーブルの両端すなわ
ち、送受信両側にデータを判断するためのシステムが必
要となり、ソフトウェア及びハードウェア共に複雑にな
るという欠点がある。
発明の目的 本発明の目的はソフトウェア及びハードウェア共に簡
単な構成として得るケーブル用コネクタ抜け検出回路を
提供することである。
発明の構成 本発明によれば、全二重データの多重通信が可能な様
に送受信用ケーブルコネクタにより相互接続された一対
の回路パッケージにおけるケーブル用コネクタ抜け検出
回路であって、前記一対の回路パッケージの一方におい
て、計数パルス及びこの計数パルスが所定数出力される
たびに出力されるリセットパルスを発生させるパルス発
生回路と、前記計数パルスをカウントするカウンタとを
設け、前記リセットパルスを、自コネクタの送信側、他
方の回路パッケージのコネクタの受信側及びこの受信側
と短絡された送信側、前記自コネクタの受信側をこの順
に介して送信し、これ等コレクタを経たリセットパルス
を前記カウンタのリセット入力へ供給するよう構成した
ことを特徴とするケーブル用コネクタ抜け検出回路が得
られる。
実施例 次に、本発明の実施例を図面を参照して用いて説明す
る。
第1図は本発明の実施例のシステム構成図である。一
対の回路パッケージA,Bは互いに光ケーブル5にて接続
されており、パッケージA,Bの各々に光送信用コネクタ
3,7と光受信用コネクタ4,6とを実装することにより、全
二重データの多重通信が可能な様に構成されている。
パッケージAには、パルス発生器1及びカウンタ2が
設けられており、パルス発生器1はカウンタ2のための
計数用パルス9とリセットパルス10とを生成する。
計数用パルス9はカウンタ2へ直接入力されることに
より、カウンタ2はカウントアップ動作を行う。リセッ
トパルス10はパッケージAの送信側コネクタ3へ供給さ
れ、光ケーブル5を介してパッケージBの受信用コネク
タ6へ送出される。
パッケージBでは、受信されたリセットパルスをパッ
ケージAへ返送すべく、コネクタの受信側6と送信側7
とを互いに短絡的に接続するための接続線8が設けられ
ている。よって、パッケージAから送信されてきたリセ
ットパルスはパッケージBで受信された後、接続線8を
介して送信側コネクタ7により再び光ケーブル5へ送出
され、パッケージAへ返送される。
パッケージAでは、この返送リセットパルスを受信側
コネクタ4を介してカウンタ2のリセット入力とするの
である。
ここで、リセットパルス10はカウンタ2からオーバフ
ロー信号11が発生される前に必ず定期的に出力されるよ
うにしておけば、コネクタが正常に接続されている限
り、カウンタ2からオーバフロー信号11は発生されな
い。
しかし、未接続時には、リセットパルス10はカウンタ
2へ入力されないので、カウンタは計数用パルス9を計
数しつづけ、オーバフロー信号11が発生されることにな
る。従って、このオーバフロー信号11の状態はコネクタ
の接続状態を表わしていることになり、パッケージAと
Bとはハンドシェイクを何等必要とせずに、このオーバ
フロー信号11を監視するのみで容易にコネクタ抜け検出
が可能となるのである。
このオーバフロー信号11により、LED等の視覚的に訴
える表示を行っても良いし、聴覚に訴えるようにしても
良いことは勿論である。
尚、光ケーブル用コネクタとして説明したが、一般に
全二重化データ多重通信可能なシステムのコネクタにも
適用可能である。
発明の効果 以上述べた如く、本発明によれば、多重通信用のケー
ブルのうちの一対の送受信用ケーブルを用いてカウンタ
リセットパルスを送受信するようにしているので、ハン
ドシェイク等の方法を用いずとも、容易にかつ正確にコ
ネクタ抜けの検出が可能となるという効果がある。
特に、CPU等のデータ処理を行う機能を有さない回路
パッケージ間を接続する際には、本発明は特に必要不可
欠となり、極めて有効となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシステム構成を示す図である。 主要部分の符号の説明 1……パルス発生器 2……カウンタ 4,6……受信側コネクタ 3,7……送信側コネクタ 5……光ケーブル 8……接続線 9……計数用パルス 10……リセットパルス 11……オーバフロー信号

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全二重データの多重通信が可能な様に送受
    信用ケーブルコネクタにより相互接続された一対の回路
    パッケージにおけるケーブル用コネクタ抜け検出回路で
    あって、前記一対の回路パッケージの一方において、計
    数パルス及びこの計数パルスが所定数出力されるたびに
    出力されるリセットパルスを発生させるパルス発生回路
    と、前記計数パルスをカウントするカウンタとを設け、
    前記リセットパルスを、自コネクタの送信側、他方の回
    路パッケージのコネクタの受信側及びこの受信側と短絡
    された送信側、前記自コネクタの受信側をこの順に介し
    て送信し、これ等コレクタを経たリセットパルスを前記
    カウンタのリセット入力へ供給するよう構成したことを
    特徴とするケーブル用コネクタ抜け検出回路。
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JPH0430645A JPH0430645A (ja) 1992-02-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60242759A (ja) * 1984-05-17 1985-12-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回線断線検出装置
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JPH0430645A (ja) 1992-02-03

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