JP2689658B2 - ディスク評価方法 - Google Patents

ディスク評価方法

Info

Publication number
JP2689658B2
JP2689658B2 JP31536989A JP31536989A JP2689658B2 JP 2689658 B2 JP2689658 B2 JP 2689658B2 JP 31536989 A JP31536989 A JP 31536989A JP 31536989 A JP31536989 A JP 31536989A JP 2689658 B2 JP2689658 B2 JP 2689658B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disc
disk
quality
evaluation method
bodies
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31536989A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03178056A (ja
Inventor
文明 逸見
富夫 大芦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP31536989A priority Critical patent/JP2689658B2/ja
Publication of JPH03178056A publication Critical patent/JPH03178056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2689658B2 publication Critical patent/JP2689658B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光ディスク製造工程中のディスク体及び製
造された製品ディスク体の品質を、比較或は絶対評価す
るためのディスク評価方法に関するものである。
[発明の概要] 本発明は、同一の信号が記録された2枚のディスク体
を完全に同期再生することにより、2枚のディスク体に
記録された信号の再生状態をモニタ等により同時に確認
していくことにより、各ディスク体の品質調査を容易に
実行できるようにしたディスク評価方法である。
[従来の技術] まず、光ディスクの製造工程の一例について第3図に
よって簡単に説明する。
最初に第3図(a)に示すように研磨されたガラス原
盤G上にホトレジストPRが塗布され、これがカッティン
グマシンにかけられ、変調された記録レーザ光Lによっ
て、同図(b)に示すように感光部分PLが形成される。
感光部分PLは現像処理によって凹型のピットとされ、同
図(c)のような成形原盤GMが作成される。
次に成形原盤GM上に、ニッケル等による金属層Kが形
成され、この金属層Kが成形原盤GMから剥離されてスタ
ンパーSTとされる(同図(d)〜(e))。
形成されたスタンパーSTは、最内周部及び最外周部が
切落された後(センターホール及び外形の処理)プレス
機に取り付けられ、同図(f)に示すように、樹脂製の
ディスクDを押圧することによって、ピットが成形され
た樹脂によるディスクDが形成される。そしてディスク
Dのピット面には、反射のための金属膜Rや樹脂による
保護層Hが形成され、さらにセンターホールや外形の処
理がなされて光ディスクDが完成する(同図(g))。
ところで、例えばこのような光ディスク製造工程にお
いて最終的に製造され製品とされる光ディスクや、この
製品ディスクの原盤となる成形原盤GM,スタンパST等の
工程内で製造されるディスク体は、品質管理や工程管理
等のために、その品質の絶対評価、或はそれぞれのディ
スク体で相対評価される。
例えば、光ディスク製造中に不良ディスク体が発生し
た場合は、その不良原因が上記のような製造工程中にお
けるどの工程で発生したものであるかを調査するため、
製品ディスクDや、スタンパST,成形原盤GMなどの原盤
等の、同一の信号が記録されている各ディスク体間での
比較を行なうことによって相対評価を行なう。
また、一定以上の品質を維持するために、各ディスク
体を、基準用として用意されたディスクと比較すること
により、そのディスクの品質の絶対評価を行なう。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、このようなディスクの評価を行なう場合、
従来は、まず一つのディスクを再生装置にかけて再生
し、検査者が再生映像及び再生音声をモニタして、問題
のある箇所が発見されればその箇所及び状態等をメモし
ておき、次に他のディスクを同様に再生して問題箇所を
比較するという方法がとられていた。
しかしながら、このような方法では手間や時間がかか
るとともに、比較すべき問題箇所が増えるにしたがっ
て、検査者にとっては各欠陥部分の印象が薄れ、判定が
曖昧になるため、必ずしも確実な評価ができないという
問題があった。
[問題点を解決するための手段] 本発明はこのような問題点にかんがみてなされたもの
で、より確実であるとともに、評価作業もより能率化す
ることができるディスク評価方法を提供するものであ
る。
すなわち、同一の基準クロック及び同一の基準同期信
号によって同期制御される2単位の独立したディスク体
再生手段を一つの制御手段によって共通に制御して再生
動作を行なうことにより、同一の信号が記録された2枚
のディスク体を完全に同期再生させ、2枚のディスク体
に記録された信号の再生状態をモニタ等により同時に確
認していくようにする方法である。
[作用] 上記方法により、2枚のディスク体から再生された映
像及び音声を検査者が同時に視聴できるため、比較作業
が容易で確実となるとともに、評価作業時間の短縮化も
促進される。
[実施例] 第1図に、本発明のディスク評価方法の一実施例を達
成するために構築されるシステムの一例を示す。
1a,1bはスピンドルモータ及びスレッド送り機構等の
動作を制御する再生制御系、2a,2bはスピンドルモータ
によってディスクDa,Dbを回転駆動する駆動系、3a,3bは
光学系、4a,4bは光学系3a,3bを駆動するための送り系
(スレッド送り機構)、5a,5bは、光学系3a,3bから再生
された信号を復調し映像信号SV及び音声信号SAを出力す
る復調系である。復調系5a,5bから出力された映像信号S
V,SVはCRTモニタMa,Mbに供給されて映像として出力さ
れ、また各復調系5a,5bから出力された音声信号SA,S
Aは、スイッチ回路6によっていづれか一方の信号が選
択されてヘッドフォンHPに供給され、音声として出力さ
れる。
7は再生制御系1a,1bを同時制御するシステム制御部
(CPU)、8はクロック発生部であり、再生制御系1a,1b
に動作基準クロックを供給する。また9は同期信号発生
部であり、クロック発生部8から出力される基準クロッ
クに基ずいて同期信号を生成し、再生制御系1a,1bに供
給する。
本実施例では、このように添字a,bを付した2単位の
ディスク再生装置(原盤プレーヤ、或はディスクプレー
ヤ)が構成されるとともに、2単位のディスク再生装置
には同一の基準クロック及び同期信号が供給され、さら
にシステム制御部7によって各種動作(例えば、通常再
生、高速再生、低速再生、一時停止、トラックジャン
プ、等の動作)が同時制御されるものである。すなわ
ち、2単位の再生装置によって、2つのディスクDa,Db
を完全に同期再生することができるように構成されてい
る。
従って、このシステムによって2枚のディスクの比較
を行なうには、2枚の被試験ディスク、或は1枚の被試
験ディスクと1枚の基準ディスクを完全に時間軸を一致
させて同期再生させ、検査者が出力される2単位の再生
信号を同時にモニタすることによって実行される。
つまり、比較評価を行なうべき2枚のディスク体から
の再生映像をCRTモニタMa,Mbによって同時に見ることが
でき、映像信号の同時比較を行なうことができる。
また、CPU7によってアクセス動作等も同時制御される
ため、所望の箇所のみを同時モニタすることも容易とな
