JP2690024B2 - 電線を使用しないデータ伝送装置 - Google Patents

電線を使用しないデータ伝送装置

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JP2690024B2
JP2690024B2 JP27581392A JP27581392A JP2690024B2 JP 2690024 B2 JP2690024 B2 JP 2690024B2 JP 27581392 A JP27581392 A JP 27581392A JP 27581392 A JP27581392 A JP 27581392A JP 2690024 B2 JP2690024 B2 JP 2690024B2
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哲樹 菊地
森幸 嶋井
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、既設構造物や機械など
の部材を利用して遠隔制御やデータ伝送を行う電線を使
用しないデータ伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図8に示すように、水上の
支援船Sに親綱Wで連結されている水中機械Mの制御や
データ伝送は、制御用ケーブルCを用いるか、超音波な
どによる無線通信で行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の水上機械Mにお
いて制御ケーブルCを引張りながら動き回ることは、非
常に不便であり、行動半径に制約を受け、施工効率が非
常に悪くなる。また、超音波などによる無線通信では、
通信エラーが多く、信頼性に欠ける不具合がある。
【0004】本発明は、信頼性が高い双方向データ伝送
により施工効率を向上する電線を使用しないデータ伝送
装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、水上部
と水中部とからなり、該水上部には、指令部からの動作
指令を入力してパルス信号を出力すると共に、入力した
パルス信号を判別して表示部にモニタ表示する制御装置
と水中アンテナとの間に選択的に切換えられる出力回路
と入力回路とが並列に設けられ、該出力回路にはMSK
変調器及び出力増幅器が直列に介装され、前記入力回路
には入力増幅器、フィルタ及びMSK復調器が直列に介
装されており、前記水中部には、水中アンテナとパルス
信号を判別して機械駆動部に制御信号を出力すると共に
機械動作モニタ部からのモニタ信号を入力してパルス信
号を出力する制御回路との間に選択的に切換えられる入
力回路と出力回路とが並列に設けられ、該入力回路に
は、入力増幅器、フィルタ及びMSK復調器が直列に介
装され、前記出力回路にはMSK変調器及び出力増幅器
が直列に介装されており、また、前記両制御装置のアー
ス線は導電性部材で接続されている。
【0006】
【作用】上記のように構成された電線を使用しないデー
タ伝送装置においては、水中部は親綱等の導電性部材に
より水上部と共にアースされており、両部の水中アンテ
ナ間では、信号が送受される。
【0007】水上部では、指令部の動作指令をパルス信
号化し搬送波を加えて被変調波として水中アンテナから
放電する。水中部では、水中アンテナで受信した微弱化
している非変調波を増幅して抽出し、パルス信号に復調
し、制御装置は、これに基づいて機械駆動部を制御す
る。また、機械動作の状態を前記と同様にして水上部の
制御装置に送り、制御装置は表示部に表示する。このよ
うに動作指令と、その指令に基づく動作状態との双方向
のデータの伝送が確実に行われる。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0009】図1において、本発明の装置は、水中アン
テナ2を備えた水上部Aと、水中アンテナ2aを備えた
水中部Bと、両部A、Bのアース線11、11aを接続
する導電性部材である親綱12(図2の符号W)とから
概略構成されている。
【0010】図2において、制御装置1と水中アンテナ
2との間には、切換スイッチ3を介して出力回路4と入
力回路5とが並列に設けられており、制御装置1には、
指令部20、表示部21、切換スイッチ3及び後出の入
力増幅器8がそれぞれ接続されている。
【0011】前記出力回路4には、制御装置1側からM
SK変調器6及び出力増幅器7が直列に介装され、入力
回路5には、水中アンテナ2側から入力増幅器8、フィ
ルタ9及びMSK復調器10が直列に介装されている。
【0012】図3において、制御回路1aには、機械駆
動部22、機械動作モニタ部23及びバッテリ24がそ
れぞれ接続されている。その制御装置1aとアンテナ2
aとの間には、実質的に図2と同様な入力回路4aと出
力回路5aとが設けられているが、符号に添字aを付し
て重複説明を省略する。なお、図2及び図3の符号13
はアンテナ2、2a間の伝送路等価回路である。
【0013】次に作用を説明する。
【0014】水上部Aの制御装置1は、指令部20から
の動作指令に合せた図4に示すようなパルス信号Pを出
力する。MSK変調器6は、そのパルス信号に高周波の
搬送波を加え、図5に示すような被変調波Wを出力す
る。出力増幅器7は、この被変調波Wを増幅して水中ア
ンテナ2から放電する。
【0015】水中部Bでは入力増幅器8aが、水中アン
テナ2aで受信した水中を伝播して微弱化した信号波を
増幅する。この際、制御装置1aは、入力増幅器8aの
ゲインコントロールを行う。フィルタ9aは、その増幅
した信号波から被変調波Wだけを抽出する。MSK復調
器10aは、抽出した複変調波Wをパルス信号Pに復調
する。制御装置1aは、そのパルス信号Pを判別し指令
部20の動作指令に応じた制御信号を機械駆動部22か
ら例えばモータに出力して例えば正転する。
【0016】この正転が終了すると、機械動作モニタ部
23が正転終了信号を出力する。すると、制御装置1a
は、その正転信号に基づきパルス信号を出力する。この
パルス信号は、前記同様に出力回路4a、水中アンテナ
2a、2及び入力回路5を介して制御装置1に伝達さ
れ、制御回路1は、表示部21に表示する。
【0017】上記の動作は、図6の送受信プロトコルに
示されている。ここで、COMMANDは動作指令、A
CKは受信確認信号、ENDは動作終了信号、NACは
受信非確認信号であって、その都度、表示部21に表示
される。すなわち、指令部20からの「モータ正転開
始」のCOMMANDに基づき、水中部Bの制御装置1
aはモータを正転開始すると共に、「モータ正転開始」
のACKを水上部Aの制御装置1に送る。すると、制御
装置1は表示部21に、「モータ正転開始」を表示す
る。そして、モータ正転が終ると、機械動作モニタ部2
3からの信号に基づき、制御装置1aは、ENDを制御
装置1に送り、制御装置1は、表示部21に、「モータ
正転終了」を表示する。
【0018】また、COMMANDに対しNACが返っ
て来たら、再びCOMMANDを送り、ACKで確認す
る。
【0019】しかし、図7に示すように、例えば3回の
NACがあった場合、制御装置1は表示部21に「通信
不能」を表示して操作者に警告する。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、親綱等の導電性部材により水上部及び水中
部をアースして両部の水中アンテナにより双方向の信頼
性の高いのデータ伝送を行い、施工効率を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略図。
【図2】水上部の制御ブロック図。
【図3】水中部の制御ブロック図。
【図4】パルス信号を説明する図面。
【図5】被変調波を説明する図面。
【図6】モータ正逆転及び停止の送受信プロトコル図。
【図7】通信不能のプロトコル図。
【図8】従来装置の一例を示す図面。
【符号の説明】
A・・・水上部 B・・・水中部 C・・・制御ケーブル M・・・水中機械 S・・・支援船 W・・・親綱 1、1a・・・制御装置 2、2a・・・水中アンテナ 3、3a・・・切換スイッチ 4、4a・・・出力回路 5、5a・・・入力回路 6、6a・・・MSK変調器 7、7a・・・出力増幅器 8、8a・・・入力増幅器 9、9a・・・フィルタ 10、10a・・・MSK復調器 11、11a・・・アース線 12・・・親綱 13・・・伝送路等価回路 20・・・指令部 21・・・表示部 22・・・機械駆動部 23・・・機械動作モニタ部 24・・・バッテリ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水上部と水中部とからなり、該水上部に
    は、指令部からの動作指令を入力してパルス信号を出力
    すると共に、入力したパルス信号を判別して表示部にモ
    ニタ表示する制御装置と水中アンテナとの間に選択的に
    切換えられる出力回路と入力回路とが並列に設けられ、
    該出力回路にはMSK変調器及び出力増幅器が直列に介
    装され、前記入力回路には入力増幅器、フィルタ及びM
    SK復調器が直列に介装されており、前記水中部には、
    水中アンテナとパルス信号を判別して機械駆動部に制御
    信号を出力すると共に機械動作モニタ部からのモニタ信
    号を入力してパルス信号を出力する制御回路との間に選
    択的に切換えられる入力回路と出力回路とが並列に設け
    られ、該入力回路には、入力増幅器、フィルタ及びMS
    K復調器が直列に介装され、前記出力回路にはMSK変
    調器及び出力増幅器が直列に介装されており、また、前
    記両制御装置のアース線は導電性部材で接続されている
    ことを特徴とする電線を使用しないデータ伝送装置。
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