る。従って、例えば問題箇所を発見した後、その箇所を
再度同時モニタして比較、確認すること等も簡単に実行
できる。高速サーチ、低速再生等においても同様であ
る。
音声信号は通常2チャンネルステレオとされているた
め、上記したように、いづれか一方の音声をスイッチ回
路6において選択し、ヘッドフォンHPによって左右ステ
レオ音声を聞くことになるが、2つのディスクDa,Db
らの音声信号も同時にモニタしたい場合は、ヘッドフォ
ンHPの一方のスピーカに復調系5aからのL,R音声を合成
した信号を供給し、他方のスピーカに復調系5bからのL,
R音声を合成した信号を供給するようにしてもよい。な
お、ヘッドフォンでなく通常のスピーカでもよいことは
いうまでもない。
以上のように、2枚のディスクからの再生信号を、検
査者が同時にモニタして評価することにより、ディスク
評価を正確でかつ迅速に行なうことができる。
本実施例のディスク評価方法は、例えば、比較評価を
行なう一方のディスクを製品ディスクとし、他方を品質
基準として用意されているディスクを使用して実行され
ることにより、判断基準のより安定した品質評価を容易
に行なうことができ、製品ディスクの品質管理に有用で
ある。
また、製造工程の前後間の2枚のディスク、例えば成
形原盤とスタンパー、スタンパーと製品ディスク、製品
ディスクと成形原盤等の相互間において比較調査を行な
うことも同様に容易となり、工程管理上も有用となる。
特に、同時再生により、両ディスク体間の同一箇所に同
一の欠陥があるかどうかの判定が可能になるため、工程
上における欠陥の発生原因及び発生箇所を探索すること
が容易になり、生産効率の向上も促されることになる。
ただしこの場合、成形原盤、スタンパー、製品ディスク
等の相互間では反射率が異なるため、光学系から照射さ
れる光ビームのパワーは、各光学系3a,3bにおいてコン
トロールされることになる。
なお、本発明のディスク評価方法では、比較される2
枚のディスク体は、同一の信号が記録されているべきデ
ィスクどうしであれば、上記に例示したもののみなら
ず、いかなる組み合わせでも可能であり、各種目的に供
することができる。
第2図は、本発明のディスク評価方法の他の実施例を
達成するために構築されるシステムの一例を示すもので
あり、第1図と同一符号は同一部分を示す。
このシステムは第1図の如く再生信号の復調系は備え
ず、光学系3a,3bから得られたデジタル信号が直接入力
される比較処理用マイクロコンピュータ(以下、比較処
理部という)10が備えられ、この比較処理部10によって
得られた比較結果がCRTディスプレイ或はプリンタ等に
よる比較結果表示手段11によって表示されるようになさ
れている。なお、比較処理部10も、クロック発生部8か
ら基準クロックが供給されるとともに、システム制御部
7によって動作が制御される。
すなわち、この実施例のディスク評価方法は、2つの
ディスクを完全に同期再生するとともに、復調前のデジ
タル再生信号を比較処理部10において所定単位毎(例え
ば映像信号の1フレーム、1フィールド、1水平期間、
1画素などの所定単位毎)に比較していき、比較データ
が相違した場合は、その相違情報(相違の内容、位置
等)、或は得られた比較結果から判定される品質情報等
を、比較結果表示手段11から出力することによって、2
枚のディスク体間の品質差をより精密に判定できるよう
にしたものである。
この実施例によっても、従来にくらべて、より正確
で、より迅速なディスク評価を達成することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のディスク評価方法は2
枚のディスク体をほぼ完全に同期再生し、その出力信号
を同時に比較することによって、ディスク体の比較判定
を行なうため、より正確で、より迅速に、かつより手間
のかからない評価作業を実現できるという効果がある。
また本発明の方法を採用して、比較評価を行なうディ
スク体の一方に品質基準として用意されたディスクを使
用し、他方を被試験ディスクとして、品質の絶対評価を
同時比較により判定することにより、判定基準をより安
定させることができ、製品品質管理上非常に有効であ
る。
さらに、工程上の前後間の2枚のディスクを本発明の
方法で比較することにより、同一箇所に同一の欠陥が存
在するかどうかが把握し易いため、工程上の欠陥の発生
原因の追及等がより容易となり、製造工程管理にも有効
であるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を実現するためのシステムの
一例を示すブロック図、第2図は本発明の他の実施例を
実現するためのシステムの一例を示すブロック図、第3
図(a)〜(g)は光ディスクの製造工程の説明図であ
る。 1a,1bは再生制御系、2a,2bは駆動系、3a,3bは光学系、4
a,4bは送り系、5a,5bは復調系、6はスイッチ回路、7
はシステム制御部、8はクロック発生部、8は同期信号
発生部、10は比較処理部、11は比較結果表示手段、Da,D
bはディスク、Ma,MbはCRTモニタ、HPはヘッドフォンを
示す。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一の基準クロック及び同一の基準同期信
    号によって同期制御される2単位の独立したディスク体
    再生手段を、一つの制御手段によって共通に制御し再生
    動作を行なうことにより、前記2単位の再生手段によっ
    て同一の信号が記録された2つのディスク体から時間軸
    が一致した状態で信号を再生し、この再生信号を同時に
    比較することにより前記2つのディスク体の品質を評価
    するようにしたことを特徴とするディスク評価方法。
  2. 【請求項2】品質評価を行なう前記2つのディスク体
    は、一方がガラス原盤であって、他方がそのガラス原盤
    を基にして製造されたスタンパーであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載のディスク評価方法。
  3. 【請求項3】品質評価を行なう前記2つのディスク体
    は、一方がスタンパーであって、他方がそのスタンパー
    によってプレス成形された製品ディスクであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載のディスク評価方
    法。
  4. 【請求項4】品質評価を行なう前記2つのディスク体
    は、一方がガラス原盤であって、他方がこのガラス原盤
    に基ずいて最終的に製造された製品ディスクであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のディスク評
    価方法。
  5. 【請求項5】品質評価を行なう前記2つのディスク体
    は、一方が品質測定用の基準ディスクであって、他方が
    この基準ディスクと同一の信号が記録されているべきデ
    ィスク体であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載のディスク評価方法。
JP31536989A 1989-12-06 1989-12-06 ディスク評価方法 Expired - Fee Related JP2689658B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31536989A JP2689658B2 (ja) 1989-12-06 1989-12-06 ディスク評価方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31536989A JP2689658B2 (ja) 1989-12-06 1989-12-06 ディスク評価方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03178056A JPH03178056A (ja) 1991-08-02
JP2689658B2 true JP2689658B2 (ja) 1997-12-10

Family

ID=18064583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31536989A Expired - Fee Related JP2689658B2 (ja) 1989-12-06 1989-12-06 ディスク評価方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2689658B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03178056A (ja) 1991-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0601749B1 (en) A video processing system
US5526341A (en) Test disk having defect patterns uniformly distributed in recording areas
JPH11112925A (ja) 信号記録及び/又は再生装置及び方法、並びに信号記録装置及び方法、並びに信号再生装置及び方法
JPS6052961A (ja) デイスク再生装置
JP2689658B2 (ja) ディスク評価方法
US5740151A (en) Optical test disk having a plurality of different formats
US7519276B2 (en) Method for dubbing audio on rewritable medium
EP0431859B1 (en) Disc evaluating apparatus
US5274618A (en) Test apparatus for an optical recording disc
JPH03104044A (ja) 記録媒体駆動装置の再生時無録画領域スキップ方法
JP3142036B2 (ja) 目次情報付き記録媒体
JP2567952Y2 (ja) 検査用ディスク
KR100345346B1 (ko) 레이저 디스플레이용 광디스크 신호 기록 장치
JP2776205B2 (ja) 検査用ディスク及びその製造方法
KR20030039234A (ko) 멀티세션 디스크에서의 데이터 기록방법
JPS60257684A (ja) 静止画像再生装置
KR880002651B1 (ko) 기록 매질의 정보전달 특성을 분석하는 방법 및 장치
JP2843323B2 (ja) 再生装置
JPS6226602A (ja) 情報信号記録担体再生装置
JPS60257688A (ja) 静止画再生装置
JPS5837854A (ja) 情報が記録された記録媒体の検査方法
JPS6180684A (ja) デジタルデイスクレコ−ド再生装置
JPS60257685A (ja) 静止画再生装置
JP2005149560A (ja) 光ディスク装置
JPH08107571A (ja) 画像検査方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees